JP6962547B2 - ガス調理器具 - Google Patents
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Description
各レバーの先端部には、V字状の作用部が形成され、動作カムは、円周方向の中央に厚肉部を有すると共に、円周方向の両端に、厚肉部への作用部の乗り降りを導く傾斜部を備え、
カム機構部が収容されるケースに、固定板が左右方向に固定されてその固定板の前面に、2つのマイクロスイッチが、互いの作用部先端が向き合うように左右方向に並べて固定され、動作カムの厚肉部は、左右方向に並ぶ2つの作用部が同時に乗り上げ可能な長さで形成されて、
動作カムは、操作部材の回転に連動して2つのマイクロスイッチの各レバーの下方で円周方向に移動することで、2つの作用部が何れも厚肉部に乗り上がらない2つのマイクロスイッチのOFF/OFF位置と、一方の作用部が厚肉部に乗り上がる2つのマイクロスイッチのON/OFF位置と、2つの作用部が同時に厚肉部に乗り上がる2つのマイクロスイッチのON/ON位置と、他方の作用部が厚肉部に乗り上がる2つのマイクロスイッチのOFF/ON位置とに切替可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の構成において、円周方向との接線方向からの傾斜部の立ち上がり角度は、接線方向からの作用部の立ち上がり角度よりも小さいことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2の構成において、固定板の側縁には、切込みが形成され、2つのマイクロスイッチから延びる配線は、切込みに係止して後方へ引き回され、固定板の後方で互いに結束されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1の効果に加えて、動作カムの傾斜部の立ち上がり角度を、レバーの作用部の立ち上がり角度よりも小さくしたことで、2つのマイクロスイッチの各レバーに動作カムが強く当たることを防止でき、火力調整時の操作部材の操作感を損なうことがない。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2の効果に加えて、2つのマイクロスイッチから延びる配線を固定板の側縁に設けた切込みに係止させて後方へ引き回し、固定板の後方で互いに結束したことで、2つのマイクロスイッチの複数の配線をまとめることができ、組み付けやメンテナンスの際の作業性が良好となる。
図1は、ガス調理器具の一例であるビルトインコンロの斜視図である。このビルトインコンロ1は、平面視が横長矩形状の器体2内に、前側(図1の左下側)で左右に2つ、その間で後側に1つの3つのコンロ部3,3・・と、前側の2つのコンロ部3,3の間に位置するグリル部4とを備えてなる。
器体2は、前面及び上面を開口した本体5と、本体5の前面に取り付けられる前枠6と、前枠6の下側に取り付けられるフロントパネル7と、本体5の上面の開口に取り付けられる天板8とからなる。器体2の上面の開口には、天板8の下方でキッチンのキャビネットに係止するフランジ9が周設されている。各コンロ部3は、天板8から上方に露出して上面にバーナヘッド11を載置したコンロバーナ10と、その周囲に位置する五徳12とを備えている。13は、グリル部4の排気キャップである。
図2にグリル部4の構成図を示す。グリル部4では、グリルバーナとして上バーナ17と下バーナ18とが備えられ、ガス入口からの流路には、マグネット電磁弁19とメイン弁20とが設けられて、その下流側は、上バーナ17側への上流路21と、下バーナ18側への下流路22とに分岐している。上流路21には、上切替電磁弁24を備えた上バイパス流路23が設けられ、下流路22には、下切替電磁弁26を備えた下バイパス流路25が設けられている。上バイパス流路23の下流で上流路21には、閉止電磁弁27が設けられている。
コンロ部3の構成は、コンロバーナ10への分岐しない流路に、閉止電磁弁27に代えて、点消火ボタン15の回転操作によってガス量を調整する火力調節ニードルが設けられる点を除いてグリル部4と同じである。
以下、グリル部4におけるプッシュスイッチ機構30について詳述する。
図3は、プッシュスイッチ機構30の斜視図、図4は分解斜視図、図5はカム機構部の分解斜視図である。このプッシュスイッチ機構30は、カム機構部31と、カム機構部31の後方に取り付けられる流路開閉部32とを備えてなる。流路開閉部32の上流側には、器体2内の図示しないガスパイプが接続され、下流側には、上流路21及び下流路22に至る図示しないガスパイプが接続される。点消火ボタン15は、カム機構部31の前端に設けられている。なお、このプッシュスイッチ機構30は、器体2内では図3,4のようにカム機構部31が下向きとなる姿勢で前後方向に設置されるが、図5では、カム機構部31の説明の便宜上、上下を逆にして示している。
また、前カム34の下部には、前カム溝64を形成した板状のカム板部63が後向きに形成されて、カム板部63の前側には、下面及び前面が開放する凹部65が形成されている。この前カム溝64は、図12にも示すように、尖端を後側に向けて左側が右側よりも前方へ長くなる平面視ハート形状の前循環部66と、前循環部66の尖端から後方へ延びる前直線部67とからなる有底溝となっている。この前カム溝64に、前長孔56を貫通した前レバーピン53の後端が挿入係止して、後述するように前カム34の進退動に伴い前カム溝64内を移動するようになっている。
さらに、前カム34の外周面には、図6(A)に示すように、U字状の上面と、カム板部63に沿った左右の側面と下面とに、複数のガイド突起68,68・・が前後方向に突設されている。
そして、後カム35の外周面にも、図6(B)に示すように、U字状の上面と、左右アーム71,72を除く左右の側面とに、複数のガイド突起77,77・・が前後方向に突設されている。
また、後カム35は、仕切板40の後側でボックス本体36に収容されて、後カム35とボックス本体36の閉塞板43との間には、後カム35の後側ロッド70が挿入する後コイルバネ79が設けられる。後コイルバネ79は、閉塞板43の前面でリング状突起45に後端が嵌合して保持される。よって、後カム35は、前面が仕切板40に当接する前方位置と、後側ロッド70が弁軸82を押し込んで後面がリング状突起45に近接する後方位置との間で前後移動可能となる。
そして、メカボックス33と点消火ボタン15との間には、上下バーナ17,18の火力を調整する火力調整部90が設けられている。この火力調整部90は、メカボックス33に設けられた固定板91と、固定板91に設けられた2つの第1、第2マイクロスイッチ92,93と、両マイクロスイッチ92,93をON/OFF動作させる動作カム94と、中間筒88と動作カム94との間に設けられ、点消火ボタン15の回転操作に伴って動作カム94を連動して回転移動させる連動体95と、連動体95の回転角度を規制する回り止め部材96とを備えている。
また、図3に示すように、第1、第2マイクロスイッチ92,93のリード線101,101は、それぞれ隣接する外側の切込み97,97に係止させてから後方へ引き回され、固定板91の後方で互いに結束されてコントローラへ接続されている。
連動体95は、動作カム94側のカム側連動部105と、点消火ボタン15側の操作側連動部106とを有する。まず、カム側連動部105は、動作カム94と一体形成されて前方へ向かって延び、横断面形状が、ボックス本体36の上面36aに沿った円弧状の上板とその左右端から内側に折曲形成される側板とを有する半筒状となっている。両側板の底面には、上面36aの前側の突条50が嵌合する嵌合凹部107,107がそれぞれ形成されている。よって、カム側連動部105は、動作カム94と共に、上面36aに沿って周方向へスライド可能な状態で上面36aに載置される。
回り止め部材96は、連結ロッド60が貫通する小径部110と、その小径部110より前側に連設される大径部111とを有する二段径の筒状体で、小径部110の貫通孔に、連結ロッド60へ放射状に設けたリブ60a,60a・・が係合することで、回転が規制された状態で連結ロッド60に組み付けられる。大径部111の外周には、左側規制片112と右側規制片113とが、左右対称に突設されて、両規制片112,113の各上面は、点消火ボタン15の回転中心を通る180°の水平面上に位置している。中間筒88は、大径部111の底面にスラストワッシャ114を介して当接した状態で、連結ロッド60に挿通されている。
こうして形成される火力調整部90では、後述する燃焼位置での点消火ボタン15の回転操作に伴い、連動体95を介して動作カム94をスライドさせて、第1、第2マイクロスイッチ92,93をON/OFF動作させることができる。このON/OFF信号の組み合わせを得たコントローラが、上下切替電磁弁24,26を開閉動作させて上下バーナ17,18の火力を調整可能となっている。図7に、点消火ボタン15の回転角度(回転限界角度である0°〜90°を4つの範囲に分割したもの)と、各範囲毎の第1、第2マイクロスイッチ92,93のON/OFF状態と上下バーナ17,18の火力との関係をそれぞれ示している。以下、火力調整について詳述するが、ここでの左右方向は、点消火ボタン15を前方から見た状態で説明する。
なお、点消火ボタン15の回転角度が0°の場合、図3に示すように、操作側連動部106の左側の側板が回り止め部材96の右側規制片113に当接するため、それ以上の左回転が規制される。
このように、上下バーナ17,18への上下流路21,22に設けられた上バイパス流路23及び上切替電磁弁24、下バイパス流路25及び下切替電磁弁26が、コントローラを加えてガス量変更手段を構成している。
以上の如く構成されたビルトインコンロ1のグリル部4におけるプッシュスイッチ機構30において、点火から消火に至る動作を、図12〜図15に基づいて説明する。なお、各図(A)は図4と同じ上下の側面を示し、各図(B)は底面を示すと共に、カバー37を省略して後長孔55及び前長孔56のみを仮想線で示している。コンロ部3におけるプッシュスイッチ機構の動作も、火力調整部90の構成を除いてグリル部4と同じである。
まず、点消火ボタン15を操作しない状態では、図12に示すように、前カム34は、前レバーピン53の後端が前長孔56を介して前カム溝64の前循環部66の前側中央に係止することで、前コイルバネ78の付勢に抗して前方位置よりやや後方(初期位置)にある。後カム35は、後コイルバネ79の付勢により、仕切板40に当接する前方位置にあり、後レバーピン47の前端が後長孔55を介して後カム溝74の後直線部76内に位置している。
また、この状態では、後カム35の後側ロッド70は弁軸82から前方へ離間しているので、流路開閉部32の弁軸82は前進位置にあってマグネット電磁弁19及びメイン弁20は閉弁状態にある(消火位置)。また、後カム35の左右アーム71,72も基板スイッチ38及びイグナイタスイッチ39の各レバー38a,39aから前方へ離間している。
また、前カム34が後退する際、後方へ突出するカム板部63は、後カム溝74の逃げ凹部73の底面上を摺接するので、前カム34の後退がカム板部63を介して後カム35の逃げ凹部73にガイドされ、スムーズに移動できる。このときカム板部63が後カム溝74と干渉することはない。さらに、前カム34及び後カム35の外周面には、前後方向にガイド突起68,77が形成されているので、メカボックス33内でこじれたりすることなくスムーズに前後移動できる。
この前カム34の前進と共に点消火ボタン15も前進して、フロントパネル7の前面よりも大きく前方へ突出する。このとき前レバーピン53の後端は、前循環部66から前直線部67に移動してその後端近くに位置している。また、後カム35は、後コイルバネ79の付勢により、後レバーピン47の前端が後循環部75内を移動してその前側中央に係止することで前進が規制される。なお、後長孔55の前縁には、後レバーピン47の前端に軽係止する係止突部55a(図5,13)が形成されて、後レバーピン47が係止位置から不意に移動することを防止している。
さらに、点消火ボタン15を回転させれば、前述のように連動体95を介して動作カム94をスライドさせ、第1、第2マイクロスイッチ92,93をON/OFFさせるため、コントローラが上下切替電磁弁24,26をON/OFFさせて上下バーナ17,18の火力を調整することができる。点消火ボタン15の回転に伴う第1、第2マイクロスイッチ92,93のON/OFF動作の切り替わり時には、コントローラは、火力の切替をユーザに報知する電子音を発生させる。
このときも前カム34が後退する際、カム板部63が、後カム溝74の逃げ凹部73の底面上に再び重なって当該底面上を摺接するので、前カム34の後退がカム板部63を介して後カム35の逃げ凹部73にガイドされ、スムーズに移動できる。
但し、操作側連動部106は、回り止め部材96よりも強度の弱い樹脂で形成されているので、点消火ボタン15に無理な回転力が加わると、操作側連動部106が先に破損することになる。このため、操作側連動部106に遊挿しているカム側連動部105及び動作カム94は、非固定状態となってボックス本体36の上面36aから落下する。よって、連動体95が破損しても、点消火ボタン15を消火押切位置まで押し操作することができ、上下バーナ17,18を確実に消火させることができる。
このように、上記形態のビルトインコンロ1によれば、カム機構部31が収容されるメカボックス33に、固定板91が左右方向に固定されてその固定板91の前面に、第1、第2マイクロスイッチ92,93が左右方向に並べて固定され、動作カム94は、点消火ボタン15の回転に連動して第1、第2マイクロスイッチ92,93の各レバー92a,93aの下方で円周方向に移動することで、各レバー92a,93aを上下に揺動させる構成となっている。よって、上下バーナ17,18を有するグリル部4を備え、第1、第2マイクロスイッチ92,93のON/OFF動作に基づいて上下バーナ17,18の火力調整を行うものであっても、組み付けや組み付け状態の確認を容易に行うことができる。また、第1、第2マイクロスイッチ92,93をON/OFF動作させる場合でも、動作カム94は、厚肉部103の両端に傾斜部104,104を設けるシンプルな形状となる。
また、固定板91の側縁には、切込み97,97が形成され、第1、第2マイクロスイッチ92,93から延びるリード線101は、切込み97に係止して後方へ引き回され、固定板91の後方で互いに結束されているので、第1、第2マイクロスイッチ92,93の複数のリード線101,101・・をまとめることができ、組み付けやメンテナンスの際の作業性が良好となる。
このように、上記形態のビルトインコンロ1によれば、点消火ボタン15側に、点消火ボタン15の押し込み操作と一体に前後動して回転不能で、点消火ボタン15の所定の回転限界角度(0°及び90°)で操作側連動部106が当接してそれ以上の回転を規制する回り止め部材96が設けられていることで、点消火ボタン15の回転限界角度以上の回転を効果的に防止して、点消火ボタン15と連動する連動体95の破損や変形を抑制することができる。
特にここでは、回り止め部材96は、操作側連動部106における点消火ボタン15側寄りの位置で操作側連動部106に当接することで、カム側連動部105との結合部分から離すことができ、回り止め部材96の乗り越えをより確実に防止することができる。
さらに、操作側連動部10は、カム側連動部105よりも強度が低くなっているので、より確実に操作側連動部10で破損させることができ、カム側連動部105及び動作カム94を確実に落下させることができる。
さらに、回り止め部材の形状も適宜変更可能で、規制片は回転限界角度の両端に合わせて左右に設ける場合に限らず、最大側(ここでは90°の左側規制片112)のみ設けることもできる。操作側連動部との当接位置も前後に変更できる。
加えて、操作側連動部とカム側連動部との強度の相違は、樹脂材料の相違による場合に限らず、形状、構造の相違、例えば同じ樹脂材料でも操作側連動部の肉厚をカム側連動部の肉厚よりも薄くしたり、操作側連動部に透孔を設けたりすることで、操作側連動部が先に破損するようにしてもよい。
そして、上記形態では、グリル部のプッシュスイッチ機構に回り止め部材を設けているが、コンロ部のプッシュスイッチ機構にも同様に回り止め部材を設けて操作部材の回転規制を図ってもよい。
また、上記形態では、2つのカムにカム溝を設け、カムを保持するメカボックス側にレバーピンを設けているが、これと逆に、2つのカムにレバーピンをそれぞれ設け、メカボックス側にカム溝を設けても、点消火ボタンの押し操作による2つのカムの前後位置の変更は可能である。
さらに、2つのカムによりカム機構部を形成するものに限らず、1つのカムによるカム機構部であっても、2つのマイクロスイッチによる火力調整や、回り止め部材による操作部材の回転規制は可能である。
Claims (3)
- 上バーナ及び下バーナを備えたグリル部を有する器体内に、前側の操作部材と、前記上バーナ及び前記下バーナへのガス流路を開閉する弁軸を備えた後側の流路開閉部と、前記操作部材と前記流路開閉部との間で前後移動可能なカムを備え、前記操作部材の押し込み操作の繰り返しにより前記カムの前後位置を変更して、前記弁軸を、前記ガス流路を閉塞する消火位置と前記ガス流路を開放する燃焼位置とに前後移動させるカム機構部と、前記操作部材の回転操作により前記燃焼位置での前記上バーナ及び前記下バーナの火力を調整する火力調整部とを設けてなり、
前記火力調整部を、それぞれレバーを下向きにして配置される2つのマイクロスイッチと、前記2つのマイクロスイッチの下方に設けられ、前記操作部材の回転に連動して前記操作部材の回転中心を中心とする円周方向に移動し、各前記レバーを上下に揺動させる動作カムと、各前記レバーの揺動による前記2つのマイクロスイッチのON/OFF動作の組み合わせに応じて前記上バーナ及び前記下バーナへのガス量を変更するガス量変更手段と、から構成したガス調理器具であって、
各前記レバーの先端部には、V字状の作用部が形成され、前記動作カムは、前記円周方向の中央に厚肉部を有すると共に、前記円周方向の両端に、前記厚肉部への前記作用部の乗り降りを導く傾斜部を備え、
前記カム機構部が収容されるケースに、固定板が左右方向に固定されてその固定板の前面に、前記2つのマイクロスイッチが、互いの前記作用部先端が向き合うように左右方向に並べて固定され、前記動作カムの前記厚肉部は、前記左右方向に並ぶ2つの前記作用部が同時に乗り上げ可能な長さで形成されて、
前記動作カムは、前記操作部材の回転に連動して前記2つのマイクロスイッチの各前記レバーの下方で前記円周方向に移動することで、2つの前記作用部が何れも前記厚肉部に乗り上がらない前記2つのマイクロスイッチのOFF/OFF位置と、一方の前記作用部が前記厚肉部に乗り上がる前記2つのマイクロスイッチのON/OFF位置と、2つの前記作用部が同時に前記厚肉部に乗り上がる前記2つのマイクロスイッチのON/ON位置と、他方の前記作用部が前記厚肉部に乗り上がる前記2つのマイクロスイッチのOFF/ON位置とに切替可能であることを特徴とするガス調理器具。 - 前記円周方向との接線方向からの前記傾斜部の立ち上がり角度は、前記接線方向からの前記作用部の立ち上がり角度よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載のガス調理器具。
- 前記固定板の側縁には、切込みが形成され、前記2つのマイクロスイッチから延びる配線は、前記切込みに係止して後方へ引き回され、前記固定板の後方で互いに結束されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガス調理器具。
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