JP6980392B2 - 制御基板、遊技機、表示装置、リユース管理システム及び制御方法 - Google Patents

制御基板、遊技機、表示装置、リユース管理システム及び制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、冷却ファンを備える遊技機/表示装置用の制御基板、前記制御基板が組み込まれた遊技機、前記制御基板を備えた表示装置、リユース管理システム及び冷却ファンを備える遊技機を制御するための制御方法に関する。
遊技機を構成する種々の機器は、設置場所から回収した後にリユース(再利用)される場合がある。このとき、かかる機器がリユース対象として機能し得るか否かについての検査がなされる。
特許文献1には、リユースされる遊技機用電子素子の使用履歴を管理することができる遊技機用電子素子の管理方法の提供を目的とし、外観検査装置が、遊技機用電子素子の面に予め捺印されている当該遊技機用電子素子の使用開始時期に関する情報と当該遊技機用電子素子の使用限度期間の情報とに基づいて当該遊技機用電子素子がリユース可能であるか否かを判断し、前記遊技機用電子素子がリユース可能である場合には、捺印装置が、当該遊技機用電子素子の面に当該遊技機用電子素子の使用履歴に関する情報を捺印することを特徴とする遊技機用電子素子の管理方法が開示されている。
特開2012−228294号公報
遊技機に備えられる冷却ファンに何らかの要因により異常が発生した場合には、冷却ファンの周囲の温度が上昇し、遊技機に備えられる種々の電子部品に悪影響を与えてしまうことがある。しかし、特許文献1に開示される方法では、遊技機用電子素子の使用開始時期に関する情報と、遊技機用電子素子の使用限度期間の情報とに基づいて当該遊技機用電子素子がリユース可能であるか否かが判断されるものの、冷却ファンの異常については考慮されていない。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、冷却ファンの異常に起因する悪影響を把握可能とし、遊技機を構成する種々の機器のリユースに供することが可能な制御基板、遊技機、表示装置、リユース管理システム及び制御方法を提供するものである。
本発明によれば、冷却ファンを備える遊技機用の制御基板であって、前記制御基板は、制御部及び記憶部を備え、前記制御部は、前記冷却ファンの異常の発生及び前記異常の継続時間を検出可能に構成され、且つ、前記異常の継続時間に関する情報を前記記憶部に記憶するように構成される、制御基板が提供される。
本発明によれば、冷却ファンに異常が発生した場合、異常の継続時間に関する情報を記憶する。これにより、遊技機を回収した後に冷却ファンの異常継続時間に関する情報を適切に把握することが可能になる。かかる異常継続時間に関する情報により、遊技機を構成する機器がリユース可能か否かについての判断を容易に下すことが可能となる。
以下、本発明の種々の実施形態を例示する。以下に示す実施形態は互いに組み合わせ可能である。
好ましくは、前記異常の継続時間に関する情報は、前記異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回るかどうかを示す情報、又は、前記異常の継続時間を表す情報である。
好ましくは、前記記憶部は、不揮発性メモリにより構成される。
好ましくは、前記制御部は、前記制御基板の稼働時間を前記記憶部に記憶するように構成される。
好ましくは、上記の何れか1つに記載の制御基板が組み込まれた遊技機が提供される。
好ましくは、前記冷却ファンの異常を検出する異常検出部を備え、前記異常検出部は、前記異常の発生を前記制御部に通知するように構成される。
好ましくは、前記制御部は、前記異常の継続時間を計測するように構成される。
好ましくは、前記異常が発生した旨を報知する報知部を備える。
好ましくは、上記の何れか1つに記載の制御基板を備え、且つ遊技機に組み込まれる表示装置が提供される。
好ましくは、上記の何れか1つに記載の遊技機と、管理装置と、データベースと、を備えるリユース管理システムであって、前記遊技機は、前記管理装置と通信可能に構成される通信部を備え、前記管理装置は、前記通信部を介して前記異常の継続時間を取得し、前記異常の継続時間と、前記異常が発生した遊技機と、を関連付けて前記データベースに記憶する、リユース管理システムが提供される。
好ましくは、前記管理装置は、前記制御基板の稼働時間と、前記制御基板が搭載された前記遊技機と、を関連付けて前記データベースに記憶する。
好ましくは、制御基板及び冷却ファンを備える遊技機を制御するための制御方法であって、前記冷却ファンの異常の継続時間を計測する計測ステップと、制御基板に設けられた記憶部に、前記異常の継続時間に関する情報を記憶する記憶ステップと、前記制御基板と管理装置とを接続する接続ステップと、前記管理装置により、前記記憶部から前記異常の継続時間に関する情報を読み取る読取ステップと、を備える制御方法が提供される。
好ましくは、前記異常の継続時間に関する情報は、前記異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回るかどうかを示す情報、又は、前記異常の継続時間を表す情報である。
好ましくは、前記異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回る場合、前記遊技機にその旨を表示させる表示ステップを備える。
好ましくは、前記管理装置により、前記異常の継続時間と、前記異常が発生した遊技機と、を関連付けてデータベースに記憶する記憶ステップを備える。
好ましくは、前記管理装置により、前記異常の継続時間が前記制御基板、前記遊技機又は前記遊技機に組み込まれる表示装置の少なくとも1つをリユース可能な時間であるか否かについての情報を前記データベースに記憶するリユース可否判断記憶ステップを備える。
好ましくは、前記記憶部に記憶された前記異常の継続時間に関する情報は、前記制御基板、前記遊技機又は前記遊技機に組み込まれる表示装置の少なくとも1つがリユースされた後でも前記記憶部に記憶される。
好ましくは、冷却ファンを備える表示装置の制御基板であって、前記制御基板は、制御部及び記憶部を備え、前記制御部は、前記冷却ファンの異常の発生及び前記異常の継続時間を検出可能に構成され、且つ、前記異常の継続時間に関する情報を前記記憶部に記憶するように構成される、制御基板が提供される。
本発明の一実施形態に係るリユース管理システム100であって、遊技機10、管理装置5及びデータベース6により構成されるリユース管理システム100の構成図である。 データベース6に記憶される情報の一例を表す図である。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。以下に示す実施形態中で示した各種特徴事項は、互いに組み合わせ可能である。
以下、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係るリユース管理システム100であって、遊技機10、管理装置5及びデータベース6により構成されるリユース管理システム100について説明する。
<遊技機10>
遊技機10は、表示装置2が組み込まれたものであり、例えばパチンコ機である。遊技機10は、少なくとも表示装置2、冷却ファンユニット3及び通信部4を備える。遊技機10は、パチンコ玉のような遊技媒体が特定の入賞口を通過するか否かをセンサ等によって検出し、その検出結果に基づいて当たり判定を行うものである。かかる判定結果は、図柄等として遊技機10に組み込まれた表示装置2に表示され、遊技者に通知される。
表示装置2は、遊技機10に組み込まれるものであり、制御基板1、表示パネル21、表示パネル駆動回路22及び報知部23を備える。表示パネル21は、図柄等を表示するものであり、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を利用することができる。表示パネル駆動回路22は表示パネル21を駆動する駆動信号を生成し、表示パネル21を駆動するものである。報知部23は、後述する冷却ファン31の異常が発生した旨を報知するものである。
制御基板1は表示装置2、冷却ファンユニット3及び通信部4を制御するものであり、制御部11及び記憶部12を備える。制御部11は、図示しない記憶装置に記憶されたプログラムを読み出して種々の演算処理を実行するものであり、例えば、CPU等により構成される。記憶部12は、種々のデータやプログラムを記憶するものであり、例えば、メモリ、HDD又はSSD等により構成される。本実施形態では、記憶部12は不揮発性メモリにより構成される。
ここで、本発明者らは、遊技機10、又は遊技機10を構成する種々の機器がリユース対象として機能し得るか否かを検査するときに、冷却ファン31に異常が発生した場合における異常の継続時間(以下、異常継続時間という)が種々の機器の性能に大きく寄与することを発見した。ここで、本実施形態では、種々の機器には制御基板1や表示装置2が含まれる。例えば、冷却ファン31が異常停止した場合の異常継続時間が予め定められた時間を超えた場合、遊技機10内の温度が上昇し、制御基板1が性能を維持可能な温度を超えてしまう。また、遊技機10を構成する他の電子部品や、表示装置2の表示面(液晶パネル等)についても同様である。したがって、異常継続時間を適切に把握することにより、制御基板1、遊技機10又は表示装置2の少なくとも1つをリユース対象とするか否かについての判断が容易になるとのアイデアに辿り着いた。このため、以下に説明する冷却ファンユニット3には、異常継続時間を計測するための機能が実装されるのである。以下、冷却ファンユニット3について説明する。
冷却ファンユニット3は、遊技機10の内部を冷却するためのものであり、冷却ファン31及び異常検出部32を備える。冷却ファン31は遊技機10の内部に設けられたファンである。また、冷却ファン31は、制御部11により動作が制御及び監視される。異常検出部32は、冷却ファン31の動作異常を検出し、異常の発生を制御部11に通知するものである。かかる異常としては、例えば冷却ファン31の回転数の低下及び冷却ファン31の停止が挙げられる。ここで、冷却ファン31の回転数が予め定められた回転数を下回る場合や、冷却ファン31の回転時に生成される信号を検出できなかった場合に、異常検出部32により異常が検出され、冷却ファン31に異常が発生したと判断される。異常検出部32によって異常が検出された場合に、制御部11は異常継続時間を計測する。制御部11は、例えば、所定の時間間隔(例:10ms)で異常検出部32による異常の検出が継続しているか否かをモニターすることで、異常継続時間を計測する。
ここで、制御部11は、異常の継続時間に関する情報を記憶部12に記憶するように構成される。異常の継続時間に関する情報は、異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回るかどうかを示す情報、又は、異常の継続時間を表す情報等である。本実施形態では、異常検出部32により検出された異常の有無と、計測した異常継続時間を記憶部12に記憶するように構成される。あわせて、制御部11は、制御基板1、遊技機10及び遊技機10に組み込まれる表示装置2の少なくとも1つの稼働時間を記憶部12に記憶するように構成される。本実施形態では、制御部11は、制御基板1、遊技機10及び表示装置2の稼働時間を記憶部12に記憶する。
通信部4は、他の情報処理装置と種々のデータを送受信するものであり、任意のI/Oにより構成される。
各構成要素は、ソフトウェアによって実現してもよく、ハードウェアによって実現してもよい。ソフトウェアによって実現する場合、CPUがプログラムを実行することによって各種機能を実現することができる。プログラムは、内蔵の記憶部に格納しているものであってもよく、コンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体に格納しているものであってもよい。また、外部の記憶部に格納されたプログラムを読み出し、いわゆるクラウドコンピューティングにより実現してもよい。ハードウェアによって実現する場合、ASIC、FPGA、又はDRPなどの種々の回路によって実現することができる。
<管理装置5及びデータベース6>
管理装置5は、任意の情報処理装置により構成されるものであり、遊技機10及びデータベース6と通信可能に構成される。ここで、管理装置5と遊技機10との通信は、制御基板1を検査する任意の検査治具を介して実現される。店舗から回収された遊技機10に対して、管理装置5は、検査治具を介して冷却ファン31の異常継続時間を記憶部12から読み取り、異常継続時間と異常が発生した遊技機10を対応付けてデータベース6に記憶する。本実施形態では、異常継続時間に加え、制御基板1の稼働時間を遊技機10と対応付けてデータベース6に記憶する。
図2は、データベース6に記憶される情報の一例を表すテーブルである。本実施形態では、店舗に設置された複数の遊技機10を特定するIDごとに、異常継続時間、制御基板稼働時間、遊技機稼働時間及び表示装置稼働時間を対応付けてテーブルを生成し、データベース6に記憶する。ここで、図中の閾値は、リユース可能か否かについての判定に用いるものであり、異常継続時間、制御基板稼働時間、遊技機稼働時間及び表示装置稼働時間ごとに予め設定される。本実施形態では、冷却ファン31の異常継続時間の閾値を15秒、制御基板稼働時間の閾値を1,500時間、遊技機稼働時間の閾値を2,000時間、表示装置稼働時間の閾値を3,000時間としている。
例えば、ID001で特定される遊技機10の場合、異常継続時間が10秒で閾値15秒を下回り、制御基板稼働時間が500時間で閾値1,500時間を下回る。この場合、制御基板1はリユース可と判定される。ID002で特定される遊技機10の場合、異常継続時間30秒及び制御基板稼働時間1,600時間のいずれも閾値を上回るため、制御基板1はリユース不可と判定される。ID009で特定される遊技機10の場合、制御基板稼働時間1,000時間は閾値を下回るが、異常継続時間20秒が閾値を上回るため、制御基板1はリユース不可と判定される。ID010で特定される遊技機10の場合、回収時点において異常継続時間が記録されていない、つまり、冷却ファン31に異常が発生していないが、制御基板稼働時間1,750時間が閾値を上回るため、制御基板1はリユース不可と判定される。
遊技機稼働時間についても、制御基板稼働時間と同様に、閾値と比較し、異常継続時間と遊技機稼働時間がともに「○」判定であれば、遊技機10はリユース可と判定される。ここで、本実施形態では、回収前における制御基板1及び遊技機10がともに未使用の状態であったので、制御基板稼働時間と遊技機稼働時間は同じになる。
一方、表示装置2については、回収前においてすでにリユース対象となっていたので、表示装置稼働時間は制御基板稼働時間及び遊技機稼働時間と比べて長くなっている。表示装置2についても、制御基板稼働時間と同様に、閾値と比較し、異常継続時間と表示装置稼働時間がともに「○」判定であれば、表示装置2はリユース可と判定される。
ここで、本実施形態では、かかる判定結果をデータベース6に記憶する。ここで、かかる判定結果が、異常の継続時間が制御基板1、遊技機10又は遊技機10に組み込まれる表示装置2の少なくとも1つをリユース可能な時間であるか否かについての情報に相当する。
<異常発生時における遊技機10の制御方法>
次に、異常発生時における遊技機10の制御方法について説明する。
1.検出ステップ
遊技機10の稼働時において冷却ファン31に異常が発生した場合、異常検出部32によりかかる異常が検出される。かかる異常は制御部11に通知され、制御部11が報知部23を制御することにより、異常が発生した旨を報知する。具体的には、報知部23から報知信号が制御部11及び表示パネル駆動回路22に送信され、制御部11が表示パネル駆動回路22を制御することで表示パネル21に異常が発生した旨を表示させる。かかる表示内容は特に限定されず、例えば、「冷却ファン31に異常が発生しました。遊技機10の電源をお切り下さい。」等と表示させてもよい。また、表示パネル21に表示させる代わりに、別途設けられるLEDを用いて報知したり、別途設けられるスピーカを用いて音で報知させたりしてもよい。
2.計測ステップ及び記憶ステップ
そして、制御部11により異常継続時間が計測される。異常継続時間は定期的又は所定のタイミングで記憶部12に記憶される。ここで、異常継続時間が定期的に記憶部12に記憶される場合には、制御部11により制御された表示パネル駆動回路22により表示パネル21に異常継続時間を表示させる態様としてもよい。
3.接続ステップ
次に、回収された遊技機10を管理装置5に接続する。具体的には、管理装置5に上述の検査治具を接続し、かかる検査治具を介して制御基板1と管理装置5を接続する。なお、かかる接続手法は単なる例示であり、例えば任意のケーブルにより遊技機10と管理装置5を接続する態様とすることもできる。
4.読取ステップ
次に、管理装置5により、記憶部12に記憶された異常継続時間及び制御基板稼働時間、遊技機稼働時間及び表示装置稼働時間が読み取られる。
5.記憶ステップ及びリユース可否判断記憶ステップ
あわせて、管理装置5は、異常継続時間と異常が発生した遊技機10を関連付けたテーブルを生成し、データベース6に記憶する。また、管理装置5は、異常継続時間と予め定められた閾値との比較結果、制御基板稼働時間、遊技機稼働時間及び表示装置稼働時間と予め定められた閾値との比較結果、及び、これら比較結果に基づく制御基板1、遊技機10及び表示装置2のリユース可否判定結果をデータベース6に記憶する。これにより、図2に示されるテーブルが生成される。
6.表示ステップ
次に、管理装置5は、上記の判定結果を遊技機10の表示装置2に表示させる。かかる表示内容は特に限定されず、異常継続時間そのものや、図2に示される○又は×を表示装置2に表示させることができる。ここで、かかる比較を管理装置5により実行することに代えて、遊技機10に含まれる制御部11により実行してもよい。これにより、遊技機10の回収者は、表示装置2に表示された情報により、制御基板1をリユース対象とするか否かについて選別することが容易になる。
以上説明した種々のステップにより、本実施形態に係る遊技機10の制御方法が実現される。ここで、一度リユースされた制御基板1、遊技機10及び表示装置2を再び回収した場合、これらが2度目以降のリユース対象として適切か否かについて判断するために、記憶部12に記憶された異常継続時間は、制御基板1、遊技機10及び表示装置2がリユースされた後でも記憶部12に記憶されたままとすることが好ましい。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る制御基板1、表示装置2、遊技機10、リユース管理システム100及び制御方法は、冷却ファン31の異常継続時間を記憶し、管理装置5により読み取ることにより、制御基板1、遊技機10及び表示装置2の少なくとも一1つをリユース対象とするか否かについての判断を容易に下すことが可能になる。さらに、管理装置5により遊技機10と異常継続時間、制御基板稼働時間、遊技機稼働時間及び表示装置稼働時間を対応付けてデータベース6に記憶することにより、複数の遊技機10の状態を管理することができる。
<その他>
以上、種々の実施形態について説明したが、本発明に係る制御基板1、表示装置2、遊技機10及びリユース管理システム100はこれらに限定されない。
例えば、回収された遊技機10の記憶部12に記憶された情報を管理装置5により読み取る構成に代えて、回収前であっても、記憶部12に記憶された情報を有線又は無線ネットワークにより管理装置5に送信する構成としてもよい。
また、制御部11による制御のもと、計測した異常継続時間を記憶部12に定期的に記憶し、遊技機10の電源が切られたときには電源が切られるまでの時間を異常継続時間としてもよい。また、記憶部12は異常継続時間を記憶するのに代えて、異常継続時間が閾値を上回ったか否かの情報のみを記憶してもよい。また、異常継続時間が閾値以上か否かの情報を記憶してもよい。
また、遊技機10は、パチンコ機以外により構成されてもよい。例えば、遊技機10として、パチスロゲーム機やブラックジャック等のカジノゲーム機を利用することもできる。
また、図2における閾値は一例であり、任意の値を採用することができる。また、制御基板稼働時間、遊技機稼働時間及び表示装置稼働時間の少なくとも1つを記憶してもよい。
また、管理装置5は、PC、サーバ、コンピュータ又は情報処理装置を備えた検査治具として提供することができる。また、管理装置5の機能を実装したコンピュータ読み取り可能な非一時的な記録媒体として提供することもできる。また、管理装置5の機能を実現するプログラムを、インターネット等を介して配信することもできる。また、管理装置5を構成する各部は、同じ筐体に含まれてもよく、複数の筐体に分散配置されてもよい。また、管理装置5とデータベース6が一体として構成されてもよい。
また、制御基板1が表示装置2に含まれることなく、遊技機10内のいずれかに含まれる態様としてもよい。例えば、遊技機10の主制御基板、副制御基板、電源基板として構成してもよい。
さらに、冷却ファン31を備える表示装置2の制御基板として、制御基板1を利用することもできる。
1:制御基板
11:制御部
12:記憶部
2:表示装置
21:表示パネル
22:表示パネル駆動回路
23:報知部
3:冷却ファンユニット
31:冷却ファン
32:異常検出部
4:通信部
5:管理装置
6:データベース
10:遊技機
100:リユース管理システム

Claims (18)

  1. 冷却ファンを備える遊技機用の制御基板であって、
    前記制御基板は、制御部及び記憶部を備え、
    前記制御部は、前記冷却ファンの異常の発生及び前記異常の継続時間を検出可能に構成され、且つ、前記遊技機を回収した後に前記異常の継続時間に関する情報を把握することが可能なように前記異常の継続時間に関する情報を前記記憶部に記憶するように構成される、
    制御基板。
  2. 前記異常の継続時間に関する情報は、前記異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回るかどうかを示す情報、又は、前記異常の継続時間を表す情報である、
    請求項1に記載の制御基板。
  3. 前記記憶部は、不揮発性メモリにより構成される、
    請求項1又は請求項2に記載の制御基板。
  4. 前記制御部は、前記制御基板の稼働時間を前記記憶部に記憶するように構成される、
    請求項1〜請求項3の何れか1つに記載の制御基板。
  5. 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の制御基板が組み込まれた遊技機。
  6. 前記冷却ファンの異常を検出する異常検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記異常の発生を前記制御部に通知するように構成される、
    請求項5に記載の遊技機。
  7. 前記制御部は、前記異常の継続時間を計測するように構成される、
    請求項6に記載の遊技機。
  8. 前記異常が発生した旨を報知する報知部を備える、
    請求項5〜請求項7の何れか1つに記載の遊技機。
  9. 請求項1〜請求項4の何れか1つに記載の制御基板を備え、且つ遊技機に組み込まれる表示装置。
  10. 請求項5〜請求項8の何れか1つに記載の遊技機と、管理装置と、データベースと、を備える、前記制御基板、前記遊技機又は前記遊技機に組み込まれる表示装置の少なくとも1つのリユースを管理するためのリユース管理システムであって、
    前記遊技機は、前記管理装置と通信可能に構成される通信部を備え、
    前記管理装置は、前記通信部を介して前記異常の継続時間を取得し、前記異常の継続時間と、前記異常が発生した遊技機と、を関連付けて前記データベースに記憶する、
    リユース管理システム。
  11. 前記管理装置は、前記制御基板の稼働時間と、前記制御基板が搭載された前記遊技機と、を関連付けて前記データベースに記憶する、
    請求項10に記載のリユース管理システム。
  12. 制御基板及び冷却ファンを備える遊技機を制御するための制御方法であって、
    前記冷却ファンの異常の継続時間を計測する計測ステップと、
    前記制御基板に設けられた記憶部に、前記遊技機を回収した後に前記異常の継続時間に関する情報を把握することが可能なように前記異常の継続時間に関する情報を記憶する記憶ステップと、
    前記制御基板と管理装置とを接続する接続ステップと、
    前記管理装置により、前記記憶部から前記異常の継続時間に関する情報を読み取る読取ステップと、
    を備える制御方法。
  13. 前記異常の継続時間に関する情報は、前記異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回るかどうかを示す情報、又は、前記異常の継続時間を表す情報である、
    請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記異常の継続時間が予め定められた閾値以上又は前記閾値を上回る場合、前記遊技機にその旨を表示させる表示ステップを備える、
    請求項12又は請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記管理装置により、前記異常の継続時間と、前記異常が発生した遊技機と、を関連付けてデータベースに記憶する記憶ステップを備える、
    請求項12〜請求項14の何れか1つに記載の制御方法。
  16. 前記管理装置により、前記異常の継続時間が前記制御基板、前記遊技機又は前記遊技機に組み込まれる表示装置の少なくとも1つをリユース可能な時間であるか否かについての情報を前記データベースに記憶するリユース可否判断記憶ステップを備える、
    請求項15に記載の制御方法。
  17. 前記記憶部に記憶された前記異常の継続時間に関する情報は、前記制御基板、前記遊技機又は前記表示装置の少なくとも1つがリユースされた後でも前記記憶部に記憶される、
    請求項16に記載の制御方法。
  18. 遊技機に組み込まれる、冷却ファンを備える表示装置の制御基板であって、
    前記制御基板は、制御部及び記憶部を備え、
    前記制御部は、前記冷却ファンの異常の発生及び前記異常の継続時間を検出可能に構成され、且つ、前記遊技機を回収した後に前記異常の継続時間に関する情報を把握することが可能なように前記異常の継続時間に関する情報を前記記憶部に記憶するように構成される、
    制御基板。
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