JP6328323B2 - 制御装置、制御方法、及び、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、電気機器を制御する制御装置、制御方法、及び、プログラムに関する。
宅内等で用いられる電気機器は、ブレーカを介して商用電源から電力の供給を受けることが一般的である。このブレーカは、電気機器に供給される電力の合計値が予め定められた閾値を超えると、電力の供給を遮断する。ブレーカにより電力の供給が遮断されると、電気機器の稼働が停止してしまい、不都合が生じることが多い。このため、ブレーカを介して電気機器に供給される電力の合計値が閾値を超えないように電気機器を制御する種々の技術が知られている。
例えば、特許文献1には、各電気機器の総消費電力を算出する総消費電力算出部と、総消費電力が許容消費電力を超える場合に各電気機器の動作状態を変更する指示を発する協調動作制御部と、を備える電力管理装置が開示されている。ここで、許容消費電力は、家屋全体の消費電力の目標として設定される。
特開2014−36466号公報
しかしながら、特許文献1に開示された電力管理装置は、家屋全体の消費電力を管理する装置であり、単相三線式の電源系統におけるL1相とL2相との相毎に消費電力を管理する装置ではなかった。このため、特許文献1に開示された電力管理装置は、例えば、供給可能な電力の閾値が相毎に定められている電源系統に適用した場合、家屋全体の消費電力が相毎に設定された閾値を超えないように管理することになり、消費電力を抑制し過ぎることになる。従って、相毎に消費電力を管理するなどして、電気機器の消費電力を効率的に抑制する技術が望まれている。
本発明は、電気機器の消費電力を効率的に抑制する制御装置、制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る制御装置は、
単相三線式の電源系統における第1相と第2相とのうちの前記第1相から、現在の消費電力から消費電力の上限までの余力電力の値が取得される第1機器を含む複数の電気機器に供給されている電力の合計値である第1電力値を取得する電力値取得部と、
前記第2相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1機器に関して取得された余力電力のうち前記第2相から供給されると判別されない余力電力の値と前記第1電力値との合計値である第1合計値閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御する制御部と、を備える。
本発明では、第2相のみから第1機器に電力が供給されると判別されず、第1機器に関して取得された余力電力のうち第2相から供給されると判別されない余力電力の値と第1電力値との合計値である第1合計値が閾値を超える場合、第1機器の消費電力の上限の値を低下させて第1機器を制御する。従って、本発明によれば、電気機器の消費電力を効率的に抑制することができる。
本発明の実施形態に係るHEMSシステムの構成図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の構成図である。 本発明の実施形態に係る制御装置の機能を説明するための図である。 L1相に関わる第1機器が低出力化される様子を示す図である。 L2相に関わる第1機器が低出力化される様子を示す図である。 L1相に関わる複数の第1機器が同じ割合で低出力化される様子を示す図である。 L1相において、第2機器以外の第1機器が低出力化された後に第2機器が低出力化される様子を示す図である。 L1相において、第2機器以外の第1機器のみが低出力化される様子を示す図である。 L1相に関わる電気機器が緊急に低出力化される様子を示す図である。 本発明の実施形態に係る制御装置が実行する電気機器制御処理を示すフローチャートである。 図10に示す接続先特定処理を示すフローチャートである。 図10に示す第1通常低出力化処理を示すフローチャートである。
(実施形態)
まず、本発明の実施形態に係るHEMS(Home Energy Management System)システム1000について説明する。HEMSシステム1000は、制御装置100が計測装置300により計測された電力値などに基づいて、電気機器401、電気機器402、電気機器403、電気機器404により消費される電力などを制御するシステムである。制御装置100は、各電気機器の動作をなるべく制限せずに、漏電ブレーカ200がなるべく遮断されないように、各電気機器により消費される電力を制御する。
制御装置100は、各電気機器を、制御したり監視したりするHEMSコントローラである。制御装置100は、宅内ネットワーク710に接続する機能を有する。従って、制御装置100は、宅内ネットワーク710に接続された電気機器401、電気機器402、電気機器403及び電気機器404と通信することが可能である。一方、制御装置100は、宅内ネットワーク710に接続されていない電気機器405と通信することができない。また、制御装置100は、宅内ネットワーク710と宅外ネットワーク720とを介して、宅外ネットワーク720に接続されたクラウドサーバ500及び端末装置600と通信することが可能である。以下、図2を参照して、制御装置100の構成について説明する。
図2に示すように、制御装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、RTC(Real Time Clock)15、タッチスクリーン16、ネットワークインターフェース17を備える。制御装置100が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU11は、制御装置100の全体の動作を制御する。なお、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに従って動作し、RAM13をワークエリアとして使用する。ROM12には、制御装置100の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、RAM13にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ14は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。RTC15は、計時用のデバイスである。RTC15は、例えば、電池を内蔵し、制御装置100の電源がオフの間も計時を継続する。RTC15は、例えば、水晶発振子を備える発振回路を備える。
タッチスクリーン16は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU11に供給する。また、タッチスクリーン16は、CPU11などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン16は、制御装置100のユーザインターフェースとして機能する。
ネットワークインターフェース17は、制御装置100を、宅内ネットワーク710に接続するためのインターフェースである。制御装置100は、宅内ネットワーク710を介して、宅内ネットワーク710に接続された、計測装置300、電気機器401、電気機器402、電気機器403及び電気機器404と通信することが可能である。また、制御装置100は、宅内ネットワーク710を介して、宅外ネットワーク720に接続されたクラウドサーバ500及び端末装置600と通信することが可能である。ネットワークインターフェース17は、例えば、NIC(Network Interface Card)などのLAN(Local Area Network)インターフェースを備える。
漏電ブレーカ200は、2つの100V電源系統と1つの200V系統とを有する単相三線式の電源系統で用いられる主幹ブレーカである。漏電ブレーカ200は、L1相の電位が印加される電線L1とL2相の電位が印加される電線L2と中性相の電位が印加される電線Nとにより商用電源(図示せず)に接続される。漏電ブレーカ200は、L1相から各電気機器に供給される電力の合計値(以下、適宜「第1電力値」という。)がブレーカ容量を超えた場合、各電気機器への電力の供給を遮断する。また、漏電ブレーカ200は、L2相から各電気機器に供給される電力の合計値(以下、適宜「第2電力値」という。)がブレーカ容量を超えた場合、各電気機器への電力の供給を遮断する。従って、漏電ブレーカ200を遮断させないためには、第1電力値と第2電力値とのいずれもがブレーカ容量を超えないようにする必要がある。なお、ブレーカ容量は、L1相とL2相とで同じであるものとする。
分岐ブレーカ210は、電線L1と電線Nとにより漏電ブレーカ200に接続される。分岐ブレーカ210は、電線L1と電線Nとにより100Vの交流電力を各電気機器に供給する。分岐ブレーカ220は、電線L2と電線Nとにより漏電ブレーカ200に接続される。分岐ブレーカ220は、電線L2と電線Nとにより100Vの交流電力を各電気機器に供給する。分岐ブレーカ230は、電線L1と電線L2とにより漏電ブレーカ200に接続される。分岐ブレーカ230は、電線L1と電線L2とにより200Vの交流電力を各電気機器に供給する。
計測装置300は、電流センサ301から取得した電流情報に基づいて、第1電力値を計測する。また、計測装置300は、電流センサ302から取得した電流情報に基づいて、第2電力値を計測する。電流センサ301は、電線L1に流れる電流の値を示す電流情報を計測装置300に供給する。電流センサ302は、電線L2に流れる電流の値を示す電流情報を計測装置300に供給する。計測装置300は、宅内ネットワーク710に接続する機能を有する。従って、計測装置300は、宅内ネットワーク710を介して、宅内ネットワーク710に接続された制御装置100などと通信することが可能である。
電気機器401、電気機器402、電気機器403、電気機器404、電気機器405は、漏電ブレーカ200を介して供給された電力で動作する、IH(Induction Heating)調理器、空調機器、炊飯器、給湯器、乾燥機、テレビ、などの機器である。各電気機器は、種々の観点により分類される。例えば、各電気機器は、宅内ネットワーク710に接続され制御装置100により制御可能な機器(以下、適宜「制御可能機器」という。)と、宅内ネットワーク710に接続されず制御装置100により制御不能な機器(以下、適宜「制御不能機器」という。)と、に分類される。本実施形態では、制御可能機器は、消費電力の上限値を調整する機能(パワーセーブ機能)を有するものとする。
また、各電気機器は、現在の消費電力から消費電力の上限までの余力電力の値(以下、適宜「余力電力値」という。)を制御装置100が取得可能な機器(以下、適宜「第1機器」という。)と、余力電力値を制御装置100が取得不能な機器と、に分類される。第1機器は、例えば、現在の消費電力値と消費電力の上限値と消費電力の最大定格値とを示す個別電力情報を制御装置100に供給可能な機器である。第1機器は、例えば、消費電力値をリアルタイムで計測する機能を有するか、消費電力値を動作状態に基づいてリアルタイムで特定する機能を有することが好適である。
また、第1機器は、消費電力の上限値が優先して確保される機器(以下、適宜「第2機器」という。)と、第2機器以外の機器と、に分類される。第2機器は、例えば、消費電力が比較的大きく、消費電力の上限値が制限されることが望ましくないIH調理器などの機器である。また、各電気機器は、接続先の相を制御装置100が特定可能な機器(以下、適宜「接続先特定可能機器」という。)と、接続先の相を制御装置100が特定不能な機器(以下、適宜「接続先特定不能機器」という。)と、に分類される。本実施形態では、接続先の相は、接続先の分岐ブレーカともいえる。
電気機器401は、分岐ブレーカ230に接続され、L1相とL2相とに接続される。電気機器401は、制御可能機器であり、第1機器であり、第2機器であり、接続先特定可能機器である。電気機器401は、例えば、IH調理器である。電気機器402は、分岐ブレーカ210に接続され、L1相に接続される。電気機器402は、制御可能機器であり、第1機器であり、接続先特定可能機器である。電気機器402は、例えば、IH調理器以外の機器である。
電気機器403は、制御可能機器であり、第1機器ではなく、接続先特定可能機器である。電気機器403は、例えば、IH調理器以外の機器である。電気機器404は、制御可能機器であり、第1機器であり、接続先特定不能機器である。電気機器403は、例えば、IH調理器以外の機器である。電気機器405は、制御不能機器であり、第1機器ではなく、接続先特定不能機器である。電気機器405は、例えば、IH調理器以外の機器である。なお、本発明において、電気機器の個数、各電気機器の接続先、各電気機器の分類は、上述された例に限定されないことは勿論である。
クラウドサーバ500は、クラウドコンピューティングにおけるリソースを提供するサーバである。クラウドサーバ500は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備える制御部(図示せず)と、記憶部(図示せず)と、宅外ネットワーク720に接続される通信部と(図示せず)、を備える。クラウドサーバ500は、宅内ネットワーク710と宅外ネットワーク720とを介して制御装置100に接続される。クラウドサーバ500は、制御装置100による要求に従って、記憶部に記憶された情報を、制御装置100に送信する。また、クラウドサーバ500は、制御装置100から受信した情報を、記憶部に記憶する。また、クラウドサーバ500は、制御装置100による要求に従って各種の処理を実行し、処理結果を示す情報を制御装置100に送信する。
端末装置600は、情報処理機能や通信機能などを有する端末装置である。端末装置600は、例えば、CPU、ROM、RAMなどを備える制御部(図示せず)と、記憶部(図示せず)と、宅外ネットワーク720に接続される通信部と(図示せず)、各種の情報を表示する表示部(図示せず)と、を備える。端末装置600は、宅内ネットワーク710と宅外ネットワーク720とを介して制御装置100に接続される。端末装置600は、例えば、制御装置100のユーザインターフェースとして機能する。つまり、ユーザは、端末装置600を介して、制御装置100を操作したり、制御装置100が有する情報を参照したりすることができる。例えば、端末装置600は、制御装置100に対する指示を受け付ける画面をユーザに提示し、ユーザから受け付けられた指示を示す情報を制御装置100に送信する。端末装置600は、スマートフォン、タブレット端末、ノートパソコンなどの装置である。
宅内ネットワーク710は、宅内に構築されるネットワークである。宅内ネットワーク710は、例えば、制御装置100と計測装置300と各電気機器とが相互に通信するためのホームネットワークである。宅内ネットワーク710は、例えば、ECHONET Lite等の通信プロトコルに対応する無線LANなどのネットワークである。
宅外ネットワーク720は、宅外に構築されるネットワークである。宅外ネットワーク720は、例えば、クラウドサーバ500と端末装置600とが相互に通信するためのネットワークである。また、宅内ネットワーク710と宅外ネットワーク720とは、ブロードバンドルータ(図示せず)を介して相互に接続される。従って、宅内ネットワーク710に接続された機器と宅外ネットワーク720に接続された機器とは、相互に通信することが可能である。宅外ネットワーク720は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。
次に、図3を参照して、制御装置100の基本的な機能について説明する。制御装置100は、機能的には、電力値取得部101、上限値設定部102を備える制御部103、相判別部104、受信部105、個別電力情報取得部106を備える。
電力値取得部101は、第1電力値と第2電力値とを取得する。第1電力値は、L1相から第1機器を含む複数の電気機器に供給されている電力の合計値である。第2電力値は、L2相からこれらの複数の電気機器に供給されている電力の合計値である。電力値取得部101の機能は、例えば、CPU11とネットワークインターフェース17とが協働することにより実現される。
上限値設定部102は、第1電力値が第1閾値未満である場合、第1合計値が第2閾値以下になるように、第1機器の消費電力の上限値を設定する。第2閾値は、第1閾値よりも小さい閾値である。第2閾値は、通常低出力化処理において用いられる閾値である。第1閾値は、緊急低出力化処理が必要か否かを判別するための閾値である。第1閾値は、例えば、ブレーカ容量よりも小さい値に設定される。第1合計値は、L1相に関わる余力電力値と第1電力値との合計値である。L1相に関わる余力電力値は、第1機器の余力電力のうちL2相から供給されると判別されない余力電力の合計値である。L1相に関わる余力電力値は、接続先の相がL1相のみであることが判明している第1機器の余力電力の合計値と、接続先の相がL1相とL2相とであることが判明している第1機器の余力電力の合計値の半分の値と、接続先の相が不明である第1機器の余力電力の合計値と、の合計値である。つまり、L1相から供給されて消費される可能性のある余力電力が考慮されて、L1相に関わる余力電力値が算出される。なお、上限値設定部102は、第1合計値が第2閾値以下になる限りにおいて、第1機器の消費電力の上限値をなるべく高く設定することが望ましい。
また、上限値設定部102は、第2電力値が第1閾値未満である場合、第2合計値が第2閾値以下になるように、第1機器の消費電力の上限値を設定する。第2合計値は、L2相に関わる余力電力値と第2電力値との合計値である。L2相に関わる余力電力値は、第1機器の余力電力のうちL1相から供給されると判別されない余力電力の合計値である。L2相に関わる余力電力値は、接続先の相がL2相のみであることが判明している第1機器の余力電力の合計値と、接続先の相がL1相とL2相とであることが判明している第1機器の余力電力の合計値の半分の値と、接続先の相が不明である第1機器の余力電力の合計値と、の合計値である。つまり、L2相から供給されて消費される可能性のある余力電力が考慮されて、L2相に関わる余力電力値が算出される。なお、上限値設定部102は、第2合計値が第2閾値以下になる限りにおいて、第1機器の消費電力の上限値をなるべく高く設定することが望ましい。上限値設定部102の機能は、例えば、CPU11とネットワークインターフェース17とが協働することにより実現される。
制御部103は、第1機器の消費電力値が上限値設定部102により設定された上限値を超えないように第1機器を制御する。例えば、制御部103は、設定された上限値未満の消費電力で動作すること(パワーをセーブすること)を指示する制御信号を、第1機器に送信する。なお、第1機器は、このような制御信号を受信したことに応答して、パワーをセーブし、その後、予め定められた時間(例えば、数十分)が経過した場合、パワーのセーブを終了してもよい。かかる構成であれば、制御装置100によりパワーセーブを解除することを指示する制御信号の授受がなくても、第1機器が自動的にパワーをセーブしない状態に移行することができる。制御部103の機能は、例えば、CPU11とネットワークインターフェース17とが協働することにより実現される。
相判別部104は、制御部103により第1機器が制御されたことに応答して電力値取得部101により取得される第1電力値が変化した場合、第1機器の余力電力がL1相から供給されると判別することができる。また、相判別部104は、制御部103により第1機器が制御されたことに応答して電力値取得部101により取得される第2電力値が変化した場合、第1機器の余力電力がL2相から供給されると判別することができる。また、相判別部104は、制御部103により第1機器が制御されたことに応答して電力値取得部101により取得される第1電力値及び第2電力値が変化した場合、第1機器の余力電力がL1相とL2相との双方から供給されると判別することができる。なお、制御部103は、第1機器の消費電力が変化するように第1機器を制御することが前提である。相判別部104の機能は、例えば、CPU11がROM12に記憶されたプログラムを実行することにより実現される。
ここで、上限値設定部102は、余力電力が同一の相から供給される複数の第1機器の消費電力の上限の値を設定する場合、消費電力の最大定格値に対する消費電力の上限の値の割合が一定になるように、複数の第1機器の消費電力の上限値を設定してもよい。
或いは、上限値設定部102は、低出力化処理の対象とする第1機器を、段階的に追加してもよい。例えば、上限値設定部102は、電力値取得部101により取得された第1電力値が第1閾値未満であり、第2機器がL1相に関わる機器である場合、第2機器でない第1機器のうちL1相に関わる機器の消費電力の上限値を設定する。第2機器がL1相に関わる機器である場合とは、例えば、第2機器の余力電力がL2相のみから供給されると判別されない場合である。また、第2機器でない第1機器のうちL1相に関わる機器とは、例えば、第2機器でない第1機器のうち余力電力がL2相のみから供給されると判別されない第1機器である。ここで、上限値設定部102は、第1合計値が第2閾値以下にならない場合、第2機器の消費電力の上限の値を更に設定する。
また、上限値設定部102は、電力値取得部101により取得された第2電力値が第1閾値未満であり、第2機器がL2相に関わる機器である場合、第2機器でない第1機器のうちL2相に関わる機器の消費電力の上限値を設定する。第2機器がL2相に関わる機器である場合とは、例えば、第2機器の余力電力がL1相のみから供給されると判別されない場合である。また、第2機器でない第1機器のうちL2相に関わる機器とは、例えば、第2機器でない第1機器のうち余力電力がL1相のみから供給されると判別されない第1機器である。ここで、上限値設定部102は、第2合計値が第2閾値以下にならない場合、第2機器の消費電力の上限の値を更に設定する。
受信部105は、第2機器が起動中であることを示す起動中信号を受信する。受信部105の機能は、例えば、ネットワークインターフェース17の機能により実現される。ここで、上限値設定部102は、電力値取得部101により取得された第1電力値が第1閾値未満であり、第2機器が消費する電力がL2相のみから供給されると判別されず、受信部105により起動中信号が受信された場合、第2機器の消費電力の上限の値として消費電力の上限の最大値を設定する。そして、上限値設定部102は、第1合計値が第2閾値以下になるように、第2機器でない第1機器のうちL1相に関わる第1機器の消費電力の上限の値を設定する。
また、上限値設定部102は、電力値取得部101により取得された第2電力値が第1閾値未満であり、第2機器の余力電力がL2相のみから供給されると判別されず、受信部105により起動中信号が受信された場合、第2機器の消費電力の上限の値として消費電力の上限の最大値を設定する。そして、上限値設定部102は、第2合計値が第2閾値以下になるように、第2機器でない第1機器のうちL2相に関わる第1機器の消費電力の上限の値を設定する。
ここで、上限値設定部102は、電力値取得部101により取得された第1電力値が第1閾値以上である場合、複数の電気機器のうち余力電力がL2相のみから供給されると判別されない全ての電気機器の消費電力の上限の値として消費電力の上限の最小値を設定してもよい。
また、上限値設定部102は、電力値取得部101により取得された第2電力値が第1閾値以上である場合、複数の電気機器のうち余力電力がL1相のみから供給されると判別されない全ての電気機器の消費電力の上限の値として消費電力の上限の最小値を設定してもよい。
個別電力情報取得部106は、第1電気機器から個別電力情報を取得する。個別電力情報は、上述したように、現在の消費電力値と消費電力の上限値と消費電力の最大定格値とを示す情報である。個別電力情報取得部106の機能は、例えば、CPU11とネットワークインターフェース17とが協働することにより実現される。
次に、図4を参照して、L1相に関わる第1機器が低出力化される手法について説明する。
まず、第1合計値は、第1電力値と第1余力電力値との合計値である。本実施形態では、L1相から電力の供給を受ける電気機器は、電気機器401と電気機器402と電気機器403との3つの電気機器である。ここで、電気機器401は、L1相から供給される電力の量と同じ量の電力をL2相から供給される。つまり、電気機器401の消費電力値の50%が、第1消費電力値の算出時に考慮される。従って、第1電力値は、電気機器401の消費電力値の50%と電気機器402の消費電力値と電気機器403の消費電力値との合計値となる。
ここで、電気機器403は第1機器ではないため、制御装置100は電気機器403の消費電力値や余力電力値を特定できない。このため、電気機器403の消費電力値を破線で示している。また、電気機器403の余力電力値は、第1余力電力値の算出時に考慮されない。一方、電気機器404は、接続先特定不能機器であるため、制御装置100は電気機器404がL1相に接続されているか否かを特定できない。このため、電気機器404の余力電力値は、第1余力電力値の算出時に考慮される。つまり、第1余力電力値は、電気機器401の余力電力値の50%と電気機器402の余力電力値と電気機器404の余力電力値との合計値となる。
ここで、図4に示すように、低出力化前の第1電力値が第1閾値未満であり、低出力化前の第1合計値が第2閾値を超えているものとする。この場合、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるように、L1相に関わる第1機器の消費電力の上限値を低下させる。例えば、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるまで、電気機器401の消費電力の上限値と電気機器402の消費電力の上限値と電気機器404の消費電力の上限値とを徐々に低下させる。図4には、低出力化前の第1合計値が第2閾値まで低下した例を示している。
次に、図5を参照して、L2相に関わる第1機器が低出力化される手法について説明する。
まず、第2合計値は、第2電力値と第2余力電力値との合計値である。本実施形態では、L2相から電力の供給を受ける電気機器は、電気機器401と電気機器404と電気機器405との3つの電気機器である。ここで、電気機器401の消費電力値の50%が、第2余力電力値の算出時に考慮される。従って、第2電力値は、電気機器401の消費電力値の50%と電気機器404の消費電力値と電気機器405の消費電力値との合計値となる。
ここで、電気機器405は制御可能機器ではないため、制御装置100は電気機器405の消費電力値や余力電力値を特定できない。このため、電気機器405の消費電力値を破線で示している。また、電気機器405の余力電力値は、第2余力電力値の算出時に考慮されない。なお、電気機器404は、接続先特定不能機器であるため、制御装置100は電気機器404がL2相に接続されているか否かを特定できない。このため、電気機器404の余力電力値は、第2余力電力値の算出時に考慮される。つまり、第2余力電力値は、電気機器401の余力電力値の50%と電気機器404の余力電力値との合計値となる。
ここで、図5に示すように、低出力化前の第2電力値が第1閾値未満であり、低出力化前の第1合計値が第2閾値を超えているものとする。この場合、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるように、L2相に関わる第1機器の消費電力の上限値を低下させる。例えば、制御装置100は、第2合計値が第2閾値以下になるまで、電気機器401の消費電力の上限値と電気機器404の消費電力の上限値とを徐々に低下させる。図5には、低出力化前の第2合計値が第2閾値まで低下した例を示している。
次に、図6を参照して、L1相に関わる複数の第1機器が同じ割合で低出力化される手法について説明する。この手法は、例えば、第2機器である第1機器と第2機器でない第1機器とで、消費電力を維持する必要性の差が比較的小さい場合に採用されることが好適である。
図6に示すように、L1相に関わる第1機器の消費電力の上限値の合計値を第1合計上限値とする。ここで、消費電力の上限値は、消費電力値と余力電力値との合計値である。このため、第1合計上限値は、L1相に関わる第1機器の消費電力値の合計値とL1相に関わる第1機器の余力電力値の合計値との合計値である。ここで、図6に示すように、低出力化前の第1電力値が第1閾値未満であり、低出力化前の第1合計値が第2閾値を超えているものとする。この場合、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるように、L1相に関わる第1機器の消費電力の上限値を低下させる。
具体的には、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるまで、消費電力の最大定格値に対する消費電力の上限値の割合が、電気機器401と電気機器402と電気機器404とで同じとなる状態を維持しながら、この割合を徐々に下げる。つまり、制御装置100は、電気機器401の消費電力の最大定格値に対する電気機器401の消費電力の上限値の割合と、電気機器402の消費電力の最大定格値に対する電気機器402の消費電力の上限値の割合と、電気機器404の消費電力の最大定格値に対する電気機器404の消費電力の上限値の割合と、が同じである状態を維持しつつ、この割合を徐々に下げる。
次に、図7を参照して、L1相において、第2機器以外の第1機器が低出力化された後に第2機器が低出力化される手法について説明する。この手法は、例えば、第2機器である第1機器において消費電力を維持する必要性の方が、第2機器でない第1機器において消費電力を維持する必要性よりも比較的高い場合に採用されることが好適である。
まず、図7に示すように、低出力化前の第1電力値が第1閾値未満であり、低出力化前の第1合計値が第2閾値を超えているものとする。この場合、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるように、第1合計上限値を低下させる。具体的には、制御装置100は、まず、第1段階の低出力化処理を実行する。第1段階の低出力化処理は、第2機器でない第1機器である電気機器402及び電気機器404の消費電力の上限値を徐々に低下させる処理である。ここで、第1段階の低出力化において第1合計値が第2閾値以下になった場合、制御装置100は、低出力化処理を完了する。
一方、第1段階の低出力化において第1合計値が第2閾値以下にならなかった場合(上記割合が下限値まで達した場合)、制御装置100は、第2段階の低出力化処理を実行する。第2段階の低出力化処理は、第2機器である電気機器401の消費電力の上限値を徐々に低下させる処理である。制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるまで、もしくは、電気機器401における上記割合が下限値まで達するまで、第2段階の低出力化処理を実行する。
次に、図8を参照して、L1相において、第2機器以外の第1機器のみが低出力化される手法について説明する。この手法は、例えば、第2機器である第1機器において消費電力を維持する必要性の方が、第2機器でない第1機器において消費電力を維持する必要性よりも極めて高い場合に採用されることが好適である。
まず、図8に示すように、低出力化前の第1電力値が第1閾値未満であり、低出力化前の第1合計値が第2閾値を超えているものとする。この場合、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になるように、第1合計上限値を低下させる。具体的には、制御装置100は、第2機器でない第1機器である電気機器402及び電気機器404の消費電力の上限値を徐々に低下させる。ここで、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下になった場合、低出力化処理を完了する。また、制御装置100は、第1合計値が第2閾値以下にならなかった場合でも、電気機器402及び電気機器404における上記割合が下限値に達した場合、低出力化処理を完了する。つまり、この手法では、制御装置100は、第2機器に対しては、低出力化処理を実行しない。
次に、図9を参照して、L1相に関わる電気機器が緊急に低出力化される手法について説明する。この手法は、例えば、漏電ブレーカ200を遮断させたくないという要望が比較的強い場合に、採用されることが好適である。
まず、図9に示すように、低出力化前の第1電力値が第1閾値以上であるものとする。この場合、制御装置100は、第1電力値が第1閾値未満になるように、速やかに、第1合計上限値を低下させる。具体的には、制御装置100は、L1相に関わる電気機器のうち制御可能な全ての電気機器の消費電力の上限値を、設定可能な最低値に設定する。つまり、制御装置100は、電気機器401の消費電力の上限値を設定可能な最低値に設定し、電気機器402の消費電力の上限値を設定可能な最低値に設定し、電気機器403の消費電力の上限値を設定可能な最低値に設定し、電気機器404の消費電力の上限値を設定可能な最低値に設定する。かかる手法によれば、低出力化前の第1電力値が第1閾値以上であった場合でも、速やかに第1電力値を第1閾値未満にすることが期待できる。
次に、図10に示すフローチャートを参照して、制御装置100が実行する電気機器制御処理について説明する。電気機器制御処理は、例えば、制御装置100の電源が投入されたことに応答して開始される。
まず、CPU11は、接続先特定処理を実行する(ステップS101)。接続先特定処理については、図11に示すフローチャートを参照して、詳細に説明する。
まず、CPU11は、電気機器を1つ選択する(ステップS201)。具体的には、CPU11は、電気機器401と電気機器402と電気機器403と電気機器404とのうちのいずれか1つの電気機器を選択する。CPU11は、ステップS201の処理を完了すると、第1電力値と第2電力値とを取得する(ステップS202)。具体的には、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、第1電力値を示す情報と第2電力値を示す情報とを計測装置300から取得し、取得した情報をRAM13に記憶する。
CPU11は、ステップS202の処理を完了すると、選択した電気機器の動作状態を変更する(ステップS203)。例えば、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、動作状態の変更を指示する制御信号を、選択した電気機器に送信する。なお、選択した電気機器の動作状態が変更されると、選択した電気機器の消費電力が変化するものとする。
CPU11は、ステップS203の処理を完了すると、第1電力値と第2電力値とを取得する(ステップS204)。具体的には、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、第1電力値を示す情報と第2電力値を示す情報とを計測装置300から取得し、取得した情報をRAM13に記憶する。CPU11は、ステップS204の処理を完了すると、動作状態の変更の前後で、第1電力値と第2電力値との双方が変化したか否かを判別する(ステップS205)。
CPU11は、第1電力値と第2電力値との双方が変化したと判別すると(ステップS205:YES)、選択した電気機器の接続先をL1相及びL2相と特定する(ステップS206)。CPU11は、第1電力値と第2電力値との双方は変化していないと判別すると(ステップS205:NO)、動作状態の変更の前後で、第1電力値が変化したか否かを判別する(ステップS207)。
CPU11は、第1電力値が変化したと判別すると(ステップS207:YES)、選択した電気機器の接続先をL1相と特定する(ステップS208)。一方、CPU11は、第1電力値が変化していないと判別すると(ステップS207:NO)、選択した電気機器の接続先をL2相と特定する(ステップS209)。CPU11は、ステップS206、ステップS208、ステップS209における特定結果をRAM13に記憶する。
CPU11は、ステップS206、ステップS208、ステップS209の処理を完了すると、未選択の電気機器があるか否かを判別する(ステップS210)。CPU11は、未選択の電気機器があると判別すると(ステップS210:YES)、ステップS201に処理を戻し、ステップS201において未選択の電気機器を1つ選択する。CPU11は、未選択の電気機器がないと判別すると(ステップS210:NO)、接続先特定処理を完了する。
CPU11は、ステップS101の処理を完了すると、現在時刻が電力値チェック時刻であるか否かを判別する(ステップS102)。電力値チェック時刻は、例えば、予め定められた時間(例えば、30秒)が経過する毎に到来する時刻である。CPU11は、例えば、RTC15から供給される情報に基づいて、現在時刻が電力値チェック時刻であるか否かを判別する。CPU11は、現在時刻が電力値チェック時刻でないと判別すると(ステップS102:NO)、ステップS102に処理を戻す。
一方、CPU11は、現在時刻が電力値チェック時刻であると判別すると(ステップS102:YES)、第1電力値を取得する(ステップS103)。具体的には、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、第1電力値を示す情報を計測装置300から取得する。CPU11は、ステップS103の処理を完了すると、第1電力値が第1閾値以上であるか否かを判別する(ステップS104)。
CPU11は、第1電力値が第1閾値以上であると判別した場合(ステップS104:YES)、第1緊急低出力化処理を実行する(ステップS105)。なお、第1緊急低出力化処理は、図9を参照して説明した手法により低出力化を図る処理である。つまり、CPU11は、第1緊急低出力化処理では、L1相に関わる電気機器のうち制御可能な全ての電気機器の消費電力の上限値を、設定可能な最低値に設定する。
一方、CPU11は、第1電力値が第1閾値以上でないと判別した場合(ステップS104:NO)、第1通常低出力化処理を実行する(ステップS106)。第1通常低出力化処理については、図12に示すフローチャートを参照して、詳細に説明する。
まず、CPU11は、L1相に関わる第1機器の余力電力値を取得する(ステップS301)。例えば、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、L1相に関わる全ての第1機器から、個別電力情報取得する。なお、個別電力情報には、余力電力値を示す情報が含まれているものとする。
CPU11は、ステップS301の処理を完了すると、第1合計値が第2閾値以下であるか否かを判別する(ステップS302)。なお、第1合計値は、ステップS301において取得された余力電力値の合計値とステップS103において取得された第1電力値との合計値である。CPU11は、第1合計値が第2閾値以下であると判別すると(ステップS302:YES)、第1通常低出力化処理を完了する。
一方、CPU11は、第1合計値が第2閾値以下でないと判別すると(ステップS302:NO)、L1相に関わる第2機器から起動中信号を受信したか否かを判別する(ステップS303)。例えば、CPU11は、ネットワークインターフェース17によりL1相に関わる第2機器から起動中信号が受信されたか否かを判別する。
CPU11は、L1相に関わる第2機器から起動中信号を受信したと判別すると(ステップS303:YES)、L1相に関わる第2機器を最大出力化する(ステップS304)。例えば、CPU11は、L1相に関わる第2機器の消費電力の上限値として、この第2機器の消費電力の最大定格値を設定する。そして、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、消費電力の上限値をこの最大定格値にすることを指示する制御信号を、この第2機器に送信する。
CPU11は、ステップS304の処理を完了すると、L1相に関わる第1機器(第2機器以外)を低出力化する(ステップS305)。例えば、CPU11は、第1合計値が第2閾値以下になるまで、L1相に関わる第1機器(第2機器以外)の消費電力の上限値を徐々に低下させる処理を実行する。なお、ステップS304及びステップS305で実行される処理は、図8を参照して説明した手法による低出力化処理である。CPU11は、ステップS305の処理を完了すると、第1通常低出力化処理を完了する。
CPU11は、L1相に関わる第2機器から起動中信号を受信していないと判別すると(ステップS303:NO)、L1相に関わる第1機器(第2機器以外)を低出力化する(ステップS306)。CPU11は、ステップS306の処理を完了すると、第1電力値を取得する(ステップS307)。CPU11は、ステップS307の処理を完了すると、L1相に関わる第1機器の余力電力値を取得する(ステップS308)。
CPU11は、ステップS308の処理を完了すると、第1合計値が第2閾値以下であるか否かを判別する(ステップS309)。CPU11は、第1合計値が第2閾値以下であると判別すると(ステップS309:YES)、第1通常低出力化処理を完了する。
一方、CPU11は、第1合計値が第2閾値以下でないと判別すると(ステップS309:NO)、L1相に関わる第2機器を低出力化する(ステップS310)。例えば、CPU11は、第1合計値が第2閾値以下になるまで、L1相に関わる第2機器の消費電力の上限値を徐々に低下させる処理を実行する。なお、ステップS306からステップS310で実行される処理は、図7を参照して説明した手法による低出力化処理である。CPU11は、ステップS310の処理を完了すると、第1通常低出力化処理を完了する。
一方、CPU11は、ステップS105又はステップS106の処理を完了すると、第2電力値を取得する(ステップS107)。具体的には、CPU11は、ネットワークインターフェース17を介して、第2電力値を示す情報を計測装置300から取得する。CPU11は、ステップS107の処理を完了すると、第2電力値が第1閾値以上であるか否かを判別する(ステップS108)。
CPU11は、第2電力値が第1閾値以上であると判別した場合(ステップS108:YES)、第2緊急低出力化処理を実行する(ステップS109)。なお、第2緊急低出力化処理は、図9を参照して説明した手法により低出力化を図る処理である。第2緊急低出力化処理は、低出力化処理の対象となる相がL2相である点を除き、第1緊急低出力化処理と同様の処理である。つまり、CPU11は、第2緊急低出力化処理では、L2相に関わる電気機器のうち制御可能な全ての電気機器の消費電力の上限値を、設定可能な最低値に設定する。
一方、CPU11は、第2電力値が第1閾値以上でないと判別した場合(ステップS108:NO)、第2通常低出力化処理を実行する(ステップS110)。第2通常低出力化処理は、低出力化処理の対象となる相がL2相である点を除き、第1通常低出力化処理と同様の処理である。CPU11は、ステップS109又はステップS110の処理を完了した場合、ステップS102に処理を戻す。
以上説明したように、本実施形態では、第1電力値が第1閾値未満である場合、第1機器の消費電力の値が、第1合計値を第1閾値よりも小さい第2閾値以下にする消費電力の上限の値を超えないように第1機器が制御され、第2電力値が第1閾値未満である場合、第1機器の消費電力の値が、第2合計値を第2閾値以下にする消費電力の上限の値を超えないように第1機器が制御される。このように、本実施形態では、電気機器の消費電力がL1相とL2相との相毎に制御される。従って、本実施形態によれば、電気機器の消費電力を効率的に抑制することができる。また、本実施形態では、第1閾値はブレーカ容量よりも低く設定され、第2閾値は第1閾値よりも低く設定される。従って、本実施形態によれば、漏電ブレーカ200を遮断させにくくすることができる。
また、本実施形態では、第1電力値の変化と第2電力値の変化とに基づいて、電気機器が電力の供給を受ける相が特定される。従って、本実施形態によれば、電気機器の消費電力を更に効率的に抑制することができる。
また、本実施形態では、余力電力が同一の相から供給される複数の第1機器の消費電力の上限の値を設定する場合、消費電力の最大定格値に対する消費電力の上限の値の割合が同じになるように、複数の第1機器の消費電力の上限の値が設定される。従って、本実施形態によれば、複数の第1機器の消費電力の上限の値をバランス良く低下させることができる。
また、本実施形態では、第2機器でない第1機器に対する低出力化処理を実行しても消費電力の低下が不十分である場合、第2機器である第1機器に対する低出力化処理が実行される。従って、本実施形態によれば、第2機器の消費電力の上限の値が低下しにくくすることができる。
また、本実施形態では、第2機器でない第1機器に対して低出力化処理が実行され、第2機器である第1機器に対して低出力化処理が実行されない。従って、本実施形態によれば、第2機器の消費電力の上限の値が低下することを抑制することができる。
また、本実施形態では、第1電力値が第1閾値以上である場合、及び、第2電力値が第1閾値以上である場合、大幅な低出力化処理が速やかに実行される。従って、本実施形態によれば、漏電ブレーカ200を遮断させにくくすることができる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、上記実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、上記実施形態において説明した構成、機能、動作は、自由に組み合わせることができる。例えば、制御装置100が備える一部の構成や機能をクラウドサーバ500や端末装置600に持たせることができる。
例えば、クラウドサーバ500を上記制御装置100として機能させることができる。この場合、クラウドサーバ500は、機能的には、電力値取得部101、上限値設定部102を備える制御部103、相判別部104、受信部105、個別電力情報取得部106を備える。この場合、電力値取得部101の機能は、例えば、クラウドサーバ500が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。また、上限値設定部102の機能は、例えば、クラウドサーバ500が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。また、制御部103の機能は、例えば、クラウドサーバ500が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。
また、相判別部104の機能は、例えば、クラウドサーバ500が備えるCPUが、クラウドサーバ500が備えるROMに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、受信部105の機能は、例えば、クラウドサーバ500が備えるネットワークインターフェースの機能により実現される。また、個別電力情報取得部106の機能は、例えば、クラウドサーバ500が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。
或いは、例えば、端末装置600を上記制御装置100として機能させることができる。この場合、端末装置600は、機能的には、電力値取得部101、上限値設定部102を備える制御部103、相判別部104、受信部105、個別電力情報取得部106を備える。この場合、電力値取得部101の機能は、例えば、端末装置600が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。また、上限値設定部102の機能は、例えば、端末装置600が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。また、制御部103の機能は、例えば、端末装置600が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。
また、相判別部104の機能は、例えば、端末装置600が備えるCPUが、端末装置600が備えるROMに記憶されたプログラムを実行することにより実現される。また、受信部105の機能は、例えば、端末装置600が備えるネットワークインターフェースの機能により実現される。また、個別電力情報取得部106の機能は、例えば、端末装置600が備えるCPU及びネットワークインターフェースが協働することにより実現される。
或いは、電力値取得部101、上限値設定部102、制御部103、相判別部104、受信部105、個別電力情報取得部106などの機能は、宅内ネットワーク710や宅外ネットワーク720を介して、制御装置100とクラウドサーバ500と端末装置600とが協働することにより実現されてもよい。
本発明に係る制御装置100の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る制御装置100として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、請求の範囲によって示される。そして、請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電気機器を制御する制御システムに適用可能である。
L1,L2,L3 電線、11 CPU、12 ROM、13 RAM、14 フラッシュメモリ、15 RTC、16 タッチスクリーン、17 ネットワークインターフェース、100 制御装置、101 電力値取得部、102 上限値設定部、103 制御部、104 相判別部、105 受信部、106 個別電力情報取得部、200 漏電ブレーカ、210,220,230 分岐ブレーカ、300 計測装置、301,302 電流センサ、401,402,403,404,405 電気機器、500 クラウドサーバ、600 端末装置、710 宅内ネットワーク、720 宅外ネットワーク、1000 HEMSシステム

Claims (10)

  1. 単相三線式の電源系統における第1相と第2相とのうちの前記第1相から、現在の消費電力から消費電力の上限までの余力電力の値が取得される第1機器を含む複数の電気機器に供給されている電力の合計値である第1電力値を取得する電力値取得部と、
    前記第2相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1機器に関して取得された余力電力のうち前記第2相から供給されると判別されない余力電力の値と前記第1電力値との合計値である第1合計値閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御する制御部と、を備える、
    制御装置。
  2. 前記電力値取得部は、前記第2相から前記複数の電気機器に供給されている電力の合計値である第2電力値を更に取得し、
    前記制御部は、前記第1機器の消費電力が変化するように前記第1機器を制御し、
    前記制御部により前記第1機器が制御されたことに応答して前記電力値取得部により取得される第1電力値が変化した場合、前記第1機器に関して取得された余力電力が前記第1相から供給されると判別するとともに、前記制御部により前記第1機器が制御されたことに応答して前記電力値取得部により取得される第2電力値が変化した場合、前記第1機器に関して取得された余力電力が前記第2相から供給されると判別する相判別部を更に備える、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記制御部は、余力電力が同一の相から供給される複数の第1機器の消費電力の上限の値を低下させる場合、消費電力の最大定格値に対する消費電力の上限の値の割合が同じになるように、前記複数の第1機器の消費電力の上限の値を低下させる上限値設定部を備える、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記第1合計値が前記閾値を超え、前記第1機器である第2機器に関して取得された余力電力が前記第2相のみから供給されると判別されない場合、前記第2機器でない第1機器のうち余力電力が前記第2相のみから供給されると判別されない第1機器の消費電力の上限の値を低下させ、前記第1合計値が前記閾値以下にならない場合、更に、前記第2機器の消費電力の上限の値を低下させる上限値設定部を備える、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  5. 前記第1機器である第2機器が起動中であることを示す起動中信号を受信する受信部を更に備え、
    前記制御部は、前記第1合計値が前記閾値を超え、前記第2機器に関して取得された余力電力が前記第2相のみから供給されると判別されず、前記受信部により前記起動中信号が受信された場合、前記第2機器の消費電力の上限の値として消費電力の上限の最大値を設定し、更に、前記第1合計値が前記閾値以下になるように、前記第2機器でない第1機器のうち余力電力が前記第2相のみから供給されると判別されない第1機器の消費電力の上限の値を低下させる上限値設定部を備える、
    請求項1又は2に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、前記電力値取得部により取得された第1電力値が前記閾値を超える他の閾値以上である場合、前記複数の電気機器のうち余力電力が前記第2相のみから供給されると判別されない全ての電気機器の消費電力の上限の値として消費電力の上限の最小値を設定する上限値設定部を備える、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、前記第2相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1電力値が前記閾値を超える他の閾値未満であり、前記第1合計値が前記閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御する、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記電力値取得部は、前記第2相から前記複数の電気機器に供給されている電力の合計値である第2電力値を更に取得し、
    前記制御部は、前記第2相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1合計値が前記閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御するとともに、前記第1相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1機器に関して取得された余力電力のうち前記第1相から供給されると判別されない余力電力の値と前記第2電力値との合計値である第2合計値が前記閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御する、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 制御装置が実行する制御方法であって、
    単相三線式の電源系統における第1相と第2相とのうちの前記第1相から、現在の消費電力から消費電力の上限までの余力電力の値が取得される第1機器を含む複数の電気機器に供給されている電力の合計値である第1電力値を計測
    前記第2相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1機器に関して取得された余力電力のうち前記第2相から供給されると判別されない余力電力の値と前記第1電力値との合計値である第1合計値閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御る、
    制御方法。
  10. コンピュータを、
    単相三線式の電源系統における第1相と第2相とのうちの前記第1相から、現在の消費電力から消費電力の上限までの余力電力の値が取得される第1機器を含む複数の電気機器に供給されている電力の合計値である第1電力値を取得する電力値取得部、
    前記第2相のみから前記第1機器に電力が供給されると判別されず、前記第1機器に関して取得された余力電力のうち前記第2相から供給されると判別されない余力電力の値と前記第1電力値との合計値である第1合計値閾値を超える場合、前記第1機器の消費電力の上限の値を低下させて前記第1機器を制御する制御部、として機能させる、
    プログラム。
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