JP6987563B2 - データ生成装置、データ生成装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

データ生成装置、データ生成装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は発電システムにおける電力の履歴データを加工するデータ生成装置に関する。
自然エネルギーを利用した発電の普及が進んでおり、これに伴って発電システムに関わる電力量をユーザに提示する態様についても、改良が進められている。例えば、下記の特許文献1には、発電電力量等のグラフを年間表示から月間表示及び日間表示に切り換えることができる表示装置、表示方法及びコンピュータプログラムが開示されている。
特開2014−166077号公報(2014年9月8日公開)
しかしながら、上述のような従来技術は、発電システムにおいて、電力に関する電力データを記憶および処理する電力管理装置が変更されることを前提とした技術ではない。そのため、発電システムにおいて電力管理装置を変更した場合、以下の問題が生じ得る。例えば、変更前の電力管理装置が有する電力データに変更後の電力管理装置の処理に必要な情報が含まれていない場合がある。この場合、当該電力データを変更後の電力管理装置に移行しても、変更後の電力管理装置は当該電力データの処理を行うことができない。
本発明の一態様は、発電システムの電力管理装置を変更した場合に、変更後の電力管理装置が変更前の電力管理装置が有する電力の履歴データを反映した処理を行うことができるデータ生成装置等を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るデータ生成装置は、自然エネルギーを利用した発電システムにおいて取得される電力に関するデータであって履歴を示す履歴データを、第1の電力管理装置から取得し、上記第1の電力管理装置とは異なる第2の電力管理装置にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データを生成し、上記加工履歴データを上記第2の電力管理装置に出力する。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るデータ生成装置の制御方法は、自然エネルギーを利用した発電システムにおいて取得される電力に関するデータであって履歴を示す履歴データを、第1の電力管理装置から取得し、上記第1の電力管理装置とは異なる第2の電力管理装置にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データを生成し、上記加工履歴データを上記第2の電力管理装置に出力する。
本発明の一態様によれば、第2の電力管理装置が第1の電力管理装置が有する履歴データの処理に対応できない構成であったとしても、第1の電力管理装置が有する履歴データが示す電力情報を反映した処理を行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係るデータ生成装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るデータ生成装置および電力情報表示システムの概要を示す図である。 本発明の実施形態1に係る電力量に関する表示画像の一例を示す図である。 本発明の実施形態1に係るデータ生成装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態1に係る履歴データおよび加工履歴データのデータ構造の一例を示す図である。 (a)および(b)は、本発明の実施形態1に係る積算値を示す2つの履歴データ(Dif、Int)が示す積算値のグラフを示す図である。 本発明の実施形態2に係るデータ生成装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るデータ生成装置が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。 (a)から(c)は本発明の実施形態2に係るデータのデータ構造を示す図である。 本発明の実施形態2に係るデータが示す積算値のグラフを示す図である。 (a)は本発明の実施形態2に係る外部連携装置が生成するグラフの一例を示す図である。(b)は本発明の比較の態様に係る外部連携装置が生成するグラフの一例を示す図である。 (a)は、本発明の実施形態2に係る履歴データが示す積算値グラフを示す図である。(b)は本発明の比較の態様に係る外部連携装置が生成するグラフの一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る外部連携装置が生成するグラフの一例を示す図である。 本発明の実施形態2に係る外部連携装置が生成するグラフの一例を示す図である。 本発明の実施形態3に係るデータ生成装置の要部構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係るデータ生成装置が実行する処理の流れの一例を示す図である。 (a)は本発明の実施形態3に係る加工履歴データのデータ構造を示す図である。(b)は本発明の実施形態3に係る外部連携装置が生成するグラフの一例を示す図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
(データ生成装置2の概要)
はじめに、本実施形態に係るデータ生成装置2の概要について説明する。図2はデータ生成装置2および電力情報表示システム10の概要を示す図である。
図2に示すように、データ生成装置2は、発電システム100において取得される電力に関する電力データであって履歴を示す履歴データを、電力モニタ(第1の電力管理装置)1から取得する。図2に示す例では、電力モニタ1の代わりに、新たに制御装置31および外部連携装置32(第2の電力管理装置)が発電システム100に導入されたものとする。電力モニタ1は、発電システム100にて使用されていた時に発電システム100が取得した電力データであって履歴を示す履歴データを記憶している。データ生成装置2は制御装置31および外部連携装置32にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データを生成する。そして、データ生成装置2は上記加工履歴データを制御装置31または外部連携装置32に出力する。下記の実施形態に示す例においては、発電システム100の加工履歴データを外部連携装置32に出力する例について説明するが、加工履歴データが制御装置31および外部連携装置32の両方に出力される構成としてもよい。また、制御装置31および外部連携装置3が一体型となっている構成であってもよい。
また、加工履歴データの出力先は電力モニタ1と同様な構成であってもよい。また、データ生成装置2が取得する履歴データは、後述の電力情報表示システム10が含む何れかの構成から取得してもよい。
また、下記の実施形態においては、データ生成装置2が電力モニタ1および外部連携装置32と分離している例について説明するが、データ生成装置2の全部あるいは一部の機能が電力モニタ1または外部連携装置32に含まれていてもよい。
上記履歴データ(電力情報)としては、例えば発電システム100における発電量の履歴を示すデータ、発電システム100における売買電量の履歴を示すデータ、自然エネルギーを利用した発電とは異なる外部発電の発電量の履歴を示すデータ、発電システム100に備わる蓄電池の充放電量(残量)の履歴を示すデータおよび発電システム100に接続している電力を消費する各種負荷機器の消費電力量の履歴等が挙げられる。また、上記履歴データとしては、例えば発電システム100における発電電力の履歴を示すデータ、発電システム100における売買電電力の履歴を示すデータ、自然エネルギーを利用した発電とは異なる外部発電の発電電力の履歴を示すデータ、発電システム100に備わる蓄電池の充放電の履歴を示すデータおよび発電システム100に接続している電力を消費する各種負荷機器の消費電力の履歴等であってもよい。
上記の構成によれば、制御装置31および外部連携装置32(特に、外部連携装置32)は、電力モニタ1が有する履歴データを加工した履歴データを取得することができる。
上記加工した履歴データは、制御装置31および外部連携装置32において処理が可能なように加工されている。そのため、外部連携装置32が電力モニタ1が有する履歴データの処理に対応できない構成であったとしても、電力モニタ1が有する履歴データが示す電力情報を反映した処理を行うことができる。例えば、外部連携装置32は、電力モニタ1が有する履歴データを反映した発電システム100における電力量に関する表示画像を生成することができる。
(電力情報表示システム10)
次に、電力情報表示システム10について説明する。図2に示すように、電力情報表示システム10は、発電システム100、ルータ4および携帯端末5を含む。電力情報表示システム10はユーザの要求に応じて発電システム100における電力情報に関する表示画像を生成し、当該表示画像を表示するシステムである。
(発電システム100)
図2に示す発電システム100は、例えば、戸建て住宅(家庭内)に設置されている。発電システム100の設置場所は特に限定されない。発電システム100は、自然エネルギーを利用した発電システムであり、より詳細には太陽光エネルギー等を利用した発電システムである。例えば、発電システム100には、発電に関する構成の他、発電状況等をユーザに提示したり、発電システム100の動作に必要な情報を外部から取得したりするための構成が含まれてもよい。発電システム100は、太陽電池モジュール(図示せず)、蓄電池(図示せず)、パワーコンディショナ(図示せず)、分電盤(図示せず)、制御装置31、および外部連携装置32、系統電力網等を含む。この系統電力網を介し電力会社等によって電力が供給(買電)される。また、発電システム100で発電した電力を系統電力網に供給(逆潮流)し、その電力を電力会社等に買い取ってもらうこと(売電)もできる。
蓄電池は、電気エネルギーを蓄える装置であり、太陽電池モジュールが生成した電気エネルギーまたは発電システム100の外部から供給される電気エネルギーを蓄積する。
これらの構成要素のうち、制御装置31、および外部連携装置32が発電の制御に関する装置であり、制御装置31、および外部連携装置32は発電の制御システムを構成していると言える。また、発電システム100には宅内の家電等の電力を消費する各種負荷機器が接続されていてもよい。また、発電システム100には燃料ガス等を利用して発電する外部発電装置(燃料電池)等が含まれていてもよい。
制御装置31は、発電システム100の発電に関する電力情報を取得し、その電力情報に応じてパワーコンディショナの動作制御等を行う。パワーコンディショナは発電システム100で発電された電力を負荷で消費できるように変換する。
外部連携装置32は、発電システム100に関する情報管理、および外部との通信に関する処理を行う。具体的には、外部連携装置32は、電力情報を制御装置31から取得し、蓄積する。また、外部連携装置32は、取得した電力情報を、情報管理サーバに送信し、情報管理サーバに管理させてもよい。また、外部連携装置32は、の発電に関する電力情報の履歴である履歴データを用いて、発電システム100における電力量に関する表示画像を生成する。外部連携装置32は、ルータ4を介して当該表示画像を携帯端末5に送信する。
(ルータ4)
ルータ4は、ネットワーク間を接続する装置であり、宅内のローカルエリアネットワークを構成すると共に、そのローカルエリアネットワークと宅外のネットワーク(例えばインターネット)とを接続してもよい。
(携帯端末5)
携帯端末5は、ルータ4を介し、発電システム100における電力情報に関する表示画像の送信を外部連携装置32に要求し、該表示画像を受信する。携帯端末5は、該表示画像を表示画面51に表示する。携帯端末5は、特に限定されないが、例えば、スマートフォンやタブレット端末等の携帯型の携帯端末を適用することができる。
ここで、図3を用いて、発電システム100における電力情報に関する表示画像について説明する。図3は発電システム100における電力情報に関する表示画像の一例を示す図である。図3に示すように、表示画像は、表示領域A、表示領域B、表示領域Cおよび表示領域Dを含む。表示領域Aには所定の期間における発電システム100における電力量の推移を示すグラフが表示されている。図3に示す例では、左側に位置する縦軸が電力量を示し、右側に位置する縦軸は蓄電池の充放電量を示す蓄電池の残量を示している。表示領域Bにはグラフとして表示されている電力量の項目が表示されている。表示領域Cにはグラフとして表示する期間が表示されている。図3に示す例では、グラフとして表示する期間が24時間に設定されている。例えば、ユーザが表示領域Cに表示されている期間を選択することによって、グラフとして表示する期間を切り替えることができる構成としてもよい。表示領域Dには、グラフとして表示する時期が表示されている。例えば、ユーザが表示領域Dに表示されている時期を選択することによって、グラフとして表示する時期を切り替えることができる構成としてもよい。
(データ生成装置2の構成)
次に、データ生成装置2の構成について、図1を参照して説明する。図1はデータ生成装置2の要部構成を示すブロック図である。図1に示すように、データ生成装置2は、外部機器接続端子21、制御部22および操作部23を備えている。
(外部機器接続端子21)
外部機器接続端子21は、データ生成装置2が外部機器と通信するための通信IFである。外部機器接続端子21はデータ生成装置2が外部機器と通信できる構成であればよく特に限定されないが、LAN端子、USB端子等を適用することができる。また、データ生成装置2は無線通信IFを介し外部機器と通信してもよい。本実施形態においては、特に、データ生成装置2は電力モニタ1および外部連携装置32と通信する。
なお、電力モニタ1および外部連携装置32はデータ生成装置2と同時に接続されていなくてよい。例えば、電力モニタ1から履歴データを取得(データ読み込み)する場合、データ生成装置2は電力モニタ1のみと接続してもよい。また、外部連携装置32に加工履歴データを出力(データ書き込み)する場合、データ生成装置2は外部連携装置32のみと接続してもよい。
(制御部22)
制御部22はデータ生成装置2の各部を統括して制御する。制御部22は、履歴データ取得部221、加工履歴データ生成部222およびデータ出力部223を備えている。
(履歴データ取得部221)
履歴データ取得部221は、発電システム100において取得されたデータであって電力量の履歴を示す履歴データを、電力モニタ1から取得する。履歴データ取得部221は取得した履歴データを加工履歴データ生成部222の積算値生成部2221に送信する。
(加工履歴データ生成部222)
加工履歴データ生成部222は外部連携装置32にて処理が可能となるように電力モニタ1から取得した履歴データを加工する。加工履歴データ生成部222は積算値生成部2221およびオフセット補正部2222を備えている。
(積算値生成部2221)
積算値生成部2221は、電力モニタ1から取得した履歴データが或る期間における所定の期間毎の電力量のみを示しているか否かを判断する。電力モニタ1から取得した履歴データが或る期間における所定の期間毎の電力量(本明細書では差分値とよぶ)のみを示している場合、以下の処理を行う。積算値生成部2221は履歴データが示す所定の期間毎の電力量を積算し、所定の時点における上記電力量の積算値を算出する。積算値生成部2221は、積算値を示す履歴データを生成する。なお、本実施形態にかかる外部連携装置32は差分値を示す履歴データを取り扱うことがない構成とする。積算値生成部2221は算出した積算値をオフセット補正部2222に送信する。また、積算値生成部2221は電力モニタ1から差分値を示す上記履歴データとは別に積算値を示す履歴データを取得してもよい。この場合には、積算値生成部2221は積算値を示す履歴データをオフセット補正部2222に送信する。
(オフセット補正部2222)
オフセット補正部2222は積算値生成部2221から所定の時点における電力量の積算値を示す履歴データを複数受信すると以下の処理を行う。オフセット補正部2222は積算値を示す2つの履歴データにおいて履歴期間が重複しているか否かを判断する。積算値を示す2つの履歴データにおいて履歴期間が重複している場合、上記重複している期間内の同一あるいは異なる時点の電力量の積算値の差分をオフセットとして算出する。上記期間内の異なる時点について、上記重複している期間内の所定の時点から所定の範囲内の時点としてもよい。オフセット補正部2222はオフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値にオフセットを加算する。その後、オフセット補正部2222はオフセットを加算した履歴データとオフセットの算出に用いた積算値が大きい方の履歴データを示す履歴データとを連結する。
積算値を示す2つの履歴データにおいて履歴期間が重複していない場合、オフセット補正部2222は以下の処理を行う。オフセット補正部2222は、2つの履歴データのうち早い時期の履歴データにおける最終の時点に示されている積算値と2つの履歴データのうち遅い時期の履歴データにおける最初の時点に示されている積算値との差分をオフセットとして算出する。オフセット補正部2222は、オフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値に上記オフセットを加算する。また、オフセット補正部2222はオフセットを加算した履歴データとオフセットの算出に用いた大きい方の積算値を含む履歴データとを連結する。
なお、積算値を示す履歴データが3つ以上あった場合、オフセット補正部2222は連結した履歴データと処理を行っていない履歴データとに対し上述した処理を再び行う構成としてもよい。
オフセット補正部2222は連結した履歴データをデータ出力部223に送信する。
(データ出力部223)
データ出力部223はオフセット補正部2222から受信した連結した履歴データを、外部機器接続端子21を介して外部連携装置32に出力する。
(操作部23)
操作部23はユーザの操作を受け付ける。例えば、図2に示すように、表示部24に制御部22が行う処理(「移行元からデータ読み込み」、「移行先へデータ書き込み」)の指示を表示させてもよい。例えば、ユーザがこれらの表示領域を選択することによって、表示領域に対応する処理が実行される構成としてもよい。
(データ生成装置2の処理の流れ)
次に図4を参照して、データ生成装置2の処理の流れについて説明する。図4は、データ生成装置2が実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えばユーザによる開始の操作を受け付けてデータ生成装置2は処理を開始する。履歴データ取得部221は電力モニタ1から履歴データを取得する(S1)。積算値生成部2221は取得した履歴データの履歴期間のうち、差分値のみ示されている期間があるか否かを判断する(S2)。図5を参照して、S2の処理の詳細について説明する。図5は履歴データおよび加工履歴データのデータ構造の一例を示す図である。なお、図5に示す各履歴データには、日時を示す日時情報として「年」についての記載を省略しているが、日時情報は「年」についての情報を含んでいてもよい。図5に示す履歴データD1およびD3はS1にて取得した履歴データの一例である。図5に示す履歴データD1は発電システム100における1ヶ月間毎の発電量(差分値、Dif)を示す履歴データのデータ構造の一例である。図5に示すように履歴データD1は1月から3月までの差分値が示されている。また、図5に示す履歴データD3は3月15日の0時から翌年の1月1日の0時までの期間の1時間毎の積算値(Int)が示されている。すなわち、取得した履歴データの履歴期間のうち、3月15日の0時までは差分値のみが示されている。なお、上記の時刻は協定世界時(UTC)を適用してもよいし、各地域の時刻、例えば日本標準時(JST)を適用してもよい。上記以外の箇所で記載する時刻についても同様とする。
続いて、差分値のみを示している履歴データがある場合(S2でYES)、積算値生成部2221は、差分値から積算値の履歴データを生成する(S3)。図5を参照して、S3の処理の詳細について説明する。図5に示す履歴データD2は履歴データD1から生成された積算値の履歴データの一例を示している。図5に示すように履歴データD2は各月の月初め(該当月の1日の0時)の積算値を示す履歴データである。積算値生成部2221は、前月の積算値と前月の差分値との合計を今月の積算値とする。例えば、1月の積算値は、前月の積算値と前月の差分値とが履歴データD2に示されていないため、0となる。1月の積算値が0であり、1月の差分値が310000Whであるため、2月の積算値は310000Whとなる。
続いて、オフセット補正部2222は取得した積算値が示されている履歴データと、積算値生成部2221が生成した積算値が示されている履歴データとの履歴期間に重複する期間があるか否かを判断する(S4)。図5および図6を参照して、S4の処理の詳細について説明する。図6は差分値から生成した積算値を示す履歴データ(Dif)と電力モニタ1から取得した積算値を示す履歴データ(Int)とが示す積算値のグラフを示す図である。図6の(a)に示す例では、DifおよびIntが示す履歴期間は重複している。また、DifおよびIntにおいては、積算を開始している時点が異なっている。そのため、重複している履歴期間の同一時点において、DifとIntとは異なる積算値を示している。
履歴期間に重複する期間がある場合(S4でYES)、オフセット補正部2222は2つの履歴データにおける重複期間内の同一の時点の積算値からオフセットを算出する(S5)。例えば、図6の(a)に示すように、オフセット補正部2222は重複した履歴期間において、最初に出現する月の1日の0時をオフセット算出基準日時としてもよい。オフセット補正部2222は、当該時点における積算値をオフセットの算出に用いる。また、Intにおいて最初に出現する月の1日の0時の積算値が履歴データに含まれていない場合、最初に出現する月の1日の0時以降の最も早い時点(月の1日の0時とは異なる時点、月の1日の0時から所定の範囲内の時点)の積算値をオフセットの算出に用いてもよい。例えば、図5に示す例において、履歴データD3に4月1日の0時の積算値が含まれていない場合、オフセット補正部2222は履歴データD3の4月1日の1時の積算値(10210000)をオフセットの算出に用いる。換言すると、オフセット補正部2222は上記重複している期間内の所定の時点から所定の範囲内の時点の電力量の積算値の差分をオフセットとして算出する。
なお、当該オフセット算出基準日時については、本発明を実施する都合に応じて任意に設定することができる。図5を参照してオフセットの算出の詳細を説明する。図5に示すように履歴データD2および履歴データD3においては、4月1日の0時にて履歴期間が重複している。オフセット補正部2222は、履歴データD2と履歴データD3とが示す4月1日の0時の積算値の差を算出する。図5に示す例では、10210000Wh(履歴データD3が示す積算値)と1010000Wh(履歴データD2の積算値)との差である9200000Whがオフセットとして算出される。
続いて、オフセット補正部2222はオフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値にオフセットを加算する。例えば、図5に示す例では、オフセットの算出に用いた積算値は履歴データD2の積算値の方が小さい。そのため、履歴データD2が示す各積算値にオフセットである9200000Whを加算する。図5に示す履歴データD4は、履歴データD2の積算値にオフセットを加算した補正された履歴データの一例を示している。
続いて、オフセット補正部2222はオフセットを加算した履歴データ(図5における履歴データD4)とオフセットの算出に用いた積算値が大きい方の履歴データ(図5における履歴データD3)とを連結する(S7)。続いて、データ出力部223は連結した履歴データを外部連携装置32に出力する。その後、処理は終了する。
なお、差分値のみを示している履歴データがない場合(S2でNO)、積算値生成部2221は、取得した履歴データをデータ出力部223に送信し、取得した履歴データが外部連携装置32に出力される。
また、履歴期間に重複する期間がない場合(S4でNO)は以下の処理を行う。図6の(b)に示すように、オフセット補正部2222は早い時期の履歴を示す履歴データ(Dif)の最終時点の積算値と遅い時期の履歴を示す履歴データ(Int)の最初の時点の積算値との差をオフセットとして算出する。その後、S6に続く。
また、データ生成装置2は、電力モニタ1から異なる履歴期間の積算値が示された複数の履歴データを取得してもよい。この場合、積算値生成部2221における処理は省略される。
上記構成によれば、差分値を示す履歴データの処理に対応していない外部連携装置32においても、差分値を示す履歴データが示す電力量に基づいた処理を行うことが可能になる。例えば、図5に示す差分値を示す履歴データD1にのみ示されている期間の電力量を用いた計算が可能となる。より詳細には、連結した履歴データを用いて、翌年の1月1日の積算値(13000000)と1月1日の積算値(9200000)との差を算出して、1月1日から翌年の1月1日の電力量を算出することができるようになる。すなわち、外部連携装置32は履歴データD1にのみ示されている1月の電力量に基づいた処理ができるようになる。
また、オフセット補正部2222により履歴データの補正を行なう。そのため、外部連携装置32が連結した履歴データを用いて電力量を示すグラフを生成した場合、同一時点における電力量に段差があるようなグラフの生成を防止することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(データ生成装置2aの概要)
本実施形態に係るデータ生成装置2aは、発電システム100において取得された電力量の履歴を示す履歴データを外部連携装置32から取得する。
また、データ生成装置2aは、電力モニタ1から取得した履歴データと外部連携装置32から取得した履歴データとのそれぞれに識別子を付与することによって加工履歴データを生成する。さらに、データ生成装置2aは、識別子と加工履歴データの履歴期間の開始日時とを対応付けたデータを生成する。
(データ生成装置2aの構成)
本実施形態に係るデータ生成装置2aの構成について、図7を参照して説明する。図7は、データ生成装置2aの要部構成を示すブロック図である。図7に示すように、データ生成装置2aは、外部機器接続端子21、制御部22aおよび操作部23を備えている。外部機器接続端子21および操作部23の構成については、実施形態1にて説明した構成と同様であるためここでの説明を省略する。
(制御部22a)
制御部22aは、履歴データ取得部221、加工履歴データ生成部222aおよびデータ出力部223を備えている。また、本実施形態に係る履歴データ取得部221は、実施形態1にて説明した履歴データ取得部221の機能に加え、外部連携装置32から発電システム100において取得された電力量の履歴を示す履歴データを取得する。履歴データ取得部221は取得した履歴データを加工履歴データ生成部222aの識別子付与部2223に送信する。
(加工履歴データ生成部222a)
加工履歴データ生成部222aは、識別子付与部2223および開始日時データ生成部2224を備えている。
(識別子付与部2223)
識別子付与部2223は電力モニタ1から取得した履歴データと外部連携装置32から取得した履歴データとのそれぞれに識別子を付与した加工履歴データを生成する。また、識別子付与部2223は生成した加工履歴データを開始日時データ生成部2224およびデータ出力部223に送信する。
(開始日時データ生成部2224)
開始日時データ生成部2224は、加工履歴データの識別子と加工履歴データの履歴期間の開始日時とを対応付けた開始日時データを生成し、データ出力部223に送信する。
(データ出力部223)
データ出力部223は加工履歴データおよび開始日時データを外部機器接続端子21を介して外部連携装置32に出力する。
(データ生成装置2aの処理の流れ)
次に図8を参照して、データ生成装置2aの処理の流れについて説明する。図8は、データ生成装置2aが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えばユーザによる開始の操作を受け付けてデータ生成装置2aは処理を開始する。履歴データ取得部221は電力モニタ1および外部連携装置32から履歴データを取得する(S1)。識別子付与部2223は履歴データが複数あるか否かを判断する(S21)。
続いて、履歴データが複数ある場合(S21でYES)、識別子付与部2223は履歴データのそれぞれに識別子を付与する(S22)。図9および図10を参照して、S22の処理の詳細について説明する。図9の(a)および(b)は識別子が付与された履歴データ(加工履歴データ)のデータ構造を示す図である。なお、図9に示す各履歴データには、日時を示す日時情報として「年」についての記載を省略しているが、日時情報は「年」についての情報を含んでいてもよい。また、図9の(c)は開始日時データのデータ構造を示す図である。図9の(a)および(b)に示すように、履歴データD5および履歴データD6には識別子1または識別子2が付与されている。履歴データD5は1月1日の0時から所定の時刻における積算値(Int1)が示されている。履歴データD6は3月15日の1時から4月2日の0時までの所定の時刻(1時間間隔の時刻)における積算値(Int2)が示されている。例えば、履歴データD5は電力モニタ1から取得した履歴データを加工した履歴データである。また、履歴データD6は外部連携装置32から取得した履歴データを加工した履歴データである。また、履歴データD5は実施形態1にて説明した処理によって、差分値から生成された積算値データを加工した履歴データであってもよい。
また、図10は履歴データD5が示す積算値(Int1)および履歴データD6が示す積算値(Int2)を示すグラフである。また、図10に示すグラフにはInt1およびInt2のデータ取得開始日時が示されている。図10に示すように、Int1およびInt2の3月15日の1時以降のお互いの積算値は異なっている。
続いて、開始日時データ生成部2224は、加工履歴データの識別子と加工履歴データの履歴期間の開始日時とを対応付けた開始日時データを生成する(S23)。図9を参照して、S23の処理の詳細について説明する。図9の(c)に示すように、開始日時データD7は履歴データD5および履歴データD6の識別子と各履歴データの履歴期間の開始日時(データ取得開始日時)とを対応付けて示している。
続いて、データ出力部223は加工履歴データおよび開始日時データを、外部機器接続端子21を介して外部連携装置32に出力し(S24)、処理は終了する。なお、履歴データが複数ない場合(S21でNO)、処理は終了する。
上記構成によれば、外部連携装置32は受信した開始日時データを参照し、履歴期間が重複している複数の履歴データのうち、どの履歴データが示す電力量(積算値)を処理に用いるかを決定することができる。
詳細に説明すると、上述したように、図9および図10に示す例では、Int1およびInt2の3月15日の1時以降の積算値は異なっている。外部連携装置32は受信した開始日時データD7を参照し、履歴データD5が示す積算値(Int1)と履歴データD6が示す積算値(Int2)とのどちらの積算値を用いて処理を行うかを決定する。図9の(a)および(b)に示すR1およびR2は、外部連携装置32の処理に用いられる積算値を示している。図9の(a)および(b)に示すように、外部連携装置32は履歴データD5(Int1)が示す積算値のうち、Int1開始日時以降Int2開始日時以前(1月1日の0時から3月15日の1時まで)の積算値を用いて処理を行う。また、外部連携装置32は、履歴データD6(Int2)が示す開始日時以降全ての積算値(3月15日の1時から4月2日の0時まで)を用いて処理を行う。
具体的な外部連携装置32の処理の例について説明する。例えば、図9に示す開始日時データD7を参照した場合、外部連携装置32は3月の発電量の合計を以下のように算出する。
Int2の3月15日以降の合計値(4月1日の0時の積算値−3月15日の1時の積算値)+Int1の3月15日以前の合計値(3月15日の1時の積算値−3月1日の0時の積算値)=(210,000−0)+(10,000,000−9,810,000)=400,000
また、外部連携装置32が図9に示す開始日時データD7を参照した場合、3月15日の日毎の発電量を以下のように算出する可能性がある。
Int2の3月15日の1時から3月16日の0時までの合計値(3月16日の0時の積算値−3月15日の1時の積算値)+Int1の3月15日の0時からInt1の3月16日の1時までの合計値(3月15日の1時の積算値−3月15日の0時の積算値)=(10,000−0)+(10,000,000−10,000,000)=10,000
図11の(a)は、外部連携装置32が図9に示す開始日時データD7を参照した場合に生成する3月における日毎の発電量を示すグラフの一例を示す図である。図11の(a)に示すように3月15日の日毎の発電量が適切にグラフに反映されている。
一方で、外部連携装置32が、図9に示す開始日時データD7を参照しない構成の場合、3月15日の日毎の発電量を以下のように算出する可能性がある。
Int2の3月16日の0時の積算値−Int1の3月15日の0時の積算値=10,000−10,000,000=−9,990,000<0
すなわち、外部連携装置32は3月15日の日毎の発電量を負の値として算出する。
図11の(b)は、外部連携装置32が図9に示す開始日時データD7を参照しない構成の場合に生成する3月の発電量を示すグラフの一例を示す図である。図11の(b)に示すように3月15日の日毎の発電量が負の値となるため、3月15日の日毎の発電量が0に示されている。または、外部連携装置32は3月15日の発電量をグラフに示さず、グラフを途切れさせる等の処理を行う。いずれにしても、外部連携装置32が開始日時データD7を参照しない場合、3月15日の日毎の発電量が適切にグラフに反映されない。
また、図12の(a)は、2つの履歴データが示す積算値(Int3、Int4)を示すグラフである。図12の(a)に示す例では、Int4の開始日時時点におけるInt4の積算値はInt4の開始日時時点におけるInt3の積算値よりも差d分大きい値となっている。図12の(b)は、外部連携装置32が開始日時データを参照しない場合に生成する3月の日毎の発電量を示すグラフの一例を示す図である。外部連携装置32が開始日時データを参照しない構成の場合、3月15日の日毎の発電量は適切な値よりも差d分大きく示されている。
また、図13は、外部連携装置32が図9に示す開始日時データD7を参照した場合に生成する3月の日毎の発電量を示すグラフの他の例を示す図である。図13に示すように、外部連携装置32は使用した履歴データおよび使用した履歴データが切り替わったタイミング(点線)をグラフに表示する。
また、図14は、外部連携装置32が図9に示す開始日時データD7を参照した場合に生成する3月の日毎の発電量を示すグラフのさらに他の例を示す図である。図14の(a)および(b)に示すように、外部連携装置32は履歴データD5が示す積算値(Int1)または履歴データD6が示す積算値(Int2)だけを用いてグラフを生成する。図14の(a)は、履歴データD5が示す積算値(Int1)だけを用いて生成したグラフの一例を示す図である。また、図14の(b)は、履歴データD6が示す積算値(Int2)だけを用いて生成したグラフの一例を示す図である。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
(データ生成装置2bの概要)
本実施形態に係るデータ生成装置2bは、取得した履歴データまたは加工履歴データに所定の日時における電力量の積算値が含まれていない場合、以下の処理を行う。データ生成装置2bは、履歴データにおいて所定の日時の直前に示されている電力量の積算値を上記所定の日時の電力量の積算値とする。あるいは、データ生成装置2bは所定の日時の直前に示されている電力量の積算値と上記所定の日時の直前に示されている所定の期間毎の電力量とを加算した値を上記所定の日時の電力量の積算値とする。データ生成装置2bは、履歴データまたは加工履歴データに所定の日時の電力量の積算値を含ませた履歴データを生成する。
(データ生成装置2bの構成)
本実施形態に係るデータ生成装置2bの構成について、図15を参照して説明する。図15は、データ生成装置2bの要部構成を示すブロック図である。図15に示すように、データ生成装置2bは、外部機器接続端子21、制御部22bおよび操作部23を備えている。外部機器接続端子21および操作部23の構成については、実施形態1にて説明した構成と同様であるためここでの説明を省略する。
(制御部22b)
制御部22bは、履歴データ取得部221、加工履歴データ生成部222bおよびデータ出力部223を備えている。本実施形態に係る履歴データ取得部221は、実施形態1または実施形態2にて説明した履歴データ取得部221と同様であるためここでの詳細な説明は省略する。
(加工履歴データ生成部222b、所定時積算値生成部2226)
加工履歴データ生成部222bは所定時積算値生成部2226を備えている。所定時積算値生成部2226は、発電システム100において取得された電力量の履歴を示す履歴データに所定の日時における上記電力量の積算値が含まれていない場合、以下の処理を行う。所定時積算値生成部2226は、履歴データにおいて所定の日時の直前に示されている電力量の積算値を上記所定の日時の電力量の積算値とする。あるいは、所定時積算値生成部2226は履歴データにおいて所定の日時の直前に示されている電力量の積算値と所定の日時の直前に示されている所定の期間毎の電力量とを加算し、所定の日時の電力量の積算値とする。所定時積算値生成部2226は当該積算値を履歴データに含ませた履歴データ(加工履歴データ)を生成し、データ出力部223に送信する。なお、本実施形態においては、履歴データ取得部221が取得した履歴データに対して加工を行う例について説明する。一方で、加工を行う対象の履歴データを、実施形態1および実施形態2にて説明した処理のうち少なくとも1つの処理が実施された履歴データとしてもよい。
(データ出力部223)
データ出力部223は加工履歴データを、外部機器接続端子21を介して外部連携装置32に出力する。
(データ生成装置2bの処理の流れ)
次に図16を参照して、データ生成装置2bの処理の流れについて説明する。図16は、データ生成装置2bが実行する処理の流れの一例を示すフローチャートである。例えばユーザによる開始の操作を受け付けてデータ生成装置2bは処理を開始する。履歴データ取得部221は電力モニタ1から履歴データを取得する(S1)。所定時積算値生成部2226は取得された履歴データに所定の日時における電力量の積算値が含まれているか否かを判断する(S31)。例えば、発電システム100が発電時にだけ動作するタイプのパワーコンディショナを備えている場合、履歴データには所定の日時における電力量の積算値が含まれていない可能性がある。あるいは、所定の日時において、発電システム100のメンテナンスが行われた場合、何らかの障害によって発電システム100が停止している場合、履歴データには所定の日時における電力量の積算値が含まれない。
続いて、履歴データに所定の日時における電力量の積算値が含まれていない場合(S31でNO)、所定時積算値生成部2226は所定の日時における電力量の積算値を生成し(S32)、生成した積算値を履歴データに含ませる。図17を参照して、S32の処理の詳細について説明する。図17の(a)は生成した積算値を含む履歴データ(加工履歴データ)D8のデータ構造を示す図である。図17の(a)に示すように、履歴データD8には、発電システム100の発電量に関する1時間毎の差分値および所定の時刻(1時間間隔の時刻)の積算値が示されている。所定時積算値生成部2226は、例えば、取得した履歴データにおいて0時の積算値が含まれているか否かを日ごとに判断する。図17の(a)に示す履歴データD8は、所定時積算値生成部2226が生成した領域Iに示す1月2日の0時の積算値を含んでいる。所定時積算値生成部2226が生成した領域Iに示す1月2日の0時の積算値の生成について説明する。所定時積算値生成部2226は0時の積算値が示されていない日の前日の最後(該当する日の0時の直前に示されている)に示されている差分値と積算値とを加算して0時の積算値を生成する。例えば、取得履歴データが、履歴データD8の括弧で示す1月1日の18時の積算値が含まれていないデータであるとする。所定時積算値生成部2226は、0時の積算値が示されていない1月2日の前日である1月1日の最後(該当する日の0時の直前に示されている)に示されている17時の差分値(200)と積算値(16900)とを加算した17100を積算値として生成する。
また、取得履歴データが履歴データD8の括弧で示す1月1日の18時の積算値が含まれている場合について説明する。なお、1月1日の18時においては差分値が示されておらず積算値のみが取得履歴データに示されている。0時の積算値が示されていない日の前日の最後に積算値のみが示されている場合は以下の処理が行われる。なお、当該場合は、該当する日の0時の直前に示されている電力量が積算値のみ示されている場合と換言することができる。所定時積算値生成部2226は0時の積算値が示されていない日の前日の最後に示されている積算値を0時の積算値とする。すなわち、図17の(a)に示す例では、所定時積算値生成部2226は1月1日の18時の積算値である17100を0時の積算値として生成する。
続いて、データ出力部223は加工履歴データを、外部機器接続端子21を介して外部連携装置32に出力し(S33)、処理は終了する。なお、履歴データに所定の日時における電力量の積算値が含まれている場合(S31でYES)、処理は終了する。
また、上記の例においては、「所定の日時」を各日の0時として説明した。データ生成装置2が各日の0時の積算値を含む履歴データを生成することによって、外部連携装置32は当該履歴データの各日の0時の積算値を用いて日毎の発電量を算出することができるようになる。図17の(b)は、外部連携装置32が各日の0時の積算値を用いて日毎の発電量を算出することによって生成したグラフの一例を示す図である。詳細に説明すると、外部連携装置32は、次の日の0時の積算値から当日の0時の積算値の差を算出し当日の発電量とする。
また、「所定の日時」を各月の1日の0時などとしてもよい。この場合、外部連携装置32は各月の1日の0時の積算値を用いて月毎の発電量を算出することができるようになる。
また、「所定の日時」を各年の1月1日の0時などとしてもよい。この場合、外部連携装置32は各年の1月1日の0時の積算値を用いて年毎の発電量を算出することができるようになる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
データ生成装置2、2a、2bの制御ブロック(特に加工履歴データ生成部222、222a、222b)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、データ生成装置2、2a、2bは、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば少なくとも1つのプロセッサ(制御装置)を備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な少なくとも1つの記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るデータ生成装置(2、2a、2b)は、自然エネルギーを利用した発電システム(100)において取得される電力に関するデータであって履歴を示す履歴データ(D1、D3)を、第1の電力管理装置(電力モニタ1)から取得し、上記第1の電力管理装置とは異なる第2の電力管理装置(外部連携装置32)にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データ(D2、D4、D5、D8)を生成し、上記加工履歴データ(D4、D5、D8)を上記第2の電力管理装置に出力する。
上記の構成によれば、第2の電力管理装置は、第2の電力管理装置において処理が可能である加工履歴データを取得することができる。そのため、第2の電力管理装置は第1の電力管理装置が有する履歴データを反映した処理を行うことができる。例えば、該発電システムにおいて旧式の第1の電力管理装置を新式の第2の電力管理装置に変更した場合、新式の第2の電力管理装置は新式の第2の電力管理装置に変更する以前の履歴データを反映した処理を行うことができる。
本発明の態様2に係るデータ生成装置(2)は、上記態様1において、上記履歴データが或る期間における所定の期間毎の電力量のみを示している場合、上記履歴データが示す所定の期間毎の電力量を積算し、所定の時点における上記電力量の積算値を算出することによって上記加工履歴データ(D2)を生成してもよい。
上記の構成によれば、例えば、第2の電力管理装置が所定の期間毎の電力量の処理に対応していない場合においても、第2の電力管理装置は算出された所定の時点における電力量の積算値を用いることで第1の電力管理装置が有する履歴データを処理することができる。
本発明の態様3に係るデータ生成装置(2a)は、上記態様1または2において、上記発電システムにおいて取得されるデータであって電力量の履歴を示す履歴データを、上記第2の電力管理装置から取得し、上記第1の電力管理装置から取得した上記履歴データと上記第2の電力管理装置から取得した上記履歴データとのそれぞれに識別子を付与することによって上記加工履歴データ(D5、D6)を生成し、さらに、上記識別子と上記加工履歴データの履歴期間の開始日時とを対応付けたデータ(開始日時データD7)を生成してもよい。
上記の構成によれば、第2の電力管理装置は、各加工履歴データの履歴期間の開始日時を参照して、処理する履歴データを決定することができる。
本発明の態様4に係るデータ生成装置(2)は、上記態様1または2において、上記履歴データが複数あり、電力量の積算値を示す2つの上記履歴データにおいて履歴期間が重複している場合、上記重複している期間内の同一あるいは異なる時点の電力量の積算値の差分をオフセットとして算出し、上記オフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値に上記オフセットを加算してもよい。
上記構成によれば、電力量データの取得開始時点が異なる複数の履歴データを、整合性を取りつつ連結させることができる。
本発明の態様5に係るデータ生成装置(2)は、上記態様1、2または4において、上記履歴データが複数あり、電力量の積算値を示す2つの上記履歴データにおいて履歴期間が重複していない場合、上記2つの履歴データのうち早い時期の履歴を示す上記履歴データにおける最終の時点に示されている上記積算値と上記2つの履歴データのうち遅い時期の履歴を示す上記履歴データにおける最初の時点に示されている上記積算値との差分をオフセットとして算出し、上記オフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値に上記オフセットを加算してもよい。
上記構成によれば、電力量データの取得開始時点が異なる複数の履歴データを、整合性を取りつつ連結させることができる。
本発明の態様6に係るデータ生成装置(2b)は、上記態様1から5において、上記履歴データまたは上記加工履歴データに所定の日時における電力量の積算値が含まれていない場合、上記履歴データまたは上記加工履歴データにおいて上記所定の日時の直前に示されている電力量の積算値を上記所定の日時の電力量の積算値とし、あるいは、上記履歴データまたは上記加工履歴データにおいて上記所定の日時の直前に示されている電力量の積算値と上記所定の日時の直前に示されている所定の期間毎の電力量とを加算した値を上記所定の日時の電力量の積算値とし、上記履歴データまたは上記加工履歴データに上記所定の日時の電力量の積算値を含ませた履歴データ(D8)を生成してもよい。
上記の構成によれば、第2の電力管理装置は所定の日時(例えば、日ごとの0時)の積算値を取り扱う処理を行うことができる。例えば、第2の電力管理装置は0時の積算値を用いて、日毎の電力量の算出、月毎の電力量の算出、年毎の電力量の算出を行うことができる。
本発明の態様7に係るデータ生成装置は、上記態様1から5において、上記履歴データは、上記発電システムにおける発電量の履歴を示すデータ、上記発電システムにおける売買電量の履歴を示すデータ、上記自然エネルギーを利用した発電とは異なる外部発電の発電量の履歴を示すデータ、上記発電システムに備わる蓄電池の充放電量の履歴を示すデータおよび上記発電システムに接続していて電力を消費する各種負荷機器の消費電力量の履歴の少なくとも1つであってもよい。
上記の構成によれば、第2の電力管理装置は、第1の電力管理装置が有する上記発電システムにおける発電量の履歴を示すデータ、上記発電システムにおける売買電の履歴を示すデータ、上記自然エネルギーを利用した発電とは異なる外部発電の発電量の履歴を示すデータおよび上記発電システムに備わる蓄電池の充放電量の履歴を示すデータの少なくとも1つを処理することができる。
本発明の態様8に係るデータ生成装置の制御方法は、自然エネルギーを利用した発電システムにおいて取得される電力に関するデータであって履歴を示す履歴データを、第1の電力管理装置から取得し、上記第1の電力管理装置とは異なる第2の電力管理装置にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データを生成し、上記加工履歴データを上記第2の電力管理装置に出力してもよい。
上記の構成によれば、上記態様1と同様の効果を奏することができる。
本発明の各態様に係るデータ生成装置は、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記データ生成装置が備える各部(ソフトウェア要素)として動作させることにより上記データ生成装置をコンピュータにて実現させるデータ生成装置の制御プログラム、およびそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も、本発明の範疇に入る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
1 電力モニタ(第1の電力管理装置)
2、2a、2b データ生成装置
32 外部連携装置(第2の電力管理装置)
100 発電システム
D1、D3 履歴データ
D2、D4、D5、D8 履歴データ(加工履歴データ)
D7 開始日時データ(上記識別子と上記加工履歴データの履歴期間の開始日時とを対応付けたデータ)

Claims (8)

  1. 自然エネルギーを利用した発電システムにおいて取得される電力に関するデータであって履歴を示す履歴データを、第1の電力管理装置から取得し、
    上記第1の電力管理装置とは異なる第2の電力管理装置にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データを生成し、
    上記加工履歴データを上記第2の電力管理装置に出力
    上記履歴データは、或る期間における所定の期間毎の電力量を示し、
    上記第2の電力管理装置は、上記電力量の積算値を処理することが可能であり、
    上記履歴データが示す所定の期間毎の電力量を積算し、所定の時点における上記電力量の積算値を算出することによって上記加工履歴データを生成する、
    ことを特徴とするデータ生成装置。
  2. 上記発電システムにおいて取得されるデータであって電力量の履歴を示す履歴データを、上記第2の電力管理装置から取得し、
    上記第1の電力管理装置から取得した上記履歴データと上記第2の電力管理装置から取得した上記履歴データとのそれぞれに識別子を付与することによって上記加工履歴データを生成し、
    さらに、上記識別子と上記加工履歴データの履歴期間の開始日時とを対応付けたデータを生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。
  3. 上記履歴データが複数あり、電力量の積算値を示す2つの上記履歴データにおいて履歴期間が重複している場合、
    上記重複している期間内の同一あるいは異なる時点の電力量の積算値の差分をオフセットとして算出し、上記オフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値に上記オフセットを加算することを特徴とする請求項1に記載のデータ生成装置。
  4. 上記履歴データが複数あり、電力量の積算値を示す2つの上記履歴データにおいて履歴期間が重複していない場合、
    上記2つの履歴データのうち早い時期の履歴を示す上記履歴データにおける最終の時点に示されている上記積算値と上記2つの履歴データのうち遅い時期の履歴を示す上記履歴データにおける最初の時点に示されている上記積算値との差分をオフセットとして算出し、上記オフセットの算出に用いた積算値が小さい方の履歴データが示す各積算値に上記オフセットを加算することを特徴とする請求項1またはに記載のデータ生成装置。
  5. 上記履歴データまたは上記加工履歴データに所定の日時における電力量の積算値が含まれていない場合、
    上記履歴データまたは上記加工履歴データにおいて上記所定の日時の直前に示されている電力量の積算値を上記所定の日時の電力量の積算値とする、あるいは、上記履歴データまたは上記加工履歴データにおいて上記所定の日時の直前に示されている電力量の積算値と上記所定の日時の直前に示されている所定の期間毎の電力量とを加算した値を上記所定の日時の電力量の積算値とし、
    上記履歴データまたは上記加工履歴データに上記所定の日時の電力量の積算値を含ませた履歴データを生成する
    ことを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のデータ生成装置。
  6. 上記履歴データは、上記発電システムにおける発電量の履歴を示すデータ、上記発電システムにおける売買電量の履歴を示すデータ、上記自然エネルギーを利用した発電とは異なる外部発電の発電量の履歴を示すデータ、上記発電システムに備わる蓄電池の充放電量の履歴を示すデータおよび上記発電システムに接続していて電力を消費する各種負荷機器の消費電力量の履歴の少なくとも1つであることを特徴とする請求項1からの何れか1項に記載のデータ生成装置。
  7. 自然エネルギーを利用した発電システムにおいて取得される電力に関するデータであって履歴を示す履歴データを、第1の電力管理装置から取得し、
    上記第1の電力管理装置とは異なる第2の電力管理装置にて処理が可能となるように上記履歴データを加工することによって加工履歴データを生成し、
    上記加工履歴データを上記第2の電力管理装置に出力
    上記履歴データは、或る期間における所定の期間毎の電力量を示し、
    上記第2の電力管理装置は、上記電力量の積算値を処理することが可能であり、
    上記履歴データが示す所定の期間毎の電力量を積算し、所定の時点における上記電力量の積算値を算出することによって上記加工履歴データを生成する、
    ことを特徴とするデータ生成装置の制御方法。
  8. 請求項1に記載のデータ生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラムであって、上記データ生成装置としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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