JP6614497B2 - 配線器具、および、配線器具の製造方法 - Google Patents

配線器具、および、配線器具の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、電源コンセントやモジュラージャックなどの接続部材を備え、床板に埋め込まれる配線器具、および、配線器具の製造方法に関する。
従来、オフィスなどにおいては、床板の下方に電線やLANケーブルなどの線部材を配線するいわゆるフリーアクセスフロアが用いられる場合がある。また、昨今では家電製品や家庭用情報機器の増加に伴い住居の床下に線部材を配線する場合も増加している。このような床下配線においては、床上の居室に配線される電線やLANケーブルを床下に配線された線部材と接続するための配線器具が床板に埋設されている。
このような配線器具は、特許文献1に記載の技術のように、床板を厚さ方向に挟持することで固定される場合がある。
特開2011−101476号公報
ところが、オフィスや住居などに用いられる床板の厚さは様々であり、配線器具の筐体よりも厚さの厚い床板も存在する。このような床板には特許文献1に記載の配線器具などは取り付けることができなかった。
本発明は、筐体よりも厚さの厚い床板にも取り付けることができる配線器具、および、配線器具の製造方法を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る配線器具は、床板に形成される取付孔に設置される配線器具であって、前記取付孔に挿入状態で配置される筐体と、前記筐体の上部に取り付けられ、前記筐体から外方突出状に設けられる上顎部材と、前記上顎部材に固定的に接続され、上下方向に前記筐体の底部を越えて下方にまで延在する柱状部材と、前記柱状部材の前記筐体の底部よりも下方の部分に、前記筐体から外方突出状に設けられる保持部材と、前記柱状部材に沿って前記上顎部材と前記保持部材とに回転自在に保持され、外周面にねじ溝が設けられる軸部材と、前記軸部材と螺合する雌ねじ部を有し、前記軸部材の回転により上下方向に移動可能な下顎部材とを備える。
本発明の一態様に係る配線器具によれば、筐体よりも厚い床板にも柔軟に対応して固定することができる。
図1は、配線器具の外観を示す斜視図である。 図2は、蓋体および筐体の一部を省略した配線器具を示す斜視図である。 図3は、床板に取り付けられた状態を示す側面図である。 図4は、取付孔に挿入された状態の配線器具を蓋体や上顎部材などを省略して示す平面図である。 図5は、引出口を上方に露出させた状態の蓋体を示す斜視図である。 図6は、蓋体を取り外した状態の配線器具を上方から示す平面図である。
以下では、本発明の実施の形態に係る配線器具について、図面を用いて説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。従って、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態等は、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、同じ構成部材については同じ符号を付している。
以下、実施の形態について説明する。
[配線器具の構成]
図1は、配線器具の外観を示す斜視図である。
図2は、蓋体および筐体の一部を省略した配線器具を示す斜視図である。
図3は、床板に取り付けられた状態を示す側面図である。
これらの図に示すように配線器具100は、床板200に形成される取付孔201に挿入状態で設置される器具であって、筐体101と、接続部材102と、蓋体103と、固定手段108とを備えている。
[筐体]
筐体101は、床板200の取付孔201に挿入状態で配置され、接続部材102を取付孔201内に保持するための構造部材であり、底部に傾斜面部111を備えている。筐体101の形状は、特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、全体視有底の円筒形状であり、円筒形状の周壁の一部は、二つの対向した平面部となっている。当該平面部は、筐体101を床板200に固定するための固定手段108を配置するために設けられている。さらに筐体101は、基体114と、周壁部材112とを備えている。
[基体]
基体114は、構造的な基礎となる部分であり、本実施の形態の場合、傾斜面部111と前記平面部の一部を形成する平面壁部113と、上取付部115と、横取付部116とを備えている。本実施の形態の場合、傾斜面部111と平面壁部113と上取付部115と横取付部116とは、一枚の板金を曲げ加工することにより一体に形成されている。
[傾斜面部]
傾斜面部111は、接続部材102が取り付けられる筐体101の部分であり、配線器具100が床板200に取り付けられた状態において、接続部材102の接続口121が斜め上方を向くように保持する部分である。なお、傾斜面部111の傾斜角度は特に限定される物ではないが、電源プラグなどの接続器具が着脱しやすく、かつ、接続器具を筐体101内に収容できる角度が好ましい。具体的に例えば傾斜面部111の傾斜角は、配線器具100が取り付けられる床板200の表面に対し30度以上、60度以下の範囲から選定されることが好ましい。
[平面壁部]
平面壁部113は、接続部材102を挟むように傾斜面部111の両端縁からそれぞれ立ち上がった部分であり、筐体101の一部を形成する部分である。
[上取付部]
上取付部115は、基体114の平面壁部113の上端から外方突出状に設けられた部分であり、固定手段108を取り付けるための部分である。
[横取付部]
横取付部116は、基体114の平面壁部113の幅方向の一端部から外方突出状に設けられた部分であり、固定手段108を取り付けるための部分である。本実施の形態の場合、横取付部116は、二つの平面壁部113のそれぞれに回転対称となるように設けられている。
[周壁部材]
周壁部材112は、基体114と共に接続部材102の接続口121を囲う部材であり、接続部材102を保護する部材である。
[接続部材]
接続部材102は、床板200の上方に配線される第一線部材(図示せず)と床板200の下方に配線される第二線部材(図示せず)とを着脱自在に接続するための部材である。接続部材102の種類は特に限定されるものではないが、例えば、電源コンセントやLAN用のモジュラージャックなどである。本実施の形態の場合、接続部材102はユニット化されており、配線器具100は、種類の異なる接続部材102を取り替えて取り付けることができるものとなっている。
[固定手段]
固定手段108は、床板200を挟持して配線器具100を床板200の取付孔201に固定するための装置であり、上顎部材181と、柱状部材182と、保持部材183と、軸部材184と、下顎部材185とを備えている。また本実施の形態の場合、固定手段108は、梁部材186も備えている。
[上顎部材]
上顎部材181は、床板200を挟持するために床板200の上面に当接する部材であり、筐体101の上部に取り付けられ、筐体101から外方突出状に設けられる部材である。
本実施の形態の場合、上顎部材181は、筐体101の上端開口部を囲む円環状の部材であり、上取付部115に対してネジなどにより固定されている。つまり、筐体101の一部と一体である上取付部115は、上顎部材181の一部として機能している。
[柱状部材]
柱状部材182は、上顎部材181に固定的に接続され、上下方向に筐体101の底部を越えて下方にまで延在する長尺の部材であり、上顎部材181と保持部材183との位置関係を定めるための部材である。本実施の形態の場合、柱状部材182は、水平面で切断した断面がL字状となっているアングル形状が採用されており、長尺状でありながら反りやねじれの発生を防止し、上顎部材181と保持部材183との位置関係のずれの発生を抑制している。
また、柱状部材182は、基体114の横取付部116に対して複数のネジで着脱可能に固定されている。つまり、柱状部材182は、基体114を介して上顎部材181と着脱自在に接続されている。これにより、長さの異なる柱状部材182に交換することが可能となり、様々な厚さの床板200に対応することが可能となる。
[規制部]
また、柱状部材182は、軸部材184を下顎部材185を上昇させる方向(本実施の形態の場合右巻方向(上方からみて時計方向))に回転させた場合に、下顎部材185が筐体101から外方に向かって突出する状態を維持するように下顎部材185の回転を規制する規制部187を備えている。本実施の形態の場合、軸部材184の側方において上下方向に延在し、筐体101に対し軸部材184よりも突出している柱状部材182の部分であって、下顎部材185が当接する部分が規制部187として機能している。
[保持部材]
保持部材183は、柱状部材182の筐体101の底部よりも下方の部分に、筐体101から外方突出状に設けられる部材であり、軸部材184の下部を回転自在に保持する軸受として機能する部分である。
本実施の形態の場合、保持部材183は、アングル状の柱状部材182のL字部分を交差する2辺として含む程度の大きさの長方形(正方形含む)の板状の部材であり、軸部材184の端部が挿通される貫通孔が厚さ方向に開けられた部材である。また、保持部材183はほぼ水平面に沿って配置されており、柱状部材182と一体に設けられている。具体的には、柱状部材182、および、保持部材183は、一枚の板金を曲げ加工することにより成形されている。
[軸部材]
軸部材184は、柱状部材182の近傍に柱状部材182に沿って配置される部材であり、柱状部材182の上部に配置される上顎部材181と下部に配置される保持部材183とに回転自在に保持され、外周面にねじ溝が設けられる棒状の部材である。また、軸部材184を所定の方向に回転させることにより下顎部材185を上顎部材181に近づけることができ、床板200を挟持する力を発生させる機能を軸部材184は備えている。
本実施の形態の場合、軸部材184は、上顎部材181と係合する頭部188を上端部に備えたネジであり、頭部188の端面に設けられたプラス状の溝にプラスドライバを挿入して回すことができるものとなっている。
また、軸部材184は、上顎部材181、および、保持部材183に着脱可能であり、上顎部材181に取り付けられる柱状部材182の長さに応じて軸部材184を取り替えることができるものとなっている。
[下顎部材]
下顎部材185は、軸部材184と螺合する雌ねじ部を有し、軸部材184の回転により上下方向に移動可能な部材である。本実施の形態の場合、軸部材184を右巻方向に回転させた場合、下顎部材185は、柱状部材182の規制部187に当接して回転が規制され、柱状部材182に沿って上昇するものとなっている。また、下顎部材185は、規制部187に当接している状態において、筐体101から外方に突出した状態となり、下顎部材185の上端部に設けられたのこぎり刃状の部分が床板200の下面に当接するものとなっている。特に、床板200が木製の場合、のこぎり刃状の部分が床板200に食い込み、強固に配線器具100を床板200に固定することが可能となる。
また、軸部材184を左巻方向(上方から見て反時計方向)に回転させた場合、下顎部材185は、筐体101の平面部に当接して回転が規制される。この状態において、下顎部材185は、床板200の取付孔201の内方に位置するものとなっている。
[梁部材]
梁部材186は、複数の柱状部材182の下端部のそれぞれを筐体101の下方において架橋状に接続する部材であり、長尺状の柱状部材182の下端部の構造的強度を向上させるための部材である。
本実施の形態の場合、梁部材186は帯状の板部材であり、柱状部材182の下端部から内側に向かって突出する取付片139に両端部がネジ止めされている。
[全体的配置]
図4は、取付孔に挿入された状態の配線器具を蓋体や上顎部材などを省略して示す平面図である。
同図に示すように、筐体101は、外周面に回転対称に配置される複数の平面部110を備えている。二本の柱状部材182は、平面部110の幅方向の一方にそれぞれ偏って配置され、かつ、対称軸Rを中心として回転対称に配置されている。これに伴って、複数の軸部材184も平面部110の幅方向の一方に偏って配置され、対称軸Rを中心とした回転対称に配置されている。また、それぞれの軸部材184に取り付けられた下顎部材185は、平面部110に当接した状態では、取付孔201の内方に収まる長さとなっている。
このように、同一形状の柱状部材182を回転対称に配置することで、同一形状の下顎部材185を円筒状の取付孔201の内方に納めることができ、配線器具100を取付孔201に挿入して、下顎部材185を床板200の下方に配置することが可能となる。従って、床板200に設ける取付孔201の大きさを可及的に小さくすることができ、容易に施工することが可能となる。
また、梁部材186は、柱状部材182の対称軸Rと交差する位置に配置されている。これにより、安定して配線器具100を床板200に取り付けることが可能となる。
[蓋体]
蓋体103は、筐体101の上面開口部を塞ぐ部材である。蓋体103の形状は特に限定されるものではないが、本実施の形態の場合、筐体101が略円筒形状であるため、蓋体103は円板形状をなしている。
また、蓋体103には、筐体101内外に配線される第一線部材(図示せず)を挿通させるために貫通状の第一引出孔131が設けられている。本実施の形態の場合、第一引出孔131は、蓋体103の端縁から中央に向かって矩形に切り欠かれた部分であり、蓋体103の中央部に近い第一引出孔131の端縁は、接続部材102の接続口121の上方に位置している。また、蓋体103は、上顎部材181の内周部に取り付けられるものとなっている。
[第一引出孔]
第一引出孔131は、第一線部材の配線状態を維持しつつ筐体101の上面開口部のほとんどを蓋体103で防ぎ、床板200上の安全を確保するために機能する部分である。
[配線蓋体]
配線蓋体104は、第一線部材を配線しない場合は、蓋体103の第一引出孔131を図1に示すように蓋体103と面一になるように塞ぎ、筐体101の内外に第一線部材を配線する場合は、第一引出孔131に取り付ける方向を変更することで、図5に示すように配線を引き出すための引出口141を蓋体103の上面から突出する状態で形成する部材である。
[取付作業]
次に、上記配線器具100の床板200への取付作業手順を説明する。
図6は、蓋体を取り外した状態の配線器具を上方から示す平面図である。
同図に示すように、蓋体103を取り外すと、軸部材184の頭部188が看取できるため、プラスドライバなどを用いて軸部材184を左方向に回転させる。これにより、図4に示すような状態、または、下顎部材185を筐体101の下方に配置して筐体101の下方領域内に下顎部材185を収容した状態を創出できる。
次に、当該状態で床板200に設けられた円筒状の取付孔201に配線器具100を挿入する。上顎部材181は、取付孔201の径よりも大きな形状となっているため、図3に示すように、上顎部材181と床板200の上面が当接した状態で配線器具100が配置される。
次に、もし下顎部材185が床板200の下方に配置されていなかったら、軸部材184をさらに左方向に回転させることで、下顎部材185は下方に降下する。
下顎部材185が床板200の下方に位置すれば、次に軸部材184を右方向に回転させる。下顎部材185は、筐体101から外方に突出するように、柱状部材182の規制部187に当接するまで軸部材184の回転に伴って回転する。さらに、軸部材184を右方向に回転させることで、規制部187に回転が規制された下顎部材185は、柱状に沿って突出状態を維持したまま上昇する。
図3に示すように、上顎部材181と下顎部材185で床板200を強く挟持した状態になれば、軸部材184の回転を終了する。最後に、蓋体103で筐体101の上面開口部を閉じれば、作業は配線器具100の取付作業が終了する。
[効果]
以上の実施の形態に係る配線器具100によれば、取り付ける床板200の厚さが筐体101よりも厚い場合であっても、配線器具100を取付孔201内に固定することが可能となる。また、梁部材186により筐体101を跨いだ状態で柱状部材182の下部を接続するため、軸部材184の回転が安定し、下顎部材185を安定した状態で上下させることが可能となる。
また、柱状部材182、および、軸部材184が上顎部材181に対して着脱可能であるため、長さの異なる柱状部材182、および、軸部材184に取り替えることで、床板200の厚さに柔軟に対応することが可能となる。
[その他]
なお、本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、本明細書において記載した構成要素を任意に組み合わせて、また、構成要素のいくつかを除外して実現される別の実施の形態を本願発明の実施の形態としてもよい。また、上記実施の形態に対して本願発明の主旨、すなわち、請求の範囲に記載される文言が示す意味を逸脱しない範囲で当業者が思いつく各種変形を施して得られる変形例も本願発明に含まれる。
例えば、上顎部材181を円環フランジ状の一部材として説明したが、上顎部材181は、一つの柱状部材182に一つ設けてもかまわない。
また、軸部材184と上顎部材181とは、軸部材184の頭部188で係合するものとして説明したが、軸部材184と上顎部材181とは、軸部材184と下顎部材185との螺合状態とは逆ネジで螺合してもかまわない。
また、柱状部材182を筐体101の基体114に対し着脱可能なものとして説明したが、柱状部材182は、基体114や上顎部材181に固定されるものでもかまわない。
また、筐体101の形状は円筒ばかりでなく、三角柱形状や直方体などでもよい。またこの場合、柱状部材182、軸部材184、下顎部材185などは、周面の数に対応して配置されてもかまわない。
100 配線器具
101 筐体
108 固定手段
110 平面部
181 上顎部材
182 柱状部材
183 保持部材
184 軸部材
185 下顎部材
186 梁部材
187 規制部
200 床板
201 取付孔

Claims (7)

  1. 床板に形成される取付孔に設置される配線器具であって、
    前記取付孔に挿入状態で配置される筐体と、
    前記筐体の上部に取り付けられ、前記筐体から外方突出状に設けられる上顎部材と、
    前記上顎部材に固定的に接続され、上下方向に前記筐体の底部を越えて下方にまで延在する柱状部材と、
    前記柱状部材の前記筐体の底部よりも下方の部分に、前記筐体から外方突出状に設けられる保持部材と、
    前記柱状部材に沿って前記上顎部材と前記保持部材とに回転自在に保持され、外周面にねじ溝が設けられる軸部材と、
    前記軸部材と螺合する雌ねじ部を有し、前記軸部材の回転により上下方向に移動可能な下顎部材と
    を備える配線器具。
  2. 前記柱状部材を複数備え、前記柱状部材の一つと他の一つを前記筐体の下方において架橋状に接続する梁部材をさらに備える
    請求項1に記載の配線器具。
  3. 前記柱状部材は、前記下顎部材を上昇させる方向に前記軸部材を回転させた場合に、前記下顎部材が前記筐体から外方に向かって突出する状態を維持するように前記下顎部材の回転を規制する規制部を備える
    請求項1または2に記載の配線器具。
  4. 前記柱状部材は前記上顎部材に着脱可能に固定され、
    前記軸部材は、前記上顎部材、および、前記保持部材に着脱可能である
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の配線器具。
  5. 前記筐体は、外周面に回転対称に配置される複数の平面部を備え、
    前記柱状部材は、前記平面部の幅方向の一方に偏って配置され、かつ、回転対称に配置される
    請求項1〜4のいずれか一項に記載の配線器具。
  6. 前記梁部材は、前記柱状部材の回転対称軸と交差する位置に配置される
    請求項2を引用する請求項5に記載の配線器具。
  7. 床板の取付孔に取り付けて構成する配線器具の製造方法であって、
    柱状部材を、筐体の側方に上下方向に延在状態となるよう、前記筐体の上部にであって当該筐体から外方突出状に設けられる上顎部材に固定し、
    前記柱状部材の前記筐体の底部よりも下方の部分に、前記筐体から外方突出状に設けられる保持部材と前記上顎部材との間であって、前記柱状部材に沿って回転自在に、外周面にねじ溝が設けられる軸部材を取り付け、
    前記取付孔に当該筐体を挿入状態で配置し、前記軸部材を回転させることで、前記上顎部材と、雌ねじ部を有し前記軸部材に螺合させる下顎部材との間で、前記床板を挟持し、当該床板に取り付けて構成することを特徴とする
    配線器具の製造方法。
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