JP6967940B2 - 樹脂製ブラケット - Google Patents

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Description

本発明は樹脂製ブラケットに係り、特に強度を向上させて品質を向上させる技術に関する。
従来、トラックの乗員が搭乗するキャビンの乗り心地改善のため、キャブサスペンションが用いられている。このキャブサスペンションには、エアサスペンション等のキャビンの衝撃を緩和させるエアスプリングが設けられている。また、このようなエアスプリングによって生じるばね質量系の周期振動を減衰するためにショックアブソーバを用いることが知られている(特許文献1、2)。
特開平7−137667 特開平11−348819号公報
上記特許文献1、2のようなキャブサスペンションは、ショックアブソーバをキャブ側に取り付けるために鍛造製の金属ブラケットが用いられる。しかしながら、鍛造製のブラケットは、機械加工や塗装などを要し、製造コストが高いことが問題であった。
以上から、本願の解決すべき課題は、品質を確保させつつ、コストを抑制することができる樹脂製ブラケットを提供することにある。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することができる。
本適用例に係る樹脂製ブラケットは、樹脂製の本体と、前記本体に一体に形成される被締結部と、前記本体に埋設されるフランジ部と前記フランジ部から垂直に延びるシャフト部とを有する金属製の荷重受部材と、を備え、前記被締結部は、締結部材が貫通する開口及び前記締結部材が面接触する座面を有し、前記フランジ部は、周縁が前記座面と垂直方向に重なる位置よりも前記シャフト部側に形成され、前記荷重受部材は、キャブサスペンションのショックアブソーバが取り付けられ、前記ショックアブソーバを支持する。
本適用例に係る樹脂製ブラケットによれば、フランジ部が本体に埋設されることで、フランジ部の全体が本体に覆われ、樹脂製の本体に金属製の荷重受部材を強固に設けることができる。また、例えば本体の表面処理、特に被締結部の座面の面粗度を調整するための機械加工をせずに本体の形成と同時に被締結部を形成することができる。また更に、本体が樹脂なので、耐食性を高くすることができ、塗装等の防錆加工が不要である。更には、本体が樹脂なので、さび等によって腐食した場合の強度を加味せず小型に形成することができる。特に、本体が樹脂製であるため、例えば金属製のブラケットを形成する場合と比較して軽量且つ安価に形成することができる。このような構成により、樹脂製の本体に金属製の荷重受部材を強固に設け、表面処理等の所謂後加工をすることなく耐食性を高め、軽量且つ安価なブラケットを形成することができる。
また、フランジ部が本体の座面と垂直方向に重なる位置に位置しないようにすることで、座面を形成する樹脂が薄肉になることを抑制し、樹脂が破損することを防止することができる。
また、エンジン等の高温な熱に晒されない位置に設けられたショックアブソーバを荷重受部材が支持することで、樹脂製である本体が高温な熱に晒されないようにすることができる。また、キャブサスペンションのショックアブソーバのような締結部分に押圧や引張によるせん断応力及びねじり応力が加わる部材を本体がシャフト部を介して支持することができる。
また、本適用例に係る樹脂製ブラケットにおいて、前記フランジ部は、平面で視た周縁が多角形である。
これにより、フランジ部の周縁の角が本体に係止されるため、シャフト部がその周方向に回転する力がフランジ部に加わる場合であっても、本体に対してフランジ部を回り止めにして強固に支持される。
また、本適用例に係る樹脂製ブラケットにおいて、前記フランジ部は、前記平面で視た前記周縁が六角形である。
フランジ部の平面で視た周縁が六角形より角が多いと円形に近づくため本体に各角が係止する力が弱くなる。一方、フランジ部の平面で視た周縁が六角形より角が少ないと角ひとつあたりにかかる応力が大きくなる。しかし、フランジ部の平面で視た周縁を六角形に形成することで、周縁を本体に強固に支持しつつ、フランジ部の各角にかかる応力を低下することができる。
また、本適用例に係る樹脂製ブラケットにおいて、前記荷重受部材は、前記フランジ部と前記シャフト部とが一体に鍛造成形されてなる。
これにより、フランジ部とシャフト部とを一体に、且つ鍛造成形によって一度に形成することで、荷重受部材の成形性を高めると共にフランジ部とシャフト部との接続部分の強度を高めることができる。
また、本適用例に係る樹脂製ブラケットにおいて、前記シャフト部は、周面にネジ部が設けられてなる。
これにより、シャフト部に貫通されて接続される被貫通部材がネジ部にナットを設けることで螺合でき、被貫通部材をシャフト部に強固に締結することができる。
キャブサスペンションが搭載されたトラックの概略構成図である。 キャブサスペンションの構成図である。 本発明に係る樹脂ブラケットの斜視図である。 図3中のI-I断面の断面図である。 図4中のII-II断面の断面図である。
以下、図面に基づき本発明の一実施形態について説明する。
図1を参照すると、キャブサスペンション3が搭載されたトラック1の概略構成図が示されている。
トラック1の前部には、フレーム5、車輪7、及びキャビン11が備えられる。また、フレーム5と車輪7との間には、リーフスプリング9が配設される。また更に、フレーム5とキャビン11との間には、キャブサスペンション3が配設される。リーフスプリング9は、駆動部品13と前後方向中央部で接続されており、車輪7からフレーム5に伝達される振動や衝撃を緩和させるサスペンションである。即ち、リーフスプリング9は、主に駆動部品13、フレーム5、及び図示しないエンジン等のトラック1を構成する部品が車輪7から伝達される振動や衝撃によって劣化及び破損することを抑制するために配設される。
キャブサスペンション3は、後述する構成により、車輪7からキャビン11に伝達される振動や衝撃をさらに緩和させる。即ち、キャブサスペンション3は、主にキャビン11に搭乗する乗員の乗り心地を良好にするために設けられるサスペンションである。
図2を参照すると、キャブサスペンション3の構成図が示されている。
キャブサスペンション3は、キャブヒンジユニット21、キャブ支持部材23、エアスプリング25、及びショックアブソーバユニット27が備えられる。キャブヒンジユニット21は、上側支持部材33の一端がチルト支点31a回りで回動することで、上側支持部材33の上方に設けられるキャビン11を回動(チルト)可能である。キャブ支持部材23は、一端がサス支点31bに回動可能に接続され、他端がエアスプリング25及びショックアブソーバユニット27によって回動を制限される。
詳しくは、キャブヒンジユニット21は、下側支持部材31及び上側支持部材33によって構成される。下側支持部材31は、上下方向下側がフレーム5に接続される。また、下側支持部材31は、上側が上側支持部材33とチルト支点31aにおいて上側支持部材33を回動可能に接続される。
上側支持部材33は、他端がキャブ支持部材23とサス支点31bでキャブ支持部材23を回動可能に接続される。
エアスプリング25は、図示しないエアコンプレッサから供給される空気によって弾性率が一定に保たれており、キャビン11に加わる押圧方向または引張方向の衝撃を緩和する、所謂エアサスペンションの構成部材である。
ショックアブソーバユニット27は、ショックアブソーバ29の第1締結部29dがチルト支点31aに固定される。また、ショックアブソーバユニット27は、第2締結部29cが本発明に係る樹脂ブラケット41を介してキャブ支持部材23に固定される。このショックアブソーバ29は、ピストンロッド29a及びシリンダ29bを備えたオイルダンパであって、ピストンロッド29aに連結された図示しないピストンがシリンダ29b内で移動することにより、ショックアブソーバ29に加わるピストンが移動する方向の力を減衰する。
即ち、キャブ支持部材23は、例えばトラック1の走行によって発生する振動や衝撃によって一端がサス支点31b回りで回動するとき、他端がエアスプリング25によって衝撃が緩和される。また、エアスプリング25が一定の弾性率を有することによりキャブ支持部材23に発生するばね質量系の周期振動は、ショックアブソーバユニット27のショックアブソーバ29によって減衰される。
図3を参照すると、本発明に係る樹脂ブラケット41の斜視図が示されている。樹脂ブラケット41は、キャブ支持部材23に後述する被締結部51がボルト(締結部材)65によって螺合されることで組み付けられる。また、樹脂ブラケット41は、シャフト部47にカップワッシャ63、ショックアブソーバ29の第2締結部29c、及び平ワッシャ67が上記順番に貫通され、ナット61によって螺合されて組み付けられる。
ところで図2に示すように、キャブ支持部材23が回動してショックアブソーバ29に押圧力や引張力が発生するとき、樹脂ブラケット41には、所定方向の押圧力や引張力の他に、ねじり方向の力が加えられる。詳しくは、キャブ支持部材23がサス支点31bを基点にして回動するとき、第2締結部29cは、サス支点31b回りで円運動する。即ち、第1締結部29dがチルト支点31aに固定され、第2締結部29cがサス支点31bに固定されるので、第2締結部29cがサス支点31b回りで円運動すると、第1締結部29d及び第2締結部29cには、ねじり方向の力が加えられる。
このねじれを解消するため、第2締結部29c及び第1締結部29dは、第2締結部29cの周縁にゴム等の弾性部材が設けられる。これにより、第2締結部29cにねじり方向の力が加わると弾性部材が撓むことで第2締結部29c及び第1締結部29dに加わるねじれを解消することが可能とされる。
このとき、樹脂ブラケット41とショックアブソーバ29とを固定する後述する荷重受部材43にねじり応力が加わる。そのため、樹脂ブラケット41は、荷重受部材43に加わるねじり応力、押圧力、及び引張力に耐えうる構成である必要がある。
図4を参照すると、図3中のI-I断面の断面図が示されている。また、図5を参照すると、図4中のII-II断面の断面図が示されている。以下、図3〜図5を用いて樹脂ブラケット41について詳しく説明する。
樹脂ブラケット41は、荷重受部材43及び樹脂部材(本体)45によって構成される。荷重受部材43は、フランジ部46とシャフト部47とで構成された鍛造製の金属部材である。フランジ部46は、平面46aの周縁46bが六角形の平板部材である。
シャフト部47は、フランジ部46の平面46aの中央から平面46aに対して垂直方向に延びる。また、シャフト部47のフランジ部46から離れた端部の周面には、ナット61によって螺合可能なネジ部47aが形成される。
樹脂部材45は、被締結部51、外側補強部53、内側補強部55、及び外縁リブ部57によって構成された、樹脂製の部材である。
詳しくは、例えば樹脂部材45は、ガラス繊維を含むPA66−GFを用いて形成された所謂繊維強化プラスチック(旭化成株式会社製レオナ14G)である。なお、上記した樹脂は、ガラス繊維を30%〜50%含んで構成されていればよい。
また、樹脂部材45は、インサート成形により荷重受部材43のフランジ部46が内側補強部55の底面55aより深部に位置して埋め込まれるように形成される。このようにして埋め込まれたフランジ部46は、平面46a、及び周縁46bが樹脂によって覆われることで、フランジ部46がシャフト部47回りに回動する方向に支持される。
即ち、荷重受部材43は、シャフト部47回りに回動する方向にねじられるとき、周縁46bが樹脂部材45によって支持されるので、シャフト部47回りに回動することを防止することが可能である。特に周縁46bが六角形であることにより、樹脂部材45に強固に支持されることが可能である。
被締結部51は、座面51aと開口51bとを有して形成され、樹脂部材45の両端部に設けられる。座面51aは、表面58からZ方向とは反対の方向に位置し、表面58と平行な円形の面である。開口51bは座面51aの中央から背面59に向かって貫通する貫通穴である。
内側補強部55及び内側補強部55の周囲に設けられる外側補強部53は、底面53a、55aと、リブ54、56とによって構成される。底面53a、55aは、表面58と平行な面であり、表面58から視て荷重受部材43のZ方向とは反対方向に底面55a、底面53aの順に位置して形成される面である。説明の便宜上、表面58を第1面L1としてZ方向とは反対方向に第2面L2〜第5面L5に適宜区分けし、背面59を第6面L6とすると、底面55aが第2面L2に、底面53aが第4面L4にそれぞれ位置して形成されている。
また、背面59には、第6面L6から第5面L5に向かって凹む凹部59aが外側補強部53及び内側補強部55に対応する位置に設けられる。また更に、第3面L3〜第4面L4の間であって内側補強部55に対応する位置には、フランジ部46が埋め込まれ、第2面L2〜第3面L3のZ方向の厚みが第4面L4〜第5面L5の厚みと同一である。
即ち、底面53a、55aを形成する各面間に設けられる樹脂は、Z方向の厚みが均一であるため、剛性や靱性が統一されており応力が分散される。
リブ54、56は、底面53a、55aからZ方向にそれぞれ延びる壁形状の部位である。詳しくは、リブ56は、シャフト部47と同心円の円形リブ56bと、シャフト部47から放射状に延びる放射リブ56aとを備える。特に、放射リブ56aのシャフト部47近傍には、溝部56cが設けられており、カップワッシャ63の突出部63aが放射リブ56aに干渉することを防止することが可能となっている。また、リブ54は、円形リブ56bから樹脂部材45の外縁を形成する外縁リブ部57に至る。このリブ54は、シャフト部47から放射状に延びる幹リブ54aと、幹リブ54aから外縁リブ部57に至る枝リブ54bとによって構成される。
即ち、樹脂部材45にシャフト部47から視て放射状に延びる放射リブ56a及び幹リブ54aが設けられることで、荷重受部材43は、表面58と平行する方向(以降、説明の便宜上、XY平面方向という)について補強される。特に、枝リブ54bが幹リブ54aから外縁リブ部57に至ることにより、幹リブ54aは、Z軸回りに回動する方向について補強される。また、樹脂部材45に円形リブ56bが設けられることで、荷重受部材43は、Z軸回りに回動する方向について補強される。
また更に、外側補強部53及び内側補強部55が表面58から底面53a、55aにかけて空間を有し、荷重受部材43が樹脂製であることにより、樹脂部材45は、所定の可撓性を有するリブ54、56によって補強される。このように樹脂部材45を補強する外側補強部53及び内側補強部55は、荷重受部材43がXY平面方向に押圧され、またはZ軸回りに回動する方向にねじられるとき、リブ54、56が空間に向かって撓む。これにより、リブ54、56それぞれにかかる応力を分散させることが可能である。
このような構成により、本発明に係る樹脂ブラケット41は、本体である樹脂部材45が材料コストや機械加工等の加工コストが安い樹脂製であり、トラック1の走行等により発生する振動や衝撃によってねじり応力、押圧力、及び引張力が荷重受部材43に加わる場合であっても、破損することなく(品質の確保)ショックアブソーバ29の第2締結部29cをキャブ支持部材23に固定することができる。
以上説明したように、本発明に係る樹脂ブラケットでは、樹脂製の樹脂部材45と、樹脂部材45に一体に形成される被締結部51と、樹脂部材45に埋設されるフランジ部46とフランジ部46から垂直に延びるシャフト部47とを有する金属製の荷重受部材43とが備えられる。
従って、フランジ部46が樹脂部材45に埋設されるので、フランジ部46の全体が樹脂部材45に覆われ、樹脂製の樹脂部材45に金属製の荷重受部材43を強固に設けることが可能とされる。また、例えば樹脂部材45の表面処理、特に座面51aを形成する場合に座面51aを形成するための機械加工をせずに樹脂部材45の形成と同時に被締結部51を成形することが可能とされる。また更に、樹脂部材45が樹脂なので、耐食性を高くすることができ、塗装等の防錆加工が不要である。更には、本体である樹脂部材45が樹脂なので、さび等によって腐食した場合の強度を加味せず小型に形成することが可能とされる。特に、樹脂部材45が樹脂製であるため、例えば金属製のブラケットを形成する場合と比較して軽量且つ安価に形成することが可能とされる。このような構成により、樹脂製の樹脂部材45に金属製の荷重受部材43を強固に設け、表面処理等の所謂後加工をすることなく耐食性を高め、軽量且つ安価なブラケットを形成することができる。
そして、フランジ部46は、平面46aで視た周縁46bが円形と比較して角が樹脂部材45に引っかかる多角形として六角形に形成されている。
ここで、フランジ部46の平面46aで視た周縁46bが六角形より角が多いと円形に近づくため、樹脂部材45に各角が係止する力が弱くなる。一方、フランジ部46の平面46aで視た周縁46bが六角形より角が少なと角ひとつあたりにかかる応力が大きくなる。しかし、フランジ部46の平面46aで視た周縁46bを六角形に形成したので、周縁46bを樹脂部材45に強固に支持しつつ、フランジ部46の各角にかかる応力を低下することができる。
そして、被締結部51は、ボルト65が貫通する開口51b及びボルト65が面接触する座面51aを有し、フランジ部46は、周縁46bが座面51aと垂直方向に重なる位置よりシャフト部47側に形成されてなる。
従って、フランジ部46が樹脂部材45の座面51aと垂直方向に重なる位置に位置しないようにしたので、座面51aを形成する樹脂が薄肉になることを抑制し、樹脂が破損することを防止することができる。
特に、荷重受部材43がエンジン等の高温な熱に晒されない位置に設けられたショックアブソーバ29を支持するようにしたので、締結部分に押圧や引張によるせん断応力及びねじり応力が加わる部材を支持することができる。
以上で本発明に係る樹脂ブラケットの説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で変更可能である。
例えば、本実施形態では、樹脂部材45がガラス繊維を50%含むPA66−GF50によって形成されているが、これに限らず、強度を有する樹脂であればよい。
3 キャブサスペンション
29 ショックアブソーバ
41 樹脂ブラケット
43 荷重受部材
45 樹脂部材(本体)
46 フランジ部
46a 平面
46b 周縁
47 シャフト部
47a ネジ部
51 被締結部
51a 座面
51b 開口
65 ボルト(締結部材)

Claims (5)

  1. 樹脂製の本体と、
    前記本体に一体に形成される被締結部と、
    前記本体に埋設されるフランジ部と前記フランジ部から垂直に延びるシャフト部とを有する金属製の荷重受部材と、
    を備え
    前記被締結部は、締結部材が貫通する開口及び前記締結部材が面接触する座面を有し、
    前記フランジ部は、周縁が前記座面と垂直方向に重なる位置よりも前記シャフト部側に形成され、
    前記荷重受部材は、キャブサスペンションのショックアブソーバが取り付けられ、前記ショックアブソーバを支持する、樹脂製ブラケット。
  2. 前記フランジ部は、平面で視た周縁が多角形である、請求項1に記載の樹脂製ブラケット。
  3. 前記フランジ部は、前記平面で視た周縁が六角形である、請求項2に記載の樹脂製ブラケット。
  4. 前記荷重受部材は、前記フランジ部と前記シャフト部とが一体に鍛造成形されてなる、請求項1〜のいずれか一項に記載の樹脂製ブラケット。
  5. 前記シャフト部は、周面にネジ部が設けられてなる、請求項1〜のいずれか一項に記載の樹脂製ブラケット。
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