JP6968019B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、隣接する部屋間の壁に設置され、室内の空気を吸込んで筒状部材を通じて他方の室内へ空気を搬送する換気装置に関する。
建物の部屋同士を仕切る壁に設けられた貫通穴にパイプ又はダクトといった筒状部材を取付け、筒状部材の一端部に羽根車を有する送風機、グリル、および本体とを設置し、他端部にグリルと本体とを設置することで、送風機で二部屋間の通気を行う換気装置が知られている。
二部屋間の通気を行う換気装置は、空気調和がなされた部屋の空気を、空気調和がなされていない部屋に送風することで、空気調和がなされていない部屋を簡易的に空気調和する効果が得られる。二部屋間の通気を行うことによって省エネルギー化を図った住宅の研究も注目されている。
二部屋間の通気を行う換気装置は、グリルのデザインが格子タイプであると、送風機の運転状態にかかわらず、一方の部屋から他方の部屋の様子が見えてしまったり、音又は光が漏れてしまったりする。
特許文献1には、筒状部材の中に遮蔽板を設け、運転停止時に筒状部材を閉塞する換気装置が開示されている。特許文献1に開示される換気装置は、風路内に遮蔽板が配置されているため、一方の部屋から他方の部屋の様子が見えてしまったり、音又は光が漏れてしまったりすることを抑制できる。
特開2004―245495号公報
特許文献1に開示される換気装置は、風路内に遮蔽板が配置されているため、空気調和がなされた部屋と空気調和がなされていない部屋とを隔てる壁が薄い場合には、壁に収まるように設置することができなかった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、薄い壁に収まるように設置可能で、二部屋間の通気を行える換気装置を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、第1の部屋と第2の部屋とを隔てる壁を貫通して設置される筒状部材と、筒状部材に第1の部屋側から挿入される円筒状の風洞部を有する第1の本体フレームと、風洞部内で回転する羽根車を有する送風機とを備えた第1の本体と、第1の本体の第1の部屋側に取り付けられる第1の意匠グリルと、筒状部材に第2の部屋側から設置される第2の本体と、第2の本体に第2の部屋側から取り付けられる第2の意匠グリルと、を備える。第1の意匠グリルは、送風機の運転時中は風洞部を開放し、送風機の停止中は風洞部を閉鎖するシャッタ部を備える。シャッタ部は、風洞部を開放する状態では、風洞部の第1の部屋側の延長上に配置される。
本発明によれば、薄い壁に収まるように設置可能で、二部屋間の通気を行える換気装置を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態1に係る換気装置の据え付け状態を示す図 実施の形態1に係る換気装置の運転開始直後のロッドの回動を示す第1の本体の斜視図 実施の形態1に係る換気装置の運転開始直後のロッドの回動を示す第1の本体の断面模式図 実施の形態1に係る換気装置の第1の本体の背面側の斜視図 実施の形態1に係る換気装置の第2の本体及び第2の意匠グリルの斜視図 実施の形態1に係る換気装置の第2の本体の斜視図 実施の形態1に係る換気装置の第1の本体の保護カバーを外した状態での背面側の斜視図 実施の形態1に係る換気装置の第1の本体の背面に制御基板強電部を収容した状態を示す斜視図 実施の形態1に係る換気装置の制御基板強電部に中継線を接続し延焼防止カバーで覆った状態を示した斜視図 実施の形態1に係る換気装置の制御基板弱電部を示す斜視図
以下に、本発明の実施の形態に係る換気装置の据え付け状態を示す斜視図を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る換気装置の据え付け状態を示す図である。図2は、実施の形態1に係る換気装置の運転開始直後のロッドの回動を示す第1の本体の斜視図である。図3は、実施の形態1に係る換気装置の運転開始直後のロッドの回動を示す第1の本体の断面模式図である。図4は、実施の形態1に係る換気装置の第1の本体の背面側の斜視図である。実施の形態1に係る換気装置80は、隣接する第1の部屋40と第2の部屋41との間を仕切る壁50を貫通して設置される。第1の本体6は、樹脂製の第1の本体フレーム3と、第1の本体フレーム3に取り付けられた送風機60とを備える。第1の本体フレーム3は、筒状部材であるパイプ1に第1の部屋40から挿入される円筒状の風洞部2を有する。送風機60は、プロペラ式の羽根車4と、羽根車4を回転させるファンモータ5とを備えている。第1の本体6には、第1の意匠グリル7が取り付けられている。第1の本体6は、第1の部屋40側からパイプ1に取り付けるため、第1の部屋40側を前面という。
第2の本体30は、樹脂製であり、パイプ1に第2の部屋41側から挿入される。第2の本体30には、第2の意匠グリル31が取り付けられている。
第1の本体フレーム3は、風洞部2よりも第1の部屋40側にベルマウス形状の開口部9を有する。第1の本体フレーム3は、開口部9から半径方向に張出したフランジ部9aと、フランジ部9aの周縁部から背面側に突出した立ち上がり部10とを備える。立ち上がり部10の端部は、第1の部屋40内の取付面である壁50の壁面に当接する。
風洞部2は、ファンモータ取付構造70を備えている。ファンモータ取付構造70は、風洞部2の円周方向に間隔をおいて風洞部2の中心線方向に沿って第2の部屋41側へ延出する四本の脚部11と、各脚部11の端部から風洞部2の中心に向かって延びる橋絡部12とを有する。換気装置80は、脚部11及び橋絡部12によって、風洞部2の中心に位置するモータカバー13を支持している。橋絡部12には、回転軸15がモータカバー13の先から風洞部2の中心線上に突き出すようにファンモータ5がねじ締めによって固定されている。回転軸15には、羽根車4が装着されている。回転軸15に装着された羽根車4は、風洞部2の内側に配置されている。
四本の脚部11のうちの一本の外側には、板ばね14が装着されている。板ばね14は、反りが設けられており、風洞部2の半径方向への拡開弾力により第1の本体6をパイプ1内に保持する。板ばね14は、第1の本体6を木ねじ26で取り付け部に固定する前の仮止めに使用される。なお、換気装置80の取り付けは、パイプ1に第1の本体6を差し込んで、板ばね14の拡開弾力により木ねじ26を使わずに行うこともあるが、第1の本体6を木ねじ26で取り付け部に固定することが一般的である。
第1の意匠グリル7は、第1の本体フレーム3の前面構造であるフランジ部9a及び立ち上がり部10を覆う。第1の意匠グリル7は、製品運転時は風洞部2を開放し、停止時には風洞部2を閉鎖するシャッタ部8と、停止時にシャッタ部8を閉じるばね8aとを有している。ばね8aは、一端が第1の意匠グリル7に取り付けられ、他端はシャッタ部8の背面側に取り付けられている。第1の意匠グリル7は、第1の本体6に対して爪嵌合等の固定方法により着脱可能に取り付けられて固定される。第1の意匠グリル7を第1の本体6から取り外すことで、第1の意匠グリル7は、シャッタ部8の清掃が容易である。
第1の本体6には、シャッタ部8を開かせるため、前面側にはロッド17が取り付けられており、背面側には電動機16が取り付けられている。電動機16にはワイヤ16aが取り付けられている。ワイヤ16aは、ロッド17と連結するための連結部16bを先端に有している。連結部16b及びワイヤ16aは、第1の本体6の背面側から、第1の本体フレーム3に設けられた開口部6aを通じて、第1の本体6の前面側に引き出され、ロッド17に連結されている。換気装置80の運転開始時、電動機16に電力が供給されると、電動機16に取り付けられたワイヤ16aの巻き取りが開始され、ロッド17が回動していく。ロッド17が回動することにより、シャッタ部8の背面に設けられた摺動部8bがロッド17によって第2の部屋41側から第1の部屋40側へ押し出され、シャッタ部8が開き、風洞部2を開放させる。シャッタ部8は、開いた状態においても風洞部2の前方に位置している。
電動機16は、設定された巻き上げ量に達するとワイヤ16aの巻き上げを終了するとともに、逆回転防止機構が働く構造となっている。したがって、送風機60の運転中においては、シャッタ部8の開度は一定に保たれる。また、送風機60の運転を停止すると、電動機16への電力の供給が遮断されることとなり、これにより電動機16の逆回転防止機構が解除され、巻き上げ力も発生しなくなる。その際、ばね8aの反力により、シャッタ部8は閉じられる。
第1の意匠グリル7は、第2の部屋41側の表面に断熱層7aを備えている。シャッタ部8は、第2の部屋41側の表面に断熱層8cを備えている。シャッタ部8を含め第1の意匠グリル7が断熱層7a,8cを備えることで、運転停止時に第1の部屋40と第2の部屋41との温度差が大きな場合でも、第1の意匠グリル7の表面又は内側に結露が発生することは、シャッタ部8の部分を含めて抑制できる。また、第1の本体6とシャッタ部8及び第1の意匠グリル7との気密を上げることで、運転停止中の風漏れによって壁50が汚れることを低減できる。
図5は、実施の形態1に係る換気装置の第2の本体及び第2の意匠グリルの斜視図である。図6は、実施の形態1に係る換気装置の第2の本体の斜視図である。第2の本体30は、第1の本体6と同様に、円筒状の風洞部30aと、風洞部30aよりも第2の部屋41側にベルマウス形状の開口部30bを有する。第2の本体30は、開口部30bから半径方向に張出したフランジ部30cと、フランジ部30cの周縁部から背面側に突出した立ち上がり部30dとを備える。立ち上がり部30dの端部は、第2の部屋41内の取付面である壁50の壁面に当接する。なお、第2の本体30の取り付けは、パイプ1に第2の本体30を差し込んだ後、第2の本体30を木ねじで取り付け部に固定して使用するのが一般的である。第2の本体30は、第2の部屋41側からパイプ1に取り付けるため、第2の部屋41側を前面という。
第2の意匠グリル31は、第2の本体30の前面構造であるフランジ部30c及び立ち上がり部30dを被覆する構造となっている。第2の意匠グリル31は、第2の本体30に爪嵌合等によって取付けられる。なお、図5に示す第2の意匠グリル31は、格子タイプであるが、第2の部屋41側から第2の本体30の開口部30bが見えにくいインテリアパネルタイプであってもよい。
図7は、実施の形態1に係る換気装置の第1の本体の保護カバーを外した状態での背面側の斜視図である。図8は、実施の形態1に係る換気装置の第1の本体の背面に制御基板強電部を収容した状態を示す斜視図である。換気装置80には、第1の部屋40内の人を検知したり、第1の部屋40の室内の湿度、温度又はガス濃度といった第1の部屋40の状態を表す物性値を検知したりして、運転停止の切り替え及び運転強度の切り替えを自動で行うための制御部21d及びセンサ23が搭載されている。図7及び図8に示すように、センサ23を換気装置80に搭載する場合、制御基板強電部19は、延焼防止カバー20で覆った状態で、フランジ部9aの背面側であって第1の本体6に収納される。制御基板強電部19には、制御基板弱電部21と接続するためのコネクタ19aが設けられており、制御基板強電部19と制御基板弱電部21とは、両端にコネクタ22aを有した中継線22にて接続される。
図9は、実施の形態1に係る換気装置の制御基板強電部に中継線を接続し延焼防止カバーで覆った状態を示した斜視図である。制御基板強電部19のコネクタ19aに中継線22のコネクタ22aを接続し、制御基板強電部19を鋼板製の延焼防止カバー20で覆うと、コネクタ22aの一部が、延焼防止カバー20の切欠き部20aを通じて延焼防止カバー20の外に突出する。これにより、延焼防止カバー20の切欠き部20aに、リード線の傷付きを防止するためのヘミング曲げといった処理を行ったり、保護チューブを設置したりする作業が不要となり、安価でも安全な構造を実現することができる。
図7に示すように、制御基板弱電部21は、制御基板強電部19の中継線22の引き出し方向となっているフランジ部9aの背面側であって第1の本体6に収納されている。また、センサ23は、制御基板弱電部21が収納された付近に収納されている。センサ23は、コネクタ23aにより制御基板弱電部21のコネクタ21bと接続する構造となっている。制御基板弱電部21のコネクタ21a及びコネクタ21bは、制御基板強電部19及びセンサ23の方向に設けることで、中継線22及びセンサ23用のリード線の配線作業を容易にすることが可能となる。
図10は、実施の形態1に係る換気装置の制御基板弱電部を示す斜視図である。制御基板弱電部21は、湿度、温度又はガス濃度の設定値を変更できる設定変更手段21cと、制御部21dと、換気装置80の運転状態を設定変更手段21cで設定した設定値以上で切り替えるか設定値以下で切り替えるかを変更できる運転状態切替手段21eとを有する。設定値は、制御部21dが送風機60の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うか否かの判断に用いる閾値である。よって、運転状態切替手段21eは、センサ23が検知した物性値が設定値以上になった場合に制御部21dが送風機60の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うか、センサ23が検知した物性値が設定値以下となった場合に制御部21dが送風機60の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うかを変更する。人を検知したり、室内環境が設定変更手段21cによって設定した湿度、温度、またはガス濃度に達した時に、制御部21dは、送風機60の運転停止を切り替えるか、または運転強度を自動で切替える。
一般的に、空気調和機にて室内を空気調和する場合、夏季は室温を下げ、冬季は室温を上げることとなる。空気調和された室内の空気を空調されていない室内へ換気装置にて送風する場合、夏季は空気調和機にて室温が設定温度まで低下してから換気装置を運転し、冬季は空気調和機にて室温が設定温度まで上昇してから換気装置を運転した方が、無駄な消費電力を抑えることができる。実施の形態1に係る換気装置80は、第1の本体6に、運転状態切替手段21eを設けることで、第1の部屋40及び第2の部屋41に別々にセンサを搭載することなく、1個のセンサ23のみで、空調された第1の部屋40の空気を用いて、空調されていない第2の部屋41を自動で簡易空調することができる。第1の部屋40及び第2の部屋41に別々にセンサを搭載するよりも、製造コストを抑えることができ、かつ、施工作業が容易となる。
設定変更手段21cと運転状態切替手段21eとを、フランジ部9aの背面側で第1の本体6の下部に収納することで、設定変更又は運転状態変更の操作性と、設定内容又は運転状態の視認性とを向上させることができる。
なお、換気装置80にセンサ23、制御部21d、設定変更手段21c、運転状態切替手段21eを搭載できない場合は、これらの機能を付加させた壁スイッチと換気装置80とを組み合わせて使用することで、1個のセンサ23のみで、空調された第1の部屋40の空気を用いて、空調されていない第2の部屋41を自動で簡易空調することができる。
保護カバー24には、換気装置80の据付けに供される木ねじ26を、自在に着脱保持できる保持構造24aが設けられている。保護カバー24は、保護カバー24の外周に設けられた複数の図示しない爪部を、第1の本体6側の図示しない引掛け部に爪嵌合にて取付ける構造となっている。
なお、換気装置80に、空気調和機、照明器機、暖房器具又は他の換気装置に通じる配線を接続してもよい。他の装置に通じる配線を接続することにより、換気装置80は、他の装置から入力される信号に基づいて、送風機60の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うことができる。すなわち、換気装置80に他の装置に通じる配線を接続することで、換気装置80を接続された他の装置と連動させることが可能となる。
実施の形態1に係る換気装置80は、運転停止中は風洞部2を閉塞するシャッタ部8が第1の意匠グリル7に設けられている。シャッタ部8は、運転中は風洞部2の第1の部屋40側の延長上に位置するため、運転状態にかかわらず、第1の部屋40及び第2の部屋41の一方の部屋から他方の部屋の様子が見えてしまうことはない。また、シャッタ部8は、第1の意匠グリル7から第1の部屋40側に開くため、第1の本体6と第2の本体30との距離が短くても風洞部2を開放できる。したがって、実施の形態1に係る換気装置80は、第1の部屋40と第2の部屋41とを隔てる壁50が薄くても、壁50に収まるように設置できる。
また、実施の形態1に係る換気装置80は、シャッタ部8の開閉状態を目視すれば、ユーザは、送風機60が運転中であるか否かを判断できるため、運転状態の視認性が向上する。運転停止中は、シャッタ部8が閉じて風洞部2を塞ぐため、空気調和がなされていない第2の部屋41の空気が空気調和がなされている第1の部屋40に流れ込むことを防止できる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 パイプ、2,30a 風洞部、3 第1の本体フレーム、4 羽根車、5 ファンモータ、6 第1の本体、6a 開口部、7 第1の意匠グリル、7a,8c 断熱層、8 シャッタ部、8a ばね、8b 摺動部、9,30b 開口部、9a,30c フランジ部、10,30d 立ち上がり部、11 脚部、12 橋絡部、13 モータカバー、14 板ばね、15 回転軸、16 電動機、16a ワイヤ、16b 連結部、17 ロッド、19 制御基板強電部、19a,21a,21b,22a,23a コネクタ、20 延焼防止カバー、20a 切欠き部、21 制御基板弱電部、21c 設定変更手段、21d 制御部、21e 運転状態切替手段、22 中継線、23 センサ、24 保護カバー、24a 保持構造、26 木ねじ、30 第2の本体、31 第2の意匠グリル、40 第1の部屋、41 第2の部屋、50 壁、60 送風機、70 ファンモータ取付構造、80 換気装置。

Claims (6)

  1. 第1の部屋と第2の部屋とを隔てる壁を貫通して設置される筒状部材と、
    前記筒状部材に前記第1の部屋側から挿入される円筒状の風洞部を有する第1の本体フレームと、前記風洞部内で回転する羽根車を有する送風機とを備えた第1の本体と、
    前記第1の本体の前記第1の部屋側に取り付けられる第1の意匠グリルと、
    前記筒状部材に前記第2の部屋側から設置される第2の本体と、
    前記第2の本体に前記第2の部屋側から取り付けられる第2の意匠グリルと、を備え、
    前記第1の意匠グリルは、回動可能に下端部が固定された単一の板状の主面を備え、前記送風機の停止中は前記風洞部を閉鎖し、前記第1の部屋側に傾くことによって前記送風機の運転時中は前記風洞部を開放するシャッタ部を備え、
    前記シャッタ部の主面は、前記風洞部を開放する状態では、前記風洞部の前記第1の部屋側の延長上に配置されることを特徴とする換気装置。
  2. 前記第1の本体は、他の装置から入力される信号に基づいて、前記送風機の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行う制御部を有することを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記第1の本体は、
    前記第1の部屋の状態を検知するセンサと、
    前記センサの出力に基づいて、前記送風機の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行う制御部とを有することを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  4. 前記センサは、前記第1の部屋の状態を示す物性値を検出し、
    前記制御部が前記送風機の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うか否かの判断に用いる閾値となる前記物性値の設定値を変更する設定変更手段を有することを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. 前記センサが検知した前記物性値が前記設定値以上になった場合に前記制御部が前記送風機の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うか、前記センサが検知した前記物性値が前記設定値以下となった場合に前記制御部が前記送風機の運転停止の切り替え又は運転強度の切り替えを行うかを変更する運転状態切替手段を備えたことを特徴とする請求項4に記載の換気装置。
  6. 前記第1の意匠グリル及び前記シャッタ部は、前記第2の部屋側の表面に断熱層を備えることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の換気装置。
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