JP6957966B2 - 電子メール送受信者相関性判断システム - Google Patents

電子メール送受信者相関性判断システム Download PDF

Info

Publication number
JP6957966B2
JP6957966B2 JP2017095881A JP2017095881A JP6957966B2 JP 6957966 B2 JP6957966 B2 JP 6957966B2 JP 2017095881 A JP2017095881 A JP 2017095881A JP 2017095881 A JP2017095881 A JP 2017095881A JP 6957966 B2 JP6957966 B2 JP 6957966B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
reply
sender
user
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017095881A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018194908A (ja
Inventor
一晃 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2017095881A priority Critical patent/JP6957966B2/ja
Priority to US15/975,940 priority patent/US20180331994A1/en
Publication of JP2018194908A publication Critical patent/JP2018194908A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6957966B2 publication Critical patent/JP6957966B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/21Monitoring or handling of messages
    • H04L51/23Reliability checks, e.g. acknowledgments or fault reporting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/04Real-time or near real-time messaging, e.g. instant messaging [IM]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L51/00User-to-user messaging in packet-switching networks, transmitted according to store-and-forward or real-time protocols, e.g. e-mail
    • H04L51/48Message addressing, e.g. address format or anonymous messages, aliases

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、送受信した電子メールに基づいて、電子メールの送信者と受信者の相関性を判断し、相関マップを作成するメール送受信者相関性判断システムに関する。
現在、ビジネス等を進める上で、さまざまな情報のやり取りに電子メールを用いることは一般に広く普及している。電子メールでのやり取りを進める上では、使用しているアドレス毎に自社もしくは自分との関係性を把握しておくことは非常に重要である。しかし、コンピュータ内に保存された膨大な電子メールを全て確認し、各送信者と受信者の関係性を見つけるのは非常に労力と時間がかかっていた。それは、人間がメールを1件1件目視で確認し分析していたためである。そのため、上記の問題を解決する方法が多数提案されている。
たとえば、下記特許文献1には、送信者から受信者へ送られた電子メールの情報をもとに、送信者と受信者の相関図を作成することで、送信者と受信者の関係性を効率よく見つけ出すことの支援を行う方法が開示されている。
図16は、特許文献1に記載の方法によって作成される相関図の一例を示す。図16は、各ユーザを端子として、電子メールのやり取りをしたことのあるユーザ同士を線で結んだ形式の人物相関図を示す。図18は6人のユーザ(ユーザA〜F)の人物相関図を示す。図18に示すような相関図を表示することで、ユーザごとの関係性を容易に把握することができる。
特開2006−338448号公報
ところで、一のユーザが二つ以上の電子メールアドレスを使用する場合がある。例えば、旧姓の電子メールアドレスを新姓の電子メールアドレスのメールエイリアスとして使用している場合や、会社と自宅で電子メールアドレスを使い分けている場合等が挙げられる。
特許文献1に記載の方法では、前述したように一のユーザが二つ以上の電子メールアドレスを使用した場合、電子メールアドレスが異なるので、電子メールアドレス毎に異なる使用者がいると認識される。図19は、ユーザBが異なる2つの電子メールアドレス(アドレス1(tanaka@xyz.example)とアドレス2(yuko@xyz.example))を使用して、ユーザAと電子メールのやり取りをした場合に作成される相関図を示す。
図19では、アドレス1を使用したユーザとアドレス2を使用したユーザを、異なるユーザとして認識している。このように、同じユーザが複数の電子メールアドレスを使用している場合、電子メールアドレス毎に異なるユーザとして認識されるので、ユーザ毎の相関性を正確に認識することができないという問題がある。
この問題に対し、現在、対象者を特定し手動で一人の人物に訂正するということが行われているが、該訂正には手間がかかるので、このような場合であっても、正しくユーザ毎の相関性を認識することのできる方法が望まれている。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、一のユーザが複数の電子メールアドレスを使用する場合であっても、電子メールの送受信者の相関性を正確に認識することのできる電子メール送受信者相関性判断システムを提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]送信済みの送信電子メールに含まれる該送信電子メールに固有の識別情報と、前記送信電子メールより後で送信された返信電子メールに含まれている返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値とが一致すると認識した場合に、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者と、前記返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する判断部
を備え
前記判断部は、前記認識を行った場合に、前記送信電子メールで複数の宛先が指定されているときは、そのうちの1つの宛先の選択をユーザから受け、該選択された宛先の電子メールアドレスの使用者と、前記返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する
ことを特徴とする電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、送信電子メールに固有の識別情報と、その送信電子メールに対して返信された返信電子メールに含まれている返信元のメールに含まれていた固有の識別情報を示す値とが一致する場合は、該送信電子メールの宛先の電子メールアドレスと、該返信電子メールの差出元の電子メールアドレスが異なっていても、それらの使用者が同一人物である可能性が高いので、それらの使用者は同一人物であると判断する。
また上記発明では、送信電子メールにて複数の宛先が指定されている時は、そのうちの一つの宛先の選択をユーザから受け、その選択された宛先の電子メールアドレスと、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する。
[2]送信済みの送信電子メールに含まれる該送信電子メールに固有の識別情報と、前記送信電子メールより後で送信された返信電子メールに含まれている返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値とが一致すると認識した場合に、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者と、前記返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する判断部
を備え、
前記判断部は、前記送信電子メールより後で送信された前記送信電子メールの差出元を宛先とする返信電子メールであって、返信元の送信電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値が前記送信電子メールに固有の識別子と一致する返信電子メールが複数ある場合は、前記複数の返信電子メールのいずれについてもその差出元の電子メールアドレスの使用者と、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であるとする判断は行わない
ことを特徴とする電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、送信電子メールに固有の識別情報と同じ値の識別情報を、返信元の送信電子メールに固有の識別情報として含む返信電子メールが複数ある場合には、その複数の返信電子メールのいずれについてもその差出元の電子メールアドレスの使用者と、送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物である可能性が低いので、それらの使用者が同一人物であるとする判断は行わない。
[3]前記判断部は、一の電子メールにおいてその差出元を示す電子メールアドレスと、返信先に指定された電子メールアドレスが異なる場合に、その2つの電子メールアドレスの使用者は同一人物であると判断するとともに、前記複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断した場合は、前記複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する
ことを特徴とする[2]に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、送信電子メールに固有の識別情報と同じ値の識別情報を、返信元の送信電子メールに固有の識別情報として含む返信電子メールが複数ある場合であっても、それらの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断した場合は、その複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する。
]前記宛先として指定されている電子メールアドレスとは、メールヘッダの「To」のフィールドに含まれる電子メールアドレスであり、
前記差出元の電子メールアドレスは、メールヘッダの「From」のフィールドに含まれる電子メールアドレスであり、
前記送信電子メールに固有の識別情報は、メールヘッダの「Message−ID」のフィールドに含まれる情報であり、前記返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値はメールヘッダの「In−Reply−To」のフィールドに含まれる情報である
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
]メールヘッダの「From」のフィールドに複数の電子メールアドレスが含まれる場合は、前記差出元の電子メールアドレスは、メールヘッダの「Sender」のフィールドに含まれる電子メールアドレスとする
ことを特徴とする[]に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
]電子メールアドレスを端子とし、送受信された電子メールをその差出元の電子メールアドレスに対応する端子と宛先の電子メールアドレスに対応する端子とを結ぶ線分で示した相関図を作成して表示する相関図作成表示部を有し、
前記相関図作成表示部は、使用者が同一人物であると前記判断部が判断した複数の電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示する
ことを特徴とする[1]乃至[]のいずれか1つに記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、電子メールアドレスを端子とし、送受信された電子メールを、その差出元の電子メールアドレスに対応する端子と宛先の電子メールアドレスに対応する端子とを結ぶ線分で示した相関図を作成して表示させる場合に、同一使用者であると判断した複数の電子メールについては一の端子にまとめて表示する。これにより、表示された相関図を確認することで各電子メールアドレスの使用者の相関性を容易に把握することができる。
]送受信された電子メールを蓄積する蓄積部を有し、
前記相関図作成表示部は、前記蓄積部に蓄積されている電子メールに関する前記相関図を作成する、
ことを特徴とする[]に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
]前記判断部は、前記相関図作成表示部が前記相関図を作成して表示する際に、前記判断を行う
ことを特徴とする[]または[]に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、複数の電子メールアドレスについて、使用者が同一のものがあるか否かの判断は、相関図を作成して表示する際に行う。
]前記判断部は、新たな電子メールを前記蓄積部にインポートする際に、そのインポートする電子メールについて前記判断を行う
ことを特徴とする[]に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、複数の電子メールアドレスについて、使用者が同一のものがあるか否かの判断は、蓄積部に新たに電子メールをインポートする際に行う。
10]前記相関図作成表示部は、使用者が同一人物であると前記判断部が判断した複数の電子メールアドレスを一の端子にまとめて表示させるか否かの問い合わせを行い、まとめて表示させる指示を受けた場合のみ、使用者が同一人物であると前記判断部が判断した複数の電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示する
ことを特徴とする[]乃至[]のいずれか1つに記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
上記発明では、使用者が同一人物であると判断した複数の電子メールアドレスを、1つの端子にまとめて表示させるか否かの問い合わせを行い、まとめて表示する指示を受けた場合のみ、該複数の電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示させる。
本発明に係る電子メール送受信者相関性判断システムによれば、一のユーザが複数の電子メールアドレスを使用する場合であっても、電子メールの送受信者の相関性を正確に認識することができる。
本発明の実施の形態に係る電子メール送受信者相関性判断システムを示す図である。 本発明の実施の形態に係る判断サーバの概略構成を示すブロック図である。 電子メールのメールヘッダに含まれ得るフィールドの例を示す図である。 電子メール送受信者相関性判断システムにて、相関図が作成されるまでの流れの概略を示す図である。 第1の条件が成立する場合の例を示す図である。 第1の条件が成立しているか否かを調べる同一使用者判断処理を示す流れ図である。 図6の同一使用者判断処理の続きを示す流れ図である。 管理者端末から手動で一件ずつ送受信データをインポートする場合において、同一端子表示要否を問い合わせる様子を示す図である。 送受信データをまとめてインポートした場合に、同一端子表示要否を電子メールで問い合わせる様子を示す図である。 相関図の表示要請を受けた場合に、同一端子表示要否をブラウザ上で問い合わせる様子を示す図である。 相関図の表示要請を受けてから相関図を表示させるまでに行う処理を示す流れ図である。 相関図の表示例を示す図である。 送信電子メールの宛先が複数ある場合に、相関図の表示時に、いずれの宛先の電子メールアドレスとまとめて表示させるかの問い合わせを行う様子を示す図である。 送信電子メールに対して、第1条件を満たす返信電子メールが複数ある場合の様子を示す図である。 第2の条件が成立する場合の例を示す図である。 第3の条件が成立する場合の例を示す図である。 送信電子メールに対して、第1条件を満たす返信電子メールが複数あるが、それらの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物である場合の例を示す図である。 電子メールの送受信を行ったユーザの相関図の例を示す図である。 一のユーザが複数の電子メールアドレスを使用する場合の例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態に係る電子メール送受信者相関性判断システム7を示す。電子メール送受信者相関性判断システム7は、LAN(Local Area Network)3などのネットワークを通じて、本発明の判断部としての役割を果たす判断サーバ70と、複数台のPC端末40と、管理者端末60と、メールサーバ90を通信可能に接続して構成される。
PC端末40は、マウスやキーボード、ディスプレイ等の表示部と操作部を備える、所謂、デスクトップ型のPC端末であり、メーラーを介して電子メールの送受信を行うことができる。本発明の実施の形態では、PC端末40が送信した電子メールは、メールサーバ90を経由して該電子メールで指定された宛先に送り届けられる。また、PC端末40は、ブラウザ経由で判断サーバ70にアクセスし、該判断サーバ70が作成する後述の相関図を閲覧することができる。
メールサーバ90は、PC端末40や管理者端末60から送信された電子メールを受信し、該電子メールで指定されている宛先に送信する役割を果たす。また、メールサーバ90は、送受信された電子メールの送受信データを保存する。
管理者端末60は、PC端末40と同じ、デスクトップ型のPC端末である。管理者端末60は、PC端末40が実行可能な機能に加えて、判断サーバ70に対する操作指示や、電子メールのインポートを行うことができる。たとえば、判断サーバ70に、メールサーバ90から電子メールの送受信データを取り込むよう指示したり、その取り込みを行うタイミングを設定したりする、もしくは、PC端末40のメーラーから電子メールの送受信データを取得し、判断サーバ70に該送受信データを直接インポートする、といったことができる。
判断サーバ70は、電子メールの送受信データを取得するとともに、該送受信データの示す電子メールで使用されている一の電子メールアドレスと、他の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否かを所定の条件で判断する。所定の条件については後述する。
また、判断サーバ70は、電子メールアドレスを端子とし、その取得した電子メールの差出元の電子メールアドレスに対応する端子と宛先の電子メールアドレスに対応する端子とを結ぶ線分で示した相関図を作成する。そして、PC端末40等からの要請に従い、その作成した相関図をPC端末40等の端末で表示させる。この時、使用者が同一人物であると判断した複数の電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示させる。
これにより、ユーザは該相関図を確認することで、送受信された電子メールにおいて使用された各電子メールアドレス間の相関性を容易に把握することができる。また、一の人物が複数の電子メールアドレスを使用している場合であっても、該一の人物が使用する電子メールアドレスは前述の相関図では1つの端子にまとめて表示されるので、各電子メールアドレスを使用する使用者の相関性も併せて容易に把握することができる。
次に、本発明の実施の形態に係る判断サーバ70の構成について説明する。
図2は、本発明の実施の形態に係る判断サーバ70の概略構成を示すブロック図である。判断サーバ70は、当該判断サーバ70の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)71を有している。マイクロプロセッサを含むCPU71にはバスを通じてROM(Read Only Memory)72と、RAM(Random Access Memory)73と、不揮発メモリ74と、ハードディスク装置75と、ネットワーク通信部76とを備えている。
CPU71は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。本発明の実施の形態では、CPU71は、本発明の判断部80、相関図作成表示部81としての役割を果たす。
ROM72には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU71が各種処理を実行することで判断サーバ70の各機能が実現される。また、ROM72には、判断サーバ70の一連の制御をCPU71が実行するためのプログラムが格納されている。
RAM73は、CPU71がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ74は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
ハードディスク装置75は、大容量の不揮発の記憶装置であり、OSプログラムや各種アプリケーションプログラム、メールサーバ90から取得した電子メールのデータ、電子メールアドレスのアドレス帳などが保存される。ハードディスク装置75は、本発明の蓄積部としての役割を果たす。
ネットワーク通信部76は、LAN3などのネットワークを通じてPC端末40や、管理者端末60、メールサーバ90、およびその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
次に、電子メールのメールヘッダについて説明する。電子メールのメールヘッダには複数種のフィールドがあり、フィールド種毎に異なる情報を示す。図3は、電子メールに用いられるメールヘッダについて、複数種のフィールドの例を挙げ、それぞれのフィールドが示す情報について説明する。
図3では、メールヘッダのフィールド種の例として以下の(1)〜(7)が挙げられており、各フィールドでは以下の情報を示す。
(1)Date:
「Date:」のフィールドは、電子メールが送信された時刻を示す。主に、曜日、日、月、年、時間、時刻ゾーンに係る情報が記載される。
(2)To:
「To:」のフィールドでは、差出人が指定した宛先の電子メールアドレスを示す。電子メールアドレスを複数指定することが可能であり、複数の電子メールアドレスを指定する場合には「,(カンマ)」で区切る。
(3)From:
「From:」のフィールドでは、電子メールの差出人の電子メールアドレスを指定する。ここでも、Toのフィールドと同じく複数の電子メールアドレスを指定可能である。
(4)Message-ID:
「Message-ID:」のフィールドでは、電子メールの固有識別子を示す。主に、西暦日付に加えて、IPアドレス、ドメイン名、コンピュータ名などの組み合わせや連番号等で構成される。
(5)In-Reply-To:
「In-Reply-To:」のフィールドでは、返信時に、どの電子メールに対する返信かを示す。ここでは、返信元の電子メールのMessage-IDが指定される。
(6)Reply-To:
「Reply-To:」のフィールドでは、返信時の宛先となる電子メールアドレスを指定する。通常、受信した電子メールに対して返信すると「From:」に表示されている電子メールアドレス宛に送信されるが、「Reply-To:」のフィールドで電子メールアドレスを指定すれば、その電子メールアドレス宛に返信される。
(7)Sender:
「Sender:」のフィールドでは、電子メールの送信者の電子メールアドレスを示す。ここでは、1つの電子メールアドレスのみ指定可能である。メールヘッダの「From:」のフィールドに1つの電子メールアドレスが含まれる場合は、該電子メールアドレスを差出元とするが、「From:」のフィールドに複数の電子メールアドレスが含まれる場合は、「Sender:」のフィールドに含まれる電子メールアドレスを差出元として特定する。
本発明の実施の形態の電子メールには、前述の(1)〜(7)から、いずれかが組み合わされ付与されるものとする。
図4は、電子メール送受信者相関性判断システム7において、相関図を作成してPC端末40に表示させるまでの処理の概略を示す。まず、判断サーバ70が、送受信された電子メールのデータを取得する(S1)。取得方法としては、メールサーバ90からインポートする方法、もしくは、PC端末40等のメーラーからエクスポートされたデータを管理者端末60から投入する方法のうちのいずれかが挙げられる。他の方法でデータを取得するようにしてもよい。
次に、判断サーバ70は取得した電子メールのデータをハードディスク装置75に保存する(S2)。なお、該保存時に、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、他の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否かを所定の条件で判断し、その結果を含めてデータベースとして登録してもよい。所定の条件についての詳細は後述する。
次に、PC端末40から、ブラウザアクセスなどにより相関図の表示要請を受けたら(S3)、ハードディスク装置75に記憶されている情報に基づいて、電子メールアドレスを端子とし、電子メールの差出元の電子メールアドレスに対応する端子と宛先の電子メールアドレスに対応する端子とを結ぶ線分で示した相関図を作成する(S4)。
その後、その作成した相関図を、表示要請の送信元のPC端末40に送信して表示させる(S5)。この時、使用者が同一人物であると判断した複数の電子メールアドレスについては、1つの端子にまとめて表示させる。
次に、一の電子メールアドレスと、他の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否かを判断するための所定の条件について説明する。所定の条件は複数あるが、第1の実施の形態では、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、他の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否かを判断する第1の条件を例に挙げて説明する。
第1の条件は、電子メールのメールヘッダの内容に対応する条件である。具体的には、第1の条件は、送信電子メールに含まれる該送信電子メールに固有の識別情報と、その送信電子メールより後で送信されかつその送信電子メールの差出元を宛先とする送信済みの返信電子メールに含まれている返信元のメールに含まれていた固有の識別情報を示す値とが一致することである。
判断サーバ70は、第1の条件が成立する場合、送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者と、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する。
第1の条件における送信電子メールに固有の識別情報は、図3で説明した「Message-ID」の示す情報である。また、送信電子メールより後で送信されかつその送信電子メールの差出元を宛先とする送信済みの返信電子メールに含まれている返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報は、図3で説明した「In-Reply-To」の示す情報である。
図5は、第1の条件によって、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、送信電子メールの宛先の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否かを判断する様子を示す。
図5では、ユーザAがユーザBの使用するアドレス1(tanaka@xyz.example)に電子メールを送信し、ユーザBが、この電子メールに対する返信をアドレス2(yuko@xyz.example)から送信している。
ユーザAが送信した送信電子メールアドレスのメールヘッダに記載されている情報は以下のようになっている。
Date:February 28, 2017
To:tanaka@xyz.example
From: suzuki@abc.example
Message-ID:123@abc.example
ユーザBが送信した返信電子メールアドレスのメールヘッダに記載されている情報は以下のようになっている。
Date:March 4, 2017
To:suzuki@abc.example
From:yuko@xyz.example
Message-ID:456@xyz.example
In-Reply-To:123@abc.example
送信電子メールの送信日付(Date)はFebruary 28, 2017、返信電子メールの送信日付(Date)はMarch 4, 2017なので、返信電子メールは、送信電子メールよりも後で送信されている。
返信電子メールにおける宛先(To)と、送信電子メールの送信元(From)は、両方とも(suzuki@abc.example)であり、一致している。
また、返信電子メールにおける返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報(In-Reply-To)と、送信電子メールの固有の識別子(Message-ID)は、両方とも(123@abc.example)であり、一致している。
よって、図5の返信電子メールと送信電子メールは第1の条件を満たすので、返信電子メールの差出元の電子メールアドレス(アドレス2、yuko@xyz.example)の使用者と、送信電子メールの宛先の電子メールアドレス(アドレス1、tanaka@xyz.example)の使用者が同一人物であると判断する。
判断サーバ70が、図5の返信電子メールと送信電子メールから相関図を作成し、PC端末40等に表示させる場合、前述のアドレス1とアドレス2は1つの端子にまとめられ、そのまとめられた端子と、ユーザAの電子メールアドレス(suzuki@abc.example)の端子が線分で結ばれる。これにより、アドレス1の使用者がユーザBであると知っている場合は、アドレス2の使用者もユーザBであることを容易に把握することができる。
図6は、判断サーバ70が、インポートされた電子メールから第1の条件に基づいて、送信電子メールの宛先の電子メールアドレスの使用者と、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であるか否かを判断するフローを示す。
まず、判断サーバ70は、インポートされた電子メール(送受信データ)から、一の電子メール(第1メール)を取り出す(ステップS101)。その後、自装置が保持している送受信データから、Dateの示す日付が、第1メールより後のメールを抽出する(ステップS102)。以後、この抽出されたメール群を第1メールリストと呼ぶ。この場合、第1メールは送信電子メールであり、第1メールリストは第1メールに対する返信電子メールの候補となる電子メール群とした場合に、第1条件が成立するか否かを調べる。
第1メールリストに、取り出し可能な電子メールがある場合は(ステップS103;Yes)、第1メールリストから一の電子メール(第2メール)を取り出し、メールヘッダ内のIn-Reply-Toの値を確認する(ステップS104)。
第1メールのMessage-IDの示す値と、第2メールのIn-Reply-Toの示す値が一致している場合は(ステップS105;Yes)、第1メールの宛先の電子メールアドレスの使用者と、第2メールアドレスの差出人の電子メールアドレスの使用者を同一人物であると判断し(ステップS106)、ステップS103に戻って処理を継続する。
第1メールのMessage-IDの示す値と、第2メールのIn-Reply-Toの示す値が異なる場合、もしくは、第2メールのメールヘッダの中にIn-Reply-Toのフィールドがない、もしくは有効な値が登録されていない場合は(ステップS105;No)、ステップS103に戻って処理を継続する。
第1のメールリストに取り出し可能な(未チェックの)電子メールが無い場合は(ステップS103;No)、図7のステップS107に進む。図7は、図6の処理の続きを示す。
図7のステップS107では、自装置が保持している送受信データから、Dateの示す日付が、第1メールより前のメールを抽出する。以後、この抽出されたメール群を第2メールリストと呼ぶ。この場合、第1メールは返信電子メール、第2メールリストは送信電子メールの候補の電子メール群とした場合に第1条件が成立するか否かを調べる。
第2メールリストに、取り出し可能な電子メールがある場合は(ステップS108;Yes)、第2メールリストから一の電子メール(第3メール)を取り出し、メールヘッダ内のMessage-IDの値を確認する(ステップS109)。
第1メールのIn-Reply-Toの示す値と、第3メールのMessage-IDの示す値が一致している場合は(ステップS110;Yes)、第1メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、第3メールの宛先の電子メールアドレスの使用者を同一人物であると判断し(ステップS111)、ステップS108に戻って処理を継続する。
第1メールのIn-Reply-Toの示す値と、第3メールのMessage-IDの示す値が異なる場合、もしくは第1メールのメールヘッダの中にIn-Reply-Toのフィールドがない、もしくは有効な値が登録されていない場合は(ステップS110;No)、ステップS108に戻って処理を継続する。
第2のメールリストに取り出し可能な(未チェックの)電子メールが無い場合は(ステップS108;No)、本処理を終了する。
判断サーバ70は、図6、図7のステップS106とステップS111では、使用者が同一人物であると判断した電子メールアドレスの組み合わせを保存しておく。
本発明の実施の形態では、図6、図7で説明した同一使用者判断処理は、相関図の表示要請を受けて相関図を作成する直前、もしくは電子メールの送受信データが新たにインポートされた時などのタイミングで行われる。
相関図を作成する直前に同一使用者判断処理を実行する場合は、ハードディスク装置75に蓄積されている全ての電子メールが、前述の第1メールとして取り扱われるまで、同一使用者判断処理を繰り返し実行する。
電子メールの送受信データが新たにインポートされた時に同一使用者判断処理を実行する場合は、そのインポートされた電子メールを、前述の第1メールとして取り扱い、同一使用者判断処理を実行する。なお、複数の送受信データをまとめてインポートした場合は、その複数の電子メールが、前述の第1メールとして取り扱われるまで、同一使用者判断処理を繰り返し実行する。
本発明の実施の形態では、判断サーバ70は、使用者が同一人物であると判断した複数の電子メールアドレスを一の端子にまとめて表示させるか否かの問い合わせ(同一端子表示要否の問い合わせ)を行い、まとめて表示させる指示を受けた場合のみ、使用者が同一人物であると判断した複数の電子メールアドレスを、相関図を表示する場合に1つの端子にまとめて表示する。
前述した同一端子表示要否の問い合わせは、前述した同一使用者判断処理を行うタイミングに応じて異なる方法で行われる。図8〜図10は、電子メールをインポートする方法と同一使用者判断処理を行うタイミングに合わせて、同一端子表示要否の問い合わせを行う方法について説明する。
(送受信データを一件ごとにインポートする場合)
図8は、管理者端末60が、PC端末40のメーラーから電子メールの送受信データを取得し、判断サーバ70に該送受信データを1つずつインポートする場合において、同一端子表示要否の問い合わせを行う様子を示す。
図8では、管理者端末60から、新たな電子メールの送受信データがインポートされるたびに、同一使用者判断処理が行われる。そして、判断サーバ70が、新たに複数の電子メールアドレスについて同一使用者であると判断した場合、前述のインポートに対する返答として(コマンドの結果として)即時に同一端子表示要否の問い合わせを返す。
管理者端末60のユーザは、この問い合わせに返答し、この返答を受けた判断サーバ70は、該複数の電子メールアドレスを、相関図を表示する場合に1つの端子にまとめて表示するか否かを記憶しておく。
(送受信データをまとめてインポートする場合)
図9は、判断サーバ70が、予め設定されていた時刻になった場合や、もしくは電子メールの送受信データをまとめてインポートする指示を管理者端末60から受けた場合に、複数の電子メールの送受信データをまとめてメールサーバ90から取得する場合において、同一端子表示要否の問い合わせを行う様子を示す。
図9では、新たに複数の電子メールの送受信データをまとめて取得した場合に同一使用者判断処理が行われる。この時、このまとめて取得した送受信データを使用して、図6、図7の同一使用者判断処理を繰り返し行う。該繰り返しの中で、複数の電子メールアドレスについて同一使用者であると判断した場合、それらの電子メールアドレスに係る同一端子表示要否の問い合わせの電子メールを、管理者端末60に送信する。
管理者端末60のユーザは、判断サーバ70から受信した同一端子表示要否の問い合わせの電子メールに記載されているURLにアクセスし、そのアクセス先のページにて、同一端子表示要否の問い合わせへの返答を行う。該返答内容は、判断サーバ70に記憶される。
図9では、同一端子表示要否の問い合わせを電子メールで送信しておき、後で該電子メールに記載したURLを介して返答を受ける。これにより、まとめて取得した送受信データを使用して同一使用者判断処理を繰り返す途中で、同一端子表示要否の問い合わせによる該処理の中断を回避することができる。
(相関図の表示要請を受けて同一使用者判断処理を行う場合)
図10は、PC端末40から相関図の表示要請を受けた判断サーバ70が、相関図を作成する直前に同一使用者判断処理を行う場合において、同一端子表示要否の問い合わせを行う様子を示す。
判断サーバ70は、予めメールサーバ90等から複数の電子メールの送受信データを取得し、ハードディスク装置75に格納しておく。相関図を作成する直前に、それらを読み出し、図6、図7の同一使用者判断処理を繰り返し行う。該繰り返しの中で、複数の電子メールアドレスについて同一使用者であると判断した場合、それらの電子メールアドレスに係る同一端子表示要否の問い合わせをブラウザ上で行う。図10では、同一端子表示要否の問い合わせをブラウザ上で行っており、該ブラウザ上でこの問い合わせに対する返答を受ける。
図10では、ハードディスク装置75に格納されている全ての送受信データについての同一使用者判断処理が完了したら、相関図を作成し、その相関図のデータをPC端末40に送信して表示させる。その際、同一端子表示要否の問い合わせにて、同一端子にまとめる指示を受けた複数の電子メールアドレスについては、1つの端子にまとめて表示させる。
なお、図8〜図10の問い合わせでは、電子メールアドレスの使用者がハードディスク装置75のアドレス帳に登録されている場合は、その電子メールアドレスとともにその使用者を併せて表示する。使用者が不明な場合、メールヘッダや電子メールの本文等に、使用者と思われる名前が記載されている場合は、その名前を引用して表示してもよい。
図11は、図10にて相関図が表示されるまでの間に、判断サーバ70が行う処理のフローを示す。まず、PC端末40を介して、ユーザからブラウザへのアクセスによる相関図の表示要請を受けたら(ステップS201)、判断サーバ70が、保持している電子メールの送受信データに基づいて同一使用者判断処理を繰り返し、複数の電子メールアドレスについて同一使用者であると判断した場合に、それらの電子メールアドレスに係る同一端子表示要否の問い合わせをブラウザ上で受ける(ステップS202)。
同一端子表示要否の問い合わせに対して、同一端子にまとめて表示する指示を受けた電子メールアドレスについては(ステップS203;Yes)、相関図の作成時に同一端子にまとめて表示すると判断して(ステップS205)、ステップS206に進む。
同一端子表示要否の問い合わせに対して、同一端子にまとめずに表示する指示を受けた電子メールアドレスについては(ステップS203;No)、相関図の作成時に同一端子にまとめずに表示すると判断して(ステップS204)、ステップS206に進む。
その後、相関図を作成して、PC端末40に表示させる。この時、同一端子にまとめると判断した電子メールアドレスについては同一端子にまとめてPC端末40に表示させる(ステップS206)。その後、本処理を終了する。
図12は、PC端末40に表示される相関図の一例を示す。図12の相関図では、6つの電子メールアドレス(アドレスA、アドレスB1、アドレスB2、アドレスC1、アドレスC2、アドレスC3)を使用するユーザの相関性を示す。
図12の相関図では、アドレスAは、アドレスAと使用者が共通する他の電子メールアドレスが無いので1つの端子で表示されている。アドレスB1とアドレスB2は、同一ユーザに使用されているので1つの端子にまとめて表示されている。アドレスC1、アドレスC2、アドレスC3は、同一ユーザに使用されているので1つの端子にまとめて表示されている。
一の端子として(まとめて)表示された電子メールアドレスの中に、ハードディスク装置75に格納されているアドレス帳にて使用者の情報が登録されている電子メールアドレスがある場合は、その使用者の情報を併せて表示する。
たとえば、アドレス帳にてアドレスC1〜C3のうち、C1にユーザCが使用者として登録されている場合は、アドレスC1、C2、C3をまとめた一の端子に、使用者としてユーザCを併せて表示する。図12では、アドレスAの使用者としてユーザA、アドレスB1、B2の使用者としてユーザB、アドレスC1、C2、C3の使用者としてユーザCが、各端子と併せて表示されている。
このように、同一使用者の電子メールアドレスについては、一の端子にまとめて表示されるので、各ユーザ間の相関性を容易に判断することができる。
以下、第1の実施の形態における変形例について説明する。
(変形例1)
変形例1では、送信電子メールに含まれる「Message-ID」の示す情報と、その送信電子メールより後で送信されかつその送信電子メールの差出元を宛先とする送信済みの返信電子メールに含まれている「In-Reply-To」の示す情報が一致する場合(すなわち前述した第1の条件が成立する場合)であってかつ、その送信電子メールで複数の宛先が指定されているときは、そのうちの1つの宛先の選択をユーザから受け、該選択された宛先の電子メールアドレスの使用者と、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する。
送信電子メールで複数の宛先が指定されている場合、その宛先として使用される電子メールアドレスの使用者は異なるユーザである可能性が高いので、返信電子メールアドレスの差出元の電子メールアドレスと使用者が同一の電子メールアドレスの選択を、ユーザから受ける。該選択の要請は、たとえば、前述した同一端子表示要否の問い合わせと同じタイミングで行えばよい。
図13は、変形例1における具体例を示す。図13では、送信電子メールの「Message-ID」と、該送信電子メールより後で送信された返信電子メールの「In-Reply-To」の示す情報はどちらも「123@abc.example」であり、第1の条件が成立している。しかし、送信電子メールでは、宛先に「tanaka@xyz.example」と「yamada@zyx.example」の二つの電子メールアドレスが指定されている。
そこで、判断サーバ70は、返信電子メールの差出元である「yuko@xyz.example」と使用者が同一人物である電子メールアドレスは「tanaka@xyz.example」と「yamada@zyx.example」のうちのいずれであるかの選択をユーザから受ける。その後、選択された方の電子メールアドレスと、返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者は同一人物であると判断する。
(変形例2)
変形例2では、一の送信電子メールより後で送信された該送信電子メールの差出元を宛先とする返信電子メールであって、返信元のメールに含まれていた固有の識別情報を示す値が該送信電子メールに固有の識別子と一致する返信電子メールが複数ある場合は、その返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が全て同一である可能性が低い。よって、このように、第1の条件を満たす返信電子メールが複数ある場合は、その複数の返信電子メールのいずれについてもその差出元の電子メールアドレスの使用者と、送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であるとする判断は行わないようにする。
図14は、変形例2における具体例を示す。図14では、まずユーザAが一のメーリングリストの指定電子メールアドレス(図中では「ml@xyz.example」)に電子メールを送信し、該メーリングリストに登録されている全ての電子メールアドレスに、その送信電子メールが転送される。その後、該転送先の電子メールアドレスの使用者であるユーザBとユーザCは、それぞれユーザAに返信メールを送信した。
ユーザAが送信した送信電子メールの「Message-ID」と、該送信電子メールより後で、ユーザBとユーザCが送信した返信電子メールの「In-Reply-To」の示す情報はいずれも「123@abc.example」で共通している。第1の条件を満たす返信電子メールが2件あるので、判断サーバ70は、ユーザAが送信した送信電子メールの宛先の電子メールアドレスと、ユーザB、ユーザCが送信した返信電子メールアドレスの差出元の電子メールアドレスの使用者は同一であるとの判断は行わない。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、一の返信メールの差出元の電子メールアドレスと、他の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否か判断するための所定の条件として、第1の条件を例に挙げて説明したが、第2の実施の形態では、所定の条件の他の例の一つである第2の条件について説明する。
第2の条件は、一の電子メールにおいてその差出元を示す電子メールアドレスと、返信先に指定された電子メールアドレスが異なることである。判断サーバ70は、第2の条件が成立する場合に、その2つの電子メールアドレスの使用者は同一人物であると判断する。
図15は、第2の条件によって、2つの電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する場合の例を示す。図15では、ユーザBが、ユーザAに電子メールを送信している。
この電子メールでは、差出元を示すメールヘッダの「From」のフィールドに「tnk@mail.example」が指定されている。また、返信先を示すメールヘッダの「Reply−To」のフィールドには「tanaka@xyz.example」が指定されている。
よって、「tnk@mail.example」と「tanaka@xyz.example」の電子メールアドレスは、第2の条件を満たすので、判断サーバ70は、この2つの電子メールアドレスの使用者は同一人物であると判断する。
なお、図15では、メールヘッダの「From」のフィールドに1の電子メールアドレスのみが指定されているが、複数の電子メールアドレスが指定される場合は、差出元を示す電子メールアドレスは、メールヘッダの「Sender」のフィールドに含まれる電子メールアドレスとする。
第2の条件で複数の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断サーバ70が判断した場合も、第1の実施の形態と同様に、相関図の表示時にそれらの電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示するか否かの問い合わせを行ってもよい。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、所定の条件の他の例の一つである第3の条件について説明する。第3の条件は、送受信された一の電子メールの本文から抽出した文章の特徴と、送受信された他の一の電子メールの本文から抽出した文章の特徴が一致することである。判断サーバ70は第3の条件を満たす場合に、該一の電子メールの差出元の電子メールの使用者と、該他の一の電子メールの差出元の電子メールの使用者が同一人物であると判断する。
図16は、第3の条件によって、2つの電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する場合の例を示す。図16は、差出元の電子メールアドレスが異なる2つの電子メールの本文を示している。2つの電子メールでは、文頭の段落におけるあいさつ文が「いつもお世話になっております。田中です。」で共通している。
文頭のあいさつ文には差出人の名前が含まれる場合が多いので、その名前を含む文面が共通している場合は、二つの電子メールの送信者が共通している可能性が高い。図16では、この文頭の段落の文が共通しているので、第3の条件が成立する。よって判断サーバ70は、この2つの電子メールの差出人の電子メールアドレスの使用者は同一人物であると判断する。
なお、抽出対象となる特徴は、あいさつ文、署名などの他にも、誤字脱字として認識される部分、記号の書き方、漢字、ひらがなの変換パターン、句読点の打ち方、改行や一行余白の入れ方のうちの、少なくともいずれか1つであってもよい。また、抽出対象は1つではなく複数であってもよい。
第3の条件で複数の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断サーバ70が判断した場合も、第1の実施の形態と同様に、相関図の表示時にそれらの電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示するか否かの問い合わせを行ってもよい。
第1〜3の実施の形態では、一の電子メールアドレスと、他の電子メールアドレスの使用者が同一人物か否か判断するための所定の条件として第1〜3の条件を挙げて説明したが、所定の条件は、これ以外のものであってもよい。また、第1〜3の条件を組み合わせて、該判断を行ってもよい。
以下、第1〜3の実施の形態で説明した第1〜3の条件を組み合わせる場合について説明する。第1〜第3の条件を組み合わせて使用する場合、まず、第1の条件→第2の条件→第3の条件の順番で、各条件が成立しているかをチェックする。そして、各条件が成立したことで、同一使用者であると判断した複数の電子メールアドレスは、相関図を作成し、PC端末40で表示させる場合に1つの端子にまとめて表示させる。
なお、第1〜3の条件で複数の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断したが、その中に、アドレス帳にて登録されているユーザが異なる電子メールアドレスが含まれる場合がある。たとえば、アドレスAの使用者としてユーザA、アドレスCの使用者としてユーザCが登録されている場合に、第1の条件にてアドレスAとアドレスBの使用者が、第2の条件にてアドレスBとアドレスCの使用者が共通していると判断した場合、アドレスBの使用者がユーザAであるかユーザCであるかが分からなくなる。
そのような場合は、第1〜3の条件に優先度を設定しておき、優先度の高い条件の成立による判断を優先させる。前述の例にて、第1の条件の方が第3の条件より優先度が高い場合は、アドレスAとアドレスBの使用者が共通しているとの判断が優先され、アドレスBの使用者はユーザAであると判断される。いずれの判断を優先させるかユーザに問い合わせるようにしてもよい。
なお、前述した変形例2のように、第1の条件を満たす返信電子メールが複数あることで、その複数の返信電子メールのいずれについての差出元の電子メールアドレスの使用者と、送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であるとする判断は行わないようにした場合であっても、第2の条件や第3の条件で、その複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断した場合は、その複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断するようにしてもよい。
図17は、前述の変形例2のように、第1の条件を満たす返信電子メールが複数ある場合であって、その返信電子メールの使用者が同一人物であると第2の条件によって判断した場合の例をしめす。
図17では、一の送信電子メール(宛先は「ml@xyz.example」)と、該送信電子メールより後で送信された、その送信電子メールに対する返信電子メールが2つある。そして、送信電子メールの「Message-ID」と、2つの返信電子メールの「In-Reply-To」の示す情報はいずれも「123@abc.example」で共通している。すなわち、図17では、送信電子メールに対して、第1の条件を満たす返信電子メールが2つある。
2件の返信電子メールのうちの一つでは、差出元を示すメールヘッダの「From」のフィールドに「yuko@xyz.example」が指定されている。また、返信先を示すメールヘッダの「Reply−To」のフィールドには「tanaka@xyz.example」が指定されている。よって、「yuko@xyz.example」と「tanaka@xyz.example」の電子メールアドレスは、第2の条件を満たすので、使用者が同一人物であると判断する。
2件の返信電子メールの他方では、差出元を示すメールヘッダの「From」のフィールドに「tanaka@xyz.example」が指定されている。よって、2件の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者は全て同一人物であると判断する。
このように、一の送信電子メールに対して第1の条件を満たす返信電子メールが複数ある場合でも、他の条件で、その複数の電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が全て共通すると判断した場合は、判断サーバ70は、該送信電子メールの宛先の電子メールアドレスと、該複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者は共通すると判断する。
なお、本発明の実施の形態では、第1〜3の条件の全てを組み合わせた場合について説明したが、組み合わせはこれに限らず、いずれか2つの組み合わせであってもよい。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、判断サーバ70と管理者端末60は別体の装置であったが単体の装置であってもよい。
本発明の実施の形態では、第1〜3の条件を組み合わせる場合に、第1の条件→第2の条件→第3の条件の順番で、成立しているかを調べたが、調べる順番はこれに限らない。
3…LAN
7…電子メール送受信者相関性判断システム
40…PC端末
60…管理者端末
70…判断サーバ
71…CPU
72…ROM
73…RAM
74…不揮発メモリ
75…ハードディスク装置
76…ネットワーク通信部
80…判断部
81…相関図作成表示部
90…メールサーバ


Claims (10)

  1. 送信済みの送信電子メールに含まれる該送信電子メールに固有の識別情報と、前記送信電子メールより後で送信された返信電子メールに含まれている返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値とが一致すると認識した場合に、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者と、前記返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する判断部
    を備え
    前記判断部は、前記認識を行った場合に、前記送信電子メールで複数の宛先が指定されているときは、そのうちの1つの宛先の選択をユーザから受け、該選択された宛先の電子メールアドレスの使用者と、前記返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する
    ことを特徴とする電子メール送受信者相関性判断システム。
  2. 送信済みの送信電子メールに含まれる該送信電子メールに固有の識別情報と、前記送信電子メールより後で送信された返信電子メールに含まれている返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値とが一致すると認識した場合に、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者と、前記返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する判断部
    を備え
    前記判断部は、前記送信電子メールより後で送信された前記送信電子メールの差出元を宛先とする返信電子メールであって、返信元の送信電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値が前記送信電子メールに固有の識別子と一致する返信電子メールが複数ある場合は、前記複数の返信電子メールのいずれについてもその差出元の電子メールアドレスの使用者と、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であるとする判断は行わない
    ことを特徴とする電子メール送受信者相関性判断システム。
  3. 前記判断部は、一の電子メールにおいてその差出元を示す電子メールアドレスと、返信先に指定された電子メールアドレスが異なる場合に、その2つの電子メールアドレスの使用者は同一人物であると判断するとともに、前記複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断した場合は、前記複数の返信電子メールの差出元の電子メールアドレスの使用者と、前記送信電子メールの宛先として指定されている電子メールアドレスの使用者が同一人物であると判断する
    ことを特徴とする請求項に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  4. 前記宛先として指定されている電子メールアドレスとは、メールヘッダの「To」のフィールドに含まれる電子メールアドレスであり、
    前記差出元の電子メールアドレスは、メールヘッダの「From」のフィールドに含まれる電子メールアドレスであり、
    前記送信電子メールに固有の識別情報は、メールヘッダの「Message−ID」のフィールドに含まれる情報であり、前記返信元の電子メールに含まれていた固有の識別情報を示す値はメールヘッダの「In−Reply−To」のフィールドに含まれる情報である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  5. メールヘッダの「From」のフィールドに複数の電子メールアドレスが含まれる場合は、前記差出元の電子メールアドレスは、メールヘッダの「Sender」のフィールドに含まれる電子メールアドレスとする
    ことを特徴とする請求項に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  6. 電子メールアドレスを端子とし、送受信された電子メールをその差出元の電子メールアドレスに対応する端子と宛先の電子メールアドレスに対応する端子とを結ぶ線分で示した相関図を作成して表示する相関図作成表示部を有し、
    前記相関図作成表示部は、使用者が同一人物であると前記判断部が判断した複数の電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1つに記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  7. 送受信された電子メールを蓄積する蓄積部を有し、
    前記相関図作成表示部は、前記蓄積部に蓄積されている電子メールに関する前記相関図を作成する、
    ことを特徴とする請求項に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  8. 前記判断部は、前記相関図作成表示部が前記相関図を作成して表示する際に、前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項6または7に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  9. 前記判断部は、新たな電子メールを前記蓄積部にインポートする際に、そのインポートする電子メールについて前記判断を行う
    ことを特徴とする請求項に記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
  10. 前記相関図作成表示部は、使用者が同一人物であると前記判断部が判断した複数の電子メールアドレスを一の端子にまとめて表示させるか否かの問い合わせを行い、まとめて表示させる指示を受けた場合のみ、使用者が同一人物であると前記判断部が判断した複数の電子メールアドレスを1つの端子にまとめて表示する
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1つに記載の電子メール送受信者相関性判断システム。
JP2017095881A 2017-05-12 2017-05-12 電子メール送受信者相関性判断システム Active JP6957966B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017095881A JP6957966B2 (ja) 2017-05-12 2017-05-12 電子メール送受信者相関性判断システム
US15/975,940 US20180331994A1 (en) 2017-05-12 2018-05-10 Electronic mail sender and recipient correlation determination system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017095881A JP6957966B2 (ja) 2017-05-12 2017-05-12 電子メール送受信者相関性判断システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018194908A JP2018194908A (ja) 2018-12-06
JP6957966B2 true JP6957966B2 (ja) 2021-11-02

Family

ID=64098081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017095881A Active JP6957966B2 (ja) 2017-05-12 2017-05-12 電子メール送受信者相関性判断システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20180331994A1 (ja)
JP (1) JP6957966B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4096478B2 (ja) * 1999-12-27 2008-06-04 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 電子メールシステムおよび電子メール通信方法
JP2001243133A (ja) * 2000-02-29 2001-09-07 Casio Comput Co Ltd メール送受信装置及びメール処理プログラムを記憶した記憶媒体
JP2003099379A (ja) * 2001-09-25 2003-04-04 Oki Electric Ind Co Ltd 電子メールサービス提供装置
JP3949978B2 (ja) * 2002-02-21 2007-07-25 株式会社富士通ソーシアルサイエンスラボラトリ 電子メール受信拒否装置
JP2012068906A (ja) * 2010-09-24 2012-04-05 Hitachi Solutions Ltd 電子メール送受信者相関表示システム、方法及びプログラム
JP5704643B2 (ja) * 2011-03-11 2015-04-22 Necカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 電子メール仕分け装置、電子メール仕分け方法および電子メール仕分けプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018194908A (ja) 2018-12-06
US20180331994A1 (en) 2018-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6963904B2 (en) Method for correlating an electronic mail message with related messages
US8904292B2 (en) Method and system for processing electronic mail
US6789107B1 (en) Method and apparatus for providing a view of an electronic mail message
US9098834B2 (en) Task management using electronic mail
US7334020B2 (en) Automatic highlighting of new electronic message address
US8280967B2 (en) Virtual email method for preventing delivery of unsolicited and undesired electronic messages
US20180219827A1 (en) Method, device and software product for filling an address field of an electronic message
US7818385B2 (en) Method and apparatus for forwarding emails to previous recipients
US20070050456A1 (en) Automated creation of e-mail distribution lists
US9191487B2 (en) Method and apparatus for processing contact information using a wireless terminal
US20080077675A1 (en) Systems and Methods for Electronic Message Preparation
US10069780B2 (en) Methods and systems for structuring information of email messages
US20050039100A1 (en) Method and system for automatic error recovery in an electronic mail system
CA2921543A1 (en) Message system
CN102291328B (zh) 支持多协议基于网页的第三方邮件账号收发方法及系统
KR20020020519A (ko) 메일 서비스 시스템의 운영 방법
JP6957966B2 (ja) 電子メール送受信者相関性判断システム
US9137032B2 (en) Specifying desired list of recipients in electronic mails
CN107104889A (zh) 一种基于imap协议的草稿邮件同步方法、装置和终端
JP7270585B2 (ja) 情報管理システム、情報管理プログラム及び情報管理方法
JP2022087217A (ja) 端末装置、方法及びプログラム
JP6589846B2 (ja) 電子メール管理装置及び電子メール管理プログラム
WO2016148814A1 (en) Extended email functionality
EP3066793B1 (en) A management system for the exchange of messages
JP3938577B2 (ja) 悪戯メール防止装置、その方法及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200421

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210209

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6957966

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150