JP2013258092A - 照明装置 - Google Patents

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Takeshi Ebara
毅 江原
Atsushi Hiraoka
淳 平岡
Makoto Komori
誠 小森
Yoshiaki Ogura
義明 小倉
Hirokazu Nakagawa
浩和 中川
Tomoaki Ozaki
友亮 尾崎
Hiroaki Amaike
宏明 天池
Yasuaki Suzuki
康昌 鈴木
Tomonori Takahashi
智紀 高橋
Makoto Sugiyama
信 杉山
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Abstract

【課題】皺等が生じることなく反射シートを取り付けて反射面を形成することができる照明装置を提供する。
【解決手段】本体シャーシ2a及び光源32を備える照明装置1であって、光源32は、本体シャーシ2aの外周部2a2側へ光を出射するように、本体部シャーシ2aの中央部に配置されたものであり、本体シャーシ2aは、照明装置1の照明光の出射側に反射シート3を有し、反射シート3は、外周部3g側が光源32からの出射光を受けるように傾けて配置されるとともに、中央部から外周部3g方向に切り込まれた切込部3cを複数有することを特徴とする。
【選択図】図24

Description

本発明は、本体部及び光源を備える照明装置であって、特に反射シートを備える照明装置に関する。
従来から、光源として、発光ダイオード(以下LEDと称する)を用いた照明器具が提案されており、特に最近、LEDを光源とした天井に直付けして取り付けられる、いわゆるシーリングライトが実用化されている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載の照明装置1000は、図32に示すように、LEDモジュール2000から放射された光をシャーシ3000の内側に形成した反射面3100に反射し、反射された光は透光カバー4000で透過、拡散されて下方へ放射される。
LED等の光源から出射された光を反射面で一旦反射し、該反射光を透光カバーから拡散させることで、直接照射される光を抑え、ムラの少ない発光面を形成できる。また、反射面3100を形成するためには反射シートを装着してもよいことが記載されている。
特開2012−074216号公報
特許文献1には、反射面3100を形成するためには反射シートを装着してもよいことが記載されているが、特許文献1には反射シートを取り付けるための具体的な形態については記載されていない。実際に反射シートを取り付けるにあたっては、記載のシャーシ3000は図32に示したように、断面視において外縁部が透光カバー4000側に湾曲した形状をなしている。このため、湾曲面であるシャーシ3000に反射シートを取り付けることになるが、反射シートは通常平面状をなしており、湾曲面の形状に合わせて平面状の反射シートを全面に渡って貼り付けるようとすると、反射シートの表面に皺や波打つ線状のムラが生じてしまう。
反射面3100を形成する反射シートに上記皺等が形成されると、その部分において光が不均一に反射され、透光カバー4000に影や輝線が投影されて発光面にムラが生じるという問題がある。
これを解決するために、反射シートとしてシャーシ3000の湾曲面の形状に合わせた形状に加工することが考えられるが、この場合もやはり湾曲面の形状に正確に合わせて反射シートを加工することは難しく、コスト面でも平面上の反射シートに比べて不利である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、皺等が生じることなく反射シートを取り付けて反射面を形成することができる照明装置を提供することを目的とする。
本発明に係る照明装置は、本体部及び光源を備える照明装置であって、前記光源は、前記本体部の外周部側へ光を出射するように、前記本体部の中央部に配置されたものであり、前記本体部は、前記照明装置の照明光の出射側に反射シートを有し、前記反射シートは、外周部側が前記光源からの出射光を受けるように傾けて配置されるとともに、中央部から外周部方向に切り込まれた切込部を複数有することを特徴とする。
本発明によれば、反射シートを、反射シートの表面に皺等が生じることなく、本体部の表面に対して傾斜させて取り付けることが可能となる。
また、本発明に係る照明装置は、本体部及び光源を備える照明装置であって、前記光源は、前記本体部の中央部へ光を出射するように、前記本体部の外周部に配置されたものであり、前記本体部は、前記照明装置の照明光の出射側に反射シートを有し、前記反射シートは、中央部側が前記光源からの出射光を受けるように傾けて配置されるとともに、外周部から中央部方向に切り込まれた切込部を複数有することを特徴とする。
本発明によれば、反射シートを、反射シートの表面に皺等が生じることなく、本体部の表面に対して傾斜させて取り付けることが可能となる。
また、本発明に係る照明装置は、前記本体部は、前記光源から該光源の光出射方向側に離隔した一部の領域が、前記照射方向側に近づけられるように設けられた段差部を有することを特徴とする。
本発明によれば、段差部から光源側にかけて反射シートを撓ませることで、容易に反射シートを傾斜させて取り付けることができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記光源は、前記本体部に周状をなすように複数設けられ、前記切込部は、隣接する前記光源の間から切り込まれてあることを特徴とする。
本発明によれば、光源と光源の間に切込部を設けることで、切込部の隙間に光源からの光が当たりにくくすることができ、切込部に当たる光により発光面にムラが生じることを抑制することができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記切込部の前記光源側の端部近傍に設けられ、前記反射シートを前記本体部に取り付ける取付部材を備えることを特徴とする。
本発明によれば、取付部材を、切込部の光源側の端部近傍に設けることで、反射シートの表面に突出する取付部材に光源からの光が当たりにくくすることができ、取付部材に当たる光により発光面にムラが生じることを抑制することができる。
また、本発明に係る照明装置は、前記切込部は、前記段差部から前記反射シートの前記光源側の端部まで切り込まれてあることを特徴とする。
本発明によれば、切込部は段差部の位置から光源側の端部まで切り込まれることで段差部を始点として反射シートを撓ませることで傾斜させることができ、反射シート表面における段差部近傍に生じる皺を抑制することができる。
本発明によれば、皺等が生じることなく反射シートを取り付けることができる照明装置を実現することができる。
本発明の実施形態1にかかる照明装置の外観を示す正面図および側面図である。 (a)は図1に示したA−A断面の断面図であり、(b)は(a)に示したB部の拡大図である。 図1に示した照明装置の分解斜視図である。 (a)は図1に示した照明装置に備えられるアダプタカバーの斜視図であり、(b)は(a)に示したアダプタカバーを照明装置に取り付けた状態を模式的に示した断面図である。(c)は(a)に示したアダプタカバーの変形例を示す斜視図である。 図1に示した照明装置に備えられる光源ユニットから出射される光の照明装置内における進行方向を模式的に示した説明図である。 図1に示した照明装置に備えられるリングカバーおよびセンターカバーの正面図および側面図である。 (a)はセンサユニットを電源カバーの電源収容部に収容した状態を示す平面図であり、(b)は(a)に示したC−C断面の断面図である。 図1に示した照明装置に備えられる電源ユニットおよびセンサユニットの分解斜視図である。 (a)はセンサユニットを電源カバーの電源収容部に収容した状態を示す説明図であり、センサユニットの床側の面を示している。る。(b)は(a)に示したD部の拡大図である。(c)はセンサユニットの電源ユニットに対する取付方法を示す説明図である。 (a)はセンサユニットを電源カバーの電源収容部に収容した状態を示す説明図であり、センサユニットの天井側の面を示している。(b)は(a)に示したE部の拡大図である。 (a)は本体シャーシおよび光源ユニットの構成を示す説明図である。(b)は(a)に示したF部の拡大図である。(c)は光源ユニットの取付方法を示す説明図である。 図1に示した照明装置に備えられるレンズの斜視図である。 図1に示した照明装置に備えられるレンズの構成を示す説明図である。 (a)は図1に示した照明装置に備えられる光源基板の構成を示す平面図である。(b)および(c)は(a)に示した光源基板の変形例を示す平面図である。 (a)は図14(a)に示した照明装置に備えられる光源基板の配線図である。(b)および(c)は、それぞれ図14(b)および図14(c)に示した光源基板の配線図である。 図1に示した照明装置に備えられる各光源基板の接続状態を示す説明図である。 (a)は主照明用の光源の構成を示す説明図であり、(b)は常夜灯用の光源の構成を示す説明図である。 (a)は図1に示した照明装置に備えられる防塵カバーの天井側の面の構成を示す分解斜視図であり、(b)は上記防塵カバーの床側の面の構成を示す分解斜視図である。 防塵カバーを取り付ける前の照明装置の状態を示す平面図である。 防塵カバーを取り付けた後の照明装置の状態を示す斜視図である。 防塵カバーを取り付けた後の照明装置の状態を示す断面図である。 防塵カバーを取り付けた後の照明装置の状態を示す平面図である。 図1に示した照明装置に備えられる本体シャーシおよび反射シートの分解斜視図である。 (a)は本体シャーシに取り付けられた反射シートの平面図であり、(b)は(a)に示したS−S断面の断面図である。 取付部材により、反射シートが本体シャーシに取り付けられた状態の断面の拡大図である。 本発明の実施形態2に係る照明装置の、本体シャーシに取り付けられた反射シートの平面図である。 図26に係る照明装置の、T−T断面の断面図である。 (a)は本発明の実施形態3に係る照明装置の本体シャーシに取り付けられた反射シートの平面図であり、(b)は(a)に示したU−U断面の断面図である。 本発明の実施形態4にかかる照明装置の平面図である。 図29に示した照明装置の断面図である。 図29に示した照明装置に備えられるレンズの構成を示す説明図である。 従来の照明装置の断面図である。
本発明に係る照明装置一例として、まず照明装置の一実施形態の全体的な構造に関して図1〜図22に基づいて説明する。その後、本発明に係る照明装置の特徴となる、反射シートの構成および取付方法についての実施形態1および実施形態2を図23〜図30に基づいて説明する。なお、本実施形態では、本発明を家屋等の天井に取り付けられるシーリングライトに適用する場合について説明するが、本発明の適用対象はこれに限るものではない。
(1−1.照明装置1の全体構成)
図1は本実施形態にかかる照明装置1の外観を示す正面図(床面側から見た図)および側面図である。また、図2(a)は照明装置1における図1に示したA−A断面の断面図であり、図2(b)は図2(a)に示したB部の拡大図である。また、図3は照明装置1の分解斜視図である。
これらの図に示したように、照明装置1は、シャーシ2、反射シート3、電源ユニット4、電源カバー5、アダプタ6、アダプタカバー7、防塵カバー8、リングカバー9、およびセンターカバー10を備えている。
シャーシ2は、照明装置1に備えられる各部を支持するための例えばアルミニウムあるいは鉄等の金属材料からなる部材であり、本体シャーシ2aおよび底面シャーシ2bからなる。なお、本体シャーシ2aの形状および材質は上記した構成に限るものではなく、照明装置1の各部を支持するための十分な強度を有していれば樹脂製材料や、セラミックス等であってもよい。ただし、本体シャーシ2aは、後述する光源ユニット30で生じた熱を外部に放散させるために熱伝導性が高い材質であることが好ましい。
本体シャーシ2aの中央部には、照明装置1の照明光の出射方向側の面である表面側(リングカバー9側)から裏面側(天井側)に貫通する開口部が設けられており、この開口部の周囲には本体シャーシ2aの内縁部を表面側に折り曲げることにより形成された6個の光源ユニット支持部20が設けられている。すなわち、光源ユニット支持部20は本体シャーシ2aの一部を折り曲げることによって本体シャーシ2aと一体的に形成されている。また、各光源ユニット支持部20は略同一の形状からなり、かつ、上記の折り曲げによって形成される稜(2つの面の交わりの線分)である折り曲げ部20aが本体シャーシ2aの外縁によって形成される円の中心を通る放射線と略直交するように上記中心に対して点対称に設けられている。これにより、各光源ユニット支持部20は、床面側から見たときに略正六角形を成すように上記開口部の周囲、すなわち本体シャーシ2aの中央部に配置されている。また、シャーシ本体部2aは、上記照明光の出射側に後述する反射シート3を有する。
なお、複数の光源ユニット支持部20は6個設けることで六角形状に形成してあるが、光源ユニット支持部20の数および配置方法はこれに限るものではない。例えば、光源ユニット支持部20を、四角形や八角形等、あるいはその他の多角形状に設けて、後述する光源32を本体シャーシ2aの周方向に沿って周状(多角形状)をなすように複数設けるよう構成してもよい。また、光源ユニット支持部20の配置は、周状であれば多角形状に限らず環状であってもよい。
また、照明装置1の本体部としての本体シャーシ2aは、図5や図24(b)に示す断面図のように、略円環形状の板状部材を外周側に向かうほど、表面がリングカバー9側に近づくように表面に段差部が設けられてある。上記段差部は、本体シャーシ2aの全周に渡って設けられてある。より具体的には、本体シャーシ2aは、上記表面に対し直交方向の位置が折り曲げ部20aと略同一である内周部2a1(第1面)と、上記直交方向の位置が内周部2a1よりもリングカバー9側に位置する外周部2a2(第2面)を有する。内周部2a1は、本体シャーシ2aの中央部の領域であり、外周部2a2は、本体シャーシ2aの外周側の領域である。内周部2a1と外周部2a2との間は段差部2a3により連結されている。上記内周部2a1、外周部2a及び段差部2a3の形成方法は、プレス加工が好適に用いられるが、成型や切削等の他の方法により形成してもよい。
本体シャーシ2aにおける上記開口部(各光源ユニット支持部20によって囲まれる領域)には、電源ユニット4、電源カバー5の一部、アダプタ6、アダプタ取付部6a,6b、アダプタカバー7、および防塵カバー8の一部が配置されている。
電源カバー5は、中央部に設けられた、アダプタ取付部6a,6bの外径形状に応じた形状を有する開口部5aと、当該開口部5aの周囲に設けられた、床側に窪んでおり、天井側が開口した形状からなる電源収容部5bと、電源収容部5bの周囲に設けられた天井面に対して略平行な鍔部5cとを備えている。これにより、電源カバー5は、電源収容部5b内に電源ユニット4を収容して電源ユニット4を保護するようになっている。なお、電源収容部5bの外周部は6個の光源ユニット支持部20の内側(本体シャーシ2aの外縁がなす円の中心側)に収容可能な形状になっている。これにより、電源ユニット4を照明装置1の本体内に収容し、電源ユニットを各光源ユニット支持部20によって囲まれる領域よりも天井側に配置する場合に比べて照明装置1を薄型化することができる。
電源ユニット(電源基板)4は、照明装置1の外部から供給される電力を受電して照明装置1の各部に供給するための電源回路やユーザからの指示や各種センサの検出結果等に応じて各光源の発光状態を制御する制御回路などの回路基板を備えている。なお、電源ユニット4は上記各回路が配置された面である主面が天井側を向くように配置されている。また、電源ユニット4の背面側(床面側)には、各種センサ(例えば照明装置1の周囲の明るさを検知する光センサや照明装置1に対する指示を行うためのリモコン(図示せず)から送信される赤外線信号を受信するセンサなど)が備えられたセンサユニット40が取り付けられている。本実施形態では、アダプタ6から電源ユニット4に電力を供給するための電源ケーブルがセンサユニット40を介して電源ユニット4に接続されるようになっている。センサユニット40の構成および電源ケーブルの接続方法の詳細については後述する。
底面シャーシ2bは、アダプタ6の外径形状に応じた開口部を有する略円板状の部材であり、本体シャーシ2aとの間に電源カバー5の鍔部5cを挟持した状態で本体シャーシ2aに取り付けられる。これにより、電源ユニット4およびセンサユニット40が電源カバー5の電源収容部5bに収容されるとともに電源収容部5bの天井側に設けられた開口面が底面シャーシ2bによって閉塞されている。また、本実施形態では、本体シャーシ2aと底面シャーシ2bとを別体にすることにより、光源ユニット30で生じて本体シャーシ2aに伝達された熱が底面シャーシ2bを介して電源ユニット4へ伝達されることを抑制し、電源ユニット4の温度上昇が生じることを防止している。なお、光源ユニット30で生じて本体シャーシ2aに伝達された熱は、主にhの体シャーシ2aの外縁側へと伝熱されて放熱される。底面シャーシ2bの材質は特に限定されるものではなく、例えば本体シャーシ2aと同様の材質を用いることができる。
アダプタ取付部6a,6bは、照明装置1を天井(設置対象物)に取り付ける際にアダプタ6を保持するとともに、シャーシ2や電源カバー5などの金属からなる部材のエッジを隠す役割を担っている。アダプタ取付部6a,6bは、外径部分が電源カバー5の開口部5aの内径形状に応じた形状であり、内径部分がアダプタ6の外径部分に応じた形状を有する略円環状(略円筒状)の部材であり、電源カバー5の開口部5aに取り付けられている。また、アダプタ取付部6a,6bの内周面には、後述するアダプタ6の可動部6dが係合される溝部(図示せず)がそれぞれ設けられている。また、アダプタ取付部6aにおける周方向の一部には、内周側から外周側へ連通した切欠部6cが設けられており、この切欠部6cには後述する基板側コネクタ48が備えられている。
アダプタ6は、照明装置1を天井に取り付けるための部材であり、アダプタ6における直径方向の両端には、直径方向外側に向けてバネ等の弾性部材(図示せず)によって付勢された可動部6dが備えられている。また、上述したように、アダプタ取付部6a,6bの内周面にはアダプタ6の可動部6dに応じた径を有する溝部が設けられており、可動部6dがアダプタ取付部6a,6bのいずれかの溝部に嵌り込むことにより、照明装置1が天井に取り付けられる。
具体的には、本実施形態にかかる照明装置1は、天井からの高さが異なる2種類の天井側取付部材に対応しており、天井側取付部材の種類に応じて、アダプタ6の可動部6dがアダプタ取付部6aまたはアダプタ取付部6bのいずれかの溝部に嵌合するようになっている。
アダプタ6の可動部6dをアダプタ取付部6aに嵌合させる場合、アダプタ6を天井側取付部材に装着した後、アダプタ取付部6a,6b、電源カバー5、電源ユニット4、本体シャーシ2a、底面シャーシ2b、および反射シート3を組み立てた状態でこれら各部材の中央部に設けられた開口部に天井側取付部材に装着されたアダプタ6を挿入するようにこれら各部材を天井側に押し上げると、アダプタ取付部6aの内縁部がアダプタ6の可動部6dに当接して可動部6dが直径方向内側に押し込まれる。そして、上記各部材をさらに天井側に押し上げると、アダプタ取付部6aの内縁部がアダプタ6の可動部6dとの当接部を通過し、可動部6dがアダプタ取付部6aの内周面に設けられた溝部に嵌り込み、直径方向内側に押し込まれた状態が解除される。これにより、アダプタ取付部6a,6bが天井とアダプタ6の可動部6dとの間に挟まれた状態で保持され、それによって照明装置1が天井に固定される。
また、アダプタ6の可動部6dをアダプタ取付部6bに嵌合させる場合には、アダプタ取付部6aに嵌合させる場合と同様の方法でアダプタ6の可動部6dをアダプタ取付部6aに嵌合させた後、アダプタ取付部6a,6b、電源カバー5、電源ユニット4、本体シャーシ2a、底面シャーシ2b、および反射シート3を組み立てた構造体をさらに天井側に押し上げる。これにより、アダプタ取付部6bの内縁部がアダプタ6の可動部6dに当接して可動部6dが直径方向内側に押し込まれる。そして、上記各部材をさらに天井側に押し上げると、アダプタ取付部6bの内縁部がアダプタ6の可動部6dとの当接部を通過し、可動部6dがアダプタ取付部6bの内周面に設けられた溝部に嵌り込み、直径方向内側に押し込まれた状態が解除される。これにより、アダプタ取付部6bが天井とアダプタ6の可動部6dとの間に挟まれた状態で保持され、照明装置1が天井に固定される。
なお、アダプタ6には、天井側取付部材に備えられる電源供給部に電気的に接続される電気接続部(図示せず)と、上記電源供給部を介して供給される電力を電源ユニット4に供給するための電源ケーブル6eとが設けられている。アダプタ6を天井側取付部材に装着すると、アダプタ6の電気接続部は天井側取付部材に設けられている電源供給部(図示せず)に電気的に接続される。そして、アダプタ6の電源ケーブル6eの先端に設けられたアダプタ側コネクタ6fを、アダプタ取付部6aの切欠部6cを介してセンサユニット40に取り付けられた基板側コネクタ48(後述する図9(b)参照)に装着することにより、基板側コネクタ48に接続された電源ケーブル49(後述する図9(c)参照)を介して電源ユニット4に電力が供給されるようになっている。電源ケーブルの接続方法の詳細については後述する。
アダプタ6をアダプタ取付部6aまたは6bに装着して照明装置1を天井に取り付けた後、アダプタ取付部6aの床面側にはアダプタ6やアダプタ取付部6a,6bが配置されている電源カバー5の開口部を覆うようにアダプタカバー7が取り付けられる。
図4(a)はアダプタカバー7の斜視図であり、図4(b)はアダプタカバー7を照明装置1に取り付けた状態を模式的に示した断面図である。図4(a)に示すように、アダプタカバー7は、反射面7aと3つの爪部7bとを備えている。爪部7bは、アダプタカバー7を照明装置1に取り付けるための係合部であり、図4(b)に示すように、爪部7bをアダプタ取付部6aに係合させることによってアダプタカバー7を照明装置1に取り付けるようになっている。
反射面7aは、光源ユニット30から照射されて防塵カバー8の反射部(反射部材)8aおよび透過部(透過部材)8bを介して当該反射面7aに到達した光をセンターカバー10側へ反射する。すなわち、後述するように、本実施形態では、光源ユニット30から出射される光は、主に光源ユニット支持部20よりも照明装置1の外縁側の領域である主照明領域に出射されるが、光源ユニット30から床側に漏れる光は防塵カバー8の反射部8aおよび透過部8bを介して光源ユニット支持部20よりも照明装置1の内側の領域(各光源ユニット支持部20によって囲まれる領域)である副照明領域に出射される。これにより、主照明領域の明るさを低下させることなく副照明領域についても照明できるようになっている。なお、光源ユニット30から防塵カバー8の反射部8aおよび透過部8bを介して副照明領域に入射した光は、電源カバー5の表面およびアダプタカバー7の反射面7aで反射されてセンターカバー10に入射し、センターカバー10を透過して照明装置1の外部に出射される。
アダプタカバー7の材質は、少なくとも反射面7aが光を反射する性質を有するものであれば特に限定されるものではなく、従来から公知の材質を用いることができる。本実施形態では、高反射性の樹脂材料からなるアダプタカバー7を用いた。なお、反射面7aに光反射性を有する塗料を塗布することによって反射面7aに光反射性を付与してもよい。また、反射面7aと爪部7bとは同じ材質であってもよく、異なる材質であってもよい。
また、防塵カバー8の反射部8aおよびアダプタカバー7の反射面7aは、光を拡散させて反射させる性質を有するものであってもよい。この場合、光源32からレンズ33を介して副照明領域に入射される光は、反射部8aおよび反射面7aで2度にわたって反射・拡散されるので、センターカバー10の円板部10bに入射する光にレンズ33の係止部54の形状に起因する輝度むらが生じることを防止できる。特に、本実施形態のように係止部54がレンズ33の延伸方向に沿って部分的に設けられている構成の場合には係止部54の配置位置や形状に応じた輝度むらが生じやすいが、反射部8aおよび反射面7aで二重に反射・拡散させることにより、輝度むらを適切に防止できる。
なお、図4(a)に示した例では、反射面7aの形状は、アダプタカバー7の直径方向の一端側から他端側にかけてなだらかに湾曲しながら床面側に凸となっており、直径方向の中央部が略平坦状になった形状になっているが、これに限るものではない。例えば、図4(c)に示したように、アダプタカバー7の直径方向の中央部が床面側に突出した形状であってもよい。これにより、センターカバー10の中心部分まで効率よく照明することができる。
このように、本実施形態では、アダプタカバー7の反射面7aの形状を中央部が床面側に凸となる形状にすることにより、防塵カバー8の反射部8aおよび透過部8bを介して副照明領域に入射してくる光を反射面7aによってセンターカバー10に向けて効率よく反射させ、センターカバー10をより均一に光らせることができるようになっている。
防塵カバー8は、光源ユニット30に対して照明光の出射側、つまり本体シャーシ2aと反対の床面側の位置に光源ユニット30と対向するように配置される反射部8aと、反射部8aに対して照明装置1の内側に配置され、光源ユニット30から出射されて反射部8aで反射された光を透過する透過部8bとを備えている。なお、透過部8bは電源カバー5とセンターカバー10とに密着した状態で保持されるようになっており、それによって埃や虫などが光源ユニット30が備えられている空間に侵入することを防止している。すなわち、防塵カバー8は、埃や虫などが光源ユニット30が備えられている空間に侵入することを防止するとともに、光源ユニット30から出射される光の一部を光源ユニット30が配置されている領域よりも照明装置1の内側(光源ユニット30から出射される光の出射方向の中心軸である光軸方向に対して反対側。照明装置1の中央部側。)の副照明領域に導く。防塵カバー8の詳細については後述する。
なお、本実施形態では、副照明領域に、当該副照明領域に入射した光をセンターカバー10の円板部10bに向けて反射させるための反射部材(第2反射部材)としてアダプタカバー7を設けているが、これに限るものではない。例えば、本体シャーシ2aと一体的に設けられる部材や電源カバー5などを上記反射部材(第2反射部材)として用いてもよい。この場合にも、上記反射部材は、副照明領域の中心に向かうほどセンターカバー10側に凸となる形状にすることが好ましい。
各光源ユニット30は、本体シャーシ2aの床側の面(反射面)に対して立設された各光源ユニット支持部20における本体シャーシ2aの外縁側の光源取付面20b(反射面側の面)にそれぞれ取り付けられている。なお、光源ユニット30の配置は、周状であれば多角形状に限らず環状であってもよい。各光源ユニット30は、光源基板31、光源32(本実施形態では、後述する光源W1〜W5、C1〜C4、R1〜R4、N1を総称して光源32と称する)、およびレンズ33からなり、光源32からの出射光の光軸方向(光出射方向)が本体シャーシ2aの面方向に沿って本体シャーシ2aシャーシ2の外周部2a2側を向くように光源ユニット支持部20に取り付けられている。以上のようにして、光源32は本体シャーシ2aの中央部に取り付けられる。
このように、光源ユニット30の光源32からの出射光が照明装置1の中央部から外周部2a2に向かって本体シャーシ2aの面方向に出射される構成にすることにより、照明装置1の側方の天井部を明るく照らすことができ、室内をより明るく感じさせることができる。また、本実施形態では、後述するように、光源32からの出射光の一部がレンズ33および反射部8aを介して照明装置1の中央部(光源ユニット支持部20によって囲まれる領域)の中心方向に導光され、照明装置1の主照明領域(リングカバー9)のみならず、照明装置1の副照明領域(センターカバー10の円板部10b)を発光させることができるようになっている。
なお、本体シャーシ2aの面方向とは、本体シャーシ2aの表面に概ね平行な方向を意味しており、必ずしも厳密に本体シャーシ2aの表面に平行である必要はなく、本体シャーシ2aの表面と交差する方向も含まれる。
また、光源ユニット30の配置位置および光出射方向は上記の方向に限るものではなく、例えば光源ユニット30を照明装置1の外周部に配置して、光源32からの出射光の光軸方向が照明装置1の中央側を向くようにしてもよい。この場合、光源32から当該光源32の光出射方向に出射される光を用いて照明装置1の外周部から中央部までの領域に配光するとともに、光源32から出射される光の一部を光源32の光出射方向と反対側の照明装置1の外周部および照明装置1の周囲の領域(例えば、照明装置1の設置面としての天井面)に配光することができる。
レンズ33は、光源基板31に備えられる光源32から出射される光を屈折させて所定の方向に出射させるためのものである。つまりレンズ33は、光源32から出射された光の配光を制御するためのものである。なお、本実施形態では、光源32を構成する複数のLEDが光源基板31上で本体シャーシ2aの表面に沿った方向に複数並べて配置(並設)されており、レンズ33はこの光源32の並設方向に沿って延伸した形状を有している。
レンズ33の材質は特に限定されるものではないが、例えば、透明なアクリル樹脂やポリカーボネート樹脂などからなるレンズを用いることができる。なお、詳細は後述するが、レンズ33は、光源32から入射した光を主に反射シート3に向けて出射させる光学特性を有しており、反射シート3で反射した光によってリングカバー9の略全域に略均等な照度分布を形成できるようになっている。また、レンズ33に入射した光の一部は床側に出射され、防塵カバー8の反射部8aおよび透過部8bを介して副照明領域へ導かれるようになっている。
図5は、光源ユニット30から出射される光の照明装置1内における進行方向を模式的に示した説明図である。この図に示すように、光源32から出射された光は光源32に対向配置されたレンズ33に入射し、その大部分はレンズ33で屈折されて本体シャーシ2aの反射面に取り付けられた反射シート3に向けて出射される。そして、反射シート3に到達した光は反射シート3で反射されてリングカバー9に入射し、リングカバー9を透過して照明装置1の外部に出射される。なお、本実施形態では光透過性および光拡散性を有する材質からなるリングカバー9を用いている。また、レンズ33、本体シャーシ2a、反射シート3、およびリングカバー9の形状を、反射シート3で反射されてリングカバー9に入射する光によってリングカバー9に生じる輝度分布がリングカバー9の位置によらず略一定になるように設計している。これにより、リングカバー9の略全域が均一に発光するようになっている。なお、本実施形態ではレンズ33から出射される光が反射シート3に向けて出射されるものとしているがこれに限るものではなく、レンズ33からの出射光の少なくとも一部が反射シート3に向かう構成であればよい。例えば、レンズ33からの出射光の光軸方向が反射シート3の反射面と交差する方向であってもよく、上記反射面に平行な方向であってもよい。
また、光源32から出射されてレンズ33に入射した光の一部はレンズ33における床面側の面から出射され、防塵カバー8の反射部8aで反射され、透過部8bを介して各光源ユニット支持部20よりも内側の領域である副照明領域に入射する。副照明領域に入射した光は、電源カバー5およびアダプタカバー7で反射されてセンターカバー10の円板部10bを介して照明装置1の外部に出射される。なお、円板部10bは光透過性および光拡散性を有する材質からなり、円板部10bの略全域が略均一に発光する。なお、光源ユニット30の構成、および光源ユニット30の光源ユニット支持部20に対する取付方法については後述する。
反射シート3は、光源ユニット30から出射される光を反射、拡散するためのシート状あるいはフィルム状の部材であり、例えば、PET(ポリエチレンテレフタレート)やPP(ポリプロピレン)等に、硫酸バリウムもしくは酸化チタンを混ぜ合わせた材料、樹脂に微細な気泡を形成した材料、金属板に銀を蒸着した材料、または金属板に酸化チタン等を含む塗料を塗布した材料からなる。
反射シート3は、本体シャーシ2aの外周部2a2から内周部2a1の端部である折り曲げ部20aまでの領域を覆うように本体シャーシ2aのリングカバー9側(照明装置1の照明光の出射方向側)の表面に全体的に取り付けられることで、光源32から出射された光を反射してリングカバー9側に出射する反射面を形成する。
一般に、反射シートは、シャーシの反射面に光反射性の白色の塗料を塗布したり、シャーシ自体を光反射性を有する材質で構成したりする場合よりも高い98%程度の反射率を実現できる。したがって、本実施形態のように本体シャーシ2aに反射シート3を取り付けることにより、高い反射率の反射面を得ることができ、光利用効率を向上させることができる。
また、本実施形態では、図5、図24(b)に示すように、本体シャーシ2aは、略円環形状の板状部材を外周側に向かうほど、リングカバー9側に近づくように表面に段差が設けられた形状をなす。換言すると、本体シャーシ2aは、光源32から光源32の光出射方向側に離隔した領域である外周部2a2がリングカバー9側に近づけられるべく設けられた段差部2a3を有する。反射シート3はこの本体シャーシ2aの形状に沿って、本体シャーシ2aの内周部2a1から外周部2a2側にかけて本体シャーシ2aの表面に対して傾斜面をなすように本体シャーシ2aに取り付けられている。
これにより、反射シート3で反射された光によりリングカバー9の略全域をより均一な照度で照らすことができ、リングカバー9の全域が略均一な輝度で発光する発光面を形成することができる。反射シート3の材料等の構成は上記例に特に限定されるものではなく、例えば従来から公知の種々の反射シートを用いることができる。反射シート3の形状およびシャーシ2に対する反射シート3の取付方法の詳細については後述する。
照明装置1の照明光を出射するカバーとしてのリングカバー9は、中央部に円形の開口部を有するリング形状のカバー部材であり、反射シート3が形成する反射面に対向して設けられる。リングカバー9は、光源ユニット30から出射され、反射シート3で反射された光を拡散させて照明装置1の外部に照明光として出射する。なお、リングカバー9の周縁部は本体シャーシ2aの周縁部に応じた形状を有しており、リングカバー9の周縁部はガスケット(図示せず)を介して本体シャーシ2aの周縁部に取り付けられている。これにより、リングカバー9と本体シャーシ2a(反射シート3)との間の領域が照明装置1の外部から気密されている。
リングカバー9の材質は光透過性を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えば従来から公知の材質を用いることができる。本実施形態では、乳白色の光拡散性を有するアクリル樹脂からなるリングカバー9を用いたが、これに限らずポリカーボネート樹脂等であってもよい。また、本発明のカバーはリングカバー9のようなリング形状に限らず、円盤形状であってもよいし、多角形状等その他の形状であってもよく、特に限定されない。つまり、リングカバー9と後述するセンターカバー10とは一体的に形成されていてもよい。
センターカバー(カバー部材)10は、遮光性を有するリング状の遮光部(遮光部材)10aと、光透過性および光拡散性を有する円板状部材からなる円板部(カバー部材)10bとを備えており、リングカバー9の中央部に設けられた開口部を覆うように取り付けられる。なお、センターカバー10はリングカバー9と密着して取り付けられており、照明装置1におけるセンターカバー10およびリングカバー9の内部の空間は照明装置1の外部の空間から気密されている。
遮光部10aの材質は、遮光性を有する材質であれば特に限定されるものではないが、例えば、光を透過しない樹脂製のリング部材や、アルミニウムや鉄などの金属製のリング部材を用いることができる。また、遮光部10aにおけるセンサ基板47に備えられる光センサに対応する位置には光センサに照明装置1の外部から入射する光を導くための穴部(図示せず)が設けられている。なお、本実施形態では、白色の樹脂材料からなる円環状の遮光部10aを用いるとともに、図4に示すように遮光部10aにおける床側の面に周方向に沿ったギザギザ形状(凹凸が交互に並んだ形状)を形成した。これにより、遮光部10aの材料に樹脂材料を使用した場合に遮光部10aから薄く透けて見えてしまう照明装置1内の部材等による影などが遮光部10aを介して視認されることをより適切に防止できる。
円板部10bの材質についても、光透過性および光拡散性を有するものであれば特に限定されるものではなく、例えばリングカバー9と同様の材質のものを用いることができる。
なお、本実施形態では、図6に示すように、リングカバー9になる部分とセンターカバー10の円板部10bになる部分とを含む1枚の平板状部材を加熱して成型した後、両者をカットライン11で切り分けることによりリングカバー9と円板部10bとを製造している。カットライン11は、略円形形状の円周方向に沿って3箇所にリングカバー9側から円板部10b側に突出した突出部12aが略均等な間隔で形成されるように設定されている。上記の各突出部12aには、リングカバー9を照明装置1に取り付けるためのネジ穴12がそれぞれ設けられている。なお、本実施形態では、円板部10bの外径を257.6mm、カットライン11の幅を6mm、リングカバー9の内径を269.6mmとしている。
(1−2.センサユニット40の構成およびLEDケーブルの接続方法)
次に、センサユニット40の構成およびLEDケーブルの接続方法について説明する。
図7(a)は、センサユニット40を電源カバー5の電源収容部5bに収容した状態を示す平面図であり、図7(b)は図7(a)に示したC−C断面の断面図である。なお、図7(a)では、底面シャーシ2bおよび電源ユニット4の図示を省略している。
図8は電源ユニット4およびセンサユニット40の分解斜視図である。
図9(a)はセンサユニット40を電源カバー5の電源収容部5bに収容した状態を示す説明図であり、センサユニット40の床側の面を示している。なお、図9(a)ではリングカバー9、センターカバー10、電源カバー5、およびアダプタカバー7の図示を省略している。図9(b)は図9(a)に示したD部の拡大図である。図9(c)はセンサユニット40の電源ユニット4に対する取付方法を示す説明図である。
図10(a)はセンサユニット40を電源カバー5の電源収容部4bに収容した状態を示す説明図であり、センサユニット40の天井側の面を示している。なお、図10(a)は電源ユニット4および底面シャーシ2bを取り付ける前の状態を示している。また、図10(b)は図10(a)に示したE部の拡大図である。
図8に示すように、センサユニット40は、センサ基板ホルダ41、コネクタ支持部42、係合爪部43、ケーブル保護部44、センサ基板47、基板側コネクタ48、および電源ケーブル49を備えている。なお、本実施形態では、センサ基板ホルダ41、コネクタ支持部42、係合爪部43、およびケーブル保護部44は、同一の樹脂材料によって一体的に形成されている。ただし、これに限らず、これら各部材は別々に形成されていてもよく、材質も互いに異なっていてもよい。
センサ基板ホルダ41は、図10(b)に示すように内部が空洞になっており、この空洞部分にセンサ基板47を収容して保持する。センサ基板47には、各種センサ(例えば照明装置1の周囲の明るさを検知する光センサや照明装置1に対する指示を行うためのリモコン(図示せず)から送信される赤外線信号を受信するセンサなど)が備えられている。
コネクタ支持部42は、アダプタ6に備えられるアダプタ側コネクタ6fが接続される基板側コネクタ48を保持するためのものであり、センサ基板ホルダ41の一部に備えられている。センサユニット40を電源ユニット4に取り付けた後、基板側コネクタ48を図9(c)の矢印αに示すようにコネクタ支持部42に対して電源ユニット4の外径側から内径側へ押し込むことにより、基板側コネクタ48がコネクタ支持部42に保持される。
また、図9(b)に示すように、アダプタ取付部6aにおける基板側コネクタ48に対応する位置には切欠部6cが設けられており、コネクタ支持部42に保持された基板側コネクタ48におけるアダプタ側コネクタ6fが接続される接続部が切欠部6cを介してアダプタ取付部6aの内側に露出するようになっている。また、コネクタ支持部42は切欠部6cに応じた形状を有しており、切欠部6cとコネクタ支持部42との間には隙間が生じないようになっている。これにより、アダプタ取付部6aの内側(アダプタ6が取り付けられる側)からセンサユニット40や電源ユニット4が配置される側に埃や虫等が入り込むことを防止できるようになっている。
係合爪部43は、センサ基板ホルダ41の空洞部分の両側に電源ユニット4側に突出するように備えられている。また、電源ユニット4における係合爪部43に対応する位置には係合穴部4aが備えられている。これにより、センサユニット40を電源ユニット4に対して図9(c)に示す矢印βの方向に押し込むことで、係合爪部43が係合穴部4aに係合し、センサユニット40が電源ユニット4に取り付けられるようになっている。
ケーブル保護部44は、センサ基板ホルダ41におけるアダプタ6との対向面とは反対側の面から照明装置1の外縁側に突出するように設けられており、電源ユニット4の基板面に略平行な板状部材からなる。ケーブル保護部44の一部には、ケーブル保護部44を構成する板状部材の表面側から裏面側に貫通したケーブル挿入孔45が設けられている。ケーブル挿入孔45の周縁部には、ケーブル保護部44を構成する板状部材のエッジ部を板面に対して折り曲げるとともに先端部の角を取り除いて滑らかな曲面状にしたリム部62が設けられている。また、ケーブル保護部44の一部には、ケーブル保護部44を構成する板状部材の外縁部からケーブル挿入孔45に連通した連通部63が設けられており、LEDケーブル49がこの連通部63を介してケーブル挿入孔45に挿入されるようになっている。また、ケーブル保護部44を構成する板状部材の外縁部には、床側から天井側に窪んだエッジカバー部46が設けられている。
図3に示したように、本体シャーシ2aにおけるケーブル保護部44に対応する位置には本体シャーシ2aの内縁部の一部(光源ユニット支持部30同士の間の領域)を外縁側に向けて切り欠いた切欠部2cが設けられている。また、電源カバー5の鍔部5cにおけるケーブル保護部44に対応する位置には、鍔部5cの外縁部の一部を内縁側(電源収容部5b側)に向けて切り欠いた切欠部5dが設けられている。
なお、切欠部2cにおける本体シャーシ2aの外縁部がなす円の周方向の幅は、切欠部5dにおける同方向の幅よりも狭くなっている。また、ケーブル保護部44のケーブル挿入孔45の内径は切欠部2cにおける上記幅よりも狭くなっており、エッジカバー部46は鍔部5cの切欠部5dのエッジに応じた形状になっている。また、後述するように、反射シート3における切欠部2cに対応する位置には切欠部2cよりも周方向の幅が狭く外形が小さい切欠部3fが設けられている。
これにより、センサユニット40を電源収容部5bに収容したときに、切欠部2c、切欠部3f、切欠部5d、およびケーブル挿入孔45が連通し、これら各部を介してLEDケーブル49をセンサユニット40の表面側(床側)から裏面側(天井側)に通して電源ユニット4の所定の位置に接続できるようになっている。この際、上述したように、ケーブル挿入孔45の内径および反射シート3の切欠部3fの周方向の幅が切欠部2cの周方向の幅よりも狭くなっているので、LEDケーブル49が切欠部2cに接触することを防止し、切欠部2cとの接触によってLEDケーブル49が傷付くことを防止できるようになっている。また、ケーブル保護部44のエッジカバー部46は鍔部5cの切欠部5dのエッジに応じた形状になっており、センサユニット40を電源収容部5bに収容したときに切欠部5dのエッジがエッジカバー部46によって覆われる。これにより、LEDケーブル49が切欠部5dに接触することを防止し、切欠部5dとの接触によってLEDケーブル49が傷付くことを防止できるようになっている。
また、本実施形態では、センサ基板47を収容するためのセンサユニット40を用いてコネクタ支持部42およびケーブル保護部44を形成している。これにより、部品点数を増加させることなく、LEDケーブルを電源ユニット4に適切に接続するとともに、LEDケーブルが金属部材のエッジと接触することの防止、基板側コネクタ48の保持、および電源ユニット4が備えられる空間への埃や虫の侵入の防止を図ることができる。
(1−3.光源ユニット支持部20および光源ユニット30の構成)
図11(a)は本体シャーシ2a、および光源ユニット30の構成を示す説明図である。また、図11(b)は図11(a)に示したF部の拡大図である。また、図11(c)は光源ユニット30の取付方法を示す説明図である。なお、図11(a)では反射シート3については記載を省略している。
図11(b)に示したように、各光源ユニット支持部20は、本体シャーシ2aの内縁側を照明光の光出射方向側へ折り曲げることによって形成された立設部21と、立設部21の先端を本体シャーシ2aの中央側に向けて折り曲げた先端部22とを有している。また、先端部22には、立設部21に対する折り曲げ部が成す直線に沿って所定の間隔を隔てて配置された当該先端部22を貫通する2つの貫通穴23・23が設けられている。また、立設部21には、光源ユニット30が取り付けられる側からその裏面側へ貫通した2つの貫通穴24・24が設けられている。また、本体シャーシ2aにおける立設部21に設けられた各貫通穴24・24の近傍の位置には、図3に示すように、本体シャーシ2aを貫通する貫通穴2d・2dが設けられている。また、立設部21および本体シャーシ2aには、立設部21と本体シャーシ2aとの折り曲げ部が成す直線に対して略垂直な方向に沿って本体シャーシ2aおよび立設部21の一部を裏面側(反射シート3が備えられる側とは反対側)に窪ませた溝状の補強部25が各立設部21に3つずつ備えられている。
なお、先端部22は、立設部21の強度を増加させるためのものであって必須の構成ではなく、先端部22を設けなくても立設部21が十分な強度を有する場合には先端部22および貫通穴23・23を省略してもよい。同様に、補強部25は立設部21の強度を増加させるためのものであって必須の構成ではなく、補強部25を設けなくても立設部21が十分な強度を有する場合には補強部25を省略したり補強部25の数を減らしてもよい。
立設部21は、本体シャーシ2a側から先端部22の方向に向かうほど幅が狭くなった台形形状を有している。また、先端部22は、立設部21から遠ざかるほど幅が狭くなった台形形状を有しており、立設部21から遠い側の端部の角部には面取りが施されている。したがって、各光源ユニット支持部20同士の間は切り欠かれており、各光源ユニット支持部20は隣接する他の光源ユニット支持部20との間に間隔を有し、互いに独立して本体シャーシ2aの内縁部に立設している。
本実施形態では、立設部21における本体シャーシ2a側の面と本体シャーシ2aにおける立設部21側の面との成す角度が90度よりも小さくなるように立設部21を本体シャーシ2aに対して折り曲げている。これにより、光源の光軸を本体シャーシ2aの反射面(反射シート3)側(反射シート3)に向けることができるので、反射面を介さずにリングカバー9に直接する入射する光を低減することができ、リングカバー9の発光面に輝度ムラが生じることを抑制できる。ただし、立設部21の本体シャーシ2aに対する傾斜角度はこれに限るものではなく、各部の形状や要求される光学特性等に応じて適宜変更してもよい。
また、本実施形態では、本体シャーシ2aの内縁部を折り曲げることによって光源ユニット支持部20を形成しているが、これに限るものではない。例えば、光源ユニット支持部20を本体シャーシ2aとは別体に設けて本体シャーシ2aに取り付けてもよく、本体シャーシ2aの内縁部を絞り加工等によって立設させることでで光源ユニット支持部20を形成してもよく、成型加工または切削加工により光源ユニット支持部20を形成してもよい。
本実施形態では、光源ユニット支持部20を形成する際、まず、板状の本体シャーシ2aの中央部を切削加工することにより、アダプタ6を挿入するための開口部(貫通孔)を形成するとともに、各光源ユニット支持部20における立設部21および先端部22となる部分を形成する。具体的には、上記開口部の周縁部から本体シャーシ2aの外縁側に向かって切り欠かれた複数の切欠部を上記開口部の周囲に所定間隔毎に形成する。これにより、隣接する立設部21および先端部22となる部分同士の間に上記切欠部が形成される。その後、立設部21になる部分(隣り合う切欠部26・26間に挟まれたシャーシ2の一部)を本体シャーシ2aに対して折り曲げ、さらに先端部22を立設部21に対して折り曲げる。なお、先に先端部22を立設部21に対して折り曲げてから立設部21を本体シャーシ2aに対して折り曲げてもよい。
このように、本体シャーシ2aに対して切欠部を形成した上で立設部21を折り曲げ加工により立設させることにより、折り曲げ部を稜角にし、光源ユニット30を安定して保持するとともに、立設部21の本体シャーシ2aからの高さを低くして照明装置1の薄型化を図ることができる。また、本体シャーシ2aと光源ユニット支持部20とを一体的に形成することにより、本体シャーシ2aと光源ユニット支持部20との熱伝導性を向上させることができるので、光源ユニット30で生じた熱を、光源ユニット支持部20を介して本体シャーシ2aに効率的に伝達させて放散させることができる。
なお、光源ユニット支持部20を絞り加工等によって形成することも考えられるが、その場合には、立設部21の折り曲げ部を上記のような稜角にすることが困難であり、本体シャーシ2aの平面部と光源ユニット支持部20の立設部21との間の角部が曲率半径の大きい曲面になってしまう。その結果、立設部21に光源ユニット30を取り付けるための平面部を得るために光源ユニット30の高さが高くなり、照明装置1の厚さが増してしまう。
また、光源ユニット支持部20を本体シャーシ2aとは別に形成して本体シャーシ2aに取り付けることも考えられるが、その場合には、光源ユニット30から本体シャーシ2aへの伝熱特性が低下してしまい、光源ユニット30で生じた熱を十分に放散できなくなる場合がある。また、光源ユニット支持部20を本体シャーシ2aに取り付けるためのネジ等が本体シャーシ2aの反射面に突出することにより、光学特性に悪影響を及ぼす場合がある。また、伝熱特性を向上させるために光源ユニット支持部20と本体シャーシ2aとの間に熱伝導性の高い伝熱シートを挟み込むことが考えられるが、その場合には、部品点数および作業工程が増加し、製造コストが増大してしまう。
図11(b)および図11(c)に示すように、光源ユニット30は、一方向に延伸した形状を有する光源基板31およびレンズ33を備えており、レンズ33が光源ユニット支持部20との間に光源基板31を挟んだ状態で光源ユニット支持部20に装着されることにより光源ユニット支持部20に保持されている。
図12はレンズ33の斜視図である。また、図13は、レンズ33の構成を示す説明図であり、上面図(天井側から見た図)、正面図(光出射面側(本体シャーシ2aの外縁側)から見た図)、底面図(床側から見た図)、側面図(レンズ33の延伸方向から見た図)、上記正面図に示したG−G断面、H−H断面、I−I断面、およびJ−J断面の断面図、上記G−G断面の断面図に示したK部およびL部の拡大図を含んでいる。
これら各図に示すように、レンズ33は、光源ユニット支持部20における2つの貫通穴23・23に対応する位置に設けられた2つの係止部54・54と、天井側面における本体シャーシ2aの貫通穴2d・2dに対応する位置に設けられた係止部58・58と、光源基板31との対向面における立設部21の貫通穴24・24に対応する位置に設けられた突部59・59とを備えている。また、光源基板31における貫通穴24・24に対応する位置には貫通穴60・60が設けられている。係止部54・54は、レンズ33が有する本発明の導光部である。
各係止部54は、レンズ33の本体シャーシ2aと反対側の面である反射面33dに、当該反射面33dの延伸方向に沿って部分的に設けられている。具体的には、レンズ33の本体から床側に突出するように形成された付根部51と、付根部51から光源ユニット支持部20側に突出するように形成された延伸部52と、延伸部52の先端から天井側に突出するように形成された爪部53とを備えている。
各係止部(導光部、係止部材)58は、レンズ33の本体から天井側に突出するように形成された付根部55と、付根部55における光源基板31側の端部から光源基板31とは反対側に延伸するように形成された板状の延伸部56と、延伸部56における天井側の面に形成された爪部57とを備えている。爪部57は、光源基板31から遠ざかるほど天井側に傾斜した傾斜面57aと、傾斜面57aにおける光源基板31から遠い側の端部と延伸部56との間に傾斜面57aに対して鋭角を成すように形成された係止面57bとを備えている。
各突部59は、各係止部54の付根部51から光源基板31側に突出するように形成されている。
レンズ33を光源ユニット支持部20に装着するときには、図11(c)に示すように、まずレンズ33の床側面に設けられた係止部54・54の爪部53・53を光源ユニット支持部20の貫通穴23・23に挿入して立設部21に引っ掛け、突部59・59を光源基板31の貫通穴60・60および光源ユニット支持部20の貫通穴24・24に挿入するように爪部53・53と立設部21との当接部を支点として矢印γ方向に回転させる。これにより、突部59・59が光源基板31の貫通穴60・60および光源ユニット支持部20の貫通穴24・24に挿入され、レンズ33の天井側面に設けられた係止部58・58の延伸部56・56が上下方向に撓んだ状態で係止部58・58の係止面57b・57bが本体シャーシ2aの貫通穴2d・2dに引っ掛けられてレンズ33および光源基板31が光源ユニット支持部20に支持される。なお、光源基板31は、係止部54の付根部51および係止部58の付根部55によって光源ユニット支持部20に押し付けられた状態で保持される。
このように、レンズ33の一部を撓ませてレンズ33を光源ユニット支持部20および本体シャーシ2aに取り付けることにより、光源ユニット支持部20や本体シャーシ2aを変形させることなくレンズ33を容易に着脱することができる。すなわち、光源ユニット支持部20や本体シャーシ2aを変形させてレンズ33を着脱する構成の場合には、光源ユニット支持部20や本体シャーシ2aの塑性変形が生じないようにレンズ33の着脱時に専用の治具等を用いる必要があるが、レンズ33の一部を撓ませて着脱する構成にすることにより、専用の治具等を用いることなく、また光源ユニット支持部20や本体シャーシ2aの塑性変形を生じさせることなくレンズ33を容易に着脱することができる。
また、本実施形態では、各突部59における天井側の面59aは光源ユニット30を立設部21に装着したときに立設部21の表面に対して略垂直になるように形成されている。また、突部59における天井側の面59bは、レンズ33の本体側は面59aに略平行な平行部と、平行部と連続して設けられた突部59の先端へ向かうほど面59a側に傾斜した傾斜部とを備えている。また、光源ユニット支持部20の貫通穴24・24における上下方向(床側から天井側に向かう方向)の幅は突部59・59の上記平行部における面59aと面59bとの間の幅よりも十分に広くなっている。これにより、レンズ33を光源ユニット支持部20に装着する際に突部59・59を貫通穴24・24に容易に挿入できるようになっている。
また、光源ユニット支持部20の貫通穴24・24における床側のエッジ位置は、レンズ33を装着したときに突部59・59の面59aが当接する位置に設定されている。これにより、突部59・59を光源基板31の貫通穴60・60および光源ユニット支持部20の貫通穴24・24に容易に挿入でき、かつ光源ユニット支持部20に対するレンズ33の上下方向の位置を適切に規定できるようになっている。
また、光源基板31の貫通穴60・60の上下方向の幅は、突部59・59の平行部における面59aと面59bとの間の幅と略同様(面59aと面59bとの間の幅よりも貫通穴60・60の上下方向の幅の方が突部59を挿入可能な程度にわずかに広い)になっている。これにより、レンズ33を光源ユニット支持部20に装着する際、突部59・59の先端を貫通穴60・60に挿入してレンズ33を図11(c)に示した矢印γの方向に回動させることにより、光源基板31を突部59・59ですくい上げるように持ち上げるとともに、レンズ33と光源基板31との上下方向の相対位置を規定の位置に保てるようになっている。
また、光源基板31の貫通穴60・60のうちの一方における光源基板31の延伸方向の幅は、当該貫通穴60に対応する突部59の同方向の幅と略同様(貫通穴60における光源基板31の延伸方向の幅の方が突部59における同方向の幅よりも突部59を挿入可能な程度にわずかに広い)になっている。また、光源基板31の貫通穴60・60のうちの一方における光源基板31の延伸方向の幅は、当該貫通穴60に対応する突部59の同方向の幅よりも十分に広くなっている。これにより、光源基板31の長手方向についての光源基板31とレンズ33との相対位置を上記貫通穴60・60のうちの一方に対応する位置で規定するとともに、当該位置を基準として光源基板31とレンズ33とが相対的に移動できるようにすることができる。したがって、光源基板31とレンズ33との間に熱膨張率の差が生じた場合であっても、これら各部材の破損や熱膨張率の差に起因する音鳴りが生じることを防止できる。
また、レンズ33を光源ユニット支持部20に支持させた状態では、係止部58・58には、爪部57・57を天井方向および光源ユニット支持部20から遠ざかる方向に付勢する弾性力が作用する。すなわち、爪部57・57が本体シャーシ2aの貫通穴2d・2dから抜けることを防止する方向、および爪部57・57の係止面57b・57bを貫通穴2d・2dにおける光源ユニット支持部20から遠い側のエッジに押し付ける方向の力が作用する。これにより、レンズ33を光源ユニット支持部20と本体シャーシ2aとにより安定して保持できるようになっている。
また、本実施形態では、レンズ33における床側の面に設けられた係止部54同士の間隔を、レンズ33における天井側の面に設けられた係止部58同士の間隔よりも狭くしている。これにより、レンズ33が長手方向に沿って撓むことを防止している。
また、本実施形態では、レンズ33における床側の面に係止部54・54を設けることにより、レンズ33に入射した光の一部をこれら係止部54・54から床側に出射させ、反射部8aを介して副照明領域に導いている。すなわち、係止部54・54は、レンズ33に入射した光を副照明領域へ導くための導光部としての機能を有している。これにより、副照明領域を適切に照明することができる。
なお、係止部54・54に代えて、あるいは係止部54・54に加えて、レンズ33に入射した光の一部を副照明領域へ導くための他の導光部を備えてもよい。
なお、上記の導光部は、当該導光部からの出射光が反射部8aを介して副照明領域に出射される構成であってもよく、当該導光部から副照明領域に直接出射される構成であってもよい。すなわち、上記の導光部は、レンズ33に入射した光を、光源ユニット支持部20をかわして副照明領域に直接または間接的に入射させることのできる構成であればよい。ただし、副照明領域に入射した光がセンターカバー10の円板部10bに直接入射するのではなく、電源カバー5またはアダプタカバー7で反射されてセンターカバー10の円板部10bに入射する構成にすることが好ましい。これにより、センターカバー10の円板部10bをより均一に近い輝度で発光させることができる。
また、本実施形態では、レンズ33の床側の面における延伸方向の一部の領域にのみ上記の導光部(係止部54・54)を設けている。これにより、レンズ33の延伸方向の全域に上記の導光部を設ける場合に比べて、副照明領域へ導かれる光が過剰になって主照明領域に出射される光の光量が低下することを抑制し、主照明領域が暗くなることを防止できる。すなわち、主照明領域を明るく照明しつつ、副照明領域も照明することができる。
また、本実施形態では、光源ユニット30を本体シャーシ2a(より詳細には本体シャーシ2aと一体的に形成された光源ユニット支持部20)に取り付けているが、これに限らず、本体シャーシ2aとは異なる部材に取り付けられていてもよい。
(1−4.光源基板31の構成)
図14(a)は光源基板31の平面図であり、図15(a)は光源基板31の配線図であり、図16は各光源基板31の接続状態を示す説明図である。なお、本実施形態では、本発明を一般家庭で用いられる8畳〜10畳用のシーリングライトに適用する場合について主に説明する。また、図16では、説明の便器上、6枚の光源基板31を光源基板31A〜31Fとして示している。
図14(a)に示すように、光源基板31は、光源32(光源W1〜W5,C1〜C4,R1〜R3,N1)と、電気抵抗R1と、接続端子(接続端子WW−,WW+,CW−,CW+,Red−,Red+,2つのNight−,および2つのNight+)とを備えている。光源W1〜W4は昼白色の光源であり、C1〜C4は電球色の光源であり、光源R1〜R3は赤色の光源である。また、光源N1は常夜灯として用いられる電球色の光源である。なお、図16に示すように、常夜灯用の光源N1は6枚の光源基板31のうちの2枚(光源基板31Aおよび光源基板31D)にのみ備えられている。光源基板31Aと光源基板31Dとは、六角形状に配置された光源ユニット支持部20に装着されたときに上記六角形の対向する辺に配置されるようになっている。各光源N1から出射された光は、当該各光源N1に対向配置されたレンズ33を介して主照明領域に出射され、リングカバー9に扇型の発光領域を形成する。また、これら各光源N1から出射されてレンズ33から床側に出射された光は反射部8aおよび透過部8bを介して副照明領域に導かれ、センターカバー10の円板部10bを発光させる。また、各光源基板同士の間隔は、図16に示したように18.4mmに設定されている。
また、図15(a)に示すように、光源C1〜C4は接続端子CW−と接続端子CW+との間に直列に接続されており、W1〜W5は接続端子WW−と接続端子WW+との間に直列に接続されており、R1〜R3はRed−とRed+との間に直列に接続されている。
また、光源N1のプラス端子側は電気抵抗R1の一端側に接続され、電気抵抗R1の他端側は各Night+端子に接続されている。また、光源N1のマイナス端子側は各Night−端子に接続されている。なお、上述したように、光源N1は光源基板31A,31Dのみ備えられている。光源N1を備えない光源基板31B,31C,31E,31Fでは、電気抵抗Rと各Night−端子との間は遮断されている。したがって、光源基板31B,31C,31E,31Fでは、Night−端子同士が接続され、Night+同士が接続された状態になっている。
また、図16に示すように、光源基板31Aの接続端子WW+,CW−,Red−、2つの接続端子Night−の一方、および2つの接続端子Night+の一方は、電源コネクタ34aに接続されており、この電源コネクタ34aを介して電源ユニット4に接続されている。
また、光源基板31A〜31Eにおける接続端子WW−,CW+,Red+は、次段に配置された光源基板31B〜31Fにおける接続端子WW−,CW−,Red−に接続されている。また、光源基板31Fにおける接続端子WW−,CW+,Red+は、電源コネクタ34bに接続されており、この電源コネクタ34aを介して電源ユニット4に接続されている。すなわち、それぞれの電源ユニット31A〜31Fに備えられた昼白色の光源W1〜W5、電球色の光源C1〜C4、および赤色の光源R1〜R3は、電源コネクタ34aと電源コネクタ34bとの間で、それぞれの色ごとに直列に接続されている。
また、光源基板31A〜31Cにおける2つの接続端子Night+のうちの他方、および2つの接続端子Night−のうちの他方は、次段に配置された光源基板31B〜31Dにおける2つの接続端子Night+のうちの一方、および2つの接続端子Night−のうちの一方に接続されている。これにより、光源基板31Aに備えられた光源N1(光源N1と電気抵抗R1との直列回路)と光源基板31Dに備えられた光源N1(光源N1と電気抵抗Rとの直列回路)とは、電源コネクタ34aにおける接続端子Night+と接続端子Night−との間に並列に接続されている。なお、各光源N1には、電源ユニット4に備えられるマイコン(図示せず)の駆動電圧と同じ5Vの電圧が印加されるようになっている。
電源コネクタ34aは、接続端子数が6個以上のコネクタであれば特に限定されるものではなく、従来から公知のコネクタを用いることができる。本実施形態では、接続端子数が8個のコネクタ(日本圧着端子製造株式会社製の8PINコネクタ、型番XAP−08V−1)を用いた。また、電源コネクタ34bは、接続端子数が3個以上のコネクタであれば特に限定されるものではなく、従来から公知のコネクタを用いることができる。本実施形態では、接続端子数が4個のコネクタ(日本圧着端子製造株式会社製の4PINコネクタ、型番:XAP−04V−1)を用いた。電源コネクタ34aおよび電源コネクタ34bとして互いに異なるコネクタを用いることにより、各光源基板31の取り付け方向および取り付け位置の間違いを防止することができる。
本実施形態では、上記各色の光源の発光状態を制御することにより、リングカバー9を白色、電球色、桜色(オレンジピンク色)、およびこれらの中間色に発光させることができるようになっている。
なお、本実施形態では、本発明を一般家庭で用いられる8畳〜10畳用のシーリングライトに適用する場合を想定しており、LEDの個数を、昼白色5個、電球色4個、赤色3個、常夜灯用の電球色1個(光源基板31A,32Dのみ)の合計13個(光源基板31B,31C,31E,31Fは常夜灯用のLEDを備えていないので合計12個)としているが、LEDの個数はこれに限るものではない。また、各LEDの配置位置や各LEDの出射光の色についても上述した構成に限るものではなく、照明装置1の各部のサイズや形状、要求される光学特性等に応じて適宜変更してもよい。
図14(b)および図15(b)は、本発明を12畳用のシーリングライトに適用する場合の光源基板31の平面図および配線図の一例である。これら各図に示す例では、光源基板31は、昼白色のLEDを6個、電球色のLEDを5個、赤色のLEDを3個、常夜灯用の電球色を1個(光源基板31A,31Dのみ)の合計15個(光源基板31B,31C,31E,31Fは常夜灯用のLEDを備えていないので合計14個)としている。なお、図14(a)および図15(a)の場合と同様、それぞれの電源ユニット31A〜32Fに備えられた昼白色のLED、電球色のLED、および赤色のLEDは、電源コネクタ34aと電源コネクタ34bとの間で、それぞれの色ごとに直列に接続され、光源基板31Aに備えられた常夜灯用のLEDと光源基板31Dに備えられた常夜灯用のLEDとは、電源コネクタ34aにおける接続端子Night+と接続端子Night−との間に並列に接続される。
図14(c)および図15(c)は、本発明を6畳用のシーリングライトに適用する場合の光源基板31の平面図および配線図の一例である。これら各図に示す例では、光源基板31は、昼白色のLEDを4個、電球色のLEDを3個、赤色のLEDを2個、常夜灯用の電球色を1個(光源基板31A,31Dのみ)の合計10個(光源基板31B,31C,31E,31Fは常夜灯用のLEDを備えていないので合計9個)としている。なお、図14(a)および図15(a)の場合と同様、それぞれの光源基板31A〜31Fに備えられた昼白色のLED、電球色のLED、および赤色のLEDは、電源コネクタ34aと電源コネクタ34bとの間で、それぞれの色ごとに直列に接続され、光源基板31Aに備えられた常夜灯用のLEDと光源基板31Dに備えられた常夜灯用のLEDとは、電源コネクタ34aにおける接続端子Night+と接続端子Night−との間に並列に接続される。
また、本実施形態では、常夜灯用の光源N1を互いに対向する位置に配置された光源基板31Aと光源基板31Dとに備えているが、常夜灯用の光源N1の設置個数および設置位置はこれに限るものではない。例えば、6個の光源基板31のうちの3つに常夜灯用の光源N1を配置してもよく、6個の光源基板31の全てに常夜灯用の光源を配置してもよい。また、常夜灯用の光源N1の色は電球色に限るものではなく、他の色であってもよい。
図17(a)は主照明用の光源の構成を示す説明図であり、図17(b)は常夜灯用の光源の構成を示す説明図である。なお、主照明用の各光源(昼白色、電球色、赤色)は、蛍光体の色が異なる以外は同様の構成である。
図17(a)に示すように、主照明用の光源としては、複数のLED素子36を備えたチップ35と、それら各LED素子36を覆う蛍光体37と、各LED素子36および蛍光体37を覆う半球ドーム状の透明樹脂38とを備えたマルチチップのドーム型光源を用いている。なお、蛍光体37は、当該蛍光体37が備えられる光源の発光色に応じた蛍光特性を有している。
図17(b)に示すように、常夜灯用の光源としては、LED素子を1つのみ備えたチップ39aを出射光の色が電球色と視認される蛍光特性を有する蛍光体39bで封止したシングルチップの表面実装型光源を用いている。
なお、表面実装型光源は、図17(b)に示したように、LED素子を1つのみ備えたシングルチップ型の光源の場合には、マルチチップ型の場合のように複数のLED素子からの出射光が混ざり合うことがないので、出射光の光軸方向に対する傾斜角度に応じた分光特性が視認されやすい。具体的には、出射光の光軸方向に対する傾斜角度が比較的狭い角度範囲では白色に近い色味になり、出射光の光軸方向に対する傾斜角度が大きい角度範囲では黄色に近い色味になる。
(1−5.レンズ33の光学特性)
レンズ33は、図12および図13に示したように、光源32に対向配置される光入射面33a〜33cと、光入射面33a〜33cからレンズ33内に入射した光の大部分を全反射する全反射面としての反射面(光反射面)33d,33eと、光出射面(主出射面)33f〜33hとを備えている。
光入射面33a〜33cは、光源32側に凸となる曲面形状を有している。なお、本実施形態では、光源32(光源W1〜W5、C1〜C4、R1〜R3、N1)を、光入射面33bにおけるレンズ33の幅方向(天井面に垂直な方向)の略中心部に対向する位置に配置している。
反射面33d,33eは、レンズ33の外側に向かって凸となる曲面形状を有している。なお、反射面(第2反射面)33dと反射面(第1反射面)33eとは、光源基板31の基板面に垂直な直線に対して非対称な形状をしている。具体的には、反射面33dと反射面33eとは、これら両反射面がなす曲面の接線と基板面に垂直な直線とのなす角度が、反射面33dの方が反射面33eよりも小さくなっている。
光出射面33f,33hはレンズ33の内側に凹となる曲面形状を有しており、光出射面33gはレンズ33の外側に凸となる曲面形状を有している。また、光出射面33fと光出射面33gとの接続部、および光出射面33gと光出射面33hとの接続部は曲率が連続的に変化した滑らかな曲面になっている。
また、図13に示すように、レンズ33の延伸方向の両端面は、光入射面側から光出射面側へ向かうほどレンズ33の延伸方向の幅が広くなる平面形状になっている。これにより、各レンズ33を光源ユニット支持部20に取り付けたときに、図9(a)に示したように、隣接するレンズ33の端面同士が略平行に配置されるようになっている。なお、この構成では、隣接するレンズ33の端面同士の対向領域近傍にそれら両レンズ33における延伸方向の端部から出射される光が平行に重なり合うことによる輝線が生じる場合があるが、本実施形態では、後述するように、反射部8aに上記の輝線が生じる領域を覆う笠部8cを設けることにより、上記の輝線が照明装置1の外部から視認されることを防止している。
また、図12および図13に示したように、レンズ33の光入射面33a〜33cのうち常夜灯用の光源N1との対向領域を除く領域には、レンズ33の延伸方向に垂直な方向に沿って帯状に設けられた多数の凹部33iおよび凸部33jからなる凹凸部が設けられている。凹部33iは曲率半径1mmでレンズ33の内側に窪んだ滑らかな曲面からなり、凸部33jは曲率半径0.5mmで光源基板31側に突出した滑らかな曲面からなる。凹部33iと凸部33jとは連続して交互に配置されている。
また、レンズ33の光入射面33a〜33cのうち常夜灯用の光源N1との対向領域には、レンズ33の延伸方向に沿って光源基板31側に円弧状に突出した光入射部33kが設けられている。
上記の構成により、主照明用の光源(W1〜W5,C1〜C4,R1〜R3)から光入射面33aに入射した光は光入射面33aで屈折されて反射面33dに入射し、反射面33dで反射されて光出射面33fに入射する。また、主照明用の光源から光入射面33bに入射した光は光入射面33bで屈折されて光出射面33gに入射する。また、主照明用の光源から光入射面33cに入射した光は光入射面33cで屈折されて反射面33eに入射し、反射面33eで全反射されて光出射面33hに入射する。そして、光出射面33f〜33hに入射したこれらの光は、図5に示したように、各光出射面で屈折されてレンズ33から反射シート3へ向けて出射され、反射シート3で反射されてリングカバー9に入射する。これにより、リングカバー9の略全域に略均一な照度分布を形成できるようになっている。
また、主照明用の光源からレンズ33に入射して反射面33dに到達した光は、主に反射面33dで反射して光出射面33fから出射されるが、反射面33dに到達した光の一部は反射面33dからレンズ33の外部(床側)へ出射される。特に、反射面33dにおける係止部58が設けられている領域では、この係止部58がレンズ33内を伝搬する光をレンズ33の外部(床側)へ出射させる導光体として機能し、レンズ33内を伝搬する光がレンズ33の外部(床側)へ出射される。
具体的には、反射面33dはレンズ33に入射して当該反射面33dに到達した光を光出射面33fに向けて全反射する形状に形成されているが、光反射面33dの一部に突設された係止部54は反射面33dからレンズ33の外側(床側)へ突出するように形成された付根部51、付根部51から光源ユニット支持部20側に突出するように形成された延伸部52と、および延伸部52の先端から天井側(本体シャーシ2a側)に突出するように形成された爪部53とを備えており、レンズ33に入射して当該係止部54内で付根部51または延伸部52で全反射した後に、爪部53や係止部54の照明装置1の中央部側の面等から出射される。このように、レンズ33に入射して係止部54に到達した光の一部は係止部54からレンズ33の外部(床側)に出射される。
そして、上記のようにレンズ33から床側へ出射された光は、図5に示したように、防塵カバー8の反射部8aで照明装置1の中央部側へ向けて反射および拡散され、透過部8bを介して各光源ユニット支持部20よりも内側の領域に入射する。そして、各光源ユニット支持部20よりも内側の領域に入射した光は、電源カバー5およびアダプタカバー7で反射および拡散されてセンターカバー10の円板部10bを介して照明装置1の外部に出射される。
なお、レンズ33における光入射面33a〜33cのうち主照明用の光源との対向領域には、レンズ33の延伸方向に垂直な方向に沿って帯状に設けられた多数の凹部33iおよび凸部33jが設けられている。これにより、主照明用の各色の光源から出射されて光入射面33a〜33cに入射する光を凹部33iおよび凸部33jでレンズ33の延伸方向に平行な方向に拡散させ、効率的に混ぜ合わせることができるので、各光源間の距離が離れていることに起因する色むらが生じることを防止できる。
また、凹部33iおよび凸部33jは、少なくとも入射面33aにおける係止部54のレンズ33の延伸方向の位置に対応する位置(入射面33aにおける係止部54に対してレンズ33の延伸方向に垂直な方向に対向する位置)に設けられている。
仮に、凹部33iおよび凸部33jが入射面33aにおける係止部54のレンズ33の延伸方向の位置に対応する位置に設けられていない場合、係止部54はレンズ33に延伸方向に沿って部分的に(具体的には、反射面33dの延伸方向の一部にのみ)設けられているため、係止部54に導光される光は係止部54に対応する位置(入射面33aにおける係止部54に対してレンズ33の延伸方向に垂直な方向に対向する位置に対向する位置)に設けられた一部のLEDからの光がほとんどになる。このため、光色が異なる複数のLEDを発光させて混色させることで所望の色の照明光を照射する場合、係止部54に導光される上記複数のLEDからの光が十分混色されず、センターカバー10がなす発光面とリングカバー9がなす発光面の色が異なってしまう恐れがある。
これに対して、本実施形態では、係止部54に対向する位置に設けられた凹部33iおよび凸部33jにより、係止部54が上記のように部分的にしか設けられていない場合であっても、複数の光色の異なるLEDからの光を係止部54に導光し、それらの光を混色させて副照明領域側へ出射させることができるので、センターカバー10側とリングカバー9側との間の発光面の色の違いを低減することができる。
また、常夜灯用の光源(光源N1)から光入射部33kに入射した光は、主照明用の光源から出射された光と同様、主に、光出射面33f〜33hから反射シート3に向けて出射される。これにより、各光源N1から出射された光により、リングカバー9に扇型の発光領域が形成される。
また、常夜灯用の光源(光源N1)から光入射部33kに入射した光の一部は、主照明用の光源から出射された光と同様、レンズ33から床側へ出射され、防塵カバー8の反射部8aおよび透過部8bを介して各光源ユニット支持部20よりも内側の領域に入射し、センターカバー10の円板部10bを介して照明装置1の外部に出射される。これにより、リングカバー9だけでなく、センターカバー10の円板部10bを発光させることができる。
なお、本実施形態では、光入射面33a〜33cのうち常夜灯用の光源N1との対向部には凹部33iおよび凸部33jを設けていない。このため、各光源N1から光入射面33a〜33cに入射された光はレンズ33の長手方向に拡散されずに主照明領域に出射される。したがって、光源N1から出射された光の利用効率を低下させることなく主照明領域を照明することができる。
また、上述したように、本実施形態では、常夜灯用の光源(副光源)N1としてシングルチップの表面実装型光源を用いているので、出射光の光軸方向に対する傾斜角度に応じた分光が生じやすいが、光入射面33a〜33cのうち常夜灯用の光源N1との対向部には凹部33iおよび凸部33jを設けない構成とすることで、常夜灯用の光源N1からの出射光の分光が強調され、色むらとして視認されることを防止できる。
(1−6.防塵カバー8の構成)
図18(a)は防塵カバー8の天井側の面を示す分解斜視図であり、図18(b)は防塵カバー8の床側の面を示す分解斜視図である。図19は防塵カバー8を取り付ける前の照明装置1の状態を示す平面図であり、図20は防塵カバー8を取り付けた後の照明装置1の状態を示す斜視図であり、図21は防塵カバー8を取り付けた後の照明装置1の状態を示す断面図であり、図22は防塵カバー8を取り付けた後の照明装置1の状態を示す平面図である。
これらの図に示すように、防塵カバー8は、円環状の反射部8aおよび円環状の透過部8bを備えている。また、反射部8aの内縁部には周方向に沿って4箇所に溝部8gが設けられており、透過部8bにおける反射部8aの各溝部8gに対向する位置には溝部8gに応じた形状を有する爪部8fが設けられている。これにより、各爪部8fを対応する溝部8gに係合させることで反射部8aと透過部8bとが隙間なく密着して一体化されるようになっている。なお、透過部8bの反射部8aに対する取り付け方法は特に限定されるものではなく、例えば、接着や溶着により取り付けてもよく、ネジ等を用いて取り付けてもよい。また、反射部8aと透過部8bとは一体的に形成されるものであってもよい。
反射部8aは、光反射性を有する材質からなる略円環状の部材であり、六角形状に配置された各光源ユニット支持部20および各光源ユニット30を覆うように各光源ユニット支持部20および各光源ユニット30に対して床側に対向するように配置されている。反射部8aの材質は、光反射性を有するものであれば特に限定されるものではないが、本実施形態では白色のポリカーボネート樹脂を用いている。これにより、レンズ33の係止部54・54から出射された光は反射部8aで反射して拡散され、さらに電源カバー5またはアダプタカバー7で反射されてセンターカバー10側に出射される。その結果、センターカバー10の円板部10bから出射される光は均一化され、照明装置1の外部から係止部54・54の形状に起因する輝度ムラ等が低減されるようになっている。
また、反射部8aの床側には、リングカバー9の内縁側端部、センターカバー10の円板部10bの外縁側端部、およびこれら両端部を覆うように配置されたセンターカバー10の遮光部10aが反射部8aに対向するように配置されている。また、反射部8aの外縁側端部はリングカバー9の一部に当接しており、内縁側端部はセンターカバー10の円板部10bの一部に当接している。
また、反射部8aにおけるレンズ33の光出射面側の端部に対向する位置から電源カバー5の一部に対向する位置までの領域には、床側に滑らかに窪んだ湾曲面からなる反射面8hが形成されている。これにより、レンズ33から床側に出射された光は反射面8hで反射されて電源カバー5およびアダプタカバー7が配置されている側の領域へと導かれる。
また、反射部8aにおける、隣接するレンズ33同士の対向領域に対向する位置には、それら両レンズ33の端部、両レンズ33の対向領域、および当該対向領域に対して照明装置1の外縁側に隣接する領域を覆うように、照明装置1の外縁側に突出した笠部8cが設けられている。笠部8cにおけるレンズ33側の面は、床側に窪んだ湾曲面からなる反射面になっている。これにより、レンズ33における延伸方向の端部から出射される光(エッジ光)を遮光し、当該エッジ光がリングカバー9を介して照明装置1の外部に出射することにより輝線として視認されてしまうことを防止している。また、レンズ33から出射されたエッジ光を笠部8cの反射面によって電源カバー5およびアダプタカバー7が配置されている側の領域へと導くことにより、センターカバー10の円板部10bを照明するための照明光として利用できるようになっている。本実施形態では笠部8cによってエッジ光を防止しているが、レンズ33におけるエッジ光が発生する部位に光を拡散する構造を設けること(例えばレンズ表面を荒らすことや、光拡散性のあるフィルムを貼ること)などによっても、エッジ光が輝線として視認されることを防止できる。
なお、笠部8cに天井側の面から床側の面に貫通する小さい穴を複数設けたり、笠部8cを天井側の面に入射した光の一部が床側の面に透過し、残りが副照明領域へ向けて反射される半透過性を有する材質で形成してもよい。これにより、リングカバー9における笠部8cに対応する位置に暗部が生じたり笠部8cの影が視認されたりすることを防止できる。
また、反射部8aにおける6個の笠部8cのうち、センサユニット40が配置されている位置に対応する笠部8cを除く5個の笠部8cの内縁側の領域には、天井側へ突出した支柱部8dが設けられている。
また、上記の各支柱部8dのうち反射部8aが成す円環形状の直径方向に対向する2つの支柱部8dの内縁側には天井側に突出しており、先端部が反射部8aが成す円環形状の内側へ曲がった爪部8eが設けられている。また、電源カバー5における各爪部8eに対応する位置には、図19に示すように穴部61がそれぞれ設けられており、各穴部61に各爪部8eを係合させることにより、防塵カバー8が電源カバー5に取り付けられるようになっている。また、各爪部8eを各穴部61に取り付けることにより、各支柱部8dが電源カバー5に当接し、防塵カバー8が天井面に垂直な方向の位置が規定された状態で安定して保持されるようになっている。
透過部8bは、光透過性を有する材質からなる円環状の部材であり、より具体的には、上面から底面にかけて貫通した円筒状をなす。透過部8bは、上述したように反射部8aの周囲に沿って隙間なく密着して取り付けられる。また、透過部8bにおける電源カバー5との当接面は電源カバー5における透過部8bとの対向部に応じた形状になっており、透過部8bは電源カバー5との間に隙間なく密着するようになっている。このように、透過部8bは、反射部8aおよび電源カバー5に対して隙間なく密着するように設けられているので、光源32の光出射方向側の領域である光源ユニット30およびリングカバー9側の空間と光源32の光出射方向と反対側の領域である電源カバー5およびセンターカバー10側の空間との間を塞ぐことができ、透過部8bと電源カバー5との間、および透過部8bと反射部8aとの間から光源ユニット30が備えられている領域に埃や虫などが入ることを防止できる。なお、上記の両領域間を塞ぐとは、当該両領域の間を少なくとも虫が通過しない程度に塞ぐ構成であればよく、必ずしも両領域間を厳密に気密するものでなくてもよい。また、透過部8bの材質は光透過性を有するものであれば特に限定されるものではなく光を拡散させて透過する材質であってもよいが、本実施形態では透明のポリカーボネート樹脂を用いている。
(1−7.反射シート3の構成および取付方法)
〔実施形態1〕
以下、本発明の特徴となる、反射シート3の構成および取付方法の実施形態1について図23〜図25に基づき説明する。
図23は本体シャーシ2aおよび反射シート3の分解斜視図であり、図24(a)は本体シャーシ2aに取り付けられた反射シート3の平面図であり、図24(b)は図24(a)に示したS−S断面の断面図である。図25は、取付部材としてのリベット3hにより、反射シート3が本体シャーシ2aに取り付けられた状態の断面の拡大図である。
図23および図24(a)に示すように、反射シート3の平面視における外形は、本体シャーシ2aの外周部2a2に応じた略円形の形状を有している。反射シート3の形状は、本体シャーシ2aの外形に応じた形状にすることで、本体シャーシ2aのリングカバー9側の表面を全体的に覆うように取り付けることが好ましいが、反射シート3は本体シャーシ2aの形状と同一である必要はなく、例えば円形の本体シャーシ2aに対して、多角形状の反射シート3を取り付けてもよいし、多角形状の本体シャーシ2aに対して、円形の反射シート3を取り付けてもよい。
また、反射シート3は、図24(a)に示すように、平面視における中央部に、部分的に切り抜かれて貫通した開口部3aが設けられてある。開口部3aは、本体シャーシ2aの複数の光源ユニット支持部20によって形成される略六角形の形状及び大きさに対応するように形成されており、複数の光源ユニット支持部20が形成する六角形よりも僅かに大きい六角形状をなす。これにより、複数の光源ユニット支持部20を、開口部3aの周縁部3a1の内側に配置されるように挿通することで、反射シート3を本体シャーシ2aの表面に取り付けることができ、反射面を形成することができる。なお、開口部3aの形状は六角形状に限らず、六角形以外の多角形や円形等、その他の形状であってもよい。
反射シート3の光源32側の端部である開口部3aの周縁部3a1の六角形の各辺及びその周囲を含む領域である内周部3bは、各光源ユニット支持部20と本体シャーシ2aとの折り曲げ部20aに対応する形状を有しており、折り曲げ部20aに沿って配置される。内周部3bは、レンズ33が取り付けられる本体シャーシ2aとレンズ33との間で保持される。これにより、レンズ33の反射面33eから全反射せずに出射した光を反射シート3の内周部3bで反射して照明光として利用することが可能となる。
また、反射シート3の開口部3aの周縁部3a1をなす略六角形の形状の各頂点(各光源ユニット支持部20同士の間に対応する位置)から、反射シート3の径方向に沿って、開口部3aの中心に対し放射状に切り込まれた切込部3cが設けられている。
なお、切込部3cは上記各光源ユニット支持部20の間、すなわち各光源32の間から切り込まれる位置に限定されず、光源ユニット支持部20に対向する位置から径方向に切り込まれてもよい。ただし、各光源32の間から切り込まれることによって、切込部3cが光源ユニット支持部20に対向する位置から切り込まれる場合に比べて光源32からの光が切込部3cに当たりにくくなり、すなわち当該切込部3cの隙間で不均一に反射した光による発光面での輝度むらや影が生じにくくなるという効果がある。
切込部3cは、開口部3aの周方向(反射シート3の周方向)に細隙(細い隙間)が形成されるスリット状に切り込んでもよいし、上記細隙が形成されないように単に切り込むだけであってもよい。
切込部3cは、周縁部3a1(反射シート3の光源32側の端部)から反射シート3の外周部3g側に径方向に切り込まれることで、切込部3cの開口部3a側(光源32側)の端部3c1と開口部3aが連通するようしてある。なお、外周部3gは、実施例1に係る反射シートの光源32の光出射方向側の端部に相当する。
また、切込部3cの反射シート3の外周部3g側の端部3c2は、反射シート3の外周部3g側の端部3g1と開口部3aの間の所定の位置まで切り込まれてあり、具体的には、本体シャーシ2aの内周部2a1と外周部2a2の間の段差部2a3の位置まで切り込まれている。
さらに、端部3c2には、切込部3cの隙間の開口部3aの周方向の幅よりも大きな径を有する丸孔が設けられている。上記丸孔は、例えばパンチにより打ち抜いて形成することができる。上記丸孔により、反射シート3が、切込部3cの端部3c2から外周部3gの端部3g1側に破れてしまうことを防止している。
開口部3aの周方向に沿って所定の間隔で設けられた複数の切込部3cにより、反射シート3における隣接する切込部3c同士の間の領域を撓ませて、周縁部3a1が本体シャーシ2a側(照明装置1の照射方向と反対側)に傾くように、本体シャーシ2aの内周部2a1に対して傾斜させて取り付けることができる(図24(b)参照)。つまり、これにより、反射シート3は、外周部3bが光源32からの出射光を受けるように傾けて配置される。
また、周縁部3a1における本体シャーシ2aの貫通穴2dおよびレンズ33の係止部58に対応する位置には、内周部3bを係止部58に応じた形状に切り欠いて係止部58が貫通穴2dに挿通して係止できるようにした切欠部3dが設けられている。なお、係止部58が係止することができれば、切欠部3dのような切り欠きに限らず、孔を設けるようにしてもよい。
また、反射シート3における本体シャーシ2aの切欠部2cに対応する位置には、切欠部2cに応じた形状の切欠部3fが設けられている。なお、切欠部3fの外形は、切欠部2cよりも小さく、切欠部3fの周縁が切欠部2cの周縁の内側に位置する形状となっている。なお、切欠部3fのような切り欠きに替えて孔を設けるようにしてもよい。
また、内周部3bにおける上記の各切込部3cに対して開口部3aの周方向両側の位置には、反射シート3を本体シャーシ2aに取り付ける取付部材としてのリベット3hを挿入するための挿入孔3eが設けられている。また、本体シャーシ2aの各挿入孔3eに対応する位置には、リベット3hを挿入するための挿入孔2eが設けられている。つまり、リベット3hは、切込部3cの端部3c1近傍に取り付けられる。これにより、本体シャーシ2a上に反射シート3を載置した状態で挿入孔3eおよび挿入孔2eにリベット3hを挿入して反射シート3の内周部3bを本体シャーシ2aの表面に取り付けることができる。
取付部材としてのリベット3hには、例えば頭部を押し込むことで脚部が頭部の径方向に広がる構造を有するプッシュリベット等が好適に用いられる。具体的には、プッシュリベットとしてのリベット3hは、図25に示すように、反射シート3の挿入孔3eおよび本体シャーシ2aの挿入孔2eの内径よりも十分に大きな外径を有する頭部3h1と、頭部3h1から延伸した延伸部3h2と、延伸部3h2の一部に設けられた、挿入孔2eの内径よりもわずかに大きな外径を有し、挿入孔2eに挿入することにより挿入孔2eと当接して外径が縮小する方向に弾性変形し、挿入孔2eを通過したときに弾性変形が解除されて挿入孔2eの内径よりも大きな外径に戻る脚部3h3とを備えている。頭部3h1の表面は、光反射性を有することが好ましい。
これにより、リベット3hの延伸部3h2および脚部3h3を反射シート3の挿入孔3eおよび本体シャーシ2aの挿入孔2eに貫挿することで脚部3h3と頭部3h1との間に反射シート3と本体シャーシ2aとが狭持されて反射シート3が本体シャーシ2aに取り付けられる。
本実施形態1におけるリベット3hが挿入される位置は、切込部3cの端部3c1近傍、すなわち複数の光源ユニット支持部20が形成する六角形の各頂点近傍であるが、これに限らず上記六角形の各辺に対向する位置であってもよい。ただし、上記六角形の頂点近傍にリベット3hを挿入する方が、反射シート3の表面に頭部3h1が突出したとしても、光源32からの直接光が比較的当たりにくい位置であるので、頭部3h1に光が反射することよるムラがリングカバー9に生じにくいため、より好ましい。
以下、本実施の形態における反射シート3の本体シャーシ2aへの取付方法について具体的に説明する。
反射シート3は、図23に示すように、レンズ33が光源ユニット支持部20に取り付けられていない状態の本体シャーシ2aの照明光の出射側の表面に取り付けられる。このとき、光源基板31、光源32は光源ユニット支持部20に取り付けられていても、取り付けられていなくてもどちらでもよい。
まず、複数の光源ユニット支持部20を開口部3aに挿通させることで、反射シート3を本体シャーシ2aの表面に載置する。このとき、開口部3aがなす六角形の頂点の位置と複数の光源ユニット支持部20がなす六角形の頂点の位置が一致し、かつ切欠部2cと切欠部3fの位置が一致するように反射シート3が載置される。
次に、反射シート3の外周部3gを本体シャーシ2aに取り付ける。具体的には、本体シャーシ2aの外周部2a2と反射シート3の外周部3gとの間に、不図示の両面テープを張り付けることで、外周部3gを外周部2a2に取り付ける。両面テープは、外周部3gの全周に張り付けてもよいし、部分的に張り付けてもよい。また、両面テープに限らず、接着剤で外周部3gを取り付けてもよいし、リベットや螺子等の取付部材で取り付けてもよい。
ただし、反射シート3の外周部3gにおいては、リングカバー9と反射シート3との距離が開口部3aの周縁部3a1近傍の内周部3bに比べて近いため、反射シート3の表面に突出するリベットや螺子等の取付部材で取り付けた場合、当該取付部材によってリングカバー9に影や輝線が生じやすく、発光面にムラが生じる恐れがあるので、反射シート3の表面に部材が露出することがない両面テープや接着剤で取り付けることが好ましい。
最後に、周縁部3a1近傍の領域である内周部3bを本体シャーシ2aに取り付ける。まず、反射シート3の、隣接する各切込部3cで挟まれた領域、すなわち、段差部2a3よりも開口部3a側の領域を、本体シャーシ2a側に撓ませて、内周部3bの一部を本体シャーシ2aの内周部2a1に当接させる。この状態で、リベット3hを反射シート3の挿入孔3e及び本体シャーシ2aの挿入孔2eに挿通することで、リベット3hにより内周部3bが本体シャーシ2aに取り付けられる。以上の作業により、本体シャーシ2aに対する反射シート3の取り付けを完了する。
なお、内周部3bを取り付ける取付部材としては、リベット3hに限らず、プッシュリベット以外の、ブラインドリベット等を用いてもよいし、リベット以外の、螺子や両面テープ、接着剤などを用いてもよい。また、内周部3bと外周部3gを本体シャーシ2a1に取り付ける順序は上記順序と逆であってもよい。
図24(b)に示すように、反射シート3の取り付けが完了した状態において、反射シート3は、本体シャーシ2aの外周部2a2側から折り曲げ部20a側にかけて、光源32側の端部が緩やかに本体シャーシ2a側に傾く方向に内周部2a1に対して傾斜した傾斜面を形成することができる。
つまり、反射シート3は、光源32が取り付けられる光源ユニット20の外周部2a2側の光源取付面20bに略直交する光源32の光軸方向(光源32の出射方向の中心軸方向)に平行でなく、上記光軸と交差する方向に傾斜している。換言すると、反射シート3の外周部3gがリングカバー9により近づく方向に、内周部2a1に対して傾斜すべく取り付けられる。これにより、反射シート3は、外周部3gが光源32からの光を受けるように傾けて配置される。
また、図24(b)に示すように、反射シート3が本体シャーシ2aに取り付けられた状態において、反射シート3は、本体シャーシ2aの段差部2a3に対して折り曲げ部20a側の領域の一部が本体シャーシ2aと当接しておらず、本体シャーシ2aとの間に空間が設けられるように取り付けられている。
従来の照明装置のような、湾曲したシャーシの表面に平面状の反射シートを取り付ける場合、無理に湾曲面に反射シート3を押さえつけて取り付けようとすると、反射シート3の全面に渡って湾曲面に密着させることができず、皺による凹凸が反射シートの表面に生じてしまう。これに対し、本発明のように、反射シート3に複数の切込部3cを設けることで、隣接する切込部3cの間に位置する内周部3bを本体シャーシ2a側に撓ませたときに、切込部3cの周方向の隙間が開口部3a側に向かうに従って広がることで、反射シート3に皺を生じさせることなく、本体シャーシ2aの表面に対して傾斜した反射面を形成することが可能となる。
なお、切込部3cの周方向の隙間は、当該隙間が広がる開口部3a側(光源側)においては、上記隙間とリングカバー9との距離が外周部3g側と比較して相対的に離れているため十分拡散してリングカバー9に入射するため、当該隙間によるリングカバー9における輝度ムラは顕著に生じることはない。つまり、光源側の端部から切込部3cを切り込むことで、反射シートに皺を生じさせず、かつ切込部3c自体による発光面の輝度ムラも生じさせずに反射シートを傾斜して取り付けることが可能となる。
図24(b)に示すように、反射シート3の外周部3gが取り付けられる本体シャーシ2aの外周部2a2は、内周部2a1に対して段差部2a3側の端部が若干リングカバー9と反対側に傾いた傾斜面をなしている。これにより、反射シート3が形成する反射面を本体シャーシ2aの外側に向かうほどリングカバー9側へより近づけることができる。また、外周部2a2がなす傾斜面に沿って、隣接する切込部3cで挟まれた領域を内周部2a1に対して傾斜させることができる。
ただし、外周部2a2の径方向の幅は、外周部2a2に直接両面テープ等で反射シート3の外周部3gを取り付けたときに外周部3gの表面に皺が生じにくい程度に狭くしてあり、傾斜面の傾きは上記皺が生じにくい程度の緩やかな角度である。
また、本実施の形態では、外周部2a2および内周部2a1はいずれも略平面状をなしているが、外周部2a2が内周部2a1よりもリングカバー9側に位置した形状、すなわち外周部2a2がより照射光の出射側に位置した形状であれば、外周部2a2および内周部2a1は曲面状であってもよい。また、段差部2a3も必須の構成ではなく、本体シャーシ2aの外周部2a2から内周部2a1にかけて径方向に滑らかな面で連続的に形成されてあってもよい。
外周部2a2が図24(b)に示すような傾斜面でなく、内周部2a1または光源32の光軸に対して略平行な面である場合、段差部2a3を始点として、反射シート3を本体シャーシ2a側に撓ませて傾斜させるので、切込部3cは、端部3c2が本体シャーシ2aの段差部2a3よりも本体シャーシ2aの径方向外側に位置するように切り込まれる、あるいは少なくとも段差部2a3の位置まで切り込まれることが好ましい。これにより、段差部2a3近傍における反射シート3の皺をより確実に防止することができる。
なお、本発明における切込部3cの切り込み深さは特に限定されない。ただし、上記のように端部3c2が段差部2a3よりも径方向外側まで切り込まれると、リングカバー9との距離が近い外周部3gの領域に切込部3cによる隙間が生じ、この隙間による発光面のムラが生じる恐れがあるので、段差部2a3までの位置が上記ムラを生じさせず、かつ反射シートの表面に皺も形成されない最適な切込部3cの切り込み深さである。
本実施形態1に係る照明装置1のように、光源からの光を反射面で反射させて、反射光によりカバーで発光面を形成する照明装置においては、仮に反射シートが取り付けられる本体シャーシの表面が全面にわたって光源の光軸と略平行な平面形状であると、平面状の反射シートを取り付けやすいという利点がある。しかし、特に光源がLED等の指向性の強い光源である場合、反射面が光軸方向と略平行な平面形状であると、光源からの光が反射シートの外周部、すなわち、反射シートの光源の光出射方向側の端部にまで届きにくく、発光面を形成するカバーの外周側が暗くなるという問題がある。
これに対し、本発明にあっては、反射シート3を、表面に皺等生じさせることなく、上記光源の光出射方向側の端部が前記光源からの出射光を受けるよう傾斜すべく取り付けることにより、反射シート3の外周部3gをリングカバー9側に近づけることが可能となる。これにより、光源32からの光が反射シート3の外周部3gまで届きやすくなり、反射シート3の内周部3bと比較して光が届きにくく暗くなりがちな外周部3gに容易に集光させることが可能となる。従って、反射塗装に比べて反射率が高く、光利用効率が高い反射シート3を利用しながら、反射シート3で反射した光をリングカバー9の外周部にまで十分に届かせることができるので、明るく、かつムラの少ない発光面を形成することが可能となる。
なお、本実施形態1では、中央部に開口部3aが設けられ、一体的に形成された環状の反射シート3を用いる例について説明したが、本体シャーシ2aに取り付ける反射シート3は一体に形成されていなくてもよく、別体として複数に分割された反射シートを用いてもよい。
〔実施形態2〕
次に、本発明の実施形態2について説明する。
図26は、本発明の実施形態2に係る照明装置200の、本体シャーシに取り付けられた反射シートの平面図であり、図27は、図26に係る照明装置200の、T−T断面の断面図である。なお、実施形態1と同一の部分については同一の符号を付して説明する。
本実施形態2と実施形態1の相違点は、実施形態1に係る照明装置1は、光源ユニット30が、本体シャーシ2aの中央部に周状をなすべく複数取り付けられ、上記中央部から外周部2a2側に向けて光源32からの光を出射するように設けてあるのに対し、実施形態2に係る照明装置200は、光源ユニット(図示せず)が、本体シャーシ2aの外周部2a2に周状をなすべく複数取り付けられ、外周部2a2から上記中央部側に向けて光源からの光を出射するように設けてある点である。
図26の平面視において、本体シャーシ2aは、略円形の外形を有する板状の部材であり、図27の断面視において、中央部2a4が外周部2a2に対してカバー側(照明光が出射される側)に隆起あるいは突出するように形成された段差部2a5を有する。
本体シャーシ2aの表面には、不図示の光源ユニットを支持する光源ユニット支持部20が、外周部2a2の周方向に沿って多角形状(周状)をなすように複数設けられてある。光源ユニット支持部20は、図27に示すように、本体シャーシ2aのカバーが載置される側(照明光が出射される側)の面から略垂直に立設される矩形の板状部材である。本実施形態2においては、光源ユニット支持部20は、6個設けられ、図26に示すように六角形状をなす。
なお、光源ユニット支持部20および光源ユニットを設ける個数は6個に限らず、3乃至5個、あるいは7個以上であってもよい。また、光源ユニット支持部20および光源ユニットがなす配置は、周状であれば多角形状に限らず環状であってもよい。
本体シャーシ2aの表面には、光源ユニット支持部20の内側に反射面を形成する反射シート3が取り付けられてある。反射シート3は、複数の光源ユニット支持部20がなす六角形状に応じた六角形状の外形をなす。
不図示の光源は、光源ユニット支持部20の中央部2a4側の光源取付面20cに取り付けられ、外周部2a2側から中央部2a4側に向けて、反射面の略面方向に光を出射する。光源として、実施形態1と同様にLEDが用いることができる。また、不図示のカバーは、反射シート3がなす反射面に対向するよう、換言すると、反射シート3に対して照明光の出射側に設けられる。
反射シート3には、該反射シート3の外形がなす六角形の頂点の位置、すなわち反射シート3の光源32側の端部から中央部2a4側に径方向に切込部3cが複数設けられてある。切込部3cの中央部2a4側の端部3c2は、段差部2a5の位置まで切り込まれている。
切込部3cの光源側の端部3c1近傍には、反射シート3の外周部3gを本体シャーシ2aに取り付ける取付部材としてのリベット3hが設けられてある。また、反射シート3の中央部3iは、両面テープにより中央部2a4に取り付けられる。
本実施形態2に係る照明装置200にあっては、複数の切込部3cの間の領域を撓ませて、外周部3g側の端部が本体シャーシ2a側に傾くように外周部2a2(光源32の光軸)に対して傾斜して取り付けることができる。反射シート3の表面に皺を生じさせることなく傾斜面をなす反射面を設けることができる。
これにより、図27に示すように、反射シート3を、光源の光出射方向側に向かうに従って中央部3i側が光源32からの出射光を受けるよう傾けて配置して、中央部3iをカバー側に近づけることができ、光源からの光が届きにくい中央部3iまで容易に集光させることができるので、ムラの少ない均一な発光面を形成することが可能となる。
〔実施形態3〕
次に、本発明の実施形態3について説明する。
図28(a)は、本発明の実施形態2に係る照明装置300の、本体シャーシ2aに取り付けられた反射シート3の平面図であり、図28(b)は、図28(a)に係る照明装置300の、U−U断面の断面図である。なお、実施形態1と同一の部分については同一の符号を付して説明する。
本実施形態3の照明装置300は、実施形態1と同様の反射シート3を用いるものであるが、実施形態1に係る照明装置1は、光源ユニット30が、本体シャーシ2aの中央部に周状をなすべく複数設けられ、かつ本体シャーシ2aと一体に形成された光源ユニット支持部20に取り付けられているのに対し、実施形態3に係る照明装置300は、光源ユニット(図示せず)が、本体シャーシ2aの中央部に配置された光源取付部材27に取り付けられている点で相違する。
つまり、本願発明に係る光源は、本体部としての本体シャーシ2aに直接取り付けられている必要はなく、本実施形態3は、本体部と別体に設けられた光源取付部材27に取り付けられる例について説明するものである。
具体的には、光源取付部材27は、本体シャーシ2aの中央部に形成された六角形状の開口部に配置され、当該開口部の形状に応じた形状をなす。光源取付部材27は、六角形状の板部材である基部272と、基部272の外周部に周状に設けられた光源ユニットを支持する光源ユニット支持部271とを有する。光源ユニット支持部271は、基部272と一体的に形成されていてもよいし、別部材として基部272に取り付けられてあってよい。光源ユニット支持部271の、本体シャーシ2aの外周部2a2側を向く光源取付面271aに、光源ユニットが取り付けられる。
また、光源取付部材27は、内周部2a1と接合されることで本体シャーシ2aに直接取り付けられるように構成してもよいし、本体シャーシ2aには直接取り付けないように構成してもよい。
なお、本実施形態3と実施形態1との相違点は、上記した光源が取り付けられる部材に係る構成のみであるから、本実施形態3においても実施形態1と同様の効果が得られることは言うまでもない。
〔実施形態4〕
次に、実施形態4について説明する。
図29は本実施形態にかかる照明装置100の平面図であり、図30は図29に示したV−V断面の断面図である。なお、図29ではリングカバー109の記載を省略している。
これら各図に示すように、照明装置100は、円板状シャーシ102と、円板状シャーシ102の床側面を覆うように取り付けられた反射シート103と、円板状シャーシ102の中央部に配置された電源ユニット104と、電源ユニット104を覆うように円板状シャーシ102に取り付けられた電源カバー105と、電源ユニット104および電源カバー105の中央部に設けられた略円形の貫通部に配置されたアダプタ取付部106a,106bと、電源カバー5よりも円板状シャーシ102の外縁側の領域に電源カバー5を取り囲むように略六角形状に配置された複数の光源132およびこれら各光源を覆うように配置されたレンズ133を備えている。
また、アダプタ取付部6a,6bに対して床側に対向する位置には、センターカバー110が備えられており、センターカバー110の外縁から照明装置100の外縁までの領域には反射シート3およびレンズ133に対して間隔を隔てた位置にリングカバー109が備えられている。センターカバー110およびリングカバー109は光透過性を有する材質からなる。
各光源132は、出射光の光軸が床側を向くように円板状シャーシ102上に配置されている。レンズ133は、各光源132が配置された領域を覆うように配置されている。なお、本実施形態では、複数の光源132を照明装置1の中心部を取り囲むように六角形状に配置し、この六角形の各辺に対応する位置に1方向に延伸する形状を有するレンズ133を各光源132に対向するように配置している。
また、レンズ133は、図30に示すように、各光源132から入射した光の一部を照明装置100の外縁側へ出射させ、残りを照明装置100の内側へ出射させる光学特性を有している。これにより、各光源132から出射された光は、レンズ133で屈折されて当該レンズ133よりも照明装置100の外縁側、および当該レンズ133よりも照明装置100の内縁側に出射され、センターカバー110およびリングカバー109の略全体が照明される。なお、電源カバー105は照明装置1の中央側へ向かうほど天井から遠ざかる方向に傾斜した傾斜面を有しており、光源132からレンズ133を介して上記傾斜面に入射した光は上記傾斜面で反射されてセンターカバー110またはリングカバー109に入射する。
図31は、レンズ133および光源132の断面図である。この図に示すように、レンズ133は、光源132から出射された光が入射する光入射面133a〜133eと、光源からレンズ133に入射した光をレンズ133の外部に出射する光出射面133f、133g〜133iと、反射面133j,133kとを備えている。
光源132から光入射面133aに入射した光は光入射面133aで屈折して主に光出射面133fへ導かれ、光出射面133fに到達した光は光出射面133fで屈折してセンターカバー110側へ出射される。
光源132から光入射面133bに入射した光は光入射面133bで屈折して主に反射面133jへ導かれ、反射面133jで反射して光出射面133gに導かれる。光出射面133gに到達した光は光出射面133gで屈折してセンターカバー110側へ出射される。
光源132から光入射面133cに入射した光は光入射面133cで屈折して主に反射面133kへ導かれ、反射面133kで反射して光出射面133hに導かれる。反射面133kで反射して光出射面133hに到達した光は光出射面133hで屈折して照明装置100の外縁側へ出射される。
光源132から光入射面133dおよび光入射面133eに入射した光は光入射面133dおよび光入射面133eで屈折して主に光出射面133iへ導かれ、光出射面133iに到達した光は光出射面133iで屈折して照明装置100の外縁側へ出射される。
これにより、光源132から出射された光はレンズ133によって照明装置100の外縁側およびセンターカバー110側に出射され、反射シート103や電源カバー105で反射されるなどしてリングカバー109およびセンターカバー110の略全域を略均一に照明する。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 照明装置
2 シャーシ
2a 本体シャーシ(本体部)
2a3、2a5 段差部
3 反射シート(反射面)
3c 切込部
3c1 切込部の光源側の端部
3h リベット(取付部材)
9 リングカバー(カバー)
20 光源ユニット支持部
30 光源ユニット
32 光源
33 レンズ

Claims (6)

  1. 本体部及び光源を備える照明装置であって、
    前記光源は、前記本体部の外周部側へ光を出射するように、前記本体部の中央部に配置されたものであり、
    前記本体部は、前記照明装置の照明光の出射側に反射シートを有し、
    前記反射シートは、
    外周部側が前記光源からの出射光を受けるように傾けて配置されるとともに、
    中央部から外周部方向に切り込まれた切込部を複数有することを特徴とする照明装置。
  2. 本体部及び光源を備える照明装置であって、
    前記光源は、前記本体部の中央部へ光を出射するように、前記本体部の外周部に配置されたものであり、
    前記本体部は、前記照明装置の照明光の出射側に反射シートを有し、
    前記反射シートは、
    中央部側が前記光源からの出射光を受けるように傾けて配置されるとともに、
    外周部から中央部方向に切り込まれた切込部を複数有することを特徴とする照明装置。
  3. 前記本体部は、
    前記光源から該光源の光出射方向側に離隔した一部の領域が、前記照明光の出射側に近づくように設けられた段差部を有することを特徴とする請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記光源は、前記本体部に周状をなすように複数設けられ、
    前記切込部は、隣接する前記光源の間から切り込まれてあることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記切込部の前記光源側の端部近傍に設けられ、前記反射シートを前記本体部に取り付ける取付部材を備えることを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
  6. 前記切込部は、前記段差部の位置から前記反射シートの前記光源側の端部まで切り込まれてあることを特徴とする請求項3に記載の照明装置。
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