JP6963170B2 - 乗物用シート - Google Patents

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本発明は、乗物用シートに関し、詳細には後方に展開するエアバッグを備えた乗物用シートに関する。
シートバックの後部に後方に展開するエアバッグユニットを設けた自動車用のシートが公知である。特許文献1に係る自動車のシートは、シートバックの背面に設けられ、開孔を備えた板状のシートバックガーニッシュと、シートバックフレームに支持されると共に、開孔を通してシートバックガーニッシュの外方に突出したエアバッグユニットとを有する。
特開平6−278512号公報
エアバックユニットは、展開するエアバックの反力を支持するために、シートバックフレームに安定性良く支持されている必要がある。また、エアバックユニットのシートバックフレームへの取付構造が簡素であり、かつ取付作業が容易であることが好ましい。
本発明は、以上の背景を鑑み、乗物用シートにおいて、後方に展開するエアバッグユニットを簡素な構造で安定性良くシートバックフレームに取り付けることを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、シートクッション(3)及びシートバック(4)を備えた乗物用シート(1)であって、上下に延びる左右一対のサイドフレーム(11)を含むシートバックフレーム(6)と、左右に延び、左右両端において対応する前記サイドフレームに結合されたホルダ(22)と、前記ホルダに受容され、後方に向けて展開するエアバッグユニット(21)とを有し、前記ホルダは、後方に向けて開口した凹部(28)を画定するホルダ本体(29)と、前記ホルダ本体における前記凹部の縁に設けられたフランジ(31)とを有し、前記エアバッグユニットは、前記凹部内に配置され、後方に向けて開口したケース(41)と、前記ケースの開口端を閉じると共に、縁部において前記フランジに対向したリッド(42)と、前記ケース内に設けられたインフレータ(43)及びエアバッグ(44)とを有し、前記ケース及び前記ホルダは、第1締結部材(74)によって一方の前記サイドフレームに共締めされ、第2締結部材(75)によって他方の前記サイドフレームに共締めされていることを特徴とする。
この態様によれば、エアバッグユニットとホルダとは、左右のサイドフレームに締結されるため、左右のサイドフレームが展開するエアバッグの反力を支持することができる。また、エアバッグユニット及びホルダは、ボルトによってサイドフレームに共締めされるため、取付作業を容易にすることができる。
上記の態様において、前記ケースは、前記フランジの外面に当接する締結板(46D)を有し、前記ケースは、前記締結板において前記フランジと共に前記サイドフレームに共締めされているとよい。
この態様によれば、ケース及びホルダがシートバックの後方に位置する締結板及びフランジにおいて締結されるため、締結作業を容易に行なうことができる。
上記の態様において、前記フランジは、樹脂によって形成され、左右両端に前記サイドフレームのそれぞれに対向する左右一対の挿通孔(34)を有し、前記締結板は、金属によって形成され、それぞれの前記挿通孔内を通過して前記サイドフレームに当接し、前記第1締結部材及び前記第2締結部材は、前記締結板と左右の前記サイドフレームとが互いに当接するそれぞれの部分を締結するとよい。
この態様によれば、金属によって形成された締結板が直接にサイドフレームに当接するため、エアバックユニットをサイドフレームに安定性良く支持させることができる。
上記の態様において、前記フランジの左右両端は、対応する前記サイドフレームの後面に当接し、前記締結板は、前記サイドフレームのそれぞれとの間に前記フランジを前後から挟持するとよい。
この態様によれば、締結板が左右のサイドフレームの後方に配置されるため、サイドフレームがエアバッグの展開によって生じる前向きの反力を安定性良く支持することができる。
上記の態様において、前記ケースは、金属によって形成され、前記インフレータが結合されたリテーナ(46)を有し、前記締結板は、前記リテーナによって形成されているとよい。
この態様によれば、インフレータに生じる荷重が締結板を含むリテーナを介して左右のサイドフレームに確実に伝達することができる。
上記の態様において、前記ケースは、前記ホルダ本体を貫通して左右側方に突出する左右一対のピン(53)を有し、前記サイドフレームのそれぞれは、対応する前記ピンを受容し、前記ピンの前後方向への移動を規制する係止孔(25)を有するとよい。
この態様によれば、エアバッグユニットとサイドフレームとの結合箇所が増えるため、サイドフレームがエアバッグユニットを安定性良く支持することができる。
上記の態様において、前記係止孔のそれぞれは、左右外方に向けて深さを有し、上下に延びる縦孔部(25A)と、前記縦孔部から後方に延び、後方に開口した横孔部(25B)とを有するとよい。
この態様によれば、左右のピンを対応した係止孔に後方から同時に挿入することができる。これにより、エアバッグユニットの取付作業を容易にすることができる。また、ピンがホルダを貫通しているため、ピンを介してホルダをサイドフレームに支持させることができる。
上記の態様において、前記ケースは、金属によって形成され、前記インフレータが結合されたリテーナ(46)を有し、前記ピンのそれぞれは、前記リテーナと一体に形成されているとよい。
この態様によれば、インフレータに生じる荷重を、リテーナ及びピンを介して左右のサイドフレームに確実に伝達させることができる。
上記の態様において、前記ホルダは、前記凹部を画定する底壁(29A)、上壁(29B)、左右の側壁(29C)、及び下壁(29D)と、前記上壁と左右の前記側壁との境界のそれぞれに沿って延び、かつ前記フランジの外周縁に延び、前記エアバッグの膨張圧によって裂ける左右一対のホルダ脆弱部(35)とを有し、左右の前記ピンは、左右の前記側壁のそれぞれを貫通しているとよい。
この態様によれば、エアバッグの展開時においても、ピンによってホルダをサイドフレームに安定性良く支持させることができる。
上記の態様において、前記リッドは、前記ケースの開口端の下縁に揺動可能に結合され、かつ前記ケースの開口端の上縁及び左右の側縁に前記エアバッグの膨張圧によって裂ける第1ケース脆弱部(57)を介して結合されているとよい。
この態様によれば、エアバックを上方かつ後方に向けて展開させることができる。
上記の態様において、前記ケースは、上部の左右両端に開口端から前方に延び、前記エアバッグの膨張圧によって裂ける左右一対の第2ケース脆弱部(58)を有するとよい。
この態様によれば、エアバックを一層上方に向けて展開させることができる。
上記の態様において、前記インフレータは、前記ケース内の下部に配置され、前記エアバッグは、前記ケース内において前記インフレータの上方に配置されているとよい。
この態様によれば、エアバックを上方かつ後方に向けて展開させることができる。
上記の態様において、前記シートバックの外面をなし、前記エアバッグユニットに対向する開孔(61)を備えた表皮材(8)を更に有し、前記表皮材の前記開孔の縁部は、前記フランジと前記リッドとの間を通過して前記凹部内に延び、前記ホルダ本体に係止されているとよい。
この態様によれば、表皮材の縁部がリッドに覆われたホルダの内部に延びているため、後方から見て表皮材とエアバッグユニットとの間に隙間が形成されることがない。
本発明の一態様によれば、エアバッグユニットとホルダとは、左右のサイドフレームに締結されるため、左右のサイドフレームが展開するエアバッグの反力を支持することができる。また、エアバッグユニット及びホルダは、ボルトによってサイドフレームに共締めされるため、取付作業を容易にすることができる。
ケースがフランジの外面に当接する締結板を有し、ケース及びホルダが締結板及びフランジにおいて締結された態様によれば、ケース及びホルダがシートバックの後方に位置する締結板及びフランジにおいて締結されるため、締結作業を容易に行なうことができる。
金属によって形成された締結板が樹脂によって形成されたフランジの挿通孔内を通過してサイドフレームに当接し、第1締結部材及び第2締結部材が締結板とサイドフレームとが互いに当接する部分を締結する態様によれば、エアバックユニットをサイドフレームに安定性良く支持させることができる。
フランジの左右両端が対応するサイドフレームの後面に当接し、締結板がサイドフレームのそれぞれとの間にフランジを前後から挟持する態様によれば、締結板が左右のサイドフレームの後方に配置されるため、サイドフレームがエアバッグの展開によって生じる前向きの反力を安定性良く支持することができる。
ケースが、金属によって形成され、インフレータが結合されたリテーナを有し、締結板がリテーナによって形成されている態様によれば、インフレータに生じる荷重が締結板を含むリテーナを介して左右のサイドフレームに確実に伝達することができる。
ケースが左右一対のピンを有し、サイドフレームのそれぞれが対応するピンを受容する係止孔を有する態様によれば、エアバッグユニットとサイドフレームとの結合箇所が増えるため、サイドフレームがエアバッグユニットを安定性良く支持することができる。
係止孔のそれぞれが、左右外方に向けて深さを有し、上下に延びる縦孔部と、縦孔部から後方に延び、後方に開口した横孔部とを有する態様によれば、左右のピンを対応した係止孔に後方から同時に挿入することができる。これにより、エアバッグユニットの取付作業を容易にすることができる。また、ピンがホルダを貫通しているため、ピンを介してホルダをサイドフレームに支持させることができる。
ケースが、金属によって形成され、インフレータが結合されたリテーナを有し、ピンのそれぞれがリテーナと一体に形成されている態様によれば、インフレータに生じる荷重をリテーナ及びピンを介して左右のサイドフレームに確実に伝達させることができる。
ホルダが左右一対のホルダ脆弱部を有し、左右のピンが左右の側壁のそれぞれを貫通している態様によれば、エアバッグの展開時においても、ピンによってホルダをサイドフレームに安定性良く支持させることができる。
リッドが第1ケース脆弱部を介してケースに結合された態様によれば、エアバックを上方かつ後方に向けて展開させることができる。
ケースが左右一対の第2ケース脆弱部を有する態様によれば、エアバックを一層上方に向けて展開させることができる。
エアバッグがケース内においてインフレータの上方に配置された態様によれば、エアバックを上方かつ後方に向けて展開させることができる。
表皮材の開孔の縁部がフランジとリッドとの間を通過して凹部内に延び、ホルダ本体に係止された態様によれば、表皮材の縁部がリッドに覆われたホルダの内部に延びているため、後方から見て表皮材とエアバッグユニットとの間に隙間が形成されることがない。
実施形態に係るシートの側面図であって、エアバッグが展開した状態を示す図 実施形態に係るシートの背面図 シートバックフレーム及びエアバッグユニットの背面図(表皮材及びパッドを省略したシートの背面図) エアバッグユニット及びホルダの分解斜視図 リテーナの斜視図 壁部材の斜視図 サイドフレームの支持板及び係止部の斜視図 図2のVIII−VIII断面図 図2のIX−IX断面図 エアバッグの展開時におけるエアバッグユニット及びホルダの断面図
以下、図面を参照して、本発明に係る乗物用シートを自動車の前席に適用した実施形態について説明する。
図1に示すように、本発明に係るシート1は、自動車の前列に設けられている。シート1は、自動車のフロアにスライドレール2を介して設けられたシートクッション3と、シートクッション3の後部に回動可能に支持されたシートバック4と、シートバック4の上部に設けられたヘッドレスト5とを有する。
図2及び図3に示すように、シートバック4は、シートバックフレーム6と、シートバックフレーム6に支持されたパッド部材7(図8参照)と、パッド部材7の表面に設けられ、シートバック4の外面を構成する表皮材8とを有する。
シートバックフレーム6は、上下に延びる左右一対のサイドフレーム11と、左右に延びて左右のサイドフレーム11の上端に結合するアッパフレーム12と、左右に延びて左右のサイドフレーム11の下部に結合するロアフレーム13と、アッパフレーム12とロアフレーム13との間を左右に延びて左右のサイドフレーム11に結合するクロスフレーム14とを有する。
それぞれのサイドフレーム11の上部とアッパフレーム12とは、1本のパイプ材16を屈曲させることによって形成されている。パイプ材16は、左右に延びてアッパフレーム12を構成する中間部と、下方に延びて左右のサイドフレーム11の上部を構成する左右の端部とを有する。それぞれのサイドフレーム11の下部は、板金部材17によって形成され、上端においてパイプ材16の左右の端部に溶接されている。それぞれのサイドフレーム11は、その下端においてシートクッション3の骨格をなすシートクッションフレーム(不図示)の後端に回動可能に結合されている。
アッパフレーム12の前面には、左右一対のピラー支持ブラケット19が結合されている。各ピラー支持ブラケット19は、筒形に形成され、上下に延びている。ピラー支持ブラケット19には、ヘッドレスト5のピラーを支持するピラー支持部材(不図示)が挿入される。
左右のサイドフレーム11には、エアバッグユニット21及びエアバッグユニット21を支持するためのホルダ22が結合されている。具体的には、左右のサイドフレーム11のそれぞれに設けられた支持板23及びホルダ係止部24に、エアバッグユニット21及びホルダ22が結合されている。
図3及び図7に示すように、左右の支持板23は、左右のサイドフレーム11の後縁に設けられ、互いに近づく方向に突出している。各支持板23は、前後を向く面を有している。支持板23は、サイドフレーム11の下部を構成する板金部材17の縁部によって構成されている。他の実施形態では、支持板23は、パイプ材16又は板金部材17に結合された、板材であってもよい。
左右のホルダ係止部24は、左右のサイドフレーム11の内側部における支持板23よりも上方に設けられている。各ホルダ係止部24は、板金部材17の縁部によって形成され、各サイドフレーム11から互いに近づく方向に延びた後板24Aと、各後板24Aの突出端から前方に延びた側板24Bとを有する。後板24Aは面が前後を向き、側板24Bは面が左右を向いている。
各ホルダ係止部24には、ピン係止孔25が形成されている。ピン係止孔25は、縦孔部25A及び横孔部25Bを有し、左右方向から見てL字形をなす。縦孔部25Aは、側板24Bを厚み方向に貫通し、上下に延びている。横孔部25Bは、側板24Bを厚み方向に貫通し、縦孔部25Aの下端から後方に延び、後板24Aを貫通して後方に開口している。後板24Aにおける横孔部25Bの開口端は、側板24B側における上下幅が側板24B側と相反する側の上下幅に対して狭く形成されている。ピン係止孔25は、左右外方に深さを有する孔である。
図4に示すように、ホルダ22は、後方に向けて開口した凹部28を画定するホルダ本体29を有する。ホルダ22は、略直方体の箱形に形成され、凹部28の底部(前部)を画定するホルダ底壁29A(前壁)(図8参照)と、凹部28の上部を画定するホルダ上壁29Bと、凹部28の左右の側部を画定する左右のホルダ側壁29Cと、凹部28の下部を画定するホルダ下壁29Dとを有する。ホルダ22は、左右に延びている。
ホルダ22は、ホルダ本体29の凹部28の開口縁に設けられたフランジ31を有する。フランジ31は、凹部28の開口縁(ホルダ本体29の後縁)に沿って延び、枠形に形成されている。フランジ31は、ホルダ上壁29Bに沿って左右に延びる上辺部31Aと、左右のホルダ側壁29Cに沿って上下に延びる左右の側辺部31Bと、ホルダ下壁29Dに沿って左右に延びる下辺部31Cとを有する。フランジ31は、板状に形成され、後方を向く面を有している。ホルダ本体29及びフランジ31は、樹脂によって一体に形成されている。
ホルダ22は、フランジ31に設けられた少なくとも1つの補強部材32を有する。本実施形態では、補強部材32は、金属の板状部材によって形成され、複数設けられている。各補強部材32は、フランジ31の内部に配置されている。フランジ31は、補強部材32を内部に含むようにインサート成形によって形成されているとよい。各補強部材32は、フランジ31と平行に配置され、面が前後を向いている。
本実施形態では、補強部材32は直線状に延びる4つの板片から形成され、上辺部31A、左右の側辺部31B、及び下辺部31Cのそれぞれに配置されている。各補強部材32は、互いに離れて配置され、フランジ31の4つの角部を避けて配置されている。すなわち、各補強部材32は、下辺部31Cの左右の両端部(下辺部31Cと左右の側辺部31Bとの接続部)及び上辺部31Aの左右の両端部(上辺部31Aと左右の側辺部31Bとの接続部)を除く部分に配置されている。
下辺部31Cの左右の両端部、すなわち左右の側辺部31Bとの接続部のそれぞれには、厚み方向に貫通するフランジ側挿通孔34が形成されている。
ホルダ22は、ホルダ上壁29Bと左右のホルダ側壁29Cとの境界のそれぞれに沿って前後に延び、かつ上辺部31Aの両端を通過してフランジ31の外周縁に延びる左右のホルダ脆弱部35を有する。各ホルダ脆弱部35は、ホルダ22の他の部分よりも引張り強度が低く形成されている。各ホルダ脆弱部35は、ホルダ22の他の部分よりも肉厚が薄い薄肉部であるとよい。また、各ホルダ脆弱部35は、溝や、断続的に列設された複数の貫通孔を有してもよい。フランジ31において、各ホルダ脆弱部35は、隣り合う補強部材32の間を通過して延びている。すなわち、各補強部材32は、各ホルダ脆弱部35を避けて配置されている。
図4〜図6及び図8に示すように、エアバッグユニット21は、凹部28内に配置されて後方に向けて開口したケース41と、ケース41の開口端を閉じるリッド42と、ケース41内に設けられたインフレータ43及びエアバッグ44とを有する。ケース41は、金属板によって形成されたリテーナ46と、樹脂によって形成され、リテーナ46に結合された可撓性の壁部材47とを有する。
図5に示すように、リテーナ46は、面が前後を向くリテーナ前板46Aと、リテーナ前板46Aの下縁から後方に延び、面が上下を向くリテーナ下板46Bと、リテーナ前板46Aの左右の側縁から後方に延び、面が左右を向く左右のリテーナ側板46Cと、リテーナ下板46Bの後縁から下方に延び、面が前後を向く締結板46Dとを有する。リテーナ46は、金属板を折曲することによって形成されている。
図6に示すように、壁部材47は、前後に開口した四角筒形に形成され、ケース上壁47A、左右のケース側壁47B、及びケース下壁47Cを有する。左右のケース側壁47Bのそれぞれは対応する左右のリテーナ側板46Cの内側面に沿って配置され、ケース下壁47Cはリテーナ下板46Bの上面に沿って配置される。
図4及び図8に示すように、ケース上壁47A、左右のケース側壁47B、及びケース下壁47Cのそれぞれに形成された複数のフック49が、左右のリテーナ側板46C、リテーナ下板46B、及びリテーナ前板46Aのそれぞれに形成された複数の係止孔51に係止されることによって、リテーナ46と壁部材47とは互いに結合されている。リテーナ46と壁部材47とは、協働して後方に向けて開口した箱形状を形成する。
図5に示すように、左右のリテーナ側板46Cの外側面の上部のそれぞれには、リテーナ側板46Cに対して略垂直にピン53が突設されている。左右のピン53は、円柱状に形成され、互いに同軸に配置されている。各ピン53の先端には、円板状の係止片53Aが同軸に設けられている。
締結板46Dの左右両端には、前方に向けて膨出した膨出部55が形成されている。各膨出部55は、円筒形に形成され、その裏側(後側)は前方に凹んでいる。図9に示すように、各膨出部55の突出端は平面に形成され、各突出端には厚み方向に貫通する第1ボルト孔56が形成されている。
図6に示すように、リッド42は、面が前後を向く板状をなし、前面において壁部材47の後端に結合している。ケース下壁47Cの後縁とリッド42とは、互いに揺動可能に結合されている。ケース上壁47A及び左右のケース側壁47Bの後縁とリッド42とは、第1ケース脆弱部57を介して結合されている。第1ケース脆弱部57は、壁部材47及びリッド42のいずれよりも引張り強度が低く形成されている。
本実施形態では、壁部材47及びリッド42は、樹脂によって一体成形されている。第1ケース脆弱部57は、壁部材47及びリッド42よりも肉厚が薄い薄肉部であるとよい。また、第1ケース脆弱部57は、溝や、断続的に列設された複数の貫通孔を有してもよい。ケース下壁47Cに対するリッド42の揺動を可能にするために、ケース下壁47Cの後縁とリッド42との境界部は他の部分に対して薄く形成されていることが好ましい。
ケース上壁47Aの左右両端には、前後に延び、ケース上壁47Aの後縁に到達した第2ケース脆弱部58が形成されている。各第2ケース脆弱部58は、ケース上壁47Aの前縁まで延びていることが好ましい。第2ケース脆弱部58は、壁部材47及びリッド42のいずれよりも引張り強度が低く形成されている。第2ケース脆弱部58は、ケース上壁47A及び左右のケース側壁47Bよりも肉厚が薄い薄肉部であるとよい。また、第2ケース脆弱部58は、溝や、断続的に列設された複数の貫通孔を有してもよい。
リッド42の外周部は、壁部材47よりも外方に延出している。図8に示すように、リッド42の下縁部は、締結板46Dと対向する位置に配置されている。図6に示すように、リッド42の下縁部は、左右の膨出部55と対向する位置に切欠部59を有する。
図8に示すように、インフレータ43は、エアバッグ44を膨張させるためのガスを発生する装置であり、筒形の外形を有する。インフレータ43は、ケース41内の下部に左右に延びるように配置されている。インフレータ43は、ボルトによってリテーナ46のケース下壁47Cに締結されている。
エアバッグ44は、袋体であり、インフレータ43に接続されている。エアバッグ44は、展開時において上に凸になる円弧形状に形成され、基端においてインフレータ43に接続され、先端がインフレータ43に対して後方に位置する。初期状態においてエアバッグ44は、折り畳まれ、ケース41内においてインフレータ43の上方に配置されている。リテーナ46にインフレータ43及びエアバッグ44が配置された後に、リッド42と一体の壁部材47がリテーナ46に取り付けられることによって、インフレータ43及びエアバッグ44がケース41の内部に設けられる。
表皮材8は、シートバック4の背面を形成し、その背面を形成する部分にエアバッグユニット21を後方に露出させるための開孔61を有する。開孔61は、凹部28に対応して左右に長い長方形に形成されている。開孔61は、凹部28の開口端よりも小さく形成され、上縁、左右の側縁、及び下縁の各縁の境界部にスリットを有する。開孔61の上縁、左右の側縁、及び下縁には、フック62が縫着等によって結合されている。ホルダ22のホルダ上壁29B、左右のホルダ側壁29C、及びホルダ下壁29Dのそれぞれには、厚み方向に貫通する表皮掛止孔64が形成されている。開孔61の上縁、左右の側縁、及び下縁は、凹部28内に延び、フック62によって対応する表皮掛止孔64に掛け止められている。表皮材8は、フランジ側挿通孔34と対向する位置に貫通孔65を有する。
図4に示すように、ホルダ22の左右のホルダ側壁29Cには厚み方向に貫通するピン挿通孔66が形成されている。ケース41が凹部28に受容された状態において、左右のピン53は対応する左右のピン挿通孔66を貫通してホルダ側壁29Cの左右側方に突出している。表皮材8がピン挿通孔66と対向する位置に存在する場合、表皮材8にもピン53が通過可能な貫通孔が形成されているとよい。また、ケース上壁47Aの上面に突設された弾性爪67が、ホルダ上壁29Bの下面に形成された係止孔68に形成される。ピン53がピン挿通孔66に挿入され、弾性爪67が係止孔68に係止されることによって、エアバッグユニット21及びホルダ22が互いに仮止めされる。この状態では、リッド42の縁部及び締結板46Dは表皮材8を介してフランジ31に対向し、締結板46Dの左右の膨出部55は対応するフランジ側挿通孔34に突入している。
図7に示すように、左右のピン53は、対応する左右のピン係止孔25の縦孔部25Aに受容されている。これにより、左右のピン53及びエアバッグユニット21は、前後方向への移動が規制される。
図9に示すように、左右のピン53が対応するピン係止孔25の縦孔部25Aに受容された状態で、左右の膨出部55の突出端は、左右のサイドフレーム11の支持板23の後面に当接している。各支持板23は、対応する膨出部55の第1ボルト孔56と対向する位置に厚み方向に貫通する第2ボルト孔71を有する。各支持板23の前面には、第2ボルト孔71と対応する位置にウェルドナット72が溶接されている。
第1ボルト74(第1締結部材)が左側の第1ボルト孔56、左側の第2ボルト孔71を通過して左側のウェルドナット72に螺合することによって、締結板46Dの左端が左側の支持板23に締結される。第2ボルト75(第2締結部材)が右側の第1ボルト孔56、右側の第2ボルト孔71を通過して左側のウェルドナット72に螺合することによって、締結板46Dの右端が左右側の支持板23に締結される。フランジ31は、左端において締結板46Dの左端と左側の支持板23とに挟持され、右端において締結板46Dの右端と右側の支持板23とに挟持される。このようにして、ケース41及びホルダ22は、第1ボルト74によって左側のサイドフレーム11に共締めされ、第2ボルト75によって右側のサイドフレーム11に共締めされている。
第1ボルト74及び第2ボルト75によってエアバッグユニット21及びホルダ22が左右の支持板23に締結された状態では、左右のピン53は縦孔部25A内を上下に移動することができず、縦孔部25Aから離脱することができない。この状態で、左右のピン53は、縦孔部25Aの前後縁に当接することによって前後への移動が規制されている。また、各ピン53の先端に設けられた係止片53Aが、対応する縦孔部25Aの前後縁に左右外方から当接することによって、ピン53の左右方向への移動を規制する。このように、エアバッグユニット21及びホルダ22は、第1ボルト74及び第2ボルト75による左右の締結部と、左右の締結部の上方に配置されたピン53及びピン係止孔25による係止構造とによって、左右のサイドフレーム11に安定性良く支持されている。
エアバッグユニット21及びホルダ22が左右のサイドフレーム11に取り付けられた状態において、下辺部31Cに設けられた補強部材32は、左端が左側の支持板23の後方に位置し、右端が右側の支持板23の後方に位置する。すなわち、後方から見て、下辺部31Cに設けられた補強部材32は、左側の支持板23の後方から右側の支持板23の後方まで延びている。
ホルダ22及びエアバッグユニット21をシートバックフレーム6に取り付けるときには、最初にシートバックフレーム6に装着された表皮材8の内側にホルダ22を配置し、ホルダ22に表皮材8の開孔61の縁部を掛け止める。次に、ホルダ22の凹部28にエアバッグユニット21を挿入し、左右のピン53を対応するピン挿通孔66に挿通させると共に、弾性爪67を係止孔68に係止させる。また、膨出部55をフランジ側挿通孔34に挿入する。次に、左右のピン53を対応するピン係止孔25に挿入する。このとき、エアバッグユニット21及びホルダ22を前方に移動させることによって、左右のピン53を対応するピン係止孔25の横孔部25Bの後端から挿入し、続いてエアバッグユニット21及びホルダ22を上方に移動させることによって、各ピン53を対応する縦孔部25Aの上端に移動させる。これにより、左右の膨出部55が対応する支持板23と対向し、第1ボルト孔56及び第2ボルト孔71が互いに整合する。次に、第1ボルト74及び第2ボルト75を第1ボルト孔56及び第2ボルト孔71に挿通させ、ウェルドナット72に螺合させることによって、エアバッグユニット21及びホルダ22を左右のサイドフレーム11に締結する。これにより、ホルダ22及びエアバッグユニット21がシートバックフレーム6に取り付けられる。
次に、エアバッグ44の展開時の動作について説明する。車載装置によって車両の衝突が検出されると、インフレータ43に信号が入力され、インフレータ43がガスを発生する。インフレータ43が発生したガスは、エアバッグ44に供給され、エアバッグ44が膨張する。エアバッグ44が膨張すると、図10に示すように、ケース41及びリッド42に内側から膨張圧が加わり、第1ケース脆弱部57が開裂し、リッド42の上部がケース41に対して後方に移動する。このとき、第2脆弱部が開裂し、ケース上壁47Aの後部が初期位置に対して上方に移動する。同時に、ホルダ上壁29Bがケース上壁47Aを介してエアバッグ44の膨張圧を受け、左右のホルダ脆弱部35が開裂する。これにより、ホルダ上壁29Bの後部及びフランジ31の上辺部31Aが初期位置に対して上方に移動する。これらの結果、リッド42とケース上壁47Aとの間に後方かつ上方に延びる通路が形成され、エアバッグ44は後方かつ上方に向けて展開する。
本実施形態に係るシート1では、表皮材8の縁部がリッド42に覆われたホルダ22の内部に延びているため、後方から見て表皮材8とエアバッグユニット21との間に隙間が形成されることを防止することができる。また、補強部材32によってフランジ31の変形が抑制されるため、フランジ31及びリッド42間の広がりが抑制される。これにより、フランジ31及びリッド42間への異物の進入を抑制することができる。また、補強部材32によってホルダ22の剛性が向上するため、ホルダ22を介してエアバッグユニット21をサイドフレーム11に安定性良く支持させることができる。
補強部材32がホルダ脆弱部35を避けて配置されているため、補強部材32をホルダ22に設けた場合にもホルダ22を開裂させることができ、エアバッグ44の展開を促進することができる。また、補強部材32がフランジ側挿通孔34を避けて配置されているため、フランジ31を通して膨出部55、第1ボルト74、及び第2ボルト75を配置することができる。
後方から見て、補強部材32の1つが、左端において左側のサイドフレーム11の支持板23と重なり、右端において右側のサイドフレーム11の支持板23と重なるため、エアバッグ44の展開によって生じる前向きの反力を、補強部材32を介してサイドフレーム11が安定性良く支持することができる。
エアバッグユニット21及びホルダ22が、第1ボルト74及び第2ボルト75によって左右のサイドフレーム11の支持板23に共締めされるため、取付作業を容易にすることができる。
締結板46Dの膨出部55がフランジ側挿通孔34を通過して支持板23に当接し、膨出部55において締結板46D及び支持板23が締結されているため、サイドフレーム11がエアバッグユニット21を安定性良く支持することができる。
左右のピン53が左右のサイドフレーム11に設けられたピン係止孔25に係止されるため、エアバッグユニット21とサイドフレーム11との結合箇所が増え、サイドフレーム11にエアバッグユニット21を安定性良く支持させることができる。左右のピン係止孔25が横孔部25Bによって後方に開口しているため、左右のピン53を簡単な操作で左右のピン係止孔25に係止させることができる。左右のピン53は、ホルダ22の左右のホルダ側壁29Cを貫通しているため、ケース41とホルダ22とを互いに仮止めすることができる。
以上で具体的実施形態の説明を終えるが、本発明は上記実施形態に限定されることなく幅広く変形実施することができる。例えば、補強部材32は、フランジ31の表面に沿って配置されてもよい。この場合、補強部材32をフランジ31に容易に配置することができる。また、補強部材32は、金属板を波形に形成したものであってもよい。この場合、補強部材32の剛性を向上させることができ、軽量化が可能になる。
第1ボルト74及び第2ボルト75、ウェルドナット72に代えて、リベット等の他の締結部材によってケース41及びホルダ22をサイドフレーム11に共締めしてもよい。
1 :シート
4 :シートバック
6 :シートバックフレーム
8 :表皮材
11 :サイドフレーム
14 :クロスフレーム
21 :エアバッグユニット
22 :ホルダ
23 :支持板
25 :ピン係止孔
25A :縦孔部
25B :横孔部
28 :凹部
29 :ホルダ本体
31 :フランジ
32 :補強部材
34 :フランジ側挿通孔
35 :ホルダ脆弱部
41 :ケース
42 :リッド
43 :インフレータ
44 :エアバッグ
46 :リテーナ
46D :締結板
53 :ピン
56 :第1ボルト孔
57 :第1ケース脆弱部
58 :第2ケース脆弱部
59 :切欠部
61 :開孔
67 :弾性爪
68 :係止孔
71 :第2ボルト孔
74 :第1ボルト(第1締結部材)
75 :第2ボルト(第2締結部材)

Claims (13)

  1. シートクッション及びシートバックを備えた乗物用シートであって、
    上下に延びる左右一対のサイドフレームを含むシートバックフレームと、
    左右に延び、左右両端において対応する前記サイドフレームに結合されたホルダと、
    前記ホルダに受容され、後方に向けて展開するエアバッグユニットとを有し、
    前記ホルダは、後方に向けて開口した凹部を画定するホルダ本体と、前記ホルダ本体における前記凹部の縁に設けられたフランジとを有し、
    前記エアバッグユニットは、前記凹部内に配置され、後方に向けて開口したケースと、前記ケースの開口端を閉じると共に、縁部において前記フランジに対向したリッドと、前記ケース内に設けられたインフレータ及びエアバッグとを有し、
    前記ケース及び前記ホルダは、第1締結部材によって一方の前記サイドフレームに共締めされ、第2締結部材によって他方の前記サイドフレームに共締めされていることを特徴とする乗物用シート。
  2. 前記ケースは、前記フランジの外面に当接する締結板を有し、
    前記ケースは、前記締結板において前記フランジと共に前記サイドフレームに共締めされていることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。
  3. 前記フランジは、樹脂によって形成され、左右両端に前記サイドフレームのそれぞれに対向する左右一対の挿通孔を有し、
    前記締結板は、金属によって形成され、それぞれの前記挿通孔内を通過して前記サイドフレームに当接し、
    前記第1締結部材及び前記第2締結部材は、前記締結板と左右の前記サイドフレームとが互いに当接するそれぞれの部分を締結することを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
  4. 前記フランジの左右両端は、対応する前記サイドフレームの後面に当接し、
    前記締結板は、前記サイドフレームのそれぞれとの間に前記フランジを前後から挟持することを特徴とする請求項3に記載の乗物用シート。
  5. 前記ケースは、金属によって形成され、前記インフレータが結合されたリテーナを有し、
    前記締結板は、前記リテーナによって形成されていることを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の乗物用シート。
  6. 前記ケースは、前記ホルダ本体を貫通して左右側方に突出する左右一対のピンを有し、
    前記サイドフレームのそれぞれは、対応する前記ピンを受容し、前記ピンの前後方向への移動を規制する係止孔を有することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。
  7. 前記係止孔のそれぞれは、左右外方に向けて深さを有し、上下に延びる縦孔部と、前記縦孔部から後方に延び、後方に開口した横孔部とを有することを特徴とする請求項6に記載の乗物用シート。
  8. 前記ケースは、金属によって形成され、前記インフレータが結合されたリテーナを有し、
    前記ピンのそれぞれは、前記リテーナと一体に形成されていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の乗物用シート。
  9. 前記ホルダは、前記凹部を画定する底壁、上壁、左右の側壁、及び下壁と、前記上壁と左右の前記側壁との境界のそれぞれに沿って延び、かつ前記フランジの外周縁に延び、前記エアバッグの膨張圧によって裂ける左右一対のホルダ脆弱部とを有し、
    左右の前記ピンは、左右の前記側壁のそれぞれを貫通していることを特徴とする請求項6〜請求項8のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。
  10. 前記リッドは、前記ケースの開口端の下縁に揺動可能に結合され、かつ前記ケースの開口端の上縁及び左右の側縁に前記エアバッグの膨張圧によって裂ける第1ケース脆弱部を介して結合されていることを特徴とする請求項9に記載の乗物用シート。
  11. 前記ケースは、上部の左右両端に開口端から前方に延び、前記エアバッグの膨張圧によって裂ける左右一対の第2ケース脆弱部を有することを特徴とする請求項10に記載の乗物用シート。
  12. 前記インフレータは、前記ケース内の下部に配置され、
    前記エアバッグは、前記ケース内において前記インフレータの上方に配置されていることを特徴とする請求項11に記載の乗物用シート。
  13. 前記シートバックの外面をなし、前記エアバッグユニットに対向する開孔を備えた表皮材を更に有し、
    前記表皮材の前記開孔の縁部は、前記フランジと前記リッドとの間を通過して前記凹部内に延び、前記ホルダ本体に係止されていることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1つの項に記載の乗物用シート。
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