JP6977684B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
1.画像形成装置
1−1.全体構成
1−2.主要部の構成
1−3.動作
1−4.作用および効果
2.変形例
本発明の一実施形態の画像形成装置に関して説明する。
図1は、画像形成装置の外観の斜視構成を表していると共に、図2には、図1に示した画像形成装置の内部の平面構成を模式的に表している。この画像形成装置は、例えば、図1および図2に示したように、筐体100の内部に画像形成ユニット200を備えている。なお、図2では、トレイ10からスタッカ102Sに至る媒体Mの搬送経路Pを太い破線で示している。
筐体100は、画像形成ユニット200を収納する箱状の収納部材である。この筐体100は、例えば、図1および図2に示したように、略箱状のケース101と、略板状のトップカバー102とを含んでいる。ここで、トップカバー102は、本発明の一実施形態の「蓋部」である。
画像形成ユニット200は、筐体100の内部に配置されている。この画像形成ユニット200は、例えば、図2に示したように、トレイ10と、現像ユニット20と、転写ユニット30と、定着ユニット40と、フレームスタッカ50と、搬送ローラ61〜64とを含んでいる。なお、トレイ10には、例えば、複数の媒体Mが互いに積層された状態で収納されている。
現像ユニット20は、トナーを用いて現像処理を行う。具体的には、現像ユニット20は、例えば、静電潜像を形成すると共に、クーロン力を利用して静電潜像にトナーを付着させる。この現像ユニット20は、例えば、感光体ドラム21を含む現像処理部22と、トナーを収納するトナー収納部(トナーカートリッジ)23と、露光処理を行う露光処理部24とを含んでいる。感光体ドラム21は、X軸方向に延在する円筒状の部材であると共に、そのX軸方向に延在する回転軸を中心として回転可能である。現像処理部22は、感光体ドラム21の表面に形成される静電潜像に、トナー収納部23から供給されるトナーを付着させる。ただし、現像処理部22は、例えば、図示しない帯電ローラ、供給ローラおよび現像ローラなどの他の構成要素も含んでいる。露光処理部24は、例えば、LED(Light emitting diode)素子などの光源を含んでおり、感光体ドラム21の表面に静電潜像を形成する。
転写ユニット30は、現像ユニット20により現像処理されたトナーを用いて転写処理を行う。具体的には、転写ユニット30は、例えば、現像ユニット20により静電潜像に付着されたトナーを媒体Mに転写させる。この転写ユニット30は、例えば、ドライブローラ31と、アイドルローラ32と、転写ベルト33と、転写ローラ34と、クリーニングブレード35とを含んでいる。
定着ユニット40は、転写ユニット30により媒体Mに転写されたトナーを用いて定着処理を行う。具体的には、定着ユニット40は、例えば、転写ユニット30によりトナーが転写された媒体Mを加熱しながら加圧することにより、その媒体Mにトナーを定着させる。この定着ユニット40は、例えば、加熱ローラ41および加圧ローラ42を含んでいる。加熱ローラ41は、例えば、ハロゲンランプなどの熱源411(後述する図4参照)を内部に含んでおり、媒体Mに転写されたトナーを加熱する。加圧ローラ42は、加熱ローラ41に圧接されており、媒体Mに転写されたトナーを加圧する。
フレームスタッカ50は、トップカバー102の開閉に応じて変位する変位板53を含むユニットであり、排出口102Hおよび開口部102Kの近傍に配置されている。このフレームスタッカ50は、トップカバー102が閉じた状態では、画像形成ユニット200と同様に筐体100の内部に収納されている。なお、フレームスタッカ50の機能および構成の詳細に関しては、後述する(図3〜図12参照)。
搬送ローラ61〜64のそれぞれは、搬送経路Pに沿うように媒体Mを搬送させる部材であり、例えば、その搬送経路Pを介して互いに対向する一対のローラを含んでいる。この搬送ローラ61は、例えば、トレイ10から媒体Mを取り出す給紙ローラとして機能する。
図3および図4のそれぞれは、変位板53の変位前における画像形成装置の内部(一部)の構成を表している。ただし、図3では、筐体100(ケース101)の一部が除去された状態の平面構成を示していると共に、図4では、YZ面に沿った断面構成を示している。
フレームスタッカ50は、例えば、図3〜図12に示したように、定着ユニット40の略上方に配置されている。このフレームスタッカ50は、後述するように、排気ファン70および誘導路80と組み合わされることにより、空気A(図6および図7)の排気経路を形成している。具体的には、フレームスタッカ50は、例えば、支持体51と、排出ローラ52と、変位板53とを含んでいる。ここで、支持体51は、本発明の一実施形態の「支持部材」であると共に、変位板53は、本発明の一実施形態の「変位部材」である。
排気ファン70は、筐体100の内部の空気Aを吸引することにより、その空気Aを筐体100の外部に排出する吸気ファンである。変位板53の内部(通気経路53A)を通気口53K1から通気口53K2に向かって継続的に流れるように空気Aの流れが形成されやすくなるからである。これにより、定着ユニット40において発生した熱に起因して変位板53が加熱されても、通気経路53Aにおける空気Aの流れを利用することにより、その通気経路53Aの内部に高温の空気Aが滞留しにくくなると共に、変位板53が継続的に冷却されやすくなる。よって、高温の空気Aの排気効率が向上すると共に、変位板53の冷却効率が向上するため、トップカバー102(スタッカ102S)の温度がより上昇しにくくなる。
誘導路80は、通気経路53Aの内部の空気A、すなわち変位板53の内部を通気口53K1から通気口53K2に向かって流れる空気Aを排気ファン70に誘導する部材であり、変位板53と排気ファン70との間に配置されている。変位板53の内部に存在する高温の空気Aが排気ファン70まで到達しやすくなるため、その排気ファン70による高温の空気Aの排気効率が向上するからである。これにより、トップカバー102(スタッカ102S)の温度がより上昇しにくくなる。
この画像形成装置は、以下で説明するように動作する。ここでは、画像の形成動作に関して説明したのち、排気動作に関して説明する。
媒体Mに画像を形成する場合には、画像形成装置は、トップカバー102が閉じた状態において、例えば、以下で説明するように、現像処理、転写処理および定着処理をこの順に行う。
定着ユニット40が定着処理を行うと、加熱ローラ41の加熱処理に起因して熱が発生するため、その定着ユニット40の上方に配置されているフレームスタッカ50(変位板53)が加熱される。この場合には、排気ファン70が作動すると、変位板53の内部(通気経路53A)において通気口53K1から通気口53K2に向かって流れるように空気Aの流れが形成されると共に、その空気Aが誘導路80により排気ファン70に誘導される。これにより、通気経路53Aの内部に存在する高温の空気Aが排気ファン70により排気されると共に、その通気経路53Aにおける空気Aの流れを利用して変位板53が冷却される。
この画像形成装置によれば、トップカバー102の開閉に応じて基本位置と変位位置との間において変位可能であるフレームスタッカ50(変位板53)を備えており、その変位板53が内部に通気経路53Aを有している。
上記した画像形成装置の構成は、適宜、変更可能である。なお、以下で説明する一連の変形例に関しては、任意の2種類以上が互いに組みあわされてもよい。
図12では、内側上面53M2だけに熱反射層55を設けた。しかしながら、熱反射層55の設置場所は、外側上面53M1、内側上面53M2、内側下面53M3および外側下面53M4のうちのいずれか1箇所または2箇所以上であれば、特に限定されない。
図7では、誘導路80が仕切り板81および2つのガイド板82を含んでいるため、その2つのガイド板82を介して仕切り板81と対向する領域が遮蔽されずに開放されている。しかしながら、例えば、2つのガイド板82を介して仕切り板81と対向する領域に他の仕切り板を増設することにより、誘導路80を筒状(ダクト構造)にしてもよい。この場合においても、同様の効果を得ることができる。
Claims (9)
- トナーが定着された媒体を支持すると共に前記媒体が支持される領域に開口部が設けられた支持台を有する開閉可能な蓋部、を含む筐体と、
前記筐体の内部に配置されると共に、前記媒体に前記トナーを定着させる定着ユニットと、
前記蓋部の開閉に応じて、前記開口部を遮蔽しながら前記定着ユニットの上方に配置される第1位置と前記定着ユニットの上方から除去される第2位置との間において変位すると共に、通気経路を内部に有する変位部材と
を備えた、画像形成装置。 - 前記蓋部は、第1旋回軸を中心として旋回することにより開閉可能であり、
前記変位部材は、前記第1旋回軸とは異なる第2旋回軸を中心として旋回することにより変位可能である、
請求項1記載の画像形成装置。 - さらに、前記筐体の内部に配置されると共に前記筐体に固定され、前記変位部材を変位可能に支持する支持部材を備えた、
請求項1または請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記変位部材は、第1通気口および第2通気口を有し、
前記通気経路は、前記第1通気口から前記第2通気口まで延在する、
請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - さらに、前記筐体の内部に配置されると共に、前記筐体の内部の空気を外部に排出する排気ユニットを備えた、
請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - さらに、前記変位部材と前記排気ユニットとの間に配置されると共に、前記通気経路の内部の空気を前記排気ユニットに誘導する誘導部材を備えた、
請求項5記載の画像形成装置。 - 前記定着ユニットは、前記トナーを加熱し、
さらに、
前記変位部材の内部および外部のうちの少なくとも一方に設けられると共に、前記定着ユニットにおいて発生した輻射熱を反射させる熱反射部材を備えた、
請求項1ないし請求項6のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記熱反射部材は、前記変位部材の内部に設けられている、
請求項7記載の画像形成装置。 - 前記熱反射部材は、前記変位部材の内部のうち、前記定着ユニットから遠い側の面に設けられている、
請求項8記載の画像形成装置。
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