JP6964599B2 - 関節固定装置 - Google Patents

関節固定装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6964599B2
JP6964599B2 JP2018553423A JP2018553423A JP6964599B2 JP 6964599 B2 JP6964599 B2 JP 6964599B2 JP 2018553423 A JP2018553423 A JP 2018553423A JP 2018553423 A JP2018553423 A JP 2018553423A JP 6964599 B2 JP6964599 B2 JP 6964599B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
distal
opening
proximal
joint
connecting member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018553423A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019513469A5 (ja
JP2019513469A (ja
Inventor
アダム ガーロック、
ウィリアム マイケル カーンズ、
マシュー フォンテ、
マシュー パーマー、
ロバート デバニー、
アレクサンダー デルモナコ、
ケイトリン ニーロン、
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Arthrex Inc
Original Assignee
Arthrex Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Arthrex Inc filed Critical Arthrex Inc
Publication of JP2019513469A publication Critical patent/JP2019513469A/ja
Publication of JP2019513469A5 publication Critical patent/JP2019513469A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6964599B2 publication Critical patent/JP6964599B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7291Intramedullary pins, nails or other devices for small bones, e.g. in the foot, ankle, hand or wrist
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7216Intramedullary pins, nails or other devices for bone lengthening or compression
    • A61B17/7225Intramedullary pins, nails or other devices for bone lengthening or compression for bone compression
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/56Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor
    • A61B17/58Surgical instruments or methods for treatment of bones or joints; Devices specially adapted therefor for osteosynthesis, e.g. bone plates, screws, setting implements or the like
    • A61B17/68Internal fixation devices, including fasteners and spinal fixators, even if a part thereof projects from the skin
    • A61B17/72Intramedullary pins, nails or other devices
    • A61B17/7233Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone
    • A61B17/7241Intramedullary pins, nails or other devices with special means of locking the nail to the bone the nail having separate elements through which screws pass
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00862Material properties elastic or resilient
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B2017/00831Material properties
    • A61B2017/00867Material properties shape memory effect

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Orthopedic Medicine & Surgery (AREA)
  • Surgery (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
  • Nuclear Medicine, Radiotherapy & Molecular Imaging (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Neurology (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Molecular Biology (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Surgical Instruments (AREA)
  • Prostheses (AREA)

Description

本開示は、髄内装置に関し、より詳細には、関節内に圧縮を生成して加えるための関節固定(すなわち、癒合)装置に関する。
(関連出願との相互参照)
本開示は、2016年4月15日に出願された米国仮出願第62/322847号に対する優先権を主張し、且つ2016年10月24日に出願された米国仮出願第62/412021号に対する優先権を主張する。
上記の優先権出願のそれぞれの開示全体が、参照により本明細書に組み込まれる。
関節固定処置は、関節炎の骨および悪化した骨を修復するために整形外科の分野において一般的である。これらの外科的処置の成功は、多くの場合、骨の接近の成功と骨の間で達成される圧縮量に依存する。
髄内装置は、関節固定処置中に使用することができる。これらの装置は、縮小して骨の間に圧縮荷重を作り出すように設計されている。しかしながら、既知の髄内装置が必ずしもこの目標を達成するとは限らない。
したがって、骨の治癒が起こっている間に関節内に圧縮荷重を生成して維持する髄内装置が利用可能であれば、有益であろう。
本開示は、人体または動物の体の内部で関節固定処置または癒合処置を行うための髄内釘のような関節固定装置に関する。
本明細書に記載の関節固定装置は、骨または骨の断片を互いに近づけることができる。一部の実施例において、記載される装置は、圧縮荷重を生成するように、且つ一部の例では、治癒が起こっている間に長期間このような圧縮荷重を維持するように構成されることができる。
一実施例において、脛骨−距骨−踵骨(TTC)関節癒合を行うための関節固定装置が記載されている。
関節固定装置は、近位部分と遠位部分との間で長手軸に沿って延びる釘本体を備えることができる。
一部の実施例において、関節固定装置は、近位部分の内側に収容された近位スライダーを含む。装置は、遠位部分の内側に収容された遠位スライダーを備えることができる。形状記憶材料ロッドなどの接続部材を、例えば、近位スライダーおよび遠位スライダーに取り付けることができる。
一部の例では、装置は、釘本体の近位部分の内側に配置され且つ脛骨ネジを受け入れるように構成された第1開口部、釘本体の遠位部分の内側に配置され且つ距骨ネジを受け入れるように構成された第2開口部、および釘本体の遠位部分の内側に配置され且つ踵骨ネジを受け入れるように構成された第3開口部の1つ以上を含むことができる。第1開口部、第2開口部、および第3開口部の少なくとも1つは、細長いまたは楕円形のスロットとして構成されることができる。
一部の実施例において、装置はケーブルを含む。ケーブルは張力をかけられるように構成されることができる。例えば、ケーブルは、一部の例では、遠位スライダーに接続されることができる。ケーブルは、遠位相互ロック固定体を釘本体の内側で動かすように張力をかけられることができ、例えば、それによって形状記憶材料ロッドを引き伸ばす。
別の実施例において、近位部分と遠位部分との間で長手軸に沿って延びる釘本体を含む関節固定装置が記載されている。
関節固定装置は、近位部分の内側または外側に配置された近位相互ロック固定体を備えることができる。装置は、遠位部分の内側または外側に配置された遠位相互ロック固定体を備えることができる。形状記憶材料接続部材などの接続部材を、例えば、近位相互ロック固定体および遠位相互ロック固定体に取り付けることができる。
一実施例において、関節固定装置の釘本体は、ネジ、ペグなどのような固定具を受け入れるように構成された少なくとも1つの開口部を含むことができる。
一部の実施例において、近位相互ロック固定体は、釘本体の近位部分の内側に配置されることができる。また、遠位相互ロック固定体は、釘本体の遠位部分の内側に配置されることができる。
しかしながら、更なる実施例において、近位相互ロック固定体は、釘本体の近位部分の外側に配置されることができる。同様に、遠位相互ロック固定体は、釘本体の遠位部分の外側に配置されることができる。
関節固定装置の釘本体の第1開口部は、釘本体の近位部分内に配置されることができる。第1開口部は、脛骨ネジなどのネジを受け入れるように構成されることができる。第2開口部は、釘本体の遠位部分内に配置されることができる。第2開口部は、距骨ネジなどのネジを受け入れるように構成されることができる。第3開口部は、釘本体の遠位部分内に配置されることができる。第3開口部は、踵骨ネジなどのネジを受け入れるように構成されることができる。
一部の実施例において、接続部材(例えば、形状記憶材料接続部材)はロッドとして構成されることができる。一部の実施例において、接続部材は、ニチノール(NiTi)を含むかまたはニチノール(NiTi)で作られることができる。
一部の実施例において、接続部材は細長いシャフトを含むことができる。接続部材は、第1ネジ付き部分と第2ネジ付き部分との間に延びることができる。
一実施例において、接続部材の第1ネジ付き部分は、近位相互ロック固定体の第1ネジ付き開口部内に受け入れられるように構成されることができる。同様に、一部の実施例において、第2ネジ付き部分は、遠位相互ロック固定体の第2ネジ付き開口部内に受け入れられるように構成されることができる。それによって、接続部材(例えば、ニチノールなどの形状記憶材料接続部材)を少なくとも2つの固定点(例えば、近位および遠位相互ロック固定体によって受け入れられた固定具)に取り付けることができる。
一部の実施例において、遠位相互ロック固定体は、釘本体の内部で(例えば、釘本体の挿管部の内部で)平行移動可能であることができる。
一部の実施例において、ケーブルが関節固定装置に接続されることができる。ケーブルは張力をかけられるように構成されることができる。例えば、ケーブルは、一部の例では、遠位相互ロック固定体に接続されることができる。ケーブルは、例えば、遠位相互ロック固定体を釘本体の内側で動かすように張力をかけられることができる。
一部の実施例において、関節固定装置の釘本体が移植されているとき、接続部材は、関節の骨にわたって圧縮力を発生させるように非伸長位置と伸長位置との間で移動可能であるように構成されることができる。
例えば、関節固定処置の間に、装置は、関節内に挿入されるように構成されることができる。装置は、装置を関節に固定するために第1および第2固定具が装置に挿入されるように構成されることができる。関節固定装置のケーブルは、ケーブルが関節固定装置の接続部材を非伸長状態から伸長状態に変えるように張力をかけられるように構成されることができる。装置(例えば、接続部材)は更に、ケーブルの張力を解放することにより接続部材が非伸長状態に戻るように構成されることができ、それにより関節の骨に圧縮荷重を加える。
装置は、足関節の脛骨−距骨−踵骨(TTC)関節用に特別に構成されることができる。
そのような実施例において、第1固定具は、踵骨ネジであることができる。第2固定具は、脛骨ネジであることができる。
一部の実施例において、関節固定装置は、(例えば、第2固定具を挿入した後に)第3固定具を関節固定装置に挿入することができるように構成されることができる。一部の実施例において、第3固定具は、距骨ネジであることができる。一部の実施例において、第3固定具は、踵骨ネジであることができる。
一部の実施例において、接続部材は、関節固定装置の近位相互ロック固定体と遠位相互ロック固定体との間を接続することができ、ケーブルは、遠位相互ロック固定体に接続されることができる。そのような場合、装置は、ケーブルに張力をかけることによって遠位相互ロック固定体が近位から遠位への方向に平行移動するように構成されることができる。遠位相互ロック固定体のこのような平行移動は、関節固定装置の接続部材を非伸長状態から伸長状態に移動させることができる。
近位相互ロック固定体は、ケーブルに張力をかける前に、移動しないように固定されるように構成されることができる。
一部の実施例において、装置は、(例えば、第3固定具が踵骨ネジである場合)第3固定具を挿入することによって遠位相互ロック固定体の位置が実質的にロックされるように構成されることができる。
関節固定術処置を行う方法も記載されている。このような方法は、関節内に関節固定装置を挿入することを含むことができる。方法はまた、第1固定具を関節固定装置に挿入することを含むことができる。方法は、第2固定具を関節固定装置に挿入することを含むことができる。
方法は、ケーブルが関節固定装置の接続部材(例えば、形状記憶材料接続部材)を非伸長状態から伸長状態に変えるように関節固定装置のケーブルに張力をかけることを含むことができる。方法はまた、ケーブルの張力を解放することを含むことができる。ケーブルの張力を解放することは、形状記憶材料接続部材を伸長状態に戻らせることができ、それによって関節の骨にわたって圧縮荷重が加えられる。
一部の記載された実施例において、関節固定術処置の間に修復される関節は、足関節の脛骨−距骨−踵骨(TTC)関節である。
一部の実施例において、方法は、関節固定装置を挿入する前に、関節内にガイドワイヤーを挿入することと、関節固定装置を収容するために関節を通る通路を広げることとを含むことができる。
一部の実施例において、第1固定具は最も遠位の踵骨ネジであることができる。第2固定具は、近位相互ロック固定体を通る脛骨ネジであることができる。
別の実施例において、方法は、例えば、第2固定具を挿入した後に、第3固定具を関節固定装置に挿入することを含むことができる。第3固定具は、例えば、距骨ネジまたは踵骨ネジのいずれかであることができる。
更なる実施例において、接続部材は、関節固定装置の近位相互ロック固定体と遠位相互ロック固定体との間に接続されることができる。それらの実施例において、ケーブルは遠位相互ロック固定体に接続されることができる。ケーブルは、遠位相互ロック固定体を近位から遠位への方向に平行移動させるように張力をかけられることができる。
方法は、接続部材を非伸長状態から伸長状態に移動させるように遠位相互ロック固定体を平行移動させることを含むことができる。
一部の実施例において、近位相互ロック固定体は、ケーブルに張力をかける前に、移動しないように固定されることができる。
更なる実施例において、方法は、関節固定装置の遠位相互ロック固定体の位置を実質的にロックするために第3固定具を挿入することを含むことができる。
一部の例では、第3固定具は、踵骨ネジであることができる。
本開示は、組み合わせでまたは単独で具体的に記載されている(請求項に記載されていることを含む)か否かにかかわらず、1つ以上の対応する態様、実施例または特徴を単独でまたは様々な組み合わせで含む。例えば、1つの例示的な態様に関する特定の記載された実施例に関連する特徴は、他の例示的な態様に関する実施例の特徴として同様に適しており、逆も同様である。理解されるように、方法に関する特定の記載された実施例に関連する特徴は、装置に特に関連する実施例の特徴として同様に適しており、逆も同様である。
ヒトの筋骨格系の関節を示す。 関節固定処置を行うための関節固定装置を示す。 図2の関節固定装置の正面図である。 図2の関節固定装置の上面図である。 図4の断面A−Aを通る断面図である。 図2の関節固定装置の近位相互ロック固定体を示す。 図2の関節固定装置の遠位相互ロック固定体を示す。 図2の関節固定装置の形状記憶材料接続部材を示す。 関節固定処置を行うための例示的な方法を概略的に示す。 別の例示的な関節固定装置を示す。 図9の関節固定装置の形状記憶材料接続部材を示す。 関節固定装置の形状記憶材料接続部材の伸長状態および非伸長状態を示す。 図11の形状記憶材料接続部材を受け入れるための溝を示す。 別の例示的な関節固定装置を示す。 動的圧縮を加える前と加える間の両方で示した別の例示的な関節固定装置を示す。 更に別の例示的な関節固定装置を示す。 別の例示的な関節固定装置を示す。 別の例示的な関節固定装置を示す。 別の例示的な関節固定装置を示す。 更に別の例示的な関節固定装置を示す。 関節固定装置用の例示的な端部キャップを示す。 関節固定装置用の更なる例示的な端部キャップを示す。
本開示は、人体または動物の体の内部で関節固定処置または癒合処置を行うための、髄内釘のような例示的な関節固定装置を記載する。本開示によって記載される関節固定装置は、骨または骨の断片を互いに近づけることができる。一部の実施例において、記載される装置は、圧縮荷重を生成するように、且つ一部の例では、治癒が起こっている間に長期間このような圧縮荷重を維持するように構成されることができる。
図1は、関節固定装置12を用いて修復されたヒトの筋骨格系の関節10を概略的に示す。この特定の実施例において、関節固定装置12は、足関節の脛骨−距骨−踵骨(TTC)関節用に特別に構成されている。しかしながら、本開示の類似の関節固定装置12は、本開示の範囲内の(例えば、大腿部、上腕部、脛骨などの)他の関節を修復するのに使用され得る。
関節10は、踵骨14と、距骨16と、脛骨18とを含む。関節10は、踵骨14、距骨16および/または脛骨18の関節面19に著しい軟骨減少および/または罹患した骨がある場合、不安定になる可能性がある。時間の経過とともに、この不安定性に苦しんでいる患者は関節炎を発症し、結果として激しい痛みが生じる。
本開示は、このような不安定な関節を癒合させるための関節固定装置12を記載する。関節10の骨を癒合させることは、踵骨14、距骨16、および脛骨18を単一の骨として機能させ、結果として動きを実質的に排除し、関節炎の関節によって引き起こされる痛みを軽減する。本開示全体を通じて、関節固定術の一例として、足関節のTTC関節の癒合が記載されているが、本開示は、TTC関節の癒合のみに限定されることを意図していない。
図2、3、4および5は、本開示の第1実施例による例示的な関節固定装置12を示す。関節固定装置12は、近位部分22と遠位部分24との間で長手軸Aに沿って延びる釘本体20を含む。一実施例において、装置12は、関節固定装置12が図1の関節10内に一旦移植されると、釘本体20の近位部分22が関節10の脛骨18の中に延び且つ釘本体20の遠位部分24が関節10の踵骨14と距骨16の両方の中に延びるように構成されている(例えば、図1参照)。
釘本体20は、関節固定装置12の他の構成要素(以下で更に説明する)を収容するためのスリーブとして構成される。一実施例において、釘本体20は、Ti−6Al−4Vのようなチタン合金で作られていることができる。しかしながら、本開示の範囲内で他の材料も考えられる。
釘本体20は、関節10内で関節固定装置12を固定するためにネジ、ペグなどの固定具を受け入れるための複数の開口部を含む。例えば、釘本体20の近位部分22は、第1近位開口部26と、第1近位開口部26のわずかに遠位側にある(すなわち、遠位部分24に向かう方向に変位している)第2近位開口部28とを含むことができる。第1近位開口部26および第2近位開口部28の各々は、関節固定装置12を脛骨18に固定するための脛骨ネジ30を受け入れることができる。一実施例において、第1近位開口部26は円形の開口部であり、第2近位開口部28は細長いスロットである。別の実施例において、第1近位開口部26および第2近位開口部28は、釘本体20の反対の側面42を通って延び、長手軸Aに対して垂直な角度で延びることができる(例えば、図2および図3の側面図参照)。
釘本体20の遠位部分24は、第1遠位開口部32と、第2遠位開口部34と、第3遠位開口部36とを含むことができる。第2遠位開口部34は、第1遠位開口部32のすぐ近位側にある(すなわち、近位部分22に向かう方向に変位している)ことができ、第3遠位開口部36は、第2遠位開口部34のすぐ近位側にあることができる。第1および第2遠位開口部32、34は、各々、関節固定装置12を踵骨14に固定するための踵骨ネジ38を受け入れることができ、第3遠位開口部36は、関節固定装置12を距骨16に固定するための距骨ネジ40を受け入れることができる。一実施例において、第1遠位開口部32は円形の開口部であり、第2および第3遠位開口部34、36は細長いスロットである。別の実施例において、第1および第2遠位開口部32、34は、釘本体20の上面44および底面46を通って延び、長手軸Aに対して垂直な角度で延びることができる(例えば、図2および図4の上面図参照)。第3遠位開口部36は、釘本体20の反対の側面42を通って延び、長手軸Aに対して垂直な角度で延びることができる(例えば、図2および図4の上面図参照)。したがって、第1近位開口部26、第2近位開口部28、および第3遠位開口部36は、互いに平行に延びることができる。また、第1および第2遠位開口部32、34は、第1近位開口部26、第2近位開口部28、および第3遠位開口部36に対して垂直に延びることができる。
図5の断面図によって最もよく示されるように、関節固定装置12の釘本体20は、近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50を収容することができる。この実施例において形状記憶材料接続部材52であると見なされる接続部材52も設けられている。近位相互ロック固定体48は、釘本体20の第1挿管部54内に受け入れられ(例えば、摺動可能に受け入れられ)且つ第2近位開口部28内で少なくとも部分的に露出していることができる。遠位相互ロック固定体50は、釘本体20の第2挿管部56内に受け入れられ(例えば、摺動可能に受け入れられ)、第2および第3遠位開口部34、36内で少なくとも部分的に露出していることができる。形状記憶材料接続部材52は、釘本体20の第3挿管部58内に受け入れられることができる。形状記憶材料接続部材52は、近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50の両方に接続される(例えば、ネジ係合される)ことができる。一実施例において、近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50は、釘本体20の内側で移動するスライダーとして機能する。
一実施例において、近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50は、Ti−6Al−4Vのようなチタン合金で作られている。別の実施例において、近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50は、それぞれ関節固定装置12の近位スライダーおよび遠位スライダーである。
別の実施例において、形状記憶材料接続部材52は、ロッド、例えば、ニチノール(NiTi)で作られているロッドとして構成されることができる。しかしながら、形状記憶材料接続部材52は、他の形状および構成を有することができ、形状記憶材料接続部材52を作るのに、他の超弾性材料(例えば、超弾性および/または温度によって誘発された形状変化を示すことができる材料)を用いることができる。
関節固定装置12は、以下で説明するように、張力付与装置として使用されることができるケーブル60を更に含む。ケーブル60は、遠位相互ロック固定体50に取り付けられ、釘本体20の外側の位置まで延びている。一実施例において、ケーブル60は、304Vステンレス鋼のようなステンレス鋼で作られている。
使用時に、ケーブル60は、遠位相互ロック固定体50を第2挿管部56内で移動させるために張力をかけられることができ、それによって形状記憶材料接続部材52を伸長位置まで引き伸ばす。一旦引き伸ばされると、形状記憶材料接続部材52の超弾性により、形状記憶材料接続部材52はその非伸長位置に戻ろうとする。従って、関節固定装置12は、関節10内に一旦固定されると、関節10の骨にわたって一定の圧縮力を加えることができる。
図6Aおよび6Bは、それぞれ近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50の更なる特徴を示している。最初に図6Aを参照すると、近位相互ロック固定体48は、第1軸A1に沿って延びるネジ付き開口部62と、第2軸A2に沿って延びるネジなし開口部64とを含む。一実施例において、第2軸A2は、第1軸A1に対して垂直である。ネジ付き開口部62は、形状記憶材料接続部材52の一部を受け入れることができ(図5参照)、ネジなし開口部64は、脛骨ネジ30を受け入れることができる(図2参照)。第2ネジなし開口部65が、第2軸A2に平行な第3軸A3に沿って延びることができる。第2ネジなし開口部65は、PLLAピンのようなピンを受け入れることができ、このピンは、ケーブル60に張力をかける前に近位相互ロック固定体48が動かないように適所に圧入されることができる。
ここで図6Bを参照すると、遠位相互ロック固定体50は、第1軸A1に沿って延びるネジ付き開口部66と、第2軸A2に沿って延びる第1ネジなし開口部68と、第3軸A3に沿って延びる第2ネジなし開口部70と、第4軸A4に沿って延びる第3ネジなし開口部72とを含む。一実施例において、第2軸A2、第3軸A3および第4軸A4は、それぞれ第1軸A1に対して垂直である。別の実施例において、第2および第4軸A2、A4は互いに平行であるが、第3軸A3に対して垂直である。ネジ付き開口部66は、形状記憶材料接続部材52の一部を受け入れることができ(図5参照)、第1ネジなし開口部68は、釘本体20の第3遠位開口部36を通って延びる距骨ネジ40を受け入れることができ(図2参照)、第2ネジなし開口部70は、釘本体20の第2遠位開口部34を通って延びる踵骨ネジ38を受け入れることができ(図2参照)、第3ネジなし開口部72は、関節固定装置12のケーブル60を受け入れることができる(図5参照)。
図7は、形状記憶材料接続部材52の更なる特徴を示す。形状記憶材料接続部材52は、第1ネジ付き部分76と、第2ネジ付き部分78と、第1ネジ付き部分76と第2ネジ付き部分78との間に延びるシャフト80とを有する細長い本体74を含むことができる。一実施例において、第1ネジ付き部分76および第2ネジ付き部分78は、シャフト80の第1直径D1よりも大きい第2直径D2を含む。形状記憶材料接続部材52を近位相互ロック固定体48および遠位相互ロック固定体50のそれぞれに接続するために、第1ネジ付き部分76は、近位相互ロック固定体48のネジ付き開口部62に係合することができ、第2ネジ付き部分78は、遠位相互ロック固定体50のネジ付き開口部66に係合することができる(図5参照)。シャフト80は、釘本体20の第3挿管部58内に配置されることができる。
引き続き図1から7を参照して、図8は、関節固定処置を行うための方法82を概略的に示す。方法82は、関節固定装置12を用いて図1に示す関節10の骨を互いに癒合させるために記載されている。しかしながら、以下で説明するものと同様の手順を用いて他の関節を修復することができる。関節固定装置12の特徴は、記載された方法82を提供するために特別に構成され得ることが理解されるであろう。本明細書に記載された方法82は、より多い数またはより少ない数のステップを含むことができ、ステップは本開示の範囲内で異なる順序で行われ得ることが更に理解されるべきである。
方法82は、ブロック84で、罹患した骨を除去し且つ踵骨14、距骨16、および脛骨18の軟骨下骨を露出させるために、残っている軟骨を除去し且つ必要な骨切りを行うことによって開始される。このステップは、踵骨14、距骨16、および脛骨18を互いに癒合させるのに必要な表面領域を作り出す。
次に、ブロック86で概略的に示されるように、ガイドワイヤーが踵骨14および距骨16を通って延び且つ部分的に脛骨18内に延びるようにガイドワイヤーを配置する。ガイドワイヤーは、下から上への方向に関節10内に通される(すなわち、踵骨14の下側を通って、次に距骨16を通って脛骨18に入る)。次に、関節固定装置12を収容するために、ブロック88で関節10内に通路を広げる。通路を広げるのにガイドワイヤーに沿ってリーマーを挿入することができる。
ブロック90で広げられた通路内に関節固定装置12を挿入する。関節固定装置12の配置は、標的装置(図示せず)によって案内されることができる。関節固定装置12の挿入は、関節固定装置12を脛骨18内で適切な距離に挿入するために軽いタッピングを必要とする場合がある。
関節固定装置12を適所に固定するために、ブロック91で釘本体20の第1遠位開口部32を通して踵骨ネジ38を挿入する。次に、ブロック92で、釘本体20の第2近位開口部28を通し且つ近位相互ロック固定体48のネジなし開口部64を通して脛骨ネジ30を挿入する。このように脛骨ネジ30の挿入は、釘本体20に対して更に移動しないように近位相互ロック固定体48を実質的にロックする。
ブロック93で、ケーブル60に張力をかける。ケーブル60は、好適な張力付与装置(図示せず)を用いて張力をかけられることができる。ケーブル60に張力をかけることは、遠位相互ロック固定体50を第3遠位開口部36内で遠位側に動かす(例えば、摺動させる)。したがって、遠位相互ロック固定体50は、釘本体20の内側でスライダーとして動作することができる。いまや近位相互ロック固定体48は固定されているので、この動作は形状記憶材料接続部材52を引き伸ばして圧縮荷重を発生させる。ブロック94で、釘本体20の第3遠位開口部36を通し且つ遠位相互ロック固定体50の第1ネジなし開口部68を通して距骨ネジ40を挿入する間、張力はケーブル60において保持される。ブロック95で、釘本体20の第2遠位開口部34を通し且つ遠位相互ロック固定体50の第2ネジなし開口部70を通して第2踵骨ネジ38を挿入する。
次に、ブロック96でケーブル60から張力を解放することができる。次に、ケーブル60を取り除く。ケーブル60の張力を解放すると、形状記憶材料接続部材52は、形状記憶材料接続部材52を伸長位置に引き伸ばすことによって生じたひずみを回復しようとし、結果として関節10の骨にわたって圧縮力を生成し、維持する。
方法82は、釘本体20の第1近位開口部26を通して第2脛骨ネジ30を挿入することによって、ブロック97で終了する。このステップは任意選択的に行われ、外科医の裁量に基づく。
本開示の更なる実施例は、チタン、ステンレス鋼などから製造されることができる圧縮髄内(IM)釘として構成された関節固定装置の提供および使用を含む。これらのIM釘は、形状記憶材料(例えば、超弾性および/または温度によって誘発された形状変化を示すことができる材料)を含むことができ、形状記憶材料は、ロックネジを一緒に引っ張ったり押したりし、それによって骨片を一緒に効果的に引っ張ったり押したりする。以下の実施例の特徴はまた上述の関節固定装置12と共に使用され得ることが理解されるであろう。
図9は、このような例示的なIM釘100を示す。一実施例において、ロックネジ102、103は、超弾性ニチノールワイヤ、ロッド(例えば、図10参照)、チューブまたはリボンのような形状記憶材料接続部材104によって互いに(例えば、IM釘100の孔の内側で)相互接続される。形状記憶材料接続部材104は、性質が紐と同様であると考えることができる。近位ロックネジ102が円形穴であるその穴106に一旦ロックされると、遠位ロックネジ103は、この実施例において楕円形である動的スロット108の、近位端から最も遠い底部または遠位端に配置される。IM釘100は、形状記憶材料接続部材104が近位ロックネジ102と遠位ロックネジ103との間で超弾性的に引き伸ばされた状態で送達され、伸長状態または伸ばされた状態に保持される。ロックネジ102、103が一旦配置されると、形状記憶材料接続部材104は拘束されずに短縮することができ、結果としてタイロッドのようにロックネジ102、103を一緒に引っ張り、骨折部位FSにわたって効果的に骨を一緒に引っ張る。これにより、骨折を整復し、骨を安定させ、骨折部位FSに持続的な非線形圧縮を加えることができる。形状記憶材料接続部材104は、IM空間に挿入する前にIM釘100内で予ひずみを与えることができる。一部の実施例において、接続部材104は、適所で一度だけ解放されることができ、ロックネジ102、103は、IM釘100を固定するために適所に交差ネジ止めされる。
本明細書を通して、形状記憶材料接続部材52、104の形状記憶材料は、金属合金(例えば、ニチノール)または弾性ポリマー(例えば、適切に処理されたPEEK)であることができる。ここで、圧縮IM釘100は、骨片に係合し且つ骨片を安定させ、骨片間に圧縮を生成するように設計されている。ニチノールが使用される場合、形状記憶材料接続部材104は、「低温」状態で拘束され得る。そうすることで、これは、形状記憶材料の非オーステナイト形状をひずませるのにかなり少ない力しか要さない。マルテンサイトニチノールを引き伸ばすのに必要な荷重は、材料にそのオーステナイト相において応力を加えるのに必要な荷重の半分以下である。材料の上プラトーに沿ってニチノールを8%のひずみまで伸ばし、回復可能な力を材料の下プラトーまで約50%減少させるために2%のひずみを取り除くことができ、これにより、最終的に拘束されず、6%のひずみのバランスを回復させることができる場合、それは下プラトーで行われるので、力が大きすぎるため、ネジ102、103またはネジ102、103が挿入されている骨に損傷を与える。
また、形状記憶材料接続部材104の表面仕上げは、その生体適合性および疲労寿命に影響を与える。ひずみに先立って、形状記憶材料接続部材104を不動態化して、製造工程により生じ得る埋め込まれた表面汚染物質を除去することができる。不動態化はまた、ニチノールの表面上に生体適合性の酸化物層を生成する。ニチノール形状記憶材料接続部材104を高荷重(すなわち、オーステナイト相にあるニチノールに応力を加えるのに必要な高荷重のタイプ)で引っ張ると、この生体適合性の酸化物層が損傷し、その表面に粒子を埋め込む可能性がある。低荷重(すなわち、非オーステナイト相にある圧縮ネジに応力を加えるのに必要とされる荷重のタイプ)は、表面仕上げに対するいかなる損傷も最小限にする。
ニチノール形状記憶材料接続部材104が「低温」で(すなわち、そのオーステナイト開始温度未満、より好ましくはそのマルテンサイト開始温度未満、最も好ましくはそのマルテンサイト終了温度未満に維持され)且つ引っ張られている(すなわち、引き伸ばされている)状態で、形状記憶材料接続部材104は、遠位ロックネジ103が短縮して楕円形の動的スロット108の近位端に移動するのを抑制するように設置される。より詳細には、ニチノール形状記憶材料接続部材104がそのオーステナイト開始温度未満に維持されている状態で、引き伸ばされたニチノールの端部は、材料を引き伸ばされた状態に維持するためにIM釘100の端部キャップにネジ込まれる。ニチノール形状記憶材料接続部材104は、その後、そのオーステナイト開始温度よりも高い温度に加温されることができ、ニチノール形状記憶材料接続部材104を引き伸ばされて拘束されたマルテンサイトに保つネジ付き端部キャップ110の存在により短縮されない。
しかしながら、端部キャップ110が外されて解放されると、形状記憶材料接続部材104はその無ひずみの(すなわち、引き伸ばされていない)長さに戻ろうとし、すなわち、ニチノール部材は短縮しようとし、引っ張られた超弾性材料によって生じた圧縮力は、相互ロックネジ102、103の持続的な圧縮、楕円形のダイナミゼーションスロット108のひずみを与え、骨折部位FSに持続的な圧縮荷重を与える。
一部の実施例において、ニチノール形状記憶材料接続部材104は、材料の短縮によって生じる力がロックネジ102、103の強度よりも小さくなるように構成され、その結果、短縮しようとしたときに圧縮によりロックネジ102、103が曲がったり破損したりしないことに留意されたい。また、ニチノール形状記憶材料接続部材104は、ネジ102、103が骨組織を「引き裂く」程強引にあまりにも大きい力を骨に加えないように特別に設計されることができる。形状記憶材料接続部材104の圧縮力は、形状記憶材料接続部材104の材料特性および/または幾何学的形状を調節することによって制御することができる。
形状記憶材料接続部材104における冷間加工の割合は、装置104によって生じる圧縮力に影響を与え得る。冷間加工の割合が増大するにつれて、圧縮力は低下する。一実施例において、形状記憶材料接続部材104は、ニチノール形状記憶材料接続部材104の回復力を制御するために約15%から55%の冷間加工を含む。
形状記憶材料接続部材104の圧縮力に影響を与える別の材料特性は、圧縮ネジが移植される体(例えば、人体の温度である37℃)と形状記憶材料接続部材104のオーステナイト終了温度との間の温度差である。この2つの間の温度差が小さいとニチノール形状記憶材料接続部材104は小さい圧縮荷重を生成し、逆に2つの間の温度差が大きいほどニチノール接続部材は大きい圧縮荷重を生成する。一実施例において、形状記憶材料接続部材104が作られる形状記憶材料は、約10℃を超えるオーステナイト終了温度を含む。これにより、形状記憶材料接続部材104が人体に移植されたときに約47℃未満の温度差が生じる可能性がある。
形状記憶材料接続部材104の幾何学的形状も、最終的に生成される圧縮力に影響を与える。形状記憶材料接続部材104の断面積は圧縮力に影響を与える。断面積が増大すると、形状記憶材料接続部材104が生成する圧縮力も増大する。この点において、形状記憶材料接続部材104を短縮することによって生成される圧縮力は骨が弛緩および再形成するときに一定であることが有益であることを理解されたい。したがって、一実施例において、形状記憶材料接続部材104の断面は、その全長にわたって一定の断面を有することができる。形状記憶材料接続部材104の長さにわたって均一でない断面は、形状記憶材料接続部材104が短くなるにつれて、圧縮の増大または減少をもたらす可能性がある。
別の実施例において、形状記憶材料接続部材104は、そのオーステナイト開始温度よりも低い温度にある間に引き伸ばされ、端部キャップ110は、形状記憶材料接続部材104をそのオーステナイト開始温度未満の伸長状態でネジ込まれる。しかしながら、所望であれば、形状記憶材料接続部材104は、例えば、応力誘起マルテンサイトを生成するために、そのオーステナイト開始温度よりも高い温度にある間に引き伸ばされることができる。
別の実施例において、IM釘100の形状記憶材料接続部材104は、管状であり、滅菌されたキットの形態で提供される。このキットは、IM釘100の移植に役立つ付加的な器具(例えば、Kワイヤー、ドリルビット、ネジサイズガイドなど)を含むことができる。
TTC足関節癒合は、適切な医学的状態の治療のために、機能的、安定的、且つ疼痛のない整形外科的癒合を達成するために使用されることができる技術である。しばしば成功しない意図的な骨癒合は、患者の痛み、繰り返される手術、感染、手足の機能の喪失、および/または極端な場合には手足の切断につながる可能性がある。骨吸収プロセスにもかかわらず、骨癒合部位にわたって持続的な圧縮力を提供することができるIM釘が必要である。ロックネジ102、103を互いに接続して引っ張ることによって、IM釘100は、持続的な圧縮を骨折部位に提供することができる。
図11および12は、別の例示的なIM釘200を示す。IM釘200は、IM釘200の外側に配置されることができる形状記憶材料接続部材204を含む(図11参照)かまたは外側および内側の形状記憶材料接続部材204の組み合わせを含むことができる。形状記憶材料接続部材204は、IM釘200の外径の溝212(例えば、フライス加工された溝)または縦溝に置くことができる。それらの実施例の一部において、形状記憶材料接続部材204は、直径より突き出ていなくてもよい(例えば、図12参照)。
図13は、別の例示的なIM釘300を示す。一実施例において、1つ以上のばね314を使用することによって、相互接続ロックネジ302、303を互いに結びつけることができる。ばね314は、ステンレス鋼、チタン、コバルトクロム、MP35N、ニチノール、L605、および他の様々な生体適合性合金を含むが、これらに限定されない様々な材料で作られることができる。
1つ以上のばね314が、相互接続ロックネジ302、303を互いに押すのに使用されることができる。しかしながら、これらの実施例において、ネジがその中で軸方向に移動するための少なくとも1つのスロットを設けることができる。一実施例において、そのスロット308に沿って押されているネジ302は、骨折部位に持続的な圧縮を加えている。ばね314は、ばね314がロックネジ302、303を骨折部位に向かって押すように、IM釘300の端部キャップ310とロックネジ302、303との間に配置されることができる。代わりに、ばね314は、端部キャップのすぐ遠位であるがダイナミゼーションスロット308内の相互接続ロックネジ302の近位に配置された止めネジの一部であることができる。コイルばね、波形ばね、またはダイセットばね、またはそれらの組み合わせを使用することが可能である。ばね314は、MP35N、チタン合金、エルジロイ、コバルトクロム合金、および様々な他の生体適合性合金で作られることができる。
図14は、更に別の例示的なIM釘400を示す。IM釘400は、ばね414および音叉型装置416を有するTTC癒合釘であることができ、音叉型装置416はばね414を押したり圧縮したりするためにIM釘400に挿入されてことができ、結果としてIM釘400を通る相互ロックネジ402、403のアクセスまたは通過を可能にする。相互接続ネジ402、403が適所に一旦ネジ止めされると、音叉型装置416は、開放端部を引き出すことによって取り除くことができる。その後、ばね414を伸長させて、ダイナミゼーションスロット408内のネジ402に力を加えることができる。
図15は、例えば、大脳延髄IM釘であることができる、更に別のIM釘500を示す。この実施例において、ばね514は、持続的な圧縮を生成するために相互接続ネジ502、503に圧縮を加える。ばね514は、ネジ502、503自体を圧縮することができ、またはネジ502、503を受け入れるかまたは入れ子にする装置を圧縮することができる。
図16は、別のIM釘600を示す。IM釘600は、ネジ602、603がIM釘600を通過することを可能にするばね614を圧縮する音叉型装置616を含むことができる(挿入図I−1参照)。音叉型装置616は、ばね614を伸長させるためにばね614から離されることができ(挿入図I−2参照)、結果としてIM釘600を近位側に押して骨折部位FSに負荷をかけることができる。
図17〜21は、更に別の例示的なIM釘700を示す。IM釘700は、IM釘700の開口部718内にネジ込まれる端部キャップ710を含むことができる。端部キャップ710は固定されてもよく、固定された止めネジ720にネジ止めされてもよい。端部キャップ710内にばね714を配置することができ(挿入図I−2参照)、結果としてばねを動的にする。端部キャップ710は、ネジ止めされてばねプランジャのように見えるように設計されることができる。端部キャップ710は、この実施例において楕円形であるダイナミゼーションスロット708を通して配置される相互接続ネジ702に対してプランジャ722を押す雌ネジを含むことができる(図17参照)。
動的端部キャップ710は、すべてのタイプのIM釘およびそのような関節固定装置に使用されることができる。図18は、大腿骨釘におけるそれらの使用を示し、図19は、足関節釘のためのそれらの使用を示す。
ニチノール接続部材704でネジ702、703を一緒に引っ張りながら、ばね714を用いて相互接続ロックネジ702、703を一緒に押すことも可能である。これは、持続的な圧縮を最大にすることができる(例えば、図20参照)。接続部材704は、溶接ビード端部またはスエージ加工された端部取り付け具724を有するワイヤーまたはケーブルであることができる(例えば、図21参照)。端部キャップ710は、圧縮ネジまたはばねを受け入れることができ、接続部材704にかしめるかまたは溶接することができる。
本開示は、骨または骨の断片を互いに近接させ、圧縮荷重を生成し、治癒が起こっている間に長期間圧縮荷重を維持することができる新規な関節固定装置を提供する。
様々な非限定的な実施例を特定の構成要素またはステップを有するものとして示しているが、本開示の実施例はこれらの特定の組み合わせに限定されない。一部の非限定的な実施例の構成要素または特徴を他の非限定的な実施例の特徴または構成要素と組み合わせて使用することが可能である。
同様の符号は、いくつかの図面を通して対応する要素または類似の要素を特定することを理解されたい。これらの例示的な実施例において特定の構成要素の配置が開示され図示されているが、他の構成も本開示の教示から利益を得ることができることを更に理解すべきである。
前述の説明は、例示的なものであり、限定的な意味ではないと解釈されるべきである。当業者であれば、一部の変更が本開示の範囲内にあることを理解するであろう。これらの理由から、本開示の真の範囲および内容を明らかにするために以下の特許請求の範囲を検討すべきである。

Claims (12)

  1. 脛骨−距骨−踵骨(TTC)関節癒合を行うための関節固定装置であって、
    近位部分と遠位部分との間で長手軸に沿って延びる釘本体と、
    前記近位部分の内側に収容された近位スライダーと、
    前記遠位部分の内側に収容された遠位スライダーと、
    前記近位スライダーと前記遠位スライダーの両方に接続されたニチノールロッドと、
    前記釘本体の近位部分内に配置され、脛骨ネジを受け入れるように構成された第1開口部と、
    前記釘本体の遠位部分内に配置され、距骨ネジを受け入れるように構成された第2開口部と、
    前記釘本体の遠位部分内に配置され、踵骨ネジを受け入れるように構成された第3開口部と、
    前記遠位スライダーに接続されたケーブルと
    を備え、
    前記第1開口部、前記第2開口部、及び前記第3開口部の少なくとも1つは細長いスロットであり、
    前記ケーブルは、前記遠位スライダーを前記釘本体の内側で動かし、それによって前記ニチノールロッドを引き伸ばすように引張可能である、装置。
  2. 前記ケーブルは、前記遠位スライダーのネジなし開口部を通ってループ状になっている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記ネジなし開口部は、距骨ネジ及び踵骨ネジの遠位にある、請求項2に記載の装置。
  4. 前記遠位スライダーは、少なくとも3つのネジなし開口部を含み、前記近位スライダーは、少なくとも2つのネジなし開口部を含む、請求項1に記載の装置。
  5. 前記ケーブルが、前記少なくとも3つのネジなし開口部のうちの最も遠位の開口部を通ってループ状になっている、請求項4に記載の装置。
  6. 前記近位スライダーは第1の長さを含み、前記遠位スライダーは前記第1の長さよりも長い第2の長さを含む、請求項1に記載の装置。
  7. 関節固定装置であって、
    近位部分と遠位部分との間で長手軸に沿って延びる釘本体と、
    前記近位部分の内側に位置する第1挿管部内に摺動可能に受け入れられた近位相互ロック固定体と、
    前記遠位部分の内側に位置する第2挿管部内に摺動可能に受け入れられた遠位相互ロック固定体と、
    前記近位相互ロック固定体及び前記遠位相互ロック固定体に取り付けられた形状記憶材料接続部材と
    を備え
    前記形状記憶材料接続部材は、第1ネジ付き部分と第2ネジ付き部分との間に延びる細長いシャフトを含む、装置。
  8. 前記釘本体は、固定具を受容するように構成された少なくとも1つの開口部を含む、請求項に記載の装置。
  9. 第1開口部が前記釘本体の近位部分内に配置され且つ脛骨ネジを受け入れ、第2開口部が前記釘本体の遠位部分内に配置され且つ距骨ネジを受け入れ、第3開口部が前記釘本体の遠位部分内に配置され且つ踵骨ネジを受け入れる、請求項7又は8に記載の装置。
  10. 前記形状記憶材料接続部材は、ニチノール(NiTi)で作られたロッドである、請求項からのいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記遠位相互ロック固定体に接続されたケーブルを備え、前記ケーブルは、前記遠位相互ロック固定体を前記釘本体の内側で動かすように張力をかけられる、請求項7から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記釘本体が移植されたとき、前記形状記憶材料接続部材は、関節の骨にわたって圧縮力を生成するように非伸長位置と伸長位置との間で移動可能である、請求項から11のいずれか一項に記載の装置。
JP2018553423A 2016-04-15 2017-04-17 関節固定装置 Active JP6964599B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US201662322847P 2016-04-15 2016-04-15
US62/322,847 2016-04-15
US201662412021P 2016-10-24 2016-10-24
US62/412,021 2016-10-24
PCT/US2017/027910 WO2017181174A1 (en) 2016-04-15 2017-04-17 Arthrodesis devices for generating and applying compression within joints

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019513469A JP2019513469A (ja) 2019-05-30
JP2019513469A5 JP2019513469A5 (ja) 2020-04-16
JP6964599B2 true JP6964599B2 (ja) 2021-11-10

Family

ID=59227832

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018553423A Active JP6964599B2 (ja) 2016-04-15 2017-04-17 関節固定装置

Country Status (6)

Country Link
US (2) US10307190B2 (ja)
EP (1) EP3442452B1 (ja)
JP (1) JP6964599B2 (ja)
AU (1) AU2017250366B2 (ja)
CA (1) CA3019352A1 (ja)
WO (1) WO2017181174A1 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10251757B2 (en) * 2008-09-17 2019-04-09 Skeletal Dynamics Llc Grooved slot allowing adjustment of the position of a bone fixation device for osteosynthesis
US9962199B2 (en) * 2008-10-31 2018-05-08 Peter Forsell Device and method for bone adjustment with anchoring function
EP3442452B1 (en) * 2016-04-15 2023-07-19 Arthrex Inc Arthrodesis devices for generating and applying compression within joints
US10299847B2 (en) * 2016-09-22 2019-05-28 Globus Medical, Inc. Systems and methods for intramedullary nail implantation
US10932828B2 (en) * 2018-01-25 2021-03-02 Advanced Orthopaedic Solutions, Inc. Bone nail
US10912652B2 (en) * 2018-07-09 2021-02-09 Arthrex, Inc. Arthroplasty implant systems for generating and applying dynamic compression
AU2020228395A1 (en) * 2019-02-28 2021-10-14 Paragon 28, Inc. Implants, systems, and methods of use
WO2021185971A1 (en) * 2020-03-18 2021-09-23 Orthofix S.R.L. Improved arthrodesis device
US20230270452A1 (en) * 2020-06-29 2023-08-31 University Of Kentucky Research Foundation Method of Fusing a Tibiotalar Joint and Fused Tibiotalar Joint
TR202017292A1 (tr) * 2020-10-30 2022-05-23 Tst Rakor Ve Tibbi Aletler Sanayi Ve Ticaret Ltd Sirketi Artrodez çi̇vi̇si̇
US20220304730A1 (en) * 2021-03-26 2022-09-29 Nuvasive Specialized Orthopedics, Inc. Intramedullary device for ankle fusion

Family Cites Families (49)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES207117Y (es) 1974-10-25 1976-07-01 Pares Avila Dispositivo de fijacion interno para fracturas oseas.
CH666176A5 (de) * 1984-11-30 1988-07-15 Straumann Inst Ag Einrichtung zur behandlung eines knochens und nagel fuer eine solche einrichtung.
DE3921972C2 (de) * 1989-07-04 1994-06-09 Rainer Dr Med Baumgart Marknagel
US5034012A (en) * 1989-11-21 1991-07-23 Synthes (U.S.A.) Intramedullary nail with loop tip
US5352228A (en) * 1993-05-10 1994-10-04 Kummer Frederick J Apparatus and method to provide compression for a locked intramedullary nail
IT1271508B (it) * 1993-10-06 1997-05-30 Gruppo Ind Biompianti Srl Chiodo endomidollare bloccato adatto in particolare per omero
US6648890B2 (en) 1996-11-12 2003-11-18 Triage Medical, Inc. Bone fixation system with radially extendable anchor
EP1342453B1 (en) * 1997-03-19 2005-08-24 Stryker Trauma GmbH Modular intramedullary nail
US6296645B1 (en) * 1999-04-09 2001-10-02 Depuy Orthopaedics, Inc. Intramedullary nail with non-metal spacers
US6673116B2 (en) 1999-10-22 2004-01-06 Mark A. Reiley Intramedullary guidance systems and methods for installing ankle replacement prostheses
US20100268285A1 (en) * 2001-10-18 2010-10-21 Orthoip, Llc Bone screw system and method for the fixation of bone fractures
DE10317776A1 (de) * 2003-04-16 2004-11-04 Wittenstein Ag Vorrichtung zum Verlängern von Knochen oder Knochenteilen
CA2490673C (en) 2003-12-30 2011-11-29 Medicinelodge, Inc. Tethered implant systems for mounting on an articulation surface of an orthopedic joint
US7632277B2 (en) * 2004-03-29 2009-12-15 Woll Bioorthopedics Llc Orthopedic intramedullary fixation system
ES2323273T3 (es) 2004-03-31 2009-07-10 Orthofix S.R.L. Clavo intramedular que comprende elementos de material con memoria de forma.
US7985222B2 (en) 2004-04-21 2011-07-26 Medshape Solutions, Inc. Osteosynthetic implants and methods of use and manufacture
US7410488B2 (en) * 2005-02-18 2008-08-12 Smith & Nephew, Inc. Hindfoot nail
US9060820B2 (en) * 2005-05-18 2015-06-23 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Segmented intramedullary fracture fixation devices and methods
US8961516B2 (en) * 2005-05-18 2015-02-24 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Straight intramedullary fracture fixation devices and methods
WO2010037038A2 (en) * 2008-09-26 2010-04-01 Sonoma Orthopedic Products, Inc. Bone fixation device, tools and methods
US7942876B2 (en) * 2006-03-10 2011-05-17 Accelerated Orthopedic Repair, Llc Intra-medullary implant with active compression
US9320551B2 (en) * 2007-01-26 2016-04-26 Biomet Manufacturing, Llc Lockable intramedullary fixation device
US9308031B2 (en) * 2007-01-26 2016-04-12 Biomet Manufacturing, Llc Lockable intramedullary fixation device
US8157802B2 (en) * 2007-01-26 2012-04-17 Ebi, Llc Intramedullary implant with locking and compression devices
EP2254492B1 (en) * 2008-02-27 2014-07-02 MedShape, Inc. Intramedullary medical device and methods of manufacture
US8414584B2 (en) * 2008-07-09 2013-04-09 Icon Orthopaedic Concepts, Llc Ankle arthrodesis nail and outrigger assembly
WO2010006195A1 (en) * 2008-07-09 2010-01-14 Amei Technologies, Inc. Ankle arthrodesis nail and outrigger assembly
US8808336B2 (en) 2009-07-14 2014-08-19 Neil Duggal Joint arthrodesis and arthroplasty
EP2464300B1 (en) * 2009-08-13 2014-08-27 Cork Institute Of Technology Intramedullary nails for long bone fracture setting
US8777947B2 (en) * 2010-03-19 2014-07-15 Smith & Nephew, Inc. Telescoping IM nail and actuating mechanism
US8876821B2 (en) 2010-11-24 2014-11-04 Kyle Kinmon Intramedullary nail, system, and method with dynamic compression
WO2012079610A1 (en) * 2010-12-17 2012-06-21 Stryker Trauma Gmbh Bone fastener and method of manufacturing the same
EP2471478A1 (en) 2010-12-31 2012-07-04 ORTHOFIX S.r.l. Intramedullary nail with shape memory elements for long bones
EP2471477A1 (en) 2010-12-31 2012-07-04 ORTHOFIX S.r.l. Intramedullary nail with shape memory elements
WO2012112396A2 (en) * 2011-02-14 2012-08-23 Ellipse Technologies, Inc. Device and method for treating fractured bones
TWI548389B (zh) * 2011-02-14 2016-09-11 星瑟斯有限公司 具自持壓縮槽的骨髓內釘
DE102011053638A1 (de) 2011-09-15 2013-03-21 Wittenstein Ag Marknagel
US8551106B2 (en) * 2011-09-30 2013-10-08 Arthrocare Corporation Method and apparatus for installation of intramedullary medical device
US9554836B2 (en) * 2012-06-29 2017-01-31 The Cleveland Clinic Foundation Intramedullary bone stent
US9044281B2 (en) * 2012-10-18 2015-06-02 Ellipse Technologies, Inc. Intramedullary implants for replacing lost bone
US9381052B2 (en) 2012-11-12 2016-07-05 Navid Ziran Dynamic axial nail for intramedullary treatment of long bone fractures
EP2732783B1 (en) 2012-11-14 2016-04-27 Biedermann Technologies GmbH & Co. KG Bone nail for the heel
JP6373282B2 (ja) * 2013-02-08 2018-08-15 ゴースリン,ロバート 骨の癒合、安定化または固定化のためのシステム、方法、装置
EP2915496B1 (en) * 2014-03-06 2016-11-30 MPS Micro Precision Systems AG Implantable device
DE102014112573A1 (de) * 2014-09-01 2016-03-03 Wittenstein Ag Marknagel
US9480506B2 (en) * 2015-01-11 2016-11-01 Mohammad Javad Zehtab Compression device for interlocking compression nailing systems and method of use
US10130358B2 (en) * 2015-10-07 2018-11-20 Arthrex, Inc. Devices for controlling the unloading of superelastic and shape memory orthopedic implants
CA3015902A1 (en) * 2016-02-26 2017-08-31 Activortho, Inc. Active compression apparatus, methods of assembly and methods of use
EP3442452B1 (en) * 2016-04-15 2023-07-19 Arthrex Inc Arthrodesis devices for generating and applying compression within joints

Also Published As

Publication number Publication date
AU2017250366B2 (en) 2021-05-20
US20170296241A1 (en) 2017-10-19
US20210259751A1 (en) 2021-08-26
AU2017250366A1 (en) 2018-10-18
US20190274742A1 (en) 2019-09-12
US10307190B2 (en) 2019-06-04
EP3442452B1 (en) 2023-07-19
WO2017181174A1 (en) 2017-10-19
US11000319B2 (en) 2021-05-11
CA3019352A1 (en) 2017-10-19
EP3442452A1 (en) 2019-02-20
JP2019513469A (ja) 2019-05-30
EP3442452C0 (en) 2023-07-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6964599B2 (ja) 関節固定装置
US11806008B2 (en) Devices for generating and applying compression within a body
US20200222090A1 (en) Intermedullary devices for generating and applying compression within a body
CN106413606B (zh) 用于在体内产生并施加压紧的髓内装置
JP6650395B2 (ja) 身体内で圧縮を生成し印加するためのねじ
US20180064474A1 (en) Osteosynthesis device
US20130123785A1 (en) Osteosynthetic shape memory material intramedullary bone stent and method for treating a bone fracture using the same
JP2020195840A (ja) 長骨固定のためのインプラントおよび方法
US20200305938A1 (en) Dynamic compression fixation devices
JP6338337B2 (ja) 骨変形を治療するための整形外科用埋め込み型装置
US12004787B2 (en) Arthrodesis devices for generating and applying compression within joints
WO2023178321A2 (en) Dynamic compression fixation devices
Munib et al. A paradigm shift of the conventional intramedullary devices to new biological osteosynthetic devices: Bone stents

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200305

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210205

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210511

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211019

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6964599

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150