JP6979396B2 - 電源タップ - Google Patents

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Description

本発明は、電源タップに関する。
特許文献1に、電源タップが回転式ソケットとして開示されている。特許文献1の電源タップは、電源挿入孔を軸方向に備えた複数の回転部材からなる電源タップ本体と、支持具とを備えている。
回転部材は、それぞれ回転手段を介して一列に並べられて電源タップ本体とされており、電源タップ本体の一方側および他方側に、電源タップ本体を床面等から離間して配置する支持具が配置されている。
一方側および他方側の支持具はそれぞれ同様の構成であり、一方側の支持具は、電源タップ本体の一方側端面に平行に配置される環状の取付部と、取付部に連結されて電源タップ本体を床面等から離間させる一対の脚部材を備える。また、他方側の支持具は、電源タップ本体の他方側端面に平行に配置される環状の取付部と、取付部に連結されて電源タップ本体を床面等から離間させる一対の脚部材を備える。
実用新案登録第3197061号公報
特許文献1に記載の電源タップでは、支持具は、電源タップ本体を床面等から離間して配置するものである。そして、各支持具のそれぞれの取付部は、電源タップ本体の各端面に平行に配置され、脚部材は取付部に連結される。したがって各支持具は、平行で且つ一つの姿勢しかとり得ない。このような支持具では、電源タップ本体の姿勢によっては、電源タップが安定しない。
そこで本発明は、姿勢を安定させ得る電源タップの提供を目的とする。
本発明の電源タップは、電源挿入孔を備えた電源タップ本体と、該電源タップ本体の脚部材とを備え、該脚部材は、前記電源タップ本体に設けられて、前記電源タップ本体を設置面に取付けた際に該設置面に接触可能な脚を備え、前記脚部材は、支軸を介して回動可能に構成されて前記電源タップ本体の両側に離間して配置され、前記脚部材は、前記支軸周りの回動により、前記電源タップ本体に対し一方向に沿って該電源タップ本体の外側に突出する第一姿勢と、前記支軸周りの回動により、前記電源タップ本体に対して前記一方向とは異なる方向に位置ずれして該電源タップ本体の外側に突出する第二姿勢とに切替え可能に設けられたことを特徴としている。
上記構成の本発明の電源タップによると、電源タップ本体を設置面に取付け、その設置面の設置場所によって、各脚部材をそれぞれ支軸周りに回動して脚部材を第一姿勢に切替えると、各脚部材が電源タップ本体に対し一方向に沿って、電源タップ本体の外側に突出させて各脚を設置面に接触できるから、電源タップ本体の一方向での姿勢が安定して、電源タップの姿勢が安定する。
上記構成の本発明の電源タップによると、電源タップ本体を設置面に取付け、その設置面の設置場所によって、各脚部材をそれぞれ支軸周りに回動して脚部材を第二姿勢に切替えると、各脚部材が電源タップ本体の一方向とは異なる方向に位置ずれして、電源タップ本体の外側に突出させて各脚を設置面に接触できるから、電源タップ本体に対し、異なる方向での姿勢が安定して、電源タップの姿勢が安定する。
本発明の電源タップでは、前記脚部材は、前記電源タップ本体の底部に設けられた構成を採用することができる。
上記構成では、脚部材は電源タップ本体の底部に設けられているので、電源タップを取付ける設置面に対向する底部から脚部材を回動させて外側へ突出させることができるから、電源タップの姿勢を安定させることができる。
本発明の電源タップでは、前記脚は、前記設置面に面接触する板状に形成された構成を採用することができる。
上記構成では、脚部材は板状に形成されているので、簡単な構成で電源タップの姿勢を安定させることができる。
本発明の電源タップでは、前記電源タップ本体が直方体形状に形成され、前記電源タップ本体に、一対の前記電源挿入孔が前記電源タップ本体の軸心方向に複数配置された構成を採用することができる。
上記構成では、一対の電源挿入孔が電源タップ本体の軸心方向に複数配置されて、電源タップ本体が直方体形状に形成されているので、電源タップ本体がその分だけ長いから、電源タップ本体そのものが不安定になるが、脚部材を第一姿勢あるいは第二姿勢に切替えることにより、電源タップの姿勢を安定させることができる。
本発明の電源タップでは、前記電源タップ本体に、前記脚部材の間にあって、前記設置面に対する前記脚部材の高さと同等の高さを備えた介装部材を備えた構成を採用することができる。
上記構成では、脚部材の間に、設置面に対する脚部材の高さと同等の高さを備えた介装部材を備えているから、脚部材および介装部材が設置面によって支持されることで、電源タップの姿勢を安定させることができる。
本発明の電源タップでは、電源タップ本体に支軸を介して脚部材を設け、脚部材は電源タップ本体に対し一方向に沿って電源タップ本体の外側に突出する第一姿勢と、電源タップ本体に対して一方向とは異なる方向に位置ずれをするよう、電源タップ本体の外側に突出する第二姿勢とに切替え可能であるから、電源タップの姿勢を安定させられる。
本発明の第一の実施形態の電源タップを表す斜視図であり、電源タップの上面からの斜視図である。 同電源タップの下面側からの斜視図である。 同電源タップの側面図である。 同電源タップ本体と脚部材の関係を示す断面図である。 同脚部材の第一姿勢を示すもので、電源タップの上面からの斜視図である。 同脚部材の第二姿勢の一例を示すもので、電源タップの上面からの斜視図である。 同脚部材の第二姿勢の他の例を示すもので、電源タップの上面からの斜視図である。 本発明の第二の実施形態の電源タップを表す斜視図であり、電源タップの下面からの斜視図である。 本発明の第三の実施形態の電源タップの下面図である。 本発明の他の例を示す電源タップの端面図である。
以下、本発明の第一の実施形態に係る電源タップを、図1ないし図7を参照して説明する。電源タップ1は、例えば一般家屋のコンセントから離れた場所にあって、電気器具に電源を供給するための電気器具であり、電源タップ1はテーブルタップとも称する。
図1,図2に示すように、電源タップ1は、電源タップ本体2と、一対の脚部材3,4と、介装部材5とを備える。
電源タップ本体2は、上面6と、上面6に対向する下面(底面に相当する)7と、上面6および下面7を一体的に形成する両側の側面8,9、および一方側、他方側の端面10,11とを備えて、直方体形状に形成されている。
上面6には、パーソナルコンピュータ等のコンセントを挿入する、一対で一組となる電源挿入孔(コンセント挿入口)12が、一列の方向(直方体形状の長手方向である軸心方向)に複数備えられている。電源挿入孔12(12a,12b,12c)は、一方側と他方側とで離間距離が異なる。本実施形態では、一方側の電源挿入孔12(12a)に対して他方側の電源挿入孔12(12b)が、離間距離を長くするよう配置されている。他方側の電源挿入孔12(12b)は、アダプタ付きのコンセント50を挿入するために、一方側の電源挿入孔12(12a)よりも離間距離が長い。また、一方の端面10にも、一対で一組となる電源挿入孔12(12c)が形成されている。
電源タップ本体2の直方体形状として、電源タップ本体2を床面(例えば設置面)13に設置した場合、上面6の長手方向(電源挿入孔12が並んだ方向)を電源タップ本体2の長さとして特定し、床面13に設置した場合に、長さに水平面内で直行する方向が幅として特定され、長さおよび幅に直行する方向が高さとして特定される。
図3に示すように、電源タップ本体2の内部には、電源挿入孔12ごとに電極14が配置されている。各電極14は電気的に接続され、電源タップ本体2の他方の端面11からコンセントに向けて導かれるコード15が導出されており、コード15は各電極14に電気的に接続されている。
図1ないし図3に示すように、脚部材3,4は、電源タップ本体2の下面7のうち端面10,11(両側端部)側に配置されている。本実施形態では、脚部材3,4は同様の形状であるから、長さ方向の一方の脚部材3についてその構成を説明して、長さ方向の他方の脚部材4に兼用する。
図2、図4に示すように、脚部材3は、脚上面16、脚上面16に平行な脚下面17、両側の脚側面18a,18b、両側の脚端面19a,19bを備えて、電源タップ本体2の高さよりも低い板状(略直方体形状)に形成されている。したがって、脚側面18a,18bおよび脚端面19a,19bは、電源タップ本体2の高さよりも小さく設定されている。
図4に示すように、脚部材3は、その脚下面17、脚上面16、および電源タップ本体2の下面7に、高さ方向に沿う支軸20を貫通させて、電源タップ本体2に支持されている。支軸20は、軸受け(符号省略)を介して下面7に支持され、支軸20の頭部21aは脚部材3に没せられている。
支軸20は、脚部材3の幅方向中心で、電源タップ本体2の下面7の一方端部側に形成されている。脚部材3は、支軸20周りに回動することで、電源タップ本体2に収納された収納姿勢X、および電源タップ本体2から突出した突出姿勢Yに切替え自在である。
脚部材3の収納姿勢Xにおいて、脚部材3における脚上面16および脚下面17は、電源タップ本体2の長さに沿っている。脚部材3の収納姿勢Xにおいては、脚部材3の両側の脚側面18a,18bは、電源タップ本体2の側面8,9と面一であり、脚部材3の一方の脚端面19aは、電源タップ本体2の一方の端面10と面一である。換言すれば、収納姿勢Xとは、脚部材3の両側の脚側面18a,18bが電源タップ本体2の側面8,9と面一であり、脚部材3の一方の脚端面19aが、電源タップ本体2の一方の端面10と面一の状態である。
脚部材3の他方の脚端面19bは、支軸20を中心とした円弧状に形成されている。なお、脚部材3の幅中心には、脚部材3の突出姿勢Yにおいて使用可能なねじ孔21が形成されている。また、ねじ孔21に隣合って該ねじ孔21よりも大径の孔部21Aが形成されている。この孔部21Aの周面には、タップが形成されていない。
このような構成の脚部材3が、電源タップ本体2の下面7の両側に配置した支軸20を介して、一対(脚部材3,4)で設けられる。一方の支軸20は、脚部材3の幅方向中心で、脚部材3の一方端部側に形成されているから、他方の支軸20も、脚部材4の幅方向中心で、脚部材4の他方端部側に形成されている。また、ねじ孔21は、支軸20から等距離に配置されている。孔部21Aは、ねじ孔21と支軸20の間に配置されている。
支軸20が、脚部材3,4の一方端部側、他方端部側に設けられていることにより、前述したように、脚部材3,4は、電源タップ本体2に収納された収納姿勢X、および電源タップ本体2から突出した突出姿勢Yに切替え自在とされる。
脚部材3,4は、突出姿勢Yにおいて、支軸20周りの回動により、電源タップ本体2の長さ(一方向)に沿って電源タップ本体2の外側に突出する第一姿勢Y1に切替えることができる(図5参照)。電源タップ本体2の長さに沿って電源タップ本体2の外側に突出するとは、支軸20周りの脚部材3,4の回動により、両脚部材3,4の長さが、電源タップ本体2の長さに沿う状態のことである。
また、脚部材3,4は、突出姿勢Yにおいて、支軸20周りの回動により、電源タップ本体2に対して、電源タップ本体2の長さとは異なる方向に位置ずれして、電源タップ本体2の外側に突出する第二姿勢Y2に切替えることができる(図6等参照)。電源タップ本体2の長さとは異なる方向に位置ずれをして電源タップ本体2の外側に突出するとは、脚部材3,4の長さが、支軸20周りにおいて第一姿勢Y1とは異なる方向に位置する状態のことである。なお、図6においては、脚部材3,4は、電源タップ本体2の幅方向に、長さ方向を向けて突出している。
すなわち第二姿勢Y2は、脚部材3,4における第一姿勢Y1以外の支軸20周りの姿勢であり、したがって、電源タップ本体2を床面13に設置した場合では、第一姿勢Y1以外の支軸20周りの水平姿勢を取り得る。そして、第一姿勢Y1および第二姿勢Y2において、脚部材3,4の脚下面17全体が、床面13に当接する脚22である。
図2に示すように、介装部材5は、脚部材3,4の間にあって、両脚部材3,4に隙間25を介して配置される。具体的に、介装部材5は、電源タップ本体2の側面8,9と面一な部材側面26a,26bと、電源タップ本体2の下面7と平行な部材下面27と、一方および他方の部材端面28a,28bとを備えて、直方体形状に形成されている。部材側面26a,26bは、電源タップ本体2の高さに比べて小さく形成されて、脚部材3,4と同一の高さを有する。介装部材5の内部は空間に形成されている。
部材端面28a,28bは、脚部材3の脚端面19a,19bの凸部に沿うよう、長さ方向中心部に向かって凹面状に形成されている。また、介装部材5の部材下面27には、例えば、壁面に突設されたフックに引掛け可能なフック孔29が、長さ方向に離間して形成されている。
ところで、各支軸20は、脚部材3,4の幅方向中心で、脚部材3,4の端部側に形成されているから、第一姿勢Y1および第二姿勢Y2においては、脚部材3,4は、電源タップ本体2の下面7側に位置する部分と、電源タップ本体2の外側に位置する部分とが生じる。特に、電源タップ本体2の外側に位置する部分を本体外領域23,24として、以下に特定する。
上記構成を有する電源タップ1において、電源タップ本体2を、例えば床面13に設置する場合を想定する。電源タップ本体2の設置場所によっては、電源タップ本体2を使用するユーザの足が不測に電源タップ本体2を転倒させる方向に働いたり、商品に接続されたコードが存在して、これが電源タップ本体2を転倒させる方向に働いたりする場合等がある。このように電源タップ本体2を転倒させる力を、外力として特定する。
脚部材3,4は、突出姿勢Yのうち、第一姿勢Y1および第二姿勢Y2を取り得る。また、電源タップ本体2は、その上面6に電源挿入孔12が一列の方向に複数備えられている直方体形状であって、前記コンセントが電源挿入孔12の複数個所に挿入され得る。
図5には、脚部材3,4の第一姿勢Y1を示す。上述のように、脚部材3,4は、支軸20周りの回動により、電源タップ本体2の長さに沿って電源タップ本体2の外側に突出する。具体的には、第一姿勢Y1では、脚部材3,4は、支軸20周りの回動により、電源タップ本体2の長さに沿って本体外領域23,24が位置する。第一姿勢Y1では、脚部材3の本体外領域23が電源タップ本体2の端面10の外側に位置し、脚部材4の本体外領域24が、電源タップ本体2の端面11の外側に位置する。また、第一姿勢Y1では、脚端面19bどうしが最も離れた状態にある。
また、脚部材3,4の第一姿勢Y1では、脚部材3,4の脚端面19bは、支軸20を中心とした円弧状に形成されており、介装部材5の部材端面28a,28bは、脚部材3,4の脚端面19bの凸部に沿うよう、長さ方向中心部に向かって凹面状に形成されている。このため、脚部材3,4が支軸20周りに円滑に回動する。
第一姿勢Y1では、脚部材3,4の本体外領域23,24が、電源タップ本体2の端面10,11の外側に位置し、脚部材3,4の脚下面17の略全体が床面13に当接する脚22となる。
第一姿勢Y1では、電源タップ本体2の上面6の長さが長く、コンセントが一対の電源挿入孔12、あるいは複数個所の電源挿入孔12に挿入されて、電源タップ本体2の長さ方向に対して外力が働いたとしても、電源タップ本体2(電源タップ1)の転倒を防止して、その姿勢を安定させられる。
脚部材3,4は、電源タップ本体2の下面7に設けられている。このため、電源タップ1の重心がその分だけ低くなり、床面13に対し電源タップ本体2が安定しやすい。また、脚部材3,4が下面7に設けられていると、脚部材3,4が底面(下面7)から外側へ突出して、設置面に接触する。そのため、電源タップ本体2が安定し易い。また、脚部材3,4と介装部材5の高さは同じであり、脚部材3,4の間に挟まれた介装部材5の部材下面27の略全体も床面13に当接して、介装部材5の部材下面27は電源タップ本体2の脚として機能するから、電源タップ本体2の姿勢が安定する。
電源タップ本体2の一方の端面10には、電源挿入孔12(12c)が形成されている。この電源挿入孔12(12c)には、一対の電源挿入孔のみが形成された別の電源タップ(図示せず)が挿入されることも多い。別の電源タップを使用する際には、そのコードが外力として電源タップ本体2の長さ方向に働くこともあり得る。したがって、脚部材3,4の第一姿勢Y1は、このような外力に対しても、電源タップ本体2の姿勢を安定させられる。
図6に、脚部材3,4における第二姿勢Y2の一例を示す。前述のように、第二姿勢Y2は、脚部材3,4の突出姿勢Yにおいて、支軸20周りの回動により、電源タップ本体2の長さとは異なる方向に位置ずれして、電源タップ本体2の外側に突出する姿勢である。
具体的に、図6に示す第二姿勢Y2は、脚部材3,4が支軸20周りに回動して、脚部材3,4の本体外領域23,24が、電源タップ本体2の他方の側面9の外側に位置した姿勢である。また、第二姿勢Y2では、脚部材3,4の脚端面19bが側面9の外側に位置する。第二姿勢Y2では、脚部材3,4の脚下面17の略全体が床面13に当接する脚22としている。
他方側の電源挿入孔12(12b)には、アダプタ付きのコンセント50が挿入することが可能であり、アダプタ付きのコンセント50は、一方側に挿入される電源挿入孔12(12a)のコンセントよりも大重量である。しかしながら、特に図6に示す第二姿勢Y2によれば、脚部材3,4の本体外領域23,24が電源タップ本体2の他方の側面9の外側に突出するように位置しているので、ユーザ自身が、アダプタ付きのコンセント50の向きを考慮したうえで、アダプタ付きのコンセント50が外力として働いた場合に、脚部材3,4が支えとなって、電源タップ本体2の姿勢を安定させられる。また、上記と同様、介装部材5の部材下面27も、電源タップ本体2の脚として機能する。
この第二姿勢Y2によれば、電源タップ本体2の他方の側面9の外側に突出した状態であるから、電源タップ本体2の一方の側面8に外力が働いた場合に、電源タップ本体2の転倒を防止し、電源タップ本体2を安定させられる。
図7に、脚部材3,4の第二姿勢Y2の他の例を示す。図7に示す第二姿勢Y2は、脚部材3,4が支軸20周りに回動して、脚部材3,4の本体外領域23,24が電源タップ本体2の一方の側面8、他方の側面9の外側に突出するように位置し、脚部材3,4の脚下面17の略全体が床面13に当接する脚22とした状態である。また、この第二姿勢Y2では、脚端面19どうしが一方の側面8、他方の側面9の外側に位置する。また、前述のように、介装部材5の部材下面27も、電源タップ本体2の脚として機能する。
図7の第二姿勢Y2によれば、電源タップ本体2の一方の側面8の外側に、一方の脚部材3の本体外領域23が位置し、他方の側面9の外側に、他方の脚部材4の本体外領域24が位置するから、一方の側面8および他方の側面9の何れかに外力が働いた場合に、電源タップ本体2の転倒を防止して、電源タップ本体2の姿勢を安定させられる。
特に図7に示す第二姿勢Y2によれば、電源タップ本体2の一方の側面8の外側に、一方の脚部材3の本体外領域23が位置し、他方の側面9の外側に、他方の脚部材4の本体外領域24が位置するから、他方側の電源挿入孔12(12b)に対するアダプタ付きのコンセント50の向きを考慮することなく、電源タップ本体2の姿勢を安定させられる。
前述のように、第二姿勢Y2は、脚部材3,4における第一姿勢Y1以外の支軸20周りの姿勢であり、電源タップ本体2を床面13に設置した場合では、第一姿勢Y1以外の支軸20周りの水平姿勢を取り得る。すなわち、図6および図7に示した脚部材3,4の状態に限定されず、電源タップ本体2に外力が働く方向によって、第二姿勢Y2は、第一姿勢Y1以外の支軸20周りの水平姿勢を取り得ることは勿論である。
また、一方の脚部材3の長さを、電源タップ本体2の長さ方向に沿わせ、他方の脚部材4を、外力に応じて電源タップ本体2の長さ方向に沿わせないこともあり得る。双方の脚部材3,4の長さを電源タップ本体2の長さ方向に沿わせことが第一姿勢Y1であるから、このような場合も、第二姿勢Y2である。逆に、他方の脚部材4の長さを、電源タップ本体2の長さ方向に沿わせ、一方の脚部材3を、外力に応じて電源タップ本体2の長さ方向に沿わせないこともあり得る。
電源タップ本体2に、特に外力が働かない環境では、収納姿勢Xとする。すなわち、脚部材3,4の両側の脚側面18a,18bを電源タップ本体2の側面8,9と面一とし、脚部材3,4の脚端面19aを電源タップ本体2の端面10,11と面一とする。この場合も、収納姿勢Xとなった脚部材3,4の脚22と、介装部材5の部材下面27が、電源タップ本体2の脚として機能し、電源タップ本体2の姿勢が安定する。
ところで、脚部材3,4には、脚部材3,4の突出姿勢Yにおいて使用可能なねじ孔21が形成されている。電源タップ本体2を床面13に設置する場合に、ねじ孔21にビスを挿通して床に螺合して、床面13に設置することもできる。ねじ孔21にビスを挿通して床に螺合して、床面13に設置する場合には、支軸20を中心にして、電源タップ本体2を回動させることが可能である。支軸20を中心にして、電源タップ本体2を回動させるようになると、脚部材3,4の突出姿勢Y(第一姿勢Y1および第二姿勢Y2)を変更することができるから、外力が電源タップ本体2に働いた場合の姿勢を変えることができる。
何れの場合も、脚部材3は板状に形成されて、支軸20を介して電源タップ本体2の下面7に取付けられた簡素な構成であり、このような簡素な構成であっても、電源タップ本体2を安定させられる。
電源タップ本体2は、上記のような床面13に設置することに限らず、例えば、家屋の壁面に使用することも考えられる。家屋の壁面に設置する場合では、あらかじめ壁面に準備したフックに、介装部材5の部材下面27のフック孔29(図2参照)を挿入する。そして脚部材3,4の突出姿勢Yとしては、図6に示すように、脚部材3,4を支軸20周りに回動して、脚部材3,4の本体外領域23,24を電源タップ本体2の一方の側面8の外側に突出するように位置させ、脚部材3,4の脚下面17の略全体を壁面に当接する脚22とすることが好ましい。このような第二姿勢Y2とすることにより、脚下面17が壁面に当接する脚22となって、電源タップ本体2が安定する。また、例えば、家屋の壁面に使用する場合、壁面に設けられたフックに対し、孔部21Aを係止する態様も考えられる。この場合の脚部材3,4は、第一姿勢Y1または第二姿勢Y2において、孔部21Aを用いることができる。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。図8に示す第二の実施形態では、電源タップ1の各側面8,9のうち端面10,11側に、側面8,9に沿う支軸20(高さ方向に沿う支軸)を中心に回動する脚部材3,4が配置されている。支軸20は、各側面8,9の下方に取付けられ、側方に向けて突出する上下の取付部材30,31を介して連結されている。
脚部材3,4は直方体形状(板状)に形成されている。脚部材3,4のうち、各側面8,9に沿う方向(各側面8,9に面する方向)が、電源タップ本体2に収納された収納姿勢Xである。また、支軸20周りに回動して側面8,9から離れた方向が突出姿勢Yである。
突出姿勢Yにおいて、脚部材3,4が支軸20周りに回動して電源タップ本体2の長さに沿う方向が、第一姿勢Y1である。突出姿勢Yにおいて、支軸20周りに回動した第一姿勢Y1以外の姿勢が、脚部材3,4の第二姿勢Y2である。
例えば、脚部材3の本体外領域23が支軸20周りに回動して、電源タップ本体2の一方の側面8の外側に直交するよう位置し、また、脚部材4の本体外領域24が支軸20周りに回動して、電源タップ本体2の他方の側面9の外側に直交するよう位置した姿勢が、第二姿勢Y2である。
図8に示した脚部材3,4の第二姿勢Y2では、床面(図示省略)に電源タップ本体2を設置した場合には、電源タップ本体2の一方の側面8の外側に、一方の脚部材3の本体外領域23が位置し、他方の側面9の外側に、他方の脚部材4の本体外領域24が位置する。このため、特に、他方側の電源挿入孔12(12a,12b)に対し、コンセントあるいはアダプタ付きのコンセント50の向きを考慮することなく、電源タップ本体2の姿勢を安定させられる。
そして、第一の実施形態においては、脚部材3,4の脚下面17全体が、床面13に当接する脚22であった。しかしながら、第二の実施形態では、支軸20は、各側面8,9に取付部材30,31を介して連結されている。このため、第二の実施形態における脚部材3,4の第二姿勢Y2では、下側の取付部材30の高さに相当する分だけ脚22の面積が少ない。
なお、第二の実施形態では、介装部材5は省いている。しかしながら、第二姿勢Y2では、支軸20は側面8,9の下方に取付けられており、電源タップ本体2の下面7もまた脚となるから、電源タップ本体2が安定する。
第一の実施形態、および第二の実施形態では、電源タップ本体2は直方体形状である場合を例に挙げた。しかしながら電源タップ本体2は、平面視円形のものや、楕円状のものであっても、本発明を適用できる。
図9に第三の実施形態として、電源タップ本体2の形状が、平面視円形のものを示す。図9は底面図であり、電源タップ本体2が円形の場合である。なお、電源タップ本体2の上面には、電源挿入孔が周方向に並んで配置される。
電源タップ本体2は、その下面7の対向方向の外方に、電源タップ本体2の下面7を挿通する支軸20を介して、一対の脚部材3,4が配置される。この脚部材3,4は、直方体形状(板状)である。また、脚部材3,4は、支軸20周りに回動することで、電源タップ本体2に収納された収納姿勢X、および電源タップ本体2から突出した突出姿勢Y(第一姿勢Y1、第二姿勢Y2)に切替え自在である。また、脚部材3,4の間には介装部材5が配置されている。介装部材5は脚部材3,4を除いて、円形に形成した外郭形状であり、脚部材3,4と同一の高さに形成されている。
第三の実施形態によれば、脚部材3,4と介装部材5の高さは同じであり、脚部材3,4の本体外領域23,24の略全体が脚22であり、介装部材5の部材下面27の略全体が脚として機能するから、電源タップ本体2が安定する。
上記各実施形態では、脚部材3,4の長さは同一に設定した。しかしながら、支軸20を中心にした脚部材3,4の突出姿勢Yが可能であれば、支軸20周りの脚部材3,4の長さは異なっていてもよい。すなわち、電源タップ本体2の外側に位置する本体外領域23,24の長さを異ならせることもできる。
上記各実施形態では、脚部材3,4は、電源タップ本体2の端部に一対で設けられた。しかしながら、各支軸20を電源タップ本体2の長さに対して位置ずれさせることにより、脚部材3,4を位置ずれさせることもできる。第二の実施形態では、脚部材3,4を幅方向に位置ずれさせているが、第一の実施形態においても、脚部材3,4を幅方向に位置ずれさせることができる。
また、上記各実施形態では、脚部材3,4を電源タップ本体2に一対で形成した。しかしながら、脚部材3,4は、電源タップ本体2の両側に位置したうえで、底部に3つ以上設けることも可能である。
さらに、上記実施形態(特に第二の実施形態)では、脚部材3,4は、電源タップ本体2の底部に限定して配置したが、電源タップ本体2の側面8,9の上部に設けることもできる。
上記各実施形態では、脚部材3,4は直方体形状(板状)に形成した。しかしながら、図10に示すように、脚部材3,4は断面L字形板状に形成してもよい。この場合では、脚22は、脚部材3,4の略全面ではなく脚部材3,4の先端になる。
1…電源タップ、2…電源タップ本体、3,4…脚部材、5…介装部材、6…上面、7…下面、8,9…側面、10,11…端面、12…電源挿入孔、13…床面、16…脚上面、17…脚下面、18a,18b…脚側面、19a,19b…脚端面、20…支軸、22…脚、23,24…本体外領域、X…収納姿勢、Y…突出姿勢、Y1…第一姿勢、Y2…第二姿勢

Claims (4)

  1. 電源挿入孔を備え、幅方向両側の側面と長さ方向両側の端面とを有する直方体形状に構成された電源タップ本体と、該電源タップ本体の脚部材とを備え、
    該脚部材は、前記電源タップ本体の底部に設けられて、前記電源タップ本体を設置面に取付けた際に該設置面に接触可能な脚を備え、
    前記脚部材は、一方および他方の脚端面と一方および他方の脚側面とを備える板状に構成されるとともに、支軸を介して該支軸周り全周に回動可能に構成されて前記電源タップ本体の長さ方向両端部に離間して配置され、
    前記脚部材は、前記支軸周り全周の回動により、前記脚部材の他方の前記脚端面を含む本体外領域が前記電源タップ本体の一方の前記側面の外側、前記端面の外側、他方の前記側面の外側を含む外側領域内に突出する突出姿勢と、前記脚部材の一方の前記脚端面が前記電源タップ本体の一方の前記端面と面一となる収納姿勢とに切替え可能に設けられたことを特徴とする電源タップ。
  2. 前記突出姿勢は、前記脚部材の前記本体外領域が、前記電源タップ本体の前記端面の外側に突出する第一姿勢を含み、該第一姿勢では、前記脚部材の前記両脚側面が前記電源タップ本体の前記両側面に面一となる請求項1に記載の電源タップ。
  3. 前記脚部材の他方の前記脚端面は、前記支軸を中心とした外向き凸の円弧上に形成され、
    前記電源タップ本体に、長さ方向一方および他方に配置された前記脚部材の間にあって、設置面に対する前記脚部材の高さと同等の高さを備えた介装部材を備え、
    該介装部材は、前記収納姿勢における前記脚部材の他方の前記脚端面に長さ方向で対向する部材端面を備え、
    前記介装部材の前記部材端面は、前記脚部材の前記脚端面に対応した凹面状に形成されている請求項1または請求項2に記載の電源タップ。
  4. 記電源タップ本体に、一対の前記電源挿入孔が前記電源タップ本体の軸心方向に複数配置された請求項1ないし請求項3の何れかに記載の電源タップ。
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