JP6979351B2 - 結び目を作るための装置及び方法 - Google Patents

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Description

本発明は、結び目を作るための装置及び方法に関する。
糸の結び目を作ること又は閉じることは、特にスペースが限られている場合、困難であり時間がかかる。これは、結び目の強度又は安定性に関する特定の要件が適用される場合に、特にそうである。このような使用は、例えば、スポーツ、釣り又はパッケージングプロセスにおいて、又は医療技術において、見ることができる。
そこで、本発明の目的は、結び目の作製を向上させることである。
この目的は、請求項1に記載の装置及び/又は請求項14に記載の方法で達成される。有利な実施形態は、従属請求項において見ることができる。
本発明に係る、機能的端部及び引張端部を有する糸を備える、結び目を作るための装置では、引張端部を引っ張ることによって、糸が外表面に沿って滑り、閉じた結び目を形成するように、本体が設けられ、本体の外表面の周りに、準備された、まだ開いている結び目の形で糸が据えられる。
本発明に係る装置は、結び目の実際の製作又は使用の際にはこの結び目を単に締めるだけでよいように、結び目の使用の前に結び目が予め準備されているという利点を有する。このことにより、アクセスするのが難しい用途において特に、時間が節約され、結び目を作るのがより簡単になる。糸で結び目を作る又は連結するべき物体を機能的端部の領域の糸のループに通すか、又は機能的端部を物体と接触させ(例えば機能的端部が物体を囲み)、次いで結び目を締めることができる。
本発明の好ましい実施形態では、機能的端部(12)を本体(2)の取付点へ取り付けることができる。このことにより、関与する糸の端部が1つだけになるため、ハンドリングが平易になる。
本発明の好ましい実施形態では、取付点が、本体の上側又は下側の上面、本体の内表面、又は外表面に配置される。取付点は本体の外表面に配置することができるが、本体の内側、例えばスロット又は凹部にも配置することができる。本体の意図する目的又は形状に応じて、取付点を設けることができる。複数の取付点を設けることもでき、ここで最も有利な取付点を選択することができる。
本発明のさらに好ましい実施形態では、物体と連結するための締結手段及び/又は物体と機能的に連結するための機能的手段が、機能的端部の先の糸に配置される。締結手段及び/又は機能的手段は、好ましくは機能的端部に物理的に近接して配置され、固定された状態に若しくは滑る状態に、又は取り外し可能若しくは取り外し不能になるように、配置することができる。
本発明の好ましい実施形態では、締結手段及び/又は機能的手段が針、アンカー及び/又は人工腱を含む。締結手段は、例えば、アンカー、針又はフックを含むことができる。機能的手段は、人工腱などの機能的要素を含むことができる。
本発明の好ましい実施形態では、可撓性材料が取付点に配置され、かつ可撓性材料を指し通すことのできる先端が機能的端部に配置される。このようにして、機能的端部を容易に取り付けることができ、針などの先端で怪我をする危険も少なくなる。
本発明のさらに好ましい実施形態では、取付点及び機能的端部が、スナップロック連結、バヨネット連結、ボンディング連結又はロック連結により連結可能であり、この連結が取り外し不能又は再閉鎖可能である。それ故に、機能的端部は例えば、クリップ又はフックにより連結することができる。これらの連結は、1回又は複数回、開ける及び/又は閉じることができる。
本発明のさらに好ましい実施形態では、本体を囲む外囲体及び糸が設けられ、この外囲体が、側面の領域に配置された、機能的端部及び/又は引張端部のための、少なくとも1つの開口部を含む。外囲体は、好ましくは本体よりも長さ方向又は軸方向にわずかに短く、据えられた糸を保護し、ハンドリングを平易にする。
本体が、円筒、円錐、直方体、角柱体又は放射状の突出部を備えるスポーク様の形状を有する場合が特に有利である。引張端部を引っ張ると、糸が機能的端部の方向に容易に滑る。又は本体を、糸、結び目及び/又は意図する目的に最適に適合させることができる。例えば、本体は、中空ではなく凹部を備えることが可能であり、又は管のような中空であることが可能である。
糸は、機能的端部へ向かう適合結び目及び引張端部へ向かう固定結び目を含むことができる。このことにより、問題となる課題に対して結び目をモジュール式に適合させることができる。適合結び目又は適合結び目領域(これは機能的結び目又は機能的結び目領域とも呼ばれる)によって、結び目の特性、例えば強度、締める際の挙動、サイズなど、が決まる。固定結び目又は固定結び目領域は、適合結び目が意図せず緩まないように又はほどけないように、適合結び目を固定する働きをする。
好ましくは、糸が、少なくとも2回、本体の周りに、第1の方向に据えられ、かつ少なくとも1回、機能的端部の周りに、第2の方向に据えられる。第2の方向は、第1の方向とは反対である。例として、第1の方向は時計回りであり、第2の方向は反時計回りである。このような結び目は準備するのが比較的容易であることが示された。それ故に、本体上に据えること又は準備することが比較的平易であり、必要とされる糸はそれほど長くない。加えて、この結び目は、閉じる又は結ぶのが容易であり、しっかりと留まる。
本発明の好ましい実施形態では、適合結び目を形成するための糸が、少なくとも2回、本体の周りに、第1の方向に据えられ、かつ少なくとも1回、機能的端部の周りに、第2の方向に据えられ、かつ固定結び目を形成するための糸が、少なくとも1回、本体の周りに、第2の方向に据えられる。この結び目はまた、容易に準備及びハンドリングでき、締めた結び目の強度は良好である。
本発明のさらに好ましい実施形態では、物体に固定するための要素が、機能的端部に配置される。予め、この要素を糸で貫通させる及び/又はこの要素に糸を巻きつけることができる。例として、関節に固定するための人工腱を、予め糸に配置することができる。それ故に、この用途のための準備されたキットを提供することができ、これは操作上の努力を大幅に削減する。
本発明に係る、機能的端部及び引張端部を有する糸で結び目を作るための方法は、以下のステップにより特徴づけられる:
−本体を設けるステップであって、本体の外表面の周りに、準備された、まだ開いている結び目の形で糸が据えられる、ステップ;
−物体を機能的端部に接触させるステップ;及び
−糸が外表面に沿って滑り、閉じた結び目を形成するように、引張端部を引っ張るステップ。
上記と同じ利点及び変更が方法についても当てはまる。
本発明の好ましい実施形態では、機能的端部が本体の取付点に固定される。このことにより、1つの糸だけが関与するため、ハンドリングが平易になる。
本発明の好ましい実施形態では、物体が機能的端部によって貫通される又は囲まれる。物体とのこのようなタイプの接触において、機能的端部は、1回又は複数回、物体の周りに据えられて又は伸びて、物体又は物体の一部分若しくは領域を結び目で締結する。貫通のために、機能的端部は、機能的端部に固定することができる先端又は針を有することができる。物体を1回又は複数回貫通させた後、機能的端部を本体に固定し、結び目を締める。
本発明を、関連する図面を用い、典型的な実施形態によって以下に説明する。図面は以下のとおりである。
図1は、結び目を作るための装置の斜視図である。
図2は、結び目を作るための装置の上面図である。
図3は、第1の結び目のために据えられた糸を備える装置の斜視図である。
図4は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図5は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図6は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図7は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図8は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図9は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図10は、さらなる結び目のために据えられた糸を備える、結び目を作るための装置の斜視図である。
図11は、結び目を作るためのさらなる装置の斜視図である。
図12は、さらなる結び目を備える、結び目を作るためのさらなる装置である。
図13は、さらなる結び目を備える、さらなる装置である。
図1は、結び目を作るための装置1を示す。明確にするために、装置1を最初に糸なしで図1及び2に示している。この例において、装置1は円筒形本体2を含み、この円筒形本体2は、好ましくは円錐形である。円筒形本体2は、側面3及び上面4を有する。発泡体又はゴムなどの可撓性材料、又はフック、クリップなどが、上面4上に又は上面4に対して設けられる。可撓性材料5は、糸針によって刺し通すことができる。可撓性材料の代わりに、フック、ブラケット、クリップ及び/又は接着剤などの別の締結装置を、糸端部を取り付けるために設けることができる。このようにして、糸の端部の取付点が画定される。
本体2は、外囲体6により囲まれる。外囲体6もまた、本体2を受容する内側7を有する円筒形であり、糸はまだここには示されていない。本体2は好ましくは、縦方向に、すなわち円筒軸の方向に、本体2の上端が上面4と共に露出するように、外囲体6を超えて延在する。このことにより、結び目を作るときの可視性及びハンドリングが向上する。
外囲体6は、縦に、すなわち円筒軸の方向に伸びる開口部8を有する。開口部8は、外囲体6の全長にわたり又は外囲体6の長さの一区分にわたり、延在することができる。糸の一端又は両端は、後で、開口部8を介して引き出される。外囲体6は下部領域9を有し、この下部領域9によって、外囲体6を直立して設置することができる。本体2が下部領域9の内表面の上に立つように、下部領域9を全面構造にすることができる。そうでなければ、外囲体6内で本体2が自由に動かせるように、下部領域9を環状構造にすることができる。
図2は、装置1の上面図である。図から分かるように、糸を、完全に、すなわち本体2の周りの360°の角度範囲全体を通って、据えることができるように、スペース7は本体2を完全に囲む。
図3において、装置1が糸10と共に示されている。糸10は、丸い本体2の側面3の周りに、準備された、まだ開いている結び目11の形で据えられる。糸10の第1の又は機能的端部12は上面4の領域に位置し、第2の又は引張端部13は本体2の底部に位置する。糸10の機能的端部12に針又は先端14が配置され、この針又は先端14は可撓性材料5を刺し通すことができ、そのため刺し通すことで取り付けることができる。
糸10又は結び目11は、第1の領域又は適合結び目15及び第2の領域又は固定結び目16を有する。ここで、適合結び目15は、機能的端部12又は上面4へ向かっている。固定結び目16は、引張端部13又は本体2の底部領域へ向かっている。機能的結び目15は、結び目11に課される要件を満たす。固定結び目16によって、出来上がった結び目が緩まないように固定される。
結び目の準備のために、糸10は、コーン又は円錐の形状の本体の周りに、準備された結び目11の形で巻きつけられる。このように、糸10は準備された結び目11と共に、それが実際に用いられるまで、本体上にしっかりと保持される。糸10はこの端部へ、本体2の側面3に示されるよりも近接して存在することができる。図1及び2に示される外囲体6は、糸10及び準備された結び目11を固定することもできる。
結び目を作るための装置1を使用する際には、又は結び目を作る際には、最初に物体が、機能的端部12又は先端14で巻きつけられる及び/又は縫合される。次いで、先端14及びその結果として機能的端部12が、可撓性材料5又は別の取り付け装置へ、又は可撓性材料5又は別の取り付け装置内に、取り付けられる。物体から離れる方向に引張端部13を引っ張ることによって、及び必要に応じて装置1及びその結果として機能的端部12を同じ方向に移動させることによって、最初に、準備された結び目11又は糸の巻きつけが、機能的端部12を越えて反転し、次いで結び目が締められる。側面3上に糸10を配置することによって、糸10が確実に滑り、結び目が自動固定される。結び目が形成された後に、2つの糸端部をはさみ又は類似の物体で切り離すことができる。
装置1は、複数の連続した結び目が必要とされる場合、時間が非常に重要である場合、又はスペースが限られている場合に、特に有利に用いることができる。それ故に、装置1は、例えば、組織構造の結紮又は取付に用いることができる。この場合、糸の複数の連続した結び目は、装置1の助けを借りて予め準備されており、これによりかなりの時間が節約される。さらに、組織構造が緊張している場合に、従来の意味での第1の結び目が作製されると、この結び目は緩む可能性があるが、これは装置1によって首尾よく防がれる。特に低侵襲手術(MIC)において、患者の体内で結び目を作ることは、制限されたスペース、2次元の可視性、及び執刀医に必要とされる技術的熟練のために、大きな障害である。この場合、装置1は、例えば腸穿孔、腹膜、血管、吻合、取付、止血、メソ−骨格化(meso−skeletonization)、皮膚縫合、関節、異物安定化などの、最小侵襲性手術又はさらに開放手術における、縫合又は結紮のために用いることができる。装置1が、様々な強度の、モノフィラメント又は編まれた、再吸収可能又は非再吸収可能糸を装備する又は備えることができることは、主要な利点である。
固定結び目16による結紮の自動固定のおかげで、追加の安定化結び目は必要ない。それ故に、操作上の複雑さが低減され、操作時間が短くなる。装置1を用いれば、外科手術に熟練していない人材であっても、しっかりとした結び目の作製を行うことができる。
図3中の準備された結び目11は、適合結び目領域15において、本体2の周りに2つのループを含む。言い換えると、糸10は、2回、第1の方向に、本体2の周りに、据えられる又は巻きつけられる。引張端部13については、糸10は反時計回りに巻きつけられ、機能的端部12については、糸10は時計回りに巻きつけられる。適合結び目領域15において、糸はまた、機能的端部12又は機能的端部12に隣接した糸領域の周りに、1回、巻きつけられる。この巻きつけは、第1の方向とは反対の第2の方向に行われる。固定結び目を形成するために、糸10は、第2の方向に、1回、本体2の周りに、据えられる。これは、本体2の下部に、例えば引張端部13に物理的に近接して、配置される。
図4において、装置1は、さらなる準備された結び目11を備えて示されている。結び目11は、図3の結び目11に可能な限り相当する。ここで、図4において、固定結び目16を形成するために、糸10は、2回、本体2の周りに、第2の方向に、据えられる。
図5において、装置1は、さらなる準備された結び目11を備えて示されている。この結び目11についても、図3に示される結び目11に実質的に相当する。この場合、図3とは異なり、この結び目11では、糸10は、2回、第2の方向に、機能的端部の周りに据えられる。例えば、第2の方向に、2回、機能的端部の周りに据えられ、かつ固定結び目を形成するために、2回、本体2の周りに、第2の方向に据えられる、1つの糸を結び目が含むように、図4及び5の2つの結び目を組み合わせることも可能である。
図6において、装置1は、さらなる結び目11を備えて示されている。この結び目11では、機能的端部12に加えて、引張端部13も本体2のコーン先端又は上面4の領域に位置する。図3〜5の表現では、糸10の交差部又は交絡部が本体2の側面3の隣に配置されているのに対して、図6では、糸10の交差部が側面3の領域に配置されている。このことは、装置1のハンドリング及び準備された結び目11の安定性を潜在的に向上させることができる。
以下に説明する結び目は、上述の結び目のさらなる実施形態である。これらの結び目は、ある特定の用途に有利である可能性がある。それ故に、例えば、結び目がより安定性になるように及び/又はある特定の開口部を通って滑ることができないように、追加の巻きつけによって結び目の厚さを増加させることができる。結び目を締めるためには、引張端部13を物体の方へ引っ張ること及び機能的端部12を物体から離れる方へ引っ張ることが一般的である。
図7は、さらなる結び目11を備える装置1を示す。この結び目でも、機能的端部12及び引張端部13の両方が、本体2の上面4の領域に位置する。
図8は、さらに別の結び目11を備える装置1を示す。この結び目11についても、本体2の上部領域に適合結び目15、及び本体2の下部領域に二重に結ばれた固定結び目を有する。固定結び目16の領域において、糸10の引張端部13がアクセス可能であり、一方で、機能結び目15からは機能的端部12がアクセス可能である。
図9は、さらなる結び目11を備える装置1を示す。この結び目11についても、機能的端部12及び引張端部13の両方が、本体2の上面4の領域に配置される。糸10は、複数のループの形で、本体2の周りに、据えられる。本体2は、糸10で全部で7回巻きつけられ、ここで機能的端部12は、これらのループのうち3つを通り抜ける。
図10は、さらなる結び目11を備える装置1を示す。この結び目11でも、機能的端部12及び引張端部13は、本体2の上面4の領域に位置する。ここで、糸10は、5回、本体2の周りに、巻かれ又は巻きつけられ、ここで機能的端部12は、結果として生じる巻きつけ部のうち3つを通り抜ける。
図11〜13を用いて、糸110で結び目111を作るためのさらなる装置100を説明する。装置100は、以下のように有利に構成することができる。
請求項1 機能的端部(105)及び引張端部(104)を有する糸(110)を含む、結び目を作るための装置であって、中空円筒形本体(102)が設けられ、中空円筒形本体(102)の空洞(103)を通って糸(110)の一部分が伸びており、引張端部(104)をループ(106)から離れる方へ引っ張り、機能的端部(105)をループ(106)の方へ引っ張ることによって、ループ(106)中に配置可能な物体の周りに、糸(110)が閉じた結び目を形成するように、本体(102)の片側に引張端部(104)が配置され、反対側に、ループ(106)を備える、準備された、まだ開いている結び目(111)の形で、糸(110)が据えられることを特徴とする、装置。
請求項2 空洞(103)の直径が、糸(110)の横断面に相当することを特徴とする、請求項1に記載の装置。
請求項3 糸(110)が、ループ(106)へ向かう適合結び目(115)及び本体(102)へ向かう固定結び目(116)を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の装置。
請求項4 糸(110)が、第1の方向に、少なくとも2回、本体(102)の方向に伸びるループ(106)の第1の部分(108)の周りに据えられること、及び糸(110)が、第2の方向に、少なくとも1回、ループ(106)の第2の部分(109)の周りに据えられること、を特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
請求項5 適合結び目(115)を形成する目的で、糸(110)が、第1の方向に、少なくとも2回、本体(102)の方向に伸びるループ(106)の第1の部分(108)の周りに据えられること、及び糸(110)が、第2の方向に、少なくとも1回、ループ(106)の第2の部分(109)の周りに据えられること、及び固定結び目(116)を形成する目的で、糸(110)が、第2の方向に、少なくとも1回、ループ(106)の第1の部分(108)の周りに据えられることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
請求項6 機能的端部(105)及び引張端部(104)を含む糸(110)で、結び目を作るための方法であって、
−中空円筒形本体(102)を設けるステップであって、中空円筒形本体(102)の空洞(103)を通って糸(110)の一部分が伸びており、本体(102)の片側に引張端部(104)が配置され、反対側に、ループ(106)を備える、準備された、まだ開いている結び目(111)の形で、糸(110)が据えられる、ステップ
−物体をループ(106)中に配置するステップ;及び
−糸(110)が前記物体の周りに閉じた結び目を形成するように、引張端部(104)及び機能的端部(105)を引っ張るステップ
により特徴づけられる、方法。
図11は、糸110から又は糸110で結び目111を作るための装置100を示す。装置100は、内側103を備える、例えば管の形の、中空円筒形本体102を含む。糸110の一部分は、内側103を通って伸びる。糸110の引張端部104は、第1の側で本体102から突出する。それ故に、引張端部104は、本体102の第1の側に位置する。本体102の、反対側のもう片方の側、すなわち第2の側に、準備された結び目111が配置される。糸110のさらなる端部すなわち機能的端部105は、準備された結び目111から突出する。機能的端部105は、本体102の方向を指し示す。準備された結び目111の、もう片方の、反対側の端部に、例えば本体102から離れる方へ向かう端部に、ループ106が設けられる。準備された結び目111は、糸110が開いているループ106を形成するように、据えられる又は準備される。このループは、例えば糸110が取り付けられる物体、又は例えば糸によって締め付けられる若しくは結ばれる物体の周りに、据えることができる。
図11に示される準備された結び目111は、図3に示される結び目に相当する。ここで、図11において、結び目111は、図3の結び目11を過ぎて、さらなるステップで、ある程度準備される。図3とは異なり、引張端部104は、ターン部又は巻き部107を通って既に引っ張られている。図3において、これらの巻き部は本体2上に配置されており、一方で図11の引張端部104に相当する機能的端部12は、自由のままである。
したがって、この結び目111についても、適合結び目及び固定結び目116にさらに分けることができる。理解を助けるために、巻き部106を、左に示される第1の部分108、及び右に示される第2の部分109に分解することができる。適合結び目115を形成するために、糸110又は2つの上側巻き部107は、第1の方向に、2回、ループ106の第1の部分108の周りに、据えられる。糸110はさらに、第2の方向に、ループ106の第2の部分109の周りに、据えられる。固定結び目116を形成するために、糸110は、第2の方向に、1回、ループ106の第1の部分108の周りに、据えられる。ループ106の第1の部分108は、本体102へ伸び、一方でループ106の第2の部分109は、機能的端部105へ伸びる。
図3〜10に示され、本体2に関連する全ての結び目11は、結果的に装置100で用いることができる。この目的で、図3〜10の機能的端部12はいずれの場合にも、本体2の側面3にあるループを通る。それ故に、図3〜10の準備された結び目11が装置100についての準備された結び目111になるように、ある程度、本体2は機能的端部12により置き換えられる。
図12は、さらなる準備された結び目111を備える装置100を示す。結び目111は、図11に示される結び目111に、実質的に相当する。この場合、図11とは異なり、結び目111と共に、糸110は、2回、第2の方向に、ループ106の第2の部分109の周りに、据えられる。図12に示される結び目111は、図5に示される結び目11に相当する。
図13は、さらなる準備された結び目111を備える装置100を示す。結び目111は、図11の結び目111に可能な限り相当する。ここで、図13において、固定結び目116を形成するために、糸110は、第2の方向に、2回、ループ106の第2の部分108の周りに、据えられる。図13に示される結び目111は、図4に示される結び目に相当する。
装置100は、物体をループ106で囲み、次いで準備された結び目111を締め、その結果物体と糸110とを連結するのに用いることができる。本体102を通して引張端部104を押し又は引っ張り、簡単に結び目を締めることができる。次いで、ループ106及び機能的端部105を備える準備された結び目111を、物体又は障害物の上に又は後方に配置することができる。引張端部104が物体の外側に位置し、ループ106及び機能的端部105が物体の中又は後方に位置するように、本体102は、物体に渡される又は物体を貫通する。
技術的用途に加えて、装置100はまた医療目的にも適している。例として、装置100は、自己固定機能で組織構造を縫合するために用いることができる。ループ106を備える既に出来上がった又は準備された結び目111は、例えば、トロカールスリーブを介して腹腔内に導入することができる。結紮しようとする組織構造を、ループ106を通して引っ張る。ループ106の引張端部104をループ106から離れる方に引っ張り、機能的端部105をループ106の方へ同時に引っ張ることによって、ループ106又は結び目111が締められる。記載された、様々な結び目111及び中空円筒102の配置は、結紮の自動安定化及び確実な滑りを保証する。ループ106を締めた後又は結び目111を形成させた後に、糸110の機能的端部105を、腹腔内で、結紮付近で、はさみで切断する。
結紮の自動固定のおかげで、追加の安定化結び目は必要ない。それ故に、複雑さが低減され、操作時間が短くなる。特に緊張した構造において、現在利用可能な巻きつけシステム又は体外の結び目は、結び目を緩ませる可能性がある。本発明に係る装置100は、これらの不利な点を排除する。
装置100は、例えば、難しく不明瞭な手術部位の条件下での直視下手術において、又は腹腔鏡下手術の間、虫垂(Appendix vermiformis)(虫垂)の結紮、胆嚢管(Ductus cysticus)(胆嚢管)での結紮、血管における結紮、組織サンプルの回収などに適用することができる。この器具を、様々な強度の、モノフィラメント又は編まれた、再吸収可能/非再吸収可能糸で装備することは、大きな利点である。

Claims (8)

  1. 機能的端部(12)及び引張端部(13)を備える糸(10)を含む、結び目を作るための装置であって、前記引張端部(13)を引っ張ることによって、前記糸が本体(2)の外表面(3)に沿って滑り、閉じた結び目を形成するように、前記本体(2)が設けられ、前記本体(2)の前記外表面(3)の周りに、準備された、まだ開いている結び目(11)の形で前記糸(10)が据えられる、装置であり、
    前記糸(10)が、前記機能的端部(12)から前記引張端部(13)に向かって、順に前記機能的端部(12)、適合結び目(15)、固定結び目(16)、前記引張端部(13)を含むこと、
    前記適合結び目(15)を形成する目的で、前記糸(10)が、少なくとも2回、前記本体(2)の周りに、第1の方向に据えられ、かつ少なくとも1回、前記機能的端部(12)の周りに、第2の方向に据えられること、及び前記固定結び目(16)を形成する目的で、前記糸(10)が、第2の方向に、少なくとも1回、前記本体(2)の周りに据えられることを特徴とする、装置。
  2. 前記機能的端部(12)が、前記本体(2)の取付点へ取付可能である、請求項1に記載の装置。
  3. 前記取付点が、前記本体(2)の上側又は下側の上面(4)、前記本体(2)の内側、又は前記外表面(3)に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  4. 物体と連結するための締結手段及び/又は物体と機能的に連結するための機能的手段が、前記機能的端部(12)の先の前記糸(10)に配置されることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記締結手段及び/又は前記機能的手段が、針、アンカー及び/又は人工腱を含むことを特徴とする、請求項4に記載の装置。
  6. 可撓性材料が前記取付点に配置されること、及び前記可撓性材料(5)を刺し通すことのできる先端(14)が前記機能的端部(12)に配置されることを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  7. 前記本体(2)を少なくとも部分的に囲む外囲体(6)及び前記糸(10)が設けられ、前記外囲体(6)が、前記外表面(3)の領域に配置された、前記機能的端部(12)及び/又は前記引張端部(13)を受容するための、少なくとも1つの開口部(8)を含むことを特徴とする、請求項2に記載の装置。
  8. 前記本体(2)が、円筒、円錐、直方体、角柱体又は放射状の突出部を備えるスポーク様の形状を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか一項に記載の装置。
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