JP6974952B2 - 外用組成物 - Google Patents
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項1.
(A)酸性ムコ多糖、
(B)C10〜C24飽和脂肪酸、
(C)高級アルコール、および
(D)アルギニン、アルギニン誘導体、および/またはそれらの塩を含有する外用組成物。
項2.
25℃における粘度が100〜300,000mPa・sである、項1に記載の外用組成物。
項3.
さらに水を30w/w%以上含有する、項1又は2に記載の外用組成物。
項4.
前記酸性ムコ多糖が、ヒアルロン酸、アルギン酸、ヒアルロン酸誘導体、アルギン酸誘導体、ヒアルロン酸の塩、アルギン酸の塩、ヒアルロン酸誘導体の塩、およびアルギン酸誘導体の塩からなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜3のいずれか1項記載の外用組成物。
項5.
前記C10〜C24飽和脂肪酸が、C16〜C22飽和脂肪酸である、項1〜4のいずれか1項記載の外用組成物。
項6.
前記高級アルコールが、C10〜C24脂肪族アルコールである、項1〜5のいずれか1項記載の外用組成物。
項7.
前記アルギニン、アルギニン誘導体、および/またはそれらの塩がL−アルギニン、D−アルギニン、L−アルギニン誘導体、D−アルギニン誘導体、L-アルギニンの塩、D−アルギニンの塩、L-アルギニン誘導体の塩、およびD−アルギニン誘導体の塩からなる群より選択される少なくとも1種である、項1〜6のいずれか1項記載の外用組成物。
項8.
前記酸性ムコ多糖の含有量が0.001〜1w/w%である、項1〜7のいずれか1項記載の外用組成物。
項9.
項1〜8のいずれか1項記載の外用組成物の製造方法であって、
50℃以上に加熱した(B)C10〜C24飽和脂肪酸、および(C)高級アルコールを含む相に、50℃以上に加熱した(A)酸性ムコ多糖および(D)アルギニン、アルギニン誘導体、および/またはそれらの塩を含む相を添加する工程を含む、外用組成物の製造方法。
本発明において、(A)酸性ムコ多糖は、グリコサミノグリカンと同義で用い、動物の結合組織を中心に広く組織に存在する多糖をいう。
例えば、アルギン酸の重量平均分子量の測定方法としては、以下の方法を採用することができる。
アルギン酸(塩)を0.1g取り、蒸留水で0.1%溶液になるように定容して得られたものを分析試料とする。次に、分析試料の100μLをゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定する。GPC操作条件は以下の通りである。分子量算出用の検量線には、標準プルラン(Shodex STANDARD P−82(昭和電工株式会社)を用いる。これより、試料中のアルギン酸(塩)の重量平均分子量を測定することができる。
カラム:
(1)Super AW−L(東ソー株式会社)
(2)TSK−GEL Super AW4000(東ソー株式会社)
排除限界分子量4×105PEO/DMF、長さ15cm、内径6mm、東ソー(株)製
TSK−GEL Super AW2500(東ソー株式会社)
排除限界分子量2×103PEO/DMF、長さ15cm、内径6mm、東ソー(株)製
上記カラムはAW−L、AW4000、AW2500の順で連結する。
カラム温度:40℃
検出器:示差屈折計
移動相:0.2mol/L硝酸ナトリウム水溶液
流速:0.6mL/min
注入量:100μL
((株)紀文フードケミファ)、キミカアルギンIL−2(キミカ)、ダックアルギンNSPH2R(キッコーマンバイオケミファ)などが例示される。
本発明において、(B)C10〜C24飽和脂肪酸は、炭素鎖に二重結合あるいは三重結合を有せず、水素で飽和されており、かつ炭素原子10個〜24個を有する脂肪酸のことである。具体的には、カプリン酸、ウンデシル酸、ラウリン酸、トリデシル酸、ミリスチン酸、ペンタデシル酸、パルミチン酸、マルガリン酸、ステアリン酸、ノナデシル酸、アラキジン酸、ヘンイコシル酸、ベヘン酸、トリコシル酸、またはリグノセリン酸をいう。
本発明において、(C)高級アルコールは、炭素数6以上のアルコールを指し、直鎖状または分枝状の構造のいずれでも良い。高級アルコールとしては、限定はされないが、特には、C10〜C24脂肪族アルコールが好ましい。このようなアルコールには、カプリルアルコール、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール(セタノール)、ステアリルアルコール、オレイルアルコール、またはリノリルアルコール、べへニルアルコールが含まれる。本発明の効果が顕著に現れる観点から、セタノール、ステアリルアルコール、べへニルアルコールが特に好ましい。
本発明において、(D)アルギニン、アルギニン誘導体、および/またはそれらの塩は、L−アルギニンまたはD−アルギニン、またはそれらの誘導体、またはL−アルギニンまたはD−アルギニンの塩、L−アルギニンまたはD−アルギニンの誘導体の塩をいい、これらのうちのいずれでもよい。
(a)トコフェロール類およびその誘導体またはそれらの塩(たとえば、α−トコフェロール、δ−トコフェロール、酢酸−α−トコフェロール、トコトリエノール)、ピロロキノリンキノンおよびその誘導体またはそれらの塩、ユビキノン類およびその誘導体またはそれらの塩、レチノール類およびその誘導体またはそれらの塩、パントテン酸およびその誘導体またはその塩、エリソルビン酸またはそれらの塩、などのビタミン系抗酸化剤;
(b)チオタウリン、システイン、ホモシステイン、アセチルシステイン、メチオニン、チオグリセロール、亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウムピロ亜硫酸ナトリウム、チオレドキシン、ジチオスレイトール、αリポ酸、エルゴチオネイン、グルタチオン、グルタチオンペルオキシダーゼ、グルタチオン−S−トランスフェラーゼ、などの含硫系抗酸化剤;
(c)ジブチルヒドロキシトルエン、ジブチルヒドロキシアニソール、マロン酸ビスエチルヘキシルヒドロキシジメトキシベンジル、マロン酸ジエチルヘキシルシリンギリデン、没食子酸およびその誘導体もしくはそれらの塩、クロロゲン酸およびその誘導体またはそれらの塩、などのフェノール系抗酸化剤;
(d)植物(たとえば、ブドウ、オタネニンジン、コンフリーなど)に由来する成分(たとえば、ブドウ種子エキス、ブドウ葉エキス、オタネニンジンエキス、コンフリー葉エキスなど);プロアントシアニジン、へスペリジン、グルコシルヘスペリジン、フラボノイド、などのポリフェノール系抗酸化剤など。
(a)ハイドロキノンおよびその誘導体またはそれらの塩(たとえばα−アルブチン、β−アルブチン);コウジ酸;エラグ酸;フィチン酸;ルシノール;アスコルビン酸およびその誘導体またはそれらの塩(たとえば、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、テトライソパルミチン酸アスコルビル(テトラ2−ヘキシルデカン酸アスコルビル)、2−O−エチルアスコルビン酸、3−O−エチルアスコルビン酸、アスコルビン酸グルコシドなど)、4−メトキシサリチル酸カリウム塩、トラネキサム酸およびその誘導体またはそれらの塩などのようなチロシナーゼ阻害剤;
(b)カモミラETのようなエンドセリン−1受容体阻害剤;
(c)遊離リノール酸のようなチロシナーゼタンパク質分解促進剤;
(d)アデノシン1リン酸2ナトリウム塩のようなメラニン排出促進剤;
(e)ナイアシンアミドのようなメラニン輸送阻害剤;
(f)その他、美白作用を有する植物成分(たとえば、植物エキスや精油)など。
ンニン酸、クエン酸、乳酸、コハク酸などの有機酸など。
本発明の外用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品や医薬部外品に使用される公知の基剤または担体を含むことができる。基剤または担体は、1種を単独で、または2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明の外用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、化粧品や医薬部外品に添加される公知の添加剤、たとえば、界面活性剤、保存剤、pH調整剤、キレート剤、安定化剤、刺激軽減剤、防腐剤、着色剤などを添加することができる。添加剤は、1種を単独で、または2種以上を組み合わせて使用できる。
(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタンのようなポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル;グリセリンアルキルエーテル;アルキルグルコシド;ポリオキシエチレンセチルエーテルのようなポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ステアリルアミン、オレイルアミンのようなアミン類;ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンのようなシリコーン系界面活性剤などをあげることができる。
本発明の外用組成物は、例えば、油相成分(脂肪酸および高級アルコール)と水相成分(脂肪酸および高級アルコール以外の成分)をそれぞれ秤量し、例えば50℃以上、好ましくは、70〜80℃に加熱し、その後、油相成分に水相成分を徐々に添加して乳化を行い、撹拌し調製し均一な組成物を調製することができる。
本発明の外用組成物は、特に毛髪や皮膚に適用するために用いられる外用組成物の使用の際に望まれる適度な粘性を備えた組成物として調製することができる。本発明の外用組成物の粘度は、特に限定はされないが、例えば、B型粘度計を用いて25℃で測定した場合の粘度が通常100〜300,000mPa・s程度、好ましくは100〜100,000mPa・s程度、より好ましくは200〜50,000mPa・s程度、最も好ましくは、200〜20,000mPa・s程度である。用途によって、100〜5,000mPa・s程度とすることもできる。本発明の外用組成物は、例えば、20,000mPa・s以下の低粘度であっても、優れた水分蒸散防止作用を有し、高い保湿効果を保持することができる。
本発明の外用組成物は、通常pH2〜11の液性を備えていればよいが、皮膚や粘膜に対する低刺激性及び使用感触のよさという観点から、好ましくはpH3〜10、より好ましくはpH4〜9、特に好ましくはpH5〜8である。
本発明の外用組成物は、使用感のよい保湿効果が良好な医薬品、医薬部外品又は化粧品として用いることができるため、保湿効果が期待されるあらゆる皮膚外用剤または毛髪外用剤に用いられる。本発明の外用組成物は、顔や顔の周辺や毛髪に適用することができるため、特に化粧料や毛髪剤に適している。
また、本発明における外用組成物は、各成分を常法に従って、たとえば、混合撹拌することにより調製できる。
なお、表2〜表5、および表8における各成分量の単位は、w/w%である。
表2〜表5の組成に従い、調製した実施例1〜8および比較例1〜7の各外用組成物を50mL容量のヘッドスペースバイアルに50gずつ分注し、密閉し、製造直後の安定性を観察した。ここで、製造直後とは、調製より60分以内の状態をいう。さらに、表2〜3に示す外用組成物について、表1に示すポイントのそれぞれの条件で保存した。
<評価基準>
5点:全く分離しなかった
4点:ほとんど分離しなかった
3点:やや分離した
2点:明らかに分離した
1点:完全に分離した
◎:表1に示すすべての保存条件で、分離も析出もしなかった。
×:60℃1週間経過した時点で分離・析出していた。
結果をそれぞれ表2〜表3中に示す。
健常者の手に、実施例1〜4、実施例6〜8、又は比較例1〜4の外用組成物を塗布し、「塗り伸ばしやすさ」「きしみ」の使用感を、それぞれ塗布中、塗布後の渇き際に観察し、結果を下記の評価基準に従い5段階で評点した。評点の合計及び評価の結果を表2〜表3および表5に示す。
<評価基準>
「使用感」
5点:とても塗り伸ばしやすい
4点:塗り伸ばしやすい
3点:やや塗り伸ばしやすい
2点:やや塗り伸ばしにくい
1点:塗り伸ばしにくい
<評価基準>
「使用感」
5点:きしみがない
4点:きしみが少ない
3点:ややきしみが少ない
2点:ややきしむ
1点:きしむ
健常者の手に、実施例1、3、および4〜6の外用組成物を塗布し、刺激感を、塗布2分後に観察し、結果を下記の評価基準に従い5段階で評点した。評点の合計及び評価の結果を表3および表5に示す。
製造直後の外用組成物を、25℃で1時間恒温化したのち、粘度とpH測定を行った。粘度はVISCOMETER TV−10M(東洋産業)を用いて、測定条件としてはSTOP TIMEは60秒で測定を行った。ROTOR NOとSPEEDについては表2に記載した。pHはpH METER F−52(HORIBA)を用いて測定を行った。
実施例1の外用組成物、乳液(ロート製薬株式会社製)、クリーム(ロート製薬株式会社製)を28.6mmサイズのセルロース膜(日本メデカルサイエンス社製)にそれぞれ均一に70mgずつ塗布した。ここで、乳液は、ヒアルロン酸ナトリウムおよび高級アルコールを含むが、アルギニンやその塩またはその誘導体を含まず、C10〜C24飽和脂肪酸を含まないものである。ここで、クリームは、高級アルコールを含むが、酸性ムコ多糖、アルギニンやその塩またはその誘導体、およびC10〜C24飽和脂肪酸を含まないものである。アルギニン誘導体塗布処理したセルロース膜を10mlの水を入れた透明バイアル(30ml容量)の口に取り付け、30℃75%RH、24時間放置した。24時間経過後に、バイアル中の水分量を測定することによって、水分蒸散量を検出した。その結果を、表6に、無塗布の場合の水分蒸散量を100%とした割合で示す。それぞれの値は以下の式に従って算出した。
(式1) 水分蒸散量の相対比(%)=(各化粧料塗布時の水分蒸散量/無塗布時の水分蒸散量)×100
下記表8に処方例を示す。処方例1〜6は、いずれもO/W型乳化液剤の外用組成物である。処方例中の含有量はいずれもw/w%である。
処方例1(化粧水)
アラントイン 0.2
トラネキサム酸 2
サリチル酸 0.05
1,3-ブチレングリコール 5
ジプロピレングリコール 2
パルミチン酸 1.5
アルギニン 0.5
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
セタノール 2.5
イノシトール 0.1
無水エタノール 7
加水分解ヒアルロン酸 0.05
ジメチルポリシロキサン 5
コハク酸ジエトキシエチル 0.5
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ポリエチレングリコール1540 1
精製水 残量
合計 100w/w%
3-O-エチルアスコルビン酸 1
グリセリン 5
ジプロピレングリコール 2
ステアリン酸 1.5
アルギニン 0.5
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1
ステアリルアルコール 2.5
トコフェロール 0.1
無水エタノール 5
メチルポリシロキサン 3
ポリオキシプロピレンメチルグルコシド 0.5
アセチル化ヒアルロン酸ナトリウム 0.01
ポリエチレングリコール1500 1
ヒドロキシエチルセルロース 0.05
精製水 残量
合計 100w/w%
グリチルリチン酸ジカリウム 0.1
L-アスコルビン酸 2-グルコシド 2
ジプロピレングリコール 3
パルミチン酸 1.3
アルギニン 0.5
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
セタノール 2
ステアリン酸 0.2
ステアリルアルコール 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
トコフェロール 0.1
ジメチルポリシロキサン 3
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル 1
流動パラフィン 2
スクワラン 1
加水分解ヒアルロン酸 0.05
無水エタノール 5
精製水 残量
合計 100w/w%
ジプロピレングリコール 5
パルミチン酸 1.3
アルギニン 0.5
アルギン酸ナトリウム 0.1
セタノール 2
ステアリン酸 0.2
ステアリルアルコール 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.2
イソノナン酸イソノニル 1
メチルポリシロキサン 3
メドウフォーム油 1
流動パラフィン 2
スクワラン 0.5
ベヘニルアルコール 0.2
α-オレフィンオリゴマー 0.5
精製水 残量
合計 100w/w%
トラネキサム酸 2
ジプロピレングリコール 4
ジグリセリン 4
パルミチン酸 1.3
塩化ナトリウム 0.06
アルギニン 0.5
セタノール 2.5
ステアリン酸 0.2
ステアリルアルコール 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.1
フィトステロール 0.1
ジメチルポリシロキサン 1
ワセリン 4
トリ(カプリル・カプリン・ミリスチン・ステアリンサン)グリセリド 1
コラーゲン・トリぺプチドF 0.1
キサンタンガム 0.1
プルラン 0.5
精製水 残量
合計 100w/w%
イプシロンーアミノカプロン酸 0.1
イソプロピルメチルフェノール 0.1
ジプロピレングリコール 5
グリセリン 2
パルミチン酸 1.3
ヒアルロン酸ナトリウム 0.05
アルギニン 0.5
セタノール 2.5
ステアリン酸 0.2
ステアリルアルコール 0.2
カルボキシビニルポリマー 0.1
トコフェロール 0.1
ジメチルポリシロキサン 3
ワセリン 3
シア脂 1
加水分解ヒアルロン酸 0.05
無水エタノール 5
キサンタンガム 0.1
精製水 残量
合計 100w/w%
Claims (10)
- (A)酸性ムコ多糖又はその塩 0.05〜0.8w/w%、
(B)C10〜C24飽和脂肪酸、
(C)高級アルコール、及び
(D)アルギニン又はその塩
を含有し、該(B)成分と該(D)成分との質量比が、1:0.2〜3であり、25℃における粘度が200〜20,000mPa・sである、外用組成物(但し、スレオニン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン酸又はその塩、リジン又はその塩、及び加水分解シルクを含有する外用組成物を除く)。 - さらに水を30w/w%以上含有する、請求項1に記載の外用組成物。
- 前記(A)酸性ムコ多糖又はその塩が、ヒアルロン酸及びその塩、加水分解ヒアルロン酸及びその塩、アセチル化ヒアルロン酸及びその塩、並びにアルギン酸及びその塩からなる群より選択される少なくとも1種である、請求項1又は2に記載の外用組成物。
- 前記(C)高級アルコールが、C10〜C24脂肪族アルコールである、請求項1〜3のいずれか1項記載の外用組成物。
- 前記(B)成分と前記(C)成分の炭素数が一致している成分が含まれている、請求項1〜4のいずれか1項記載の外用組成物。
- 前記(B)成分の含有量が0.01〜8w/w%である、請求項1〜5のいずれか1項記載の外用組成物。
- 前記(C)成分の含有量が0.01〜10w/w%である、請求項1〜6のいずれか1項記載の外用組成物。
- 前記(D)成分の含有量が0.005〜4w/w%である、請求項1〜7のいずれか1項記載の外用組成物。
- 前記(A)成分と前記(B)成分との質量比が、1:1〜100である、請求項1〜8のいずれか1項記載の外用組成物。
- (A)酸性ムコ多糖又はその塩 0.05〜0.8w/w%、
(B)C10〜C24飽和脂肪酸、
(C)高級アルコール、及び
(D)アルギニン又はその塩
を含有し、該(B)成分と該(D)成分との質量比が、1:0.2〜3であり、25℃における粘度が200〜20,000mPa・sとなるような外用組成物を調製することによって、該外用組成物に、皮膚塗布時における水分蒸散防止作用を付与する方法(但し、該外用組成物は、スレオニン、ロイシン、イソロイシン、アスパラギン酸又はその塩、リジン又はその塩、及び加水分解シルクを含有する外用組成物を除く)。
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