JP6959262B2 - 医療検体検査システム及び医療検体検査システムの操作方法 - Google Patents

医療検体検査システム及び医療検体検査システムの操作方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6959262B2
JP6959262B2 JP2018559854A JP2018559854A JP6959262B2 JP 6959262 B2 JP6959262 B2 JP 6959262B2 JP 2018559854 A JP2018559854 A JP 2018559854A JP 2018559854 A JP2018559854 A JP 2018559854A JP 6959262 B2 JP6959262 B2 JP 6959262B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
period
magazine
test
measuring device
threshold
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018559854A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019520556A5 (ja
JP2019520556A (ja
Inventor
ベルク マックス
キンツィヒ ハンス
コショルレック ベアテ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
F Hoffmann La Roche AG
Original Assignee
F Hoffmann La Roche AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by F Hoffmann La Roche AG filed Critical F Hoffmann La Roche AG
Publication of JP2019520556A publication Critical patent/JP2019520556A/ja
Publication of JP2019520556A5 publication Critical patent/JP2019520556A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6959262B2 publication Critical patent/JP6959262B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00613Quality control
    • G01N35/00663Quality control of consumables
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/48Biological material, e.g. blood, urine; Haemocytometers
    • G01N33/483Physical analysis of biological material
    • G01N33/487Physical analysis of biological material of liquid biological material
    • G01N33/48785Electrical and electronic details of measuring devices for physical analysis of liquid biological material not specific to a particular test method, e.g. user interface or power supply
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B5/00Measuring for diagnostic purposes; Identification of persons
    • A61B5/145Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue
    • A61B5/14532Measuring characteristics of blood in vivo, e.g. gas concentration, pH value; Measuring characteristics of body fluids or tissues, e.g. interstitial fluid, cerebral tissue for measuring glucose, e.g. by tissue impedance measurement
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00009Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor provided with a sample supporting tape, e.g. with absorbent zones
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00009Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor provided with a sample supporting tape, e.g. with absorbent zones
    • G01N2035/00019Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor provided with a sample supporting tape, e.g. with absorbent zones cassette structures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N35/00Automatic analysis not limited to methods or materials provided for in any single one of groups G01N1/00 - G01N33/00; Handling materials therefor
    • G01N35/00584Control arrangements for automatic analysers
    • G01N35/00594Quality control, including calibration or testing of components of the analyser
    • G01N35/00613Quality control
    • G01N35/00663Quality control of consumables
    • G01N2035/00673Quality control of consumables of reagents
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2400/00Assays, e.g. immunoassays or enzyme assays, involving carbohydrates

Description

本発明は、携帯型測定装置及び検査マガジン、具体的には携帯型血中グルコース濃度測定装置及び検査テープカセットを含む医療検体検査システムを操作する方法に関するものである。本発明は更に、請求項15の前文に記載の医療検体検査システムに関するものである。
血中グルコース検査の分野では、このような検体検査システムに複数の検査部材を設けて複数回の検査を連続して行なうことが知られている。詳細には、検査部材は、測定装置に装填可能な取り替え可能なテープカセットの形態の検査テープの化学物質層として設けることができる。したがって、ユーザは、各1個の検査部材の廃棄に注意を払わなくても済む。しかしながら、検査化学物質は、湿度及び温度のような環境の影響を受け易い。材料をカバー包装体中に保管することは可能であるが、使い捨て品は、測定装置の取り替えが行なわれて周囲の空気に曝されると、保護の程度が悪化する。測定の信頼性を保証するために、通常のアプローチでは、環境ストレスが最も悪くなる場合を想定して一定の使い切り期間を設定する。
これに基づき、本発明の目的は、既知のシステム及び操作方法を更に改善して、高信頼度の検査を確実に行ないながら最適な使用期間を定義することにある。
独立請求項に記載される特徴の組み合わせが、この目的を果たすために提案される。本発明の有利な実施形態及び更に別の変形例は従属請求項に記載されている。
本発明は、環境ストレスに曝される許容可能な期間を可変に設定するという考え方に基づいている。したがって、医療検体検査システムが本発明に従って提案され、方法は:
−検体検査を連続して行なう携帯型測定装置の複数の検査部材を含む取り替え可能な検査マガジンを提供するステップと、
−温度及び湿度のうち少なくとも1つを含む少なくとも1つの環境パラメータを、携帯型測定装置の補助測定ユニットを利用して様々な時点で測定するステップと、
−閾値違反について、少なくとも1つの測定環境パラメータを事前設定閾値と比較することによりチェックするステップと、
−検査マガジンの使い切り期間を、チェックするステップにおけるチェックに基づいて調整するステップと、を含む。
測定パラメータが与える影響によって異なるが、閾値違反は、事前設定閾値を上回るか、又は事前設定閾値よりも下回るものとして定義することができる。環境パラメータは、空気温度及び湿度以外の他の変数、例えば電磁放射線曝露量を含むこともできる。研究室の分析装置とは異なり、セルフケア療法における携帯型測定装置は、予期せぬ非常に異なる環境で使用される可能性がある。本発明によれば、個人のストレス履歴を考慮に入れて、大幅に延長した使い切り期間を重篤ではない状態で設定することが可能である。更に、非常に大きな干渉を検出し、信頼できない検査部材を使用しないようにすることが可能である。
有利な点として、使い切り期間は、1回以上の閾値違反の回数及び/又は絶対値によって異なるように調整される。
好適には、使い切り期間を、閾値違反が観測されない場合に延長することにより、ユーザの利便性を高めることができる。
この方向の別の改善により、使い切り期間を定義して検査マガジンを初めて使用した後の一定の初期期間、及び初期期間に続く可変延長期間を含めるようにして、延長期間のみが調整されるようにすることができる。このように、ユーザは、使い切り期間が一定である従来のシステムと比較した場合に、不具合を受けなくても済む。正確ではない検査結果を回避するために、使い切り期間は、所定の限界絶対値の閾値違反を1回行なった場合に終了に設定されると有利である。
また、使い切り期間は、閾値違反の累積回数が所定の最大回数、すなわち所定の整数値を超える場合に終了に設定されることが好ましい。これにより、簡単な方法で、手短なストレス検査を実施することができる。
安全性を更に向上させる場合、携帯型測定装置を構成して、使い切り期間中に、検査マガジンの使用を許可して検体検査を携帯型測定装置の検体測定ユニットで行なうようにし、それ以外の期間では、使用しないようにすると有利である。
この点における別の改善により、検査マガジンに付与される一定の有効期限の後に、検査マガジンを更に使用しないようにすることができる。
特定の実施形態は更に、事前設定閾値を、閾値違反に続く少なくとも所定の時点で下げることを含む。したがって、次の検査に干渉する影響を厳密に監視することができる。これは、検査部材が、環境に曝される測定装置の適用部位に連続して移送される場合に特に重要である。
初期使用と延長後の使用との差異を明確にするために、事前設定閾値を検査マガジンの初期使用期間の後の使い切り期間中に下げると特に有利である。したがって、次の延長後の使用期間における使用が、厳しい状態で可能になるに対し、初期使用期間におけるユーザの不便が回避される。詳細には、使用期間を延長する場合、このような対策は、検査テープの検査部材に設けられる検査化学物質の検体測定機能を低下させる可能性の主な原因となる。
この方向の別の改善により、検査マガジンの初期使用期間の後、少なくとも1つの環境パラメータの後続の測定と測定との間の期間を短くすることができる。
普通、ストレスチェックは、作動状態の測定装置に接続して行なって検体検査を行なう。非常に好ましい実施形態によれば、補助測定ユニットを自動的に、かつ検体測定とは独立に、所定の時点で好ましくはタイマーで作動させ、少なくとも1つの環境パラメータを、検体検査を行なうのとは独立に測定する。このように、ストレスパラメータに対するより厳格な追跡を、不要な検査労力を避けながら行なうことができる。
少なくとも1つの環境パラメータの測定に関して、関連する時点において携帯型測定装置が作動状態になっていない場合、測定装置の電源をユーザ介入なしに自動的に投入すると更に有利である。エネルギー消費を減らすために、補助測定ユニットを含む選択コンポーネントにだけ、測定装置の自動「作動」中に給電することも考えられる。
好適な実施態様によれば、最初の使用日付、有効期限、現在の(実際の)閾値違反、及び閾値違反の累積回数のうち少なくとも1つを含む検査マガジンの1つ以上の使用パラメータは、検査マガジンに割り当てられる、又は取り付けられる格納手段に格納することができる。これにより、異なるデバイスの異なるマガジンを互いに交換可能に使用することも可能である。
ユーザに対して閾値違反について通知を行なう、例えば測定装置のディスプレイで行なうと更に有利である。
本発明の別の態様は、携帯型測定装置及び検査マガジン、具体的には携帯型血中グルコース濃度測定装置及び検査テープカセットを含む医療検体検査システムに関するものであり、携帯型測定装置は、検体検査を、検査マガジン内に設けられる検査部材で連続して行なう検体測定ユニットを備え、携帯型測定装置は、温度及び湿度のうち少なくとも1つを含む少なくとも1つの環境パラメータを繰り返し測定するように構成される補助測定ユニットを備え、更には閾値違反を、測定環境パラメータを事前設定閾値と比較することによりチェックして、検査マガジンの使い切り期間を、閾値違反をチェックすることにより調整するように動作可能なプロセッサを備える。
以下に、本発明について、図面に概略的に示される好適な実施形態に基づいて更に説明される。
検査テープカセットを使用するように構成される携帯型血中グルコース濃度測定装置の底面図である。 外側包装体中の検査テープカセットを示している。 血中グルコース濃度測定装置内の包装体から出した状態の検査テープカセットの使い切り期間を制御する方法のフローチャートである。
図面では、体液中の検体を検査する、詳細には血液サンプル中のグルコース濃度を検査する医療検体検査システムの好適な実施形態が示されている。図1に示すように、システム10は少なくとも、携帯型血中グルコース濃度測定装置12と、測定装置12に挿入することができる使い捨て検査テープカセット14と、を備える。測定装置は、収納室16に設けられるバッテリ又は蓄電池から給電される。任意であるが、穿刺補助部材18が測定装置12に取り付けられて身体部位への穿刺を容易にして血液を採取するようになっている。
検体検査を実施する場合、測定装置12の先端カバー20を開放してサンプルを、カセット14の先端に設けられる能動検査部材22に、カセット14の回転可能な検査テープを利用して塗布することができる。次に、検体測定ユニット24は検体濃度を、例えば検査部材22を測光走査することにより測定することができる。検査結果は、ユーザに対して、測定装置12の上面に配置されるディスプレイ(図示せず)上に表示することができる。
カセット14は、複数の検査部材22が検査テープ上に設けられて連続して使用されるので、検査マガジンとして機能する。温度及び/又は湿度のような環境パラメータを測定する場合、補助測定ユニット26が、測定装置12のマイクロプロセッサ28に接続される。したがって、以下に更に説明するように、使用中のカセット14の使い切り期間を可変に設定することができる。
図2は、気密外側包装体30中の未使用カセット14を示している。この包装体の内部では、カセット14を乾燥剤で湿気から更に保護することができる。RFIDチップ32をカセット14の外側本体に取り付けて、測定装置12内で使用することができる情報を格納する。検査テープを、カセット14の密閉収納室に配置される供給スプール32に巻き付ける。検査部材22は、酵素が熱変性を起こし易い乾燥検査化学物質を含有する。湿気は検査化学物質も劣化させる。したがって、一定の有効期限を包装カセット14に付与して、RFIDチップ32に格納する。更に、カセット14を包装体から出して、測定装置12の内部に挿入すると、使い切り期間がカセット14について設定されて検査化学物質に必要な品質が保証される。
図3は、使い切り期間を可変制御する方法をフローチャートで示している。状態1では、測定装置12がRFIDチップ32を読み取って、カセット14が新品であるかどうかをチェックする。カセット14が新品であることが真である場合、状態2において、カセットの合計経年期間を導出する。有効期限を過ぎていないことが必須である。次に、有効期限と実際の日付との時間差が120日以下である場合に、延長可能な使い切り期間(変数MaxAge)を、例えば120日以下の最大期間として導出する。その後、使用/測定が初めて行われた日付をRFIDチップ32に書き込み、手順を終了させる。
カセットが新品ではない場合、状態5において、読み出したRFID情報を変数に代入する、すなわち測定が初めて行われた日付(DateOfFirstMeas)、過去の警告に関するフラグ(WarningSet)、及び警告の発生回数を合計した整数(NumWarningSet)を変数に代入する。
カセットの使用歴が既にある場合、環境条件に起因する「ストレス」をチェックする。状態6では、実際の周囲温度及び湿度を、補助測定ユニット26を利用して測定し、対応する変数(ActTemp,ActHum)を設定する。実際のWarningSetが偽である場合、すなわち警告が前の測定時に設定されていなかった場合、実際の周囲温度及び湿度を事前設定正常閾値と状態7において比較する。測定温度が温度閾値(TempTresh)を下回り、かつ測定湿度が湿度閾値(HumTresh)を下回る場合、警告を発信しない。しかしながら、閾値に違反する場合、警告フラグ(WarningSet)を真に設定し、警告設定回数(NumWarningSet)を1だけ増やす。
状態7の後の評価では更に、実際の周囲温度及び湿度を、正常閾値を上回る所定の限界絶対値(TempCrit及びHumCrit)と比較する。限界閾値違反が発生する場合、プロセスは状態12で終了し、所定のカセットについてのこれ以上の測定は許可されない。
状態7の後の評価に続いて、警告が発生する場合(状態9)、又は警告が発生しない場合、3つの事例を起こし得るカセットの実際の経年期間(ActAge)をチェックする。第1事例では、ActAgeが所定の初期期間、例えば90日以下である場合、手順が状態10において終了して、ユーザが検体測定を制約なしに実行することができるようになる。このモードでは、比較的広い測定間隔(MeasInterval)を設定して、次のチェックを将来時点で実行する。このようなチェックは、検体検査を行なうのとは独立に行なうことができる。この目的のために、補助測定ユニット26をタイマーで作動させることができる。更に、初期期間におけるカセットの利用効率を確保するために、閾値TempTresh及びHumTreshを上限限界値に近い値に設定することができる。
経年チェックの第2事例では、カセットが90日〜120日の延長後の使用期間に達する場合、ストレス検査を繰り返す測定間隔を短くする。この場合、測定装置12の利用可能なバッテリ電力により、ストレスチェックの繰り返し回数が制限されることに留意する必要がある。状態11の使用延長局面に移行すると、閾値TempTresh及びHumTreshを下げて更に厳しい限界値とすることにより、検査部材22の充分な検体測定機能が確保されるようにする。
言うまでもないが、経年チェックの第3事例では、実際の経年期間が、例えば120日の最長経年期間を過ぎてしまった場合、手順が状態12で終了し、検体測定を更に行なうことが許されない。
手順の重要局面は、前に閾値違反が発生した場合のストレス検査を強化することに関するものである。次の検査部材22が、カセット14の供給室の密閉部に接近することにより、環境による干渉が大きくなる影響を受け易くなることを考慮して、更に低い閾値TempTreshWarn及びHumTreshWarnを、警告を設定した(WarningSet=true)後の状態8において適用する。この評価では、閾値違反が観測されない場合に状態14になると、次の測定に関する警告をリセットし(WarningSet=false)、手順を経年チェックについて前に説明した通りに継続する。このように、ストレスチェックは、携帯型測定装置12を異なる場所に、例えば灼熱自動車内及び冷蔵庫内に保持している場合の検査品質には無意味となるような環境パラメータの平均値に基づいて行なわれることがない。
これとは異なり、警告閾値に繰り返し違反する場合、すなわちActTemp≧TempThresWarn及び/又はActHum≧HumThresWarnの関係がある場合、警告の累積回数NumWarningSetを状態13において増やす。次に、この回数が所定の最大回数を超える場合、使い切り期間を終了に設定し、これ以上の測定が状態12において許可されない。他の事例(NumWarningSet<MaxNumWarning)では、手順を上に説明した通り、経年チェックについて継続する。
ユーザには、閾値違反について、例えば測定装置12のディスプレイで通知することができる。システム10が状態12に達すると機能し続けることができるのに対し、それに応じて検体検査にフラグを立てることになるということも考えられる。

Claims (14)

  1. 携帯型測定装置(12)及び検査マガジン(14)、具体的には携帯型血中グルコース濃度測定装置(12)及び検査テープカセットを含む医療検体検査システム(10)を操作する方法であって、前記方法は:
    a)検体検査を連続して行なう前記携帯型測定装置(12)の複数の検査部材(22)を含む取り替え可能な検査マガジン(14)を提供するステップと、
    b)温度及び湿度のうち少なくとも1つを含む少なくとも1つの環境パラメータを、前記携帯型測定装置(12)の補助測定ユニット(26)を利用して様々な時点で測定するステップと、
    c)閾値違反について、前記少なくとも1つの測定環境パラメータを事前設定閾値と比較することによりチェックするステップと、を含み、更に、前記検査マガジン(14)の初期使用期間の後に、前記事前設定閾値を下げることを含み、
    d)前記検査マガジン(14)の使い切り期間を、ステップc)における前記チェックに基づいて調整するステップと、を含む方法。
  2. 前記使い切り期間は、1回以上の閾値違反の回数及び/又は絶対値によって異なるように調整される請求項1に記載の方法。
  3. 前記使い切り期間は、閾値違反が観測されない場合に延長される請求項1又は2に記載の方法。
  4. 更に、前記使い切り期間を定義して前記検査マガジン(14)を初めて使用した後の一定の初期期間、及び前記初期期間に続く可変延長期間を含めることを含む請求項1〜3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記使い切り期間は、所定の限界絶対値の閾値違反を1回行なった場合に終了に設定される請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記使い切り期間は、閾値違反の累積回数が所定の最大回数を超える場合に終了に設定される請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 更に、前記携帯型測定装置(12)を構成して、前記使い切り期間中に、前記検査マガジン(14)の使用を許可して検体検査を前記携帯型測定装置(12)の検体測定ユニット(24)で行なうようにし、それ以外の期間では、使用しないようにすることを含む請求項1〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記検査マガジン(14)に付与される一定の有効期限の後に、前記検査マガジン(14)を更に使用しないようにする請求項1〜7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 更に、前記事前設定閾値を、閾値違反に続く少なくとも所定の時点で下げることを含む請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 更に、前記検査マガジン(14)の初期使用期間の後、前記少なくとも1つの環境パラメータの後続の測定と測定との間の期間を短くすることを含む請求項1〜9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 更に、検体検査を行なうのとは独立に、前記補助測定ユニット(26)を作動させて、前記少なくとも1つの環境パラメータを測定することを含む請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 更に、最初の使用日付、有効期限、現在の閾値違反、及び閾値違反の累積回数のうち少なくとも1つを含む前記検査マガジン(14)の1つ以上の使用パラメータを、前記検査マガジン(14)に割り当てられる、または取り付けられる格納手段(32)に格納することを含む請求項1〜11のいずれか1項に記載の方法。
  13. 更に、ユーザに対して閾値違反について通知を行なうことを含む請求項1〜12のいずれか1項に記載の方法。
  14. 携帯型測定装置(12)及び検査マガジン(14)、具体的には携帯型血中グルコース濃度測定装置及び検査テープカセットを含む医療検体検査システム(10)であって、前記携帯型測定装置(12)は、検体検査を、前記検査マガジン(14)内に設けられる検査部材(22)で連続して行なう検体測定ユニット(24)を備え、
    前記携帯型測定装置(12)は、温度及び湿度のうち少なくとも1つを含む少なくとも1つの環境パラメータを繰り返し測定するように構成される補助測定ユニット(26)を備え、更には閾値違反を、前記測定環境パラメータを事前設定閾値と比較することによりチェックして、前記検査マガジン(14)の使い切り期間を、閾値違反をチェックすることにより調整するように動作可能なプロセッサ(28)を備え、前記プロセッサが、前記検査マガジン(14)の初期使用期間の後に前記事前設定閾値を下げるようにさらに構成されることを特徴とする医療検体検査システム(10)。
JP2018559854A 2016-05-11 2017-05-11 医療検体検査システム及び医療検体検査システムの操作方法 Active JP6959262B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16169232.2 2016-05-11
EP16169232 2016-05-11
PCT/EP2017/061390 WO2017194703A1 (en) 2016-05-11 2017-05-11 Medical analyte testing system and operating method therefor

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2019520556A JP2019520556A (ja) 2019-07-18
JP2019520556A5 JP2019520556A5 (ja) 2020-06-25
JP6959262B2 true JP6959262B2 (ja) 2021-11-02

Family

ID=55968970

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018559854A Active JP6959262B2 (ja) 2016-05-11 2017-05-11 医療検体検査システム及び医療検体検査システムの操作方法

Country Status (7)

Country Link
US (1) US11067588B2 (ja)
EP (1) EP3455622B1 (ja)
JP (1) JP6959262B2 (ja)
KR (1) KR102182444B1 (ja)
CN (1) CN109154594B (ja)
CA (1) CA3021364C (ja)
WO (1) WO2017194703A1 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2019175738A1 (en) * 2018-03-12 2019-09-19 Beckman Coulter Inc. Monitoring of reagents

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5510082A (en) 1993-01-25 1996-04-23 Fuji Photo Film Co., Ltd. Chemical analysis film supplier
JP4434357B2 (ja) * 1999-04-27 2010-03-17 株式会社東芝 自動分析装置
US20060030049A1 (en) * 2004-08-04 2006-02-09 Imi Vision Limited Apparatus for diagnostic testing and method
EP1881322B8 (de) * 2006-07-18 2011-09-28 Roche Diagnostics GmbH Bauraumoptimiertes tragbares Messsystem
EP2015067A1 (de) * 2007-06-15 2009-01-14 Roche Diagnostics GmbH System zur Messung einer Analytkonzentration einer Körperflüssigkeitsprobe
JP2010008100A (ja) * 2008-06-24 2010-01-14 Sharp Corp マイクロ流路型センサチップ、および測定装置
US8301395B2 (en) 2008-09-22 2012-10-30 Abbott Diabetes Care Inc. Analyte testing systems
WO2010091102A1 (en) * 2009-02-04 2010-08-12 Abbott Diabetes Care Inc. Multi-function analyte test device and methods therefor
US8753290B2 (en) * 2009-03-27 2014-06-17 Intellectual Inspiration, Llc Fluid transfer system and method
WO2011122541A1 (ja) 2010-03-30 2011-10-06 アークレイ株式会社 分析装置、品質確認装置、及び品質確認方法
KR20150079965A (ko) * 2012-12-04 2015-07-08 에프. 호프만-라 로슈 아게 헤마토크리트 정정을 위한 방법 및 그 방법을 위해 구성된 글루코스 측정기

Also Published As

Publication number Publication date
US20190072574A1 (en) 2019-03-07
CA3021364A1 (en) 2017-11-16
CN109154594A (zh) 2019-01-04
WO2017194703A1 (en) 2017-11-16
EP3455622B1 (en) 2020-07-08
CA3021364C (en) 2022-03-29
KR20180124129A (ko) 2018-11-20
EP3455622A1 (en) 2019-03-20
KR102182444B1 (ko) 2020-11-25
US11067588B2 (en) 2021-07-20
JP2019520556A (ja) 2019-07-18
CN109154594B (zh) 2020-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6356691B2 (ja) ヘマトクリットを補正する方法およびそのために適合させた血糖測定器
JP4675898B2 (ja) 体液検査用テスト装置
JP2008525764A (ja) 流動性媒体中の物質濃度の測定用の測定システム
JP6959262B2 (ja) 医療検体検査システム及び医療検体検査システムの操作方法
BRPI0911500B1 (pt) Processo e dispositivo para determinar a umidade relativa de um aparelho elétrico carregado com líquido isolante
US9151741B2 (en) RFID-based devices and methods for initializing a sensor
BRPI0718784A2 (pt) Dispositivo e método de sensoriamento
ES2875281T3 (es) Dispositivo y método de identificación y monitorización de un kit de reactivos de un sistema analítico
JP2007199048A (ja) 感知センサ及び濃度測定器
CN105066456B (zh) 水温检测装置、水箱和水温检测方法
JP5785933B2 (ja) 分析装置、品質確認装置、及び品質確認方法
JP2019520556A5 (ja)
JP2010201165A (ja) 皮膚パラメータの変化を測定するためのシステム
JP2013024797A (ja) 分析装置および分析方法
CN206965759U (zh) 吸水树脂吸水倍率测试专用烧杯
JP2002131315A (ja) 分析エレメントの適合性を検査する方法
JP2001208893A (ja) 線源収納容器
JPH11175681A (ja) 携帯可搬電子データ担体
JP6233068B2 (ja) 高圧カットアウト用ヒューズ劣化診断装置および劣化診断方法
JP2005069969A (ja) 消毒液の濃度測定方法とその装置
US20230033001A1 (en) Method for automatic and sterile-container-specific detection of sterilisation cycles carried out by a sterile container
BR102016021951A2 (pt) Dispositivo avaliador de transdutores
Brinkman et al. Nasogastric Tube Placement Verification System
JPH06242245A (ja) 蛍光ガラス線量計読取装置
JPH0331748A (ja) 生化学分析装置

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20181112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200508

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200508

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210406

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210705

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211007

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6959262

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150