JP6976833B2 - 摩耗量予測方法、摩耗量予測装置、及び摩耗量予測プログラム - Google Patents

摩耗量予測方法、摩耗量予測装置、及び摩耗量予測プログラム Download PDF

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Description

本発明は、摩耗量予測方法、摩耗量予測装置、及び摩耗量予測プログラムに関する。
従来より、航空機用タイヤの摩耗量を予測する技術が知られている(例えば、特許文献1)。特許文献1に係る方法は、使用条件に応じて区分けされた複数の走行状態(例えば、タッチダウン走行状態、タッチダウン後減速走行状態、タキシー走行状態など)に対応する複数の摩耗エネルギーを取得し、取得した摩耗エネルギーに基づいて航空機用タイヤの摩耗量を予測するものである。また、特許文献1に係る方法は、航空機用タイヤの摩耗量を予測する際に、特許文献2などに記載された試験装置の測定データを用いている。
特開2013−113724号公報 特許第4198610号
しかしながら、特許文献1に係る方法は、航空機用タイヤが実際に使用される場面において、航空機用タイヤの摩耗量を精度よく予測することが困難な場合がある。航空機用タイヤが実際に使用される場面において、各空港の路面状態、タキシー走行に係る距離、旋回の頻度、機体の総重量、乗客の着座位置や貨物による機体の重心位置の変化などにより、航空機用タイヤの摩耗量は、大きく変動するからである。試験装置の測定データが、これらの要素を含まない場合、特許文献1に係る方法では、航空機用タイヤが実際に使用される場面において、航空機用タイヤの摩耗量を精度よく予測することは難しい。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、航空機用タイヤが実際に使用される場面において、航空機用タイヤの摩耗量を精度よく予測することができる摩耗量予測方法、摩耗量予測装置、及び摩耗量予測プログラムの提供を目的とする。
本発明に係る摩耗量予測方法は、航空機用タイヤの内圧とフリーローリング走行状態における航空機用タイヤの摩耗エネルギーEFRとに基づいて、内圧に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出する。また、摩耗量予測方法は、航空機用タイヤにかかる荷重と摩耗エネルギーEFRとに基づいて、荷重に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出する。また、摩耗量予測方法は、航空機の速度と摩耗エネルギーEFRとに基づいて、速度に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出する。また、摩耗量予測方法は、航空機用タイヤに発生するスリップ角と摩耗エネルギーEFRとに基づいて、スリップ角に依存する摩耗エネルギーΔEを算出する。また、摩耗量予測方法は、航空機の制動力と摩耗エネルギーEFRとに基づいて、制動力に依存する摩耗エネルギーΔEを算出する。摩耗量予測方法は、係数と、係数と、係数と、摩耗エネルギーE FR と、摩耗エネルギーΔEと、摩耗エネルギーΔEと、所定の摩耗エネルギーと所定の摩耗量との関係を示す摩耗抵抗Rとに基づいて、航空機用タイヤの摩耗量wearを予測する。
本発明によれば、航空機用タイヤが実際に使用される場面において、航空機用タイヤの摩耗量を精度よく予測することができる。
図1Aは、摩耗量予測装置とネットワークと航空会社との関係を示す概略図である。 図1Bは、本発明の本実施形態に係る摩耗量予測装置の概略構成図である。 図2は、本発明の本実施形態に係る摩耗量予測装置の一動作例を説明するフローチャートである。 図3は、制動Gとブレーキ圧との関係を示すグラフである。 図4は、航空機用タイヤの内圧と摩耗エネルギーとの関係を示すグラフである。 図5は、航空機用タイヤにかかる荷重と摩耗エネルギーとの関係を示すグラフである。 図6は、航空機の速度と摩耗エネルギーとの関係を示すグラフである。 図7は、航空機用タイヤに発生するスリップ角と摩耗エネルギーとの関係を示すグラフである。 図8は、航空機の制動力と摩耗エネルギーとの関係を示すグラフである。 図9は、航空機用タイヤに形成される周方向溝とリブについて説明する背面図である。 図10は、本発明の本実施形態に係る摩耗量予測装置の一動作例を説明するフローチャートである。 図11は、航空機の静荷重を説明する側面図である。 図12は、航空機の動荷重を説明する側面図である。 図13は、航空機の動荷重を説明する背面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。図面の記載において同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
図1Aに示すように、摩耗量予測装置10は、例えば、汎用のコンピュータであり、CPU、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を含むメモリを含むプロセッサを備える。CPUは、ROMなどに記憶されたプログラムを、RAMに読み出して実行する。なお、摩耗量予測装置10は、設置型の端末装置でもよく、持ち運びが容易な携帯型の端末装置(例えば、スマートフォン)でもよい。摩耗量予測装置10は、図1Bに示すように、通信部11と、算出部12と、予測部13を、を備える。通信部11は、ネットワーク20に接続して航空会社30との間でデータを送受信するインタフェースである。算出部12は、摩耗エネルギーを算出する。予測部13は、航空機用タイヤの摩耗量を予測する。通信部11、算出部12、及び予測部13は、1または複数の処理回路により実装され得る。処理回路は、電気回路を含む処理装置等のプログラムされた処理装置を含む。処理回路は、記載された機能を実行するようにアレンジされた特定用途向け集積回路(ASIC)や回路部品等の装置を含む。
摩耗量予測装置10は、ネットワーク20を介して航空会社30と双方向通信を行う。摩耗量予測装置10は、ネットワーク20を介して、航空会社30から情報を取得し、航空機に装着される航空機用タイヤの摩耗量を予測する。摩耗量予測装置10が航空会社30から取得する情報については、後述する。なお、以下では、航空機を単に機体とよぶ場合がある。ネットワーク20は、各種情報を送受信可能な通信網である。例えば、ネットワーク20は、電気通信事業者により設置された専用線、公衆交換電話網、衛星通信回線、移動体通信回線等の各種通信回線で構成される。
次に、図2を参照して、摩耗量予測装置10の一動作例について説明する。
ステップS101において、摩耗量予測装置10は、タキシー走行時における航空機用タイヤの摩耗エネルギーEFRを取得する。
タキシー走行とは、航空機が、航空機の動力を用いて地上(主に滑走路)を走行することをいう。タキシー走行状態には、フリーローリング走行状態と、減速走行状態と、旋回走行状態とが含まれる。フリーローリング走行状態は、航空機用タイヤに制動力が働かずに転動することによって、航空機が直進に走行する走行状態である。減速走行状態は、航空機用タイヤに制動力が付与されて走行する走行状態である。旋回走行状態は、航空機用タイヤにスリップ角が付与されて走行する走行状態である。
摩耗エネルギーEFRは、航空機用タイヤの表面上の任意の点において、踏面を一度通過する際に発生する単位面積当たりのエネルギーであり、単位はJ/mである。摩耗エネルギーEFRは、より詳しくは、フリーローリング走行状態における摩耗エネルギーである。摩耗量予測装置10は、室内試験を行って摩耗エネルギーEFRを取得してもよく、有限要素法(FEM)を用いて摩耗エネルギーEFRを取得してもよい。
処理は、ステップS102に進み、摩耗量予測装置10は、機体に作用する制動Gに関する情報を取得する。具体的には、摩耗量予測装置10は、機体に作用する制動Gとブレーキ信号とに関する情報を取得する。ブレーキ信号は、例えば、油圧ブレーキに係るブレーキ圧である。一般的な乗用車と異なり、機体の制動力は、航空機用タイヤだけで発揮されない。よって、機体の制動Gは、航空機用タイヤによる制動Gと一致しない。そこで、摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤの摩耗量を予測するために、航空機用タイヤに作用する制動Gを求める。図3に示すように、所定値Aは、ブレーキ制動力とエンジン推進力が釣り合う値があり、所定値A以下のブレーキ圧では、制動Gは、負数にならない。また、所定値B以上のブレーキ圧を加えても、制動Gは、変わらない。このようなブレーキ制動力は、式A1に示す関数として表される。
Figure 0006976833
ここで、BPは、ブレーキ圧であり、
MAX BRは、ブレーキの最大制動Gである。なお、GMAX BRは、通常は負数である。
また、図3に示すように、ブレーキ制動力を線形で近似する場合、式A2で表される。
Figure 0006976833
ここで、a、bは、定数であり、機体毎に定められる。
上記の式A2により、摩耗量予測装置10は、任意のタイミングで航空機用タイヤに作用する制動Gを算出することができる。なお、上記の説明では、油圧ブレーキについて説明したが、航空機に搭載されるブレーキは、油圧ブレーキに限定されない。航空機には電動ブレーキが搭載される場合もある。電動ブレーキが航空機に搭載される場合も、上記と同様に、摩耗量予測装置10は、制動Gを算出できる。
本実施形態では、摩耗量予測装置10は、フリーローリング走行状態における摩耗エネルギーEFRを基準として、航空機用タイヤの内圧を変更し、この内圧に依存する摩耗エネルギーEを取得する。図4に示すように、摩耗エネルギーEは、二次関数として表現される。ここで、図9を参照して、航空機用タイヤに形成されるリブと、摩耗エネルギーFRとの関係について説明する。なお、図9では、メインギア用の航空機用タイヤを取り上げて説明するが、ノーズギア用の航空機用タイヤにおいても同様である。
図9に示すように、航空機用タイヤ40〜43のそれぞれには、トレッド踏面において、タイヤ周方向に延びる複数の周方向溝60(図9では、3つ)が形成され、周方向溝60によって区画される複数のリブ50〜53(図9では、4つ)が形成される。リブ50〜53は、リブ50,51,52,53の順番で、機体の中心側から外側に向かって形成される。摩耗エネルギーFRは、リブの位置に応じて異なる。そこで、摩耗量予測装置10は、一つの航空機用タイヤにおいて、リブ50〜53のそれぞれの摩耗エネルギーFRを取得する。なお、摩耗量予測装置10は、もっとも中心側に形成されるリブ50に係る摩耗エネルギーFRと、もっとも外側に形成されるリブ53に係る摩耗エネルギーFRとの平均値を、摩耗エネルギーFRとして採用してもよい。
航空機用タイヤの内圧に依存する摩耗エネルギーEも、図9に示すリブの位置によって、異なる。航空機用タイヤが航空機に取り付けられた状態において、変数iを用いて航空機用タイヤのリブの位置を表現した場合、摩耗エネルギーEは、式A3で表される。
Figure 0006976833
ここで、iは、航空機用タイヤのリブの位置であり、
Pは、航空機用タイヤの内圧であり、
、b、cは、定数である。
また、摩耗量予測装置10は、フリーローリング走行状態における摩耗エネルギーEFRを基準として、航空機用タイヤにかかる荷重を変更し、この荷重に依存する摩耗エネルギーEを取得する。図5に示すように、摩耗エネルギーEは、二次関数として表現される。摩耗エネルギーEも、摩耗エネルギーEと同様に、図9に示すリブの位置に応じて異なる。航空機用タイヤが航空機に取り付けられた状態において、変数iを用いて航空機用タイヤのリブの位置を表現した場合、摩耗エネルギーEは、式A4で表される。
Figure 0006976833
ここで、iは、航空機用タイヤのリブの位置であり、
Lは、航空機用タイヤの荷重であり、
、b、cは、定数である。
また、摩耗量予測装置10は、フリーローリング走行状態における摩耗エネルギーEFRを基準として、航空機の速度を変更し、この速度に依存する摩耗エネルギーEを取得する。図6に示すように、摩耗エネルギーEは、二次関数として表現される。摩耗エネルギーEも、摩耗エネルギーEと同様に、図9に示すリブの位置に応じて異なる。航空機用タイヤが航空機に取り付けられた状態において、変数iを用いて航空機用タイヤのリブの位置を表現した場合、摩耗エネルギーEは、式A5で表される。
Figure 0006976833
ここで、iは、航空機用タイヤのリブの位置であり、
Vは、航空機の速度であり、
、b、cは、定数である。
また、摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤのSA(スリップ角)を変更し、このSAに依存する摩耗エネルギーEを、フリーローリング走行状態における摩耗エネルギーEFRからの差分として取得する。図7に示すように、摩耗エネルギーEは、二次関数として表現される。摩耗エネルギーEも、摩耗エネルギーEと同様に、図9に示すリブの位置に応じて異なる。航空機用タイヤが航空機に取り付けられた状態において、変数iを用いて航空機用タイヤのリブの位置を表現した場合、摩耗エネルギーEは、式A6で表される。
Figure 0006976833
ここで、iは、航空機用タイヤのリブの位置であり、
SAは、スリップ角であり、
、b、cは、定数である。
また、摩耗量予測装置10は、航空機の制動力を変更し、この制動力に依存する摩耗エネルギーEを、フリーローリング走行状態における摩耗エネルギーEFRからの差分として取得する。図8に示すように、摩耗エネルギーEは、二次関数として表現される。摩耗エネルギーEも、摩耗エネルギーEと同様に、図9に示すリブの位置に応じて異なる。航空機用タイヤが航空機に取り付けられた状態において、変数iを用いて航空機用タイヤのリブの位置を表現した場合、摩耗エネルギーEは、式A7で表される。
Figure 0006976833
ここで、iは、航空機用タイヤのリブの位置であり、
BRは、航空機の制動力であり、
、b、cは、定数である。
次に、図10を参照して、摩耗量予測装置10の予測手順の一動作例について説明する。摩耗量予測装置10の予測手順は、6つのステップ(ステップS201〜ステップS206)で構成される。
ステップS201において、摩耗量予測装置10は、航空会社30から、航空機に関する情報を取得する。具体的には、摩耗量予測装置10は、航空機の速度、航空機の加速度、航空機の現在の位置、航空機の機首の方向、航空機の総重量、航空機に装着される各航空機用タイヤの内圧及びリブの位置、航空機のブレーキ圧、機体の旋回角度、機体の旋回半径、操舵輪の舵角などを取得する。また、摩耗量予測装置10は、これらの情報を取得した際の時刻も取得する。
処理は、ステップS202に進み、摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤの輪重(荷重)を算出する。航空機用タイヤの輪重は、静荷重と動荷重から求める。
摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤの輪重を算出する際に、まず機体の重心位置を算出する。機体の重心位置は、乗客の着座位置や貨物によって変化する。航空機の場合、法律(航空法)の定めにより、重量や重心位置を確認する方法が知られている。フライト時の重心位置は、平均空力翼弦(以下、MACという。MAC:MEAN AERODYNAMIC CHORDという)のどの位置にあるかが知れており、このMACの位置情報と合わせて重心位置を算出することが可能である。例えばノーズギアを原点とした座標系で重心位置を算出する場合、ノーズギアからMAC位置の前端までの距離をL1とし、機体のMAC長をL2とした場合、機体の重心位置は、L1+L2×%MACの計算式で算出することができる。一般的に、L1とL2は、機体スペックから取得することができる。また、%MACは、航空法に定められた情報として入手可能である。
次に、図11を参照して、航空機用タイヤの静荷重について説明する。タキシー走行などのように、航空機の速度の影響が小さい場合、換言すれば、揚力の影響を無視できる場合、静荷重は、機体に作用する重心回りのモーメントの釣り合いに基づいて算出される。図11に示すように、ノーズギアの総重量Wは、式A8で表される。
Figure 0006976833
ここで、Wは、機体の総重量であり、
D3は、重心位置からメインギアまでの距離であり、
D4は、ノーズギアからメインギアまでの距離である。
同様に、図11に示すように、メインギアの総重量Wは、式A9で表される。
Figure 0006976833
ここで、D2は、ノーズギアから重心位置までの距離である。
航空機用タイヤにかかる荷重が均一に分配されていると仮定すると、総重量Wをノーズギアに装着されているタイヤ数で除算すれば、ノーズギアに装着されている各航空機用タイヤの輪重が求まる。また、総重量Wをメインギアに装着されているタイヤ数で除算すれば、メインギアに装着されている各航空機用タイヤの輪重が求まる。また、輪重に関する計測データなどがあれば、このデータに応じた分配を行うことが好ましい。
航空機が離陸する際、速度に応じて揚力Gliftが発生し、この揚力Gliftは、式A10で表される。
Figure 0006976833
ここで、cは、定数であり、
vは、航空機の速度である。
航空機が離陸する際、機体で計測している上下方向の加速度は、加速に応じて徐々に低下する。図2に示すステップS102で説明した制動Gと同様に、機体の上下方向の加速度と、速度の二乗との関係をあらかじめ求めておくことで、離陸中の航空機用タイヤが負担する総重量Wを算出することができる。離陸中の航空機用タイヤが負担する総重量Wは、式A11で表される。
Figure 0006976833
ここで、Mは、機体の総重量であり、kg及びkgfの単位系では、Wと同じ値である。
次に、図12及び図13を参照して、航空機用タイヤの動荷重について説明する。始めに、図12を参照して、機体の重心に作用する前後方向の加速度による荷重移動について説明する。
図12に示すように、各航空機用タイヤにおける荷重変化をΔF (j:航空機用タイヤが装着される位置)とした場合、機体の前後方向の加速度によるモーメントとの釣り合い、及び機体の総重量が一定であることを考慮すると、式A12、及び式A13を満たす必要がある。
Figure 0006976833
Figure 0006976833
ここで、jは、航空機用タイヤが装着される位置であり
Nは、メインギアに装着される航空機用タイヤの総数であり、
Zgは、地上から重心位置までの距離であり、
Fxは、機体の前後方向の加速度によるモーメントである。
荷重移動が前後の位置に比例すると仮定した場合、荷重変化ΔF は、式A14で表される。
Figure 0006976833
航空機の総重量は、一定であるため、式A15、式A16が成り立つ。
Figure 0006976833
Figure 0006976833
モーメントの釣り合いより、式A17、式A18が成り立つ。
Figure 0006976833
Figure 0006976833
以上説明したように、摩耗量予測装置10は、機体の前後方向の加速度によって生じる任意の航空機用タイヤの位置の荷重変動を算出できる。
次に、図13を参照して、機体の重心に作用する左右方向(横方向)の加速度による荷重移動について説明する。
図13に示すように、各航空機用タイヤにおける荷重変化をΔF (j:航空機用タイヤが装着される位置)とした場合、機体の左右方向の加速度によるモーメントとの釣り合い、及び機体の総重量が一定であることを考慮すると、式A19、及び式20を満たす必要がある。
Figure 0006976833
Figure 0006976833
ここで、jは、航空機用タイヤが装着される位置であり
Nは、メインギアに装着される航空機用タイヤの総数であり、
Zgは、地上から重心位置までの距離であり、
Fyは、機体の左右方向の加速度によるモーメントである。
荷重移動が左右の位置に比例すると仮定した場合、航空機用タイヤが左右対称に配置される限り、機体の総重量が一定であることは満たされるため、式A21が成り立つ。
Figure 0006976833
モーメントの釣り合いより、式A22が成り立つ。
Figure 0006976833
以上説明したように、摩耗量予測装置10は、機体の左右方向の加速度によって生じる任意の航空機用タイヤの位置の荷重変動を算出できる。
図12及び図13で説明した荷重移動を用いると、機体の加速度によって生じる動荷重(変化分)は、式A23で表される。
Figure 0006976833
例えば、メインギアの各航空機用タイヤに作用する輪重は、式A24で表される。
Figure 0006976833
ここで、W は、前後方向の加速度または左右方向の加速度が作用しない状態での輪重である。
は、式A25で表される。
Figure 0006976833
ここで、Nは、メインギアに装着される航空機用タイヤの総数である。上述したように、タキシー走行時と離陸時とでは輪重が異なる。
処理は、図10に示すステップS203に進み、摩耗量予測装置10は、航空機のブレーキ圧を取得して制動力を算出する。制動力の算出方法は、図2のステップS102で説明した方法を用いればよい。
処理は、ステップS204に進み、摩耗量予測装置10は、機体の旋回角度や旋回半径、操舵輪の舵角などを取得して、航空機用タイヤのSAを算出する。航空機用タイヤのSAの算出方法については、乗用車用タイヤのSAと同様の方法で算出することができるため、詳細な説明は省略する。
処理は、ステップS205に進み、摩耗量予測装置10は、瞬間摩耗エネルギーdEを算出する。瞬間摩耗エネルギーdEとは、微小時間dtで発生する摩耗エネルギーであり、上述した式A3〜A7を用いて、式A26で表される。
Figure 0006976833
ここで、rは、機体の旋回半径である。
タキシー走行で発生した摩耗エネルギーEは、航空機がタキシー走行した時間T(所定時間)で、式A26を積分することにより、式A27で表される。
Figure 0006976833
サンプリング周期をΔTとした場合、式A27は、式A28で近似できる。
Figure 0006976833
処理は、ステップS206に進み、摩耗量予測装置10は、算出した瞬間摩耗エネルギーdEに基づいて、航空機用タイヤの瞬間摩耗量dwearを算出する。例えば、摩耗量予測装置10は、瞬間摩耗エネルギーdEと、摩耗抵抗Rとを用いて、航空機用タイヤの瞬間摩耗量を算出することができる。摩耗抵抗Rは、例えば、平均的なフライト(空港〜空港間)の機体の挙動から算出される1フライトあたりの摩耗エネルギーE’と、1フライトあたり摩耗量w’とを用いて、式A29で表される。つまり、摩耗抵抗Rは、所定の摩耗エネルギーと所定の摩耗量との関係を示すものである。
Figure 0006976833
航空機用タイヤの瞬間摩耗量dwearは、式A30で表される。
Figure 0006976833
摩耗量予測装置10は、ステップS202〜ステップS206の処理を、微小時間dt毎に繰り返し実施することにより、航空機用タイヤの摩耗量wearを算出する。航空機がタキシー走行した時間Tにおける航空機用タイヤの摩耗量wearは、式A31で表される。
Figure 0006976833
(作用効果)
以上説明したように、摩耗量予測装置10は、実際に使用されている航空機用タイヤの内圧、航空機用タイヤにかかる荷重、航空機の速度、航空機用タイヤに発生するスリップ角、及び航空機の制動力に基づいて航空機用タイヤの摩耗量を予測する。これにより、摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤが実際に使用される場面において、航空機用タイヤの摩耗量を精度よく予測することができる。また、航空会社30から取得する情報は、航空機用タイヤにRFタグなどを取り付けることなく、取得できる情報である。すなわち、摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤにRFタグなどを取り付けることなく、航空機用タイヤの摩耗量を精度よく予測することができる。
また、摩耗量予測装置10は、航空機用タイヤが航空機に取り付けられた状態における航空機用タイヤのリブの位置に基づいて、摩耗エネルギーE、摩耗エネルギーE、摩耗エネルギーE、摩耗エネルギーΔE、及び摩耗エネルギーΔEを算出する。リブの位置に応じて、これらの摩耗エネルギーは異なる。本実施形態によれば、摩耗量予測装置10は、リブの位置に応じてこれらの摩耗エネルギーを算出するため、航空機用タイヤの摩耗量を、リブの位置毎に精度よく予測することができる。
上記のように、本発明の実施形態を記載したが、この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例及び運用技術が明らかとなろう。
例えば、摩耗量予測装置10は、航空会社30から航空機の情報を取得するが、これに限定されない。摩耗量予測装置10は、航空会社30以外から航空機の情報を取得してもよい。
10 摩耗量予測装置
11 通信部
12 算出部
13 予測部
20 ネットワーク
30 航空会社
40〜43 航空機用タイヤ
50〜53 リブ
60 周方向溝

Claims (7)

  1. 航空機が前記航空機の動力を用いて地上を走行する状態を示すタキシー走行状態における航空機用タイヤの摩耗量を予測する摩耗量予測方法であって、
    前記タキシー走行状態は、前記航空機用タイヤに制動力が働かずに転動することによって、前記航空機が直進に走行する走行状態を示すフリーローリング走行状態を含み、
    前記航空機用タイヤの内圧と前記フリーローリング走行状態における前記航空機用タイヤの摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記内圧に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出し
    前記航空機用タイヤにかかる荷重と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記荷重に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出し
    前記航空機の速度と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記速度に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出し
    前記航空機用タイヤに発生するスリップ角と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記スリップ角に依存する摩耗エネルギーΔEを算出し、
    前記航空機の制動力と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記制動力に依存する摩耗エネルギーΔEを算出し、
    前記係数と、前記係数と、前記係数と、前記摩耗エネルギーE FR と、前記摩耗エネルギーΔEと、前記摩耗エネルギーΔEと、所定の摩耗エネルギーと所定の摩耗量との関係を示す摩耗抵抗Rとに基づいて、前記航空機用タイヤの摩耗量wearを予測することを特徴とする摩耗量予測方法。
  2. 前記係数と、前記係数と、前記係数と、前記摩耗エネルギーE FR と、前記摩耗エネルギーΔEと、前記摩耗エネルギーΔEとに基づいて、所定時間に発生する前記航空機用タイヤの摩耗エネルギーEを算出し、
    前記摩耗エネルギーEを前記摩耗抵抗Rで除算して、前記航空機用タイヤの摩耗量wearを予測することを特徴とする請求項1に記載の摩耗量予測方法。
  3. 前記航空機用タイヤが前記航空機に取り付けられた状態における前記航空機用タイヤのリブの位置に基づいて、前記係数、前記係数、前記係数、前記摩耗エネルギーΔE、及び前記摩耗エネルギーΔEを算出することを特徴とする請求項1または2に記載の摩耗量予測方法。
  4. 変数iを用いて前記リブの位置を表現した場合、
    前記係数は、以下の式1を用いて算出され、
    Figure 0006976833
    ここで、
    Pは、前記内圧であり、
    、b、cは、定数であり、
    前記係数は、以下の式2を用いて算出され、
    Figure 0006976833
    ここで、
    Lは、前記荷重であり、
    、b、cは、定数であり、
    前記係数は、以下の式3を用いて算出され、
    Figure 0006976833
    ここで、
    Vは、前記速度であり、
    、b、cは、定数であり、
    前記摩耗エネルギーΔEは、以下の式4を用いて算出され、
    Figure 0006976833
    ここで、
    SAは、前記スリップ角であり、
    、b、cは、定数であり、
    前記摩耗エネルギーΔEは、以下の式5を用いて算出され、
    Figure 0006976833
    ここで、
    BRは、前記制動力であり、
    、b、cは、定数であり、
    前記摩耗エネルギーEは、以下の式6を用いて算出され、
    Figure 0006976833
    ここで、
    Δtは、所定時間であり、
    rは、前記航空機の旋回半径であり、
    以下の式(7)を用いて、前記航空機用タイヤの摩耗量wearを予測し、
    Figure 0006976833
    ここで、
    Rは、前記摩耗抵抗である
    ことを特徴とする請求項3に記載の摩耗量予測方法。
  5. 前記内圧及び前記速度を航空会社から取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の摩耗量予測方法。
  6. 航空機が前記航空機の動力を用いて地上を走行する状態を示すタキシー走行状態における航空機用タイヤの摩耗量を予測する摩耗量予測装置であって、
    前記タキシー走行状態は、前記航空機用タイヤに制動力が働かずに転動することによって、前記航空機が直進に走行する走行状態を示すフリーローリング走行状態を含み、
    前記航空機用タイヤの内圧と前記フリーローリング走行状態における前記航空機用タイヤの摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記内圧に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出する算出部と、
    前記航空機用タイヤの摩耗量wearを予測する予測部と、を備え、
    前記算出部は、
    前記航空機用タイヤにかかる荷重と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記荷重に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出し
    前記航空機の速度と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記速度に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出し
    前記航空機用タイヤに発生するスリップ角と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記スリップ角に依存する摩耗エネルギーΔEを算出し、
    前記航空機の制動力と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記制動力に依存する摩耗エネルギーΔEを算出し、
    前記予測部は、前記係数と、前記係数と、前記係数と、前記摩耗エネルギーE FR と、前記摩耗エネルギーΔEと、前記摩耗エネルギーΔEと、所定の摩耗エネルギーと所定の摩耗量との関係を示す摩耗抵抗Rとに基づいて、前記航空機用タイヤの摩耗量wearを予測することを特徴とする摩耗量予測装置。
  7. 航空機が前記航空機の動力を用いて地上を走行する状態を示すタキシー走行状態における航空機用タイヤの摩耗量を予測する摩耗量予測プログラムであって、
    前記タキシー走行状態は、前記航空機用タイヤに制動力が働かずに転動することによって、前記航空機が直進に走行する走行状態を示すフリーローリング走行状態を含み、
    端末装置のコンピュータに、
    前記航空機用タイヤの内圧と前記フリーローリング走行状態における前記航空機用タイヤの摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記内圧に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出するステップと、
    前記航空機用タイヤにかかる荷重と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記荷重に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出するステップと、
    前記航空機の速度と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記速度に依存する摩耗エネルギーを算出するための係数E を算出するステップと、
    前記航空機用タイヤに発生するスリップ角と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記スリップ角に依存する摩耗エネルギーΔEを算出するステップと、
    前記航空機の制動力と前記摩耗エネルギーEFRとに基づいて、前記制動力に依存する摩耗エネルギーΔEを算出するステップと、
    前記係数と、前記係数と、前記係数と、前記摩耗エネルギーE FR と、前記摩耗エネルギーΔEと、前記摩耗エネルギーΔEと、所定の摩耗エネルギーと所定の摩耗量との関係を示す摩耗抵抗Rとに基づいて、前記航空機用タイヤの摩耗量wearを予測するステップと
    を実行させるための摩耗量予測プログラム。
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