JP2018113839A - 電源制御方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電源制御システム - Google Patents

電源制御方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電源制御システム Download PDF

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一尊 中村
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Abstract

【課題】 蓄電池装置から電力系統への逆潮量を適切に行うことを可能とする電源制御方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電源制御システムを提供する。【解決手段】 電源制御方法は、電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置を制御するステップAと、前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源を制御するステップBとを備える。前記ステップAは、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流を抑制するステップを含む。【選択図】 図4

Description

本発明は、電源制御方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電源制御システムに関する技術である。
近年、電力系統の電力需給バランスを維持するために、電力系統から施設への潮流量又は施設から電力系統への逆量流を抑制する技術が知られている(例えば、特許文献1,2)。具体的には、電力管理サーバからローカル制御装置に対して制御メッセージを送信することによって、潮流量又は逆潮流量の抑制が行われる。
特開2013−169104号公報 特開2014−128107号公報
ところで、近年では、太陽電池装置及び蓄電池装置が混在するケースにおいて、太陽電池装置から電力系統への逆潮流に加えて、蓄電池装置から電力系統への逆潮量について検討が始められている。このような背景下において、蓄電池装置から電力系統への逆潮量を適切に行うために様々な事項を検討する必要がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決するためになされたものであり、蓄電池装置から電力系統への逆潮量を適切に行うことを可能とする電源制御方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電源制御システムを提供することを目的とする。
第1の特徴に係る電源制御方法は、電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置を制御するステップAと、前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源を制御するステップBとを備える。前記ステップAは、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流を抑制するステップを含む。
第2の特徴に係る電力管理サーバは、電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置及び前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源が設けられた施設を管理する。前記電力管理サーバは、前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置に対して制御メッセージを送信する送信部を備える。前記送信部は、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されるように前記制御メッセージを送信する。
第3の特徴に係るローカル制御装置は、電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置及び前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源を制御する制御部を備える。前記制御部は、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流を抑制する。
第4の特徴に係る電源制御システムは、電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置及び前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源が設けられた施設を管理する電力管理サーバと、前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置とを備える。前記電力管理サーバは、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されるように制御メッセージを前記ローカル制御装置に送信する。
一態様によれば、蓄電池装置から電力系統への逆潮量を適切に行うことを可能とする電源制御方法、電力管理サーバ、ローカル制御装置及び電源制御システムを提供することができる。
図1は、実施形態に係る電源制御システム100を示す図である。 図2は、実施形態に係る電力管理サーバ200を示す図である。 図3は、実施形態に係るローカル制御装置330を示す図である。 図4は、実施形態に係る発電想定時間を説明するための図である。 図5は、実施形態に係る電源制御方法を示す図である。 図6は、実施形態に係る電源制御方法を示す図である。
以下において、実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。
但し、図面は模式的なものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なる場合があることに留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係又は比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
[実施形態]
(電源制御システム)
以下において、実施形態に係る電源制御システムについて説明する。
図1に示すように、電源制御システム100は、電力管理サーバ200と、施設300と、電力会社400とを有する。図1では、施設300として、施設300A〜施設300Cが例示されている。
各施設300は、電力系統110に接続される。以下において、電力系統110から施設300への電力の流れを潮流と称し、施設300から電力系統110への電力の流れを逆潮流と称する。
電力管理サーバ200、施設300及び電力会社400は、ネットワーク120に接続されている。ネットワーク120は、電力管理サーバ200と施設300との間の回線及び電力管理サーバ200と電力会社400との間の回線を提供すればよい。ネットワーク120は、例えば、インターネットである。ネットワーク120は、VPN(Virtual Private Network)などの専用回線を提供してもよい。
電力管理サーバ200は、発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者によって管理されるサーバである。
電力管理サーバ200は、施設300に設けられるローカル制御装置330に対して、施設300に設けられる分散電源(例えば、太陽電池装置310又は蓄電池装置320)に対する制御を指示する制御メッセージを送信する。例えば、電力管理サーバ200は、潮流の制御を要求する潮流制御メッセージ(例えば、DR;Demand Response)を送信してもよく、逆潮流の制御を要求する逆潮流制御メッセージを送信してもよい。さらに、電力管理サーバ200は、分散電源の動作状態を制御する電源制御メッセージを送信してもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、絶対値(例えば、○○kW)で表されてもよく、相対値(例えば、○○%)で表されてもよい。或いは、潮流又は逆潮流の制御度合いは、2以上のレベルで表されてもよい。潮流又は逆潮流の制御度合いは、現在の電力需給バランスによって定められる電力料金(RTP;Real Time Pricing)によって表されてもよく、過去の電力需給バランスによって定められる電力料金(TOU;Time Of Use)によって表されてもよい。
施設300は、太陽電池装置310、蓄電池装置320及びローカル制御装置330を有する。太陽電池装置310は、太陽光などの光に応じて発電を行う分散電源である。太陽電池装置310は、電力系統110への逆潮流が許可された分散電源の一例である。太陽電池装置310は、例えば、PCS(Power Conditioning System)及び太陽光パネルによって構成される。蓄電池装置320は、電力の充電及び電力の放電を行う分散電源である。蓄電池装置320は、電力系統110への逆潮流が許可された分散電源の一例である。蓄電池装置320は、例えば、PCS及び蓄電池セルによって構成される。太陽電池装置310及び蓄電池装置320は、VPP(Virtual Power Plant)に用いられる電源であってもよい。ローカル制御装置330は、施設300の電力を管理する装置(EMS;Energy Management System)である。ローカル制御装置330は、太陽電池装置310の動作状態を制御してもよく、施設300に設けられる蓄電池装置320の動作状態を制御してもよい。
施設300は、負荷機器を有していてもよい。負荷機器は、例えば、空調機器、照明機器、AV(Audio Visual)機器などである。
実施形態において、電力管理サーバ200とローカル制御装置330との間の通信は、第1プロトコルに従って行われる。一方で、ローカル制御装置330と分散電源(太陽電池装置310又は蓄電池装置320)との間の通信は、第1プロトコルとは異なる第2プロトコルに従って行われる。第1プロトコルとしては、例えば、Open ADR(Automated Demand Response)に準拠するプロトコル、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。第2プロトコルは、例えば、ECHONET Liteに準拠するプロトコル、SEP(Smart Energy Profile)2.0、KNX、或いは、独自の専用プロトコルを用いることができる。なお、第1プロトコルと第2プロトコルは異なっていればよく、例えば、両方が独自の専用プロトコルであっても異なる規則で作られたプロトコルであればよい。
電力会社400は、電力系統110などのインフラストラクチャーを提供するエンティティに属する上位電力管理サーバを含むものであり、例えば、発電事業者である。電力会社400は、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者に対して、各種の業務を委託してもよい。
(電力管理サーバ)
以下において、実施形態に係る電力管理サーバについて説明する。図2に示すように、電力管理サーバ200は、管理部210と、通信部220と、制御部230とを有する。電力管理サーバ200は、VTN(Virtual Top Node)の一例である。
管理部210は、不揮発性メモリ又は/及びHDDなどの記憶媒体によって構成されており、施設300に関するデータを管理する。施設300に関するデータは、例えば、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310又は蓄電池装置320)の種別、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310又は蓄電池装置320)のスペックなどである。スペックは、太陽電池装置310の定格発電電力、蓄電池装置320の定格出力電力などであってもよい。
通信部220は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介してローカル制御装置330と通信を行う。通信部220は、上述したように、第1プロトコルに従って通信を行う。例えば、通信部220は、第1プロトコルに従って第1メッセージをローカル制御装置330に送信する。通信部220は、第1プロトコルに従って第1メッセージ応答をローカル制御装置330から受信する。
制御部230は、メモリ及びCPUなどによって構成されており、電力管理サーバ200に設けられる各構成を制御する。制御部230は、例えば、施設300に設けられるローカル制御装置330に対して、施設300に設けられる分散電源(太陽電池装置310又は蓄電池装置320)に対する制御を指示する。
実施形態において、制御部230は、太陽電池装置310が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が抑制されるように、蓄電池装置320に対する制御を指示する。すなわち、制御メッセージは、発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が抑制されるように送信されるメッセージである。さらには、制御メッセージは、発電想定時間における電力系統110への逆潮流を伴う蓄電池装置320の放電動作が行われないように蓄電池装置320を制御するメッセージであってもよい。制御メッセージは、発電想定時間における電力系統110への逆潮流が生じない範囲で蓄電池装置320の放電動作を許容するように蓄電池装置を制御するメッセージであってもよい。
ここで、発電想定時間は、例えば、日の出時刻と日の入り時刻との間の時間である。制御部230は、気象庁等に属するサーバから日の出時刻及び日の入り時刻を取得してもよい。
例えば、制御メッセージは、日の出時刻以前のタイミングで送信され、日の出時刻及び日の入り時刻を示す情報を含むメッセージでもよい。制御メッセージは、日の出時刻以前のタイミングで送信され、発電想定時間の時間長を示す情報を含むメッセージでもよい。このような制御メッセージは、発電想定時間の時間長を示す情報に加えて、日の出時刻を示す情報を含んでもよい。これらのメッセージによれば、日の出時刻から日の入り時刻までの間において、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を抑制することができる。
さらに、制御メッセージは、日の出時刻以前のタイミングで送信され、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を禁止するメッセージ(以下、禁止メッセージ)であってもよく、日の入り時刻以降のタイミングで送信され、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を許可するメッセージ(以下、許可メッセージ)であってもよい。これらのメッセージによれば、禁止メッセージを受信してから許可メッセージを受信するまでの間において、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を抑制することができる。
ここで、制御メッセージは、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を禁止する時間帯及び蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を許可する時間帯を指定するリストを含むメッセージであってもよい。逆潮流の禁止又は許可を指定可能な時間帯の単位は、例えば、施設300から電力系統110への逆潮流の量を電力会社400に帰属する電力計が集計する周期(例えば、30分)と同じであってもよい。このような制御メッセージは、例えば、逆潮流の禁止又は許可が指定される制御時間帯の開始タイミングよりも1〜2日前に送信される計画的な制御メッセージであってもよく、制御時間帯の開始タイミングの直前に送信される突発的な制御メッセージであってもよい。突発的な制御メッセージは、計画的な制御メッセージよりも優先されてもよい。これによって、計画的な制御メッセージの生成で参照された電力需給バランスが変わった場合であっても、突発的な制御メッセージの送信によって電力需給バランスを適切に維持することができる。
このような制御メッセージに従った蓄電池装置320の動作においても、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流は、発電想定時間帯において禁止されていればよい。すなわち、蓄電池装置320は、発電想定時間であっても、逆潮流が行われなければ、負荷機器に放電するような放電動作を行ってもよい。言い換えると、逆潮流の禁止とは、蓄電池装置320の待機動作の指示と考えてもよく、逆潮流が行われない範囲内における蓄電池装置320の放電動作の指示と考えてもよく、蓄電池装置320の充電動作の指示と考えてもよい。
このような背景下において、制御メッセージは、発電想定時間における蓄電池装置320に対するユーザ操作を受け付けないように指示するメッセージであってもよい。ユーザ操作は、蓄電池装置320から電力系統110へ逆潮流する放電時間を指定する操作であってもよい。ユーザ操作は、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を伴う運転モードを指定する操作であってもよい。ユーザ操作は、蓄電池装置320に併設されるコントローラを用いて蓄電池装置320をユーザが制御する操作であってもよい。ユーザ操作は、ユーザに帰属するユーザ端末(例えば、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末)を用いて蓄電池装置320をユーザが制御する操作であってもよい。このようなユーザ操作は、ローカル制御装置330を経由して行われてもよく、ローカル制御装置330を経由せずに行われてもよい。
(ローカル制御装置)
以下において、実施形態に係るローカル制御装置について説明する。図3に示すように、ローカル制御装置330は、第1通信部331と、第2通信部332と、制御部333とを有する。ローカル制御装置330は、VEN(Virtual End Node)の一例である。
第1通信部331は、通信モジュールによって構成されており、ネットワーク120を介して電力管理サーバ200と通信を行う。第1通信部331は、上述したように、第1プロトコルに従って通信を行う。例えば、第1通信部331は、第1プロトコルに従って第1メッセージを電力管理サーバ200から受信する。第1通信部331は、第1プロトコルに従って第1メッセージ応答を電力管理サーバ200に送信する。
第2通信部332は、通信モジュールによって構成されており、分散電源(太陽電池装置310又は蓄電池装置320)と通信を行う。第2通信部332は、上述したように、第2プロトコルに従って通信を行う。例えば、第2通信部332は、第2プロトコルに従って第2メッセージを分散電源に送信する。第2通信部332は、第2プロトコルに従って第2メッセージ応答を分散電源から受信する。
制御部333は、メモリ及びCPUなどによって構成されており、ローカル制御装置330に設けられる各構成を制御する。具体的には、制御部333は、施設300の電力を制御するために、第2メッセージの送信及び第2メッセージ応答の受信によって、分散電源の動作状態の設定を機器に指示する。制御部333は、施設300の電力を管理するために、第2メッセージの送信及び第2メッセージ応答の受信によって分散電源の情報の報告を分散電源に指示してもよい。
実施形態において、制御部333は、太陽電池装置310が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を抑制する。制御部333は、電力管理サーバ200から受信する制御メッセージに従って、発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を抑制してもよい。
ここで、制御部333は、発電想定時間において、蓄電池装置320の放電動作を抑制してもよい。例えば、制御部333は、発電想定時間において蓄電池装置320の待機動作を行ってもよく、蓄電池装置320の充電動作を行ってもよい。制御部333は、発電想定時間において、放電動作に加えて充電動作を抑制してもよい。さらに、制御部333は、発電想定時間であっても、施設300から電力系統110への逆潮流が行われなければ、蓄電池装置320の放電動作を行ってもよい。
さらに、制御部333は、電力系統110への逆潮流の量の履歴を含むログ情報の送信を第1通信部331に指示する。第1通信部331は、ログ情報を電力管理サーバ200に送信する。
ここで、ログ情報は、施設300から電力系統110への逆潮流の量と、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量とを含んでもよい。施設300から電力系統110への逆潮流の量は、電力会社400に帰属する電力計(例えば、スマートメータ)によって計測される。実施形態に係る制御が適切に行われていれば、施設300から電力系統110への逆潮流の量は、太陽電池装置310の発電に伴う逆潮流の量、又は、蓄電池装置320の放電動作に伴う逆潮流の量である。但し、実施形態に係る制御が適切に行われていない場合には、施設300から電力系統110への逆潮流の量は、太陽電池装置310の発電及び蓄電池装置320の放電動作に伴う逆潮流の量を含む可能性がある。蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量は、電力会社400に帰属する電力計とは異なる電力計(例えば、検定付きメータ)によって計測される。
或いは、ログ情報は、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量を含まずに、施設300から電力系統110への逆潮流の量を含んでもよい。施設300から電力系統110への逆潮流の量は、電力会社400に帰属する電力計(例えば、スマートメータ)によって計測される。このようなケースにおいて、電力会社400に帰属する電力計とは異なる電力計(例えば、検定付きメータ)が施設300に設けられていなくてもよい。
(発電想定時間)
以下において、実施形態に係る発電想定時間について説明する。発電想定時間は、上述したように、太陽電池装置310が発電を行っている発電時間として想定される時間である。
図4に示すように、発電想定時間の開始時刻は、太陽電池装置310が発電を開始する時刻であり、例えば、日の出時刻である。同様に、発電想定時間の終了時刻は、太陽電池装置310が発電を終了する時刻であり、例えば、日の入り時刻である。発電想定時間の開始時刻は、日の出時刻と同じ時刻でもよく、日の出時刻以前の時刻であってもよい。同様に、発電想定時間の終了時刻は、日の入り時刻と同じ時刻でもよく、日の入り時刻以降の時刻であってもよい。
例えば、図4に示すように、電力需要のピークが朝及び夜の2回である施設300について考える。このような施設300において、蓄電池装置320は、発電想定時間内において待機動作又は充電動作を行う。一方で、蓄電池装置320は、発電想定時間外において放電動作を行う。
このようなケースを想定すると、発電想定時間内において、朝の電力需要のピークが過ぎた後において、太陽電池装置310から出力される電力(PV出力)によって逆潮流(PV逆潮流)が行われる。一方で、発電想定時間外において、夜の電力需要のピークが過ぎた後において、蓄電池装置320から出力される電力(BAT出力)によって逆潮流(BAT逆潮流)が行われる。
上述したように、蓄電池装置320は、発電想定時間であっても、逆潮流が行われなければ、放電動作を行ってもよい。例えば、蓄電池装置320は、朝の電力需要のピークにおいて、逆潮流が行われない範囲で放電動作を行ってもよい。
(電源制御方法)
以下において、実施形態に係る電源制御方法について説明する。
第1に、制御メッセージが、日の出時刻及び日の入り時刻を示す情報を含むメッセージであるケースについて説明する。
図5に示すように、ステップS11において、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330に対して、制御メッセージ(例えば、oadrDistributeEvent)を送信する。ここで、電力管理サーバ200は、少なくとも、日の出時刻以前のタイミングで制御メッセージを送信する。
ステップS12において、ローカル制御装置330は、電力管理サーバ200に対して、制御メッセージに対する応答メッセージ(例えば、oadrCreatedEvent)を送信する。
ステップS13において、ローカル制御装置330は、蓄電池装置320に対して、放電動作以外の動作(例えば、待機動作又は充電動作)を指示する動作指示メッセージ(例えば、SETコマンド)を送信する。ローカル制御装置330は、日の出時刻以前のタイミングで動作指示メッセージを送信する。
ステップS14において、蓄電池装置320は、ローカル制御装置330に対して、動作指示メッセージに対する応答メッセージ(SET応答コマンド)を送信する。
ステップS15において、ローカル制御装置330は、蓄電池装置320に対して、放電動作を指示する動作指示メッセージ(例えば、SETコマンド)を送信する。ローカル制御装置330は、日の入り時刻以降のタイミングで動作指示メッセージを送信する。
ステップS16において、蓄電池装置320は、ローカル制御装置330に対して、動作指示メッセージに対する応答メッセージ(SET応答コマンド)を送信する。
ステップS17において、ローカル制御装置330は、電力管理サーバ200に対して、ログ情報を送信する。ログ情報の集計及び送信の周期は、特に限定されるものではなく、1日であってもよく、1ヶ月であってもよい。
ステップS18において、電力管理サーバ200は、電力会社400に対して、ステップS17で受信するログ情報を送信する。ログ情報の集計及び送信の周期は、特に限定されるものではなく、1日であってもよく、1ヶ月であってもよい。
第2に、制御メッセージが、蓄電池装置320から電力系統への逆潮流を禁止する禁止メッセージ及び蓄電池装置320から電力系統への逆潮流を許可する許可メッセージであるケースについて説明する。
図6に示すように、ステップS21において、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330に対して、制御メッセージとして禁止メッセージ(例えば、oadrDistributeEvent)を送信する。ここで、電力管理サーバ200は、少なくとも、日の出時刻以前のタイミングで禁止メッセージを送信する。
ステップS22において、ローカル制御装置330は、電力管理サーバ200に対して、制御メッセージに対する応答メッセージ(例えば、oadrCreatedEvent)を送信する。
ステップS23において、ローカル制御装置330は、蓄電池装置320に対して、放電動作以外の動作(例えば、待機動作又は充電動作)を指示する動作指示メッセージ(例えば、SETコマンド)を送信する。ローカル制御装置330は、日の出時刻以前のタイミングで動作指示メッセージを送信する。
ステップS24において、蓄電池装置320は、ローカル制御装置330に対して、動作指示メッセージに対する応答メッセージ(SET応答コマンド)を送信する。
ステップS25において、電力管理サーバ200は、ローカル制御装置330に対して、制御メッセージとして許可メッセージ(例えば、oadrDistributeEvent)を送信する。ここで、電力管理サーバ200は、少なくとも、日の入り時刻以降のタイミングで許可メッセージを送信する。
ステップS26において、ローカル制御装置330は、電力管理サーバ200に対して、制御メッセージに対する応答メッセージ(例えば、oadrCreatedEvent)を送信する。
ステップS27において、ローカル制御装置330は、蓄電池装置320に対して、放電動作を指示する動作指示メッセージ(例えば、SETコマンド)を送信する。ローカル制御装置330は、日の入り時刻以降のタイミングで動作指示メッセージを送信する。
ステップS28において、蓄電池装置320は、ローカル制御装置330に対して、動作指示メッセージに対する応答メッセージ(SET応答コマンド)を送信する。
ステップS29において、ローカル制御装置330は、電力管理サーバ200に対して、ログ情報を送信する。ログ情報の集計及び送信の周期は、特に限定されるものではなく、1日であってもよく、1ヶ月であってもよい。
ステップS30において、電力管理サーバ200は、電力会社400に対して、ステップS29で受信するログ情報を送信する。ログ情報の集計及び送信の周期は、特に限定されるものではなく、1日であってもよく、1ヶ月であってもよい。
ここで、上述したステップS18又はステップS30以降の処理として、電力会社400は、ログ情報に基づいて、発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が行われていないかを確認する。
例えば、施設300から電力系統110への逆潮流の量と、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量とをログ情報が含むケースについて考える。このようなケースにおいて、電力会社400は、施設300から電力系統110への逆潮流の量と蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量との比較結果に基づいて、発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が抑制されているか否かを判定する。
ここで、電力会社400は、発電想定時間以外の時間において、施設300から電力系統110への逆潮流の量と蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量とが一致すれば、実施形態に係る制御が適切に行われていると判断してもよい。電力会社400は、発電想定時間以外の時間において、施設300から電力系統110への逆潮流の量が蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量よりも多ければ、発電想定時間の設定が誤っている等の理由から、実施形態に係る制御が適切に行われていないと判断してもよい。電力会社400は、発電想定時間において、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量がゼロであれば、実施形態に係る制御が適切に行われていると判断してもよい。電力会社400は、発電想定時間において、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量がゼロよりも大きければ、実施形態に係る制御が適切に行われていないと判断してもよい。
例えば、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流の量を含まずに施設300から電力系統110への逆潮流の量をログ情報が含むケースについて考える。このようなケースにおいては、電力会社400は、所定時間における施設300から電力系統110への逆潮流の量に基づいて、発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が抑制されているか否かを判定する。所定時間は、発電想定時間の最初及び最後の少なくとも一方に設けられる時間である。
ここで、電力会社400は、発電想定時間の最初に設けられる所定時間において、施設300から電力系統110への逆潮流がなければ、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が適切に終了していると擬制し、実施形態に係る制御が適切に行われていると判断してもよい。同様に、電力会社400は、発電想定時間の最後に設けられる所定時間において、施設300から電力系統110への逆潮流がなければ、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流が適切に開始していると擬制し、実施形態に係る制御が適切に行われていると判断してもよい。
これらのケースにおいて、蓄電池装置320、ローカル制御装置330、電力管理サーバ200、電力会社400及び電力会社400に帰属する電力計は、例えば、NTP(Network Time Protocol)サーバに接続されており、NTPサーバから受信する時刻情報によって同期していてもよい。上述した所定時間は、施設300から電力系統110への逆潮流の量を電力会社400に帰属する電力計が集計する周期(例えば、30分)と同期してもよい。言い換えると、最初及び最後の少なくとも一方に所定時間を含む発電想定時間は、電力会社400に帰属する電力計の集計周期と同期する。このようなケースにおいて、発電想定時間の開始時刻は日の出時刻と同じでなくてもよく、発電想定時間の終了時刻は日の入り時刻と同じでなくてもよい。
(作用及び効果)
実施形態では、ローカル制御装置330は、太陽電池装置310が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を抑制する。このような構成によれば、太陽電池装置310から出力される電力を用いた逆潮流と蓄電池装置320から出力される電力を用いた逆潮流とを簡易な制御で区別することができる。従って、蓄電池装置320から電力系統110への逆潮量を適切に行うことができる。
[その他の実施形態]
本発明は上述した実施形態によって説明したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、この発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
実施形態では、電力管理サーバ200からローカル制御装置330に制御メッセージが送信されるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。ローカル制御装置330は、制御メッセージによらずに、発電想定時間において蓄電池装置320から電力系統110への逆潮流を抑制してもよい。このようなケースにおいて、ローカル制御装置330は、気象庁等に属するサーバから日の出時刻及び日の入り時刻を取得してもよい。
実施形態では、蓄電池装置320とともに設けられる分散電源として太陽電池装置310を例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。分散電源は、風力又は地熱などの自然エネルギーを利用する分散電源であってもよい。
実施形態では、電力会社400に帰属する電力計がスマートメータであるケースを例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、電力会社400に帰属する電力計は、スマートメータ以外の電力計(例えば、CT(Current Transformer)センサや単なる電流計)であってもよい。
実施形態では、ログ情報は、電力系統110への逆潮流の量の履歴を含む。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。例えば、ログ情報は、蓄電池装置320の動作状態の履歴を含んでもよい。ログ情報は、電力系統110への逆潮流の量の履歴を含まずに蓄電池装置320の動作状態の履歴を含んでもよく、電力系統110への逆潮流の量及び蓄電池装置320の動作状態の双方の履歴を含んでもよい。動作状態は、急速充電、充電、放電、待機などの状態であってもよい。第2プロトコルがECHONET Liteに準拠するプロトコルであるケースにいては、運転状態は、GETコマンド及びGET応答コマンドの送受信によってローカル制御装置330が蓄電池装置320から取得可能である。
実施形態では、電力管理サーバ200がログ情報を送信する相手として電力会社400を例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。電力管理サーバ200がログ情報を送信する相手は、電力会社400とは異なるエンティティに属する電力管理サーバであってもよい。このようなケースにおいて、電力会社400とは異なるエンティティは、例えば、電力会社400から委託を受けたエンティティでもよく、第三者機関であってもよい。このような電力管理組織は、上述した電力会社400と同様に、実施形態に係る制御が適切に行われているか否かを判断してもよい。
実施形態では、実施形態に係る制御が適切に行われているか否かの判断主体が電力会社400である。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。このような判断主体は、電力管理サーバ200を管理するエンティティ(発電事業者、送配電事業者或いは小売事業者などの事業者)であってもよい。このようなケースにおいて、電力管理サーバ200は、ログ情報を他の電力管理サーバに送信しなくてもよい。
実施形態では特に触れていないが、施設300に設けられるローカル制御装置330は、必ずしも施設300内に設けられていなくてもよい。例えば、ローカル制御装置330の機能の一部は、インターネット上に設けられるクラウドサーバによって提供されてもよい。すなわち、ローカル制御装置330がクラウドサーバを含むと考えてもよい。
実施形態では、蓄電池装置320を制御するローカル制御装置がローカル制御装置330(EMS)であるケースを例示した。しかしながら、このようなローカル制御装置は、蓄電池装置320を構成するPCSであってもよい。
実施形態では、第1プロトコルがOpen ADR2.0に準拠するプロトコルであり、第2プロトコルがECHONET Liteに準拠するプロトコルであるケースについて例示した。しかしながら、実施形態はこれに限定されるものではない。第1プロトコルは、電力管理サーバ200とローカル制御装置330との間の通信で用いるプロトコルとして規格化されたプロトコルであればよい。第2プロトコルは、施設300で用いるプロトコルとして規格化されたプロトコルであればよい。
100…電源制御システム、110…電力系統、120…ネットワーク、200…電力管理サーバ、210…管理部、220…通信部、230…制御部、300…施設、310…太陽電池装置、320…蓄電池装置、330…ローカル制御装置、331…第1通信部、332…第2通信部、333…制御部、400…電力会社

Claims (15)

  1. 電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置を制御するステップAと、
    前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源を制御するステップBとを備え、
    前記ステップAは、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流を抑制するステップを含む、電源制御方法。
  2. 前記ステップAは、前記蓄電池装置及び前記分散電源が設けられた施設を管理する電力管理サーバから、前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置に対して、制御メッセージを送信するステップを含み、
    前記制御メッセージは、前記発電想定時間において前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されるように送信される、請求項1に記載の電源制御方法。
  3. 前記制御メッセージは、前記発電想定時間における前記電力系統への逆潮流を伴う前記蓄電池装置の放電動作が行われないように前記蓄電池装置を制御するメッセージである、請求項2に記載の電源制御方法。
  4. 前記制御メッセージは、前記発電想定時間における前記電力系統への逆潮流が生じない範囲で前記蓄電池装置の放電動作を許容するように前記蓄電池装置を制御するメッセージである、請求項2に記載の電源制御方法。
  5. 前記制御メッセージは、前記発電想定時間における前記蓄電池装置に対するユーザ操作を受け付けないように指示するメッセージである、請求項2に記載の電源制御方法。
  6. 前記ユーザ操作は、前記蓄電池装置の放電時間を指定する操作である、請求項5に記載の電源制御方法。
  7. 前記ユーザ操作は、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流を伴う運転モードを指定する操作である、請求項5に記載の電源制御方法。
  8. 前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置から前記蓄電池装置及び前記分散電源が設けられた施設を管理する電力管理サーバに対して、前記電力系統への逆潮流の量の履歴を含むログ情報を送信するステップを備える、請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の電源制御方法。
  9. 前記ログ情報は、前記施設から前記電力系統への逆潮流の量と、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流の量とを含み、
    前記施設から前記電力系統への逆潮流の量と前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流の量との比較結果に基づいて、前記発電想定時間において蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が行われているか否かを判定するステップを備え、
    前記施設から前記電力系統への逆潮流の量は、電力会社に帰属する電力計によって計測され、
    前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流の量は、前記電力計とは異なる電力計によって計測される、請求項8に記載の電源制御方法。
  10. 前記ログ情報は、前記施設から前記電力系統への逆潮流の量を含み、
    所定時間における前記施設から前記電力系統への逆潮流の量に基づいて、前記発電想定時間において蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が行われているか否かを判定するステップを備え、
    前記所定時間は、前記発電想定時間の最初及び最後の少なくとも一方に設けられる時間であり、
    前記施設から前記電力系統への逆潮流の量は、電力会社に帰属する電力計によって計測される、請求項8に記載の電源制御方法。
  11. 前記所定時間は、前記施設から前記電力系統への逆潮流の量を前記電力計が集計する周期と同期する、請求項10に記載の電源制御方法。
  12. 前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置から前記蓄電池装置及び前記分散電源が設けられた施設を管理する電力管理サーバに対して、前記蓄電池装置の動作状態の履歴を含むログ情報を送信するステップを備える、請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の電源制御方法。
  13. 電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置及び前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源が設けられた施設を管理する電力管理サーバであって、
    前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置に対して制御メッセージを送信する送信部を備え、
    前記送信部は、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されるように前記制御メッセージを送信する、電力管理サーバ。
  14. 電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置及び前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源を制御する制御部を備え、
    前記制御部は、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において、前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流を抑制する、ローカル制御装置。
  15. 電力系統への逆潮流が許容された蓄電池装置及び前記電力系統への逆潮流が許容された分散電源が設けられた施設を管理する電力管理サーバと、
    前記蓄電池装置及び前記分散電源を制御するローカル制御装置とを備え、
    前記電力管理サーバは、前記分散電源が発電を行っている発電時間として想定される発電想定時間において前記蓄電池装置から前記電力系統への逆潮流が抑制されるように制御メッセージを前記ローカル制御装置に送信する、電源制御システム。
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