JP6961059B2 - 波面解析器を組み入れた物体フォロプタのフォロプタホイールアセンブリを較正する方法 - Google Patents

波面解析器を組み入れた物体フォロプタのフォロプタホイールアセンブリを較正する方法 Download PDF

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Description

本発明は、繰り返しの被験者フォロプタ測定を物体波面解析測定と組み合わせた器具を
使用した物体フォロプタ測定の分野に関し、詳しくは、測定中に当該器具においてセンタ
リング及び合焦の正確さを高め、及び被験者の眼の長手方向位置の正確さを高めるための
、フォロプタのレンズホイールのための較正方法に関する。
被験者の眼に存在する収差を確認するべく、フォロプタ測定と屈折力測定との組み合わ
せを行うシステムが存在する。このようなシステムの一つが、本願と発明者が共通であっ
て、本願と出願人も共通の「物体フォロプタシステム」との名称の特許文献1に記載され
ている。このシステムは、各眼に一つずつで一対のフォロプタホイールアセンブリを使用
する。各アセンブリは、検査を受ける眼の視覚における広い範囲の屈折収差を補償するの
に必要な一連のレンズ及びウェッジを組み入れた一定数のレンズホイールを含む。各眼の
視覚は、初期のフォロプタ矯正後に存在する残留収差を決定するべく、被験者フォロプタ
測定が、繰り返し行われる物体波面解析測定と組み合わせられることによって矯正される
。波面解析測定は、任意の既知の方法によって行うことができ、詳しくは、業界周知のよ
うに、網膜反射波面と平面波との偏差を解析するシャックハルトマン(Shack−Ha
rtmann)アレイを使用することによって行われる。
しかしながら、このような先行技術システムには一定数の欠点が存在する。第一に、シ
ステムの正確さが、レンズホイールにおいて使用されるレンズの公称値に依存するので、
当該レンズのいずれかが不正確な値を有する場合、使用されるレンズの組み合わせの想定
される屈折力が誤りとなり、矯正眼鏡レンズを準備するために出力される処方が不正確と
なる。このような不正確さはまた、レンズホイールのアラインメント不足ゆえに生じるこ
ともある。その結果、視力矯正処方が、被験者に対して可能な最適矯正を与えないことと
なる。
加えて、被験者の眼は、フォロプタレンズホイールから正しい距離に位置決めされない
ことがあるが、この距離は、ユーザの眼から標準距離に置かれるように設計される眼鏡フ
レームに最適矯正を与えるレンズの処方上重要なので、そこからの偏差があれば、最適な
視力矯正を満たさない結果となる。したがって、フォロプタレンズホイールに対する眼の
正しい焦点位置を保証する正確な方法も与える必要がある。同じ配慮は、測定中の被験者
の眼の側方センタリングにも当てはまるので、眼の中心を合わせるべく瞳孔画像を使用す
る先行技術の方法も最適とはならないことがある。
したがって、先行技術のシステム及び方法の少なくともいくつかの不都合を克服する物
体フォロプタ器具の必要性が存在する。
このセクション及び他のセクションで言及された各公報の開示は、その全体がそれぞれ
参照としてここに組み入れられる。
国際公開第2013/150513(A1)号 国際公開第2009/024981(A2)号
本開示は、物体フォロプタ測定を行う新しい典型的なシステムを開示する。本開示に記
載の物体フォロプタは、器具の正確さ及び使用の便宜を改善する一定数の新規な方法及び
アセンブリを組み入れる。第1の方法は、測定のための被験者の眼の合焦及びセンタリン
グをするべくケラトメータ測定システムを使用する。システムは、照明されたケラトメー
タ物体を使用してその照明光を被験者の角膜に投影し、そこからの反射を使用するととも
に、その反射光を画像にする撮像カメラを使用してその画像処理を行い、被験者の眼の合
焦及びセンタリングを改善する。ひとたびケラトメータ物体に対する眼の正しく合焦され
た位置が取得されると、レンズホイールアセンブリに対する眼の正確な長手方向位置も達
成することができる。これにより、眼をレンズホイールに対して正確に位置決めすること
がないかもしれない先行技術のシステムよりも正確な処方の生成が得られる。
そのような先行技術の方法において、眼科医は、手動で照準を合わせることにより眼の
長手方向位置を特定しようと試みる。最も一般的に使用される方法において、鏡が、フォ
ロプタホイールアセンブリに対する所定の位置に、角膜の頂点に平行な平面に対して45
°の角度に固定される。鏡には、表面に複数の標識が存在する。中心標識は、フォロプタ
アセンブリのレンズホイールからの最善の頂点距離(以下でさらに説明される)に対応し
、当該中心標識から複数の固定距離に他の標識が存在する。ユーザは、眼軸に垂直な平面
から鏡を眺めて、当該標識の一つにおいて角膜の前面を見る。その後、ユーザは、適切な
標識に角膜が存在してフォロプタホイールアセンブリのレンズから角膜の頂点までの距離
が画定されるまで頭を前後に動かす。他の先行技術の方法によれば、眼の前面を横切るよ
うにレーザビームが投影され、角膜において当該ビームがかすめる位置が取得されたと眼
科医が決定するまで頭が前後に動かされる。
本開示に記載の他の有意な改善は、フォロプタ測定中に被験者の視覚を矯正するべく使
用されるレンズホイール組み合わせを較正する新規な方法に関する。この方法では、既知
の視覚収差を有する人工眼の残留収差を、当該収差が人工眼の収差を正確に補償するべく
選択されたフォロプタレンズ組み合わせによって矯正されたと想定された後に測定するた
めに、物体フォロプタの波面解析モジュールが使用される。かかる残留収差はいずれも、
矯正を行うべく使用されるレンズホイールアセンブリの想定される光屈折力が正確ではな
いという事実に起因し、実際の光屈折力は、波面解析システムにより測定された残留収差
のレベルによって調整する必要がある。収差のレベルを極めて正確に決定することができ
る人工眼は、異なる収差レベルに設定することができるので、当該収差を矯正すると想定
されるように使用されるレンズホイール組み合わせのそれぞれが、それに応じて計算され
たその真の値を有し得る。この手段により、測定範囲全体をカバーするフォロプタホイー
ル全体を正確に較正することができるので、被験者に対してさらに正確に処方された矯正
レンズを得ることができる。
他の実装によれば、被験者の視線角度を、眼の合焦測定データを使用することにより、
又は器具ディスプレイ上のケラトメータ反射の画像の対称性を見ることにより、矯正する
ことができる。頭の任意の側方傾斜もまた、決定して矯正することができる。
このようにして、本開示に記載のデバイスの典型的な実装によれば、(i)レンズホイ
ールアレイを組み入れた波面解析システム及びフォロプタシステムを含む組み合わせ物体
フォロプタ器具と、(ii)測定対象の眼の視野に配置されてフォロプタホイールから所
定距離にある少なくとも一つの照明された物体と、(iii)当該少なくとも一つの物体
の照明光の、眼の角膜からの反射の画像をキャプチャするように位置決めされたカメラシ
ステムと、(iv)当該カメラからの画像を使用して、(a)眼の中心に対して器具の軸
をセンタリングすること、及び(b)当該器具のレンズホイールの位置を眼の角膜に対し
て合焦させることの少なくとも一方を行う制御命令を生成する制御ユニットとを含む正確
さ改善物体フォロプタが与えられる。
かかるフォロプタはさらに、レンズホイールアレイのための側方調整機構を組み入れ、
制御命令は、当該レンズホイールアレイをその軸を眼の中心に対してセンタリングするよ
うに動かすべく当該側方調整機構に入力される。かかるフォロプタにおいて、眼の中心は
、当該眼の角膜の頂点位置として決定することができる。
さらに、付加的な実装によれば、制御ユニットは、器具のレンズホイールの位置の、眼
の角膜に対する合焦を、眼に対する器具の長手方向運動機構を作動させることによって行
うことができ、少なくとも一つの物体の照明光の、眼の角膜から反射した画像が最大の鮮
明さを有するときを決定する。
上述したフォロプタのいずれにおいても、少なくとも一つの照明された物体は、照明さ
れたリングの少なくとも一部としてよい。加えて、照明光の波長は、波面解析を行うのに
使用されるものと異なってよい。
さらに他の実装において、フォロプタの制御ユニットはさらに、両眼の角膜から反射さ
れる画像の対称性の欠如を決定するように適合される。対称性の欠如は、少なくとも一つ
の眼の視線が軸外になることを示す。そのような場合、制御ユニットは、少なくとも一つ
の物体の複数の画像を対称化するべく被験者の視線のアラインメントを再びとる制御命令
を出力するように構成される。
加えて、前述のフォロプタのいずれにおいても、制御ユニットはさらに、両眼の角膜か
らの少なくとも一つの物体の反射の画像の同時矯正合焦の欠如を決定するように適合され
る。同時合焦の欠如は、測定対象の眼を有する被験者の頭が、物体フォロプタの軸の方向
にまっすぐに向けられていないことを示す。その状況において、制御ユニットはさらに、
被験者の頭のアラインメントを再びとって両眼の位置を同時に合焦させる制御命令を出力
するように適合される。こうした制御命令は、被験者の頭を回動させて当該頭を軸内にす
る命令も含む。
上述のフォロプタのさらに他の実装において、フォロプタはさらに、近見視力検査を代
表する、眼の前方の一定距離に配置される検査チャートを含む。これにより、物体フォロ
プタ器具は、被検査眼に必要な近見視力矯正を決定することができる。この検査チャート
は、異なる近見視力位置へと軸方向に調整可能とする必要がある。
本開示に記載される典型的な方法によりさらに与えられるのは、波面解析器を組み入れ
た物体フォロプタのフォロプタホイールアセンブリを較正する方法であって、(i)複数
の調整可能レベルの視覚収差を有する人工眼を、物体フォロプタの一チャンネルの前方に
位置決めすることと、(ii)人工眼の第1のレベルの視覚収差を選択することと、(i
ii)人工眼の第1の選択されたレベルの視覚収差に矯正を与えると予測される公称光屈
折力を有するフォロプタホイールアセンブリから、第1のレンズ組み合わせを選択するこ
とと、(iv)第1のレンズ組み合わせを使用して矯正された人工眼の残留レベルの視覚
収差を測定するべく波面解析器を使用することと、(v)残留レベルの視覚収差を使用し
て第1のレンズ組み合わせの真の光屈折力を決定することと、(vi)人工眼のさらに選
択されたレベルの視覚収差と、フォロプタホイールアセンブリからの対応するレンズ組み
合わせとのために、当該手順を繰り返すこととを含む方法である。
この方法において、人工眼は、拡散反射体の前方に配置されたレンズを含んでよい。か
かる方法を使用して、フォロプタホイールアセンブリにおけるレンズ組み合わせの真の光
屈折力を、物体フォロプタのメモリに格納することができる。第1のレンズ組み合わせの
真の光屈折力は、人工眼の視覚収差の測定された残留レベルを、第1のレンズ組み合わせ
を使用して矯正された第1のレンズ組み合わせの公称光屈折力から差し引くことによって
決定することができる。
本発明は、図面と併せて考慮される以下の詳細な説明から十分に理解かつ認識される。
改善された物体フォロプタの一つの典型的な実装を模式的に示す。これは、被験者の眼のための良好な合焦及びセンタリングの構成を含む。 調整可能収差レベルを有する人工眼を示す。これは、物体フォロプタにおいて使用されるレンズ組み合わせ及びホイールの正確な較正を行うべく使用することができる。 図1に示されるような改善された物体フォロプタのディスプレイ画面の図である。眼のセンタリング欠如が識別され、本願のセンタリング方法の改善を使用して矯正される態様が示される。
眼の正確な側方センタリング及び長手方向合焦は、多くの眼科測定に対して良好な正確
さを保証するべく必要な重要オペレーションである。焦点の正確な位置は、フォロプタ測
定のためのみならず、本器具の波面測定のためにも重要となる。処方により眼の収差を正
確に補償するためには、一対の眼鏡が、眼から所定の距離に装着される必要がある。正確
な距離は、被験者の眼のレンズと当該眼の前方にある眼鏡レンズとの組み合わせにより画
像を被験者の網膜に有効に合焦させる上で重要となる。これらの2つのレンズ間の長手方
向距離は、このような離間されたレンズの組み合わせの屈折力を決定するパラメータの一
つである。この理由により、眼の前面から眼鏡レンズまでの標準距離Dが眼科処方におい
て仮定され、この慣習は、眼からレンズまでの正確な距離を保証するべく、眼鏡フレーム
の製造後の寸法を決定するために使用される。例えば、米国において、この距離は一般に
13.5mmに標準化される一方、欧州において、12mmの標準距離が使用されるが、
特別な状況に対しては、必要な眼鏡屈折力及び被験者の顔の形状に応じて8mm〜18m
mの範囲にわたって修正することができる。眼から離間した矯正レンズの当該依存性ゆえ
に、被験者の眼を、フォロプタアセンブリのレンズホイールの位置に対して正確に合焦さ
せることが重要となる。これはまた、波面測定にとっても重要となる。レンズ・眼間が離
れることの、レンズ組み合わせの屈折力に対するこの効果は、使用される矯正レンズの屈
折力が高くなれば高くなるほど重要となる。
上に説明したように、フォロプタレンズ位置から眼の正確な距離を保証する一つの先行
技術の方法は、被験者の眼を横切るように側方に投影されるビームを使用し、その後、ビ
ームが角膜の前面をちょうどかすめるときの確認を試みることによる。一般に12〜14
mmとされる必要な標準のレンズ・眼間距離Dで眼の前方においてビームが交差する側方
平面の位置を調整するべく、較正された長手方向位置を有するビーム曲げ鏡を使用するこ
とができる。そして、その側方ビームがちょうど眼の前面をかすめるようになるまで、額
の載置部が調整され、その後、正確な眼・レンズ間距離が保証される。より一般的な先行
技術の方法は、眼の前の位置を、投影されるビームを使用することなく、鏡を通して観測
するだけによる。しかしながら、これらの手順は双方とも、当該測定を行うオペレータの
技能に依存するので、検査のもとで眼の長手方向の位置決めをするさらに正確で自動的な
方法が望まれる。
上述した特許文献1に記載されるもののような、いくつかの先行技術の物体フォロプタ
器具において、センタリングは、被験者の眼の側部に位置するソースを使用して行われる
。このソースは、暗視野照明を眼に与える。瞳孔の画像はその後、波面解析セクションに
おいて解析され、シャックハルトマン偏向スポット画像がセンタリングされて、被験者の
瞳孔のセンタリングが得られる。この方法は、眼の画像を解析するのに必要な付加的なカ
メラチャンネルが不要との利点を有するが、被験者の瞳孔の中心を与えることにより、瞳
孔の中心と一致することがない角膜の頂点に対して眼をセンタリングすることが重要とな
る状況が生じ得るとの不都合を有する。ここに記載の器具においては、フォロプタ測定の
ために正確な側方のセンタリングと眼の長手方向の合焦とを達成するべく、ケラトメータ
測定モードが与えられる。ケラトメータ測定は、単純な照明された物体に基づき得る。当
該物体は例えば、単純なリング、又はリングの複数部分であってもよい。ケラトメータ合
焦及びセンタリング測定を行うべく、被験者フォロプタ測定の光路及び物体波面解析測定
のほか、付加的な光路が使用される。
本配列の一つの典型的な実装を示す図1を参照する。図1は、特許文献1に記載の先行
技術の物体フォロプタになされた付加を示す。当該器具に共通の部材は、複数の矯正レン
ズを含むフォロプタホイール18と、物体波面解析を行うレーザ11と、被験者フォロプ
タチャンネルの光路へとレーザビームを導くビームスプリッタ14とを含む。被験者の眼
10及びその角膜12も示される。
センタリング及び合焦の手順を行うべく、単純な照明されたリング13のような照明ソ
ースが、眼10の視野に、すなわちビームスプリッタ14の平面の領域に、位置決めされ
て角膜12を照明する。ソース13は、図1においてビームスプリッタ14の前に示され
てはいるが、位置決めされるのは、ビームスプリッタの外側の側方でも、又はその後ろで
あってもよい。この実装において完全なリングが示されるが、リングの一つ以上の部分の
ような任意の他の便宜な照明も同様に使用することができる。ケラトメータの照明された
ソース13の正確な長手方向位置は重要である。というのは、これが基準平面を画定する
からである。この基準平面に対して、眼の長手方向位置と、フォロプタレンズの長手方向
位置とが決定される。また、以下に述べるように、フォロプタホイールアセンブリから眼
までの距離Dは、究極的に処方された眼鏡レンズの、眼からの標準の位置をシミュレーシ
ョンする上で重要となる。したがって、このケラトメータ測定照明されたソースの、器具
における位置もまた、フォロプタホイールからの眼の距離Dを決定する。器具に対する眼
の位置が、当該器具の顎及び額の載置部によって決定されるからである。
ケラトメータリングは、角膜から反射されたケラトメータリングの画像を、波長選択可
能部材によって分離することができるように、通常は広帯域の可視室内照明となるλ2で
のフォロプタ測定、及びλ3でのシャックハルトマン測定の双方とも異なる波長λ1で放
射される必要がある。一般に、ケラトメータ照明の波長λ1と波面解析照明の波長λ3と
は、一般には可視の白色光を使用して行われるフォロプタ測定のための被験者の視覚との
干渉を回避するべく、赤外(IR)又は近赤外(NIR)とされる。多くの場合、λ3で
の波面測定に対して780nmが使用され、λ1でのケラトメータ測定に対して880n
mが使用される。というのは、これらが容易に利用可能なNIRソースだからである。た
だし、任意の他の適切な波長を使用することもできる。角膜からの反射は、フォロプタビ
ームスプリッタ14によって、付加的なビームスプリッタ15へと向けられる。ビームス
プリッタ15では、角膜から反射されたケラトメータ画像が、レーザ照明λ3から分離さ
れ、合焦レンズの対16を介して、2次元センサアレイを有するカメラ17へと向けられ
る。器具を設定するとき、人工眼を、フォロプタアセンブリのレンズに対する正確な角膜
位置に位置決めする必要がある。カメラ上に良好な焦点が達成されるまで、レンズの対が
前後に動かされる。レンズ16はその後、所定位置に固定される。その後、いずれかの引
き続いての測定中、フォロプタ全体が、良好な焦点が達成されるまで眼に対して動かされ
る。このようにして、当該焦点は、フォロプタアセンブリのレンズホイールに対して眼の
正確に合焦された位置にあることが既知となる。
カメラは自身の、照明されたケラトメータリングの反射の画像を、当該画像が解析され
る制御ユニット19に出力する。制御システムは、リングが、最適な焦点距離を画定する
最大の鮮明さにあるときを決定するべく、カメラ画像の画像処理を使用する。このような
方法の一つが特許文献2に記載されている。ここでは、リング照明の空間導関数の最大差
異が、リング鮮明さが最大となる位置、ひいては焦点が最適となる位置を画定するべく使
用される。ただし、任意の他の適切な方法も使用することができる。制御システムはまた
、角膜から反射されたケラトメータリングの画像の最適な焦点を与えるべく、測定システ
ムを眼に向けて又は眼から離れるように動かす運動モータを作動させる。この最適な焦点
が取得されると、ケラトメータ照明は正確に眼に合焦され、ケラトメータリングの位置が
既知であることから、当該器具の残りの部材に対して正確に合焦された眼の位置も既知と
なる。加えて、制御ユニット19は、画像処理を使用することで角膜から反射されたケラ
トメータリングの画像の側方位置を決定し、これらの画像をセンタリングする制御信号を
、システムの水平及び垂直移動モータに出力することができる。このようにして、適切に
センタリングされた眼に対してフォロプタ測定が行われることが保証される。
ここに記載の器具においてケラトメータ測定システムが使用され、フォロプタアセンブ
リのレンズホイールの軸及び長手方向位置に対する被験者の眼の正確なセンタリング及び
合焦を正確かつ自動的に保証するようにプログラムされるが、ケラトメータ測定システム
はまた、角膜プロファイルの測定を行うべく使用することもでき、ひいては、そのような
フォロプタ器具において一般には見出すことができない付加的な能力を有する本物体フォ
ロプタ器具を与えることを理解するべきである。
フォロプタ測定を行うとき、被験者に現在提示されるレンズ組み合わせの矯正屈折力を
決定するべく、単数又は複数のレンズの光屈折力の公称記録値が信頼される。しかしなが
ら、被験者の視覚を検査するべく現在使用されている当該組み合わせにおける単数又は複
数のレンズの真の屈折力に任意の誤差が存在する場合、処方された矯正レンズは不正確と
なる。同様に、ホイール同士が意図されたとおりに離間されていない場合、空間を置いて
分離されたレンズの組み合わせに使用される計算が不正確となり、再び処方誤差が生じる
こととなる。
かかるシステムに対するここに記載の改善によれば、上述の特許文献1に記載されるも
ののような任意の物体フォロプタにおいて、顧客に供給される前に行うことができる較正
モードが提案される。調整可能収差レベルを有する人工眼が使用される。かかる人工眼は
、図2に模式的に示されるように、レンズ20を使用してシミュレーションすることがで
きる。眼のレンズと当該レンズの後ろの調整可能距離dに位置する拡散反射体21とがシ
ミュレーションされ、網膜がシミュレーションされ、及び網膜から生じる反射が生成され
る。レンズの光心からの拡散反射体の距離dが、当該レンズの正確な焦点距離となるよう
に設定される場合、人工眼は、完璧な視覚を有する実際の眼のレプリカとなる。というの
は、眼を照らす任意の照明光が、「網膜」21上に正確に合焦されるからである。拡散反
射体をレンズの焦点平面から離れるように動かすことにより、人工眼に対し、異なる収差
レベルを生成することができる。拡散反射体の移動方向により、正又は負の球面度数が決
定される。拡散反射体がレンズに向かって動くことにより、正の球面度数による矯正を必
要とする「眼」が生成され、拡散反射体がレンズから離れるように動くことにより、負の
球面度数による矯正を必要とする「眼」が生成される。人工眼の必要な任意の度数レベル
のために要求される拡散反射体の位置設定を決定するべく、事前の較正検査を行うことが
できる。±20ジオプターまでの度数が容易に取得される。
較正手順を進めるべく、物体フォロプタ測定が人工眼に対して行われる。人工眼はまず
、第1の事前選択レベルの球面収差を有するように設定され、それと同じレベルが、視力
矯正の公称レベルを与えるべく、所定のアルゴリズム及びルックアップテーブルに従って
フォロプタホイールにおけるレンズの正確な組み合わせを選択することによって、器具に
要求される。人工眼の事前設定収差はここで、人工眼の当該レベルの収差に対して完璧な
矯正を与えると想定されるレンズ組み合わせを使用して、公称上は完璧に正確とする必要
がある。しかしながら、レンズ組み合わせが、当該組み合わせにおいて使用されるレンズ
の一つ以上の屈折力の値が、公称とされる値からわずかに異なるためか、又はレンズホイ
ール同士の不正確な離間ゆえかのいずれかにより、選択された組み合わせに起因するもの
と正確に等しい屈折値を有しないことがあるので、物体フォロプタの波面解析セクション
により行われる残留収差測定が、ゼロ残留収差を示さないことがある。このような残留収
差はこの場合、選択されたレンズ組み合わせの公称屈折値と、人工眼において視覚を「矯
正」すると想定されるように使用されるレンズ組み合わせの真の光屈折力との差異に帰属
させることができる。したがって、当該組み合わせの公称値は、(残留光屈折力の符号を
考慮して)測定された残留屈折力と、器具メモリに記録された当該組み合わせの真の光屈
折力とを差し引くことにより矯正することができる。この手順は、各レンズ組み合わせに
対して繰り返すことができるので、各組み合わせに対する真の光屈折力を、この較正ルー
チンによって決定することができる。光屈折力のこれらの真の値は、器具のルックアップ
テーブルに挿入することができる。その結果、当該レンズ組み合わせを、物体フォロプタ
検査を受けている被験者の視覚を矯正するべく呼び出すことができる。個々のレンズの組
み合わせに基づく想定屈折値から計算された公称値よりもむしろ、その正確な値の方が使
用される。この較正手順は、他の収差レベルを有するように人工眼を調整することと、当
該人工眼の当該収差レベルを矯正するべく器具により選択されたレンズ組み合わせの真の
屈折力を見出すこととにより、レンズの他の組み合わせに対して繰り返すことができる。
このように、すべてのレンズホイールからのレンズの各組み合わせを、この事前較正に
おいて測定することができる。その結果、器具が可能とするレンズの可能な組み合わせそ
れぞれの正確な屈折値が得られる。これが意味するのは、数百のレンズ組み合わせが存在
し得るような、多数のレンズホイールと、各ホイールにおけるいくつかのレンズ位置とを
有する複合フォロプタ(典型的には、各ホイールに5つのレンズを備えた7つまでのレン
ズホイール)であっても、各組み合わせの収差矯正値が正確に測定されるということであ
る。このようにして球面度数が較正されるのと同様に、円筒もまた、モデル眼を使用する
事前ルーチンにより正確に較正することができる。したがって、球面矯正とプリズムとの
組み合わせもまた、正確に較正することができる。物体フォロプタは、測定範囲全体がカ
バーされるまで、人工眼収差を設定し、適切なレンズ組み合わせを選択し、連続的なレベ
ルの収差に対して残留収差測定を行い、及び各レンズ組み合わせの正確な値を器具メモリ
に入力するという、この較正手順をすべて自動的に実行するようにプログラムすることが
できる。
加えて、事前較正ルーチンにおいて取得されたデータにより、器具は、異なる組み合わ
せの公称値が、当該異なる組み合わせにおいて選択されたレンズの屈折力の理論値に基づ
いて、その要求に最も近いように見えるとしても、要求に最も近い矯正を与えるとわかっ
ているレンズ組み合わせを選択することができる。
このようにして、フォロプタを使用するときに各レンズ組み合わせが正確に決定され、
ひいては、正確に較正された測定を行うことができるので、先行技術の器具よりも高いレ
ベルの正確さを有する矯正レンズの処方が得られる。この改善された較正技法は、異なる
フォロプタホイールからのレンズ組み合わせが、低い屈折力の矯正に対するよりも著しく
決定的となる被験者が高い値の視力矯正を要求する場合に、重要となる。
ケラトメータリングの画像の形状及び位置は、被験者の眼が両眼チャンネルの光軸上に
正確にセンタリングされたか否か、被験者の視線方向が正確か否か、及び被験者の頭のア
ラインメントが正確にまっすぐにとられているか否かを決定するべく使用することができ
る。
器具を使用する一つの便宜な方法によれば、事前のステップにおいて、被験者の両眼が
、それぞれの位置において測定チャンネルの軸に対し、機械に組み入れられたモータを使
用してセンタリングされる。モータは、各眼を別個にセンタリングするべく使用され、近
似的な焦点が、頭を前後に動かすための額載置部における手動のノブによって初期に達成
される。その後、フォロプタハウジング全体を光軸方向に沿って前後に動かすモータを使
用して、さらなる微調整が行われる。
被験者の視線の角度及び頭傾斜の角度は、アラインメントプロセスに影響を与え得る因
子である。視線角度及び水平頭傾斜は以下のように特徴付けることができる。(i)視線
角度:患者が正確な方向を見ていない場合、患者の頭が前方に正確にアラインメントがと
られていても、双方のリングは各眼の光軸からオフセンターとなり、矯正は、患者に画面
をまっすぐ見てもらうように依頼することによって行われる。オペレータは、双方のリン
グのアラインメントが対称的にとられているときに、この状況を識別することができる。
(ii)まっすぐとなっていない頭:被験者は、その頭を垂直軸まわりに水平に回転され
た結果、まっすぐ前方を向いていない。2つの眼は、器具に対して異なる焦点位置を有す
るので、被験者は、その頭を、上述した手順に従って、双方の眼の焦点位置が最適化され
て等しくなるまでまっすぐにするように依頼される必要がある。
しかしながら、これらの効果が双方とも矯正されるまでは、センタリングが最適な正確
さを達成したことを保証することができない。すなわち、患者が正確な方向を見ている場
合、その頭のアラインメントもまた、まっすぐ前方にとられており、ケラトメータ画像は
双方ともが、画面上で正確にセンタリングされているわけではない。これは、被験者の両
眼が、その各光軸に対して正確にセンタリングされた位置にあるわけではないことを示し
、この状況は矯正する必要がある。したがって、視線角度及び頭傾斜の双方が正確である
ことが保証された後、最終センタリング矯正手順を、器具に組み入れられたモータを使用
することによって行うことができる。これは、上述の特許文献1に解説されるように、垂
直非対称性を矯正するべく垂直モータを使用し、任意の水平対称性の欠如を矯正するべく
瞳孔距離水平モータを使用する。
上述の両眼ケラトメータ測定中の器具のディスプレイ30の図である図3を参照する。
ケラトメータリング画像が、器具の両眼視覚モードにおいて、両眼に対して示される。図
3に示される例において、ケラトメータの「リング」は、完全なリングでないが、2つの
部分に分割される。これは、器具の単純な較正を可能とするためだけに行われる。左きき
の眼は、リング物体31の対称的に位置決めされた画像を有し、この画像は、被験者の左
眼が、左ききチャンネルの軸において適切にセンタリングされたことを示す。しかしなが
ら、右ききの眼に対しては、リング画像32はセンタリングされておらず、被験者の眼に
対する器具の正確なセンタリングが欠如していることを示す。センタリングは、水平瞳孔
距離(pd)ドライブと垂直モータドライブとを使用して矯正することができる。
合焦測定は、不正確な頭アラインメントを決定することを目的に使用される。といのは
、被験者の頭のアラインメントが、器具の軸に沿ってまっすぐに向けられるようにとられ
てはいない場合、器具における各眼の、その正確な基準位置からの距離が異なり、このこ
とにより、2つの眼の測定された焦点位置に差異が生じるからである。被験者はこの場合
、その頭を、双方の眼の焦点を同じかつ正確な位置にもたらすべく、関連する方向に傾斜
させるように命令され得る。
従来型の遠隔視覚物体フォロプタ測定は、被験者の前方の数メートルに位置する検査チ
ャートを使用して行われる。検査チャートは、ディスプレイ画面上に存在するのが好都合
となり得る。正確な近見視力フォロプタ測定を行うには、被験者が自らの視線を、典型的
にはその眼の前方の30又は40cmにある近見視野に位置する検査物体に合焦させるこ
とが必要とされる。本器具の他の実装によれば、かかる検査チャートは、被験者の眼の前
方の当該一定距離にある光軸に向かって方向が変えられ、視覚が、物体フォロプタ測定を
行うべく器具を使用して近見視野においてチェックされる。検査画面もまた、検査を行う
のに望ましい近見視力距離を調整するべく前後に動かすことができる。コンバージェンス
モータもまた、近見視力フォロプタ測定のための被験者の眼の快適なアラインメントを保
証するべく使用することができる。このデバイスにより、両眼の近見視力を、被験者及び
物体の双方の観点から検査することができる。
当業者であれば、本発明が、特に上に示され及び上述されたものによって限定されない
ことがわかる。むしろ、本発明の範囲は、上述の様々な特徴のコンビネーション及びサブ
コンビネーション、並びに上述の説明を読むことによって当業者に想起されるが先行技術
には存在しない変形例及び修正例を含む。

Claims (5)

  1. 波面解析器を組み入れた物体フォロプタのフォロプタホイールアセンブリを較正する方法であって、
    前記物体フォロプタのチャンネルの前方に、既知レベルの視覚収差を有する人工眼を位置決めすることと
    記人工眼の前記既知レベルの視覚収差に矯正を与えると予測される公称光屈折力を有する前記フォロプタホイールアセンブリから、第1のレンズ組み合わせを選択することと、
    前記第1のレンズ組み合わせを使用して矯正された前記人工眼の残留レベルの視覚収差を測定するべく前記波面解析器を使用することと、
    前記第1のレンズ組み合わせの真の光屈折力を決定するべく前記残留レベルの視覚収差を使用することと、
    他のレベルの人工眼視覚収差と、前記フォロプタホイールアセンブリからの対応するレンズ組み合わせとのために、以上の手順を繰り返すことと
    を含む方法。
  2. 前記人工眼は、拡散反射体の前方に配置されたレンズを含む請求項に記載の方法。
  3. 前記フォロプタホイールアセンブリにおける前記レンズ組み合わせの真の光屈折力が、前記物体フォロプタのメモリに格納される請求項に記載の方法。
  4. 前記第1のレンズ組み合わせの前記真の光屈折力が、前記人工眼の前記測定された残留レベルの視覚収差を、前記第1のレンズ組み合わせを使用して矯正された前記第1のレンズ組み合わせの前記公称光屈折力から差し引くことによって決定される請求項に記載の方法。
  5. 前記人工眼は調整可能レベルの視覚収差を含む、請求項1に記載の方法。
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