JP6978466B2 - レール溶接機及びレール吊上器の制御システム並びにレール溶接機及びレール吊上器の制御方法 - Google Patents

レール溶接機及びレール吊上器の制御システム並びにレール溶接機及びレール吊上器の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、鉄道の既設レールを新しいレールに交換する際に、交換レール(新しいレール)と既設レールを圧接するためのレール溶接機及び交換レールを所定箇所にて一部吊り上げるレール吊上器の制御システム並びにこれらレール溶接機及びレール吊上器の制御方法に関する。
従来、鉄道の既設レールに不良箇所が生じた場合、その不良箇所のレールを切断し、新しいレールに交換する際に、ガス圧接法又はフラッシュバット溶接法を用いてレールを溶接する方法がある。
鉄道のロングレールの溶接方法として最も一般的に用いられているガス圧接法は、接合するレールを突合わせて軸方向に加圧しつつ突合わせ部周囲をガス炎で高温まで加熱することにより所定の変形量を得て接合する方法である(例えば、特許文献1)。
このようなガス圧接法を用いて比較的長い交換レールと既設レールとを圧接する場合、圧接の前作業として、レール吊上器を用いて圧接部と離れた所定箇所にて交換レールの一部を吊り上げ、圧接側の重なり部分を引き寄せてレール端面同士を突き合わせ状態にする必要がある。また、圧接する際に、圧接の進行に合わせて吊り上げ部を徐々に降下させる作業も必要である。これらの作業を行う際、従来は、レール溶接機のそばに配置されている作業者が、圧接の進行状況を見ながら、レール吊上器のそばに配置されている作業者に対して吊り上げ又は降下等を、トランシーバを介して口頭で遠隔指示していた。
特許第4914531号公報
このように従来のレール溶接方法によると、レール溶接機のそばにいる作業者がレール吊上器のそばにいる作業者に対してトランシーバで遠隔指示を行っていたため、圧接の進行に合わせて思い通りの調整を行うことが困難であった。特に、レール圧接時の圧縮量(進行量)が所定の目安範囲からはみ出した場合、例えば進行量が早く進む場合は溶接部の温度が十分に昇温されていないこととなって溶接欠陥の原因となり、逆に進行量が遅く進む場合は溶接部の温度が過剰に昇温されてしまうこととなって溶接欠陥(オーバーヒート)の原因となる。このため、溶接品質が不安定になっていた。
また、レール溶接機のそばの作業者がトランシーバでレール吊上器のそばの作業者に対して吊り上げ又は降下の遠隔指示を行う場合、レール溶接機側の作業者(指示者)及びレール吊上器側の作業者(操作者)が共に高いスキルを有している必要があった。さらに、トランシーバによる遠隔指示は、制御にタイムラグが発生する可能性があった。
従って本発明の目的は、レール溶接機側よりレール吊上器を自動的に遠隔操作することができるレール溶接機及びレール吊上器の制御システム並びにレール溶接機及びレール吊上器の制御方法を提供することにある。
本発明の他の目的は、レール溶接の品質を良好に保持すると共に、レール吊上器側の作業者数を削減し、生産性を向上させることができるレール溶接機及びレール吊上器の制御システム並びにレール溶接機及びレール吊上器の制御方法を提供することにある。
本発明によれば、レール溶接機及びレール吊上器の制御システムは、既設レールと新たな交換レールとを圧接するためのレール溶接機と交換レールを所定箇所にて一部吊り上げる少なくとも1つのレール吊上器とを制御するシステムである。特に、レール溶接機側において交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、少なくとも1つのレール吊上器側において交換レールの吊り上げ高さを検出し、検出したレール圧縮量及び検出した吊り上げ高さに基づいて交換レールの必要な降下速度を算出し、算出した降下速度で少なくとも1つのレール吊上器を制御するように構成されている。
レール溶接機側において交換レールを圧接する際のレール圧縮量(進行量)を検出して少なくとも1つのレール吊上器側に送信し、少なくとも1つのレール吊上器側において受信したレール圧縮量及び吊り上げ高さの現在値に基づいて交換レールの必要な降下速度を算出し、算出された降下速度で少なくとも1つのレール吊上器を制御している。これにより、レール溶接機側よりレール吊上器を遠隔操作することができ、レール溶接の品質を良好に保持すると共に、レール吊上器側の作業者数を削減し、生産性を向上することができる。また、遠隔操作でレール吊上器を制御するので、レール吊上器操作者の安全性が確保されることはもちろんである。さらに、レール吊上器を遠隔操作により一元管理しているので、施工の精度が向上する。
第1の送受信手段を有し、レール溶接機の溶接動作を制御する第1の制御ユニットと、第1の送受信手段と通信可能な第2の送受信手段を有し、少なくとも1つのレール吊上器の吊り上げ動作を制御する第2の制御ユニットとを備え、第1の制御ユニットは、交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、検出したレール圧縮量を第1の送受信手段及び第2の送受信手段を介して第2の制御ユニットに送信するように構成されており、第2の制御ユニットは、受信したレール圧縮量及び検出した吊り上げ高さに基づいて交換レールの必要な降下速度を算出し、算出された降下速度で少なくとも1つのレール吊上器を制御するように構成されていることが好ましい。
第1の制御ユニットは、交換レールを圧接する際のレール進行速度に基づいて降下の加速又は減速の指示を第2の制御ユニットに送信し、第2の制御ユニットは、指示に基づいて交換レールの降下速度を制御するように構成されていることが好ましい。
第1の制御ユニットは、第2の制御ユニットから降下終了の旨を受信した時、又は少なくとも1つのレール吊上器の吊り下げ残りが所定値を下回る時に、レール溶接機の圧接力を上昇させるように構成されていることも好ましい。
第1の制御ユニットは、初圧又は圧接開始後、所定時間経過した際に交換レールの降下を開始させるように構成されていることも好ましい。
第1及び第2の送受信手段の各々は、無線通信モジュールから構成されていることも好ましい。
本発明によれば、さらに、レール溶接機及びレール吊上器の制御方法は、既設レールと新たな交換レールとを圧接するためのレール溶接機と交換レールを所定箇所にて一部吊り上げる少なくとも1つのレール吊上器とを制御する方法である。特に、レール溶接機側で交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、少なくとも1つのレール吊上器側で交換レールの吊り上げ高さを検出し、検出したレール圧縮量及び検出した吊り上げ高さに基づいて交換レールの必要な降下速度を算出し、算出した降下速度で少なくとも1つのレール吊上器を制御する。
レール溶接機側において交換レールを圧接する際のレール圧縮量(進行量)を検出して少なくとも1つのレール吊上器側に送信し、少なくとも1つのレール吊上器側において受信したレール圧縮量及び吊り上げ高さの現在値に基づいて交換レールの必要な降下速度を算出し、算出された降下速度で少なくとも1つのレール吊上器を制御している。これにより、レール溶接機側よりレール吊上器を遠隔操作することができ、レール溶接の品質を良好に保持すると共に、レール吊上器側の作業者数を削減し、生産性を向上することができる。
レール溶接機を制御する第1の制御ユニットにより交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、検出したレール圧縮量を少なくとも1つのレール吊上器を制御する第2の制御ユニットに送信し、第2の制御ユニットにより、交換レールの吊り上げ高さを検出し、受信したレール圧縮量及び検出した吊り上げ高さに基づいて交換レールの必要な降下速度を算出し、算出した降下速度で少なくとも1つのレール吊上器を制御することが好ましい。
第1の制御ユニットが交換レールを圧接する際のレール進行速度に基づいて降下の加速又は減速の指示を第2の制御ユニットに送信し、第2の制御ユニットがこの指示に基づいて交換レールの降下速度を制御することが好ましい。
第1の制御ユニットが第2の制御ユニットから降下終了の旨を受信した時、又は少なくとも1つのレール吊上器の吊り下げ残りが所定値を下回る時に、レール溶接機の圧接力を上昇させるように制御することが好ましい。
第1の制御ユニットが、初圧又は圧接開始後、所定時間経過した際に交換レールの降下を開始させることがより好ましい。
本発明によれば、レール溶接機側よりレール吊上器を遠隔操作することができ、レール溶接の品質を良好に保持すると共に、レール吊上器側の作業者数を削減し、生産性を向上することができる。
本発明の一実施形態におけるレール溶接機及びレール吊上器の制御システムの構成を概略的に示す図である。 図1の実施形態におけるレール溶接機側の構成を概略的に示す上から見た図である。 図1の実施形態において用いられるレール圧接機の一例の要部構成を概略的に示す(A)正面図、(B)左側から見た側面図である。 図1の実施形態におけるレール吊上器の構成を概略的に示すレール端面側から見た図である。 図1の実施形態における第1の制御ユニット及び第2の制御ユニットの構成を概略的に示すブロック図である。 レール圧接における各段階の状態を説明するイメージ図である。 図1の実施形態において予め複数のレール吊上器により交換レールを所定箇所にて一部吊り上げる工程の処理動作例を示すフローチャートである。 図1の実施形態において圧接工程の処理動作例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るレール溶接機及びレール吊上器の制御システム並びに制御方法の実施形態を、図を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態における鉄道用レールのレール溶接機及びレール吊上器の制御システムの構成を概略的に示しており、図2はレール溶接機側(図1中の2点破線部)の構成を概略的に示しており、図3はレール圧接機10の要部構成を概略的に示しており、同図(A)は正面から見た構成、同図(B)は左側から見た構成である。図4はレール吊上器20の構成を概略的に示しており、図5は第1の制御ユニット30及び第2の制御ユニット40の構成を概略的に示しており、同図(A)は第1の制御ユニット30の構成であり、同図(B)は第2の制御ユニット40の構成である。
図1から図5に示すように、本実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100は、レール溶接機10と、緊張器20と、レール溶接機10及び緊張器20を制御する第1の制御ユニット30と、少なくとも1つ(この例では2つ)のレール吊上器40と、少なくとも1つ(この例では2つ)のレール吊上器40をそれぞれ制御する第2の制御ユニット50とを備えている。本実施形態において、第1の制御ユニット30は、レール溶接機10及び緊張器20内又はその近傍に配置されており、第2の制御ユニット50は、レール吊上器40内又はその近傍に配置されている。
レール溶接機10は、例えば、レールガス圧接機を用いる。使用されるレール溶接機10は、その構成が公知であることから詳細には説明しないが、例えば、図3(A)及び(B)に示すように、1対の加圧用シリンダ11が取り付けられた支持フレーム12aと、接合すべき一方の鉄道用レール(既設レールRi)をクランプして加圧を受ける固定フレーム12bとを有しており、これら支持フレーム12a及び固定フレーム12bは、互いに接合すべき既設レールRi及び交換レールReの長手方向に間隔をおいて対向配置されている。支持フレーム12aの内側側方には加圧用シリンダ11によって駆動される移動フレーム12cが設置されており、これら支持フレーム12a、固定フレーム12b及び移動フレーム12cは、複数のガイドシャフト13によって組付けられている。
固定フレーム12bと移動フレーム12cとの間には、接合部位の加熱源であるガスバーナーを支持するバーナーケース14が設けられている。固定フレーム12b及び移動フレーム12cには、既設レールRi及び交換レールReをそれぞれクランプするためのクランプ用シリンダ15及び16が取り付けられており、移動フレーム12cの前面には、接合後の余盛りを押し抜く押抜バイト部材17が設けられている。また、移動フレーム12cは加圧用シリンダ11のロッド18に連結されている。
接合すべき一方の既設レールRiを固定フレーム12bにクランプし、接合すべき他方の交換レールReを両レールの切断端面を突き合わせた状態で移動フレーム12cにクランプする。加圧用シリンダ11で移動フレーム12cを駆動して既設レールRi及び交換レールReの突合せ部を加圧した状態で、ガスバーナーによる酸素−アセチレン炎によりその全周を加熱することで圧接を行う。
緊張器20は、既設レールRiの腹部を幅方向の両方から挟持し固定する第1の固定具21と、交換レールReの腹部を幅方向の両方から挟持し固定する第2の固定具22と、1対の緊張用シリンダ23とを備えている。緊張器20の構成が公知であることから、その詳細の説明は省略する。
第1の制御ユニット30は、図5(A)に示すように、送信手段31と、受信手段32と、入力手段33と、表示手段34と、電動/手動切替手段35と、レール圧縮量検出手段36と、レール圧縮進行速度算出手段37と、記憶手段38と、制御手段39とを備えている。送信手段31及び受信手段32は、本発明の第1の送受信手段に対応している。
送信手段31は、例えば、無線通信モジュールから構成され、レール溶接機10側からレール吊上器40側へ伝えるべき制御情報(例えば、吊り上げ開始、降下開始、レール圧縮量や降下の加速又は減速の指示等)を、無線通信ネットワークを介してレール吊上器40に送信できるように構成されている。
受信手段32は、例えば、無線通信モジュールから構成され、レール吊上器40が「遠隔制御モード」になった情報、降下時に所定の吊り上げ高さに降下した情報又は降下終了等の情報を、レール吊上器40側から無線通信ネットワークを介して受信するように構成されている。
入力手段33は、操作スイッチ、入力用キーボード、又はタッチパネルから構成されており、この入力手段33を操作することによって、処理動作の開始/終了指令や必要な情報の入力操作等が行われる。
表示手段34は、例えば、液晶パネルから構成され、制御手段39から送られる検出データ及び画像データ等の各種情報を表示するものである。
電動/手動切替手段35は、レール溶接機10の圧接作業の手動操作と電動制御を切り替えるものである。
レール圧縮量検出手段36は、例えば、リニアスケールエンコーダを用いて構成されている。リニアスケールエンコーダのワイヤーの先端が移動フレーム12cに連結されており、圧接時、移動フレーム12cの移動によりワイヤーが引っ張られた量でレールの圧縮量(進行量)を検出するように構成されている。
レール圧縮進行速度算出手段37は、レール圧縮量検出手段36により検出されたレール圧縮量に基づいてレール圧縮進行速度を算出するように構成されている。なお、レール進行速度はレール圧縮量(進行量)に応じて異なってくる。即ち、レールをガス圧接する場合、圧接開始から圧接終了まで同じ加圧力をレールに印加しているが、レール進行開始当初は溶接部の温度が低温で硬いため進行速度が遅く、溶接部が十分に昇温され始めると溶接部が柔らかくなるため進行速度が早くなり、レールが進行していくにつれ、溶接部が瘤形状となりその断面積が大きくなるためレール単位面積当たりの加圧力が減少し進行速度が若干遅くなる。
記憶手段38は、例えば、フラッシュメモリ、HDD、RAM又はROM等のメモリから主として構成されている。この記憶手段38には、レール溶接機10の制御プログラム、レール溶接機10側の検出データ、及び第2の制御ユニット50から受信した情報等が記憶されている。
制御手段39は、CPUを備えており、制御プログラムが実行されることにより、レール溶接機10側の検出データ、並びに第2の制御ユニット50から受信した情報を管理、出力する主な部分がこの制御手段39内に構築される。制御手段39は、レール溶接機10側の検出データ等の情報を表示することができるように構成されている。また、制御手段39は、圧接進行に伴い、緊張器20の緊張力増加を制御するように構成されている。
レール吊上器40は、脚部41と、駆動部42と、レール保持部43とを備えている。脚部41は、駆動部42を支持し、高さを調整できるように構成されている。駆動部42は、モータ及び変速機を備えており、チェーンブロックを駆動することにより交換レールReを吊り上げ又は降下することができる。レール保持部43は、交換レールReの腹部を幅方向の両方から挟持するように構成されている。
第2の制御ユニット50は、図5(B)に示すように、送信手段51と、受信手段52と、電動/手動切替手段53と、レール吊り上げ高さ検出手段54と、レール降下速度算出手段55と、記憶手段56と、制御手段57とを備えている。なお、第2の制御ユニット50には、入力手段及び表示手段を設けるようにしても良い。送信手段51及び受信手段52は、本発明の第2の送受信手段に対応している。
送信手段51は、例えば、無線通信モジュールから構成され、レール吊上器40側からレール溶接機10側へ伝えるべき情報(例えば、レール吊上器40が「遠隔制御モード」になった情報、降下時に所定の吊り上げ高さhに降下した情報又は降下終了等の情報)を、無線通信ネットワークを介してレール溶接機10側に送信できるように構成されている。
受信手段52は、例えば、無線通信モジュールから構成され、レール溶接機10側からの制御情報(例えば、吊り上げ開始、降下開始、レール圧縮量や降下の加速又は減速の指示等)を、無線通信ネットワークを介して受信するように構成されている。
電動/手動切替手段53は、レール吊上器40の吊り上げ作業の手動操作と電動制御を切り替えるものである。本実施の形態では電動制御となる。
レール吊り上げ高さ検出手段54は、例えば、エンコーダ又は距離センサ等を用いて構成されている。交換レールReの吊り上げ開始位置からの吊り上げ高さhを検出するように構成されている。
レール降下速度算出手段55は、予め実験で得られたデータ、及びレール溶接機10側から受信したレール圧縮量に基づいて必要とされるレール降下速度を算出するように構成されている。
記憶手段56は、例えば、フラッシュメモリ、HDD、RAM又はROM等のメモリから主として構成されている。この記憶手段56には、レール吊上器40の制御プログラム、レール吊上器40側の検出データ、及び第1の制御ユニット30から受信した情報等が記憶されている。
制御手段57は、CPUを備えており、制御プログラムが実行されることにより、レール吊上器40側の検出データ、並びに第1の制御ユニット30から受信した情報を管理、出力する主な部分がこの制御手段57内に構築される。また、制御手段57は、レール吊上器40のモータを駆動するドライバも備えている。
次に、図6〜図8を参照して、本実施形態のレール溶接機10及びレール吊上器40の制御方法を説明する。図6はレール圧接(例えば、レール緊張ガス圧接)における各段階の状態を示しており、同図(A)は設定温度とレール温度の差が小さい時、レールの重なり量をレールの上方から見た状態であり、(B)は圧接前の状態であり、(C)は圧接中(中盤)の状態であり、(D)は圧接中(終盤)の状態である。図7はレール吊上器40により交換レールReを所定箇所にて一部吊り上げる工程の処理動作手順を示しており、図8はレール圧接工程の処理動作手順を示している。
本実施形態においては、緊張ガス圧接工法を用いる。既設レールRiを切断した後、交換レールReを準備し、予めレール圧接の圧縮量、レール伸び量及び重なり量を決める(図6(A)参照)。
次いで、予め複数のレール吊上器40により交換レールReを所定箇所(図1参照)にて一部吊り上げるように制御する工程において、図7に示すように、まず、レール吊上器40側では、電動/手動切替手段53を電動に切り替える(ステップS21)。次いで、レール吊上器40のチェーンが突っ張るまでチェーンブロックを巻き上げる(ステップS22)。次いで、リセットスイッチを押下し、吊り上げ高さをゼロにリセットする(ステップS23)。次いで、遠隔制御モードに切り替え、遠隔制御モードになった旨をレール溶接機10側に送信する(ステップS24)。レール溶接機10側では、遠隔モードになった旨を受信する(ステップS11)。次いで、モードを「手動」に切り替える(ステップS12)。次いで、レールの吊り上げを指示する(ステップS13)。レール吊上器40側では、レール吊り上げの指示を受信し、吊り上げを開始する(ステップS25)。吊り上げ時に吊り上げ高さhを計測する(ステップS26)。一方、レール溶接機10側では、既設レールRi及び交換レールReのレール端面同士が接触しているか否かを判断する(ステップS14)。このステップS14において、レール端面同士の接触の判断は、目視で判断するか、又はセンサ等を用いて自動で検出することができる。レール端面同士が接触している状態、即ち、両レールの切断端面を突き合わせた状態(図6B参照)になったことを判断した場合は、吊り上げ停止を指示する(ステップS15)。レール吊上器40側では、吊り上げ停止の指示を受信し、レールの吊り上げを停止する(ステップS27)。次いで、レールの吊り上げ高さhを記憶する(ステップS28)。そして、レール溶接機10側では、レール溶接機10をレール圧接部にセットする(ステップS16)。
レール圧接工程において、図8に示すように、まず、レール溶接機10側では、レール圧接開始後、レール圧縮量を検出する(ステップS31)。次いで、初圧の発生があるか否かを判断する(ステップS32)。このステップS32において、初圧の発生があると判断された場合(YESの場合)は、レール吊上器40側に検出したレール圧縮量を送信すると共に、降下開始の指示を送信する。一方、初圧の発生がないと判断された場合(NOの場合)は、ステップS33で、所定時間が経過したか否かを判断する。このステップS33において、所定時間が経過したと判断された場合(YESの場合)は、レール吊上器40側に降下開始の指示を送信する。所定時間が経過していないと判断された場合(NOの場合)は、ステップS32に戻る。次いで、所定圧縮量(例えば、予め設定された第1、第2、第3・・・第xの圧縮量)に到達したか否かを判断する(ステップS34)。このステップS34において、所定圧縮量に到達したと判断された場合(YESの場合)は、所定圧縮量に到達した信号をレール吊上器40側に送信する(ステップS35)。NOの場合は、繰り返し判断を行う。次いで、進行速度の異常があるか否かを判断する(ステップS36)。このテップS36において、進行速度の異常があると判断された場合(YESの場合)は、降下の加速又は減速の指示をレール吊上器40側に送信する(ステップS37)。NOの場合は、ステップS34に戻り、上述した処理を繰り返す。次いで、レール吊上器40側から所定の吊り上げ高さzに降下した信号を受信したか否かを判断する(ステップS38)。このステップS38において、レール吊上器40側から所定の吊り上げ高さzに降下した信号を受信したと判断された場合(YESの場合)は、圧接力の上昇を開始する(ステップS39)。NOの場合は、ステップS34に戻り、上述した処理を繰り返す。次いで、最終圧縮量に到達したか否かを判断する(ステップS40)。このステップS40において、最終圧縮量に到達したと判断された場合(YESの場合)は、圧接を終了する。最終圧縮量に到達していないと判断された場合(NOの場合)は、ステップS34に戻り、上述した処理を繰り返す。
一方、レール吊上器40側では、レール溶接機10側から降下開始の指示を受信し、降下を開始する(ステップS41)。次いで、レール溶接機10側から受信した圧縮量に基づいて、降下速度を算出する(ステップS42)。次いで、所定吊り上げ高さ(例えば、予め設定された第1、第2、第3・・・第yの高さ)に到達したか否かを判断する(ステップS43)。このステップS43において、所定吊り上げ高さに到達したと判断された場合(YESの場合)は、ステップS42に戻り、上述した処理を繰り返す(図6(C)参照)。一方、所定吊り上げ高さに到達していないと判断された場合(NOの場合)は、レール溶接機10側の所定圧縮量に到達した信号を受信したか否かを判断する(ステップS44)。このステップS44において、所定圧縮量に到達した信号を受信したと判断された場合(YESの場合)は、ステップS42に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、所定圧縮量に到達した信号がないと判断された場合(NOの場合)は、ステップS45で、速度変更依頼信号を受信したか否かを判断する(ステップS44)。ここで、速度変更依頼信号を受信したと判断された場合(YESの場合)は、ステップS42に戻り、上述した処理を繰り返す。一方、速度変更依頼信号を受信していないと判断された場合(NOの場合)は、ステップS46で、所定吊り上げ高さzに降下したか否かを判断する。ここで、所定吊り上げ高さzに降下した(即ち、吊り下げ残りが所定値を下回る)と判断された場合(YESの場合)は、所定吊り上げ高さzに降下した信号をレール溶接機10側に送信する(ステップS47)。NOの場合は、繰り返し判断を行う。次いで、ステップS48で、降下終了を検知したか否かを判断する。ここで、降下終了を検知した場合(YESの場合)は、処理動作を終了する(図6(D)参照)。NOの場合は、ステップS42に戻り、上述した処理を繰り返す。
以上説明したように、本実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100は、レール溶接機10と、緊張器20と、レール溶接機10を制御する第1の制御ユニット30と、複数のレール吊上器40と、複数のレール吊上器40をそれぞれ制御する第2の制御ユニット50とを備えている。第1の制御ユニット30は、交換レールReを圧接する際のレール圧縮量を検出し第2の制御ユニット50に送信し、第2の制御ユニット50は、受信したレール圧縮量及び吊り上げ高さの現在値に基づいて交換レールReの必要な降下速度を算出し、算出された降下速度で複数のレール吊上器40を制御する。
これにより、レール溶接機10側よりレール吊上器40を遠隔操作することができ、レール溶接の品質を良好に保持すると共に、レール吊上器40側の作業者数を削減し、生産性を向上することができる。
なお、上述した実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100において、2つのレール吊上器40及び2つの第2の制御ユニット50を有する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つのみのレール吊上器40及び1つのみの第2の制御ユニット50を用いても良いし、3つ以上のレール吊上器40及び3つ以上の第2の制御ユニット50を用いても良い。
また、上述した実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100において、複数のレール吊上器40をそれぞれ制御する複数の第2の制御ユニット50を有する例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。1つの第2の制御ユニット50で複数のレール吊上器40を制御するようにしても良い。
また、上述した実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100において、第1の制御ユニット30及び第2の制御ユニット50の送受信手段は、無線通信モジュールから構成されている例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、有線通信手段を用いても良い。
また、上述した実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100において、第1の制御ユニット30は、レール溶接機10側に設置され、第2の制御ユニット50は、レール吊上器40側に設置されている例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。第1の制御ユニット30及び/又は第2の制御ユニット50が、レール溶接機10側及びレール吊上器40側以外に設置されても良い。
さらに、上述した実施形態のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム100において、レール溶接機10は、レールガス圧接機である例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。本発明は、例えば、被溶接材の抵抗発熱を熱源とするフラッシュバット溶接機を用いた場合にも適用できる。
以上述べた実施形態は全て本発明を例示的に示すものであって限定的に示すものではなく、本発明は他の種々の変形態様及び変更態様で実施することができる。従って本発明の範囲は特許請求の範囲及びその均等範囲によってのみ規定されるものである。
10 レール溶接機
11 加圧用シリンダ
12a 支持フレーム
12b 固定フレーム
12c 移動フレーム
13 ガイドシャフト
14 バーナーケース
15、16 クランプ用シリンダ
17 押抜バイト部材
18 ロッド
20 緊張器
21 第1の固定具
22 第2の固定具
23 緊張用シリンダ
30 第1の制御ユニット
31、51 送信手段
32、52 受信手段
33 入力手段
34 表示手段
35、53 電動/手動切替手段
36 レール圧縮量検出手段
37 レール圧縮進行速度算出手段
38、56 記憶手段
39、57 制御手段
40 レール吊上器
50 第2の制御ユニット
54 レール吊り上げ高さ検出手段
55 レール降下速度算出手段
100 レール溶接機及びレール吊上器の制御システム
Re 交換レール
Ri 既設レール
h 吊り上げ高さ

Claims (11)

  1. 既設レールと新たな交換レールとを圧接するためのレール溶接機と前記交換レールを所定箇所にて一部吊り上げる少なくとも1つのレール吊上器とを制御するレール溶接機及びレール吊上器の制御システムであって、
    前記レール溶接機側において前記交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、前記少なくとも1つのレール吊上器側において前記交換レールの吊り上げ高さを検出し、前記検出したレール圧縮量及び前記検出した吊り上げ高さに基づいて前記交換レールの必要な降下速度を算出し、算出した降下速度で前記少なくとも1つのレール吊上器を制御するように構成されていることを特徴とするレール溶接機及びレール吊上器の制御システム。
  2. 第1の送受信手段を有し、前記レール溶接機の溶接動作を制御する第1の制御ユニットと、前記第1の送受信手段と通信可能な第2の送受信手段を有し、前記少なくとも1つのレール吊上器の吊り上げ動作を制御する第2の制御ユニットとを備え、
    前記第1の制御ユニットは、前記交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、該検出したレール圧縮量を前記第1の送受信手段及び前記第2の送受信手段を介して前記第2の制御ユニットに送信するように構成されており、
    前記第2の制御ユニットは、受信した前記レール圧縮量及び前記検出した吊り上げ高さに基づいて前記交換レールの必要な降下速度を算出し、算出された降下速度で前記少なくとも1つのレール吊上器を制御するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム。
  3. 前記第1の制御ユニットは、前記交換レールを圧接する際のレール進行速度に基づいて降下の加速又は減速の指示を前記第2の制御ユニットに送信し、前記第2の制御ユニットは、前記指示に基づいて前記交換レールの降下速度を制御するように構成されていることを特徴とする請求項2に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム。
  4. 前記第1の制御ユニットは、前記第2の制御ユニットから降下終了の旨を受信した時、又は前記少なくとも1つのレール吊上器の吊り下げ残りが所定値を下回る時に、前記レール溶接機の圧接力を上昇させるように構成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム。
  5. 前記第1の制御ユニットは、初圧又は圧接開始後、所定時間経過した際に前記交換レールの降下を開始させるように構成されていることを特徴とする請求項2から4のいずれか1項に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム。
  6. 前記第1及び第2の送受信手段の各々は、無線通信モジュールから構成されていることを特徴とする請求項2から5のいずれか1項に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御システム。
  7. 既設レールと新たな交換レールとを圧接するためのレール溶接機と前記交換レールを所定箇所にて一部吊り上げる少なくとも1つのレール吊上器とを制御するレール溶接機及びレール吊上器の制御方法であって、
    前記レール溶接機側で前記交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、前記少なくとも1つのレール吊上器側で前記交換レールの吊り上げ高さを検出し、前記検出したレール圧縮量及び前記検出した吊り上げ高さに基づいて前記交換レールの必要な降下速度を算出し、算出した降下速度で前記少なくとも1つのレール吊上器を制御することを特徴とするレール溶接機及びレール吊上器の制御方法。
  8. 前記レール溶接機を制御する第1の制御ユニットにより前記交換レールを圧接する際のレール圧縮量を検出し、該検出したレール圧縮量を前記少なくとも1つのレール吊上器を制御する第2の制御ユニットに送信し、前記第2の制御ユニットにより、前記交換レールの吊り上げ高さを検出し、受信した前記レール圧縮量及び前記検出した吊り上げ高さに基づいて前記交換レールの必要な降下速度を算出し、算出した降下速度で前記少なくとも1つのレール吊上器を制御することを特徴とする請求項7に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御方法。
  9. 前記第1の制御ユニットが前記交換レールを圧接する際のレール進行速度に基づいて降下の加速又は減速の指示を前記第2の制御ユニットに送信し、前記第2の制御ユニットが前記指示に基づいて前記交換レールの降下速度を制御することを特徴とする請求項8に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御方法。
  10. 前記第1の制御ユニットが前記第2の制御ユニットから降下終了の旨を受信した時、又は前記少なくとも1つのレール吊上器の吊り下げ残りが所定値を下回る時に、前記レール溶接機の圧接力を上昇させるように制御することを特徴とする請求項8又は9に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御方法。
  11. 前記第1の制御ユニットが、初圧又は圧接開始後、所定時間経過した際に前記交換レールの降下を開始させることを特徴とする請求項8から10のいずれか1項に記載のレール溶接機及びレール吊上器の制御方法。
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