JP6959193B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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Description

本発明は、組合せ計量装置に関する。
組合せ計量機は、複数の計量部に供給された被計量物をそれぞれ計量し、計量済みの各被計量物を目標量分組合せてひとまとめにして排出する(特許文献1、特許文献2等参照)。組合せ計量装置は、目標量に対する組合せ量の精度を高くするために、各計量部へ被計量物を安定して供給する必要がある。各計量部は、それぞれに設けられた供給コンベアから被計量物が供給される。それぞれの供給コンベアは、例えば間欠搬送することにより、所定量の被計量物を各計量部へ供給する。従来、この各供給コンベアには、各計量部へ被計量物を均等に供給できるよう、被計量物を人手により小分けしながら振り分けていた。
特開2000−337951号公報 特開2013−156072号公報
供給コンベアは、例えば間欠搬送することにより、所定量の被計量物を各計量部へ供給することから、搬送面上での被計量物が、略均等に均されていることが望ましい。
しかしながら、各計量部へ被計量物を略均等となるように、人手により連続して小分けしながら各供給コンベアへ振り分ける作業は、多大な労力を要する。一方、トレイなどに載せた被計量物を、トレイの傾斜動作により、供給コンベアへ供給することも考えられるが、トレイ上の被計量物が一度に全てが滑落し、送り出されてしまい、安定供給が困難とされていた。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その目的は、転がりにくいが滑りやすいカット野菜などの被計量物を供給コンベアへ安定して自動供給できる組合せ計量装置を提供することにある。
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
本発明の請求項1記載の組合せ計量装置1は、供給部2から供給される被計量物Wを、高さ方向に並んだ複数のカップが水平方向に並んで構成される組合せ計量部3にて所定量となるように各列の前記カップを組み合わせて排出する組合せ計量装置1であって、前記供給部2から供給された被計量物Wを、搬送路に受けて延在方向に沿って移動して、端部から前記組合せ計量部3のカップの最上段のカップに投下する搬送部8を有する組合せ計量装置1において、
前記供給部2を構成するトレイ7の前記被計量物Wが接する載置面21が、投下方向に向かって滑りやすくなるような複数の面部で構成されており、
前記トレイ7を前記投下方向に向けて前記載置面21が下るように傾斜させる傾動部26を有し、
前記搬送部8への前記被計量物Wの投入を分散制御することを特徴とする。
この組合せ計量装置1では、トレイ7の載置面21が、投下方向に向かって滑りやすく、例えば摩擦力が小さくなるような複数の面部で構成される。トレイ7は、傾動部26により、載置面21が徐々に傾斜するように傾動される。載置面21は、下り方向の端が最も摩擦力が小さく滑りやすい面部となる。このため、傾斜角度の増加に伴って、最初に下り方向端の面部が被計量物Wが滑落しない最大角である安息角αに到達する。載置面21の傾斜角度がさらに増加すると、この下側の面部が安息角αを越え、載置されている被計量物Wが滑落する。滑落した被計量物Wは、トレイ7から搬送部8へ投入となる。
傾動部26は、被計量物Wが搬送部8から無くなる直前に、傾斜角度がさらに大きくなるようにトレイ7を傾動する。トレイ7は、傾斜角度がさらに大きくなると、上側に隣接する面部が安息角αを越える。これにより、今度は上側の面部に載置された被計量物Wが滑落し、搬送部8へ投入となる。
トレイ7による供給は、複数の面部に収容される全ての被計量物Wがなくなるまで続けられる。つまり、トレイ7は、複数の面部の下側から、面部同士の境で区切られる1区画ずつ1バッチ分の被計量物Wを滑落させて行くことができる。
本発明の請求項2記載の組合せ計量装置1は、請求項1記載の組合せ計量装置であって、
前記載置面46の各面部が、前記投下方向に向かって下る傾斜面35〜38よりなるとともに、投下方向に向かってそれぞれの傾斜面35〜38の傾斜角度が増すように形成され、
前記傾動部26による角度増加時に、前記各傾斜面35〜38が、徐々に安息角αを越えるようにそれぞれ設定されていることを特徴とする。
この組合せ計量装置1では、各面部が、投下方向に向かって下る傾斜面35〜38で形成される。また、この傾斜面35〜38は、投下方向に向かってそれぞれの面の傾斜角度が増すように形成される。各傾斜面35〜38は、傾動部26による角度増加時に、投下方向の下側から上側に向かって徐々に安息角αを越える。つまり、トレイ7は、それぞれの傾斜面35〜38に設定した角度の変化により、被計量物Wを下側の傾斜面から少しずつ切り出すように、つまり隣り合う傾斜面と傾斜面との境である凸稜線40の位置にて分割されて投下となる。
本発明の請求項3記載の組合せ計量装置1は、請求項1記載の組合せ計量装置であって、
前記載置面の各面部が、前記投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなる表面処理を施されていることを特徴とする。
この組合せ計量装置1では、載置面46,56の各面部が、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなるように表面処理されている。表面処理は、例えば異なるエンボスを施すエンボス面47〜50により、各面部に摩擦抵抗の違いを付与できる。この場合、エンボス面が、被計量物Wとの摩擦が小さく、被計量物Wが滑りやすい。一方、平滑面は、被計量物Wが密着するので滑りにくい。載置面21は、摩擦係数を変えた滑りやすい面部と、その隣の滑りにくい面部との境界51で被計量物Wを分離,分割しやすくできる。載置面21は、エンボスの種類を複数にすることで、つまり摩擦抵抗を変えて複数面で構成することで、複数の面部ごとの分離が可能となる。これにより、平らな真っ直ぐな面(載置面56)に、投下方向に向かって安息角αがそれぞれ小さくなる複数の面部を並べて構成できる。
本発明の請求項4記載の組合せ計量装置1は、請求項1〜3のいずれか1つに記載の組合せ計量装置であって、
前記供給部2のトレイ7には、前記各カップに対応するように投入口23を区切る仕切り板24が載置面21に沿って設けられることを特徴とする。
この組合せ計量装置1では、横一列に並んだ組合せ計量部3の各カップに対応して仕切り板24が配置される。すなわち、仕切り板24は、載置面21を搬送部8ごとに区切る。この仕切り板24により、載置面21には、各搬送部8に対応した投入口23が画成される。被計量物Wは、仕切り板24の高さに合わせて、トレイ7内に収容することで、嵩が定量になる。載置面21に収容された被計量物Wは、仕切られた列ごとに偏らずに、それぞれの搬送部8へ供給される。
本発明の請求項5記載の組合せ計量装置1は、請求項4記載の組合せ計量装置であって、
前記供給部2と前記搬送部8との間に、ホッパ25を具備し、前記仕切り板24にて区切られた前記被計量物Wをそれぞれに受け、前記組合せ計量部3の各最上段カップに対応して配置される各搬送部8にそれぞれ供給させることを特徴とする。
この組合せ計量装置1では、傾斜した載置面21から滑落する被計量物Wが、一旦、ホッパ25に受けられる。これにより、滑落の勢いにより散らばる虞のある被計量物Wをまとめて、搬送部8の所望の位置に投入できる。
本発明の請求項6記載の組合せ計量装置1は、請求項1〜5のいずれか1つに記載の組合せ計量装置であって、
前記トレイ7には、前記載置面21の投下方向端部に位置して、前記載置面21に近接する下縁に重錘34を備え、上縁が回転自在に支持される抑え板32が設けられ、前記傾動部26に連動して揺動し、前記トレイ7の傾斜によって前記載置面21から滑落する前記被計量物Wに接触することを特徴とする。
この組合せ計量装置1では、抑え板32が、トレイ7から滑落する被計量物Wに接触し、被計量物Wの出過ぎを抑えるよう働く。抑え板32は、重錘34に作用する重力が抑止力となる。これにより、抑え板32は、トレイ7の載置面21を滑落する被計量物Wが、勢い良く飛び出さないように、重力による加速を抑えることができる。
本発明に係る請求項1記載の組合せ計量装置によれば、転がりにくいが滑りやすい素材であるカット野菜やフレーク状素材などの被計量物を搬送部へ過剰にならずに安定して所定量ごとに自動供給できる。
本発明に係る請求項2記載の組合せ計量装置によれば、トレイ上の被計量物を、ほぼ等しい量に分割して徐々に送り出すことができる。
本発明に係る請求項3記載の組合せ計量装置によれば、トレイの載置面を平らな面で構成でき、トレイの構造を簡易にできる。
本発明に係る請求項4記載の組合せ計量装置によれば、被計量物を載置面の全面に一様に行き渡らせることで、各搬送部へ被計量物を偏りなく振り分けできる。
本発明に係る請求項5記載の組合せ計量装置によれば、慣性による被計量物の飛び出し等を抑制し、搬送部に被計量物を安定供給できる。
本発明に係る請求項6記載の組合せ計量装置によれば、抑え板が、トレイから滑落する被計量物の出過ぎを抑えるよう働き、被計量物が、勢い良く飛び出さないように、重力による加速を抑えることができる。
本発明が適用される組合せ計量装置の基本構造を示す正面図である。 図1に示した組合せ計量装置の側面図である。 図1に示した供給部の斜視図である。 図3に示した供給部の一部分を省略した側面図である。 トレイの傾動状況を表す説明図である。 異なる安息角で各面部が形成された載置面の側面図である。 被計量物の供給経路を示す模式図である。 (a)は被計量物を投入した直後の動作説明図、(b)は最下部の面部が安息角を越えて滑落が始まった時の動作説明図である。 (a)は下から2つめの面部が安息角を越えて滑落が始まった時の動作説明図、(b)は同様に下から3つめの面部の動作説明図、(c)は同様に下から4つめ(最上部)の面部の動作説明図である。 載置面の変形例を示すトレイの側面図である。 各面部のそれぞれに異なる傾斜面及びエンボスが形成された変形例に係るトレイの説明図である。 (a)は各面部のそれぞれに異なるエンボスが形成された変形例に係るトレイの要部平面図、(b)は(a)の側面図である。 図12に示した変形例による被計量物の供給経路を示す模式図である。 異なる安息角の傾斜面が連続して設けられた変形例に係るトレイの側面図である。 図14に示した変形例による被計量物の供給経路を示す模式図である。 載置面が曲面で形成される変形例に係るトレイの側面図である。 図16に示した変形例による被計量物Wの供給経路を示す模式図である。 被計量物を中央に集合させて排出する変形例に係る組合せ計量装置の正面図である。
以下、本発明に係る実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明が適用される組合せ計量装置1の基本構造を示す正面図である。
本実施形態に係る組合せ計量装置1は、供給部2と、組合せ計量部3と、集合部4と、排出シュート5と、を主要な構成として有する。これらは、筐体6に設けられる。供給部2は、さらに、トレイ7と、搬送部としての供給コンベア8と、搬送駆動部9と、を有する。トレイ7は、被計量物W(図8参照)を収容する。供給コンベア8は、最上段のカップに応じ複数が並設され、トレイ7から供給された被計量物Wを、各カップへ供給する。搬送駆動部9は、防水処理されたケース10にモータ11等を含む駆動源を収容し、供給コンベア8を駆動する。なお、搬送部は、上記供給コンベア8の他に、振動搬送型のフィーダーなどで構成してもよい。
組合せ計量部3は、高さ方向に並んだ複数のカップが水平方向に並んで構成される。組合せ計量部3は、トレイ7から供給された被計量物Wを、所定量となるように各列のカップを組み合わせて排出する。この際、組合せ計量部3は、被計量物Wを、目標値となる所定量を満たした状態にして排出する。組合せ計量部3は、複数個(図例は8個)のカップが横に並んで列をなし、この列が縦に複数段(図例は3段)設けられる。各カップは、上下が開口された中空に形成され、下部には底となるシャッタ12を有し、シャッタ12の開閉動作によって被計量物Wを下の段に落下排出する。
図2は図1に示した組合せ計量装置1の側面図である。
各カップは、最上段のカップが計量前の被計量物Wを貯留するプールカップ13、中段のカップが計量カップ14、下段のカップが計量後の被計量物Wを一時貯留し、所定量となるように複数のカップを選択的に組み合わせるためのメモリカップ15である。計量カップ14は、計量器16を具備する。各カップは、上下が開口された中空に形成され、下部には駆動装置17により水平方向に移動するシャッタ12を有し、シャッタ12の移動でカップ内の被計量物Wを1段下に落下排出する。
組合せ計量部3の下部には、選択されたメモリカップ15から排出された被計量物Wを一カ所にまとめる集合部4が設けられている。集合部4は、集合コンベア18を備える。集合コンベア18は、所定量となった被計量物Wを集め、排出シュート5から下部搬送装置19に落下排出する。下部搬送装置19は、下部搬送駆動部20により駆動されて、選別した被計量物Wを商品として排出する。
このように、本実施の形態に係る組合せ計量装置1は、供給部2から供給される被計量物Wを、縦に並んだ複数のカップが横一列に並んで構成される組合せ計量部3にて所定量となるように各列のカップを組み合わせて排出する組合せ計量装置1であって、供給部2から供給された被計量物Wを、搬送路に受けて延在方向に沿って移動して、端部から組合せ計量部3のカップの最上段のカップに投下する供給コンベア8を、基本構造として有している。
組合せ計量装置1において、想定される被計量物Wは食材であって、傾斜によって、滑らせて、落とせるものが対象となる。この被計量物Wとしては、例えば茹でたカット野菜など野菜全般が好適となる。分離しやすいことが必要となり、肉のような柔らかい不定型、粘度状、絡まるものや、ボールのような転がるもの、さらには、粉物でもない。また、被計量物Wとしては、フレーク状素材、例えば鮭フレークなどであってもよく、さらに食材以外に、その他の工業製品であってもよい。
図3は図1に示した供給部2の斜視図である。
供給部2を構成するトレイ7は、被計量物Wが接する載置面21を有する。トレイ7は、略方形箱状で、その底面が一対の外側板22に挟まれた載置面21となる。
トレイ7には、各カップに対応するように、投入口23を区切る複数枚(図例では7枚)の平行な仕切り板24が載置面21に沿って設けられる。トレイ7は、この仕切り板24の上縁側が被計量物Wの投入側となる。被計量物Wは、この仕切り板24の高さに合わせて、トレイ7内に収容される。投入口23の先には、上記の供給コンベア8が配置される。
トレイ7の投入口23と各供給コンベア8との間には、図1に示すホッパ25が設けられる。ホッパ25は、組合せ計量部3の各最上段カップに対応して配置される。ホッパ25は、仕切り板24にて区切られた被計量物Wを、それぞれの投入口23から受けた後、各供給コンベア8に供給する。
トレイ7は、傾動部26を介してフレーム27に設けられる。フレーム27は、筐体6に支持される。傾動部26は、カップが並ぶ横方向に延在して、トレイ7に固定される軸28を有する。軸28は、軸受29を介してフレーム27に回転自在に支持される。これにより、トレイ7は、傾動部26を介して筐体6に揺動自在となる。
図4は図3に示した供給部2の一部分を省略した側面図である。
傾動部26は、筐体6にシリンダ部が支持され、このシリンダ部から駆動軸30が進退するピストン31を有する。ピストン31は、駆動軸30が、軸28を挟んで投入口23と反対側となる位置で載置面21の下面に連結される。
各投入口23には、抑え板32が設けられる。抑え板32は、投入口23の開口面と略同一の面積を有して、投入口23を塞ぐ。抑え板32の上縁は、外側板22と仕切り板24との間や、仕切り板24同士の間に設けられた揺動軸33により回転自在に支持される。抑え板32の最下縁には、重錘34が設けられる。抑え板32は、トレイ7から滑落する被計量物Wに接触し、被計量物Wの出過ぎを抑えるよう働く。抑え板32は、重錘34に作用する重力が抑止力となる。これにより、抑え板32は、トレイ7の載置面21を滑落する被計量物Wが、勢い良く飛び出さないように、重力による加速を抑えることができる。
図5はトレイ7の傾動状況を表す説明図である。
トレイ7は、ピストン31が駆動されて駆動軸30が進出すると、軸28を中心に回転して、載置面21が傾斜する方向に揺動する。すなわち、傾動部26は、トレイ7を投入口23に向けて載置面21が下るように傾斜させる。そして、トレイ7の傾きに応じて、抑え板32が揺動し、抑え板32は重錘34によって略垂直を保とうとする。
図6は異なる安息角で各面部が形成された載置面21の側面図である。
ここで、載置面21は、投下方向に向かって、滑りやすく、つまり摩擦力が小さくなるような複数の面部で構成されている。
本実施の形態に係る組合せ計量装置1では、各面部が、投下方向に向かって下る傾斜面よりなるとともに、投下方向に向かってそれぞれの傾斜面の傾斜角度が増すように形成されている。すなわち、載置面21は、傾動部26による角度増加時に、4つの傾斜面35.36,37,38の傾斜角度θ1,θ2,θ3,θ4が、徐々に安息角を越えるよう(θ1>θ2>θ3>θ4)にそれぞれ設定されている。なお、傾斜面の数はこれに限定されない。載置面21は、それぞれの傾斜面の間に、平坦部39が配置される。すなわち、各傾斜面35〜38と平坦部39との間は、稜線部分で接続され、各傾斜面35,36,37とその上側に位置する平坦部39との間は凸稜線40に、各平坦部39とその上側に位置する傾斜面36,37,38との間は凹稜線41となって、載置面21は略階段状に形成される。これにより、供給部2は、トレイ7の傾動により、供給コンベア8への被計量物Wの投入を振り分け制御可能としている。
図7は被計量物Wの供給経路を示す模式図である。
トレイ7に入れられた被計量物Wは、トレイ7の傾動に伴って、各傾斜面35,36,37,38の被計量物Wが凸稜線40の位置で分離されてホッパ25へ投入される。分離されて投入された被計量物Wは、例えば供給コンベア8の搬送面を満たす量で供給される。供給コンベア8は、例えば間欠運転することにより、一回の搬送で搬送面上の被計量物Wを小分けしながら、最上段のプールカップ13に供給して行くことになる。
次に、上記した構成の作用を説明する。
図8(a)は被計量物Wを投入した直後の動作説明図、(b)は最下部の面部が安息角αを越えて滑落が始まった時の動作説明図である。
本実施の形態に係る組合せ計量装置1では、図8(a)に示すように、被計量物Wが、供給部2を構成するトレイ7に入れられる。被計量物Wは、トレイ7の載置面21に敷きつめるようにして偏りなく収容される。トレイ7の載置面21は、投下方向に向かって摩擦力が小さくなるような複数の面部で構成される。
このトレイ7は、傾動部26により、載置面21が徐々に傾斜するように傾動される。トレイ7は、載置面21の下り方向の端が、供給コンベア8への投入口23となる。つまり、傾動部26は、投入口23に向けて載置面21が下るようにトレイ7を傾斜させる。
傾動部26は、被計量物Wが載置面21に収容された状態から、載置面21の傾斜角度が徐々に増えるようにトレイ7を傾動する。載置面21は、下り方向の端が最も摩擦力が小さい滑りやすい面部となる。このため、傾斜角度の増加に伴って、最初に下り方向端の面部である傾斜面35が安息角α、つまり被計量物Wが滑落しない最大角に到達する。載置面21の傾斜角度がさらに増加すると、図8(b)に示すように、この下側の傾斜面35が安息角αを越え、載置されている被計量物Wが滑落する。このとき、傾斜面35とその上側に位置する平坦部39との間の凸稜線40が境界となり、被計量物Wは、この位置で分離する。すなわち、載置面21上における傾斜面35に載置された被計量物Wのみが滑落となる。凸稜線40よりも上側の被計量物Wは載置面21に残留し、つまり、安息角αに達していない平坦面39と、この平坦部39より上側の傾斜面36との間の凹稜線41とで被計量物Wの滑落が防がれ、平坦面39よりも上側の被計量物Wは投入口23へと移動しない。滑落した被計量物Wは、トレイ7の投入口23から供給コンベア8へ投入される。
被計量物Wが投入された供給コンベア8は、例えば間欠搬送することにより、1回の搬送動作ごとに被計量物Wを小分けしながら組合せ計量部3へ供給する。小分けした被計量物Wの総量が、滑落して投入された被計量物Wの量に達すると、供給コンベア8の搬送面には被計量物Wが無くなる。
傾動部26は、被計量物Wが供給コンベア8から無くなる直前に、傾斜角度がさらに大きくなるようにトレイ7を傾動する。トレイ7は、傾斜角度がさらに大きくなると、上側に隣接する面部である傾斜面36が安息角αを越える。これにより、今度は上側の傾斜面36に載置された被計量物Wが滑落し、供給コンベア8へ投入される。
図9(a)は下から2つめの面部が安息角αを越えて滑落が始まった時の動作説明図、(b)は同様に下から3つめの面部の動作説明図、(c)は同様に下から4つめ(最上部)の面部の動作説明図である。
このようにして、供給コンベア8には、搬送面から被計量物Wがなくなる直前に、トレイ7から被計量物Wが供給される。このトレイ7による供給は、図9の(a)〜(c)に示すように、複数の面部である傾斜面上に収容される全ての被計量物Wがなくなるまで続けられる。つまり、トレイ7は、複数の面部の下側から、凸稜線40で区切られる1区画ずつ1バッチ分の被計量物Wを滑落させて行くことができる。これにより、供給部2は、被計量物Wを、定量および定間隔で供給できる。すなわち、この供給は、被計量物Wの供給コンベア8への投入を分散制御することであり、間欠的に供給を行うなど、被計量物Wの供給量の制御や、供給時間,供給タイミングの制御など、被計量物Wの供給を一時的に留めて待機させる、或いは供給コンベア8が空になってから供給するなど、種々の供給方法を実現することが可能となる。
作業者は、トレイ7に被計量物Wを投入し収容したら、例えばスタートボタンを押すだけとなる。その後、トレイ7は、徐々に自動的に傾いて1バッチ分の供給を複数回、本実施の形態では4回行う。作業者は、トレイ7上の被計量物Wが無くなると供給を行う。これにより、作業者は、複数バッチ分の供給が行われる間、供給作業や均し作業を不要にすることができる。
なお、トレイ7は、それぞれの投入口23に、抑え板32が設けられている。抑え板32は、載置面21の各面部における摩擦だけでなく、被計量物Wの投入量を微調整する補助部材として設けられる。抑え板32は、重錘34の質量を変えることにより、投入口23から出る被計量物Wの投入量を微調整することも可能となる。
また、本実施の形態に係る組合せ計量装置1では、各面部が、投下方向に向かって下る傾斜面で形成される。この傾斜面は、投下方向に向かってそれぞれの面部の傾斜角度が増すように形成される。各面部は、傾動部26による角度増加時に、投下方向の下側から上側に向かって徐々に安息角αを越える。つまり、トレイ7は、それぞれの面部に設定した角度の変化により、図8(b),図9(a)〜(c)に示したように、被計量物Wを下側の面部から面部間の凸稜線40を境にして切り出すように作用する。その結果、供給部2は、トレイ7上の被計量物Wを、ほぼ等しい量に分割して徐々に送り出すことができる。また、各面部は傾斜面35〜38と平坦面39で構成し、平坦面39とその上側の傾斜面との境には、凹稜線41が形成され、載置面21としては凹部となる。この凹部では被計量物Wを留め滑落を防ぐような作用を発揮して、平坦面39から下側の傾斜面との凸稜線40の位置で被計量物Wを区切り、分離,分割する。そしてこの凸稜線40より下側が安息角αを超えた際に滑落し、凸稜線40より上側が残留するようになる。
また、組合せ計量装置1では、横一列に並んだ組合せ計量部3の各カップに対応して仕切り板24が配置される。仕切り板24は、載置面21を供給コンベア8ごとに区切る。この仕切り板24により、載置面21には、各供給コンベア8に対応した投入口23が画成される。被計量物Wを、仕切り板24の高さに合わせて、トレイ7内に収容することで、嵩が定量に、すなわち、収容の際に別途計量などせずに、被計量物Wの量を常に定量で供給することができる。載置面21に収容された被計量物Wは、列ごとに偏らずに、それぞれの供給コンベア8へ供給することが可能となる。その結果、被計量物Wを載置面21の全面に一様に行き渡らせることで、各供給コンベア8へ被計量物Wを偏りなく振り分けできる。
さらに、この組合せ計量装置1では、傾斜した載置面21から滑落する被計量物Wが、一旦、ホッパ25に受けられる。これにより、滑落の勢いにより散らばる、或いはまとまらずに滑落する、さらには載置面21を滑落で通過する時間差を減らして被計量物Wを一時的にまとめて、供給コンベア8の所望の位置に投入できる。その結果、供給部2は、慣性による被計量物Wの飛び出しなどを抑制し、各供給コンベア8への供給状況をばらつかせずに被計量物Wを安定供給することができる。
なお、上述の実施形態において、載置面21における傾斜面35と平坦面39との間の凸稜線40は、所謂板材の山折り状に形成された面と面とを接続する形状よりなる構成であるが、これら面と面との境界である凸稜線40の位置は、その境界を明確にする手段として、摩擦抵抗の違う溝や突起のようなガイドを用いる構成としてもよい。例えば、図10に示すように、この凸稜線40に、さらにリブ状に突出させる部材を設け、隣り合う面を分け、境界を明確に構成することとしてもよく、凸稜線40に丸棒などの長尺部材を稜線に沿って設け、突条部40Aを構成することとしてもよい。この突条部40Aは、凸稜線40の長さ方向に亘って連続して、すなわちトレイ7の幅方向に連続して構成してもよく、或いは断続的に設けることとしてもよい。この突条部40Aによれば、載置面21の境界として明確になり、被計量物Wの滑落の際に、突条部40Aより下側と上側とで被計量物Wが区切られ、分離,分割がより確実となる。
次に、上記した実施の形態に係る組合せ計量装置1の変形例を説明する。
図11は各面部のそれぞれに異なる傾斜面及びエンボスが形成された変形例に係るトレイ45の説明図である。
組合せ計量装置1は、載置面46の各面部が、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなる表面処理、例えばエンボスを有するものであってもよい。この変形例においても、載置面46は、上記と同様に異なる角度の複数の傾斜面35,36,37,38で構成される。また、その傾斜面の間には、平坦部39が配置され、そして、各面のそれぞれの間に凸稜線40と凹稜線41が形成される。
それぞれの傾斜面35〜38には、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなるエンボス面47,48,49,50が形成される。従って、各傾斜面35〜38では、被計量物Wが単なる斜面による構成より滑落しやすくなっている。一方、平坦部39は、エンボスを形成しない平滑面、或いは異なる摩擦抵抗のエンボス面とすることにより、摩擦抵抗を大きく設定している。この平坦部39は、ブレーキ面52となり、各平坦部39では、被計量物Wが滑りにくくなっている。
このように、エンボス面よりなる傾斜面は、搬送抵抗の少ない面となって投入口23側のほうから滑りやすい面となっている。一方、平坦部39は、異なるエンボス面等で、滑りにくく滑落のブレーキがかかるようになって、上記同様に階段状に形成される。
この組合せ計量装置1では、載置面46の各面部が、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなるように表面処理されている。表面処理は、例えば異なるエンボスを施すことにより、各面部に摩擦抵抗の違いを付与できる。載置面46は、摩擦係数を変えた滑りやすい面部と、その隣の上側の滑りにくい面部(平坦部39)との境界51、すなわち凸稜線40の位置で、被計量物Wを分離、分割しやすくできる。
このように、エンボス面47〜50は、境界51を明確にする手段として有効となる。この他、境界51を明確にする手段としては、摩擦抵抗の違う溝や突起のようなガイドを用いてもよい。
図12(a)は各面部のそれぞれに異なるエンボスが形成された変形例に係るトレイ55の要部平面図、(b)は(a)の側面図である。
トレイ55は、載置面56におけるエンボスの種類を複数にすることで、複数の面部ごとの分離が可能となる。載置面56には、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなるエンボス面47,48,49,50が形成される。エンボス面同士の間には、ブレーキ面52が形成される。これにより、平らな真っ直ぐな面に、投下方向に向かって安息角が小さくなる複数の面部を並べて構成できる。つまり、トレイ55を傾斜する際に、各面部ごとに被計量物Wが滑落してしまう角度が設定されることとなり、すなわち、平らな面に並んだ各面部が、投入口23に向かうにつれ小さい安息角とされて、トレイ55の傾斜角度が徐々に大きくなることで被計量物Wの滑落が各面部ごとに、投入口23に近い位置から行われることになる。
図13は図12に示した変形例による被計量物Wの供給経路を示す模式図である。
平らな真っ直ぐな面に、投下方向に向かって安息角が小さくなる複数の面部を並べて構成したトレイ55によれば、トレイ55の載置面56を平板部材で構成でき、トレイ55の構造を簡易にできる。
図14は異なる安息角の傾斜面が連続して設けられた変形例に係るトレイ58の側面図である。
また、トレイ58は、上述した平坦部39を設けずに、傾斜面からなる各面部を連続させて載置面59を形成してもよい。この場合においても、各面部の傾斜面35,36,37,38は、傾斜角度θ1,θ2,θ3,θ4が、傾動部26の傾動に伴って徐々に安息角を越えるよう(θ1>θ2>θ3>θ4)にそれぞれ設定される。
図15は図14に示した変形例による被計量物Wの供給経路を示す模式図である。
平坦部39を設けずに、異なる傾斜角度の面部を連続させて構成したトレイ58によれば、平坦部39を設ける構造に比べ、載置面59を簡素に形成できる。そして、各傾斜面の間に形成される凸稜線40の位置で、被計量物Wが分離、分割されて滑落となる。
図16は載置面が曲面で形成される変形例に係るトレイ62の側面図である。
上述の実施形態では、段階的に角度変化を形成し投下方向に向かって傾斜角度が増すように、且つ、凸稜線40と凹稜線41とを有して略階段状に形成された載置面21よりなる例を示したが、投下方向に向かう傾斜角度を載置面の投下方向全長に亘って連続的に増すように形成して、凸曲面状、所謂R状に形成することとしても良い。この場合、図16に示すように、載置面63の曲率は略一定、すなわち円弧の一部とし、曲面の頂点付近をトレイ62の最奥位置として投下方向に向かって傾斜するよう配置する。載置面63には、前述の図11に示した例における載置面46と同様にエンボス面が設けられる。すなわち、図12に示した平らな載置面56を湾曲変形したような構成となる。
この図16に示す変形例における載置面63では、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなるエンボス面64,65,66,67が形成され、各エンボス面同士の間にエンボスの無い平滑面68が形成される。さらに、エンボス面と平滑面との間、具体的には平滑面68とその上側のエンボス面65の間、平滑面68とその上側のエンボス面66の間、及び、平滑面68とその上側のエンボス面67の間、のそれぞれには、上述した例と同様に突条部40Aが設けられる。また、上述の例と同様に投入口23には抑え板32を設けることが好ましい。
図17は図16に示した変形例による被計量物Wの供給経路を示す模式図である。
階段状ではなく、R面で構成したトレイ62によれば、凸稜線40や凹稜線41を形成し各傾斜面の傾斜角度を設定させる構造に比べ、載置面63を簡素に形成できる。そして、各エンボス面の間に設けられる平滑面68がブレーキ面となり、各突条部40Aの位置で、被計量物Wが分離、分割されて滑落となる。
なお、各エンボス面64,65,66,67については、載置面63が投下方向に向かって傾斜角度が連続して増えるような面であることから、各エンボス面64,65,66,67のエンボスを異ならせ、投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなるようにそれぞれを設定しなくても、各エンボス面のエンボスを同じ、すなわち摩擦抵抗を同じに設定し形成してもよく、載置面63の傾斜角度の違いで被計量物Wの滑り出しを異ならせることが可能であり、特に突条部40Aを備えることで、滑落する被計量物Wの分離,分割が突条部40Aの位置で確実に行われることとなる。
図18は被計量物Wを中央に集合させて排出する変形例に係る組合せ計量装置1の正面図である。
組合せ計量装置1は、集合部61が、2つの集合コンベア18を備えてもよい。2つの集合コンベア18,18のそれぞれには、選択されたメモリカップ15から排出された被計量物Wが投下される。一対の集合コンベア18,18の間、例えば中央には、排出シュート5が設けられる。2つの集合コンベア18,18は、投下された被計量物Wを中央に集め、所定量となった被計量物Wを排出シュート5に投入する。排出シュート5に投入された被計量物Wは、下部搬送装置19に排出される。2つの集合コンベア18を備える組合せ計量装置1によれば、集合コンベア18を1つとした構成に比べ、カップの並列数を増やして構成することができ、より目的の組合せ計量値に近づけることが可能となり、また、被計量物Wの集合及び排出時間を、短縮することができる。
なお、このような2つの集合コンベア18,18を備える構成の場合に、供給部2のトレイ7は、各集合コンベア18,18ごとに備える構成としても良く、例えば図18に示す右半部と左半部とで、それぞれに被計量物Wが各カップに供給を行うようにしてもよい。このような左右でそれぞれの構成とすることで、異なる素材を右半部と左半部とでそれぞれに計量し、中央の排出シュート5にて合流させ組み合わせるなどの組合せ計量装置を構成することが可能となる。
従って、実施の形態に係る組合せ計量装置1によれば、カット野菜など転がりにくいが滑りやすい被計量物Wを、供給コンベア8へ安定して自動供給できる。
1…組合せ計量装置
2…供給部
3…組合せ計量部
7…トレイ
8…搬送部(供給コンベア)
13…最上段カップ(プールカップ)
21…載置面
23…投入口
24…仕切り板
25…ホッパ
26…傾動部
35,36,37,38…傾斜面
α…安息角
W…被計量物

Claims (6)

  1. 供給部(2)から供給される被計量物(W)を、高さ方向に並んだ複数のカップが水平方向に並んで構成される組合せ計量部(3)にて所定量となるように各列の前記カップを組み合わせて排出する組合せ計量装置(1)であって、前記供給部から供給された被計量物を、搬送路に受けて延在方向に沿って移動して、端部から前記組合せ計量部のカップの最上段のカップ(13)に投下する搬送部(8)を有する組合せ計量装置において、
    前記供給部を構成するトレイ(7)の前記被計量物が接する載置面(21)が、投下方向に向かって滑りやすくなるような複数の面部で構成されており、
    前記トレイを前記投下方向に向けて前記載置面が下るように傾斜させる傾動部(26)を有し、
    前記搬送部への前記被計量物の投入を分散制御することを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 前記載置面の各面部が、前記投下方向に向かって下る傾斜面(35,36,37,38)よりなるとともに、投下方向に向かってそれぞれの傾斜面の傾斜角度が増すように形成され、
    前記傾動部による角度増加時に、前記各傾斜面が、徐々に安息角αを越えるようにそれぞれ設定されていることを特徴とする請求項1記載の組合せ計量装置。
  3. 前記載置面の各面部が、前記投下方向に向かって摩擦抵抗が小さくなる表面処理を施されていることを特徴とする請求項1記載の組合せ計量装置。
  4. 前記供給部のトレイには、前記各カップに対応するように投入口(23)を区切る仕切り板(24)が載置面に沿って設けられることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の組合せ計量装置。
  5. 前記供給部と前記搬送部との間に、ホッパ(25)を具備し、前記仕切り板にて区切られた前記被計量物をそれぞれに受け、前記組合せ計量部の各最上段カップに対応して配置される各搬送部にそれぞれ供給させることを特徴とする請求項4記載の組合せ計量装置。
  6. 前記トレイには、前記載置面の投下方向端部に位置して、前記載置面に近接する下縁に重錘(34)を備え、上縁が回転自在に支持される抑え板(32)が設けられ、前記傾動部に連動して揺動し、前記トレイの傾斜によって前記載置面から滑落する前記被計量物に接触することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の組合せ計量装置。
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