JP6985042B2 - 光源装置 - Google Patents

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Description

本発明は、各種灯器の筐体内に設けられる光源装置に関する。
従来より、例えば道路上に設置される信号灯器に用いられる光源装置では、光源としてLED(発光ダイオード)が多く用いられており、多数のLEDを実装したLED基板をケース等に収納してユニットとして構成されていた。このような光源装置では、LED基板のLEDがある表面側に通常はカバー板が配置されており、このカバー板も、ユニットの一部品として組み込まれていた(例えば、特許文献1参照)。
前記カバー板は、前記特許文献1に記載のように、信号の誤認識を防止すべく視認角度を制限する目的のものに限らず、西日等の外光の反射を防いで信号の視認性を確保する目的のもの、照射光を均一化するための拡散板、透光性材質から形成された単なる保護カバー等の様々なものが該当する。何れのカバー板も、ケース等に対しては、LED基板とは別にネジ等で固定されていた。
特開2002−197592号公報
しかしながら、前述した従来の光源装置では、ユニットを構成するLED基板やカバー板を、それぞれケース等の取り付ける側に対してネジ等で別々に固定していた。そのため、組み付け工数が多いだけでなくネジ止め作業が面倒であり、組み立てに時間もかかりコスト高を招くという問題があった。
また、前記カバー板が、特に視認角度の制限を目的としたり、外光の反射を防ぐことを目的とする場合、カバー板にある貫通孔を各LEDに合致させる等、LED基板とカバー板との相対位置の精度が求められる。よって、LED基板やカバー板の固定時に、各々の相対位置がずれないように位置決めする作業も面倒であり、なおさら手間が多くいっそうコスト高を招くという問題があった。
本発明は、以上のような従来の技術の有する問題点に着目してなされたものであり、簡易な構成により各部品を容易に組み合わせることができ、また、各部品を正確に位置決めすることができ、製造コストを低減することができる光源装置を提供することを目的としている。
前述した目的を達成するための本発明の要旨とするところは、以下の各項の発明に存する。
[1]各種灯器(100)の筐体(101)内に設けられる光源装置(10)において、
前記筐体(101)の内壁(101a)に固定されるベース(11)と、該ベース(11)上に取り付けられる光源基板(20)と、該光源基板(20)の光源(21)がある表面側に対向して配置されるカバー板(30)と、を有し、
前記ベース(11)および前記カバー板(30)には、これらの間に前記光源基板(20)を介在させて重ね合わせた際に互いにスナップフィットにより係合し、前記光源基板(20)が位置決めされた状態で離脱を規制する固着手段が設けられ
前記固着手段は、
前記ベース(11)および前記カバー板(30)の何れか一方の外周に沿って設けられた第1係止部(41)と、何れか他方の外周に沿って設けられ前記第1係止部(41)が弾発的に引っ掛かる第1被係止部(42)と、
前記ベース(11)および前記カバー板(30)の何れか一方の内側の所定箇所に設けられた第2係止部(43)と、何れか他方の内側の所定箇所に設けられ前記第2係止部(43)が弾発的に引っ掛かる第2被係止部(44)と、を備え、
前記光源基板(20)には、前記第2係止部(43)ないし前記第2被係止部(44)との干渉を避ける回避部(22)が設けられていることを特徴とする光源装置(10)。
]前記第1係止部(41)は、前記ベース(11)および前記カバー板(30)の何れか一方の外周の周方向に所定間隔おきに複数設けられ、
前記第1被係止部(42)は、前記ベース(11)および前記カバー板(30)の何れか他方の外周の周方向に、前記各第1係止部(41)に対応して所定間隔おきに同数設けられていることを特徴とする前記[]に記載の光源装置(10)。
]前記第2係止部(43)は、前記ベース(11)および前記カバー板(30)の何れか一方の略中央に一または複数設けられ、
前記第2被係止部(44)は、前記ベース(11)および前記カバー板(30)の何れか他方の略中央に、前記第2係止部(43)に対応して同数設けられ、
前記光源基板(20)の回避部(22)は、前記第2係止部(43)および前記第2被係止部(44)のうち前記ベース(11)に設けられた方を支持する部位が合致して嵌合する孔であり、前記光源基板(20)を位置決めされた状態に仮止めする仮止め手段をなすことを特徴とする前記[]または[]に記載の光源装置(10)。
]前記仮止め手段は、前記回避部(22)とは別に、前記ベース(11)上に突設された複数の支持部(51)と、前記光源基板(20)にて前記支持部(51)に対応する位置に設けられ、前記支持部(51)の先端側が嵌合する孔(23)と、を備えることを特徴とする前記[]に記載の光源装置(10)。
]前記ベース(11)に、前記光源基板(20)の光源(21)の点灯を制御する制御基板(60)を取り付ける基板取付部(16)が設けられ、
前記基板取付部(16)は、前記位置決めされた光源基板(20)よりも下方に配置され、前記制御基板(60)との係合関係のみで該制御基板(60)を固定可能であることを特徴とする前記[1],[2],[3]または[]に記載の光源装置(10)。
]前記ベース(11)には、関連部品に接続される配線を沿わせて保持するためのブラケット(17)が設けられていることを特徴とする前記[1],[2],[3],[4]または[]に記載の光源装置(10)。
]前記ベース(11)には、前記筐体(101)の内壁(101a)に設けられた取付部(103)に対して、該ベース(11)全体がその中心軸を中心に回転可能に支持され、所定の回転角度で固定される被取付部(14)が設けられていることを特徴とする前記[1],[2],[3],[4],[5]または[]に記載の光源装置(10)。
次に、前述した解決手段に基づく作用を説明する。
前記[1]に記載の光源装置(10)によれば、ベース(11)とカバー板(30)とは、これらの間に光源基板(20)を介在させた状態で重ね合わせると、固着手段のスナップフィットにより互いに係合し、光源基板(20)が位置決めされた状態で離脱が規制される。
このように、ベース(11)とカバー板(30)の構造だけで容易に組み合わせることができ、ネジ等の別部品を用いる必要はない。光源基板(20)も、ベース(11)に対して別途ネジ等の別部品により取り付ける必要はなく、ベース(11)とカバー板(30)との間で位置決めされた状態に固定される。よって、光源基板(20)の仮止め用のネジ等の別部材も省くことができる。
記スナップフィット係合する固着手段は、次のように構成する。すなわち、ベース(11)およびカバー板(30)の外周同士は、一方に沿って設けられた第1係止部(41)が、他方に沿って設けられ第1被係止部(42)に対して弾発的に引っ掛かるように係合する。これにより、ベース(11)およびカバー板(30)の外周同士が固定される。
加えて、ベース(11)およびカバー板(30)の外周同士だけでなく、これらの内側においても、一方の所定箇所に設けられた第2係止部(43)が、他方の所定箇所に設けられた第2被係止部(44)に対して弾発的に引っ掛かるように係合する。これにより、ベース(11)およびカバー板(30)の内側同士でも固定される。
このように、ベース(11)およびカバー板(30)の内側同士でも係合する場合、これらの間に位置する光源基板(20)との干渉が問題となる。そのため、光源基板(20)には、第2係止部(43)ないし第2被係止部(44)との干渉を避ける回避部(22)を設けることで、光源基板(20)を間にして第2係止部(43)と第2被係止部(44)との係合を実現することができる。ここで回避部(22)は、例えば、孔や溝、外周縁からの凹み等で構成することができる。
前記[]に記載の光源装置(10)によれば、前記第1係止部(41)は、ベース(11)およびカバー板(30)の何れか一方の外周の周方向に所定間隔おきに複数設ける。一方、第1被係止部(42)は、何れか他方の外周の周方向に各第1係止部(41)に対応して所定間隔おきに複数設ける。これにより、ベース(11)およびカバー板(30)の外周同士は、周方向の複数箇所で固定されるため、いっそう確実に互いの離脱を阻止することができる。
前記[]に記載の光源装置(10)によれば、前記第2係止部(43)は、ベース(11)およびカバー板(30)の何れか一方の略中央に一または複数設ける。一方、前記第2被係止部(44)は、何れか他方の略中央で前記第2係止部(43)に対応して一または複数設ける。これにより、ベース(11)およびカバー板(30)の略中央においても、互いの離脱を阻止することができ、カバー板(30)の略中央が浮き上がるような変形も防ぐことができる。
ここで前記光源基板(20)の回避部(22)は、前記第2係止部(43)および前記第2被係止部(44)のうち前記ベース(11)に設けられた方を支持する部位が合致して嵌合する孔である。この回避部(22)である孔は、光源基板(20)をベース(11)上で位置決めされた状態に仮止めする仮止め手段をなすため、ベース(11)と光源基板(20)との相対位置がずれないように規制することができる。
前記[]に記載の光源装置(10)によれば、前記仮止め手段は、前記回避部(22)とは別に、光源基板(20)に設けられた複数の孔(23)と、ベース(11)上に突設された複数の支持部(51)も備える。よって、各孔(23)に各支持部(51)の先端側を嵌合させることにより、いっそう確実に光源基板(20)をベース(11)上で位置決めされた状態に仮止めすることができる。
前記[]に記載の光源装置(10)によれば、前記ベース(11)には、光源(21)の点灯を制御する制御基板(60)を取り付ける基板取付部(16)を設ける。この基板取付部(16)によれば、制御基板(60)をネジや接着剤等を使うことなく、係合関係のみで容易に固定することができる。
制御基板(60)は一般に熱に弱いため、光源基板(20)自体に設けることは好ましくない。そこで、前記基板取付部(16)は、ベース(11)上に位置決めされた光源基板(20)よりも下方に配置されている。これにより、制御基板(60)は、光源基板(20)から離隔した下方に取り付けられることになり、光源基板(20)の位置決めの時に邪魔になることもない。
前記[]に記載の光源装置(10)によれば、前記ベース(11)には、関連部品に接続される配線を沿わせて保持するためのブラケット(17)を設ける。ここで関連部品とは、例えば前記制御基板(60)であり、また配線とは、前記制御基板(60)に外部から延ばされて接続されるコード等が該当する。
関連部品に接続するために外部から延ばされた配線は、ベース(11)に設けてあるブラケット(17)によって、ベース(11)に沿った状態に配索することができる。これにより、配線を別途クリップ等でまとめたり係止する必要がなく、配線の配索作業を容易に行うことができる。
前記[]に記載の光源装置(10)によれば、前記ベース(11)は、その被取付部(14)が前記筐体(101)の内壁(101a)にある取付部(103)に支持される。ここでベース(11)は、その被取付部(14)が取付部(103)に支持された状態で、ベース(11)の中心軸を中心に全体的に回転させることができる。
よって、ベース(11)を所定の回転角度に調整した後、取付部(103)に対して被取付部(14)を動かぬように固定することで、筐体(101)における光源装置(10)の取付角度を適宜調整して固定することができる。なお、取付部(103)に対する被取付部(14)の最終的な固定は、例えばネジ等によって行われる。
本発明に係る光源装置によれば、簡易な構成により各部品を容易に組み合わせることができ、また、各部品を正確に位置決めすることができ、製造コストを大幅に低減することができる。
さらに、各種灯器の筐体の内壁に対して所定の回転角度に調整可能であり、任意の回転角度で固定することができる。
本発明の実施の形態に係る光源装置を分解して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置の固着手段のうち第1係止部と第1被係止部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置の固着手段のうち第2係止部と第2被係止部を拡大して示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のベースにおいて制御基板の取り付けを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のベースを示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のベースを示す底面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のベースを示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置の光源基板を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置の光源基板を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のカバー板を示す平面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のカバー板を示す底面図である。 本発明の実施の形態に係る光源装置のカバー板を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る信号灯器の筐体において光源装置の取り付けを示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る信号灯器の筐体において光源装置の取り付けを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る信号灯器の筐体に光源装置を取り付けた状態を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る信号灯器を示す正面図である。 本発明の実施の形態に係る信号灯器を示す側面図である。
以下、図面に基づき本発明を代表する実施の形態を説明する。
図1〜図13は、本実施の形態に係る光源装置10を示し、図14〜図18は、本実施の形態に係る光源装置10を備えた信号灯器100を示している。光源装置10は、所定の灯色に発光する光源基板20を含むユニット状に構成されている。信号灯器100は、3つの光源装置10を備えている。以下、信号灯器100を、道路の交差点に設置される三位式の交通信号灯器に適用した場合を例に説明する。
図1に示すように、光源装置10は、全体的には奥行方向の厚さが薄い扁平な円盤形状であり、後述する信号灯器100の筐体101の内壁101a(図14参照)に固定される。光源装置10は、ベース11と、該ベース11上に取り付けられる光源基板20と、該光源基板20のLEDランプ21がある表面側に対向して配置されるカバー板30と、を有している。ベース11およびカバー板30には、これらの間に光源基板20を介在させて重ね合わせた際に互いにスナップフィットにより係合し、光源基板20が位置決めされた状態で離脱を規制する固着手段が設けられている。
先ず、ベース11について説明する。
図1、図6〜図8に示すように、ベース11は、全体的には底浅な円筒形であり、例えば樹脂材料により一体成形された部品である。ベース11の周壁12は底面より所定幅で延出するフランジ状であり、底面は板状ではなく基準面に沿ってリブ13等が展開するように構成されている。ベース11の周壁12の下端縁に沿って、円周方向に周回するガイドレール14が設けられている。ガイドレール14は、後述する筐体101の内壁101aに固定するための被取付部をなし、底面裏側に開口した凹溝形状である。ガイドレール14の環状の上端面には、円弧形の長溝15が所定間隔おきに設けられている。
ガイドレール14の凹溝内側には、後述する筐体101の内壁101a(図14参照)にあるボス103が嵌入するように設定されており、長溝15は、ボス103の先端が貫通不可な幅に形成されている。よって、ボス103をガイドレール14の内側に嵌入させた状態で、長溝15の上からボス103にネジ止めすることにより、ベース11を筐体101の内壁101aに固定することができるようになっている。
ベース11には、カバー板30に対してスナップフィット係合する固着手段のうち第1係止部41と第2被係止部44が設けられている。前記ガイドレール14上には、その円周方向に沿って所定間隔おきに、周壁12と略平行に延伸する第1係止片410が立設されている。各第1係止片410は、それぞれベース11の半径方向に弾性変形可能であり、その上端で内側(中心軸)側に突出する爪状の突起が第1係止部41となる。ここで第1係止部41(第1係止片410)は等間隔に6つ設けているが、直径方向に対向する最低2つあれば係合状態を維持することができ、好ましくは3つ以上設けることで、安定した係合状態を維持することができる。
ベース11の内側には、その底面に沿って直径方向に延びるように後述する制御基板60の基板取付部16が設けられている。この基板取付部16の略中央の両端に、中心軸と略平行に延伸する一対の第2被係止片440,440が立設されている。各第2被係止片440も、それぞれベース11の半径方向に弾性変形可能であり、その上端で内側(中心軸方向)へ突出して互いに対向する爪状の突起の内側が第2被係止部44となる。ここで第2被係止部44(第2被係止片440)は一対設けてあるが、最低一つあれば、カバー板30の略中央の浮きを防止することができ、好ましくは2つ以上設けることで、安定した係合状態を維持することができる。
基板取付部16は、ベース11の内側で直径方向に所定幅で延びる部位であり、後述する位置決めされた光源基板20よりも下方に配置されている。図5に示すように、基板取付部16の略中央には、前記各第2被係止片440の下端側が段状に内側へ折曲されて形成された囲い部441,441がある。また、基板取付部16の長手方向の一端側には、制御基板60の一端を左右および上から支える一対の支え部161,161が設けられ、長手方向の他端側には、制御基板60の他端を最後に止める係止爪162が設けられている。制御基板60の略中央の両端には、前記各囲い部441を真上から接近させた際に回避する凹部61が設けられている。
基板取付部16の適所には、固定された制御基板60に対して下方より弾発的に当接してガタつきを防止する押さえ片163,164が弾性変形可能に設けられている。前記係止爪162も、同様に上下方向に弾性変形可能に設けられている。また、基板取付部16において主要な構成がない部位には、放熱用のスリットが設けられている。なお、前記周壁12において、基板取付部16の各支え部161と対向する箇所は切り欠かれており、この切欠12aより外部から制御基板60のコネクタ62にアクセスしたり、各種配線を通せるように構成されている。
また、ベース11には、光源基板20をベース11の底面と平行に位置決めされた状態に仮止めするための仮止め手段が設けられている。
仮止め手段は、前記固着手段の一対の第2被係止片440,440が兼ねる他、図1に示すベース11の底面において、前記基板取付部16を両側から支えるリブ13上に突設された支持部である複数のボス51,51…から構成されている。ここでボス51は、正六角形の頂点に位置するように6つ突設されているが、その数や配置は第1係止部41や第2被係止部44と同様に適宜定め得る設計事項である。
さらに、ベース11には、関連部品に接続される配線を沿わせて保持するためのブラケット17が設けられている。図1,図7に示すように、ブラケット17は、前記ガイドレール14上にて、各第1係止片410の間に位置するように、所定間隔おきに並ぶように複数突設されている。各ブラケット17の上端側は、周壁12に向かい折れ曲がったフック状に形成されており、該フック状の内側に配線の途中を収納できるようになっている。
ここで配線が接続される関連部品とは、例えば制御基板60であり、図示省略した配線は、制御基板60に給電するための電源コードや外部のコントローラから延びる信号線の類である。配線の先にあるコネクタは、ベース11の周壁12にある切欠12aを通して制御基板60のコネクタに接続することができる。なお、ブラケット17の数や配置も、前記第1係止片410と同様に適宜定め得る設計事項である。
次に、光源基板20について説明する。
図1,図9,図10に示すように、光源基板20は、前記ベース11の周壁12の内側に収まる外径の円形に形成されている、光源基板20に含まれる光源には、発光素子を砲弾型のモールドに埋め込んだLEDランプ21が用いられている。ここで光源基板20は、一般的なプリント配線基板であり、その表面側に多数のLEDランプ21が密に並ぶように実装配置されている。
光源基板20の裏面側の適所には、図示省略したが電線や信号線を接続するコネクタ等が設けられており、配線を介して制御基板60に接続される。なお、光源基板20は、円形のものを示したが、円形に限定されることない。すなわち、光源基板20は、多数のLEDランプ21を配置でき所定の発光面を形成できるものであれば、例えは円形に近い形状(正六角形や正八角形等)の他、正方形等であっても良い。
制御基板60は、光源基板20のLEDランプ21の点灯を制御する制御回路や、光源基板20に電力を供給する電源回路等の回路を含むように構成されている。制御基板60は、前述したベース11の基板取付部16に合致する長方形に形成されており、その略中央の両端には、それぞれ内側に向かって矩形に凹むように前記凹部61,61が設けられている。なお、制御基板60の長手方向の一端側には、配線を接続するためのコネクタ62が設けられている。
光源基板20の略中央には、前記ベース11上に光源基板20を位置決めする仮止め手段のうち、前記各第2被係止部44を含む第2被係止片440の上端側のみ貫通する嵌合孔22が一対設けられている。ここで嵌合孔22は、前記第2被係止部44が通過することで、光源基板20が第2係止部43との干渉を避けるための回避部も兼ねている。詳しく言えば第2被係止片440は、第2被係止部44を含む上端側が段状に細幅となっており、この途中で細幅となった部位のみ嵌合孔22を通過可能である。すなわち、嵌合孔22の周囲に第2被係止片440の段状の部位が当接することで、当該位置に位置決めされる。
また、光源基板20には、前記各嵌合孔22を中心とする円周方向に並ぶように、前記各ボス51に合致する位置に取付孔23が複数設けられている。各取付孔23も、前記各ボス51と共に光源基板20の仮止め手段を構成するものである。各ボス51において取付孔23に嵌る先端側は、前記第2被係止片440の段状の部位と同一の高さ位置に揃えられており、このような仮止め手段によって、光源基板20はベース11の底面と平行に離隔した位置に仮止めされる。
次に、カバー板30について説明する。
図1,図11〜図13に示すように、カバー板30は、前記ベース11の周壁12の外側に被さる円盤状であり、例えば樹脂材料によりに一体成形された部品である。カバー板30の外周縁に沿って所定幅で延出するフランジ31が設けられている。フランジ31には、前記ベース11の切欠12aと合致する箇所に同様の切欠31aが設けられている。カバー板30には、前記光源基板20上における各LEDランプ21の位置に合致させて、各LEDランプ21の先端側が貫通して表面上に突出する多数の貫通孔32が設けられている。
カバー板30は、前記光源基板20の表面側に対向して配置され、各LEDランプ21の先端側を表面上に突出させることで、各LEDランプ21の視認性を高めるためのマスクとしての機能を担っている。そのため、カバー板30の表面には、外部から入射された光を反射させない表面処理が施されている。この表面処理は、単にカバー板30の材質に黒色の樹脂を用いてブラスト加工したり、表面にのみ黒色の遮光性の高い塗料を塗布しても良い。カバー板30の裏面には、前記ベース11上に突設された各ボス51の先端が嵌合する受け部33が設けられている。なお、カバー板30の裏面には、補強のためのリブが適所に設けられている。
カバー板30には、前記ベース11に対してスナップフィット係合する固着手段のうち第1被係止部42と第2係止部43が設けられている。前記フランジ31の外周面には、その円周方向に沿って所定間隔おきに、前記各第1係止部41ごとに対応してスナップフィットにより係合する第1被係止部42が同数設けられている。各第1被係止部42は、フランジ31の外周面の下端縁よりテーパー状に突出した爪状の突起の内側からなる。図3(b)に示すように、第1被係止部42である爪状の突起の内側は、カバー板30の表面と平行ではなく、前記第1係止部41である爪状の突起の先端内側が面接触せず突起の先端のみ当接する傾斜面となっている。
第1係止部41と第1被係止部42とをスナップフィットにより係合させる際、第1係止部41の爪先の背側の傾斜面41aが、第1被係止部42に至る爪状の突起のテーパー面42aに押されると、第1係止部41は外側に拡がるように弾性変形する。そして、第1係止部41である爪先が、第1被係止部42のテーパー面42aを越えると、第1被係止部42である前記傾斜面に弾発的に係合するよう設定されている。なお、第1被係止部42の両脇には、第1係止部41の左右(円周)方向への位置ずれを防ぐための一対のリブが設けられている。
また、カバー板30の略中央には、前記固着手段のうち前記各第2被係止部44ごとに対応してスナップフィットにより係合する第2係止部43も同数の一対設けられている。各第2係止部43は、カバー板30の略中央の裏面より下方へ突出した突片430の下端で、互いに背中合わせに外側(半径方向)へ突出した爪状の突起からなる。図4(b)に示すように、前記第2被係止部44である爪状の突起の内側は、ベース11の底面と平行ではなく、前記第2係止部43である爪状の突起の先端内側が面接触せず突起の先端のみが弾発的に係合する傾斜面として形成されている。これは前記第1係止部41と第1被係止部42と上下逆の関係にある。
次に、信号灯器100について説明する。
前記光源装置10は、3色灯(三位式)の信号灯器100に適用される場合は、青、黄、赤にそれぞれ点灯するユニットとして前記筐体101内に備えられて、外部から供給された電気信号に応じて点灯する。
図14〜図18に示すように、信号灯器100は、正面視で左右方向に延びた長方形であり、奥行方向に底浅な箱状の筐体101と、該筐体101の前面開口を閉じる蓋体102とを備えている。
筐体101は、前記光源装置10の厚さに合わせた奥行方向に底浅なケース状に例えば金属材料で形成されている。筐体101の正面を向く内壁(底面)101aは、各光源装置10の取付面となっている。図16において、筐体101の内壁102aには、正面視で左から順に青色、黄色、赤色と、それぞれの灯色に点灯する3つの光源装置10が並んだ状態に固定されている。また、各色に点灯する通常の光源装置10の他、車両の進行方向を矢印で表示する矢印灯に適用しても良い。
図14に示すように、筐体101の内壁101aには、各光源装置10を所定位置に固定するための取付部をなすボス103が突設されている。ここでボス103は、各光源装置10ごとにベース11のガイドレール14が重なる円周方向に沿って配置されている。本実施の形態におけるボス103は、ガイドレール14の円周上に重なる正六角形の頂点となる位置に6つ配置されているが、その数は適宜定め得る設計事項である。
光源装置10の取り付け時には、各ボス103にベース11のガイドレール14を嵌合させれば、光源装置10全体をその中心軸を回転中心として回転させることができる。よって、光源装置10(ベース11)を任意の回転角度に調整した後、ガイドレール14の長溝15の上からボス103にネジ止めすることにより、光源装置10を筐体101の内壁101aに固定することができるように構成されている。
蓋体102は、前記筐体101の前面開口を閉じる略平板状に形成され、各光源装置10の正面に開設された円形開口部には、同じく平板状に形成された前面カバー104が連続した平面をなす状態に組み込まれている。筐体101と蓋体102とは、それぞれ上端縁が互いにヒンジ105を介して連結されており、また、筐体101の下端縁には、蓋体102の下端縁に係止する周知の留め具106が設けられている。なお、蓋体102の外周には極めて底浅なフランジが一体に設けられている。
前面カバー104は、光源装置10からの光を前方へ透過させるものであり、例えば透明のガラスまたは合成樹脂から光源装置10の正面形状に合致した円板状に形成されている。この前面カバー104は無色透明が適するが、前記LEDランプ21の発光色に合わせて着色しても良い。また、本実施の形態では、単に光を透過させるだけの性質を有するように形成されているが、レンズ的な機能や光を拡散させる機能を備えるようにしても良い。
次に、本実施の形態に係る光源装置10の作用について説明する。
図1に示すように、光源装置10を組み立てるには、ベース11の底面に先ずは制御基板60を取り付ける。図5に示すように、ベース11には、制御基板60を取り付ける基板取付部16があり、この基板取付部16によって、制御基板60をネジや接着剤等を使うことなく、係合関係のみで容易に固定することができる。
基板取付部16に対して制御基板60は、その各凹部61を各囲い部441に対して真上から通過させて基板取付部16上に沿わせた後、凹部61の前後一方の角が各囲い部441の前後他方にある端面に当接するまでスライドさせる。そして、制御基板60の他端を係止爪162の内側に押し込んで係合させる。これにより、基板取付部16は、各囲い部441と係止爪162との間に挟まれた状態となり、長手方向への移動は規制され、また、制御基板60の一端も各支え部161によって支えられる。
基板取付部16は、ベース11上に位置決めされる光源基板20よりも下方に配置されている。よって、熱に弱い制御基板60を、光源基板20から離隔した下方に取り付けることができ、制御基板60が光源基板20の位置決め時に邪魔になることはない。また、固定された制御基板60に対しては、その下方より押さえ片163,164や前記係止爪162が弾発的に当接するため、ガタつきを防止することができる。さらに、基板取付部16には放熱用のスリットが設けられており、熱を外部に逃がすことができる。
続いて、ベース11上に光源基板20を仮止めする。すなわち、ベース11上に光源基板20を近づけつつ、ベース11の略中央より突出した各第2被係止片440の上端側に、光源基板20の略中央にある嵌合孔22を嵌合させる。同時に、ベース11上にて円周方向に並ぶ各ボス51の先端側に、光源基板20の円周方向に並ぶ各取付孔23を嵌合させる。これにより、光源基板20を、ベース11の底面と平行に離隔した位置に確実に仮止めすることができる。ここで光源基板20を、ベース11に対してネジ止めしたり接着する必要はない。
最後に、カバー板30を、光源基板20の上から被せるようにして、ベース11に重ね合わせる。これにより、ベース11とカバー板30とは、固着手段のスナップフィットにより互いに係合し、光源基板20が位置決めされた状態で離脱が規制される。このように、ベース11とカバー板30の構造だけで容易に組み合わせることができ、ネジ等の別部品を用いる必要はない。光源基板20も、ベース11に対して別途ネジ止めしたり接着する必要はなく、ベース11とカバー板30との間で位置決めされた状態に固定される。
固着手段のうち、ベース11の外周に沿って設けられた第1係止部41は、カバー板30の外周に沿って設けられ第1被係止部42に対して弾発的に引っ掛かるように係合する。第1係止部41および第1被係止部42は、ベース11およびカバー板30の外周に沿って複数設けられているため、それぞれの外周同士は周方向の所定間隔おきに固定され、より確実に互いの離脱を阻止することができる。
詳しく言えば図3に示すように、第1係止部41と第1被係止部42とは、ベース11の底面に対する垂直方向に互いに近接する。そして、互いに当接すると、第1係止部41の爪先の背側の傾斜面41aが、第1被係止部42に至る爪状の突起のテーパー面42aの先端に押されて、第1係止部41が外側に拡がるように弾性変形する。第1係止部41である爪先が、第1被係止部42のテーパー面42aを越えると、第1被係止部42である傾斜面に弾発的に係合する。
このとき、第1係止部41の爪先は、第1被係止部42の傾斜面に対して点接触により係合する。このように、第1係止部41の爪先の内側の面は、第1被係止部42の傾斜面に対して面接触しないため、対向面間での隙間によるガタつきを防止することができる。なお、第1係止部41の爪先の背側の傾斜面41aの角度は、図3(b)に示すように、ベース11の底面に対して60度の角度に設計されている。この角度は、第1係止部41の爪先が、第1被係止部42のテーパー面42aが摺動する際に、摩擦抵抗が小さくなるように定められた値である。
さらに、固着手段のうち、カバー板30の略中央に設けられた第2係止部43は、ベース11の略中央に設けられ第2被係止部44に対して弾発的に引っ掛かるように係合する。これにより、ベース11およびカバー板30の略中央においても、互いの離脱を阻止することができる。よって、特にカバー板30の略中央が浮き上がるような変形も防ぐことができる。また、カバー板30の裏面側は、各受け部33に対してベース11上に突設されたボス51の先端が嵌合して支えられており、カバー板30が下方に凹むような変形も阻止される。なお、第2係止部43と第2被係止部44とがスナップフィットにより係合する際の動作は、第1係止部41と第1被係止部42の場合とほぼ同様である。
ところで、ベース11およびカバー板30の内側同士でも係合する場合、これらの間に位置する光源基板20との干渉が問題となる。そこで、光源基板20に、ベース11から延びた第2被係止部44を含む第2被係止片440の上端側を貫通させる嵌合孔22を設けたことにより、光源基板20が第2係止部43と第2被係止部44との係合の妨げとなることはない。嵌合孔22である回避部は、孔に限らず溝等によって構成しても良い。なお、嵌合孔22が光源基板20の仮止め手段を兼ねることは前述した通りである。
以上のように組み立てられた光源装置10は、カバー板30にある各貫通孔32より、その下の光源基板20上の各LEDランプ21が外側に突出している。このように、光源基板20の表面側を、各LEDランプ21を除いてカバー板30で覆うことにより、外部から入射された光の反射を容易に防ぐことが可能となり、各LEDランプ21の視認性を高めることができる。
このような光源装置10は、信号灯器100に適用する場合には筐体101の内壁101aに固定される。図14に示すように、筐体101の内壁101aには、各光源装置10を所定位置に固定するためのボス103が突設されており、各ボス103に対してベース11のガイドレール14の凹溝内側を嵌合させる。かかる状態で光源装置10は、その中心軸を回転中心として回転させることができる。
よって、光源装置10(ベース11)を任意の回転角度に調整した後、ガイドレール14の長溝15の上からボス103にネジ止めすることにより、光源装置10を筐体101の内壁101aに固定することができる。特に、車両の進行方向を矢印で表示する矢印灯に適用する場合、その矢印の向きを任意の方向へ容易に調整することができる。なお、6つのボス103の全てにネジ止めする必要はなく、例えば1つおきに合計3個のボス103、すなわち正三角形の頂点に位置するボス103にのみネジ止めする3点止めで足りる。仮に、ボス103の位置が各長溝15の間と干渉する場合等には、別の3個のボス103に対してネジ止めすれば良い。
図16に示すように、筐体101の内壁101aに固定される光源装置10には、図示省略したが外部から延ばされた配線が接続される。この配線のコネクタは、ベース11の周壁12にある切欠12aとカバー板30のフランジ31にある切欠31aが合わさった開口部より、制御基板60のコネクタ62に接続される。ここで外部から延ばされた配線は、ベース11の周壁12に沿って設けてある各ブラケット17によって、ベース11に沿った状態に配索することができる。これにより、配線を別途クリップ等でまとめたり係止する必要がなく、配線の配索作業を容易に行うことができる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。例えば、前記実施の形態では、光源装置10を三位式の交通信号灯器100に用いる例を説明したが、これに限られることなく、例えば2色灯の歩行者用信号灯器や矢印灯器や一灯点滅灯器等、その他の信号灯器、あるいは信号灯器以外の各種灯器にも適用することができる。
また、前記実施の形態では、前記第1被係止部42を、カバー板30の外周の周方向に沿って、前記第1係止部41と同様に所定間隔おきに複数設けたが、他の構成として、前記第1被係止部42は、カバー板30の外周の周方向に沿って連続して一体に設けるようにしても良い。また、前記第2係止部43と前記第2被係止部44は、省略しても構わない。
また、前記第1係止部41はベース11に設ける一方、前記第1被係止部42はカバー板30に設けたが、逆の態様として、前記第1係止部41をカバー板30に設ける一方、前記第1被係止部42をベース11に設けるように構成しても良い。前記第2係止部43および前記第2被係止部44についても同様である。
さらに、前記実施の形態では、カバー板30を、外光の反射を防ぐことを目的として、各LEDランプ21の先端側を貫通孔32より突出させるものとしたが、これに限られるものではない。例えばカバー板は、前述した特許文献1に記載のように、各LEDランプ21の先端より前方にカバー板30を配置させて、貫通孔を照射光のみが通過する視認角度の制限を目的としたり、あるいは照射光を均一化するための拡散板、透光性材質から形成された単なる保護カバー等であっても構わない。
本発明は、車両や通行人に通行許可ないし停止指示その他の交通規制情報を視認させるための信号灯器に限られることなく、様々な灯器に広く利用することができる。
10…光源装置
11…ベース
12…周壁
12a…切欠
13…リブ
14…ガイドレール
15…長溝
16…基板取付部
17…ブラケット
20…光源基板
21…LEDランプ
22…嵌合孔(回避部)
23…取付孔(仮止め手段)
30…カバー板
31…フランジ
31a…切欠
32…貫通孔
33…受け部
41…第1係止部(固着手段)
42…第1被係止部(固着手段)
43…第2係止部(固着手段)
44…第2被係止部(固着手段)
51…ボス(仮止め手段)
100…信号灯器
101…筐体
101a…内壁
102…蓋体
103…ボス(取付部)
104…前面カバー

Claims (7)

  1. 各種灯器の筐体内に設けられる光源装置において、
    前記筐体の内壁に固定されるベースと、該ベース上に取り付けられる光源基板と、該光源基板の光源がある表面側に対向して配置されるカバー板と、を有し、
    前記ベースおよび前記カバー板には、これらの間に前記光源基板を介在させて重ね合わせた際に互いにスナップフィットにより係合し、前記光源基板が位置決めされた状態で離脱を規制する固着手段が設けられ
    前記固着手段は、
    前記ベースおよび前記カバー板の何れか一方の外周に沿って設けられた第1係止部と、何れか他方の外周に沿って設けられ前記第1係止部が弾発的に引っ掛かる第1被係止部と、
    前記ベースおよび前記カバー板の何れか一方の内側の所定箇所に設けられた第2係止部と、何れか他方の内側の所定箇所に設けられ前記第2係止部が弾発的に引っ掛かる第2被係止部と、を備え、
    前記光源基板には、前記第2係止部ないし前記第2被係止部との干渉を避ける回避部が設けられていることを特徴とする光源装置。
  2. 前記第1係止部は、前記ベースおよび前記カバー板の何れか一方の外周の周方向に所定間隔おきに複数設けられ、
    前記第1被係止部は、前記ベースおよび前記カバー板の何れか他方の外周の周方向に、前記各第1係止部に対応して所定間隔おきに同数設けられていることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  3. 前記第2係止部は、前記ベースおよび前記カバー板の何れか一方の略中央に一または複数設けられ、
    前記第2被係止部は、前記ベースおよび前記カバー板の何れか他方の略中央に、前記第2係止部に対応して同数設けられ、
    前記光源基板の回避部は、前記第2係止部および前記第2被係止部のうち前記ベースに設けられた方を支持する部位が合致して嵌合する孔であり、前記光源基板を位置決めされた状態に仮止めする仮止め手段をなすことを特徴とする請求項またはに記載の光源装置。
  4. 前記仮止め手段は、前記回避部とは別に、前記ベース上に突設された複数の支持部と、前記光源基板にて前記支持部に対応する位置に設けられ、前記支持部の先端側が嵌合する孔と、を備えることを特徴とする請求項に記載の光源装置。
  5. 前記ベースに、前記光源基板の光源の点灯を制御する制御基板を取り付ける基板取付部が設けられ、
    前記基板取付部は、前記位置決めされた光源基板よりも下方に配置され、前記制御基板との係合関係のみで該制御基板を固定可能であることを特徴とする請求項1,2,3または4に記載の光源装置。
  6. 前記ベースには、関連部品に接続される配線を沿わせて保持するためのブラケットが設けられていることを特徴とする請求項1,2,3,4または5に記載の光源装置。
  7. 前記ベースには、前記筐体の内壁に設けられた取付部に対して、該ベース全体がその中心軸を中心に回転可能に支持され、所定の回転角度で固定される被取付部が設けられていることを特徴とする請求項1,2,3,4,5または6に記載の光源装置。
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