JP6987102B2 - ソールおよびそれを用いた自動車運転用シューズ - Google Patents
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Description
図1に示すように、ソール2は、シューズ1を着用した者(以下「着用者」という)の足を支持するためのものである。ソール2は、ソール本体部3およびソール踵部4を備えている。なお、シューズ1には、着用者の足を覆うためのアッパー1aがソール2の周縁部に取り付けられている。
ソール本体部3は、着用者の足の前足部および中足部に対応する位置に配置されている。ソール本体部3は、例えばミッドソールおよびアウトソールにより構成されている。
図1に示すように、ソール踵部4は、着用者の足の踵部に対応する位置に配置されている。図2〜図7に示すように、本実施形態において、ソール踵部4は、ソール本体部3に対して独立した一つの部材として構成されている。図8に示すように、ソール踵部4における足幅方向の中心線C0は、足長方向に沿って延びている。ソール踵部4は、例えばミッドソールおよびアウトソールにより構成されている。
図8に示すように、ソール踵部4は、上側輪郭線11を含む。上側輪郭線11は、平面視においてソール踵部4の上側(すなわち上面部5)に表れた外形に相当する。上側輪郭線11は、後述する下側輪郭線12の曲率半径よりも小さい曲率半径となるように形成されている。本実施形態の上側輪郭線11は、平面視において半楕円形状(略U字状)に形成されている。なお、上側輪郭線11の形状は、半楕円形状に限定されない。
図8に示すように、ソール踵部4は、下側輪郭線12を含む。下側輪郭線12は、底面視においてソール踵部4の下側(すなわち下面部6)に表れた外形に相当する。下側輪郭線12は、上側輪郭線11の曲率半径よりも大きい曲率半径となるように形成されている。本実施形態の下側輪郭線12は、平面視において半円形状に形成されている。なお、上側輪郭線11の形状は、半円形状に限定されない。
図8に示すように、ストッパー部9は、内甲側および外甲側の各々において上側輪郭線11と下側輪郭線12とにより囲われた領域として構成されている。具体的に、本実施形態のストッパー部9は、平面視において上側輪郭線11、下側輪郭線12、および前側輪郭線15により囲われた領域として形成されている。
上述のように、下側輪郭線12が上側輪郭線11の曲率半径よりも大きい曲率半径となる湾曲状に形成されている。この下側輪郭線12の湾曲形状により、着用者の足(図9に示した右足Fを参照)をアクセルペダルAとブレーキペダルBとの双方間において左右に揺り動かす操作(以下「左右揺動操作」という)が容易となる(図9参照)。また、下側輪郭線12の後端部14が足長方向において上側輪郭線11の後端部13よりも前方に位置していることから、側面視において上側輪郭線11の後端部13と下側輪郭線12の後端部14とを結んだ部分(後面部8)を支点として、アクセルペダルAおよびブレーキペダルBの各々に対する足の踏み込み操作(すなわち、足の踵部を支点として足の爪先部分を前後方向に移動させる操作)が容易となる(図10参照)。さらに、下側輪郭線12は、内甲側で上側輪郭線11と交差する第1交点21と外甲側で上側輪郭線11と交差する第2交点22との二点間を通過するように構成されている。かかる構成により、内甲側および外甲側の各々において上側輪郭線11と下側輪郭線12とにより囲われた領域(ストッパー部9)が形成される。この領域により、上記左右揺動操作が所定の範囲で制限される(図9参照)。その結果、着用者の足の姿勢を所望の位置に安定させた状態でアクセルペダルAおよびブレーキペダルBの各々に対する足の踏み込み操作を行うことが可能となる。したがって、ソール2では、着用者の足のスムーズな姿勢変化による容易性と、着用者の足の姿勢の安定性との双方の特性を得ることができる。
上記実施形態では、上側輪郭線11における足幅方向の中心線C1と下側輪郭線12における足幅方向の中心線C2とが平面視で互いに重なる形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図11に示した変形例1のように、中心線C1と中心線C2とは、足幅方向において間隔をあけて配置されていてもよい。この変形例では、中心線C2が中心線C0および中心線C1に対して内甲側にずれている。
上記実施形態では、前側輪郭線15がソール踵部4の中心線C0に対して直交した形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図12に示した変形例2のように、前側輪郭線15は、内甲側に位置する部分が中心線C0に対して直交する一方、外甲側に位置する部分が中心線C0に対してソール踵部4の後側に傾斜した角度で交差するように構成されていてもよい。
上記実施形態では、上側輪郭線11および下側輪郭線12の双方がなめらかな湾曲状に形成された形態を示したが、この形態に限られない。例えば、図示しない微細な凸形状および/または凹形状が、上側輪郭線11および下側輪郭線12の少なくともいずれか一方に対して局所的に形成されていてもよい。かかる形態であっても、上側輪郭線11および下側輪郭線12の双方が、平面視で略湾曲状に形成されかつ上記実施形態に示した特徴的な構成を備えていれば、上記実施形態の作用効果を奏しうる。このことは、上記各変形例についても同様である。
2:ソール
3:ソール本体部
4:ソール踵部
5:上面部
6:下面部
7:前面部
8:後面部
9:ストッパー部
11:上側輪郭線
12:下側輪郭線
15:前側輪郭部
21:第1交点
22:第2交点
Claims (5)
- 自動車を運転するためのシューズに用いられるソールであって、
前記ソールは、着用者の足の踵部に対応する位置に配置されたソール踵部を備え、
前記ソール踵部は、
平面視において前記ソール踵部の上側に表れた外形に相当する湾曲状の上側輪郭線と、
底面視において前記ソール踵部の下側に表れた外形に相当し、前記上側輪郭線の曲率半径よりも大きい曲率半径により形成された湾曲状の下側輪郭線と、を含み、
前記下側輪郭線の後端部は、足長方向において前記上側輪郭線の後端部よりも前方に位置しており、
前記下側輪郭線は、内甲側で前記上側輪郭線と交差する第1交点と外甲側で前記上側輪郭線と交差する第2交点との二点間を通過し、
前記上側輪郭線の後端部と前記下側輪郭線の後端部との間における平面視の距離は、前記上側輪郭線と前記下側輪郭線との間における側面視の距離と等しくなるように構成されている、ソール。 - 自動車を運転するためのシューズに用いられるソールであって、
前記ソールは、着用者の足の踵部に対応する位置に配置されたソール踵部を備え、
前記ソール踵部は、
平面視において前記ソール踵部の上側に表れた外形に相当する湾曲状の上側輪郭線と、
底面視において前記ソール踵部の下側に表れた外形に相当し、前記上側輪郭線の曲率半径よりも大きい曲率半径により形成された湾曲状の下側輪郭線と、
側面視において前記ソール踵部の後側に位置する後面部とを含み、
前記下側輪郭線の後端部は、足長方向において前記上側輪郭線の後端部よりも前方に位置しており、
前記下側輪郭線は、内甲側で前記上側輪郭線と交差する第1交点と外甲側で前記上側輪郭線と交差する第2交点との二点間を通過するように構成され、
前記後面部は、前記第1交点と前記第2交点との二点間において前記上側輪郭線と前記下側輪郭線との間に形成された一つの面からなる、ソール。 - 請求項2に記載のソールにおいて、
前記後面部は、断面視の輪郭が前記下側輪郭線の後端部から前記上側輪郭線の後端部に向かって外側に湾曲するように形成されている、ソール。 - 請求項1〜3のいずれか1項に記載のソールにおいて、
内甲側および外甲側のいずれか一方において前記上側輪郭線と前記下側輪郭線とにより囲われた領域は、内甲側および外甲側のいずれか他方において前記上側輪郭線と前記下側輪郭線とにより囲われた領域よりも大きい、ソール。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のソールを備えた自動車運転用シューズ。
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JP2019172739A JP6987102B2 (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | ソールおよびそれを用いた自動車運転用シューズ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019172739A JP6987102B2 (ja) | 2019-09-24 | 2019-09-24 | ソールおよびそれを用いた自動車運転用シューズ |
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JP2021048959A JP2021048959A (ja) | 2021-04-01 |
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Family Applications (1)
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Family Cites Families (1)
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-
2019
- 2019-09-24 JP JP2019172739A patent/JP6987102B2/ja active Active
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