JP6985837B2 - グリップキャップおよび定着部材 - Google Patents
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Description
最初に本願発明の実施態様を列記して説明する。本願のグリップキャップは、プレストレストコンクリート工法においてコンクリート部材を貫通する緊張材の端部を保持し、コンクリート部材に固定されるグリップの少なくとも一部と、グリップから突出する緊張材と、を覆うためのグリップキャップである。このグリップキャップは、グリップの少なくとも一部を取り囲む筒状部と、筒状部の一方の端部を閉じる端壁部と、を備える。筒状部の内周面には、グリップの表面に形成される突起または凹部であるグリップ係合部に係合するように、筒状部の周方向の一部に配置される突起または凹部であるキャップ係合部が形成されている。
次に、本発明にかかるグリップキャップおよび定着部材の実施の形態を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、以下の図面において同一または相当する部分には同一の参照番号を付しその説明は繰返さない。
まず、図1〜図5を参照して、実施の形態1におけるグリップキャップについて説明する。図1は、本実施の形態におけるグリップキャップの構造を示す概略斜視図である。図2は、本実施の形態におけるグリップキャップの構造を示す概略正面図である。図3は、本実施の形態におけるグリップキャップの構造を示す概略左側面図である。図4は、本実施の形態におけるグリップキャップの構造を示す概略右側面図である。図5は、本実施の形態におけるグリップキャップの構造を示す概略断面図である。
次に、本願のグリップキャップおよび定着部材の他の実施の形態である実施の形態2について、図8〜図12を参照して説明する。図8〜図12および図1〜図7を参照して、実施の形態2における定着部材を構成するグリップキャップ1、第1部材60および第2部材70は、基本的には実施の形態1の場合と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、実施の形態2のグリップキャップ1には、以下の追加的構造が採用されている点において、実施の形態1の場合とは異なっている。
次に、本願のグリップキャップおよび定着部材の他の実施の形態である実施の形態3について、図13〜図16を参照して説明する。図13〜図16および図1〜図7を参照して、実施の形態3における定着部材を構成するグリップキャップ1、第1部材60および第2部材70は、基本的には実施の形態1の場合と同様の構造を有し、同様の効果を奏する。しかし、実施の形態3の定着部材においては、グリップキャップ1による第1部材60の被覆構造において、実施の形態1の場合とは異なっている。
10 筒状部
11 キャップ係合部
12 突出部
13 溝
14 フランジ
15 リブ
16 円筒突出部
17 貫通孔
20 端壁部
21 ベース部
22 第2円筒部
23 第2円盤部
24 収容突出部
25 突出部
26 溝
27 第1円筒部
28 第1円盤部
29 第1突出部
30 開口部
40 コンクリート部材
41 周壁
50 プレート
51,52 端面
53 外周面
60 第1部材
61 外周面
62 内周面
63 凹部
70 第2部材
81 シース
86 撚り線
90 コンクリート
91 領域
Claims (9)
- プレストレストコンクリート工法においてコンクリート部材を貫通する緊張材の端部を保持し、前記コンクリート部材に固定されるグリップの少なくとも一部と、前記グリップから突出する前記緊張材と、を覆うためのグリップキャップであって、
前記グリップの少なくとも一部を取り囲む筒状部と、
前記筒状部の一方の端部を閉じる端壁部と、を備え、
前記筒状部の内周面には、前記グリップの表面に形成される突起または凹部であるグリップ係合部に係合するように、前記筒状部の周方向の一部に配置される突起または凹部であるキャップ係合部が形成されており、
前記筒状部の外周面には、凹部であるキャップ凹部が形成されている、グリップキャップ。 - 前記キャップ凹部は、前記筒状部の周方向に延在する溝である、請求項1に記載のグリップキャップ。
- 前記筒状部の外周面には、凸部であるキャップ突出部が形成されている、請求項1または請求項2に記載のグリップキャップ。
- 前記キャップ突出部は、前記筒状部の周方向に延在するフランジ部である、請求項3に記載のグリップキャップ。
- 前記端壁部には、前記グリップから突出する前記緊張材を収容する収容突出部が形成されている、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のグリップキャップ。
- 前記キャップ係合部は複数形成されている、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のグリップキャップ。
- 前記筒状部は、前記筒状部の軸方向において、前記グリップの一部を覆う、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のグリップキャップ。
- 前記端壁部には、前記端壁部を厚み方向に貫通する貫通孔が形成されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のグリップキャップ。
- プレストレストコンクリート工法においてコンクリート部材を貫通する緊張材の端部を前記コンクリート部材に対して定着させるための定着部材であって、
前記緊張材の端部を保持し、前記コンクリート部材に固定されるグリップと、
前記グリップの少なくとも一部と、前記グリップから突出する前記緊張材と、を覆うグリップキャップと、を備え、
前記グリップキャップは、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のグリップキャップであり、
前記グリップの表面には、突起または溝である前記グリップ係合部が形成されており、
前記キャップ係合部は前記グリップ係合部に係合する、定着部材。
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