JP6977734B2 - 監視カメラ、監視システム、監視カメラの制御方法及びプログラム - Google Patents

監視カメラ、監視システム、監視カメラの制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本発明は、米国仮出願:62/437768号(2016年12月22日出願)の優先権主張に基づくものであり、同出願の全記載内容は引用をもって本書に組み込み記載されているものとする。
本発明は、監視カメラ、監視システム、監視カメラの制御方法及びプログラムに関する。
近年、監視カメラが設置された警備システムが増加している。このような警備システムでは、通常、監視カメラが取得した映像データは監視センタに送信される。従って、当該監視カメラの周辺にて実際に監視カメラが撮影している映像を視認することはできない。また、監視センタでは、警備会社のオペレータ等が目視により監視カメラからの映像を利用している。さらに、監視カメラからの映像は、コンピュータを用いた映像解析により不審者、不審物の発見に利用されている。
特許文献1は、機械警備による問題点、即ち、機械警備ではセンサによる不審検知では誤報も多く、警備員の派遣が無駄となる場合の対処を開示している。特許文献1に開示された技術では、警備場所にてセンサが不審事象を検知した場合、同一場所にあるカメラで撮影した画像を一旦依頼主に送信し、依頼主が事件と判断した場合に警備員が駆け付けている。
特許文献2は、各家庭に配置されたホームセキュリティシステムでの監視だけでなく、より高いセキュリティの実現を目的とした技術を開示している。特許文献2では、ホームセキュリティシステムで家屋に異常が発生したことが判明した場合、その家屋周辺を走行中の車両(及び他の家のホームセキュリティシステム)に対して画像の撮影と送信を指示している。
特許文献3は、複数の監視カメラの映像をサーバに一旦集約してから配信する映像配信システムに関する問題点、即ち、カメラ数・配信先数の増加によりサーバ負荷が増加し、サーバダウンの遠因となる場合の対処を開示している。特許文献3では、インデックスサーバを設置し、カメラにアクセスするための情報を提供し、ユーザがインデックスサーバにアクセスし、目的のカメラを選択すると、該当するカメラへの接続情報を元に、カメラに直接接続し、映像が配信される。
特許文献4は、監視システムを開示している。特許文献4では、監視区域を撮影した画像情報を出力し、画像情報に基づいて、監視区域内の人の位置を検出する。また、当該文献では、監視区域内の監視者の位置を検出し、上記検出により得られた人の位置と監視者の位置とに基づいて、監視区域にいる人を監視者又は被監視者に判別する。その上で、画像情報から被監視者の視線を取得し、被監視者の位置及び視線情報と、監視者の位置とに基づいて、被監視者の視線に監視者がいる場合に被監視者を不審者と判断する。
特許文献5は、巡回警備業務において、異常が発生した現場に向かう警備員が不審者を特定する巡回警備支援システムに関する技術を開示している。特許文献5では、所定の警備領域に配置された撮影手段が撮影した映像データから、映像中に含まれる人物を検出し、検出した人物を監視する。また、当該文献では、監視する人物のうち、予め定められている検知条件を満たした人物を不審者として検知し、検知した不審者と巡回警備員との相対位置情報を算出する。さらに、当該文献では、算出した相対位置情報に基づいて、巡回警備員が保持する携帯端末に所定の情報を送信する。
特許第4183890号公報 特許第5306660号公報 特開2004−166024号公報 特開2007−213224号公報 特開2011−018094号公報
上述のように、多くの監視システムでは、監視カメラからの映像は監視センタに送信され、監視センタにてインシデント検出(不審者、不審物の検出等)が行われる。監視センタにてインシデントが検出されると、インシデント検出の基礎となった映像データを送信する監視カメラの近傍に位置する警備員に対して対処が指示される。つまり、不審者等が写る監視カメラの映像データは監視センタに一度送信され、当該監視センタから警備員に対して指示がなされる。その結果、監視カメラの近くに警備員が存在する場合であっても、警備員は監視センタからの指示がなければ何らの行動を起こすことができない。
また、監視センタに集約された映像データを各警備員に配信することも考えられるが、このような対処では映像データを取得する際の遅延が大きくなる。
このように、既存の監視システムでは、監視カメラの近傍にて発生したインシデントに対し、警備員が即座に対処することができないという問題点がある。
この点、特許文献1〜5に開示された技術であっても同様である。
特許文献1では、依頼主が事件と判断した場合に警備員が駆け付けるが、そのような対処では不審事象の検出から警備員が対処するまでに長い時間を要する。つまり、特許文献1では、映像配信先の位置が考慮されておらず、情報が提供されても警備員が即座に対処(直接対処)することは困難である。
特許文献2では、システムから映像の撮影を指示しているが、指示先(指示を受ける車両等)への情報提供は考慮されていない。即ち、特許文献2では、警備員による対処は考慮されていない。また、特許文献2の技術では、指示先候補となる車両の位置情報の管理が必要になる。
特許文献3では、映像を確認する側にてカメラを指定する必要がある。このような方式では、警備員による迅速な対処は望めない。
特許文献4では、カメラから得られた画像に基づいて不審者を監視装置にて検出し、受信器を介して警備員に情報を送信している。しかし、このような対処では、カメラが不審者を撮影してから警備員に通知されるまでに長い時間を要する。
特許文献5も特許文献4と同様に、警備領域に配置されたカメラからの映像データにより不審者を検出し、不審者の情報を警備員が所持する端末に通知している。しかし、このような対処では、カメラが不審者を撮影してから警備員に通知されるまで時間を要する。
本発明は、発生したインシデントに対して警備員が即座に対処可能とする、監視カメラ、監視システム、監視カメラの制御方法及びプログラムを提供する。
本発明の第1の視点によれば、端末と無線接続する、通信部と、カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する、検出部と、前記検出されたインシデントに関する情報を前記端末に配信する、配信部と、を備える、監視カメラが提供される。
本発明の第2の視点によれば、カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出すると共に、前記検出されたインシデントに関する情報を無線接続された端末に配信する、複数の監視カメラと、前記検出されたインシデントに応じて、前記監視カメラに対して、新たな無線接続先となる監視カメラを指定する接続先切替通知を送信する、指示サーバと、を含み、前記接続先切替通知を受信した監視カメラは、自装置と無線接続している端末に対し、前記指定された無線接続先に無線接続を切り替えるように指示する、監視システムが提供される。
本発明の第3の視点によれば、端末と無線接続し、カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出し、前記検出されたインシデントに関する情報を前記端末に配信する、ことを含む、監視カメラの制御方法が提供される。
本発明の第4の視点によれば、端末と無線接続する処理と、カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する処理と、前記検出されたインシデントに関する情報を前記端末に配信する処理と、を監視カメラに搭載されたコンピュータに実行させるプログラムが提供される。
なお、このプログラムは、コンピュータが読み取り可能な記憶媒体に記録することができる。記憶媒体は、半導体メモリ、ハードディスク、磁気記録媒体、光記録媒体等の非トランジェント(non-transient)なものとすることができる。本発明は、コンピュータプログラム製品として具現することも可能である。
本発明の各視点によれば、発生したインシデントに対して警備員が即座に対処可能とすることに寄与する、監視カメラ、監視システム、監視カメラの制御方法及びプログラムが、提供される。
一実施形態の概要を説明するための図である。 第1の実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。 第1の実施形態に係る監視カメラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る端末のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第1の実施形態に係る監視カメラの処理構成の一例を示す図である。 端末情報管理データベースの一例を示す図である。 インシデント対処指示データベースの一例を示す図である。 第1の実施形態に係る端末の処理構成の一例を示す図である。 監視カメラと端末が無線接続する場合の監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 インシデント発生時の監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 端末による表示画面の一例を示す図である。 第2の実施形態に係る端末情報管理データベースの一例を示す図である。 図12に示す無線強度の強さの順に並び替えた端末情報管理データベースの一例を示す図である。 端末による表示画面の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る監視カメラのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 第3の実施形態に係る監視カメラの処理構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る認証サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 第3の実施形態に係る認証サーバの処理構成の一例を示す図である。 監視カメラと端末が無線接続する場合の監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 第3の実施形態に係る監視システムの別の構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る監視カメラの処理構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る端末の処理構成の一例を示す図である。 第4の実施形態に係る指示サーバの処理構成の一例を示す図である。 インシデント対処データベースの一例を示す図である。 監視カメラ管理データベースの一例を示す図である。 第4の実施形態に係る監視システムの動作の一例示すシーケンス図である。 一実施形態に係る構成図である。 カメラと端末の接続に係るフローチャート(a)と、不審事象発見時のフローチャート(b)である。 一実施形態に係るユーザインターフェイスを示す図である。 一実施形態に係る構成図である。 カメラと端末の接続に係るフローチャート(a)と、不審事象発見時のフローチャート(b)である。 一実施形態に係る構成図である。 カメラと端末の接続と不審事象発見のフローチャートである。 一実施形態に係るシーケンス図である。 情報処理装置の構成を例示するブロック図である。
初めに、一実施形態の概要について説明する。なお、この概要に付記した図面参照符号は、理解を助けるための一例として各要素に便宜上付記したものであり、この概要の記載はなんらの限定を意図するものではない。また、各図におけるブロック間の接続線は、双方向及び単方向の双方を含む。一方向矢印については、主たる信号(データ)の流れを模式的に示すものであり、双方向性を排除するものではない。
一実施形態に係る監視カメラ100は、通信部101と、検出部102と、配信部103と、を備える(図1参照)。通信部101は、端末と無線接続する。検出部102は、カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する。配信部103は、検出されたインシデントに関する情報を端末に配信する。
警備エリアに配置される監視カメラ100は、端末との無線通信機能を備える。警備員が所持する端末は、監視カメラ100と予め接続状態とし、監視カメラ100がインシデントを検出(例えば、不審者や不審物を検出)すると、端末に対してインシデントの内容や画像等を通知する。その結果、監視カメラ100の映像データから不審者等が発見された際、当該不審者等を検出した監視カメラ100の近傍に位置する警備員に不審者等の発見を即座に通知することができる。即ち、監視カメラ100から警備員に対して即時に的確な指示を与えることが可能となる。
以下に具体的な実施の形態について、図面を参照してさらに詳しく説明する。なお、各実施形態において同一構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
[第1の実施形態]
第1の実施形態について、図面を用いてより詳細に説明する。
図2は、第1の実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。図2を参照すると、監視システムには、複数の監視カメラ10−1〜10−4と、端末20−1〜20−4と、が含まれる。
なお、以降の説明において、監視カメラ10−1〜10−4を区別する特段の理由がない場合には単に「監視カメラ10」と表記する。また、図2には4台の監視カメラ10を図示しているがカメラの台数を制限する趣旨ではない。複数の監視カメラ10は、監視エリアに網羅的に配置される。つまり、監視対象となるエリアに応じて必要な台数のカメラが設置される。
監視カメラ10−1〜10−4と同様に、端末20−1〜20−4に関しても、これらを区別する特段の理由がない場合には、単に「端末20」と表記する。なお、図2には4台の端末20を図示しているが、端末20の台数を限定する趣旨ではないことは勿論である。
監視カメラ10は、監視エリアの映像データを取得する機能と、端末20と無線接続する機能と、取得した映像データを解析しインシデント発生を検出する機能と、検出したインシデントを端末20に通知する機能と、を備える。
端末20は、警備員が所持する端末(例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット等)であり、監視カメラ10と無線接続する機能と、監視カメラ10から通知された情報(インシデント発生に係る情報)を表示する機能と、を備える。
次に、図2を参照しつつ、第1の実施形態に係る監視システムの動作概略を説明する。
端末20を所持する警備員が監視カメラ10に接近すると、監視カメラ10と端末20の間で無線による通信が始まる。その際、監視カメラ10は、端末20を所持する警備員のユーザ認証を行い、正当性が確認できた警備員が所持する端末20との間で接続状態を維持する。例えば、図2を参照すると、監視カメラ10−2は端末20−1及び20−2と接続状態にあり、監視カメラ10−4は端末20−4と接続状態にある。
監視カメラ10は、自装置にて取得した映像データを解析し、インシデント発生を検出する。例えば、図2の例では、監視カメラ10−2は映像データを解析することで、不審者61を検出する。
インシデントを検出すると、監視カメラ10は、検出したインシデントに関する情報(以下、インシデント詳細情報と表記する)を、接続状態にある端末20に向けて配信する。図2の例では、監視カメラ10−2は、検出した不審者61の画像データ等を含む情報を、上記インシデント詳細情報として端末20−1及び20−2に配信する。
インシデント詳細情報を取得した端末20は、当該情報を液晶パネル等に表示し、警備員に提示する。インシデント詳細情報に接した警備員は、当該情報に従って適切な対応をする。例えば、図2の例では、端末20−1及び20−2を所持する警備員は、不審者61を監視する。
以下、上記警備システムの機能を実現するための各装置について説明する。
[ハードウェア構成]
初めに、第1の実施形態に係る監視システムを構成する各種装置のハードウェア構成を説明する。
図3は、第1の実施形態に係る監視カメラ10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。監視カメラ10は、例えば、内部バスにより相互に接続される、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12、カメラモジュール13、無線信号送受信回路14等を備える。
但し、図3に示す構成は、監視カメラ10のハードウェア構成を限定する趣旨ではない。監視カメラ10は、図示しないハードウェアを含んでもよい。また、監視カメラ10に含まれるCPU等の数も図3の例示に限定する趣旨ではなく、例えば、複数のCPUが監視カメラ10に含まれていてもよい。
メモリ12は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、補助記憶装置(ハードディスク等)である。
カメラモジュール13は、レンズやCCD(Charge Coupled Device)等の撮像センサを備えるモジュールである。無線信号送受信回路14は、アンテナ15に接続され、無線信号を送受信するための回路である。
監視カメラ10の機能は、後述する処理モジュールにより実現される。当該処理モジュールは、例えば、メモリ12に格納されたプログラムをCPU11が実行することで実現される。また、そのプログラムは、ネットワークを介してダウンロードするか、あるいは、プログラムを記憶した記憶媒体を用いて、更新することができる。さらに、上記処理モジュールは、半導体チップにより実現されてもよい。即ち、上記処理モジュールが行う機能は、何らかのハードウェアにおいてソフトウェアが実行されることによって実現できればよい。
図4は、第1の実施形態に係る端末20のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。図4を参照すると、端末20は、上述したCPU等に加え、情報を入出力するための入出力インターフェイス16を備える。
入出力インターフェイス16は、表示装置や入力装置といったデバイスである。表示装置は、例えば、液晶ディスプレイ等である。入力装置は、例えば、キーボードやマウス等のユーザ操作を受け付ける装置や、USB(Universal Serial Bus)メモリ等の外部記憶装置から情報を入力する装置である。ユーザ(警備員)は、キーボードやマウス等を用いて、必要な情報を端末20に入力する。
[処理モジュール]
続いて、第1の実施形態に係る監視システムを構成する各種装置の処理モジュールについて説明する。
[監視カメラ]
図5は、第1の実施形態に係る監視カメラ10の処理構成の一例を示す図である。図5を参照すると、監視カメラ10は、無線通信制御部201と、ユーザ認証部202と、接続端末管理部203と、映像データ取得部204と、インシデント検出部205と、情報配信部206と、各種データベース(DB;Database)と、を含んで構成される。
無線通信制御部201は、端末20との間の無線通信を実現する。無線通信制御部201は、例えば、IEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11a/b/g/n等に準拠した通信方式にて端末20と相互通信を行う。但し、監視カメラ10と端末20の通信方式を限定する趣旨ではない。例えば、警備エリアが狭い小売店の店舗等である場合には、Bluetooth(登録商標)等の短距離無線通信方式により監視カメラ10と端末20が無線接続してもよい。
無線通信制御部201は、アンテナ15を介して取得したデータを他のモジュールに引き渡す、又は、他のモジュールから取得したデータを、アンテナ15を介して端末20に送信する。
無線通信制御部201は、端末20が自装置に無線接続するために必要なビーコンフレーム等を送信する。より具体的には、無線通信制御部201は、自装置のESSID(Extended Service Set Identifier)を含むビーコンフレームをブロードキャストする。
無線通信制御部201は、端末20からプローブ要求フレームを受信すると、受信したプローブ要求フレームに含まれる監視カメラ10のESSIDと自装置のESSIDを比較し、当該プローブ要求フレームが自装置に向けられたものか否かを判定する。無線通信制御部201は、プローブ要求フレームが自装置に向けられたものと判断した場合には、プローブ応答フレームを構築し、プローブ要求フレームを送信した端末20に送信する。
また、無線通信制御部201は、正当性が確認された端末20(ユーザ認証に成功した警備員が所持する端末20)からの接続要求を処理する。無線通信制御部201は、端末20との間で無線接続が確立されると、その旨を接続端末管理部203に通知する。
ユーザ認証部202は、端末20が自装置(監視カメラ10)と無線接続可能な範囲にある場合に、端末20の所持者である警備員のユーザ認証を開始する。具体的には、ユーザ認証部202は、端末20から送信される認証要求に含まれる認証情報と、認証情報管理データベース211に含まれる情報と、に基づいてユーザ認証を行う。例えば、ユーザ認証部202は、認証要求に含まれるID(Identifier)とパスワードの組みが、認証情報管理データベース211に登録されているか否かに応じて、端末20を所持する警備員を認証する。
なお、警備員のユーザ認証に必要な情報は、予め認証情報管理データベース211と各端末20に格納される。また、ユーザ認証部202によるユーザ認証は、上記パスワード認証に限定されず、他の任意の認証方式(例えば、公開鍵認証)を用いることができる。
ユーザ認証部202は、認証結果を、無線通信制御部201を介して端末20に通知する。
接続端末管理部203は、自装置(監視カメラ)に無線接続された端末20を管理する。具体的には、接続端末管理部203は、正当性が確認された後に自装置に接続している端末20の接続状況を管理する。例えば、接続端末管理部203は、自装置と端末20の間で無線接続が確立した場合には、端末情報管理データベース212に新たなエントリを追加し、端末20の識別子(例えば、MAC(Media Access Control)アドレス)と接続状態を格納する(図6参照)。
また、接続端末管理部203は、接続状態にある端末20に対し、定期的に接続確認要求を送信する。端末20は、当該要求の受信に応じて、接続確認応答を監視カメラ10に送信する。接続端末管理部203は、当該応答を取得した場合には、端末20との間で無線接続は維持できているものとして特段の処理を行わない。
接続端末管理部203は、当該応答を所定の期間に亘り受信できない場合には、自装置と接続状態にあった端末20との接続は切断されたものとして、端末情報管理データベース212を更新する。例えば、接続端末管理部203は、対応するエントリの状態フィールドを「切断」に設定する。あるいは、接続端末管理部203は、端末情報管理データベース212の該当するエントリを削除してもよい。このように、接続端末管理部203は、端末20と自装置の間で無線接続が確立すると、無線接続された端末20に対して、接続確認要求を送信する。接続端末管理部203は、無線接続された端末20から接続確認要求に対する応答を所定の期間受信できない場合に、無線接続された端末20との接続は切断されたと判断する。
映像データ取得部204は、カメラモジュール13から映像データを取得すると、当該取得した映像データを、HDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体に格納する。その際、映像データ取得部204は、必要に応じて取得した映像データを圧縮して記憶媒体に格納する。
インシデント検出部205は、カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する。具体的には、インシデント検出部205は、映像データ取得部204により撮影された映像データを解析し、インシデントの検出を行う。なお、インシデントの検出に必要な情報は、インシデント情報管理データベース213に格納されている。
例えば、インシデント検出部205は、映像データを解析し、監視エリアに存在する不審者を検出する。不審者の検出を行う場合には、インシデント情報管理データベース213には、例えば、犯罪者の顔画像が登録されている。
犯罪者データベース(犯罪者の顔画像が登録されているインシデント情報管理データベース213)を用いて不審者を検出する場合には、インシデント検出部205は、初めに、映像データに写る人物の顔画像を抽出することを試みる。なお、映像データから顔画像を抽出する際には種々の技術を用いることができる。例えば、参考文献1(特開2014−170979号公報)に開示されているように、入力画像(顔画像を含む画像データ)と、顔画像のテンプレート画像と、を比較し、両者の差分が閾値以下であるか否かにより、顔画像を抽出してもよい
顔画像の抽出に成功した場合には、インシデント検出部205は、当該顔画像を特徴付ける複数の特徴量(所謂、特徴量ベクトル)を算出する。顔画像からの特徴量ベクトル算出に関しては、例えば、参考文献2(特開2015−097000号公報)に開示されている技術を用いることができる。具体的には、顔画像から特徴点(例えば、目、鼻、口等の中心点や端点)を抽出し、当該抽出した特徴点の位置関係、特徴点近傍の濃淡値や特性(周期性、方向性、色分布等)を特徴量として算出する。
インシデント検出部205は、当該特徴量を並べて(特徴量の組を作って)特徴量ベクトルを算出する。その後、インシデント検出部205は、インシデント情報管理データベース213から犯罪者の顔画像を取得し、映像データから抽出した顔画像と同様の方法により特徴量ベクトルを算出する。次に、インシデント検出部205は、映像データから算出した顔画像の特徴量ベクトルと、インシデント情報管理データベース213に登録された顔画像から算出した特徴量ベクトルと、に関する照合処理を行う。具体的には、インシデント検出部205は、インシデント情報管理データベース213の顔画像から取得した特徴量ベクトルのそれぞれに関し、上記映像データから算出した特徴量ベクトルとの類似度を算出する。
例えば、インシデント検出部205は、2つの特徴量ベクトル間のカイ二乗距離やユークリッド距離等を算出する。算出されたカイ二乗距離やユークリッド距離は、2つの特徴量ベクトル(特徴量ベクトルにより特徴付けられる2つの顔画像)間の類似度を示す指標となる。なお、2つの特徴量ベクトルの類似度を示す指標は上記のユークリッド距離やカイ二乗距離に限定されない。
インシデント検出部205は、算出した類似度に対して閾値処理を施し、カメラモジュール13が取得した映像データに写る人物がインシデント情報管理データベース213に登録されているか否かを判定する。インシデント検出部205は、カメラモジュール13から取得した映像データに写る人物に似た人物がインシデント情報管理データベース213に登録されている場合には、当該人物を「不審者」に設定する。
なお、インシデント検出部205によるインシデントの検出は「不審者発見」に限定されない。例えば、蓄積された映像データを解析することで、所定の期間放置されている荷物(物体)を発見された場合に、インシデント検出部205は、「不審物発見」に係るインシデントを検出してもよい。
あるいは、インシデント検出部205は、映像データを解析することで、煙や炎を検出し、「火災発生」のインシデントを検出してもよい。「不審物発見」や「火災発生」等の検出に必要な情報(例えば、パターンマッチングに使用するデータ)は、インシデント情報管理データベース213に予め登録されている。
なお、監視システムの管理者等により、インシデント情報管理データベース213の内容は定期的に更新されることが望ましい。あるいは、監視カメラ10がネットワークに接続されていれば、ネットワークを経由して上記データベースの内容が更新されてもよい。
インシデント検出部205は、検出したインシデントに関する情報を情報配信部206に通知する。例えば、不審者が検出された場合には、インシデント検出部205は、検出したインシデントとして「不審者発見」を設定し、検出した不審者の顔画像等を情報配信部206に通知する。
情報配信部206は、検出されたインシデントに関する情報を端末20に配信する。具体的には、情報配信部206は、インシデント検出部205が検出したインシデントに関するインシデント詳細情報を端末20(自装置と接続状態にある端末20)に配信する。その際、情報配信部206は、少なくともインシデント検出部205から取得した情報を、端末20に配信する。つまり、情報配信部206は、検出されたインシデントの種別及び検出されたインシデントに関する画像を端末20に配信する。
あるいは、情報配信部206は、インシデント対処指示データベース214に格納された情報をインシデント詳細情報に含めても良い。インシデント対処指示データベース214には、インシデントの種別ごとに警備員に指示する内容が格納されている(図7参照)。例えば、図7を参照すると、不審者発見に係るインシデントの場合には、警備員に対して「監視」の指示をすることが記載されているので、情報配信部206は、不審者発見に係るインシデントを検出した旨と、不審者の顔画像と、当該不審者を監視する旨の指示と、を含むインシデント詳細情報を端末20に配信する。
[端末]
図8は、第1の実施形態に係る端末20の処理構成の一例を示す図である。図8を参照すると、端末20は、無線通信制御部301と、接続カメラ管理部302と、受信情報表示部303と、を含んで構成される。
無線通信制御部301は、監視カメラ10の無線通信制御部201と対となるモジュールである。無線通信制御部301は、監視カメラ10からビーコンフレームを受信する。無線通信制御部301は、監視カメラ10からビーコンフレームを受信した時点で、自装置と接続状態にある監視カメラ10が存在しなければ、受信したビーコンフレームに応答する(プローブ要求フレームを送信する)。
その後、無線通信制御部301は、監視カメラ10からプローブ応答フレームを受信すると、当該監視カメラ10に対して認証要求(Authentication)を行う。なお、上述のように、監視カメラ10による警備員のユーザ認証に必要な情報(認証情報)は、予め端末20の記憶媒体等に格納されている。
無線通信制御部301は、監視カメラ10による認証が成功すると、当該監視カメラ10に対して接続要求を送信する。監視カメラ10から接続応答を受信すると、監視カメラ10と端末20の間の無線接続が確立する。監視カメラ10と端末20の間の無線接続が確立すると、無線通信制御部301は、その旨を接続カメラ管理部302に通知する。
接続カメラ管理部302は、監視カメラ10の接続端末管理部203と対となるモジュールである。端末20と接続状態にある監視カメラ10は、定期的に接続確認要求を送信する。接続カメラ管理部302は、接続確認応答を監視カメラ10に送信することで、当該接続確認要求に応答する。
接続カメラ管理部302は、監視カメラ10から接続確認要求を所定の期間に亘り受信できない場合には、当該監視カメラ10との接続は切断されたものと判断する。その場合、接続カメラ管理部302は、自装置と監視カメラ10との接続状態を「非接続」に設定する。接続カメラ管理部302により生成される接続状態(接続、非接続)は無線通信制御部301により参照される。
受信情報表示部303は、監視カメラ10から受信した情報(例えば、インシデント詳細情報)を液晶モニタ等に表示する。なお、端末20にスピーカやバイブレーション機能が備わっている場合には、受信情報表示部303は、監視カメラ10から情報を取得したタイミングにて、当該情報の受信を音声や振動を用いて、上記通知の受信を警備員に報知してもよい。
[システムの動作]
次に、図9、図10を参照しつつ、第1の実施形態に係る監視システムの動作を説明する。
図9は、監視カメラ10と端末20が無線接続する場合の監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
ステップS01において、各監視カメラ10は、自身のESSIDが設定されたビーコンフレームを送信する(ブロードキャストする)。
端末20が、ブロードキャストされたビーコンフレームを受信可能な範囲に移動すると、当該ビーコンフレームを受信する(ステップS02)。
端末20が他の監視カメラ10と接続状態になければ、端末20は、接続を予定する監視カメラ10のESSIDを含むプローブ要求フレームを送信する(ステップS03)。
当該プローブ要求フレームを受けて、監視カメラ10は、プローブ応答フレームを送信する(ステップS04)。
プローブ応答フレームを受信すると、端末20は、自身の認証情報(例えば、パスワード等)を含む認証要求を監視カメラ10に送信する(ステップS05)。
ステップS06において、監視カメラ10は、ユーザ認証を実行する。
監視カメラ10は、端末20を所持する警備員の正当性が確認できれば(ステップS07、Yes分岐)、当該端末20の接続を許可する(ステップS08)。
監視カメラ10は、端末20を所持する警備員の正当性が確認できなければ(ステップS07、No分岐)、当該端末20の接続を拒否する(ステップS09)。
監視カメラ10は、認証結果を端末20に送信する(ステップS10)。
警備員の正当性が確認された端末20は、接続要求を監視カメラ10に対して行う(ステップS11)。
監視カメラ10は、当該接続要求に応答する(ステップS12)。
上記ステップS12までの処理により、監視カメラ10と端末20の無線接続が確立され、監視カメラ10及び端末20は、接続状態を管理する(ステップS13、S14)。
図10は、インシデント発生時の監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。
ステップS21において、監視カメラ10は、映像データを解析することでインシデント発生を検出する。
その後、監視カメラ10は、自装置と接続状態にある端末20に向けてインシデント詳細情報を配信する(ステップS22)。例えば、監視カメラ10は、検出したインシデントの種類と、当該検出したインシデントに関する画像と、当該インシデントへの対応指示と、を含むようなインシデント詳細情報を配信する。
端末20は、インシデント詳細情報を受信し、液晶パネル等に表示する(ステップS23)。例えば、端末20は、図11に示すような表示を行い、警備員にインシデントへの対処を促す。
以上のように、第1の実施形態に係る監視システムでは、無線通信機能を備える監視カメラ10が、自装置の映像データからインシデントを検出し、発生したインシデントに関する情報を端末20に配信する。つまり、監視カメラ10は、インシデント発生を検出すると、他のサーバ装置等を経由することなく、直接、当該インシデントの発生を警備員が所持する端末20に通知している。その結果、即時性が要求されるインシデントが監視カメラ10の近辺で発生した場合に、警備員は、発生したインシデントに対して警備員が即座に対処できる。また、第1の実施形態に係る監視システムでは、監視カメラ10の配下にある端末20に対して情報提供をするため、監視カメラ10や他のサーバ等により端末10の位置を管理する必要がない。そのため、位置管理に要するコストや監視システムにおける処理負荷を低減することができる。
[第2の実施形態]
続いて、第2の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第2の実施形態では、接続状態にある端末20の無線通信状態を、インシデント詳細情報の配信に利用する場合について説明する。なお、第2の実施形態におけるシステム構成や各機器の構成は、第1の実施形態と同様とすることができるので、図2や図5等に相当する説明を省略する。
第2の実施形態に係る監視カメラ10の無線通信制御部201は、端末20との間の無線通信状態を示すパラメータを算出する。つまり、無線通信制御部201は、自装置と無線接続された複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出する。例えば、無線通信制御部201は、端末20との通信の無線強度(電波強度)やS/N(Signal To Noise)比等を算出し、当該算出したパラメータを接続端末管理部203に引き渡す。
接続端末管理部203は、端末20ごとの無線通信状態を、端末情報管理データベース212に反映する。例えば、無線強度が上記パラメータとして算出された場合には、図12に示すような端末情報管理データベース212が得られる。
情報配信部206は、自装置と接続状態にある端末20にインシデント詳細情報を配信する際に、端末20の無線通信状態を示すパラメータ(例えば、無線強度)を利用する。
例えば、情報配信部206は、複数の端末20のうち、算出されたパラメータ(例えば、無線強度)が上位一定数の端末20に対しインシデント詳細情報を配信する。図12に示す無線強度を強い順に並び替えると、図13に示すとおりとなる。図13において、無線強度が上位3番目までの端末20に限りインシデント詳細情報を配信する場合には、情報配信部206は、ID_1、ID_3及びID_2を有する端末20に向けてインシデント詳細情報を配信する。このように、情報配信部206は、自装置との無線通信状態が良好な状態にある端末20を選択してインシデント詳細情報を送信してもよい。
情報配信部206は、端末20の無線通信状態をインシデント詳細情報の配信順序の決定に利用してもよい。例えば、図13の例では、情報配信部206は、ID_1を有する端末20にインシデント詳細情報を送信し、その後、ID_3を有する端末20、ID_2を有する端末20、といった順序でインシデント詳細情報を送信する。このように、情報配信部206は、自装置との無線通信状態が良好な端末20を優先してインシデント詳細情報を配信してもよい。
情報配信部206は、端末20の無線接続状態に応じてインシデント詳細情報の内容を変更してもよい。例えば、情報配信部206は、無線強度が所定のレベル以上の端末20に対しては、高解像度の画像(例えば、不審者の顔画像)を配信し、無線強度が上記所定のレベルより低い端末20に対して低解像度の画像を配信する。
情報配信部206は、無線強度が所定のレベルより低い端末20に対しては、インシデントを特定する画像(例えば、図11に示すような画像)を送信し、無線強度が所定のレベル以上の端末20に対してはインシデントを特定する画像に加え、自装置(監視カメラ10)が取得している映像をリアルタイムに配信してもよい(例えば、図14に示すLive画像)。このように、情報配信部206は、自装置と端末20との間の無線通信状態に応じて、検出されたインシデント詳細情報の内容を変更しても良いし、リアルタイムの映像データをインシデント詳細情報に含ませて端末20に配信しても良い。
以上のように、第2の実施形態では、自装置と端末20との間の無線通信状態をインシデント詳細情報の配信に利用している。その結果、電波状況の良い端末20に優先して情報提供を行ったり、電波状況の良い端末20には詳細な情報を配信したりすることができる。即ち、第2の実施形態によれば、電波状況に応じて柔軟な情報提供が実現できる。
[第3の実施形態]
続いて、第3の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第3の実施形態では、各監視カメラ10aは、ネットワークに接続され、当該ネットワークを介してサーバに接続されている場合を説明する。
図15は、第3の実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。図15を参照すると、監視システムには、複数の監視カメラ10a、複数の端末20に加え、認証サーバ30が含まれる。
監視カメラ10aは、ネットワーク(図示せず)を介して認証サーバ30と接続され、当該サーバとの間で情報の授受が可能に構成されている。認証サーバ30は、監視カメラ10aと端末20が無線接続する際に、端末20を所持する警備員に関する認証を行うサーバである。
端末20の構成及び動作に関しては、第1の実施形態にて説明した内容と相違する点はないので説明を省略する。
図16は、第3の実施形態に係る監視カメラ10aのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。監視カメラ10aは、図3に示す構成に対して、通信インターフェイスとなるNIC(Network Interface Card)17が追加されている。なお、以降の説明では、監視カメラ10aは有線接続によりサーバと接続する構成を説明するが、サーバとの接続を有線接続に限定する趣旨ではなく、無線接続によりサーバと通信を行っても良いことは勿論である。
図17は、第3の実施形態に係る監視カメラ10aの処理構成の一例を示す図である。図5に示す監視カメラ10と図17に示す監視カメラ10aの相違点は、ユーザ認証部202と認証情報管理データベース211が削除され、通信制御部207が追加されている点である。
通信制御部207は、NIC17を制御し、認証サーバ30との間の通信を制御する。
図18は、第3の実施形態に係る認証サーバ30のハードウェア構成の一例を示す図である。認証サーバ30は、所謂コンピュータにより実現可能であり、図18に示す各構成は既に説明を行った内容と同一とすることができるので、その説明を省略する。
図19は、第3の実施形態に係る認証サーバ30の処理構成の一例を示す図である。図19を参照すると、認証サーバ30は、通信制御部401と、ユーザ認証部402と、認証情報管理データベース411と、を含んで構成される。
通信制御部401は、監視カメラ10aとの通信を制御する。
ユーザ認証部402と認証情報管理データベース411の動作は、第1の実施形態にて説明したユーザ認証部202と認証情報管理データベース211と同一とすることができるので、その説明を省略する。
[システムの動作]
次に、第3の実施形態に係る監視システムの動作を説明する。
図20は、監視カメラ10と端末20が無線接続する場合の監視システムの動作の一例を示すシーケンス図である。図20を参照しつつ、第1の実施形態にて図9を用いて説明した監視システムとの相違点を中心に説明する。また、図9と図20の同一の処理については、同一の符号を付している。
監視カメラ10aは、端末20から認証要求を取得すると、当該認証要求(認証情報)を認証サーバ30に向けて転送する(ステップS05a)。具体的には、監視カメラ10aの無線通信制御部201は、端末20から認証要求を取得すると、当該要求を通信制御部207を介して、認証サーバ30に送信する。
認証サーバ30は、認証情報管理データベース411に格納された情報を用いて、端末20を所持する警備員のユーザ認証を実行し、認証結果を監視カメラ10aに送信する(ステップS06a、S10a)。
監視カメラ10aは、取得した認証結果を端末20に転送する(ステップS10b)。
このように、第3の実施形態では、監視カメラ10が備える機能のうち、ユーザ認証に係る機能の実現を認証サーバ30に委託している。
なお、監視カメラ10が備える機能のうち他の機能の実現をサーバに委託してもよい。例えば、高速な通信ネットワークが整備されているような状況では、図21に示すように、映像解析サーバ40を設置し、当該映像解析サーバ40にて、インシデント検出に係る機能を実現してもよい。この場合、映像解析サーバ40は、各監視カメラ10aから提供される映像データを解析する。解析の結果、インシデントを検出した場合には、映像解析サーバ40は、インシデント検出の基礎となった映像データを提供した監視カメラ10aに対して、インシデント詳細情報を提供し、当該情報を端末20に配信するように指示する。
以上のように、第3の実施形態では、監視カメラ10が備える一部機能の実現をサーバ装置に委託する。例えば、ユーザ認証はインシデントが発生していない平時にて頻繁に行われる機能である。そのため、当該機能の外部のサーバに委託したとしても、インシデント検出から端末20への情報提供に与える影響は少ない。また、ユーザ認証に係る情報を認証サーバ30にて一元管理することで、警備エリアを担当する警備員の追加及び削除に係る管理が容易となる。
[第4の実施形態]
続いて、第4の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
第4の実施形態では、インシデントが検出された場合に、当該インシデントを検出した監視カメラ以外の監視カメラに接続している端末に対して、インシデントを検出した監視カメラに接続を切り替えるように指示する場合について説明する。
図22は、第4の実施形態に係る監視システムの構成の一例を示す図である。図22を参照すると、監視システムには指示サーバ50が追加されている。
ここで、監視カメラ10bの通信可能範囲は、他の監視カメラ10bの通信可能範囲と重複することがある。例えば、図22を参照すると、監視カメラ10b−2と監視カメラ10b−4の通信可能範囲は重複し、当該重複した通信可能範囲は濃い灰色にて記載されている。このような通信範囲が重複するエリアに存在する端末20a(図22の例では端末20a−3)は、通信可能な監視カメラのうちいずれか1つと接続状態を維持することになる。
例えば、図22に示す端末20a−3は、監視カメラ10b−2及び監視カメラ10b−4のいずれか一方に接続可能であるが、単に端末20a−3が監視カメラ10b−4からのビーコンフレームを早く受信したという理由で監視カメラ10b−4と接続されている。このような状況にて、監視カメラ10b−2がインシデントを検出すると、端末20a−1にはインシデント詳細情報が配信されるが、端末20a−3には配信されない。
上記のような場合において、指示サーバ50は、端末20a−3に対して無線接続先を監視カメラ10b−4から監視カメラ10b−2に切り替える指示を行い、当該端末20a−3においてもインシデント詳細情報を受信できるようにする。
図23は、第4の実施形態に係る監視カメラ10bの処理構成の一例を示す図である。図23を参照すると、図5に示す監視カメラ10の構成に対し、有線による通信を制御する通信制御部207が追加されている。
監視カメラ10bは、主に接続端末管理部203aや情報配信部206aの動作が第1の実施形態にて説明した内容と異なる。以下、接続端末管理部203aや情報配信部206aの動作を中心に説明する。
接続端末管理部203aは、指示サーバ50から、接続先切替通知を受信することがある。接続先切替通知は、自装置(監視カメラ10b)に接続している端末20aの接続先を他の監視カメラ10bに切り替えるようにするための通知である。具体的には、接続先切替通知には、接続切り替え先の監視カメラ10bの識別子(例えば、ESSID)が含まれる。
接続端末管理部203aは、接続先切替通知を受信すると、自装置(監視カメラ10b)に接続している端末20aに対し、新たな接続先となる監視カメラ10bの識別子を含む接続先切替要求を送信する。例えば、図22の例では、監視カメラ10b−4が指示サーバ50から接続先切替通知を受信し、当該通知には、端末20aの接続先を監視カメラ10b−2とすることが記載されている。この場合、接続端末管理部203aは、端末20a−3及び端末20a−4に対し、監視カメラ10b−2に接続するように指示する(接続先切替要求を送信する)。
情報配信部206aは、インシデント詳細情報を自装置の接続状態にある端末20aに加え、当該情報を指示サーバ50にも配信する。なお、情報配信部206aは、指示サーバ50に向けてインシデント詳細情報を送信する際には、当該情報に自装置の識別子(例えば、ESSID)を含める。
図24は、第4の実施形態に係る端末20aの処理構成の一例を示す図である。第1の実施形態にて説明した端末20と第4の実施形態に係る端末20aは、無線通信制御部301aの動作が異なっている。
無線通信制御部301aは、接続先の監視カメラ10bから、上述の接続先切替要求を受信すると、当該要求により指定された監視カメラ10bに接続先を切り替える。具体的には、無線通信制御部301aは、指定された監視カメラ10bのESSIDに一致するESSIDを含むビーコンフレームを受信可能な場合に、当該指定された監視カメラ10bと無線接続可能と判断し、無線接続先を切り替える。
図25は、第4の実施形態に係る指示サーバ50の処理構成の一例を示す図である。なお、指示サーバ50のハードウェアは、図18に示す構成と同一とすることができるので、その説明を省略する。
図25を参照すると、指示サーバ50は、通信制御部501と、接続先切替指示部502と、インシデント対処データベース511と、監視カメラ管理データベース512と、を含んで構成される。
通信制御部501は、監視カメラ10bとの間の通信を制御する。また、通信制御部501は、監視カメラ10bからインシデント詳細情報を受信した場合には、当該情報を接続先切替指示部502に引き渡す。
接続先切替指示部502は、発生したインシデントに応じて、インシデント詳細情報の配信先を増やすか否かを判断する。つまり、接続先切替指示部502は、インシデント詳細情報の配信先を増やすことで、インシデントに対処する警備員を増員する必要があるか否かを判断する。
接続先切替指示部502は、インシデント詳細情報を監視カメラ10bから取得すると、インシデント対処データベース511を参照する。インシデント対処データベース511には、発生したインシデントごとに警備員の増員が必要か否かに関する情報が登録されている(図26参照)。例えば、図26を参照すると、発生したインシデントが「不審者発見」であれば、警備員の増員が必要と判断され、発生したインシデントが「不審物発見」であれば、警備員の増員は不要と判断される。
また、接続先切替指示部502は、配信先を増やすと決定した場合(警備員の増員が必要な場合)に、接続先切替通知を生成し、当該通知を監視カメラ10bに送信する。具体的には、接続先切替指示部502は、監視カメラ管理データベース512を参照し、接続先切替通知を生成し、送信する。
図27は、監視カメラ管理データベース512の一例を示す図である。図27を参照すると、各監視カメラ10bの識別子と位置(座標)が当該データベースにより管理される。なお、監視カメラ管理データベース512の各項目はシステムの運用前に予め登録しておく。
接続先切替指示部502は、監視カメラ管理データベース512を参照し、インシデント詳細情報に含まれる監視カメラ10bの識別子を用いて、インシデント詳細情報の送信元の監視カメラ10bに近接する監視カメラ10bを特定する。
接続先切替指示部502は、上記特定した監視カメラ10bを宛先とする接続先切替通知を生成する。当該接続先切替通知には、切り替え先となる監視カメラ10bの識別子が含まれる。例えば、図22の例では、監視カメラ10b−2がインシデント詳細情報を指示サーバ50に送信し、指示サーバ50が当該インシデント詳細情報から警備員の増員が必要と判断した場合には、インシデント送信元の監視カメラ10b−2に近接する監視カメラ10b−4に向けて接続先切替通知が送信される。
当該接続先切替通知を受信した監視カメラ10b−4は、端末20a−3及び端末20a−4に対し、無線接続先を監視カメラ10b−2とする接続先切替要求を送信する。端末20a−3及び端末20a−4は、無線接続の切替可否を判断し、切替が可能であれば(監視カメラ10b−2からの無線信号が受信可能であれば)、指定された監視カメラ10b−2に接続先を切り替える。図22の例では、端末20a−3は監視カメラ10b−2と接続可能であるので、端末20a−3は監視カメラ10b−2に接続を切り替える。一方、端末20a−4は監視カメラ10b−2に接続できない(ビーコンフレームを受信できない)ので、端末20a−4は監視カメラ10b−4との接続を維持する。監視カメラ10b−2は、端末20a−3に対してもインシデント詳細情報を送信(配信)する。
続いて、図28を参照しつつ、第4の実施形態に係る監視システムの動作について説明する。
図28は、第4の実施形態に係る監視システムの動作の一例示すシーケンス図である。ここでは、図22に示すように、端末20a−1が監視カメラ10b−2に、端末20a−3及び端末20a−4が監視カメラ10b−4にそれぞれ接続し、監視カメラ10b−2にてインシデントを検出した場合について説明する。
端末20a−1、端末20a−3及び端末20a−4は、それぞれ、監視カメラ10b−2、10b−4に接続する(ステップS31〜S33)。
インシデントの発生がない平時には、端末20aと監視カメラ10bとの間で無線接続、無線接続の切断が繰り返される。
その後、インシデントが発生する。発生したインシデントは、監視カメラ10b−2で検出される(ステップS34)。
監視カメラ10b−2は、配下の端末20a−1にインシデント詳細情報を配信する(ステップS35)。
当該情報を受信した端末20a−1は、インシデント詳細情報を液晶パネル等に表示する(ステップS36)。
また、監視カメラ10b−2は、指示サーバ50に対してもインシデント詳細情報を送信する(ステップS37)。
指示サーバ50は、受信したインシデント詳細情報とインシデント対処データベース511に格納された情報に基づいて、端末20aの接続先切替が必要か否か(警備員の増員が必要か否か)を判断する(ステップS38)。
端末の接続先を切り替える必要があれば、指示サーバ50は、インシデントを検出した監視カメラ10b−2に近接する監視カメラ10b−4に対し、接続先切替通知を送信する(ステップS39)。
監視カメラ10b−4は、自装置と接続中の端末20a−3及び端末20a−4に対し、接続先切替要求を送信する(ステップS40)。
端末20a−4は、当該接続先切替要求を受信し、無線接続切替の可否を判断する(ステップS41)。判断の結果、端末20a−4は、監視カメラ10b−2からのビーコンフレームを受信できないので、監視カメラ10b−4との接続を維持する(ステップS42)。
端末20a−3は、接続先切替要求により指定された監視カメラ10b−2に無線接続を切り替えることが可能か判断する(ステップS43)。端末20a−3は、監視カメラ10b−2からのビーコンフレームを受信できるので、監視カメラ10b−2に接続可能であると判断する。
端末20a−3は、監視カメラ10b−2に接続する(ステップS44)。
監視カメラ10b−2は、端末20a−3に対してもインシデント詳細情報を送信する(ステップS45)。
端末20a−3は、受信したインシデント詳細情報を表示する(ステップS46)。
以上のように、第4の実施形態では、検出されたインシデントに応じて、新たな無線接続先となる監視カメラ10bを指定する接続先切替通知を、インシデント詳細情報の送信元に近接している監視カメラ10bに送信する。当該接続先切替通知を受信した監視カメラ10bは、自装置と接続状態にある端末20aに対し、指定された無線接続先となる監視カメラ10bに無線接続を切り替えるように指示する。その結果、重大なインシデントが発生した場合などに、当該インシデントに対処する警備員を増員することができる。
上記実施形態にて説明した監視システムの構成等は例示であって、システムの構成を限定する趣旨ではない。例えば、無線アクセスポイントと監視カメラとコンピュータをUSBケーブル等により接続し、コンピュータによりユーザ認証やインシデント検出に係る処理を実行することで、上記実施形態にて説明した監視カメラを実現してもよい。
上記実施形態では、1つのインシデントが発生する場合について説明しているが、複数のインシデントが同時に発生した場合には、予め優先するインシデントの種別を定めておけばよい。
上記実施形態では、警備エリアの天井等に固定的に設置された監視カメラ10を想定して説明したが、カメラを搭載したドローン等により監視カメラ10の機能が実現されてもよい。
上記第2の実施形態では、端末20と監視カメラ10との無線通信状態に基づき、インシデント詳細情報の内容を変更することを説明したが、発生したインシデントに応じてインシデント詳細情報の内容を変更しても良い。例えば、発生したインシデントが「火災発生」であれば、当該インシデント発生の事実だけを警備員に通知すれば十分である(画像や指示は不要である)。
第4の実施形態では、指示サーバ50が警備員の増員に関する要否を判定しているが、監視センタ等に配備された担当者が上記要否を判定してもよい。この場合、担当者は、各監視カメラ10bから提供される映像データやインシデント発生時に送信されてくるインシデント詳細情報を確認し、警備員の増員が必要か否かを判定する。警備員の増員が必要と判断した担当者は、キーボード等を操作してその旨を指示サーバ50に入力する。指示サーバ50は、新たな無線接続先となる監視カメラ等を決定し、接続先切替通知を必要な監視カメラに送信する。
また、第4の実施形態では、単に発生したインシデントの種別に基づき、警備員の増員に関する要否を決めているが、発生したインシデントに応じて増員する警備員の数を細かく定めておいても良い。あるいは、インシデントごとに対処が必要な警備員の数を予め定めておき、インシデントを検出した監視カメラ10bに接続している端末20aの数が当該予め定めた数より少ない場合に、警備員の増員を決定しても良い。つまり、指示サーバ50は、インシデントごとに対処が必要な警備員の数を予め定めておき、当該予め定めた数の警備員が確保できていない場合に、警備員を増員してもよい。なお、この場合には、各監視カメラ10bは、指示サーバ50にインシデント詳細情報を送る際に、自装置に接続している端末20aの数も併せて通知する。あるいは、各監視カメラ10bにて、自装置に接続している端末20aの数(インシデント詳細情報を配信している端末20aの台数)が予め定めた台数よりも少ない場合に、監視カメラ10bは、指示サーバ50に対してインシデント詳細情報を送信してもよい(警備員の増員を依頼してもよい)。
上述の説明で用いた複数のフローチャートでは、複数の工程(処理)が順番に記載されているが、各実施形態で実行される工程の実行順序は、その記載の順番に制限されない。各実施形態では、例えば各処理を並行して実行する等、図示される工程の順番を内容的に支障のない範囲で変更することができる。また、上記実施形態で説明した事項は、相反しない範囲で組み合わせることができる。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載され得るが、以下には限られない。
[付記1]
上述の第1の視点に係る監視カメラのとおりである。
[付記2]
前記端末が自装置と無線接続可能な範囲にある場合に、前記端末の所持者の認証を開始する、認証部をさらに備える、付記1の監視カメラ。
[付記3]
前記配信部は、自装置と前記端末との間の無線通信状態に応じて、前記検出されたインシデントに関する情報の内容を変更する、付記1又は2の監視カメラ。
[付記4]
前記通信部は、複数の端末と無線接続すると共に、前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、
前記配信部は、前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが上位一定数の端末に対し前記検出されたインシデントに関する情報を配信する、付記1乃至3のいずれか一に記載の監視カメラ。
[付記5]
前記通信部は、複数の端末と無線接続すると共に、前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、
前記配信部は、前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが大きい順に前記検出されたインシデントに関する情報を配信する、付記1乃至3のいずれか一に記載の監視カメラ。
[付記6]
前記配信部は、少なくとも前記検出されたインシデントの種別及び前記検出されたインシデントに関する画像を前記端末に配信する、付記1乃至5のいずれか一に記載の監視カメラ。
[付記7]
前記配信部は、カメラから得られるリアルタイムの映像データを前記検出されたインシデントに関する情報に含ませて、前記端末に配信する、付記1乃至6のいずれか一に記載の監視カメラ。
[付記8]
無線接続された端末を管理する、端末管理部をさらに備え、
前記端末管理部は、
前記端末と無線接続が確立すると、無線接続された端末に対して、接続確認要求を送信し、無線接続された端末から前記接続確認要求に対する応答を所定の期間受信できない場合に、無線接続された端末との接続は切断されたと判断する、接続端末管理部をさらに備える、付記1乃至7のいずれか一に記載の監視カメラ。
[付記9]
上述の第2の視点に係る監視システムのとおりである。
[付記10]
前記監視カメラと前記端末が無線接続する際に、前記端末の所持者に関する認証を行う、認証サーバをさらに含む、付記9の監視システム。
[付記11]
上述の第3の視点に係る監視カメラの制御方法のとおりである。
[付記12]
上述の第4の視点に係るプログラムのとおりである。
なお、付記11の形態及び付記12の形態は、付記1の形態と同様に、付記2の形態〜付記8の形態に展開することが可能である。
本願開示では、以下の形態も可能である。
解決策
警備員用端末と監視カメラからなる映像共有システムにおいて、
監視カメラは映像撮影機能と映像配信機能と無線通信機能とユーザ認証機能と不審事象発見機能を有し、
警備員用端末は無線通信機能と映像表示機能を有する。
警備員用端末が監視カメラと無線通信可能な距離に近づくと、自動で認証され通信が可能になるとともに、
監視カメラが不審事象を発見すると、接続している警備員用端末に発見した不審事象と映像を配信し、
警備員用端末は不審事象の内容と映像を表示する。
効果
監視カメラが不審事象を発見した場合に、遅延なく対応可能な警備員への通知と高品質な情報提供が可能になり、迅速かつ効果的な対応が可能になる。
不審事象発見部とユーザ認証情報管理部を複数の監視カメラで共有することで、解析およびユーザ情報の管理を効率化(図32)。
監視カメラでの不審事象検知を指示サーバにも通知し、検知した監視カメラへの接続切替を促すことで、対応警備員を増やす(図34)。
図37は、情報処理装置の構成を例示するブロック図である。実施形態に係る警備員用端末、監視カメラ、映像解析サーバ、および、指示サーバは、上図に示す情報処理装置を備えていてもよい。情報処理装置は、中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)およびメモリを有する。情報処理装置は、メモリに記憶されているプログラムをCPUが実行することにより、警備員用端末、監視カメラ、映像解析サーバ、および、指示サーバが有する各部の機能の一部または全部を実現してもよい。
形態1
警備員用端末と無線通信機能を持つ監視カメラとを備えた映像配信システムにおいて、
前記監視カメラが不審事象を検出すると、直接無線で通信可能な領域に存在する警備員用端末に対し、不審事象の検出と関連する映像を送信する
ことを特徴とする映像配信システム。
形態2
前記監視カメラは、無線通信可能な領域に前記警備員用端末が入った際に認証して接続を確立するとともに、
不審事象検出時には接続状態の警備員用端末に不審事象の検出と関連する映像を送信する
ことを特徴とする形態1に記載の映像配信システム。
形態3
前記監視カメラは、前記警備員用端末との通信の無線強度が強さ上位一定数の端末にのみ、不審事象検出時の情報配信を行う
ことを特徴とする形態1または2に記載の映像配信システム。
形態4
前記監視カメラは、前記警備員用端末との通信の無線強度が強い順に不審事象検出時の情報配信を行う
ことを特徴とする形態1ないし3のいずれかに記載の映像配信システム。
形態5
前記監視カメラは、前記警備員用端末との通信の無線強度に応じて情報配信内容を制御することを特徴とする形態1ないし4のいずれかに記載の映像配信システム。
形態6
前記監視カメラは、複数の監視カメラで共用するユーザ認証情報管理サーバが保有する情報を前記警備員用端末の認証に用いるとともに、
撮影した映像を複数の監視カメラで共用する映像解析サーバに送信して不審事象の検出を行う
ことを特徴とする形態1ないし5のいずれかに記載の映像配信システム。
形態7
前記監視カメラは、不審事象検出時に、不審事象の内容と証拠映像、情報を送信した警備員の情報を指示サーバに送信する
ことを特徴とする形態1ないし6のいずれかに記載の映像配信システム。
形態8
前記指示サーバは、不審事象検出時に受信した情報を表示するとともに、接続変更を外部から受け付けた場合、不審事象を検出した前記監視カメラの近傍に存在する監視カメラに、不審事象を検出した監視カメラへの接続変更を指示し、
接続変更を受信した監視カメラは配下の警備員用端末に不審事象を検出した監視カメラへの接続変更を指示し、
接続変更を指示された警備員用端末は無線通信可能な場合に不審事象を検出した監視カメラに接続し、
不審事象を検出した監視カメラは新たに接続した警備員用端末に不審事象の内容と証拠映像を送信する
ことを特徴とする形態7に記載の映像配信システム。
なお、引用した上記の特許文献等の各開示は、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の全開示の枠内において種々の開示要素(各請求項の各要素、各実施形態ないし実施例の各要素、各図面の各要素等を含む)の多様な組み合わせ、ないし、選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。特に、本書に記載した数値範囲については、当該範囲内に含まれる任意の数値ないし小範囲が、別段の記載のない場合でも具体的に記載されているものと解釈されるべきである。
10、10a、10b、10−1〜10−4、10a−1〜10a−4、10b−1〜10b−4、100 監視カメラ
11 CPU(Central Processing Unit)
12 メモリ
13 カメラモジュール
14 無線信号送受信回路
15 アンテナ
16 入出力インターフェイス
17 NIC(Network Interface Card)
20、20a、20−1〜20−4、20a−1〜20a−4 端末
30 認証サーバ
40 映像解析サーバ
50 指示サーバ
61 不審者
101 通信部
102 検出部
103 配信部
201、301、301a 無線通信制御部
202、402 ユーザ認証部
203、203a 接続端末管理部
204 映像データ取得部
205 インシデント検出部
206、206a 情報配信部
207、401、501 通信制御部
211、411 認証情報管理データベース
212 端末情報管理データベース
213 インシデント情報管理データベース
214 インシデント対処指示データベース
302 接続カメラ管理部
303 受信情報表示部
502 接続先切替指示部
511 インシデント対処データベース
512 監視カメラ管理データベース

Claims (10)

  1. 端末と無線接続する、通信部と、
    カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する、検出部と、
    前記検出されたインシデントに関する情報を前記端末に配信する、配信部と、
    を備え、
    前記通信部は、複数の端末と無線接続すると共に、前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、
    前記配信部は、前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが上位一定数の端末に対し前記検出されたインシデントに関する情報を配信する、監視カメラ。
  2. 端末と無線接続する、通信部と、
    カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する、検出部と、
    前記検出されたインシデントに関する情報を前記端末に配信する、配信部と、
    を備え、
    前記通信部は、複数の端末と無線接続すると共に、前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、
    前記配信部は、前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが大きい順に前記検出されたインシデントに関する情報を配信する、監視カメラ。
  3. 前記端末が自装置と無線接続可能な範囲にある場合に、前記端末の所持者の認証を開始する、認証部をさらに備える、請求項1又は2の監視カメラ。
  4. 前記配信部は、自装置と前記端末との間の無線通信状態に応じて、前記検出されたインシデントに関する情報の内容を変更する、請求項1から3のいずれか一項に記載の監視カメラ。
  5. 前記配信部は、少なくとも前記検出されたインシデントの種別及び前記検出されたインシデントに関する画像を前記端末に配信する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の監視カメラ。
  6. カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出すると共に、前記検出されたインシデントに関する情報を無線接続された端末に配信する、複数の監視カメラと、
    前記検出されたインシデントに応じて、前記監視カメラに対して、新たな無線接続先となる監視カメラを指定する接続先切替通知を送信する、指示サーバと、
    を含み、
    前記接続先切替通知を受信した監視カメラは、自装置と無線接続している端末に対し、前記指定された無線接続先に無線接続を切り替えるように指示し、
    前記監視カメラは、
    複数の端末と無線接続すると共に、前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、及び、
    前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが上位一定数の端末に対し前記検出されたインシデントに関する情報を配信する、
    監視システム。
  7. カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出すると共に、前記検出されたインシデントに関する情報を無線接続された端末に配信する、複数の監視カメラと、
    前記検出されたインシデントに応じて、前記監視カメラに対して、新たな無線接続先となる監視カメラを指定する接続先切替通知を送信する、指示サーバと、
    を含み、
    前記接続先切替通知を受信した監視カメラは、自装置と無線接続している端末に対し、前記指定された無線接続先に無線接続を切り替えるように指示し、
    前記監視カメラは、
    複数の端末と無線接続すると共に、前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、及び、
    前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが大きい順に前記検出されたインシデントに関する情報を配信する、
    監視システム。
  8. 前記監視カメラと前記端末が無線接続する際に、前記端末の所持者に関する認証を行う、認証サーバをさらに含む、請求項6又は7の監視システム。
  9. 複数の端末と無線接続し、
    前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出し、
    カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出し、
    前記検出されたインシデントに関する情報を前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが上位一定数の端末に対し配信する、
    ことを含む、
    監視カメラの制御方法。
  10. 複数の端末と無線接続する処理と、
    前記複数の端末それぞれとの間の無線通信状態を示すパラメータを算出する処理と、
    カメラからの映像データを解析することでインシデントを検出する処理と、
    前記検出されたインシデントに関する情報を前記複数の端末のうち、前記算出されたパラメータが上位一定数の端末に対し配信する処理と、
    を監視カメラに搭載されたコンピュータに実行させるプログラム。
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