JP6969779B2 - 薬剤包装装置 - Google Patents

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Description

本発明は、薬剤包装装置に関するものである。
薬剤包装装置である薬剤分包装置の一例が特開2001−508号公報(特許文献1)に記載されている。特許文献1に記載された装置は、表示部形成装置を備える。この表示部形成装置においては、色の異なる複数のペンを支持している。フレームに、複数のペンにそれぞれ対応するように複数のソレノイドが取り付けられている。各ペンのペン先は、ソレノイドによって薬包帯に押し付けられる。各ペンは、ソレノイドが動作しないときにはフレームに形成された溝に収納されるように構成されている。
特開2001−508号公報
特許文献1に記載された表示部形成装置では、複数のペンを使い分けることができる。したがって、色が異なる複数のペンを備えて各色にそれぞれ服用時期などの意味付けをした上で表示部を形成することが考えられる。
しかし、特許文献1に記載された措置では、表示パターンの設定作業に手間を要する。
そこで、本発明は、表示パターンの設定作業に要する手間を軽減することができる薬剤包装装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく薬剤包装装置は、薬剤を包材で包装する薬剤包装装置であって、前記包材に表示部を形成する表示部形成部と、複数の服用タイミングにわたって前記服用タイミングごとに表示パターンが関連付けられた組合せの集合体を含むデータの集合体を表示パターンセットと呼ぶこととしたときに、複数の表示パターンセットを含むデータの集合体である表示パターンマスタを記憶する記憶部と、処方データを受け付ける処方データ受付部と、前記包材に表示部を形成するように、前記表示部形成部を制御する制御部とを備え、前記制御部による前記包材への表示部の形成は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データと、前記記憶部に記憶された前記表示パターンマスタに含まれる前記複数の表示パターンセットの中から選択された1つの表示パターンセットとに基づいて、前記服用タイミングに関連付けられた前記表示パターンに従って行なわれる。
本発明によれば、表示パターンの設定作業に要する手間を軽減することができる。
本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置の一部である包装機本体部の内部の模式図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置で用いられる包材の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるホッパ部材の近傍の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部と包材との位置関係の説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部の第1の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部の第2の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部の第3の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部の側面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示形成部の背面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペンユニットの第1の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペンユニットの第2の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペンユニットの側面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペン保持部の第1の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペン保持部の第2の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペン保持部の正面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備えるペンの斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える保持部蓋の第1の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える保持部蓋の第2の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える保持部蓋の側面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える保持部蓋の平面図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示部形成部から保持部蓋を取り外した状態の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置が備える表示部形成部から保持部蓋を取り外し、さらに複数のペンの全てを抜き取った状態の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置の概念図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置の編集受付部によって表示される基本的なメニュー画面を示す図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置の編集受付部によって表示される1つの表示パターンセットの内容の編集画面を示す図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置において、カラーパレットを選択するメニューが出た状態の画面を示す図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置において、色および線種を選択するメニューが出た状態の画面を示す図である。 本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置において、表示パターンセットの初期状態を示す画面を示す図である。 登録しようとするペン配置データの一例を示す図である。 既に登録されているペン配置データの一例を示す図である。 本発明に基づく実施の形態2における薬剤包装装置の概念図である。 本発明に基づく実施の形態2における薬剤包装装置において表示される指定区分マスタの編集画面を示す図である。 本発明に基づく実施の形態3における薬剤包装装置の概念図である。 本発明に基づく実施の形態4における薬剤包装装置の概念図である。
(実施の形態1)
(構成)
図1〜図30を参照して、本発明に基づく実施の形態1における薬剤包装装置について説明する。本実施の形態における薬剤包装装置101の外観を図1に示す。図1に示すように、薬剤包装装置101は、包装機本体部81と、第1制御部82とを備える。包装機本体部81は、前面の一部に開閉可能な前扉63を備える。包装機本体部81は、前面に取出し口64を有する。薬剤包装装置101は、清掃ノズル65を備える。清掃ノズル65はホース66を介して包装機本体部81に接続されている。包装機本体部81は、上面に錠剤投入部61と散剤投入口62a,62bとを備える。第1制御部82は、ディスプレイ82aとキーボード82bとを備える。
包装機本体部81の内部のいくつかの構成要素について模式的に図2に示す。図2に示すのは、包装機本体部81の内部の構成のあくまで一例である。図2に示すように、包装機本体部81は、上部にホッパシュート11を備える。ホッパシュート11の下端はホッパ部材12の内部に薬剤を落とすように配置されている。ホッパ部材12の下端は二つ折りになっている包材10の隙間に薬剤を落とすように配置されている。包材10は、たとえば包装シートである。包材10は、たとえばセロハンを主材料とする基材と、熱溶着可能な層、すなわちたとえばポリエチレンを主材料とする層との2層構造であってよい。包材10は、ロール13の状態で包装機本体部81の内部に設置されている。ロール13は、たとえば前扉63を開けることによってユーザがアクセス可能な位置に配置されている。ユーザは、前扉63を開けた状態でロール13を交換することができる。ロール13から繰り出された包材10は、矢印91に示すように適宜送られ、ホッパ部材12の下端を受け入れつつ搬送される。包材10は、図3に示すように二つ折りとなっている。包材10は、左側部10aと右側部10bとを含む。左側部10aと右側部10bとは、底部10cを介してつながっている。包材10は、図3に示す矢印93のように進行する。図4に示すように、ホッパ部材12は、上部にホッパ部材入口67を有し、下部にホッパ部材出口68を有する。ホッパ部材12の下部は、包材10の左側部10aと右側部10bとの間に挿入されている。薬剤1は、ホッパ部材入口67からホッパ部材12の内部に投入され、包材10の左側部10aと右側部10bとの間に落下する。包材10は、シール機構14によってシールされる。送りローラ16によって包材10は矢印93の向きに搬送される。
包装機本体部81の内部において、適当な箇所に表示部形成部20が設置される。以下では、包材10が搬送される方向に沿って、「上流」および「下流」という表現を用いる。表示部形成部20は、図2に例示したようにホッパ部材12が包材10の隙間に薬剤1を落下させる位置よりも上流側に配置されてもよく、シール機構14より下流側に配置されてもよい。
表示部形成部20が包材10に対して作用する部分の一例を図5に示す。ここでは、ガイドバー17によって包材10の進行方向が切り替わる箇所において、表示部形成部20が包材10に近接して配置されている。表示部形成部20は、ペンユニット21と、ペンユニット支持機構22とを含む。ペンユニット21はペンユニット支持機構22によって支持されている。
ここではガイドバー17によって包材10の進行方向が切り替わる箇所において表示部形成部20が包材10に近接して配置され、この位置で包材10に対する書き込み作業が行なわれるものとして示したが、これはあくまで一例である。表示部形成部20は、包材10は平坦な状態で搬送されている区間の途中において包材10に近接して配置され、この位置で包材10に対する書き込み作業が行なわれるものであってもよい。
表示部形成部20を単独で取り出して斜め下から見たところを図6に示す。図6に示すように、ペンユニット21は、覆い部本体21aと、ペン保持部23と、ペン保持部ソケット30とを備える。ペン保持部ソケット30はペン保持部23の前端近傍の一部を受け入れるカップ形状の部材である。ペン保持部23は、ペンユニット21のうちペン保持部23以外の部分に対して着脱可能である。ペンユニット21は、複数のペン24を備える。ここでは、ペン24の数は4であるものとして説明するが、ペン24の数を4としたのはあくまで一例であって、ペン24の数は4以外であってもよい。たとえばペンユニット21はペン24を1つしか備えない構成であってもよい。ペン24は、ペン保持部ソケット30の底面に設けられた貫通孔を通過して覆い部本体21aの内側において突出している。
表示部形成部20を異なる向きから見たところを図7に示す。図7に示すように、ペン保持部23は保持部蓋26を備える。保持部蓋26はボタン26aを備える。ボタン26aは保持部蓋26の外周の1ヶ所において外向きに突出するように設けられている。表示部形成部20をさらに異なる向きから見たところを図8に示す。ペンユニット21は、覆い部本体21aの内側に重なるように可動部27を備える。ペンユニット21は、覆い部31を備える。覆い部31は、覆い部本体21aと可動部27とを含む。図8では可動部27が開いている状態を示している。ペンユニット支持機構22は、ペンユニット21に対向するように第1の磁気センサ28aおよび第2の磁気センサ28bを備える。ペンユニット支持機構22は、ステッピングモータ41,42を備える。ステッピングモータ41による回転は、歯車43を介してペンユニット21に伝達される。
表示部形成部20の正面図を図9に示し、側面図を図10に示し、背面図を図11に示す。図9に示すように、本実施の形態では、ペンユニット21の外周面に沿うように第1の磁気センサ28aおよび第2の磁気センサ28bが配置されている。
ペンユニット21を単独で取り出したところを図12に示す。ペンユニット21は、前側の端部に覆い部本体21aを備える。ペンユニット21の内部に配置された複数のペン24は、互いに平行に配置されている。複数のペン24は、軸線90の周りに配置されている。複数のペン24はそれぞれペン先24aを有する。複数のペン24のペン先24aは、同じ向きを向いている。複数のペン24のペン先24aは、軸線90に垂直な一定の平面内に配置されている。可動部27は、軸線90を中心として回動可能となっている。保持部蓋26は、複数の磁石26eを備える。複数の磁石26eは保持部蓋26の外周面においてそれぞれ間隔をあけて配置されている。複数の磁石26eは、複数のペン24にそれぞれ対応するように配置されている。複数の磁石26eは等角度間隔で配置されていてもよい。
ペンユニット21を異なる向きから見たところを図13に示す。ペン保持部23は、ペン保持部本体25と保持部蓋26とを備える。保持部蓋26はペン保持部本体25の後端に接続されている。保持部蓋26は、中心孔26fを有する。保持部蓋26は、複数の貫通孔26dを有する。複数の貫通孔26dの数は4であるものとして説明するが、これはあくまで一例である。貫通孔26dの数は4以外であってもよい。通常、貫通孔26dの数はペン24の数と等しく設定される。実際に設置されるペン24の数は、貫通孔26dの数より少なくてもよい。複数の貫通孔26dは中心孔26fの周りを取り囲むように配置されている。中心孔26fからは中心棒29の先端が露出している。複数の貫通孔26dの各々からは後端部24bが露出している。後端部24bはペン24の一部である。ペンユニット21をさらに異なる向きから見たところを図14に示す。
ペンユニット支持機構22に設けられた第1の磁気センサ28a(図6、図9参照)は保持部蓋26の磁石26e(図12〜図14参照)を検出するためのものである。第1の磁気センサ28aで磁石26eを検出することによって、ペン保持部23が回転の停止位置にあるか否かを検出することができる。
ペンユニット支持機構22に設けられた第2の磁気センサ28b(図7、図9参照)は、保持部蓋26の磁石26e(図12〜図14参照)を検出するためのものである。第2の磁気センサ28bで磁石26eを検出することによって、ペン保持部23が正しく装着されているか否かを検出することができる。ペン保持部23が所定の角度位置にあるときに、第2の磁気センサ28bによって検出される対象が何もない場合には、ペン保持部23が正しく装着されていないと判断することができる。この判断は、第1制御部82(図1参照)によって行なうことができる。第1制御部82は、ペン保持部23が正しく装着されていないと判断した場合には、エラーメッセージを出すなどしてユーザにその旨を知らせることができる。本実施の形態では、前記所定の角度位置は、可動部27が閉位置となる角度位置である。第2の磁気センサ28bが磁石26eを検出できるのは、ペン保持部本体25(図15参照)がペンユニット21に正しく装着されており、かつ、保持部蓋26がペン保持部本体25に正しく装着されているときに限られるので、第2の磁気センサ28bによる検出結果を参照することで、ペン保持部本体25がペンユニット21に正しく装着されているか否かだけでなく、保持部蓋26がペン保持部本体25に正しく装着されているか否かをも確認することができる。
本実施の形態では、第2の磁気センサ28bで磁石26eを検出することによって、ペン保持部23が正しく装着されているか否かを検出することとしているが、これはあくまで一例である。ペンユニット支持機構22には、第2の磁気センサ28bに代えて、反射型の光センサが用いられてもよい。保持部蓋26には、磁石26eに代えて、光反射部が設けられてもよい。光反射部は、保持部蓋26の外周面に全周にわたって形成されてもよい。この場合、ペン保持部23の角度位置にかかわらず、ペン保持部23が正しく装着されているか否かを検出することができる。
本実施の形態では、ペンユニット支持機構22は、第3の磁気センサ28c(図6、図8、図9参照)をさらに備える。可動部27には、磁石が設けられる。可動部27が閉位置にあるとき、第3の磁気センサ28cによって磁石を検出することができる。第3の磁気センサ28cによって磁石を検出した位置を基準にして、ステッピングモータ41を回転させることで、複数のペン24の中のいずれかのペン24のペン先24aを選択的に、覆い部本体21aの開口部21rに対応する位置に移動させることができる。
ペン保持部23を単独で取り出したところを図15に示す。ペン保持部23を異なる向きから見たところを図16に示す。ペン保持部本体25は複数のペン24を保持している。複数のペン24の各々の外周面の一部は、ペン保持部本体25の外周に沿って露出している。ペン保持部本体25は、外周面に溝25aを有する。溝25aは、ペン保持部本体25の長手方向に沿って配置されている。ペン保持部23の正面図を図17に示す。
ペン24を単独で取り出したところを図18に示す。ペン24は、ペン先24aと、後端部24bと、中間部24cとを備える。ペン先24aにはインクが含まれている。中間部24cは、ペン先24aと後端部24bとの間に配置されている。中間部24cは、ほぼ円筒形の外面を有する。後端部24bには、ペン先24aに配置されたインクの色を示すマークが配置されていてもよい。ペン24は、油性ペンであってよい。
保持部蓋26を単独で取り出したところを図19に示す。保持部蓋26を異なる向きから見たところを図20に示す。保持部蓋26の側面図を図21に示す。保持部蓋26の平面図を図22に示す。図19および図22では、中心孔26fの中にロック板26gが見えている。ロック板26gは、ボタン26aと一体的に形成されている。ボタン26aおよびロック板26gを含む1枚の一体物の金属板が用意され、保持部蓋26の内部に配置されている。ボタン26aを保持部蓋26の中心軸に向かって押し込むことにより、ロック板26gは図22における下方に変位する。これにより、中心孔26fの空間にロック板26gが入り込まない状態が実現され、その結果、中心孔26fに中心棒29が出入り可能となる。図21に示すように、保持部蓋26のペン保持部本体25に接する側の端面には、位置合せピン26bが突出していてもよい。
表示部形成部20から保持部蓋26を取り外したところを図23に示す。ペンユニット21の後端に複数の後端部24bが突出している。複数の後端部24bに取り囲まれるようにして中心棒29が突出している。中心棒29は先端近傍にくびれ部を有する。くびれ部は、ロック板26gと係合するための部分である。ロック板26gがくびれ部に入り込むことにより、保持部蓋26はロックされた状態、すなわち、保持部蓋26はペン保持部23から外れない状態となる。複数のペン24は、後端部24bを引っ張ることによってペンユニット21から抜き取ることができる。複数のペン24の全てを抜き取った状態を図24に示す。ペンユニット21の後端に複数のペン収容部25dが開口している。ペン24をペン収容部25dに挿入することによって、図23に示したようにペン24を装着することができる。
図25に示すように、本実施の形態における薬剤包装装置101は、薬剤を包材10で包装する薬剤包装装置であって、包材10に表示部を形成する表示部形成部20と、複数の服用タイミングにわたって前記服用タイミングごとに表示パターンが関連付けられた組合せの集合体を含むデータの集合体を表示パターンセット71と呼ぶこととしたときに、複数の表示パターンセット71を含むデータの集合体である表示パターンマスタ70を記憶する記憶部84と、処方データ72を受け付ける処方データ受付部86と、包材10に表示部を形成するように、表示部形成部20を制御する制御部としての第2制御部83とを備える。第2制御部83による包材10への表示部の形成は、処方データ受付部86によって受け付けた処方データ72と、記憶部84に記憶された表示パターンマスタ70に含まれる複数の表示パターンセット71の中から選択された1つの表示パターンセット71とに基づいて、前記服用タイミングに関連付けられた前記表示パターンに従って行なわれる。薬剤包装装置101は、表示パターンマスタ70の編集を受け付ける編集受付部85を備える。第2制御部83は、包装機本体部81の一部であってよい。
ユーザインタフェースの具体例を示しながら、上記構成について説明する。以下の図で示す操作画面は、図1に示した第1制御部82のディスプレイ82aに表示されるものである。ユーザは、第1制御部82のキーボード82bなどの入力機器を用いて操作を行なう。第1制御部82には、キーボード82bの他にマウス(図示せず)などの入力機器が設けられていてもよい。物理的なキーボード82bの存在は必須ではなく、ディスプレイ82aに表示されるソフトウェアキーボードを用いる方式であってもよい。ディスプレイ82aがタッチパネル機能を有していてもよい。ディスプレイ82aがタッチパネル機能を有する場合には、ユーザは表示されるメニュー画面を見ながら直感的に自分の指などで操作することができるので、好ましい。
まず、編集受付部85によって図26に示すような基本的なメニュー画面がウインドウ形式で表示される。ここでは、ウインドウの上部に作業の種類がいくつかのタブとして表示されているが、そのうちの1つである「メンテナンス」のタブ501を選択する。タブ501を選択したときに表示されるパネルの中には複数のボタンが表示されている。複数のボタンの中には、「ペンパターン」と表示されているボタン502が含まれる。ユーザがボタン502を押すと、図27に示すような画面に切り替わる。ここでは、「ボタンを押す」と表現したが、これは、タッチパネル上で当該ボタンを直接指などで押すことを含むだけでなく、マウスカーソルを当該ボタンに合わせてクリックすることも含む。さらに、キーボードなどの操作によって当該ボタンを選択した状態にしてから何らかの決定キーを押すことも含む。以下の説明においても、ボタンなどのように画面表示された特定の部分を押すことに関して言及する箇所では同様の趣旨である。
図27は編集受付部85によって表示される画面の一例である。図27では、ペンパターンコード「0001」で特定される1つの表示パターンセットの内容が表示されている。各表示パターンセットには、特有のペンパターンコードが割り当てられている。ペンパターンコードは、個々の表示パターンセットを識別するための番号である。ここではペンパターンコードを4桁の数字としているが、これはあくまで一例であって数字の桁数は4桁とは限らない。ペンパターンコードは、数字以外の文字を含んでいてもよい。
コード表示部504は、ペンパターンコードを検索するためのボタンと、ペンパターンコードを入力するためのテキストボックスを含む。コード表示部504のテキストボックス内に何らかの文字が入力された状態でボタンが押された場合には、その入力された文字列を基に前方一致検索または完全一致検索した結果合致する表示パターンセットが表示される。
名称表示部505は、パターン名称を検索するためのボタンと、パターン名称を入力するためのテキストボックスを含む。名称表示部505のテキストボックス内に何らかの文字が入力された状態でボタンが押された場合には、その入力された文字列を基に前方一致検索または完全一致検索をした結果合致する表示パターンセットが表示される。すなわち、ユーザは、ペンパターンコードおよびパターン名称のうち少なくとも一方を手掛かりとして所望の表示パターンセットを表示させることができる。
ここで示す例では、ペンパターンコード0001は、施設Aのための表示パターンセット71である。施設Aとは、たとえば1つの医療機関である。ペンパターンコード0001のパターン名称は「施設A」として登録されている。ここでは、1つの医療機関のための表示パターンセット71であるものとして例示したが、1つの医療機関の代わりに1人の患者のための表示パターンセットであってもよい。パターン名称は、当該表示パターンセット71に付されるタイトルのようなものであるので、当該表示パターンセット71を何のために作ったかによって、ユーザが自らのわかりやすさのために適宜決定してよい。
1つの表示パターンセット71は、複数のペンの位置と色との関係を表すペン配置データ511を含む。図27では、「ペン配置」として4種類のペンの色が長方形で表示されている。この部分の情報がペン配置データ511に相当する。特許出願の図面ではカラー表示ができないので、いずれの長方形も同じ色に見えているが、実際には、各ペンごとに異なる色で長方形が表示されている。たとえば、1番が赤、2番が青、3番が緑、4番が黒といった具合である。1番から4番という番号は、ペンユニット21に保持されたペン保持部23(図8参照)における4つのペン収容部25d(図24参照)に対応する。図27では、説明の便宜のために、赤をR、青をB、緑をG、黒をBKとして図中に文字で表示することとする。実際にはこのような文字は表示されずに単に当該色の長方形が表示されるのみであってよい。以下の図においても、色に関しては同様のルールを以て表示する。ここではペン配置データに含まれる色が4種類であるものとして説明しているが、色の種類の数は4に限らず他の数であってもよい。ペン収容部25dの数が多くなればペン24の数は多くすることができ、ペン配置データ511に含まれる色の数も多くすることができる。
1つの表示パターンセット71は、服用タイミングごとに表示パターンが関連付けられたデータの集合体を含む。このデータの集合体は、「時期・時点ペン設定」というタイトルを付されてマトリックス512として表示されている。このマトリックス512の1要素が1つの「服用タイミング」に相当する。縦軸の「朝」、「昼」、「夕」という項目は「一日の中の時間帯を基準に定められる複数の時点」を示し、横軸の「食前」、「食直前」、「食間」、「食直後」、「食後」という項目は「食事、起床または就寝を基準に定められる複数の服用時期」に相当する。ここでは説明の単純化のために、横軸は食前、食直前、食間、食直後、食後の5項目のみとしているが、この他に、たとえば「起床時」、「寝る前」という項目が含まれていてもよい。各服用タイミングの枠の中には、当該服用タイミングに関連付けられた表示パターンが表示されている。ここでいう表示パターンとは、線の色の情報と線種の情報との組合せである。1つの表示パターンは、1つの色と1つの線種の組合せである。1つの表示パターンは、たとえば赤の実線であってもよく、青の破線であってもよい。各表示パターンの色としては、ペン配置データにおいて記憶されている色のうちの1つが選ばれる。特許出願の図面ではカラー表示ができないので、いずれの表示パターンも同じ色に見えているが、実際には、表示パターンは対応する色で表示されている。たとえば、「朝」の行にある表示パターンはいずれも赤で表示され、「昼」の行にある表示パターンはいずれも青で表示され、「夕」の行にある表示パターンはいずれも緑で表示されるといった具合である。マトリックス512内の各欄には丸で囲まれた番号が表示されているが、この番号は、「ペン配置」の欄に表示されているペンの番号に対応する。
図27に示す画面において、ペン配置データ511として表示されている4つの長方形のいずれかが押されたときには、図28に示すようにカラーパレットを選択するメニュー506が新たなウインドウとして開く。ここでは、一例としてメニュー506の中に12種類の色の正方形が表示されている。ユーザはメニュー506に提示された色の選択肢の中から所望の色を選択することができる。図28では、ペン配置の1番の選択し直しを行なっている。ユーザは、必要に応じて、ペン配置の1番から4番の各々について同様の作業を行って所望の色を設定することができる。
図27に示す画面において、マトリックス512内のいずれか1つの欄を押したときには、図29に示すように、色および線種を選択するメニュー507が新たなウインドウとして開く。メニュー507の中では、既にペン配置データ511として選択されている4種類の色および「色なし」の合計5つの選択肢から色を選ぶことができる。メニュー507では、色の他に線種も選択することができる。線種とは、たとえば実線、破線、点線、一点鎖線、二点鎖線などの種別を意味する。
図27に示す画面の下部には、ボタン群503が表示されている。ボタン群503には、たとえば「削除」、「クリア」、「閉じる」、「登録」といったボタンが含まれている。「削除」のボタンが押されたときには、表示中の表示パターンセット71を削除する。ただし、この場合も当該表示パターンセット71を削除する前に、ユーザに対して、当該表示パターンセット71を本当に削除してよいか尋ねることが好ましい。
「クリア」のボタンが押されたときには、表示パターンセット71の内容は、図30に示すように、初期値となる。ここでは、図30では、コード表示部504および名称表示部505は、いずれも空欄となっている。図30では、マトリックスの中に示される表示パターンは全て実線となっている。図27において「閉じる」のボタンが押されたときには、ユーザに対して、終了してよいか否かを尋ねる。表示パターンセット71の内容が変更されている場合には、ユーザに対して「データが変更されています。更新しますか?(はい(Y)/いいえ(N)/キャンセル)」というメッセージを表示して回答を受け付ける。ユーザからの回答が「はい(Y)」である場合には、表示パターンセットの内容を更新して図26のメニュー画面に戻る。回答が「いいえ(N)」である場合には、表示パターンセット71の内容を更新せずに図26のメニュー画面に戻る。ユーザからの回答が「キャンセル」である場合には、メッセージを閉じ、引き続き図27の画面が表示される。
図27に示す画面において「登録」のボタンが押されたときには、ユーザに対して「登録しますか?(はい(Y)/いいえ(N)/キャンセル)」というメッセージを表示して回答を受け付ける。回答が「はい(Y)」である場合には、表示中の表示パターンセット71を新規の表示パターンセット71として登録し、図26のメニュー画面に戻る。ただし、同一のペンパターンコードが既に他の表示パターンセット71に用いられている場合には、ユーザに対してペンパターンコードが重複している旨を表示し、新規の表示パターンセット71としての登録は行なわない。
(作用・効果)
本実施の形態では、記憶部84に記憶された表示パターンマスタ70の中に複数の表示パターンセット71が含まれ、各表示パターンセット71の中には、服用タイミングごとの表示パターンの情報が含まれているので、ユーザは所望の表示パターンセット71を選択するだけで、当該表示パターンセット71に従って包材10への表示部の形成をすることができる。これにより、ユーザにとって、ペンなどの設定の手数を大幅に軽減することができる。
ここでは、表示部形成部がペンによって包材に表示部を形成する場合について説明したが、表示部を形成する際に用いるツールはペンに限らない。表示部形成部は、ペンの代わりにたとえばインクリボンによって表示部を形成することとしてもよい。表示部形成部は、ペンおよびインクリボンに限らずさらに他のツールによって包材に表示部を形成するものであってもよい。
本実施の形態で示したように、表示パターンマスタ70の編集を受け付ける編集受付部85をさらに備え(図25参照)、前記服用タイミングは、食事、起床または就寝を基準に定められる複数の服用時期と一日の中の時間帯を基準に定められる複数の時点との組合せで表され、編集受付部85は、表示パターンマスタ編集画面(図27参照)を表示し、前記表示パターンマスタ編集画面には、選択された表示パターンセット71ごとに前記服用タイミングと前記表示パターンとの対応関係がマトリックス表示され、前記マトリックス表示の行および列のうち一方には、前記複数の服用時期が表示され、前記マトリックス表示の行および列のうち他方には、前記複数の時点が表示され、前記マトリックス表示の個々の要素として、前記表示パターンが表示され、編集受付部85は、前記マトリックス表示の個々の要素ごとに、前記表示パターンの編集を受け付けること(図29参照)が好ましい。この構成を採用することにより、各服用タイミングに対する表示パターンがマトリックス形式で一覧表示されているので、ユーザは表示パターンセットの内容を把握しやすい。また、ユーザにとってわかりやすいので、編集すべき対象である服用タイミングを選択することも容易となる。
本実施の形態で示したように、表示部形成部20は、複数のペン24を保持するペン保持部23と、ペン保持部23によって保持された複数のペン24を選択的に、包材10に対して当接または離隔させるように、ペン保持部23を駆動する駆動機構としてのペンユニット支持機構22とを備え、表示パターンセットは、ペン保持部23によって保持される複数のペン24の、位置と色との関係を表すペン配置データ511を含み、表示パターンマスタ編集画面(図27)には、ペン配置データ511の内容がさらに表示され、編集受付部85(図25)は、ペン配置データ511の編集を受け付けること(図28)が好ましい。この構成を採用することにより、駆動機構の働きにより、複数のペン24の中から所望のペン24を容易に選んで包材10に当接させることができる一方、ユーザはペン配置データ511を容易に編集することができる。ここでいう駆動機構とは、たとえばペンユニット支持機構22である。
編集受付部85は、ペン配置データ511の編集を受け付けたとき、その編集結果を、前記表示パターンマスタ編集画面(図27)にマトリックス表示される、表示パターンセット71の前記服用タイミングと前記表示パターンとの対応関係に反映させることが好ましい。この構成を採用することにより、ユーザにとって編集作業が容易となる。
編集受付部85は、複数の表示パターンセット71のうち一の表示パターンセットについて、ペン配置データ511の編集を受け付けたとき、当該ペン配置データ511と、複数の表示パターンセット71のうち他の表示パターンセットのペン配置データ511とを比べて、色の組合せが同じで位置が異なるのみであるか否かを判断し、色の組合せが同じで位置が異なるのみであると判断すると、前記一の表示パターンセットにおけるペン配置データ511を、前記他の表示パターンセットにおける前記ペン配置データ511に置き換えるか否かをユーザに問い合わせ、置き換える旨の回答を受け付けると、前記一の表示パターンセットにおけるペン配置データ511を、前記他の表示パターンセットにおけるペン配置データ511に置き換えることが好ましい。この構成を採用することにより、ペン24の配置換え作業を減らすことができる。たとえば図31に示すような内容でペン配置データ511aを登録しようとしたとき、図32に示すようなペン配置データ511bが既に登録されているとする。ペン配置データ511aの内容は、ペン配置データ511bの内容を並び替えるだけで得られるものである。このような場合には、ユーザに対して、ペン配置データ511aをペン配置データ511bに置き換えるか否かを問い合わせる。置き換える旨の回答をユーザから受けたときには、ペン配置データ511aをペン配置データ511bに置き換える。この場合、ペン配置データ511aの登録は行なわれない。
(実施の形態2)
(構成)
図33〜図34を参照して、本発明に基づく実施の形態2における薬剤包装装置について説明する。図33に示すように、本実施の形態における薬剤包装装置102では、記憶部84には、指定区分マスタ73がさらに記憶されている。指定区分マスタ73には、指定された区分ごとに、複数の表示パターンセット71のうちの1つを関連付けて登録可能である。処方データ72は、区分を表すデータを含む。制御部としての第2制御部83は、処方データ受付部86によって受け付けた処方データ72と、記憶部84に記憶された指定区分マスタ73とに基づいて、表示パターンマスタ70に含まれる複数の表示パターンセット71のうちの1つを選択する。
指定区分マスタ73の内容を編集するための画面の一例を図34に示す。「処方区分」とは、入院、外来、入院定期、入院臨時などの種別を意味する。「医療機関」とは、A病院、B病院などの種別を意味する。「診療科」とは、内科、外科などの種別を意味する。「ペンパターン」と書かれたボタンを押すことによって、当該指定区分に関連付けるべき表示パターンセット71を、表示パターンマスタ70に含まれる複数の表示パターンセット71の中から選択して設定することができる。ただし、ここで選択肢として表示される複数の表示パターンセット71は予め登録されたものに限られる。
薬剤包装装置102におけるその他の部分の構成は、実施の形態1で説明したものと基本的に同様である。
(作用・効果)
本実施の形態では、第2制御部83が指定区分マスタ73を参照することによっていずれの表示パターンセット71を用いるべきかが特定されるので、ユーザにとって表示パターンセット71の選択の手間が省ける。
(実施の形態3)
(構成)
図35を参照して、本発明に基づく実施の形態3における薬剤包装装置について説明する。
本実施の形態における薬剤包装装置103では、図35に示すように、記憶部84には、指定区分マスタ73の代わりに患者マスタ74が記憶されている。患者マスタ74には、患者ごとに、複数の表示パターンセット71のうちの1つを関連付けて登録可能である。処方データ72は、患者を表すデータを含む。制御部としての第2制御部83は、処方データ受付部86によって受け付けた処方データ72と、記憶部84に記憶された患者マスタ74とに基づいて、表示パターンマスタ70に含まれる複数の表示パターンセット71のうちの1つを選択する。
薬剤包装装置103におけるその他の部分の構成は、実施の形態1で説明したものと基本的に同様である。
(作用・効果)
本実施の形態では、第2制御部83が患者マスタ74を参照することによって患者に対して決められた表示パターンセットが特定されるので、ユーザにとって表示パターンセット71の選択の手間が省ける。
(実施の形態4)
(構成)
図36を参照して、本発明に基づく実施の形態4における薬剤包装装置について説明する。
本実施の形態における薬剤包装装置104では、図36に示すように、記憶部84には、指定区分マスタ73および患者マスタ74の両方が記憶される。指定区分マスタ73は、指定された区分ごとに、複数の表示パターンセット71のうちの1つを関連付けて登録可能である。患者マスタ74は、患者ごとに、複数の表示パターンセット71のうちの1つを関連付けて登録可能である。処方データ72は、区分を表すデータおよび患者を表すデータを含む。制御部としての第2制御部83は、処方データ受付部86によって受け付けた処方データ72と、記憶部84に記憶された、指定区分マスタ73および患者マスタ74とに基づき、かつ、指定区分マスタ73よりも患者マスタ74を優先的に適用して、表示パターンマスタ70に含まれる複数の表示パターンセット71のうちの1つを選択する。
薬剤包装装置104におけるその他の部分の構成は、実施の形態1で説明したものと基本的に同様である。
(作用・効果)
本実施の形態では、第2制御部83が、指定区分と患者との両方を考慮し、より的確な表示パターンセット71を自動的に選択することができるので、ユーザにとって表示パターンセット71の選択の手間が省ける。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 薬剤、10 包材、10a 左側部、10b 右側部、10c 底部、11 ホッパシュート、12 ホッパ部材、13 (包装シートの)ロール、14 シール機構、16 送りローラ、17 ガイドバー、20 表示部形成部、21 ペンユニット、21a 覆い部本体、21r 開口部、22 ペンユニット支持機構、23 ペン保持部、24 ペン、24a ペン先、24b 後端部、24c 中間部、25 ペン保持部本体、25a 溝、25d ペン収容部、26 保持部蓋、26a ボタン、26b 位置合せピン、26d 貫通孔、26e 磁石、26f 中心孔、26g ロック板、27 可動部、28a 第1の磁気センサ、28b 第2の磁気センサ、28c 第3の磁気センサ、29 中心棒、30 ペン保持部ソケット、31 覆い部、41,42 ステッピングモータ、43 歯車、61 錠剤投入部、62a,62b 散剤投入口、63 前扉、64 取出し口、65 清掃ノズル、66 ホース、67 ホッパ部材入口、68 ホッパ部材出口、70 表示パターンマスタ、71 表示パターンセット、72 処方データ、73 指定区分マスタ、74 患者マスタ、81 包装機本体部、82 第1制御部、82a ディスプレイ、82b キーボード、83 第2制御部、84 記憶部、85 編集受付部、86 処方データ受付部、90 軸線、92,93,96 矢印、94 第1回動方向、95 第2回動方向、97 基準角度位置、101,102,103,104 薬剤包装装置、501 タブ、502 ボタン、503 ボタン群、504 コード表示部、505 名称表示部、506 (色を選択させる)メニュー、511,511a,511b ペン配置データ、512 マトリックス。

Claims (7)

  1. 薬剤を包材で包装する薬剤包装装置であって、
    前記包材に表示部を形成する表示部形成部と、
    複数の服用タイミングにわたって前記服用タイミングごとに表示パターンが関連付けられた組合せの集合体を含むデータの集合体を表示パターンセットと呼ぶこととしたときに、複数の表示パターンセットを含むデータの集合体である表示パターンマスタを記憶する記憶部と、
    処方データを受け付ける処方データ受付部と、
    前記包材に表示部を形成するように、前記表示部形成部を制御する制御部とを備え、
    前記制御部による前記包材への表示部の形成は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データと、前記記憶部に記憶された前記表示パターンマスタに含まれる前記複数の表示パターンセットの中から選択された1つの表示パターンセットとに基づいて、前記服用タイミングに関連付けられた前記表示パターンに従って行なわれ
    前記表示パターンマスタの編集を受け付ける編集受付部をさらに備え、
    前記服用タイミングは、食事、起床または就寝を基準に定められる複数の服用時期と一日の中の時間帯を基準に定められる複数の時点との組合せで表され、
    前記編集受付部は、表示パターンマスタ編集画面を表示し、
    前記表示パターンマスタ編集画面には、選択された表示パターンセットごとに前記服用タイミングと前記表示パターンとの対応関係がマトリックス表示され、前記マトリックス表示の行および列のうち一方には、前記複数の服用時期が表示され、前記マトリックス表示の行および列のうち他方には、前記複数の時点が表示され、前記マトリックス表示の個々の要素として、前記表示パターンが表示され、
    前記編集受付部は、前記マトリックス表示の個々の要素ごとに、前記表示パターンの編集を受け付ける、薬剤包装装置。
  2. 前記表示部形成部は、
    複数のペンを保持するペン保持部と、
    前記ペン保持部によって保持された前記複数のペンを選択的に、前記包材に対して当接または離隔させるように、前記ペン保持部を駆動する駆動機構とを備え、
    前記表示パターンセットは、前記ペン保持部によって保持される前記複数のペンの、位置と色との関係を表すペン配置データを含み、
    前記表示パターンマスタ編集画面には、前記ペン配置データの内容がさらに表示され、
    前記編集受付部は、前記ペン配置データの編集を受け付ける、請求項に記載の薬剤包装装置。
  3. 前記編集受付部は、前記ペン配置データの編集を受け付けたとき、その編集結果を、前記表示パターンマスタ編集画面にマトリックス表示される、前記表示パターンセットの前記服用タイミングと前記表示パターンとの対応関係に反映させる、請求項に記載の薬剤包装装置。
  4. 前記編集受付部は、
    前記複数の表示パターンセットのうち一の表示パターンセットについて、前記ペン配置データの編集を受け付けたとき、当該ペン配置データと、前記複数の表示パターンセットのうち他の表示パターンセットの前記ペン配置データとを比べて、色の組合せが同じで位置が異なるのみであるか否かを判断し、
    色の組合せが同じで位置が異なるのみであると判断すると、前記一の表示パターンセットにおける前記ペン配置データを、前記他の表示パターンセットにおける前記ペン配置
    データに置き換えるか否かをユーザに問い合わせ、
    置き換える旨の回答を受け付けると、前記一の表示パターンセットにおける前記ペン配置データを、前記他の表示パターンセットにおける前記ペン配置データに置き換える、請求項またはに記載の薬剤包装装置。
  5. 前記記憶部には、指定区分マスタがさらに記憶され、
    前記指定区分マスタには、指定された区分ごとに、前記複数の表示パターンセットのうちの1つを関連付けて登録可能であり、
    前記処方データは、区分を表すデータを含み、
    前記制御部は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データと、前記記憶部に記憶された前記指定区分マスタとに基づいて、前記表示パターンマスタに含まれる前記複数の表示パターンセットのうちの1つを選択する、請求項1からのいずれか1項に記載の薬剤包装装置。
  6. 前記記憶部には、患者マスタがさらに記憶され、
    前記患者マスタには、患者ごとに、前記複数の表示パターンセットのうちの1つを関連付けて登録可能であり、
    前記処方データは、患者を表すデータを含み、
    前記制御部は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データと、前記記憶部に記憶された前記患者マスタとに基づいて、前記表示パターンマスタに含まれる前記複数の表示パターンセットのうちの1つを選択する、請求項1からのいずれか1項に記載の薬剤包装装置。
  7. 前記記憶部には、指定区分マスタおよび患者マスタがさらに記憶され、
    前記指定区分マスタには、指定された区分ごとに、前記複数の表示パターンセットのうちの1つを関連付けて登録可能であり、
    前記患者マスタには、患者ごとに、前記複数の表示パターンセットのうちの1つを関連付けて登録可能であり、
    前記処方データは、区分を表すデータおよび患者を表すデータを含み、
    前記制御部は、前記処方データ受付部によって受け付けた前記処方データと、前記記憶部に記憶された、前記指定区分マスタおよび前記患者マスタとに基づき、かつ、前記指定区分マスタよりも前記患者マスタを優先的に適用して、前記表示パターンマスタに含まれる前記複数の表示パターンセットのうちの1つを選択する、請求項1からのいずれか1項に記載の薬剤包装装置。
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