JP2010225241A - 情報処理装置および故障予兆判定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】データを恒久的に保存し得る記憶媒体を光ディスクドライブに設けることなく、光ディスクドライブの故障予測に利用可能な情報を得ることができる情報処理装置を実現する。
【解決手段】ODD117内にはODD117のパワーサイクル内のODDモータの動作に関する値を測定する測定モジュール411が設けられている。故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の電源オフを要求するイベントが発生した時に故障予兆用ドライブ情報送信コマンドをODD117に送信することにより、ODD117からODD117内のモータの情報を取得しコンピュータ10内の不揮発性記憶装置に保存する。
【選択図】図2

Description

本発明は情報処理装置および同装置に適用される故障予兆判定方法に関する。
一般に、パーソナルコンピュータのような情報処理装置においては、ハードディスクドライブがストレージデバイスとして用いられている。ハードディスクドライブは、ハードディスクと称されるディスク記憶媒体にデータを格納する磁気ディスク装置である。
通常、ハードディスクドライブ(HDD)は、S.M.A.R.T.(Self-Monitoring Analysis And Reporting Technology)と称される機能を有している。この機能によって得られるHDDの各種検査項目に対応する値(S.M.A.R.T.情報)はディスク記憶媒体に格納される。S.M.A.R.T.情報は、HDDの故障の予測に使用することができる。
特許文献1には、障害発生を予測する機能を有する磁気ディスク装置が開示されている。この磁気ディスク装置においては、磁気ディスク装置の故障に関係し得る各種モニタ対象事象がモニタされる。あるモニタ対象事象が発生した時、このモニタ対象事象に対応するモニタ値はインクリメントされる。インクリメントされたモニタ値はディスク記憶媒体上のシステムエリアに保存される。
特開平9−282603号公報
ところで、パーソナルコンピュータのような情報処理装置の多くは、HDDのみならず、光ディスクドライブ(ODD)も備えている。ODDは、リムーバブルメディアである光ディスクメディアを駆動するドライブである。光ディスクメディアは、オペレーティングシステムまたはアプリケーションプログラムといった各種ソフトウェアをパーソナルコンピュータにインストールするための記憶メディアとして使用される他、データのバックアップ等の用途にも使用される。このため、ODDに故障が発生した場合は、HDDが故障した場合と同様に、パーソナルコンピュータの機能は著しく制限されることになる。
しかしながら、ODDはデータを恒久的に保存し得る記憶媒体をそのドライブ内に有しておらず、またS.M.A.R.T.機能のような自己診断機能も有していない。したがって、ODDの故障の予測は実際上行われていないのが現状である。
よって、パーソナルコンピュータの信頼性を高めるためには、ODDの故障予測に必要な情報を得るための新たな仕組みの実現が必要である。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、データを恒久的に保存し得る記憶媒体を光ディスクドライブに設けることなく、光ディスクドライブの故障予測に利用可能な情報を得ることができる情報処理装置および同装置に適用される故障予兆判定方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、光ディスクドライブと、前記光ディスクドライブ内に設けられ、前記光ディスクドライブの電源オンから電源オフまでの期間内に実行される前記光ディスクドライブ内の所定モータの動作に関する値を測定する測定手段と、前記光ディスクドライブの電源オフを要求する電源オフイベントの発生に応答して前記所定モータの動作に関する測定値を前記光ディスクドライブから取得し、取得した測定値を記憶装置に保存する測定値取得手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、データを恒久的に保存し得る記憶媒体を光ディスクドライブに設けることなく、光ディスクドライブの故障予測に利用可能な情報を得ることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置の外観を示す斜視図。 同実施形態の情報処理装置のシステム構成を示すブロック図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される故障予兆判定動作を模式的に示す図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される故障予兆判定処理の例を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される故障予兆判定処理の他の例を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される故障予兆判定処理の機能を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される故障予兆判定処理によって取得される検査項目の例を説明するための図。 同実施形態の情報処理装置によって実行されるデータ取得処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置によって実行されるデータ集計処理の手順の例を示すフローチャート。 図9に示すデータ集計処理によって生成されるログデータのデータ構造の例を示す図。 同実施形態の情報処理装置によって実行される判定処理の手順の例を示すフローチャート。 同実施形態の情報処理装置によって実行される判定処理の手順の他の例を示すフローチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態に係る情報処理装置の構成について説明する。この情報処理装置は、例えば、バッテリ駆動可能な携帯型のノートブック型パーソナルコンピュータ10として実現されている。
図1は、ディスプレイユニットを開いた状態におけるコンピュータ10を正面側から見た斜視図である。本コンピュータ10は、コンピュータ本体11と、ディスプレイユニット12とから構成される。ディスプレイユニット12には、LCD16(Liquid Crystal Display)から構成される表示装置が組み込まれている。
ディスプレイユニット12は、コンピュータ本体11に支持され、そのコンピュータ本体11に対してコンピュータ本体11の上面が露出される開放位置とコンピュータ本体11の上面がディスプレイユニット12によって覆れる閉塞位置との間を回動自由に取り付けられている。コンピュータ本体11は薄い箱形の筐体を有しており、その上面にはキーボード13、本コンピュータ10をパワーオン/オフするためのパワーボタン14およびタッチパッド15が配置されている。
さらに、コンピュータ本体11内には、光ディスクメディアを駆動するための光ディスクドライブ117が設けられている。光ディスクドライブ117は、例えば、光ディスクメディアが取り外し自在に装填されるトレイ301、イジェクトボタン302、スピンドルモータ303、および光ピックアップヘッド304等を備えている。
トレイ301は、トレイ301が本体11内に収容される収容位置とトレイ301が本体11から外部に突出される突出位置との間を移動するように光ディスクドライブ117の筐体に取り付けられている。トレイ301が本体11内に収容されている状態でトレイ301の外壁に設けられたイジェクトボタン302がユーザによって操作された時、トレイ301は本体11内から外部に排出されて突出位置に移動される。
スピンドルモータ302は、光ディスクドライブ117に装填された光ディスクメディアを回転するためのモータである。光ピックアップヘッド304は、光ディスクメディアに光ビーム(レーザビーム)を照射し、光ディスクメディアからの反射光に対応する検出信号を出力する。光ピックアップヘッド304はトレイ301内に設けられたスレッド機構(光ピックアップヘッド移動機構)によって光ディスクメディアの半径方向に移動される。
図2は、本コンピュータ10のシステム構成を示している。
本コンピュータ10は、CPU111、ノースブリッジ112、主メモリ113、グラフィクスコントローラ114、サウスブリッジ115、ハードディスクドライブ(HDD)116、光ディスクドライブ(ODD)117、BIOS−ROM118、不揮発性メモリ119、エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120、電源回路121等を備えている。
CPU111は、本コンピュータ10の各コンポーネントの動作を制御するプロセッサである。このCPU111は、HDD116から主メモリ113にロードされる各種ソフトウェア、例えば、オペレーティングシステム(OS)201、アプリケーションプログラム202、ODDドライバプログラム203、故障予兆ユーティリティプログラム204等を実行する。
故障予兆ユーティリティプログラム204はODD117の故障を予測するためのプログラムである。本実施形態においては、ODD117にはODD117内のモータの動作に関する値(モータ情報)を測定する機能が設けられている。故障予兆ユーティリティプログラム204は、例えばODDドライバプログラム203を介して、所定のコマンド(故障予兆用ドライブ情報送信コマンド)をODD117に送信することにより、ODD117からモータ情報を取得することが出来る。ODD117から取得されたモータ情報は例えば不揮発性メモリ119に保存される。
また、CPU111は、フラッシュBIOS−ROM118に格納されたBIOS(基本入出力システム:Basic Input Output System)も実行する。BIOSはハードウェア制御のためのプログラムである。
ノースブリッジ112は、CPU111のローカルバスとサウスブリッジ115との間を接続するブリッジデバイスである。また、ノースブリッジ112はグラフィクスコントローラ114との通信を実行する機能も有している。さらに、ノースブリッジ112には、主メモリ113を制御するメモリコントローラも内蔵されている。
グラフィクスコントローラ114は、本コンピュータ10のディスプレイモニタとして使用されるLCD16を制御する表示コントローラである。サウスブリッジ115は、PCI(Peripheral Component Interconnect)バスおよびLPC(Low Pin Count)バスにそれぞれ接続されている。
また、サウスブリッジ115には、シリアルATAバス等をそれぞれ介してHDD116およびODD117が接続されている。ODD117は、上述のイジェクトボタン302、スピンドルモータ303、および光ピックアップヘッド304に加え、ホストインタフェース401、コントローラ402、スレッドモータ403、電磁ロック機構404等を備えている。ホストインタフェース401は、サウスブリッジ115内のATAコントローラとの通信を実行する。コントローラ402はODD117の動作を制御する。
スレッドモータ403はスレッド機構を駆動して光ピックアップヘッド304を光ディスクメディアの半径方向に移動させるためのモータであり、例えば、ステッピングモータ等から構成されている。光ピックアップ304を光ディスクメディアの半径方向に移動させる動作はシーク動作と称される。
コントローラ402は、測定モジュール411を含んでいる。測定モジュール411は、ODD117の電源オンから電源オフまでの1パワーサイクルの期間内に実行されるODDモータの動作に関する値(例えば、スピンドルモータ303の総動作時間、スピンドルモータ303の総オン回数、メディア判別時間、スレッドモータ403の総シーク回数、スレッドモータ403の総シーク距離、およびスレッドモータ403の平均シーク時間、等)を測定する。測定対象の項目(検査項目)はスピンドルモータ303、スレッドモータ403の各々に対して予め複数決められている。測定モジュール411はハードウェアまたはファームウェアとして実現し得る。
エンベデッドコントローラ/キーボードコントローラIC(EC/KBC)120は、電源管理のためのエンベデッドコントローラと、キーボード(KB)13およびタッチパッド15などを制御するキーボードコントローラとが集積された1チップマイクロコンピュータである。EC/KBC120は、電源回路121と協働して、ユーザによるパワーボタンスイッチ14の操作に応じて本コンピュータ10を電源オン/電源オフする。電源回路121は、コンピュータ本体11に内蔵されたバッテリ122、又はACアダプタ123を介して供給される外部電源を用いて、本コンピュータ10の各コンポーネントに供給すべきシステム電源を生成する。
図3は、本実施形態で用いられる故障予兆判定システムの構成例を示すブロック図である。
ODD117には、ODD117の電源オン時から電源オフ時までのパワーサイクル中に実行されるODDモータの動作を示す各種値(モータオン回数、モータ動作時間など)をモータ情報として測定する機能が設けられている。この測定機能は上述の測定モジュール411によって実行される。また、ODD117には、上述の故障予兆用ドライブ情報送信コマンドの受信に応答して、測定されたモータオン回数、測定されたモータ動作時間のような各種測定値を含むモータ情報を、ホストであるコンピュータ本体11に送信するコマンド応答機能が設けられている。このコマンド応答機能はODD117内のコントローラ402または測定モジュール411によって実行される。
ODD117の電源オフを要求するイベントが発生した時、故障予兆ユーティリティプログラム204は故障予兆用ドライブ情報送信コマンドをODD117に送信することによってモータ情報をODD117から取得し、取得したモータ情報をコンピュータ10内の不揮発性記憶装置(不揮発性メモリ119またはHDD116)に保存する。モータ情報の保存時には、取得したモータ情報に基づいて、不揮発性記憶装置に既に格納されているモータ情報の値を更新する処理を実行してもよい。故障予兆ユーティリティプログラム204は、例えば、定期的にまたはユーザ指定のタイミングで、不揮発性記憶装置に既に格納されているモータ情報を解析し、この解析結果に基づいてODD117の故障の予兆の有無を判定する。例えば、モータの動作に関するある検査項目の値がしきい値を超えたならば、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117に故障の予兆があることをユーザに通知する処理を実行する。しきい値は、検査項目毎にそれぞれ規定することができる。
次に、図4を参照して、故障予兆判定動作の例について説明する。
本コンピュータ(PC)10の電源オン時には、これに連動してODD117も電源オンされる。また本コンピュータ(PC)10をシャットダウンするための電源オフシーケンスにおいては、ODD117を電源オフする処理も実行される。
PC10が電源オンされた時には、OSが起動されると共に、ODD117が電源オンされる。OSが起動された時、常駐プログラムから構成される故障予兆ユーティリティプログラム204は実行を開始する。例えば、この時点で、故障予兆ユーティリティプログラム204は不揮発性記憶装置に蓄積されている過去のモータ情報をチェックして、ODD117の故障の予兆の有無を判定することが出来る。
ODD117が電源オンされている期間中においては、ホストからのアクセスコマンドを受信した時に、コントローラ402は、スピンドルモータ303を駆動して光ディスクメディアを回転する処理、およびスレッドモータ403を駆動して光ピックアップヘッド304を移動する処理、等を実行する。ODD117が電源オンされている期間中、測定モジュール411は、例えば、ODDモータ(スピンドルモータ303、スレッドモータ403)の動作を監視する。そして、測定モジュール411は、ODD117が電源オンされている期間中のODDモータの動作量または動作性能(あるモータ動作についての総回数、あるモータ動作についての総時間、あるモータ動作についての平均時間、等)を測定する。測定モジュール411は、ODD117が電源オンされている期間中のモータの動作に応じて、上述の総回数および総時間それぞれをリアルタイムにインクリメントする。また、測定モジュール411は、ODD117が電源オンされている期間中のモータの動作に応じて、上述の平均時間をリアルタイムに更新する処理も実行する。総回数および総時間それぞれをインクリメントする処理、および平均時間を更新する処理は、以下では、積算処理と称することとする。
OSのシャットダウン要求のようなイベントが発生すると、故障予兆ユーティリティプログラム204は故障予兆用ドライブ情報送信コマンドをODD117に送信することによって現在のパワーサイクルにおけるモータ情報(各種検査項目に対応する測定値)をODD117から取得し、取得したモータ情報を不揮発性記憶装置に保存する。
なお、PC10がODD117の省電力機能を有している場合には、PC10が電源オンされている状態で、ODD117だけが電源オフされる可能性もある。ODD117が電源オフされると、測定モジュール411によって測定された値は消失される。したがって、図5に示すように、故障予兆ユーティリティプログラム204は、PC10が電源オンされている状態であっても、ODD117の電源オフを要求するイベントが発生する度に現在のパワーサイクルのモータ情報(各種検査項目に対応する測定値)をODD117から取得して不揮発性記憶装置に保存する処理を実行する。この意味で、ODD117の電源オフを要求するイベントは、PC10の電源オフを要求するイベント(OSシャットダウン要求イベント等)と、ODD117のパワーセーブのためにODD117のみの電源オフを要求するイベントとの双方を含み得る。
次に、図6を参照して、本実施形態の故障予兆判定処理の機能をS.M.A.R.T.機能と対比して説明する。
HDDのS.M.A.R.T.機能においては、S.M.A.R.T.情報(検査項目に対応する値)は、HDDの工場出荷時からの積算値である。これに対し、本実施形態では、モータ情報(検査項目に対応する値)は、ODD117のパワーサイクル毎の積算値である。つまり、ODD117内に於いては、1パワーサイクル内のみの積算値が測定モジュール411によって算出される。
HDDのS.M.A.R.T.機能においては、S.M.A.R.T.情報はHDD内のディスクメディアに格納される。これに対し、本実施形態では、モータ情報は、PC10内の不揮発性記憶装置に格納される。故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の電源オフの直前に故障予兆用ドライブ情報送信コマンドを用いて現在のパワーサイクルのモータ情報をODD117から取得し、PC10内の不揮発性記憶装置に保存する。そして、故障予兆ユーティリティプログラム204は、PC10内の不揮発性記憶装置に保存される複数のパワーサイクルそれぞれに対応するモータ情報を集計し、その集計結果に基づいて、ODD117の故障を予測する。
次に、図7を参照して、モータ情報の例について説明する。
測定モジュール411は、1パワーサイクルの期間内のスレッドモータ403の総シーク回数、1パワーサイクルの期間内のスレッドモータ403の総シーク距離、1パワーサイクルの期間内の12cmメディア判別時間、1パワーサイクルの期間内のスレッドモータ403の平均シーク時間等を測定し得る。
総シーク回数は、スレッドモータ403によって光ピックアップヘッド304を光ディスクメディアの半径方向に移動するシーク動作の総実行回数を示す。総シーク距離は、シーク動作によって光ピックアップヘッド304が移動される総距離を示す。平均シーク時間はある所定のトラック位置から別の所定のトラック位置までのシーク動作に要する平均所要時間を示す。総シーク回数がある一定回数を超えたり、または総シーク距離がある一定距離を超えた後は、スレッドモータ403の性能が急激に低下し始める可能性がある。このため、総シーク回数および総シーク距離はスレッドモータ403の信頼性を評価するための測定値として有用である。
12cmメディア判別時間は、直径12cmの光ディスクメディアがODD117に装填されたことを判定するためのメディア判別処理に要した時間を示す。つまり、メディア12cmメディア判別時間は、ODD117に12cmメディアが装填されたときにスピンドルモータ303の回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでに要する所要時間である。
メディア判別処理は、スピンドルモータ303の回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでの所要時間を検出することによって、ODD117に光ディスクメディアが装填されていない状態(状態1)、ODD117に直径8cmの光ディスクメディアが装填されている状態(状態2)、ODD117に直径12cmの光ディスクメディアが装填されている状態(状態3)のいずれであるかを判定する処理である。直径12cmの光ディスクメディアは直径8cmの光ディスクメディアよりも重い。したがって、状態3の所要時間が最も長く、状態2、状態1の順で所要時間は短くなる。状態1、状態2、状態3それぞれに対応する時間帯1,2,3が予め規定されている。ODD117のコントローラ402は、スピンドルモータ303の回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでの所要時間が時間帯1,2,3のいずれに属するかに応じて、ODD117の現在の状態が状態1、状態2、状態3のいずれであるかを判定することができる。メディア判別処理は、例えば、トレイ301が閉じられた時、またはODD117が電源オンされた時にコントローラ402によって実行される。
直径12cmの光ディスクメディアは比較的重いため、直径12cmの光ディスクメディアが装填されている場合には、スピンドルモータ303の回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでの所要時間はスピンドルモータ303のトルク性能の劣化に応じて、比較的大きく変動する。よって、メディア12cmメディア判別時間は、ODD117の信頼性を評価するための値として有用である。
本実施形態では、12cmメディア判別時間をスピンドルモータ303のトルク性能を評価するための検査項目として測定する。時間帯3に属する値の所要時間が検出された時、その検出された所要時間の値が12cmメディア判別時間となる。
測定モジュール411は、例えば、1パワーサイクルの期間中にODD117によって実行される一回以上のメディア判別処理によって計測される、12cmメディアが装填された状態でスピンドルモータ303の回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでの所要時間、の平均値を上述の12cmメディア判別時間として測定する。
総シーク回数、総シーク距離の各々は、スレッドモータ403の動作量を評価するための検査項目である。平均シーク時間は、スレッドモータ403の動作性能(性能劣化度)を評価するための検査項目である。12cmメディア判別時間は、スピンドルモータ303の動作性能(性能劣化度)を評価するための検査項目である。なお、12cmメディア判別時間の代わりに、8cmメディアが装填されている状態でスピンドルモータ303の回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでの所要時間を示す8cmメディア判別時間を使用してもよい。
さらに、測定モジュール411は、1パワーサイクルの期間内のスピンドルモータ303の総動作時間、および1パワーサイクルの期間内のスピンドルモータ303の総オン回数等を測定することもできる。
スピンドルモータ303の総動作時間は、1パワーサイクルの期間内においてスピンドルモータ303が総稼された時間の合計値である。たとえODD117が電源オンされていても、光ディスクメディアがODD117に装填されていない状態においては、スピンドルモータ303はほとんど回転されない。したがって、ODD117においては、ODD117の総電源オン時間とスピンドルモータ303の総動作時間とは大きく異なることがあり得る。よって、スピンドルモータ303の総動作時間は、ODD117の信頼性を評価するための値として有用である。
メディア判別処理はODD117によって自動的に実行され、ホストはメディア判別処理に関与しない。また、ODD117の初期化処理等においても、コントローラ402はODDモータを回転する場合がある。本実施形態では、ODD117内に測定モジュール411が内蔵されているので、ODD117のパワーオンサイクル中のODDモータの所定の検査項目に対応する値を精度良く測定することができる。
次に、図8のフローチャートを参照して、故障予兆ユーティリティプログラム204によって実行されるモータ情報取得処理について説明する。
ODD117が電源オンされた後、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の電源オフを要求するイベントが発生したか否かを判定する(ステップS11)。例えば、ODD117のパワーセーブを実行する為のユーティリティプログラムとの通信により、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の電源オフを要求するイベントが発生したことを検出することができる。また、ステップS11では、OSのシャットダウン処理も、ODD117の電源オフを要求するイベントとして故障予兆ユーティリティプログラム204によって検出される。
ODD117の電源オフを要求するイベントが発生した時、故障予兆ユーティリティプログラム204は、モータ情報のデータを取得するために、故障予兆用ドライブ情報送信コマンドをODD117に送信する(ステップS12)。ODD117の測定モジュール411は、故障予兆用ドライブ情報送信コマンドに対応する応答として、各種検査項目それぞれに対応する現在の値を本体11に返す。故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117からのモータ情報のデータ(各種検査項目それぞれに対応する現在の値)を不揮発性記憶装置に一次保存する(ステップS12)。モータ情報のデータが保存された後、ODD117が電源オフされる。
次に、図9のフローチャートを参照して、複数のパワーサイクルに対応するモータ情報を検査項目毎に集計する処理の例について説明する。
故障予兆ユーティリティプログラム204は、定期的、例えば一日に一回のような割合で、不揮発性記憶装置に蓄積されているモータ情報データそれぞれを集計する処理を実行する。
PC10が電源オンされると、故障予兆ユーティリティプログラム204がCPU111によって実行される。故障予兆ユーティリティプログラム204は、前回のデータ集計時から所定期間経過したかどうか、例えば、前回のデータ集計日から日付が変更されたかどうかを判定する(ステップS21)。前回のデータ集計時から所定期間経過した場合(前回のデータ集計日から日付が変更された場合)、故障予兆ユーティリティプログラム204は、不揮発性記憶装置に蓄積されているモータ情報を読み出し、検査項目毎にモータ情報の値を集計する(ステップS22)。ステップS22では、検査項目毎に積算処理が実行され、これによって複数のパワーサイクルそれぞれに対応するモータ情報から1日分のモータ情報(ログデータ)が生成される。次いで、故障予兆ユーティリティプログラム204は、生成したログデータを不揮発性記憶装置のログエリアに保存する(ステップS23)。
ログデータのデータ構造の例を図10に示す。故障予兆ユーティリティプログラム204は、ログデータのヘッダ部に現在の日付を付加する。また、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ログデータのデータ部に、複数の検査項目IDそれぞれに対応する積算値を記録する。
PC10の電源オフを要求するイベントが発生すると(ステップS24)、故障予兆ユーティリティプログラム204は、図8で説明したモータ情報取得処理を実行する(ステップS25)。モータ情報取得処理が実行された後、PC10が電源オフされる。
次に、図11のフローチャートを参照して、故障の予兆の有無を判定する処理の手順を説明する。
故障の予兆の有無を判定処理は、例えば、一週間に一回の割合で実行される。またユーザによって実行が指示された時にも故障の予兆の有無を判定する処理が実行される。
まず、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の故障予兆の有無を判定するタイミングであるかどうかを判定する(ステップS31)。ODD117の故障予兆の有無を検出するタイミングである場合、故障予兆ユーティリティプログラム204は、不揮発性記憶装置に格納されているログデータ(集計データ)それぞれを解析する(ステップS32)。ステップS32では、検査項目毎にモータ情報の値を積算する処理が実行され、これによって各検査項目の現在の値が算出される。例えば、スレッドモータ総シーク回数については、不揮発性記憶装置に格納されている全てのログデータそれぞれに記述されたスレッドモータ総シーク回数の総和が現在の値として算出される。また、例えば、スレッドモータ平均シーク時間については、不揮発性記憶装置に格納されている全てのログデータそれぞれに記述されたスレッドモータ総シーク回数の平均値が現在の値として算出される。故障予兆ユーティリティプログラム204は、検査項目毎に積算値(現在の値)をしきい値と比較し、対応するしきい値を超える積算値を有する検査項目が存在するかいなかを判定する(ステップS33)。しきい値を超える積算値を有する検査項目が検出されたならば、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の故障の予兆があることを示すメッセージを表示画面上に表示し、ユーザに故障の予兆が検出されたことを通知する(ステップS34)。
次に、図12のフローチャートを参照して、故障の予兆の有無を判定する処理の手順の他の例を説明する。
まず、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の故障予兆の有無を判定するタイミングであるかどうかを判定する(ステップS41)。ODD117の故障予兆の有無を検出するタイミングである場合、故障予兆ユーティリティプログラム204は、不揮発性記憶装置に格納されているログデータ(集計データ)それぞれを解析する(ステップS42)。ステップS42では、検査項目毎にモータ情報の値を積算する処理が実行され、これによって各検査項目の現在の値が算出される。故障予兆ユーティリティプログラム204は、検査項目毎に積算値(現在の値)を第1のしきい値と比較し、対応する第1のしきい値を超える積算値を有する検査項目が存在するかいなかを判定する(ステップS43)。第1のしきい値はモータの劣化が始まっているか否かを判定するための値であり、検査項目毎に第1のしきい値が決められている。
第1のしきい値を超える積算値を有する検査項目が検出されたならば、故障予兆ユーティリティプログラム204は、不揮発性記憶装置に格納されている全てのログデータまたは最近の数日または数十日分のログデータを再度解析して、検出された検査項目に対応する値が日々どのような割合で増加しているかを示す変化割合を算出する(ステップS45)。
そして、故障予兆ユーティリティプログラム204は、最新日付のログデータに記述されている、検出された検査項目に対応する値と、算出された変化割合とに基づいて、検出された検査項目に対応する値が第2のしきい値に達すると予想される日付(日時)、つまり故障発生が発生される日付(日時)を予測する(ステップS45)。そして、故障予兆ユーティリティプログラム204は、ODD117の故障の予兆があることと、故障が発生する予想日付とを示すメッセージを表示画面上に表示し、ユーザに故障の予兆が検出されたことを通知する(ステップS46)。
以上のように、本実施形態においては、ODD117内に1パワーサイクル期間中のODDモータの動作に関する値を測定するための測定モジュール411が設けられており、故障予兆ユーティリティプログラム204はODD117の電源オフを要求するイベントが発生した時に測定値(モータ情報)をODD117から取得してPC10内の記憶装置に保存する。したがって、データを恒久的に保存し得る記憶媒体を光ディスクドライブに設けることなく、光ディスクドライブの故障予測に利用可能なモータ情報を得ることができる。
なお、故障予兆の有無を判定する処理は、必ずしもPC10内で実行する必要はない。例えば、モータ情報(測定値またはログデータ)をネットワークを介して所定のサーバに送信し、このサーバが、PC10内のODDの故障予兆の有無を判定してもよい。
また、本実施形態では、不揮発性記憶装置に格納されたモータ情報(測定値)の集計結果に基づいて故障予兆の有無を判定したが、一回のパワーオンサイクルに対応するモータ情報(測定値)のみに基づいて故障予兆の有無を判定してもよい。
また、本実施形態のモータ情報取得処理、集計処理、故障予兆の判定処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、これら手順を実行するプログラムをコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じて通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
10…情報処理装置、111…CPU、117…光ディスクドライブ、204…故障予兆ユーティリティプログラム、411…測定モジュール。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、記憶装置と、光ディスクドライブであって、前記光ディスクドライブの電源オンから電源オフまでの1パワーサイクルの期間中に実行される前記光ディスクドライブ内の所定モータの動作に関する値を測定する測定手段を含む光ディスクドライブと、前記光ディスクドライブの電源オフを要求する電源オフイベントの発生に応答して前記所定モータの動作に関する測定値を前記光ディスクドライブから取得し、取得した測定値を前記記憶装置に保存する測定値取得手段とを具備することを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明の情報処理装置は、記憶装置と、光ディスクドライブであって、前記光ディスクドライブの電源オンから電源オフまでの1パワーサイクルの期間中に実行される前記光ディスクドライブ内の所定モータの動作に関する値を測定し、所定のコマンドを受信に応答して現在のパワーサイクルに対応する測定値を出力する測定手段を含む光ディスクドライブと、前記光ディスクドライブの電源オフを要求する電源オフイベントの発生に応答して前記所定のコマンドを前記光ディスクドライブに送信することによって、現在のパワーサイクルに対応する測定値を前記光ディスクドライブから取得し、取得した測定値を前記記憶装置に保存する測定値取得手段と、前記記憶装置に保存されている複数のパワーサイクルに対応する測定値を集計し、測定値の集計結果に基づいて前記光ディスクドライブの故障の予兆の有無を判定する判定手段とを具備することを特徴とする。

Claims (9)

  1. 光ディスクドライブと、
    前記光ディスクドライブ内に設けられ、前記光ディスクドライブの電源オンから電源オフまでの期間内に実行される前記光ディスクドライブ内の所定モータの動作に関する値を測定する測定手段と、
    前記光ディスクドライブの電源オフを要求する電源オフイベントの発生に応答して前記所定モータの動作に関する測定値を前記光ディスクドライブから取得し、取得した測定値を記憶装置に保存する測定値取得手段とを具備することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記測定値は、所定の直径の光ディスクメディアが装填されたときに前記光ディスクドライブ内のスピンドルモータの回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでに要する時間を示すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記測定値は、前記光ディスクドライブ内のスレッドモータによって光ピックアップヘッドを移動するシーク動作の総実行回数、前記シーク動作によって光ピックアップヘッドが移動される総距離、所定のトラック位置から別の所定のトラック位置までの前記シーク動作に要する平均所要時間の少なくとも一つを示すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 前記測定値は、前記光ディスクドライブ内のスピンドルモータの総動作時間を示すことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶装置に保存される前記測定値に基づいて、前記光ディスクドライブの故障の予兆の有無を判定する判定手段をさらに具備することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 前記測定値取得手段は前記電源オフイベントの発生の度に前記所定モータの動作に関する測定値を前記光ディスクドライブから取得して前記記憶装置に保存することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  7. 情報処理装置内の光ディスクドライブの故障の予兆の有無を判定する故障予兆判定方法であって、
    前記光ディスクドライブ内の測定手段によって、前記光ディスクドライブの電源オンから電源オフまでの期間内に実行される前記光ディスクドライブ内の所定モータの動作に関する値を測定するステップと、
    前記光ディスクドライブの電源オフを要求する電源オフイベントの発生に応答して前記所定モータの動作に関する測定値を前記光ディスクドライブから取得し、取得した測定値を前記情報処理装置内の記憶装置に保存するステップと、
    前記記憶装置に保存される測定値に基づいて、前記光ディスクドライブの故障の予兆の有無を判定するステップとを具備することを特徴とする故障予兆判定方法。
  8. 前記測定値は、所定の直径の光ディスクメディアが装填されたときに前記光ディスクドライブ内のスピンドルモータの回転数が第1回転数から第2回転数にまで上昇するまでに要する時間を示すことを特徴とする請求項7記載の故障予兆判定方法。
  9. 前記測定値は、前記光ディスクドライブ内のスレッドモータによって光ピックアップヘッドを移動するシーク動作の総実行回数、前記シーク動作によって光ピックアップヘッドが移動される総距離、所定のトラック位置から別の所定のトラック位置までの前記シーク動作に要する平均所要時間の少なくとも一つを示すことを特徴とする請求項7記載の故障予兆判定方法。
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