JP6962201B2 - 定着装置及び画像形成装置 - Google Patents
定着装置及び画像形成装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6962201B2 JP6962201B2 JP2018000524A JP2018000524A JP6962201B2 JP 6962201 B2 JP6962201 B2 JP 6962201B2 JP 2018000524 A JP2018000524 A JP 2018000524A JP 2018000524 A JP2018000524 A JP 2018000524A JP 6962201 B2 JP6962201 B2 JP 6962201B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fixing
- rotation
- duration
- usage history
- fixing device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Fixing For Electrophotography (AREA)
Description
図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置を示す概略的な断面構成図である。画像形成装置1は、タンデム型カラーレーザープリンタであり、その装置本体の中央には、4つの作像部4Y、4M、4C、4Kが設けられている。各作像部4Y、4M、4C、4Kは、カラー画像の色分解成分に対応するイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の異なる色の現像剤を収容している以外は同じ構成となっている。
先の図2に示した定着装置20は、定着ベルト21が加圧ローラ23の駆動力を受けて連れ回る。すなわち、定着ベルト21の内周面とニップ形成部材24とが摺動する構成となっている。そのため、ニップ形成部材24の表面を低摩擦係数のシート材などで覆い、そのシート材に潤滑剤を塗布したり、定着ベルト21の内周面に直接潤滑剤を塗布したりして、ベルト内周面との摩擦係数を下げている。
(2)使用初期〜使用後期までの間:潤滑剤が減少しており、油膜が薄くなり、摺動面の凸部同士の接触が局部的に生じている潤滑状態(混合潤滑領域)である。
(3)使用後期(経時品):潤滑剤が枯渇しており、摺動面の凸部同士の接触が生じている潤滑状態(固体潤滑領域)である。
次に、過昇温防止回転について説明する。定着装置の定着動作が完了し、定着部材(定着ベルト21など)の回転が停止した際、熱源の余熱によって定着部材(特に熱源近傍)が過度に温度上昇する場合がある。定着完了後の過度な温度上昇は、定着部材に熱変形を生じさせ、場合によってはその熱変形した部分が塑性変形(キンク)となる。その後の定着動作でそのキンク部が加圧部材によって加圧されると、強い繰り返し応力が生じ、最終的に定着部材が破断するおそれがある。
第1の実施形態では、使用履歴として通紙枚数のみを用いた。第2の実施形態では、使用履歴として通紙枚数と、走行距離の2つのパラメータを用いて、それらの値により図3に示す条件I〜IIIを選択する。
2 ボトル収容部
2Y、2M、2C、2K トナーボトル
3 転写装置
4Y、4M、4C、4K 作像部
5 感光体
6 帯電装置
7 現像装置
8 クリーニング装置
9 露光装置
10 給紙トレイ
11 給紙ローラ
12 レジストローラ
13 排紙ローラ
14 排紙トレイ
20 定着装置
21 定着ベルト
22 ハロゲンヒータ
23 加圧ローラ
23a 芯金
23b 弾性ゴム層
24 ニップ形成部材
25 保持部材
26 ベルト保護部材
27 遮光部材
28 ステー
29 反射部材
30 中間転写ベルト
31 一次転写ローラ
32 二次転写バックアップローラ
33 クリーニングバックアップローラ
34 テンションローラ
35 ベルトクリーニング装置
36 二次転写ローラ
37 使用履歴取得手段
38 温度検知手段
N 定着ニップ
P 用紙
R 搬送路
Claims (7)
- 熱源により加熱される回転可能な定着部材と、
前記定着部材の外側に設けられ、前記定着部材に対向する加圧部材と、
前記定着部材の内側に設けられ、前記定着部材と前記加圧部材との間に定着ニップを形成するニップ形成部材と、
前記定着部材の内周面と前記ニップ形成部材の間に介在する潤滑剤と、
前記定着部材及び前記加圧部材の少なくとも一方の温度を検知する温度検知手段と
を備え、
定着完了後、前記温度検知手段が検知した温度が所定の温度に達している場合、前記定着部材を非加熱で回転させる過昇温防止回転を実施可能な定着装置において、
装置の使用履歴を取得する使用履歴取得手段を備え、
前記使用履歴に基づいて前記過昇温防止回転の開始温度及び継続時間の少なくとも一方を変更すること、及び
前記使用履歴が第1の規定値を超えた場合、前記過昇温防止回転の開始温度及び継続時間のいずれも初期設定値に戻すことを特徴とする定着装置。 - 前記使用履歴として、通紙枚数、走行距離、投入ジョブ数、装置の回転トルク、及び累積使用時間の少なくとも1つを用いることを特徴とする請求項1に記載の定着装置。
- 前記使用履歴が前記第1の規定値よりも小さい第2の規定値に達するまで、前記過昇温防止回転の開始温度及び継続時間のいずれも初期設定値から変更しないことを特徴とする請求項1又は2に記載の定着装置。
- 通紙枚数、走行距離、投入ジョブ数、装置の回転トルク、及び累積使用時間の少なくとも2つを用いて、前記過昇温防止回転の開始温度及び/又は継続時間を変更することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記過昇温防止回転の開始温度及び継続時間は、当該過昇温防止回転が完了するまで変更しないことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の定着装置。
- 前記使用履歴に基づく前記過昇温防止回転の開始温度及び継続時間、前記第1の規定値、及び/又は第2の規定値は、ユーザが任意に変更可能であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか一項に記載の定着装置。
- 請求項1乃至6のいずれか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000524A JP6962201B2 (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | 定着装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018000524A JP6962201B2 (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | 定着装置及び画像形成装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019120787A JP2019120787A (ja) | 2019-07-22 |
JP6962201B2 true JP6962201B2 (ja) | 2021-11-05 |
Family
ID=67306244
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018000524A Active JP6962201B2 (ja) | 2018-01-05 | 2018-01-05 | 定着装置及び画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6962201B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7516969B2 (ja) | 2020-08-07 | 2024-07-17 | コニカミノルタ株式会社 | 定着装置および画像形成装置 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9201366B2 (en) * | 2009-11-02 | 2015-12-01 | Lexmark International, Inc. | Flat heater for electrophotographic belt fusing systems, and methods of making same |
JP6665507B2 (ja) * | 2015-12-10 | 2020-03-13 | 株式会社リコー | 定着装置及び画像形成装置 |
JP6645354B2 (ja) * | 2016-05-16 | 2020-02-14 | 株式会社リコー | 定着装置および画像形成装置 |
-
2018
- 2018-01-05 JP JP2018000524A patent/JP6962201B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019120787A (ja) | 2019-07-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5928783B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP5995132B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6922452B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5963105B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5850326B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6032525B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP6131707B2 (ja) | 定着装置およびこれを備えた画像形成装置 | |
JP2013178472A (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP2014186211A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6817532B2 (ja) | 定着装置、画像形成装置 | |
JP2014098737A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6747252B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6888319B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6796274B2 (ja) | 定着装置、及び画像形成装置 | |
JP5962893B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6962201B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP5407953B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6432853B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6205764B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6859994B2 (ja) | 定着装置および画像形成装置 | |
JP6848371B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP6299997B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2004093842A (ja) | 加熱装置および画像形成装置 | |
JP6102973B2 (ja) | 定着装置及び画像形成装置 | |
JP2020013015A (ja) | 定着装置及び画像形成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201023 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210826 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20210914 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20210927 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6962201 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |