JP6988529B2 - 共連れ検出装置 - Google Patents
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Description
セキュリティエリア(AR0)内への入場を許可された入場許可者(P1)が認証を行う認証部(12)と、
前記セキュリティエリア内に入場する人の動きを監視する監視部(11,13,14)と、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記認証部により認証を受けていない人が前記セキュリティエリア内に入場する共連れを検出する検出部(11)と、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記認証部により認証を受けた前記入場許可者の動きが所定の動作状態であるか否かについて判定する判定部(11)と、
を備え、
前記検出部は、前記入場許可者の動きが前記所定の動作状態であると前記判定部により判定されている間では、前記共連れを検出せず、
前記所定の動作状態は、前記入場許可者が所定の判定エリア内に入った状態であり、当該入場許可者が前記所定の判定エリアから出ると前記所定の動作状態でないと前記判定部により判定されることを特徴とする。
なお、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
以下、本発明に係る共連れ検出装置を備える入退管理システムを具現化した第1実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態に係る共連れ検出装置10を備える入退管理システム1は、例えば、特定の部屋内(室内)をセキュリティエリアAR0として、部屋の出入口2(入退口)の通行を管理するシステムとして構成されている。この入退管理システム1は、管理対象となる部屋(セキュリティエリアAR0)ごとに、図1及び図2に示すように、出入口2に設けられる扉(ドア)3の施解錠を行う電気錠4と、警報部5と、コントローラ11と、ICカードリーダ12と、外側カメラ13及び内側カメラ14とを備える構成をなしている。また、入退管理システム1は、各コントローラ11から取得した情報を利用して入退を管理する管理サーバ(図示略)を備えている。
まず、共連れ検出処理について、図3に示すフローチャートを参照して詳述する。
ICカードリーダ12にICカードがかざされて認証されることで、コントローラ11により電気錠4に対して解錠信号が出力されて扉3を開けることが可能な状態になる。
上述のように入場許可者P1が設定されることで状態判定処理が開始されると、通常の状態として警戒状態に設定される(図4のS201)。続いて、ステップS203の判定処理にて、入場許可者P1が判定エリアAR1内にいるか否かについて判定される。ここで、入場許可者P1がICカードリーダ12にICカードを読み取らせた直後であり、外側カメラ13及び内側カメラ14による撮像画像に基づいて入場許可者P1が判定エリアAR1内にいないと判定される場合には(S203でNo)、ステップS205の判定処理にて入場許可者P1が上記監視範囲外に移動するまでNoと判定されて、上記ステップS203からの処理が繰り返される。
次に、本発明の第2実施形態に係る共連れ検出装置について、図面を参照して説明する。
本第2実施形態では、入場許可者P1のジェスチャを利用して招き入れ状態と警戒状態との切り替え判定を行う点が主に上記第1実施形態と異なる。このため、第1実施形態と実質的に同様の構成部分には同一符号を付して説明を省略する。
上述のように入場許可者P1が設定されることで状態判定処理が開始されると、通常の状態として警戒状態に設定される(図11のS301)。続いて、ステップS303の判定処理にて、入場許可者P1がジェスチャ認識エリアAR2内にいるか否かについて判定され、外側カメラ13及び内側カメラ14による撮像画像に基づいて入場許可者P1がジェスチャ認識エリアAR2内にいないと判定される場合には(S303でNo)、ステップS305の判定処理にて入場許可者P1が上記監視範囲外に移動するまでNoと判定されて、上記ステップS303からの処理が繰り返される。
なお、本発明は上記各実施形態及び変形例等に限定されるものではなく、例えば、以下のように具体化してもよい。
(1)入場許可者P1がセキュリティエリアAR0内への入場時に認証を行う認証部は、ICカードリーダ12により構成されることに限らず、例えば、認証用のデータが記録された情報コードを光学的に読み取る読取装置により構成されてもよい。
10…共連れ検出装置
11…コントローラ(監視部,検出部,判定部)
12…ICカードリーダ(認証部)
13…カメラ(監視部)
14…カメラ(監視部)
AR0…セキュリティエリア
AR1…判定エリア
AR2…ジェスチャ認識エリア
P1…入場許可者
P2…来客
P3…第三者
Claims (4)
- セキュリティエリア内への入場を許可された入場許可者が認証を行う認証部と、
前記セキュリティエリア内に入場する人の動きを監視する監視部と、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記認証部により認証を受けていない人が前記セキュリティエリア内に入場する共連れを検出する検出部と、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記認証部により認証を受けた前記入場許可者の動きが所定の動作状態であるか否かについて判定する判定部と、
を備え、
前記検出部は、前記入場許可者の動きが前記所定の動作状態であると前記判定部により判定されている間では、前記共連れを検出せず、
前記所定の動作状態は、前記入場許可者が所定の判定エリア内に入った状態であり、当該入場許可者が前記所定の判定エリアから出ると前記所定の動作状態でないと前記判定部により判定されることを特徴とする請求項1に記載の共連れ検出装置。 - セキュリティエリア内への入場を許可された入場許可者が認証を行う認証部と、
前記セキュリティエリア内に入場する人の動きを監視する監視部と、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記認証部により認証を受けていない人が前記セキュリティエリア内に入場する共連れを検出する検出部と、
前記監視部の監視結果に基づいて、前記認証部により認証を受けた前記入場許可者の動きが所定の動作状態であるか否かについて判定する判定部と、
を備え、
前記検出部は、前記入場許可者の動きが前記所定の動作状態であると前記判定部により判定されている間では、前記共連れを検出せず、
前記所定の動作状態は、前記入場許可者が前記認証部の認証結果に応じて施解錠される扉を基準に設定される所定の判定エリア内に入った状態であることを特徴とする共連れ検出装置。 - 前記所定の動作状態は、前記入場許可者が前記所定の判定エリア内に所定の判定時間留まっている状態であることを特徴とする請求項1又は2に記載の共連れ検出装置。
- 前記所定の動作状態は、前記入場許可者が前記セキュリティエリア内に招き入れる人の人数に応じて異なるように設定されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の共連れ検出装置。
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