JP6974207B2 - コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、コネクタに関する。
従来、コネクタとして、電線と当該電線の導体部に接続された端子部とを有する電線付端子を備えるものが知られている。この種の電線付端子としては、特許文献1に開示されたものが提案されている。この特許文献1では、電線の導体部と端子部との接続部に封止樹脂を塗布して硬化させることで、導体部と端子部との接続部に防水・防食処理を施している。
特開2016−225171号公報
しかしながら、前記従来の技術では、防水・防食処理を施すために、電線の導体部と端子部との接続部に封止樹脂を塗布する必要があるため、防水・防食処理に手間がかかってしまう。
そこで、本発明は、前記した課題を解決すべくなされたものであり、より容易に電線付端子の防水・防食性を向上させることができるコネクタを提供することを目的とする。
本発明のコネクタは、相手側嵌合体が嵌合可能な空間部が形成されたハウジングと、電線と前記電線の導体部に接続された端子部とを有し、前記空間部に収容される電線付端子と、前記空間部内に初期位置と完了位置との間でスライド可能に配置され、前記相手側嵌合体により押圧される被押圧体と、を備え、前記端子部は、前記相手側嵌合体の第2接点部に係止される第1接点部と、前記電線の導体部に接続される接続部と、を備えており、前記被押圧体は、一側が前記相手側嵌合体により押圧されるムービングプレートと、前記ムービングプレートの他側に設けられる弾性体と、を備えており、前記ムービングプレートには、前記第1接点部の先端が他側から挿入される挿入孔が形成されており、前記弾性体には、少なくとも前記第1接点部が前記挿入孔に挿入された状態において、前記挿入孔に連通する貫通孔が形成されており、前記弾性体は、前記貫通孔が拡大するように弾性変形し得る構成をしており、前記被押圧体を前記初期位置から前記完了位置までスライドさせた際に、前記弾性体が前記電線付端子の前記接続部を含む領域を覆うようにしている。
本発明によれば、相手側嵌合体をハウジングに嵌合させて、第1接点部を第2接点部に嵌合させることで、弾性体が電線付端子の接続部を含む領域を覆うようにしたため、より容易にコネクタの防水・防食性を向上させることができる。
本発明の第1実施形態を示す図であって、互いに嵌合させる前におけるオスコネクタ部とメスコネクタ部の断面図である。 本発明の第1実施形態を示す図であって、互いに嵌合させた状態におけるオスコネクタ部とメスコネクタ部の断面図である。 本発明の第1実施形態を示す図であって、被押圧体の斜視図である。 本発明の第1実施形態を示す図であって、被押圧体が配置されたオスコネクタハウジングの斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す図であって、互いに嵌合させた状態におけるオスコネクタ部とメスコネクタ部の断面図である。 本発明の第2実施形態を示す図であって、被押圧体の斜視図である。 本発明の第2実施形態を示す図であって、被押圧体が配置されたオスコネクタハウジングの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
なお、以下では、コネクタとして、メスコネクタ部30が嵌合するオスコネクタ部20を例示する。
また、以下の複数の実施形態には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、それら同様の構成要素には共通の符号を付与するとともに、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
本実施形態では、オスコネクタ部20とメスコネクタ部(相手側嵌合体)30とで構成されるコネクタ10について説明する。
オスコネクタ部20は、図1、図2および図4に示すように、第1コネクタハウジングであるオスコネクタハウジング210を備えている。
このオスコネクタハウジング210は、図4に示すように、略直方体状をしており、例えば、合成樹脂を用いて形成することができる。また、オスコネクタハウジング210は、天壁211と、底壁212と、天壁211および底壁212の幅方向両端にそれぞれ連設される一対の側壁213,213と、を備えている。
そして、このオスコネクタハウジング210内には、両端が開口する空間部215が形成されている。
この空間部215は、オスコネクタハウジング210の隔壁214によって仕切られた複数(本実施形態では3つ)の端子収容空間216を備えている。さらに、空間部215は、端子収容空間216に連通し、相手側嵌合体であるメスコネクタ部30のメスコネクタハウジング310が挿入される相手側嵌合体挿入空間217を備えている。
そして、空間部215の端子収容空間216側には、3つの電線引出口215bが形成されており、電線付オス端子220のオス端子部(端子部)240が電線引出口215bから端子収容空間216内に挿入されるようになっている。このとき、1つの端子収容空間216には1つの電線付オス端子220のオス端子部240が収容されるようになっている。
また、本実施形態では、底壁212における端子収容空間216を画成する部位には、天壁211に向けて突出する係止突部(係止部)218がそれぞれ設けられている。この係止突部218は弾性変形可能に形成されている。本実施形態では、係止突部218は、電線引出口215b側から奥側(相手側嵌合体挿入空間217側)に向かうにつれて上方(天壁211側)に位置するように傾斜した傾斜面218aを備えている。さらに、係止突部218は、傾斜面218aよりも奥側に位置し、上方に向けて略垂直に延設された垂直面218bと、傾斜面218aの上端と垂直面218bの上端とを連接する段差面218cと、を備えている。そして、端子収容空間216内に収容された電線付オス端子220のオス端子部240が段差面218cに係止されることで、電線付オス端子220が抜ける方向に移動してしまうのを規制している。なお、端子収容空間216内に収容された電線付オス端子220の規制(位置決め)方法は、これに限られるものではなく、従来公知の様々な方法を用いることができる。
また、空間部215の相手側嵌合体挿入空間217側には、メスコネクタハウジング310が挿入される相手側嵌合体挿入口215aが形成されている。
電線付オス端子220は、略円柱状の電線230と、この電線230の導体部231に電気的に接続されるオス端子部240とを備えている。
電線230は、導体部231と、導体部231の外周を覆う絶縁性の被覆部232と、を備えており、導体部231の被覆部232に覆われていない部位(露出部位)にオス端子部240が接続されている。なお、導体部231は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウムを基材とした合金等で形成することができる。
オス端子部240は、相手側嵌合体の第2接点部(後述する箱部341)に接触するタブ部(第1接点部)241と、電線230の導体部231に圧着されて、導体部231に電気的に接続される導体圧着部(接続部)242と、を備えている。さらに、オス端子部240は、電線230の被覆部232に圧着されて電線230を保持する電線保持部243を備えている。
なお、導体部231とオス端子部240は、同種の金属(例えば、双方共にアルミニウム、銅、銅合金等)あるいは異種の金属(例えば、アルミニウム、銅、銅合金等の組み合わせ)で構成することができる。
ここで、導体部231とオス端子部240とが異種金属で構成される場合、接続部分(導体圧着部242)に水や薬品が付着すると、導体部231やオス端子部240にガルバニック腐食(電解腐食)が発生し、電線付オス端子220を劣化させてしまう。
そのため、導体部231とオス端子部240とが異種金属で構成される場合には、導体圧着部242に防水・防食処理を施すのが好ましい。本実施形態では、後述する被押圧体40用いることで、導体圧着部242の防水・防食性を高めている。
一方、メスコネクタ部30は、図1および図2に示すように、第2コネクタハウジングであるメスコネクタハウジング310を備えている。
このメスコネクタハウジング310は、図1および図2に示すように、略直方体状をしており、例えば、合成樹脂を用いて形成することができる。また、メスコネクタハウジング310は、天壁311と、底壁312と、天壁311および底壁312の幅方向両端にそれぞれ連設される一対の側壁313,313と、を備えている。
そして、このメスコネクタハウジング310内には、隔壁314によって仕切られ、両端が開口する複数(本実施形態では3つ)の端子収容空間315が形成されている。
そして、各端子収容空間315におけるオスコネクタ部20と対向する側には、タブ部241が挿入される端子挿入口315aがそれぞれ形成されている。また、各端子収容空間315における端子挿入口315aとは反対側には、電線引出口315bが形成されており、電線付メス端子320のメス端子部(相手側端子部)340が電線引出口315bから端子収容空間315内に挿入されるようになっている。このとき、1つの端子収容空間315には1つの電線付メス端子320のメス端子部340が収容されるようになっている。
なお、図示省略したが、メスコネクタ部30においても、従来公知の方法により、端子収容空間315内に収容された電線付メス端子320の規制(位置決め)が行われている。
電線付メス端子320は、略円柱状の電線330と、この電線330の導体部331に電気的に接続されるメス端子部340とを備えている。
電線330は、導体部331と、導体部331の外周を覆う絶縁性の被覆部332と、を備えており、導体部331の被覆部332に覆われていない部位(露出部位)にメス端子部340が接続されている。なお、導体部331は、例えば、アルミニウムまたはアルミニウムを基材とした合金等で形成することができる。
メス端子部340は、オスコネクタ部20のタブ部(第1接点部)241が係止される箱部(第2接点部)341と、電線330の導体部331に圧着されて、導体部331に電気的に接続される導体圧着部(接続部)342と、を備えている。さらに、メス端子部340は、電線330の被覆部332に圧着されて電線330を保持する電線保持部343を備えている。
なお、タブ部(第1接点部)241と箱部(第2接点部)341との係止は、例えば、箱部341に設けた弾性撓み部と箱部341の底壁とでタブ部241を挟持する等、従来公知の方法で行うことができる。
また、導体部331とメス端子部340は、同種の金属(例えば、双方共にアルミニウム、銅、銅合金等)あるいは異種の金属(例えば、アルミニウム、銅、銅合金等の組み合わせ)で構成することができる。
ここで、導体部331とメス端子部340とが異種金属で構成される場合には、導体圧着部342に封止樹脂を塗布する等により、防水・防食処理を施すのが好ましい。
また、本実施形態では、オスコネクタハウジング210の空間部215内に、メスコネクタ部(相手側嵌合体)30により押圧される被押圧体40が配置されている。この被押圧体40は、初期位置と完了位置との間でスライドできるように空間部215内に配置されている。なお、本実施形態では、図1に示す状態(タブ部241の先端が被押圧体40のムービングプレート410に形成された挿入孔411に挿入された状態)を初期位置としている。この初期位置は、適宜設定することができる。また、図2に示す状態(被押圧体40のムービングプレート410が相手側嵌合体挿入空間217の最奥部まで移動した状態)を完了位置としている。この完了位置も、適宜設定することができる。
被押圧体40は、一側(相手側嵌合体挿入口215a側)がメスコネクタ部(相手側嵌合体)30により押圧されるムービングプレート410を備えている。
ムービングプレート410は、例えば、空間部215が形成されたオスコネクタハウジング210と同様の樹脂で形成することができ、周縁部412が相手側嵌合体挿入空間217の内面に摺接するようになっている。このムービングプレート410は、メスコネクタ部(相手側嵌合体)30により押圧された際に、電線引出口215b側にスムーズに移動(スライド)できるように、剛性を有しているのが好ましい。
そして、ムービングプレート410には、相手側嵌合体挿入空間217内に配置した状態で、各端子収容空間216内にそれぞれ挿入されたオス端子部240のタブ部241と対向する部位に、挿入孔411が形成されている。この挿入孔411は、タブ部241の輪郭形状とほぼ同じ形状をしており、タブ部241の先端が他側(電線引出口215b側)から挿入孔411に挿入されている。
また、本実施形態では、被押圧体40は、ムービングプレート410の他側(電線引出口215b側)に設けられる弾性体420を備えている。この弾性体420は、例えば、シリコンゴムを用いて形成することができ、ムービングプレート410に一体に形成されている。また、本実施形態では、ムービングプレート410に3つの弾性体420を設け、それぞれの弾性体420が対応する端子収容空間216内に挿入されるようにしている。
また、各弾性体420には、ムービングプレート410の挿入孔411に連通し、タブ部241が挿入される貫通孔421が形成されている。この貫通孔421は、図3に示すように予め形成されていてもよい。また、被押圧体40を初期位置に配置する際にタブ部241によって貫通孔421が形成されるようにしてもよい。すなわち、弾性体420には、少なくともタブ部(第1接点部)241が挿入孔411に挿入された状態において、挿入孔411に連通する貫通孔421が形成されていればよい。
さらに、本実施形態では、弾性体420は、貫通孔421が拡大するように弾性変形し得る構成をしている。すなわち、被押圧体40を初期位置から完了位置までスライドさせた際に、タブ部241よりも大径の部位がある場合、貫通孔421が大径の部位の輪郭形状に合うように弾性変形して、貫通孔421の径を拡大させることができるようになっている。なお、本実施形態のように、電線付オス端子220の径が段差状に変化する場合、貫通孔421の先端側に、先端に向かうにつれて拡径するテーパ部を設けるようにしてもよい。こうすれば、よりスムーズに貫通孔421を大径の部位の輪郭形状に合うように弾性変形させることができる。また、電線付オス端子220側に、弾性体40の移動時における貫通孔421の拡径を補助する補助部材(例えば、貫通孔421を徐々に拡径させるようにするテーパ状の部材)を設けるようにしてもよい。
そして、被押圧体40を初期位置から完了位置までスライドさせた際に、弾性体40が電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を含む領域を覆うようにしている(図2参照)。なお、図示省略したが、被押圧体40が電線230の導体部231の露出部分、導体圧着部(接続部)242および電線保持部243の全体を覆うようにするのがより好ましい。
以上説明したように、本実施形態にかかるオスコネクタ部(コネクタ)20は、メスコネクタ部(相手側嵌合体)30が嵌合可能な空間部215が形成されたオスコネクタハウジング(ハウジング)210を備えている。また、オスコネクタ部20は、電線230と電線230の導体部231に接続されたオス端子部(端子部)240とを有し、空間部215に収容される電線付オス端子(電線付端子)220を備えている。さらに、オスコネクタ部20は、空間部215内に初期位置と完了位置との間でスライド可能に配置され、メスコネクタ部30により押圧される被押圧体40を備えている。
また、オス端子部(端子部)240は、メスコネクタ部30の箱部(第2接点部)341に係止されるタブ部(第1接点部)241と、電線230の導体部231に接続される導体圧着部(接続部)242と、を備えている。
また、被押圧体40は、一側がメスコネクタ部30により押圧されるムービングプレート410と、ムービングプレート410の他側に設けられる弾性体420と、を備えている。
また、ムービングプレート410には、タブ部241の先端が他側から挿入される挿入孔411が形成されており、弾性体420には、少なくともタブ部241が挿入孔411に挿入された状態において、挿入孔411に連通する貫通孔421が形成されている。
また、弾性体420は、貫通孔421が拡大するように弾性変形し得る構成をしている。
そして、被押圧体40を初期位置から完了位置までスライドさせた際に、弾性体40が電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を含む領域を覆うようにした。
このように、メスコネクタ部30をオスコネクタハウジング210に嵌合させ、タブ部241を箱部341に嵌合させることで、弾性体420が電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を含む領域を覆うようにした。そのため、より容易にオスコネクタ部20の防水・防食性を向上させることができる。
また、タブ部241を箱部341に嵌合させることで、弾性体420が電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を含む領域を覆うようにした。こうすることで、電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242に防水・防食処理を施すことを忘れてしまうのを抑制することができる。
また、オスコネクタハウジング210には、複数の電線付オス端子220が収容されており、ムービングプレート410の他側には弾性体420が少なくとも1つ形成されるようにしてもよい。
そして、少なくとも1つの電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を含む領域が弾性体420により覆われるようにしてもよい。
こうすれば、防水・防食処理が必要な電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を選択的に弾性体420で覆うことができるため、導体圧着部(接続部)242の防水・防食処理が必要な電線付オス端子220の防水・防食性を向上させることができる。
また、ムービングプレート410の他側に、弾性体420を、オスコネクタハウジング210に収容される電線付オス端子220の数と同数形成してもよい。
そして、オスコネクタハウジング210に収容される各電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242を含む領域が弾性体420により覆われるようにしてもよい。
こうすれば、メスコネクタ部30をオスコネクタハウジング210に嵌合させ、タブ部241を箱部341に嵌合させるだけで、複数の電線付オス端子220の導体圧着部(接続部)242が弾性体420で覆われるため、製造効率をより向上させることができる。
(第2実施形態)
本実施形態では、オスコネクタ部20Aとメスコネクタ部(相手側嵌合体)30Aとで構成されるコネクタ10Aについて説明する。
オスコネクタ部20Aは、図5、図7に示すように、第1コネクタハウジングであるオスコネクタハウジング210を備えている。
このオスコネクタハウジング210は、図7に示すように、略直方体状をしており、例えば、合成樹脂を用いて形成することができる。また、オスコネクタハウジング210は、天壁211と、底壁212と、天壁211および底壁212の幅方向両端にそれぞれ連設される一対の側壁213,213と、を備えている。
そして、このオスコネクタハウジング210内には、両端が開口する空間部215が形成されている。
この空間部215は、オスコネクタハウジング210の隔壁214および隔壁219によって仕切られた複数(本実施形態では6つ)の端子収容空間216を備えている。さらに、空間部215は、端子収容空間216に連通し、相手側嵌合体であるメスコネクタ部30のメスコネクタハウジング310が挿入される相手側嵌合体挿入空間217を備えている。
また、本実施形態では、隔壁219における端子収容空間216を画成する部位の両面に、天壁211または底壁212に向けて突出する係止突部(係止部)218がそれぞれ設けられている。
一方、メスコネクタ部30Aは、図5に示すように、第2コネクタハウジングであるメスコネクタハウジング310を備えている。
このメスコネクタハウジング310は、天壁311と、底壁312と、天壁311および底壁312の幅方向両端にそれぞれ連設される一対の側壁313,313と、を備えている。
そして、このメスコネクタハウジング310内には、隔壁314および隔壁416によって仕切られ、両端が開口する複数(本実施形態では6つ)の端子収容空間315が形成されている。
また、本実施形態では、オスコネクタハウジング210の空間部215内に、メスコネクタ部(相手側嵌合体)30Aにより押圧される被押圧体40Aが配置されている。この被押圧体40Aも、初期位置と完了位置との間でスライドできるように空間部215内に配置されている。
被押圧体40は、一側(相手側嵌合体挿入口215a側)がメスコネクタ部(相手側嵌合体)30Aにより押圧されるムービングプレート410を備えている。
そして、ムービングプレート410には、相手側嵌合体挿入空間217内に配置した状態で、各端子収容空間216内にそれぞれ挿入されたオス端子部240のタブ部241と対向する部位に、挿入孔411が形成されている。
また、本実施形態では、被押圧体40Aは、ムービングプレート410の他側(電線引出口215b側)に設けられる弾性体420を備えている。本実施形態では、ムービングプレート410に6つの弾性体420を設け、それぞれの弾性体420が対応する端子収容空間216内に挿入されるようにしている。
以上の本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の作用、効果を奏することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず、種々の変形が可能である。
例えば、上記各実施形態では、相手側嵌合体として、電線付メス端子320が収容されるメスコネクタ部30,30Aを例示したが、電気機器等の回路基板に接続される嵌合体を相手側嵌合体としてもよい。
また、上記各実施形態では、3つまたは6つの電線付オス端子220が収容されるオスコネクタハウジング210を例示したが、オスコネクタハウジングは、1つの電線付オス端子220が収容されるものであってもよい。また、2つ以上の任意の数の電線付オス端子220が収容されるものであってもよい。
また、様々な種類の電線を用いることができる。
また、相手側嵌合体や被押圧体、その他細部のスペック(形状、大きさ、レイアウト等)も適宜に変更可能である。
20,20A オスコネクタ部(コネクタ)
210 オスコネクタハウジング(ハウジング)
215 空間部
220 電線付オス端子(電線付端子)
230 電線
231 導体部
232 被覆部
240 オス端子部(端子部)
241 タブ部(第1接点部)
242 導体圧着部(接続部)
30,30A メスコネクタ部(相手側嵌合体)
341 箱部(第2接点部)
40,40A 被押圧体
410 ムービングプレート
411 貫通孔
420 弾性体
421 貫通孔

Claims (3)

  1. 相手側嵌合体が嵌合可能な空間部が形成されたハウジングと、
    電線と前記電線の導体部に接続された端子部とを有し、前記空間部に収容される電線付端子と、
    前記空間部内に初期位置と完了位置との間でスライド可能に配置され、前記相手側嵌合体により押圧される被押圧体と、
    を備え、
    前記端子部は、前記相手側嵌合体の第2接点部に係止される第1接点部と、前記電線の導体部に接続される接続部と、を備えており、
    前記被押圧体は、一側が前記相手側嵌合体により押圧されるムービングプレートと、前記ムービングプレートの他側に設けられる弾性体と、を備えており、
    前記ムービングプレートには、前記第1接点部の先端が他側から挿入される挿入孔が形成されており、
    前記弾性体には、少なくとも前記第1接点部が前記挿入孔に挿入された状態において、前記挿入孔に連通する貫通孔が形成されており、
    前記弾性体は、前記貫通孔が拡大するように弾性変形し得る構成をしており、
    前記被押圧体を前記初期位置から前記完了位置までスライドさせた際に、前記弾性体が前記電線付端子の前記接続部を含む領域を覆うことを特徴とするコネクタ。
  2. 前記ハウジングには、複数の前記電線付端子が収容されており、
    前記ムービングプレートの他側には前記弾性体が少なくとも1つ形成されており、
    少なくとも1つの電線付端子の前記接続部を含む領域が前記弾性体により覆われることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
  3. 前記ムービングプレートの他側には、前記弾性体が、前記ハウジングに収容される電線付端子の数と同数形成されており、
    前記ハウジングに収容される各電線付端子の前記接続部を含む領域が前記弾性体により覆われることを特徴とする請求項2に記載のコネクタ。
JP2018026290A 2018-02-16 2018-02-16 コネクタ Active JP6974207B2 (ja)

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