JP6962562B2 - 熱溶着装置 - Google Patents
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Description
熱溶着装置は昇降ブロック上に、熱溶着チップ(ヒーターチップ)と熱溶着チップを溶着ボスのカシメ方向に付勢するためのスプリングと、熱溶着チップを上下に摺動させるためのスライドガイドと熱溶着チップの位置を検出するストロークセンサーなどで構成されるため、部品相互の動作を確認しながら精度良く組み立てる必要がある。
部品点数が少ないため、組立てが容易であり、組み立て精度も向上する。
更に、熱溶着チップの与圧量のばらつきを一定にできる。
更に、熱溶着装置の小型化と狭小空間への設置が可能となる。
更に、溶着ボスの形成角度に対する対応力が自由であると共に溶着ボスの押圧力の一定化と小型化により狭小スペースへの設置が容易となる。
更に、溶着工程の最後に溶着ボスの押圧力を上げることで、寸法精度が安定する。
熱溶着チップ2は発熱部3と、電線6a、6bと、絶縁部4と冷却パイプ5からなり、電線6a、6bから電圧を印加すると先端部3が発熱し、先端部3の当接面3aが溶着ボスを押圧しながら加熱溶融してカシメ止めを行うものである。
チップ2を溶着ボスに押圧する。
エアーシリンダー8には図示しない位置センサーが内蔵されているため、ピストンロッド9の前進及び後退の位置を検出することができる。
溶着チップ2の冷却パイプ5は中空構造のピストンロッド9と同軸で接合され、冷却ホース7から供給された冷却エアー7aはピストンロッド9の中空部9aを通って先端部3の内側に噴射される。先端部3を冷却したエアーは開口部3aを通過して大気に開放される構造である。
昇降ブロック11は図示しない昇降装置によって成型品に対して昇降して加工を行うものである。
・熱溶着装置1の下降位置を昇降装置(図示省略)で決定。
・スライドブロック12(溶着チップ2)の下降限度位置を下降位置調整ナット14aで設定。
・スライドブロック12の下降位置を検出するように位置センサー15を設定。
・熱カシメの押圧力を溶着チップ2先端にプッシュプルゲージ(フォースゲージ)を当てて測定し、スプリング13の与圧量をスプリング与圧調整ナット14bで調整4bで設定。
の手順で行っている。
アー圧をエアーレギュレータで簡単に調整可能であるため、前述した従来の熱溶着装置20の下限位置調整及び押圧力変更におけるスプリング13の与圧量の再設定、またはスプリング13の入れ替えによるバネ定数の変更といった手間が掛からず、容易にカシメ条件の変更が可能である。
イプ5を経由したエアーが先端部3に一定時間噴射され、当接面3aを介してボス18aの先端を冷却固化してカシメ止めが完了する。加熱電流の通電時間はタイマーで制御されるが、同時にエアーシリンダー8の位置センサーで溶着チップ2の下降位置を検出することでカシメ止めが正常に完了したか、確認を行う。
る。熱溶着チップ2が成型品18のボス18aをカシメ止めする押圧力はスプリング与圧調整ナット14bで設定する。
2 熱溶着チップ
3 先端部
4 絶縁部
5 冷却パイプ
6a、6b 電線
7 冷却ホース
8 エアーシリンダー
9 ピストンロッド
10a,10bエアーホース
11 昇降ブロック
12 スライドブロック
13 スプリング
14 シャフト
15 位置センサー
16 傾斜ブロック
17 シリンダーと昇降ブロックの連結部
18 成形品
19 固定物
20 従来の熱溶着装置
21 エアーレギュレータ
Claims (5)
- 熱可塑性樹脂成形品に形成された溶着ボスを被固定物側に設けた固定穴内に通して、この固定穴から突出した溶着ボスの先端側を2本同時にカシメ止めするための熱溶着装置であって、熱溶着チップの先端に形成された抵抗発熱体とこの抵抗発熱体と一体の冷却パイプで構成される前記熱溶着チップを具備する熱溶着装置において、
前記熱溶着チップと同軸にロッドシリンダーが配置され、
このロッドシリンダーのピストンロッドが中空であり、
前記熱溶着チップの前記冷却パイプが前記ピストンロッドに連結され、
このピストンロッドの中空部に供給したエアーが前記ピストンロッドと連通した前記冷却パイプを通過して前記抵抗発熱体を冷却することができるように構成して成る熱溶着装置。 - 前記熱溶着装置の前記熱溶着チップがインパルス加熱方式であることを特徴とする請求項1に記載の熱溶着装置。
- 前記熱溶着装置の前記ロッドシリンダーが空圧で作動するエアーシリンダーであることを特徴とする請求項1又は2のいずれか1項に記載の熱溶着装置。
- 前記熱溶着装置の前記ロッドシリンダーが電気制御で作動する電動シリンダーであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の熱溶着装置。
- 前記熱溶着装置の前記ロッドシリンダーの押圧力がカシメ加工工程において変化することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の熱溶着装置。
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