JP6967893B2 - ホルダ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、側面部に回動可能に設けられたフラップ部を備えたホルダ装置に関する。
従来、例えば自動車などの車両の車室には、飲料缶やペットボトルなどの飲料容器を保持するホルダ装置としてのカップホルダが配置されることがある。
このようなカップホルダは、飲料容器を収納するための収容部を1つ、あるいは複数備えており、インストルメントパネルの前面、あるいはセンタコンソールなどに配置されている。そして、このカップホルダは、収容部に収容された飲料容器が、車両の走行時、発進時、あるいは停止時などの振動により転倒しないように構成されている。
飲料容器には、内容量に応じて大きさや長さが異なる様々な形態がある。このような飲料容器の形態に応じて、例えば、収容部の内部にフラップ部を設け、このフラップ部の回動によって収容部の深さを調整可能としたカップホルダが知られている。具体的に、フラップ部は、収容部の側面部に沿うように回動した収納位置から、収容部内へと進出するように回動することで、収容部の底部よりも上方に飲料容器の下部を支持する支持部を構成するように取り付けられている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2016−94994号公報 (第5−9頁、図1−4)
収容部の側面部には、フラップ部がこの側面部に沿う収納位置となるときのフラップ部と側面部との衝突を緩和するために、緩衝部材が取り付けられることがある。この緩衝部材の位置がフラップ部との接触によりずれた場合、フラップ部と緩衝部材との間に隙間が生じると、車両の走行時などの振動によってフラップ部と緩衝部材とが接離を繰り返し、低級音が発生するおそれがある。したがって、側面部に取り付けた緩衝部材の位置がフラップ部との接触によりずれにくくすることが望まれる。
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、緩衝部材のフラップ部との接触による位置ずれを抑制できるホルダ装置を提供することを目的とする。
請求項1記載のホルダ装置は、容器が挿入される開口部と、前記容器の下部を支持する底部と、前記容器の側部に対向する側面部と、これら底部及び側面部により区画される収容部とを備えたホルダ本体部と、前記側面部に回動可能に設けられ、この側面部から離れる方向への回動により前記容器の下部を支持する支持部を前記底部よりも上方に形成する進出位置となるとともに前記側面部に接近する方向への回動により前記側面部に沿う収納位置となるフラップ部と、前記側面部に取り付けられ、収納位置にある前記フラップ部に対して弾性的に接触可能な緩衝部材とを具備し、前記側面部は、前記緩衝部材が上部に取り付けられる対向部と、この対向部に対して上方から取り付けられてこの対向部との間で前記緩衝部材を上下に挟み込んで固定するキャップ部とを有し、前記対向部と前記緩衝部材との少なくとも一方は、前記フラップ部と前記緩衝部材との接触方向に対して交差する方向に沿って互いに反対方向に向かってそれぞれ突設された対をなす突起部を備え、前記対向部と前記緩衝部材との他方は、前記突起部がそれぞれ挿入される対をなす凹部を備えたものである。
請求項2記載のホルダ装置は、請求項1記載のホルダ装置において、ホルダ本体部の側面部の対向部と緩衝部材との少なくとも一方は、フラップ部と前記緩衝部材との接触方向及び突起部の突出方向に対してそれぞれ交差する方向に沿って突出する挿入部を備え、前記ホルダ本体部の側面部の対向部と前記緩衝部材との他方は、前記挿入部が挿入される被挿入部を備えたものである。
請求項3記載のホルダ装置は、請求項1または2記載のホルダ装置において、緩衝部材は、ホルダ本体部の側面部に対して突出し収納位置にあるフラップ部と弾性的に接触可能な接触部と、この接触部の前記フラップ部との接触により生じる反力を調整する反力調整部とを備えたものである。
請求項4記載のホルダ装置は、請求項1ないし3いずれか一記載のホルダ装置において、ホルダ本体部は、収容部を複数備え、側面部は、前記収容部間を仕切る仕切部であり、フラップ部は、前記各収容部に対応して前記側面部にそれぞれ回動可能に設けられ、緩衝部材は、前記収容部間に跨って前記側面部の対向部に取り付けられているものである。
請求項1記載のホルダ装置によれば、側面部の対向部と緩衝部材との少なくとも一方に、フラップ部と緩衝部材との接触方向に対して交差する方向に沿って互いに反対方向に向かってそれぞれ対をなす突起部を突設し、側面部の対向部と緩衝部材との他方に突起部がそれぞれ挿入される対をなす凹部を設けることで、これら対をなす突起部及び対をなす凹部によって緩衝部材の位置を規制し、かつ、キャップ部を対向部に対して上方から取り付けて緩衝部材をキャップ部と対向部とにより上下に挟み込んで固定することにより、フラップ部との接触による緩衝部材の位置ずれを抑制できる。
請求項2記載のホルダ装置によれば、請求項1記載のホルダ装置の効果に加えて、ホルダ本体部の側面部の対向部と緩衝部材との少なくとも一方に、フラップ部と緩衝部材との接触方向及び突起部の突出方向に対してそれぞれ交差する方向に沿って突出する挿入部を設け、ホルダ本体部の側面部の対向部と緩衝部材との他方に、挿入部が挿入される被挿入部を設けることで、これら挿入部と被挿入部とによって緩衝部材の位置をより確実に規制し、フラップ部との接触による緩衝部材の位置ずれをより効果的に抑制できる。
請求項3記載のホルダ装置によれば、請求項1または2記載のホルダ装置の効果に加えて、緩衝部材に、収納位置にあるフラップ部と弾性的に接触可能な接触部のフラップ部との接触により生じる反力を調整する反力調整部を設けることで、適切な反力で接触部をフラップ部に対して接触させることができる。
請求項4記載のホルダ装置によれば、請求項1ないし3いずれか一記載のホルダ装置の効果に加えて、複数の収容部間を仕切る仕切部である側面部の対向部に対して緩衝部材を収容部間に跨って取り付けることにより、共通の緩衝部材をそれぞれの収容部に配置されたフラップ部が収納位置となったときに弾性的に接触させることができる。
本発明の第1の実施の形態のホルダ装置の一部を示す分解斜視図である。 同上ホルダ装置の緩衝部材を示す断面図である。 (a1)は同上ホルダ装置のフラップ部が収納位置にある状態を模式的に示す断面図、(a2)は同上ホルダ装置のフラップ部が進出位置にある状態を模式的に示す断面図、(b1)は(a1)の部分拡大図、(b2)は(a2)の部分拡大図である。 同上ホルダ装置の斜視図である。 本発明の第2の実施の形態のホルダ装置の緩衝部材を示す断面図である。 本発明の第3の実施の形態のホルダ装置の緩衝部材を示す断面図である。 本発明の第4の実施の形態のホルダ装置の緩衝部材を示す断面図である。 本発明の第5の実施の形態のホルダ装置の緩衝部材を示す断面図である。
以下、本発明の第1の実施の形態の構成を、図1ないし図4を参照して説明する。
図3及び図4において、10はホルダ装置としてのカップホルダを示す。このカップホルダ10は、例えば自動車などの車両の車室内において、インストルメントパネルやセンタコンソールなどの図示しない設置部に設置されて、容器(飲料容器)を保持するものである。
そして、このカップホルダ10は、ホルダ本体部15を備えている。また、このカップホルダ10は、フラップ部16を備えている。さらに、このカップホルダ10は、緩衝部材としてのクッションラバー17を備えている。なお、以下、前後、上下、及び左右などの方向については、車両の直進方向を基準として説明する。
ホルダ本体部15は、例えば合成樹脂などにより成形されている。このホルダ本体部15は、例えば外枠部21を備えている。また、このホルダ本体部15は、例えば側面部としての仕切部(セパレータ)22を備えている。
外枠部21は、カップホルダ10(ホルダ本体部15)の外郭を構成するものである。この外枠部21は、例えば本実施の形態において、有底角筒状に形成されている。すなわち、この外枠部21は、外壁部25を備えている。さらに、この外枠部21は、底部26を備えている。このため、この外枠部21は、外壁部25により区画される外枠開口部27と、外壁部25及び底部26により囲まれる空間部28とを備えている。また、この外枠部21は、例えば長手状に形成されており、例えば前後方向が長手方向となるように車室内に配置されている。そして、本実施の形態においては、外枠開口部27と空間部28とが仕切部22により例えば前後に区画されて、複数の開口部31及び複数の収容部32が形成されている。したがって、ホルダ本体部15は、外壁部25を備えている。さらに、ホルダ本体部15は、底部26を備えている。また、ホルダ本体部15は、外枠開口部27を備えている。そして、ホルダ本体部15は、空間部28を備えている。また、ホルダ本体部15は、開口部31を備えている。さらに、ホルダ本体部15は、収容部32を備えている。
外壁部25は、収容部32の仕切部22を除く側面部を構成している。この外壁部25は、本実施の形態において、例えば四角形筒状に形成されている。なお、この外壁部25には、任意の開口やリブなどの他の構造を形成することができる。
底部26は、収容部32の下部をなし、容器の下部を支持するものである。本実施の形態において、この底部26は、仕切部22を挟む位置にそれぞれ配置されている。
外枠開口部27は、外壁部25の上端部に区画されている。したがって、この外枠開口部27は、本実施の形態において、長手方向と幅方向(短手方向)とを有する形状、例えば四角形状(長方形状)に形成されている。
仕切部22は、例えば合成樹脂により成形されている。この仕切部22は、外枠部21に取り付けられている。本実施の形態において、この仕切部22は、外枠開口部27を、対をなす(一対の)開口部31,31に仕切っているとともに、空間部28を、対をなす(一対の)収容部32,32に仕切っている。すなわち、この仕切部22は、収容部32,32を仕切るものであり、各収容部32,32の互いに隣接する側面部をなしている。この仕切部22は、外枠部21の長手方向の中央部に、この外枠部21を幅方向、例えば左右方向に横切るように配置されている。また、この仕切部22は、フラップ部取付部としての軸支部35を備えている。また、この仕切部22は、対向部36を備えている。さらに、この仕切部22は、被覆部であるキャップ部37を備えている。したがって、ホルダ本体部15は、フラップ部取付部としての軸支部35を備えている。また、ホルダ本体部15は、対向部36を備えている。さらに、ホルダ本体部15は、被覆部であるキャップ部37を備えている。
軸支部35は、フラップ部16が回動可能に取り付けられる部分である。この軸支部35は、例えば仕切部22の下部を構成している。また、この軸支部35は、対向部36に対して収容部32側に延出している。このため、この軸支部35の上部には、対向部36との間に、フラップ部16を収納する収納空間部39が形成される。本実施の形態において、この収納空間部39は、収容部32のそれぞれに連通して形成されている。すなわち、この収納空間部39は、対をなして(一対)形成されている。
対向部36は、フラップ部16と対向する面部である。この対向部36は、軸支部35の上部に突設されている。また、この対向部36は、一主面が一方の収容部32側に、その反対側の他主面が他方の収容部32側に対向するように配置されている。さらに、この対向部36には、図1に示すように、受座部40が形成されている。また、この対向部36には、取付部41が形成されている。さらに、この対向部36には、対をなす突起部42,42が形成されている。また、この対向部36には、対をなす規制部43(一方のみ図示)が形成されている。さらに、この対向部36には、被挿入部44が形成されている。そして、この対向部36には、キャップ部37(図3)を保持する保持部45が形成されている。したがって、仕切部22は、受座部40を備えている。また、仕切部22は、取付部41を備えている。さらに、仕切部22は、対をなす突起部42,42を備えている。また、仕切部22は、対をなす規制部43を備えている。さらに、仕切部22は、被挿入部44を備えている。そして、仕切部22は、保持部45を備えている。
受座部40は、対向部36の上端部に位置し、キャップ部37(図3)を受ける部分である。この受座部40は、対向部36の他部に対して厚みが大きくなるように、すなわち収容部32,32側に延出するように形成されている。
取付部41は、クッションラバー17が嵌合されて取り付けられる部分である。この取付部41は、対向部36の上端部、本実施の形態では受座部40を、クッションラバー17に対応する所定幅に切り欠いて形成されている。すなわち、この取付部41には、対向部36の上部に位置する支持面部である端面部41aと、この端面部41aの両側から立ち上がる側壁部41b,41bとが形成されている。換言すれば、この取付部41は、端面部41aと側壁部41b,41bとによりコ字状に囲まれている。そして、クッションラバー17は、この取付部41(仕切部22)に対して上方から取り付けられる。換言すれば、クッションラバー17は、取付部41(仕切部22)に対して、仕切部22の厚み方向(例えば前後方向)に対して交差(直交)する方向から取り付けられる。
端面部41aは、クッションラバー17を下方から支持するものである。すなわち、この端面部41aは、クッションラバー17の設置面となっている。この端面部41aは、対向部36の厚み方向に膨らむように、すなわち各収容部32側に膨出するように形成されている。
側壁部41b,41bは、受座部40の取付部41に臨む端面を構成している。このため、側壁部41b,41bは、端面部41aに対して両端部が収容部32,32側に延出している。これら側壁部41b,41bは、互いに離れた位置に、互いに対向して配置されている。
各突起部42は、クッションラバー17の一部に挿入されてこのクッションラバー17の位置を仕切部22の厚み方向に規制し、クッションラバー17の位置ずれを抑制するものである。突起部42,42は、互いに反対方向に向かってリブ状に突設されている。本実施の形態において、これら突起部42,42は、取付部41の両側部にそれぞれ位置し、取付部41の長手方向の中央部側に向かって突出している。具体的に、これら突起部42,42は、取付部41の側壁部41b,41bと端面部41aとに亘って位置し、側壁部41b,41bから取付部41の内方に向かって突出している。すなわち、これら突起部42,42は、後述するフラップ部16とクッションラバー17との接触方向に対して交差(直交)する方向に沿って形成されている。また、各突起部42の上端部には、ガイド部42aが形成されている。ガイド部42aは、クッションラバー17を仕切部22(取付部41)に対して取り付ける際に、このクッションラバー17を取付部41の内方へとガイドするものである。このガイド部42aは、上側から下側へと、取付部41の内方に向かうように傾斜している。すなわち、このガイド部42aは、上側から下側へと、徐々に取付部41内に進出するように傾斜している。
各規制部43は、各突起部42により取付部41に保持されたクッションラバー17の上部を押さえてクッションラバー17の取付部41からの浮き上がりを規制するものである。各規制部43は、各突起部42の上部に形成されており、各突起部42と同方向に突出している。すなわち、各規制部43は、取付部41の端面部41aに対して上方に離れた位置で、各側壁部41bに形成されている。また、各規制部43は、各突起部42に対して交差する方向である仕切部22の厚み方向に沿って長手状に形成されている。このため、各規制部43と各突起部42とがT字状をなすように配置されている。
被挿入部44は、クッションラバー17の一部が挿入されてこのクッションラバー17の位置を仕切部22の厚み方向に規制し、クッションラバー17の位置ずれを抑制するものである。この被挿入部44は、取付部41に位置して、対向部36の上端部に溝状に形成されている。すなわち、この被挿入部44は、端面部41aに上方に向かって開口されている。このため、この被挿入部44は、突起部42,42の突出方向に対して交差(直交)する方向に凹設されている。また、この被挿入部44は、カップホルダ10(図4)の幅方向、すなわち仕切部22(対向部36)による外枠部21(図4)の仕切り方向(例えば左右方向)に沿って長手状に形成されている。さらに、この被挿入部44は、突起部42,42間に位置している。そして、この被挿入部44は、上方に向かって拡開状に形成されている。
保持部45は、板状に形成されて対向部36の上端部に位置している。本実施の形態において、この保持部45は、受座部40に形成されている。また、この保持部45は、取付部41を除く位置に配置されている。そして、この保持部45は、上方から取り付けられるキャップ部37(図3)に挿入されてこのキャップ部37(図3)を対向部36に対して保持する部分である。
図3(a1)などに示すキャップ部37は、対向部36に取り付けられたクッションラバー17を対向部36との間で上下に挟み込むものである。このキャップ部37は、下側が開口された、有蓋状に形成されている。また、このキャップ部37は、受座部40上に取り付けられる。さらに、このキャップ部37は、仕切部22による外枠部21(図4)の仕切り方向に沿って長手状となっており、対向部36の上端部全体を覆っている。
図4に示す各開口部31は、容器が収容部32へと上方から挿入される部分である。各開口部31は、本実施の形態において、四角形状(略四角形状も含む)に形成されているが、円形状などとすることもできる。各開口部31は、収容部32のそれぞれの上部に位置している。したがって、各開口部31は、ホルダ本体部15の上部に備えられている。
各収容部32は、各開口部31から挿入された容器の少なくとも下部を収容する部分である。各収容部32は、容器の長さに応じた所定の深さを備えている。本実施の形態において、収容部32,32は、仕切部22を挟んで互いに隣接している。そして、各収容部32は、外壁部25と仕切部22とによって側面が構成され、底部26によって下部が構成されている。すなわち、各収容部32は、外壁部25と仕切部22と底部26とにより囲まれている。
図3(a1)、図3(a2)、図3(b1)及び図3(b2)に示すフラップ部16は、収容部32に対応して設けられている。すなわち、このフラップ部16は、本実施の形態において、複数設けられている。具体的に、このフラップ部16は、対をなして(一対)設けられている。これらフラップ部16,16は、下端側が仕切部22(軸支部35)に軸支され、上端側が仕切部22(対向部36)に対して接近する方向と離れる方向とに、例えば90°程度回動するように構成されている。これらフラップ部16は、例えば車両の乗員などの使用者が、手指で直接回動させるようにしてもよいし、レバーなどの回動機構を操作して回動させるようにしてもよい。そして、これらフラップ部16,16は、仕切部22(対向部36)から離れる方向への回動により容器の下部を支持する支持部を底部26よりも上方に形成する進出位置となる(図3(a2))。また、これらフラップ部16,16は、仕切部22(対向部36)に接近する方向への回動により仕切部22(対向部36)に沿う(収納空間部39に収納される)収納位置となる(図3(a1))。また、本実施の形態において、これらフラップ部16,16は、仕切部22を挟んで互いに反対側に配置され、互いに反対方向に向かって回動可能となっている。なお、図3においては、フラップ部16,16をともに回動させた状態を示しているが、これらは互いに連動して同時に回動する必要はなく、それぞれ独立して進出位置、収納位置とすることができる。
また、各フラップ部16は、収容部32の形状に応じた外形を有している。本実施の形態において、各フラップ部16は、例えば四角形状に形成されている。また、各フラップ部16は、板状に形成されており、平面状の支持面48を一主面として備えている。この支持面48は、フラップ部16が進出位置にある状態で水平状(略水平状も含む)となり、このフラップ部16の上部に位置して収容部32に挿入された容器の下部を支持する。また、この支持面48は、フラップ部16が収納位置にある状態で垂直状(略垂直状も含む)となり、対向部36に対向してクッションラバー17と接触する接触面となる。したがって、各フラップ部16は、仕切部22の厚み方向に沿ってクッションラバー17と接触するようになっている。換言すれば、各フラップ部16は、そのフラップ部16が位置する収容部32から、隣接する他の収容部32に向かう方向に沿ってクッションラバー17と接触するようになっている。すなわち、各フラップ部16は、クッションラバー17に対して、そのフラップ部16が位置する収容部32から隣接する他の収容部32へとクッションラバー17を押すように接触する。
クッションラバー17は、収納位置にあるフラップ部16(支持面48)に対して弾性的に接触してフラップ部16と仕切部22(対向部36)との衝突を緩和するものである。このクッションラバー17は、仕切部22(対向部36)に取り付けられている。本実施の形態において、このクッションラバー17は、取付部41に配置されている。すなわち、このクッションラバー17は、収容部32,32に跨って位置している。換言すれば、このクッションラバー17は、フラップ部16,16間に配置されている。また、このクッションラバー17は、弾性を有する部材(例えばゴム、エラストマなど)により成形されている。したがって、このクッションラバー17は、仕切部22よりも軟質の部材により形成されている。
また、このクッションラバー17は、図1に示すように、緩衝部材本体としてのラバー本体部51を備えている。このクッションラバー17は、突起部42,42が挿入される対をなす(一対の)凹部52,52を備えている。また、このクッションラバー17は、被挿入部44に挿入される挿入部53を備えている。さらに、このクッションラバー17は、収納位置にあるフラップ部16に対して弾性的に接触可能な接触部55を備えている。さらに、このクッションラバー17は、接触部55のフラップ部16との接触により生じる反力を調整する反力調整部56を備えている。
ラバー本体部51は、取付部41に嵌合する形状に形成されている。このラバー本体部51は、本実施の形態では例えば直方体状に形成されている。また、このラバー本体部51は、幅及び奥行きに対して厚みが小さい、扁平な形状となっている。そして、このラバー本体部51の厚み方向を上下方向とし、長手方向を仕切部22(対向部36)による外枠部21(図4)の仕切り方向として、クッションラバー17が仕切部22(対向部36)に取り付けられる。
凹部52,52は、ラバー本体部51の長手方向の両端部に凹設されている。すなわち、これら凹部52,52は、ラバー本体部51の互いに対向する短辺に位置している。これら凹部52,52は、ラバー本体部51の側部に凹設されている。換言すれば、これら凹部52,52は、ラバー本体部51を厚み方向である上下方向に貫通する溝状に形成されている。また、これら凹部52,52は、ラバー本体部51の幅方向の中央部(略中央部も含む)に位置している。さらに、これら凹部52,52は、ラバー本体部51の側部を例えば四角形状に切り欠いて形成されている。そして、これら凹部52,52は、ラバー本体部51に対して長手方向に対称(略対称も含む)に形成されている。
挿入部53は、ラバー本体部51から厚み方向、すなわち凹部52,52と交差(直交)する方向に沿って突設されている。したがって、この挿入部53は、フラップ部16とクッションラバー17との接触方向及び突起部42,42の突出方向に対して交差する方向に沿って突出している。この挿入部53は、本実施の形態において、ラバー本体部51から上方及び下方にそれぞれ突出し、下部に位置する一方が被挿入部44に対して上方から挿入されるようになっている。すなわち、挿入部53,53は、ラバー本体部51に対して上下に対称(略対称も含む)に形成されている。なお、上部に位置する他方の挿入部53は、キャップ部37(図3(b1))内に収納される。また、各挿入部53は、ラバー本体部51の長手方向に沿って長手状に形成されている。さらに、各挿入部53の長手方向の両端部は、凹部52,52に対して離れて位置している。また、各挿入部53は、ラバー本体部51の幅方向に厚みを有する板状に形成されている。そして、各挿入部53は、ラバー本体部51の幅方向の中央部に配置されている。このため、各挿入部53の長手方向の延長上に凹部52,52がそれぞれ位置している。
接触部55は、フラップ部16に対応してラバー本体部51の側部に設けられている。本実施の形態において、接触部55は、ラバー本体部51に対をなして(一対)設けられている。具体的に、これら接触部55,55は、ラバー本体部51の幅方向の両側部に設けられている。すなわち、これら接触部55,55は、凹部52,52に対して交差(直交)する位置に設けられている。そして、これら接触部55,55は、ラバー本体部51に対して幅方向に対称(略対称も含む)に形成されている。また、これら接触部55,55は、仕切部22(対向部36)に対して突出している。すなわち、これら接触部55,55は、仕切部22(対向部36)から収容部32,32側に延出している。さらに、各接触部55は、各収容部32側の端部、すなわちラバー本体部51の側部に、フラップ部16との当接位置の寸法、すなわち収容部32側への接触部55の突出量を調整する寸法調整部55aを備えている。寸法調整部55aは、接触部55に対して、例えば断面凸弧状に形成されて収容部32側に突出している。また、この寸法調整部55aは、接触部55に長手方向に沿って長手状に形成されている。そして、接触部55において、この寸法調整部55aがフラップ部16に対して直接接触する部分となっている。
反力調整部56は、接触部55の基端側の位置、すなわち寸法調整部55aとは反対側、換言すれば接触部55に対してフラップ部16とは反対側の位置に形成されている。本実施の形態において、反力調整部56は、接触部55と挿入部53とが連続する位置にそれぞれ形成されている。この反力調整部56は、ラバー本体部51の長手方向に沿って直線溝状に形成されている。また、この反力調整部56は、例えば断面四角形状に形成されている。本実施の形態において、この反力調整部56は、例えば深さ方向に向かって徐々に幅狭となる断面台形状に形成されている。また、この反力調整部56は、挿入部53よりも長手状に形成されているとともに、両端部が凹部52,52に対して離れて位置している。本実施の形態において、クッションラバー17には接触部55が対をなして(一対)備えられているため、反力調整部56も対をなして(一対)形成されている。すなわち、1つの接触部55当たり、上下一対ずつの反力調整部56がそれぞれ形成されている。これら反力調整部56は、ラバー本体部51に対して上下方向、長手方向、及び幅方向にそれぞれ対称(略対称も含む)に形成されている。これら反力調整部56により、フラップ部16と接触した接触部55がフラップ部16とは反対側に押されて弾性的に変形する量、すなわちフラップ部16側に生じさせる反力が設定されるようになっている。したがって、これら反力調整部56の深さd(図2)に応じてクッションラバー17(接触部55)からフラップ部16側への反力が設定される。具体的に、この反力は、反力調整部56の深さdを大きくするほど小さくなるように設定される。
そして、クッションラバー17は、本実施の形態において、各凹部52、各挿入部53、各接触部55、および、各反力調整部56によって、上下(厚み方向)、左右(幅方向)、前後(奥行き方向)にそれぞれ対称(略対称も含む)な形状となっている。
次に、上記第1の実施の形態の動作を説明する。
カップホルダ10を組み立てる際には、まず、仕切部22の対向部36の取付部41に対してクッションラバー17を取り付ける。このとき、クッションラバー17は、凹部52,52を突起部42,42に位置合わせするとともに、下部に位置する挿入部53を被挿入部44に位置合わせし、上方から下方に向かって押し込むことで、突起部42,42が凹部52,52に嵌合され、挿入部53が被挿入部44に挿入されて仕切部22に対して取り付けられる。突起部42,42には、ガイド部42a,42aが形成されているので、凹部52,52とガイド部42a,42aとの当接によってクッションラバー17が容易に位置決めされるとともに、凹部52,52に対して突起部42,42が円滑に挿入される。また、クッションラバー17は、規制部43によって長手方向の両端部が上方から押さえられ、仕切部22(取付部41)に対して浮き上がらないように位置が規制される。クッションラバー17は、上下、左右、前後にいずれも対称な形状となっていることで、反転しても同様に取り付けることができ、誤った方向に組み付けることがない。そして、キャップ部37を対向部36に対して上方から取り付けて、このキャップ部37によりクッションラバー17を対向部36との間に挟み込む。クッションラバー17の上部に位置する挿入部53は、キャップ部37の内部に収納される。
さらに、仕切部22の軸支部35に対して、フラップ部16,16をそれぞれ回動可能に軸支し、この仕切部22をフラップ部16,16とともに外枠部21に対して組み付けて、カップホルダ10を構成する。このカップホルダ10は、車室内の適宜の位置に配置される。
そして、このカップホルダ10を比較的小さい容器に利用する場合、図3(a2)及び図3(b2)に示すように、フラップ部16を進出位置とする。このとき、フラップ部16は、底部26よりも上方で収容部32内に位置することにより、フラップ部16の上部に水平状に位置する支持面48によって容器の下部を支持可能となる。すなわち、収容部32の利用可能な深さが、フラップ部16が収納位置にある場合よりも浅くなる。この結果、比較的小さい容器であっても収容部32内深くまで埋没することなく、開口部31に対して出し入れしやすい位置に保持される。
一方、このカップホルダ10を比較的大きい容器に利用する場合、図3(a1)及び図3(b1)に示すように、フラップ部16を収納位置とすることで、開口部31から収容部32に挿入された容器は、底部26によって下部が支持される。このとき、フラップ部16は、収納空間部39に収納されることにより、垂直状となった支持面48がクッションラバー17の接触部55(寸法調整部55a)にクッションラバー17の側方から接触する。すなわち、フラップ部16はクッションラバー17に対して、仕切部22の厚み方向に沿って接触する。このため、クッションラバー17の接触部55が反力調整部56側へと弾性的に撓み、フラップ部16と仕切部22との衝突を緩和するストッパとして作用するとともに、フラップ部16に対して適切な反力を与える。したがって、車両の走行時の振動や操作時の荷重が加わっても低級音(雑音)が発生することを抑制できる。
ここで、上記第1の実施の形態によれば、仕切部22に、フラップ部16とクッションラバー17との接触方向に対して交差する方向に沿って互いに反対方向に向かってそれぞれ対をなす突起部42,42を突設し、クッションラバー17に突起部42,42がそれぞれ挿入される対をなす凹部52,52を設けることで、これら対をなす突起部42,42及び対をなす凹部52,52によってクッションラバー17の位置を、フラップ部16とクッションラバー17との接触方向である仕切部22の厚み方向に規制し、フラップ部16との接触によるクッションラバー17の位置ずれを抑制できる。
また、クッションラバー17に、フラップ部16とクッションラバー17との接触方向及び突起部42,42の突出方向に対してそれぞれ交差する方向に沿って突出する挿入部53を設け、仕切部22に、挿入部53が挿入される被挿入部44を設けることで、これら挿入部53と被挿入部44とによってクッションラバー17の位置をより確実に規制し、フラップ部16との接触によるクッションラバー17の位置ずれをより効果的に抑制できる。
このため、クッションラバー17の位置ずれに起因して収納位置にあるフラップ部16とクッションラバー17(接触部55)との間に隙間が生じることを抑制でき、これらの接触を保つことができるので、この隙間を介して、例えば車両の走行時などの振動によりフラップ部16とクッションラバー17とが繰り返し接離することで低級音が発生することを抑制できる。
さらに、クッションラバー17に、収納位置にあるフラップ部16と弾性的に接触可能な接触部55のフラップ部16との接触により生じる反力を調整する反力調整部56を設けることで、適切な反力で接触部55(寸法調整部55a)をフラップ部16に対して接触させることができる。具体的に、反力調整部56は、接触部55に対してフラップ部16と反対側の位置に溝状に形成しているので、この反力調整部56の深さdを設定するだけで、反力を容易に調整できる。
また、接触部55には、収容部32側に突出する寸法調整部55aを設けているので、この寸法調整部55aの高さを調整するだけでフラップ部16に対する接触部55の当て位置を容易に調整できる。
さらに、クッションラバー17は、上下、左右、前後の三方向にそれぞれ対称となっていることで、仕切部22に対して誤った方向で組み付けることを防止でき、組み付け設備を簡易化したり、作業工数を削減したりできるなど、製造性を向上できる。
また、仕切部22に沿ってクッションラバー17を配置できるので、クッションラバー17が目立ちにくく、見栄えを向上できる。
さらに、複数の収容部32,32間を仕切る仕切部22に対してクッションラバー17を収容部32,32間に跨って取り付けることにより、共通のクッションラバー17をそれぞれの収容部32,32に配置されたフラップ部16,16が収納位置となったとに弾性的に接触させるストッパとして作用させることができる。
特に、収容部32,32間に跨るようにクッションラバー17を配置する場合、クッションラバー17をフラップ部16に対して背後の位置で仕切部22によって強固に支持することができず、フラップ部16との接触によって、クッションラバー17に位置ずれが生じやすくなる。そのため、上記のように対をなす突起部42,42と対をなす凹部52,52とによってクッションラバー17の位置を規制することで、複数の収容部32,32間に跨るように配置したクッションラバー17の位置ずれを確実に抑制できる。
なお、上記の第1の実施の形態のクッションラバー17は、図5に示す第2の実施の形態のように、反力調整部56が断面三角形状に形成されていてもよい。すなわち、反力調整部56が、深さ方向に向かって徐々に狭くなるように形成されていてもよい。
同様に、クッションラバー17は、図6に示す第3の実施の形態のように、反力調整部56が断面曲面状、例えば円弧状(楕円弧状も含む)などに形成されていてもよい。すなわち、反力調整部56が、深さ方向に向かって曲面を描きつつ徐々に狭くなるように形成されていてもよい。
したがって、反力調整部56の断面形状は、接触部55のフラップ部16との接触により生じる反力を調整できれば、任意の形状とすることができる。
さらに、クッションラバー17は、例えば押し出し成形によって形成してもよい。例えば、クッションラバー17は、長手方向に押し出して図7に示す第4の実施の形態のように内部に中空部61を有するように形成されていてもよい。中空部61は、例えば接触部55,55方向に長軸を有する断面楕円形状に形成されていてもよい。
また、上記の第4の実施の形態において、クッションラバー17は、図8に示す第5の実施の形態のように、中空部61に連続して、接触部55のフラップ部16との接触により生じる反力を調整する反力調整部62が形成されていてもよい。すなわち、反力調整部62は、例えば中空部61と連続する溝状に形成されていてもよい。例えば、反力調整部62は、接触部55,55の寸法調整部55a,55aとは反対側の位置に切り込み形成された溝(スリット)状などとすることもできる。この場合、反力調整部62の断面形状は、例えば三角形状など、中空部61から離れる方向に向かって徐々に幅狭となる形状でもよいし、その他の形状でもよい。この反力調整部62は、中空部61と一体に押し出し成形時の口金形状によって容易に形成できる。
さらに、上記各実施の形態において、仕切部22は、外枠部21内に複数設けてもよい。
また、収容部32を1つのみ備えるカップホルダ10でも同様に対応できる。この場合には、仕切部22に代えて収容部32の側面部に、フラップ部16を1つ備えるようにすることで、同様に構成できる。
さらに、クッションラバー17には、凹部52,52に代えて突起部を設けてもよい。この場合には、仕切部22に突起部42,42に代えてクッションラバー17の突起部が挿入される凹部を設けてもよい。
また、例えばクッションラバー17の凹部52の一方を突起部とし、仕切部22の突起部42の一方を凹部としてもよい。
すなわち、対をなす突起部は、ホルダ本体部15の仕切部22とクッションラバー17との少なくとも一方に設け、凹部は、ホルダ本体部15の仕切部22とクッションラバー17との他方に設けることができる。
同様に、クッションラバー17には、挿入部53に代えて被挿入部を設けてもよい。この場合には、仕切部22に被挿入部44に代えてクッションラバー17の被挿入部に挿入される挿入部を設けても、上記の各実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。すなわち、挿入部は、ホルダ本体部15の仕切部22とクッションラバー17との少なくとも一方に設け、被挿入部は、ホルダ本体部15の仕切部22とクッションラバー17との他方に設けることができる。
本発明は、例えば自動車の車室内において、飲料缶やペットボトルなどの飲料容器を保持するカップホルダとして好適に用いることができる。
10 ホルダ装置としてのカップホルダ
15 ホルダ本体部
16 フラップ部
17 緩衝部材としてのクッションラバー
22 側面部としての仕切部
26 底部
31 開口部
32 収容部
36 対向部
37 キャップ部
42 突起部
44 被挿入部
52 凹部
53 挿入部
55 接触部
56,62 反力調整部

Claims (4)

  1. 容器が挿入される開口部と、前記容器の下部を支持する底部と、前記容器の側部に対向する側面部と、これら底部及び側面部により区画される収容部とを備えたホルダ本体部と、
    前記側面部に回動可能に設けられ、この側面部から離れる方向への回動により前記容器の下部を支持する支持部を前記底部よりも上方に形成する進出位置となるとともに前記側面部に接近する方向への回動により前記側面部に沿う収納位置となるフラップ部と、
    前記側面部に取り付けられ、収納位置にある前記フラップ部に対して弾性的に接触可能な緩衝部材とを具備し、
    前記側面部は、前記緩衝部材が上部に取り付けられる対向部と、この対向部に対して上方から取り付けられてこの対向部との間で前記緩衝部材を上下に挟み込んで固定するキャップ部とを有し、
    前記対向部と前記緩衝部材との少なくとも一方は、前記フラップ部と前記緩衝部材との接触方向に対して交差する方向に沿って互いに反対方向に向かってそれぞれ突設された対をなす突起部を備え、
    前記対向部と前記緩衝部材との他方は、前記突起部がそれぞれ挿入される対をなす凹部を備えた
    ことを特徴とするホルダ装置。
  2. ホルダ本体部の側面部の対向部と緩衝部材との少なくとも一方は、フラップ部と前記緩衝部材との接触方向及び突起部の突出方向に対してそれぞれ交差する方向に沿って突出する挿入部を備え、
    前記ホルダ本体部の側面部の対向部と前記緩衝部材との他方は、前記挿入部が挿入される被挿入部を備えた
    ことを特徴とする請求項1記載のホルダ装置。
  3. 緩衝部材は、
    ホルダ本体部の側面部に対して突出し収納位置にあるフラップ部と弾性的に接触可能な接触部と、
    この接触部の前記フラップ部との接触により生じる反力を調整する反力調整部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1または2記載のホルダ装置。
  4. ホルダ本体部は、収容部を複数備え、
    側面部は、前記収容部間を仕切る仕切部であり、
    フラップ部は、前記各収容部に対応して前記側面部にそれぞれ回動可能に設けられ、
    緩衝部材は、前記収容部間に跨って前記側面部の対向部に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1ないし3いずれか一記載のホルダ装置。
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