JP6970846B1 - 予定設定システム、予定設定サーバ、及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】イベントに参加するメンバの予定の設定を迅速に行うこと。【解決手段】本開示の一態様に係る予定設定システムは、取得された予定情報に含まれるイベントの種類が半固定であり、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、イベントの希望日時、又は変動予定の希望日時を予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、イベントの希望日時、又は変動予定の希望日時をスライドした結果、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした希望日時に変動予定を設定し、変動予定を所定のタイミングで、希望日時の確定予定に設定する。【選択図】図2

Description

本開示は、予定設定システム、予定設定サーバ、及びプログラムに関する。
従来、会議、定例会や作業等のイベントに参加するメンバの予定を調整する技術が提供されている。このような技術において、各メンバの予定の管理作業を支援するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−004307号公報
しかしながら、メンバの予定が確定した後に、新たなイベントを受け付けた場合には、イベントの希望日時と、確定していた予定の希望日時と、が重複する場合がある。このような場合には、確定していた予定を含めてイベントに参加するメンバの予定を再スケジューリングしなければならず、予定の設定に時間がかかる。
そこで本開示は、イベントに参加するメンバの予定の設定を迅速に行うことができる予定設定システム、予定設定サーバ、予定設定方法及びプログラムを提供することを目的の1つとする。
本開示の一態様に係る予定設定システムは、イベントに参加するメンバの情報、前記イベントの希望日時の情報、前記イベントの種類の情報、を含む予定情報を取得する取得部と、前記予定情報に基づき、確定予定又は変動予定を含む予定を設定する制御部と、を備え、前記制御部は、前記イベントの種類が第1の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しない場合には、前記予定情報に含まれる前記希望日時に確定予定を設定し、前記イベントの種類が第2の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない場合には、前記希望日時に変動予定を設定し、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時を予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定し、前記変動予定を所定のタイミングで、前記希望日時の確定予定に設定する。
本開示の一態様によれば、イベントに参加するメンバの予定の設定を迅速に行うことができる。
図1は、一実施形態に係る予定設定システムの概略構成の一例を示す図である。 図2は、一実施形態に係る予定設定方法による予定設定処理のフローチャートの一例を示す図である。 図3は、図2で実行される第1調整処理のフローチャートの一例を示す図である。 図4は、各メンバのまとまった空き時間が最大となる希望日時にイベントの変動予定を設定する一例を示す図である。 図5は、図2で実行される第2調整処理のフローチャートの一例を示す図である。 図6は、一実施形態に係る予定設定方法による確定予定設定処理のフローチャートの一例を示す図である。 図7は、イベントに参加するメンバの予定の一例を示す図である。 図8は、設定済みの変動予定の希望日時をスライドして変動予定の希望日時を再び設定する例を示す図である。 図9は、イベントの希望日時をスライドして変動予定の希望日時を設定する例を示す図である。 図10は、ToDo形式で入力されたリスト情報の一例を示す図である。 図11は、一実施形態に係る予定設定サーバの機能構成の一例を示す図である。 図12は、一実施形態に係る予定設定サーバなどのハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、本開示の実施形態について添付図面を参照して詳細に説明する。以下の説明では、同一の部には同一の符号が付される。同一の部は名称、機能などが同じであるため、詳細な説明は繰り返さない。
(予定設定システム)
図1は、一実施形態に係る予定設定システムの概略構成の一例を示す図である。図1に示す予定設定システム1は、デバイス10と、予定設定サーバ20と、を含む。
デバイス10は、携帯電話、スマートフォン、タブレット型端末などの携帯端末(移動通信端末)であってもよいし、パソコン(Personal Computer(PC))、サーバなどの固定通信端末であってもよい。つまり、本開示におけるデバイス10は、通信デバイスで読み替えることができる。
デバイス10は、有線及び/又は無線(例えば、Long Term Evolution(LTE)、5th Generation New Radio(5G NR)、Wi−Fi(登録商標)など)を介して、ネットワーク(インターネットなど)と通信してもよい。
予定設定サーバ20は、パソコン(Personal Computer(PC))、サーバなどの固定通信端末であってもよい。予定設定サーバ20は、デバイス10に入力されたユーザの予定情報を取得するためのサーバであってもよい。また、予定設定サーバ20は、デバイス10を使用せずに、ユーザの操作に応じて入力された予定情報を直接取得してもよい。なお、本開示のサーバは、装置、デバイス、回路などで読み替えられてもよい。
デバイス10など各装置の機能構成及びハードウェア構成の一例については、後述する。
なお、当該システム構成は一例であり、これに限られない。例えば、各装置は、図1ではそれぞれ1つずつ含まれる構成としたが、各機器の数はこれに限られず、複数存在してもよい。予定設定システム1は、一部の装置を含まない構成としてもよいし、1つの装置の機能が複数の装置により実現される構成としてもよい。
複数の装置の機能が1つの装置により実現される構成としてもよい。例えば、デバイス10と、予定設定サーバ20と、が1つのサーバ上で実装されてもよい。
(予定設定方法)
本開示の一実施形態に係る予定設定方法について、以下で説明する。各予定設定方法は、上述の予定設定システム1に適用されてもよい。
<予定の設定>
図2は、一実施形態に係る予定設定方法による予定設定処理のフローチャートの一例を示す図である。
まず、予定設定サーバ20は、予定情報を取得する。予定情報は、ユーザの操作に基づきデバイス10に入力されたイベントの情報である。予定情報は、イベントに参加するメンバの情報、イベントの希望日時の情報、及びイベントの種類の情報、を含む。予定情報は、イベントに参加するメンバの情報、イベントの希望日時の情報、及びイベントの種類の情報以外の情報を含んでもよい。
ユーザは、イベントに参加するメンバと読み替えることができる。イベントに参加するメンバは、デバイス10に予定情報を入力するユーザ以外の者であってもよい。イベントは、打合せ、定例会又は会議等の予定である。イベントは、ユーザの作業、コンベンション、大会、議会等の予定であってもよい。
メンバの情報は、複数のメンバを一意に識別できる情報である。メンバの情報は、例えばメンバの氏、名、氏名、ニックネーム、英数字、又は識別記号であってもよい。
希望日時の情報は、イベントの開催を希望する日時である。希望日時の情報は、イベントを開催する日付、開始時間、開催時間帯、イベントの開始から終了までの時間、又は曜日の情報であってもよい。
希望日時の情報には、イベントの作業時間が含まれる。作業時間とは、イベントを行うのに必要と見込まれる時間をいう。作業時間は、例えば、年、月、日、時、分、秒単位で設定してもよい。希望日時の情報には、作業期限の情報を含んでいてもよい。作業期限とは、イベントが行われる最終の日時をいう。
イベントの種類の情報は、少なくとも2種類以上のイベントを任意に設定することができる。イベントの種類には、第1の種類、又は第2の種類を含めてもよい。イベントの種類には、3つ以上の種類を含めてもよい。本開示においては、第1の種類のイベントを「固定(確定イベント)」とも呼び、第2の種類のイベントを「半固定(変動イベント)」とも呼ぶ。
予定設定サーバ20は、取得した予定情報に基づき、確定予定、又は変動予定を含む予定を設定する。予定設定サーバ20は、イベントの種類が固定である場合には、希望日時に確定予定を設定し、イベントの種類が半固定である場合には、希望日時に変動予定を設定してもよい。確定予定の希望日時、及び変動予定の希望日時の情報は、予定設定サーバ20にメンバ毎に記憶されてもよい。確定予定の希望日時、及び変動予定の希望日時の情報は、デバイス10にメンバ毎に記憶されてもよい。確定予定の希望日時、及び変動予定の希望日時の情報は、図1に図示しない他の装置に記憶されてもよい。
確定予定とは、イベントを開催する日時を、希望日時に基づいて固定させる予定である。確定予定の希望日時は、確定予定又は他の変動予定の影響に基づいて、スライドされない。即ち、確定予定の希望日時は、一度設定されると変更されない。確定予定が設定された場合には、イベントが開催される日時が固定されてもよい。変動予定とは、イベントを開催する日時を、希望日時に基づいて一時的に固定させる予定である。変動予定の希望日時は、確定予定又は他の変動予定の影響に基づいて、スライドされる。即ち、変動予定の希望日時は、一度設定された場合であっても、新たなイベントの予約情報が取得された場合には、変更される場合がある。
予定情報は、更に、イベントのバッファ時間の情報を含んでもよい。バッファ時間とは、イベントの希望日時に対する余裕やゆとりの時間をいう。バッファ時間内において、イベントの希望日時又は変動予定の希望日時を単位時間ごとにスライドしてもよい。スライドは、希望日時の前、後、又は前後の何れであってもよい。単位時間として、時、分、秒を設定してもよい。変動予定が設定された場合には、イベントのバッファ時間に対応する時間枠のみが固定され、イベントを開催する日時はスライドさせてもよい。バッファ時間は、年、月、週、日などの暦、午前、午後、昼休みなどの時間帯に基づいて設定されてもよい。
イベントのバッファ時間の情報は、予定情報とは別途予め設定されていてもよい。変動予定の情報には、イベントの希望日時の情報に加えて、バッファ時間の情報が含まれてもよい。変動予定が設定された場合には、バッファ時間内でイベントの時間枠のみが固定され、イベントを開催する日時は変動してもよい。
確定予定の情報は、イベントの希望日時の情報が含まれてもよい。変動予定の情報は、イベントの希望日時の情報、及びイベントのバッファ時間の情報が含まれてもよい。
したがって、日時を変更したくない、即ち、日時の変更が許容されないイベントについては、ユーザはイベントの種類として固定を設定してもよい。また、日時を変更してもよい、即ち、日時の変更が許容されるイベントについては、ユーザはイベントの種類として半固定を設定してもよい。
予定設定サーバ20は、デバイス10から送信された予定情報を取得したか否かを判定する(ステップS101)。予定情報を取得していない場合(ステップS101:NO)には、予定情報を取得するまで処理は待機となる。
予定情報を取得した場合(ステップS101:YES)には、予定設定サーバ20は、予定情報に含まれるイベントの種類を判断する(ステップS102)。予定情報に含まれるイベントの種類が固定である場合(ステップS102:固定)には、予定設定サーバ20は、ステップS103の処理に進む。
ステップS103において、予定設定サーバ20は、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しているか否かを判定する(ステップS103)。希望日時と重複しているか否かの判定は、イベントの開始時刻と終了時刻との間の時間の全部または一部が確定予定の希望日時と重複しているか否かに基づいて行われてもよい。取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複する場合(ステップS103:YES)には、予定設定サーバ20は、取得した予定情報をキャンセルし、ステップS101の処理に戻る。この場合、予定設定サーバ20は、希望日時がイベントに参加するメンバの確定予定の重複する旨の情報をデバイス10へ通知してもよい。通知を受けたデバイス10は、希望日時がイベントに参加するメンバの確定予定の重複する旨のメッセージをデバイス10のユーザに対し報知してもよい。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しない場合(ステップS103:NO)には、予定設定サーバ20は、取得した予定情報に含まれる希望日時に確定予定を設定する(ステップS104)。
予定設定サーバ20は、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時と重複するか否かを判定する(ステップS105)。希望日時と重複しているか否かの判定は、イベントの開始時刻と終了時刻との間の時間の全部または一部が変動予定の希望日時と重複しているか否かに基づいて行われてもよい。取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時と重複しない場合(ステップS105:NO)には、予定設定処理は終了となる。即ち、この場合は、希望日時のスライドを必要とせずに、予定情報に含まれる希望日時に確定予定が設定され、処理が終了する。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時と重複する場合(ステップS105:YES)には、予定設定サーバ20は、第1調整処理を実行する(ステップS106)。
図3は、図2のステップS106で実行される第1調整処理のフローチャートの一例を示す図である。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時と重複する場合には、予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドする(ステップS201)。例えば、希望日時として10時が設定されている変動予定において、単位時間が30分である場合には、予定設定サーバ20は、当該変動予定の希望日時を10時00分から10時30分へスライドする。
予定設定サーバ20は、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しているか否かを判定する(ステップS202)。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複している場合(ステップS202:YES)には、処理はステップS203へ進む。即ち、変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドしても、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消しない場合には、ステップS203の処理へ進む。
ステップS203において、予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドしたか否かを判定する。例えば、希望日時として10時00分が設定されている変動予定に対し、バッファ時間が2時間設定されている場合には、当該変動予定の希望日時が、8時00分から12時00分のバッファ時間内の全てにおいて単位時間ごとにスライドされたか否かが判定される。単位時間が30分である場合には、予定設定サーバ20は、希望日時を10時00分、10時30分、11時00分、11時30分、12時00分の順でスライドさせることができる。更に、予定設定サーバ20は、希望日時を10時00分、9時30分、9時00分、8時30分、8時00分の順でスライドさせることができる。変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドしていない場合(ステップS203:NO)には、処理はステップS201へ戻る。即ち、変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドするか、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消するまで、ステップS201〜S203の処理が繰り返し実行される。
変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドした場合(ステップS203:YES)には、予定設定サーバ20は、全ての他の変動予定の希望日時をスライドしたか否かを判定する(ステップS204)。全ての他の変動予定の希望日時をスライドしていない場合(ステップS204:NO)には、処理はステップS201へ戻る。
即ち、全ての他の変動予定の希望日時をスライドするか、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消するまで、ステップS201〜S204の処理が繰り返し実行される。全ての他の変動予定の希望日時をスライドした場合(ステップS204:YES)には、図3に示す第1調整処理は終了となる。第1調整処理が終了することにより、図2に示す予定設定処理も終了となる。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複していない場合(ステップS202:NO)には、処理はステップS205へ進む。
予定設定サーバ20は、スライドした希望日時に設定済みの変動予定を設定する(ステップS205)。即ち、変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時に設定済みの変動予定を設定する。
なお、変動予定の希望日時をスライドした結果、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせが複数ある場合には、予定設定サーバ20は、最適条件のパターンに対応する希望日時に設定済みの変動予定を設定してもよい。
最適条件のパターンとして、例えば、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせのうち、重複が一番少ない希望日時に設定済みの変動予定を設定してもよい。これによりイベントに参加するメンバの人数を最大化とすることができる。
また、最適条件のパターンとして、例えば、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせのうち、各メンバのまとまった空き時間が最大となる希望日時にイベントの変動予定を設定してもよい。これにより、各メンバがまとまった空き時間を取ることができ、時間を効率的に使用することができる。
図4は、各メンバのまとまった空き時間が最大となる希望日時にイベントの変動予定を設定する一例を示す図である。図4では、1時間の新規イベントの変動予定を設定する例について説明する。図4では、メンバAの空き時間は15〜18時、メンバBの空き時間は13〜18時である。図4の例では、説明の簡略化のため、1時間ごとに予定を設定できるものとする。但し、予定の設定は1時間ごとに限られず、所定の単位時間ごとに設定可能である。
各メンバA,Bの空き時間に、1時間の新規のイベントの変動予定を設定する場合には、15〜16時の候補A、16〜17時の候補B、17〜18時の候補Cの3つの候補に設定可能である。
ここで、候補Aに新規イベントの予定を設定すると、メンバAの空き時間は分断されないが、メンバBの空き時間は、13〜15時と、16〜18時とに分断される。同様に、候補Bに新規イベントの予定を設定すると、メンバAの空き時間は、15〜16時と、17〜18時とに分断されるとともに、メンバBの空き時間は、13〜16時と、17〜18時とに分断される。これに対し、候補Cに新規イベントの予定を設定した場合には、メンバAの空き時間もメンバBの空き時間も分断されずに、各メンバのまとまった空き時間が最大となる。
したがって、最適条件のパターンとして、候補Cに新規のイベントの予定を設定することにより、各メンバのまとまった空き時間が最大となる希望日時にイベントの変動予定を設定することができ、各メンバの空き時間を効率的に使用することができる。
また、最適条件のパターンとして、例えば、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせのうち、最も早い希望日時に設定済みの変動予定を設定してもよい。これにより、イベントを可能な限り早く開催することができる。
予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をデバイス10へ出力する(ステップS206)。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をイベントに参加するメンバが所有するデバイス10へ出力してもよい。デバイス10は、予定設定サーバ20から出力された変動予定の情報を取得する。デバイス10は、取得した変動予定の情報を表示する。デバイス10は、イベントに参加するメンバのアカウントでデバイス10へログインしている場合のみ、取得した変動予定の情報を表示してもよい。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報を、予定設定サーバ20自身や図1に図示しない機器に出力してもよい。
予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時をスライドした結果、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした変動予定の希望日時の情報をデバイス10へ出力してもよい。予定設定サーバ20は、スライドした変動予定の希望日時の候補を候補予定としてデバイス10へ出力してもよい。
ステップS205の処理が終了すると、図3に示す第1調整処理は終了となる。第1調整処理が終了することにより、図2に示す予定設定処理も終了となる。
図2のステップS102の処理の説明に戻る。予定情報に含まれるイベントの種類が半固定である場合(ステップS102:半固定)には、処理はステップS107に進む。ステップS107において、予定設定サーバ20は、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時又は変動予定の希望日時と重複するか否かを判定する。希望日時と重複しているか否かの判定は、イベントの開始時刻と終了時刻との間の時間の全部または一部が確定予定又は変動予定の希望日時と重複しているか否かに基づいて行われてもよい。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時又は変動予定の希望日時と重複していない場合(ステップS107:NO)には、イベントの希望日時に変動予定を設定する(ステップS108)。即ち、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、既に設定されている確定予定の希望日時及び変動予定の希望日時の何れとも重複しない場合には、予定設定サーバ20は、イベントを変動予定として一時的に設定する。
予定設定サーバ20は、予定情報の希望日時に変動予定を一時的に設定する(ステップS108)。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をデバイス10へ出力する(ステップS109)。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をイベントに参加するメンバが所有するデバイス10へ出力してもよい。デバイス10は、予定設定サーバ20から出力された変動予定の情報を取得する。デバイス10は、取得した変動予定の情報を表示する。デバイス10は、イベントに参加するメンバのアカウントでデバイス10へログインしている場合のみ、取得した変動予定の情報を表示してもよい。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報を、予定設定サーバ20自身や図1に図示しない機器に出力してもよい。
ステップS109の処理が終了すると、図2に示す予定設定処理は終了となる。
ステップS107の処理の説明に戻る。取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時又は変動予定の希望日時と重複している場合(ステップS107:YES)には、処理はステップS110に進む。ステップS110において、予定設定サーバ20は、第2調整処理を実行する。
図5は、図2のステップS110で実行される第2調整処理のフローチャートの一例を示す図である。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時又は変動予定の希望日時と重複する場合には、予定設定サーバ20は、ステップS301の処理を実行する。ステップS301において、予定設定サーバ20は、イベントの希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドする(ステップS301)。例えば、希望日時として10時が設定されているイベントにおいて、単位時間が30分である場合には、予定設定サーバ20は、当該イベントの希望日時を10時00分から10時30分へスライドする。
予定設定サーバ20は、スライドしたイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しているか否かを判定する(ステップS302)。
スライドしたイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複している場合(ステップS302:YES)には、処理はステップS303へ進む。即ち、イベントの希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドしても、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消しない場合には、ステップS303の処理へ進む。
ステップS303において、予定設定サーバ20は、イベントの希望日時をイベントのバッファ時間内の全てにおいてスライドしたか否かを判定する。例えば、希望日時として10時00分が設定されているイベントに対し、バッファ時間が2時間設定されている場合には、当該イベントの希望日時が、8時00分から12時00分のバッファ時間内の全てにおいて単位時間ごとにスライドされたか否かが判定される。イベントの希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドしていない場合(ステップS303:NO)には、処理はステップS301へ戻る。即ち、イベントの希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドするか、スライドしたイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消するまで、ステップS301〜S303の処理が繰り返し実行される。
スライドしたイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複していない場合(ステップS302:NO)には、処理はステップS304へ進む。
予定設定サーバ20は、スライドした希望日時に変動予定を設定する(ステップS304)。即ち、イベントの希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時に変動予定を設定する。
予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をデバイス10へ出力する(ステップS305)。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をイベントに参加するメンバが所有するデバイス10へ出力してもよい。デバイス10は、予定設定サーバ20から出力された変動予定の情報を取得する。デバイス10は、取得した変動予定の情報を表示する。デバイス10は、イベントに参加するメンバのアカウントでデバイス10へログインしている場合のみ、取得した変動予定の情報を表示してもよい。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報を、予定設定サーバ20自身や図1に図示しない機器に出力してもよい。
予定設定サーバ20は、イベントの希望日時をスライドした結果、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドしたイベントの希望日時の情報をデバイス10へ出力してもよい。予定設定サーバ20は、スライドしたイベントの希望日時の候補を候補予定としてデバイス10へ出力してもよい。
ステップS305の処理が終了すると、図5に示す第2調整処理は終了となる。第2調整処理が終了することにより、図2に示す予定設定処理も終了となる。
イベントの希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドした場合(ステップS303:YES)には、処理はステップS306に進む。
ステップS306において、予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドする(ステップS306)。
予定設定サーバ20は、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しているか否かを判定する(ステップS307)。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複している場合(ステップS307:YES)には、処理はステップS308に進む。即ち、変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドしても、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消しない場合には、ステップS308の処理へ進む。
ステップS308において、予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドしたか否かを判定する。変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドしていない場合(ステップS308:NO)には、処理はステップS306へ戻る。即ち、変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドするか、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消するまで、ステップS306〜S308の処理が繰り返し実行される。
変動予定の希望日時をバッファ時間内の全てにおいてスライドした場合(ステップS308:YES)には、予定設定サーバ20は、全ての他の変動予定の希望日時をスライドしたか否かを判定する(ステップS309)。全ての他の変動予定の希望日時をスライドしていない場合(ステップS309:NO)には、処理はステップS306へ戻る。
即ち、全ての他の変動予定の希望日時をスライドするか、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消するまで、ステップS306〜S309の処理が繰り返し実行される。全ての他の変動予定の希望日時をスライドした場合(ステップS309:YES)には、図5に示す第2調整処理は終了となる。第2調整処理が終了することにより、図2に示す予定設定処理も終了となる。
取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複していない場合(ステップS307:NO)には、処理はステップS310へ進む。
予定設定サーバ20は、スライドした希望日時に設定済みの変動予定を設定する(ステップS310)。即ち、変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時に設定済みの変動予定を設定する。
予定設定サーバ20は、イベントの希望日時に変動予定を設定する(ステップS311)。即ち、取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、スライドした変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、イベントを変動予定として一時的に設定する。
予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をデバイス10へ出力する(ステップS312)。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報をイベントに参加するメンバが所有するデバイス10へ出力してもよい。デバイス10は、予定設定サーバ20から出力された変動予定の情報を取得する。デバイス10は、取得した変動予定の情報を表示する。デバイス10は、イベントに参加するメンバのアカウントでデバイス10へログインしている場合のみ、取得した変動予定の情報を表示してもよい。予定設定サーバ20は、設定した変動予定の情報を、予定設定サーバ20自身や図1に図示しない機器に出力してもよい。
予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時をスライドした結果、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした変動予定の希望日時の情報をデバイス10へ出力してもよい。予定設定サーバ20は、スライドした変動予定の希望日時の候補を候補予定としてデバイス10へ出力してもよい。
ステップS312の処理が終了すると、図5に示す第2調整処理は終了となる。第2調整処理が終了することにより、図2に示す予定設定処理も終了となる。
図6は、一実施形態に係る予定設定方法による確定予定設定処理のフローチャートの一例を示す図である。図6の確定予定設定処理は、図2で説明した予定設定処理とは別個独立して実行される。確定予定設定処理は、図2の予定設定処理と並列で実行してもよい。確定予定設定処理は、図2の予定設定処理と直列で実行してもよい。図6の確定予定設定処理は、予め設定されたタイミングごとに繰り返し実行されてもよい。
まず、予定設定サーバ20は、いずれかのメンバの変動予定の設定があるか否かを判定する(ステップS401)。変動予定が設定されていない場合(ステップS401:NO)には、変動予定が設定されるまで処理は待機となる。
変動予定の設定がある場合(ステップS401:YES)には、予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時の所定のタイミングであるか否かを判定する(ステップS402)。予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時の前日であるか否かを判定してもよい。予定設定サーバ20は、変動予定の希望日時の前日の所定の時分であるか否かを判定してもよい。予定設定サーバ20は、変動予定が設定されてから所定の時間が経過した時を所定のタイミングとして判定してもよい。
変動予定の希望日時の所定のタイミングではない場合(ステップS402:NO)には、処理はステップS401に戻り、変動予定の希望日時の所定のタイミングとなるまでの間、ステップS401〜S402の処理が繰り返し実行される。
変動予定の希望日時の所定のタイミングとなった場合(ステップS402:YES)には、予定設定サーバ20は、変動予定を確定予定として設定する(ステップS403)。
予定設定サーバ20は、ステップS403で変更した確定予定の情報をデバイス10へ出力する(ステップS404)。予定設定サーバ20は、変更した確定予定の情報をイベントに参加するメンバが所有するデバイス10へ出力してもよい。デバイス10は、予定設定サーバ20から出力された確定予定の情報を取得する。デバイス10は、取得した確定予定の情報を表示する。デバイス10は、イベントに参加するメンバのアカウントでデバイス10へログインしている場合のみ、取得した確定予定の情報を表示してもよい。予定設定サーバ20は、変更した確定予定の情報を、予定設定サーバ20自身や図1に図示しない機器に出力してもよい。ステップS404の処理が終了すると、確定予定設定処理は終了となる。
図7は、イベントに参加するメンバの予定の一例を示す図である。本例では、イベントに参加するメンバMAの予定SAが設定されている。メンバMAの予定SAの情報は、予定設定サーバ20に設定されている。
予定Aに関して設定される属性と対応する時間帯は以下の通りである。
・ワークタイム:月曜から木曜の9:00−12:00、13:00−20:00
金曜の9:00−12:00、13:00−18:00
・バッファタイム:月曜から木曜の12:00−13:00、20:00−22:00
金曜の12:00−13:00、18:00−22:00
・ライフタイム:月曜から金曜の7:00−9:00、22:00−24:00
土曜及び日曜の7:00−24:00
・フリータイム:月曜から日曜の24:00−6:00
予定Bに関して設定される属性と対応する時間帯は以下の通りである。
・ワークタイム:月曜から木曜の9:00−12:00、13:00−20:00
金曜の9:00−12:00、13:00−18:00
・バッファタイム:月曜から木曜の12:00−13:00、20:00−22:00
金曜の12:00−13:00、18:00−22:00
・ライフタイム:月曜から金曜の7:00−9:00、22:00−24:00
土曜及び日曜の7:00−24:00
・フリータイム:月曜から日曜の24:00−6:00
ワークタイムとは、メンバの仕事の時間である。ライフタイムとは、メンバの趣味の時間である。バッファタイムとは、メンバの仕事又は趣味の何れかの時間である。バッファタイムは、メンバの意思に基づいて仕事又は趣味の何れかを選択してもよい。フリータイムとは、メンバの睡眠の時間である。
予定設定サーバ20は、確定予定及び変動予定をワークタイムに設定することができる。予定設定サーバ20は、確定予定及び変動予定をライフタイムに設定することはできない。予定設定サーバ20は、確定予定及び変動予定をバッファタイムに設定してもよい。確定予定及び変動予定をバッファタイムに設定するか否かは、メンバの選択に基づいて設定してもよい。
図7には示していないが、同一のイベントに参加する他のメンバの予定も予定SAと同様に予定設定サーバ20に設定されている。予定設定サーバ20には、メンバ毎に異なる予定が設定されている。ワークタイム、バッファタイム、ライフタイム、及びフリータイムは、メンバ毎に異なる時間帯に設定してもよい。ワークタイム、バッファタイム、ライフタイム、及びフリータイムは、メンバ毎に同じ時間帯に設定してもよい。
ワークタイム、バッファタイム、ライフタイム、及びフリータイムの各時間帯は、各メンバが個別に設定できるようにしてもよい。また、ワークタイム、バッファタイム、ライフタイム、及びフリータイムには、月曜〜日曜の設定に加えて、祝日を設定してもよい。祝日の設定は、土曜日または日曜日の設定と同じ設定とすることができる。
次に、イベントに参加するメンバの変動予定を設定する例について説明する。図8は、設定済みの変動予定の希望日時をスライドして変動予定の希望日時を再び設定する例を示す図である。図8の例では、イベントC1に参加するメンバMAの予定SAと、イベントC1に参加するメンバMBの予定SBと、において、変動予定を設定する一例について説明する。
メンバMAの予定SAには、変動予定A1、変動予定A2が設定されている。変動予定A1の希望日時は、14:00〜15:00に、変動予定A2の希望日時は、16:00〜17:00に、それぞれ設定されている。メンバMBの予定SBには、変動予定B1、変動予定B2が設定されている。変動予定B1の希望日時は、14:00〜15:30に、変動予定B2の希望日時は、16:00〜17:00に、それぞれ設定されている。変動予定A1、変動予定B1のバッファ時間は、それぞれ13:00〜18:00に設定されている。
以下、予定設定サーバ20が、デバイス10から取得した新たな予定情報に含まれるイベントC1の種類が固定であり、作業時間が1時間30分であるイベントC1の希望日時が14:30〜16:00である場合について説明する。
イベントC1の希望日時14:30〜16:00は、変動予定A1の希望日時14:00〜15:00と、重複する。同様に、イベントC1の希望日時14:30〜16:00は、変動予定B1の希望日時14:00〜15:30と、重複する。
このため、予定設定サーバ20は、イベントC1を希望日時14:30〜16:00で設定できるように、変動予定A1の希望日時14:00〜15:00を13:30〜14:30に30分スライドする(ステップS501)。スライドできる時間は、変動予定A1のバッファ時間13:00〜18:00内である。
同様に、予定設定サーバ20は、イベントC1を希望日時14:30〜16:00で設定できるように、変動予定B1の希望日時14:00〜15:30を13:30〜15:00に30分スライドする(ステップS502)。スライドできる時間は、変動予定B1のバッファ時間13:00〜18:00内である。
スライドした変動予定A1の希望日時13:30〜14:30は、イベントC1の希望日時14:30〜16:00と、重複しない。即ち、スライドした結果、変動予定A1の希望日時と、イベントC1の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時13:30〜14:30に、設定済みの変動予定A1を設定する(ステップS503)。
スライドした変動予定A1と異なり、スライドした変動予定B1の希望日時13:30〜15:00は、イベントC1の希望日時14:30〜16:00と、まだ重複する。そこで、予定設定サーバ20は、スライドした変動予定B1の希望日時13:30〜15:00を13:00〜14:30に更に30分スライドする(ステップS504)。
スライドした変動予定B1の希望日時13:00〜14:30は、イベントC1の希望日時14:30〜16:00と、重複しない。即ち、スライドした変動予定B1の希望日時と、イベントC1の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時13:00〜14:30に、設定済みの変動予定A1を設定する(ステップS505)。
図9は、イベントの希望日時をスライドして変動予定の希望日時を設定する例を示す図である。図9の例では、イベントC2に参加するメンバMAの予定SAと、イベントC2に参加するメンバMBの予定SBと、において、変動予定を設定する一例について説明する。
メンバMAの予定SAには、変動予定A3が設定されている。変動予定A3の希望日時は、14:30〜15:30に設定されている。メンバMBの予定SBには、変動予定B3が設定されている。変動予定B3の希望日時は、15:00〜16:00に設定されている。イベントC2のバッファ時間は、それぞれ14:00〜17:00に設定されている。
以下、予定設定サーバ20が、デバイス10から取得した新たな予定情報に含まれるイベントC2の種類が固定であり、作業時間が1時間であるイベントC2の希望日時が15:00〜16:00である場合について説明する。
イベントC2の希望日時15:00〜16:00は、変動予定A3の希望日時14:30〜15:30と、重複する。同様に、イベントC2の希望日時15:00〜16:00は、変動予定B3の希望日時15:00〜16:00と、重複する。
このため、予定設定サーバ20は、イベントC2を設定できるように、イベントC2の希望日時15:00〜16:00を15:30〜16:30に30分スライドする(ステップS601)。スライドできる時間は、イベントC2のバッファ時間14:00〜17:00内である。
同様に、予定設定サーバ20は、イベントC2を設定できるように、イベントC2の希望日時15:00〜16:00を15:30〜16:00に30分スライドする(ステップS602)。スライドできる時間は、イベントC2のバッファ時間14:00〜17:30内である。
スライドしたイベントC2の希望日時15:30〜16:30は、変動予定A3の希望日時14:30〜15:30と、重複しない。即ち、スライドした結果、イベントC2の希望日時と、変動予定A3の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時15:30〜16:30に、イベントC2の変動予定A4を設定する(ステップS603)。
変動予定A2と異なり、スライドしたイベントC2の希望日時15:30〜16:30は、変動予定B3の希望日時15:00〜16:00と、まだ重複する。そこで、予定設定サーバ20は、スライドしたイベントC2の希望日時15:30〜16:30を16:00〜17:00に更に30分スライドする(ステップS604)。
スライドしたイベントC2の希望日時16:00〜17:00は、変動予定B3の希望日時15:00〜16:00と、重複しない。即ち、スライドしたイベントC2の希望日時と、変動予定B3の希望日時と、の重複が解消した場合には、予定設定サーバ20は、スライドした希望日時16:00〜17:00に、イベントC2の変動予定A4を設定する(ステップS605)。
以上説明した一実施形態によれば、例えば、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、イベントの希望日時、又は変動予定の希望日時が予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドされる。そして、変動予定はスライドした希望日時で自動的に設定される。したがって、イベントの希望日時と、メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複していた場合であっても、変動予定が自動的に再設定される。このため、イベントに参加するメンバの再スケジューリングを容易に行うことができ、イベントに参加するメンバの予定の設定を迅速に行うことができる。
また、単位時間(例えば、「15分」)単位でイベント又は変動予定の希望日時の再調整を行うことができる。これにより、一見、空き時間がないメンバの予定に新たな予定を設定することができる。このため、例えば、毎週同じ希望日時に設定される定例会のイベントであっても、毎週同じ時間に縛られることなく、他の予定を邪魔せずに設定することができる。
また、変動予定の希望日時は、新たに取得したイベントの希望日時と重複していた場合であっても、予め定めたバッファ時間に沿って再調整されるため、他のイベントが入ってきたことによる予定の再調整工数を短縮することができる。また、イベントの希望日時は、他の変動予定の希望日時と重複していた場合であっても、予め定めたバッファ時間に沿って再調整されるため、他のイベントが入ってきたことによる予定の再調整工数を短縮することができる。
(別の実施形態)
本実施形態の予定設定サーバ20は、以下の構成により、イベントに参加するメンバの予定の設定を迅速に行うこともできる。
すなわち、予定設定サーバ20は、予定情報をメンバにより入力可能なリスト形式で取得する。リスト形式とは、例えば、ToDoリストを採用することができる。リスト形式は、ToDoリストに限られず、タスク管理ができる形式であってもよい。ToDoリストは、例えば、デバイス10に入力されたユーザの予定情報として表示されるリスト形式であってもよい。
図10は、リスト形式により予定情報を受け付ける一例を示す図である。図10では、リスト形式として、ToDoリストにより予定情報を受け付けている。図10は、例えば、メンバAの予定情報を示している。図10に示す予定情報には、イベントの名称(イベント名)と、作業時間と、作業期限と、イベントに参加するメンバ(イベント参加メンバ)を含む情報が含まれる。ToDoリストにより受け付ける予定情報には、図10に示していない他の情報を含んでいてもよい。
イベントに参加するメンバの欄には、メンバAと共同してイベントに参加するメンバの情報が入力される。例えば、図10の「社内ミーティング」のイベントにおいて、共同してイベントに参加するメンバの情報としてメンバBの情報が受け付けられる。
この場合、予定設定サーバ20は、メンバAおよびメンバBの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時のうち、優先順位の高い希望日時にイベントの変動予定を設定する。予定設定サーバ20は、メンバAおよびメンバBの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時のうち、最も早い希望日時を優先順位が高い希望日時としてイベントの変動予定を設定してもよい。
これにより、メンバAとメンバBの双方で一番早いタイミングで予定を設定することができる。なお、この場合バッファ時間は、予定情報を受け付けてから作業期限までとすることができる。なお、図10の実施形態では、作業期限が設定されているがこの限りではない。例えば、作業期限を設定しない場合には、バッファ時間は、予定情報を受け付けてから終期を設定しないとすることができる。これにより、バッファ時間を最大化することができ、メンバの予定を容易に設定することができる。
また、予定設定サーバ20は、イベントの希望日時の情報を任意の日時の情報として取得する。予定設定サーバ20は、任意の日時として、例えば、日時の指定を行わずに、メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時を指定することができる。
また、予定設定サーバ20は、予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複するか否かを判定する。そして、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、予定設定サーバ20は、メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時のうち、優先順位の高い希望日時に変動予定を設定してもよい。この場合、予定設定サーバ20は、イベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時のうち、最も早い希望日時を優先順位が高い希望日時としてもよい。
これにより、希望日時を都度に設定する必要なく、メンバが自由な時間(フリータイム)に自動的にイベントを設定することができ、イベントに参加するメンバの予定の設定を迅速に行うことができる。
なお、図10の実施形態では、1つのイベントの作業時間は1つの時間により設定されているがこれに限られない。例えば、1つのイベントの作業時間を複数の単位時間に分割してもよい。
具体的には、図10のイベント「報告書作成」のイベントの作業時間は「2時間」に設定されているが、この作業時間を1時間ごとの単位時間に分割してもよい。この場合、イベント「報告書作成」の作業時間「2時間」は、「1時間」と「1時間」との2つに分割される。また、イベント「報告書作成」のイベントの作業時間「2時間」を、30分ごとの4つの単位時間に分割してもよい。なお、単位時間は、時、分毎に予め設定することができる。イベントの作業時間を分割することで、メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時を柔軟に指定することができる。
(機器の構成)
図11は、一実施形態に係る予定設定サーバの機能構成の一例を示す図である。本例に示すように、予定設定サーバ20は、制御部110と、記憶部120と、通信部130と、入力部140と、出力部150と、を有する。なお、本例では、本実施形態における特徴部分の機能ブロックを主に示しており、デバイス10は、他の処理に必要な他の機能ブロックも有してもよい。また、一部の機能ブロックを含まない構成としてもよい。
制御部110は、デバイス10の制御を実施する。制御部110は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるコントローラ、制御回路又は制御装置により構成することができる。
記憶部120は、デバイス10において利用する情報を記憶(保持)する。記憶部120は、例えば、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるメモリ、ストレージ、記憶装置などにより構成することができる。
通信部130は、ネットワークを介した他の通信デバイス(機器、サーバなど)との通信を行う。通信部13は、受信した種々の情報を制御部110に出力してもよい。
通信部130は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるトランスミッター/レシーバー、送受信回路又は送受信装置により構成することができる。なお、通信部130は、送信部及び通信部から構成されてもよい。
入力部140は、ユーザからの操作により入力を受け付ける。また、入力部140は、所定の機器、記憶媒体などと接続され、データの入力を受け付けてもよい。入力部140は、入力結果を例えば制御部110に出力してもよい。
入力部140は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるキーボード、マウス、ボタンなどの入力装置、入出力端子、入出力回路などにより構成することができる。また、入力部140は、表示部と一体となった構成(例えば、タッチパネル)としてもよい。
出力部150は、ユーザに対して知覚できる形式でデータ、コンテンツなどの出力を行う。例えば、出力部150は、画像を表示する表示部、音声を出力する音声出力部などを含んで構成されてもよい。
表示部は、例えば、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるディスプレイ、モニタなどの表示装置により構成することができる。また、音声出力部は、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明されるスピーカーなどの出力装置により構成することができる。
出力部150は、例えば、本開示に係る技術分野での共通認識に基づいて説明される演算器、演算回路、演算装置、プレイヤー、画像/映像/音声処理回路、画像/映像/音声処理装置、アンプなどを含んで構成することができる。
なお、通信部130、入力部140及び制御部110のいずれか又はこれらの組み合わせは、取得部と呼ばれてもよい。取得部は、イベントに参加するメンバの情報、イベントの希望日時の情報、イベントの種類の情報、を含む予定情報を取得してもよい。
制御部110は、図2〜図6で示したステップに基づく処理を実施してもよい。
デバイス10についても、図11と同様の構成を有してもよい。当業者であれば、図11の説明における予定設定サーバ20関連の記載を、適宜読み替えて理解できる。
以下、いくつかの部について例示的に説明する。なお、図11の各機能ブロックに対応する各装置の符号は、各装置を示す符号の最初の一桁の数字(例えば、予定設定サーバ20であれば「20」の最初の一桁の「2」)を図の最初の一桁の数字に適用して表す。
予定設定サーバ20の通信部230は、イベントに参加するメンバの情報、イベントの希望日時の情報、イベントの種類の情報、を含む予定情報をデバイス10から取得してもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、予定情報に基づき、確定予定又は変動予定を含む予定を設定してもよい。
予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの種類が第1の種類(固定の種類)であり、かつ、予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しない場合には、予定情報に含まれる希望日時に確定予定を設定してもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの種類が第2の種類(半固定の種類)であり、かつ、予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない場合には、希望日時に変動予定を設定してもよい。
予定設定サーバ20の制御部210は、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、イベントの希望日時、又は変動予定の希望日時を予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドしてもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの希望日時、又は変動予定の希望日時をスライドした結果、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした希望日時に変動予定を設定してもよい。
予定設定サーバ20の制御部210は、変動予定を所定のタイミングで、希望日時の確定予定に設定してもよい。
予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの種類が第1の種類であり、かつ、予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時と重複する場合には、重複する変動予定の希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドしてもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、変動予定の希望日時をスライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした希望日時に変動予定を設定してもよい。
予定設定サーバ20の制御部210は、ベントの種類が第2の種類であり、かつ、予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、イベントの希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライドしてもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの希望日時をスライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした希望日時に変動予定を設定してもよい。
予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの種類が第2の種類であり、かつ、予定情報に含まれるイベントの希望日時が、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、イベントの希望日時をイベントに対し予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドしてもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、イベントの希望日時をイベントに対し予め設定されたバッファ時間内でスライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時との重複が解消しない場合には、重複する変動予定の希望日時を変動予定に対し予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドしてもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、変動予定の希望日時をスライドした結果、イベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした希望日時に変動予定を設定してもよい。
予定設定サーバ20の出力部150は、イベントの希望日時、又は変動予定の希望日時をスライドした結果、予定情報に含まれるイベントの希望日時と、イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、スライドした希望日時の情報を出力してもよい。
予定設定サーバ20の出力部150は、スライドした希望日時の候補を候補予定として出力してもよい。予定設定サーバ20の制御部210は、出力された候補予定の中から選択された候補予定の希望日時を変動予定の希望日時として設定してもよい。
上述の実施形態では、新たなイベントの種類が半固定であり、確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合(ステップS107:YES)には、予定設定サーバ20は、まず、イベントの希望日時をバッファ時間内で単位時間分スライド(ステップS301)しているがこの限りではない。例えば、予め優先フラグが設定されている場合には、予定設定サーバ20は、既存の変動予定の希望日時を優先してバッファ時間内で単位時間分スライド(ステップS306)してもよい。優先フラグは、ユーザの操作に基づき任意に設定することができる。この場合、図2のステップS110で実行される第2調整処理が実行されると、ステップS306〜S312の処理が実行され、その後、ステップS301〜S305の処理が実行される。したがって、優先フラグの設定に基づき、優先的にスライドされる予定を任意に変更することができる。
(ハードウェア構成)
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。即ち、各機能ブロックは、物理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的に分離した2つ以上の装置を有線又は無線によって接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本開示の一実施形態における装置(予定設定サーバ20など)は、本開示の予定設定方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図12は、一実施形態に係る予定設定サーバなどのハードウェア構成の一例を示す図である。上述のデバイス10、予定設定サーバ20などは、物理的には、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006、バス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、本開示において、装置、回路、デバイス、ユニット、サーバなどは、互いに読み替えることができる。デバイス10、予定設定サーバ20などのハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ1001は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサによって実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法を用いて、2以上のプロセッサによって実行されてもよい。なお、プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。
デバイス10、予定設定サーバ20などにおける各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び/又は書き込みなどを制御することによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)によって構成されてもよい。なお、上述の制御部110などの各部は、プロセッサ1001によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001は、量子焼きなまし法(量子アニーリング)による、量子ゆらぎを用いた過程によって、解候補の任意の集合から任意の目的関数の最小値(グローバルミニマム)を探す方法により、コンピュータ全体を制御してもよい。これにより、予定の再設定にかかる時間を大幅に短縮することができる。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、制御部110は、メモリ1002に格納され、プロセッサ1001において動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、一実施形態に係る方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD−ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。なお、上述の記憶部120は、メモリ1002及び/又はストレージ1003によって実現されてもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置1004は、SIMカード(Subscriber Identity Module Card)を含んでもよい。なお、上述の通信部130は、通信装置1004によって実現されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウスなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカーなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。なお、上述の入力部140及び出力部150は、それぞれ入力装置1005及び出力装置1006によって実現されてもよい。
また、プロセッサ1001、メモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1008によって接続される。バス1007は、単一のバスによって構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、予定設定サーバ20などは、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(変形例)
なお、本開示において説明した用語及び/又は本開示の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。
本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。また、本開示においてパラメータなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体及び信号波形の少なくとも1つを介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用され得る。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びこれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳によって冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
以上、本開示に係る発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示に係る発明が本開示中に説明した実施形態に限定されないということは明らかである。本開示に係る発明は、特許請求の範囲の記載に基づいて定まる発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とし、本開示に係る発明に対して何ら制限的な意味をもたらさない。
1 予定設定システム
10 デバイス
13 通信部
20 予定設定サーバ
110 制御部
120 記憶部
130 通信部
140 入力部
150 出力部
210 制御部
230 通信部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス
1008 バス

Claims (14)

  1. イベントに参加するメンバの情報、前記イベントの希望日時の情報、前記イベントの種類の情報、を含む予定情報を取得する取得部と、
    前記予定情報に基づき、確定予定又は変動予定を含む予定を設定する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記イベントの種類が第1の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しない場合には、前記予定情報に含まれる前記希望日時に確定予定を設定し、
    前記イベントの種類が第2の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない場合には、前記希望日時に変動予定を設定し、
    前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時を予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定し、
    前記変動予定を所定のタイミングで、前記希望日時の確定予定に設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  2. 請求項1に記載の予定設定システムであって、
    前記制御部は、
    前記イベントの種類が前記第1の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時と重複する場合には、重複する前記変動予定の希望日時を前記バッファ時間内で単位時間分スライドし、前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  3. 請求項1に記載の予定設定システムであって、
    前記制御部は、
    前記イベントの種類が前記第2の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、前記イベントの希望日時を前記バッファ時間内で単位時間分スライドし、前記イベントの希望日時をスライドした結果、前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  4. 請求項1に記載の予定設定システムであって、
    前記制御部は、
    前記イベントの種類が前記第2の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、前記イベントの希望日時を前記イベントに対し予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、
    前記イベントの希望日時を前記イベントに対し予め設定されたバッファ時間内でスライドした結果、前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの変動予定の希望日時との重複が解消しない場合には、重複する前記変動予定の希望日時を前記変動予定に対し予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  5. 請求項1から4のうち何れかに記載の予定設定システムであって、
    前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時の情報を出力する出力部を更に備える
    ことを特徴とする予定設定システム。
  6. 請求項5に記載の予定設定システムであって、
    前記出力部は、
    前記スライドした希望日時の候補を候補予定として通知し、
    前記制御部は、
    通知された前記候補予定の中から選択された候補予定の希望日時を前記変動予定の希望日時として設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  7. 請求項1に記載の予定設定システムであって、
    前記制御部は、前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、前記イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせが複数ある場合には、最適条件のパターンに対応する希望日時に設定済みの変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  8. 請求項7に記載の予定設定システムであって、
    前記最適条件のパターンとして、前記取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、前記イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせのうち、重複が一番少ない希望日時に設定済みの変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  9. 請求項7に記載の予定設定システムであって、
    前記最適条件のパターンとして、前記取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、前記イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせのうち、各メンバのまとまった空き時間が最大となる希望日時にイベントの変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  10. 請求項7に記載の予定設定システムであって、
    前記最適条件のパターンとして、前記取得した予定情報に含まれるイベントの希望日時と、前記イベントに参加する各メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の組み合わせのうち、最も早い希望日時に設定済みの変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  11. 請求項1に記載の予定設定システムであって、
    前記取得部は、前記予定情報を前記メンバにより入力可能なリスト形式で取得し、
    前記制御部は、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複する場合には、前記メンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時のうち、優先順位の高い希望日時に変動予定を設定する
    ことを特徴とする予定設定システム。
  12. 請求項11に記載の予定設定システムであって、
    前記制御部は、前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない日時のうち、最も早い希望日時を前記優先順位が高い希望日時とする
    ことを特徴とする予定設定システム。
  13. イベントに参加するメンバの情報、前記イベントの希望日時の情報、前記イベントの種類の情報、を含む予定情報を取得する取得部と、
    前記予定情報に基づき、確定予定又は変動予定を含む予定を設定する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記イベントの種類が第1の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しない場合には、前記予定情報に含まれる前記希望日時に確定予定を設定し、
    前記イベントの種類が第2の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない場合には、前記希望日時に変動予定を設定し、
    前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時を予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定し、
    前記変動予定を所定のタイミングで、前記希望日時の確定予定に設定する
    ことを特徴とする予定設定サーバ。
  14. コンピュータに、
    イベントに参加するメンバの情報、前記イベントの希望日時の情報、前記イベントの種類の情報、を含む予定情報を取得する手順と、
    前記予定情報に基づき、確定予定又は変動予定を含む予定を設定する手順と、
    前記イベントの種類が第1の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定の希望日時と重複しない場合には、前記予定情報に含まれる前記希望日時に確定予定を設定し、
    前記イベントの種類が第2の種類であり、かつ、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時が、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と重複しない場合には、前記希望日時に変動予定を設定し、
    前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、が重複する場合には、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時を予め設定されたバッファ時間内で単位時間分スライドし、前記イベントの希望日時、又は前記変動予定の希望日時をスライドした結果、前記予定情報に含まれる前記イベントの希望日時と、前記イベントに参加するメンバの確定予定又は変動予定の希望日時と、の重複が解消した場合には、前記スライドした希望日時に変動予定を設定し、
    前記変動予定を所定のタイミングで、前記希望日時の確定予定に設定する手順と、を実行させるためのプログラム。
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