JP6957168B2 - インピーダンス測定装置および測定方法 - Google Patents

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Description

本発明は、インピーダンス測定装置および測定方法に関する。
従来、未知な被測定物のインピーダンスの測定には、インピーダンスアナライザ、ネットワークアナライザなどが用いられている。インピーダンスアナライザは、被測定物に流れる電流と電圧を直接的に計測してインピーダンスを測定するものである。ネットワークアナライザは、入射信号に対する、反射信号または伝送信号を測定し、振幅および位相が被測定物でどのように変化したかを測定するものである。
ところで、特許文献1には、被測定物のインピーダンスを、当該インピーダンスと略比例する電圧を測定することで測定を行う測定回路を備え、高い周波数で低いインピーダンスの測定が可能となるインピーダンス測定装置が開示されている。
特開平7−104016号公報
しかしながら、上記特許文献1では、微少なインピーダンスを測定する場合、高価な4端子用ネットワークアナライザやインピーダンスアナライザなどが必要となることから改善の余地がある。
本発明は、微少なインピーダンスを簡易な構成で精度良く測定することができるインピーダンス測定装置および測定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインピーダンス測定装置は、未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路と、被測定回路に接続する2つの端子を有し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する電気特性測定装置と、前記電気特性測定装置により測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出装置と、を備え、前記被測定回路は、2つの前記端子間に直列に接続される2つの前記受動素子と、2つの前記受動素子間とGNDとの間に接続される前記被測定物とからなるT型等価回路であり、2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、前記算出装置は、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインピーダンス測定装置は、未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路と、前記被測定回路に接続する2つの端子を有し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する電気特性測定装置と、前記電気特性測定装置により測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出装置と、を備え、前記被測定回路は、2つの前記端子間に接続される前記被測定物と、各前記端子とGNDとの間に接続される2つの前記受動素子とからなるπ型等価回路であり、2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、前記算出装置は、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインピーダンス測定方法は、被測定物のインピーダンスを測定するインピーダンス測定方法であって、未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路を、2つの端子を有する電気特性測定装置に接続し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する測定ステップと、前記測定ステップにて測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出ステップと、を備え、前記被測定回路は、2つの前記端子間に直列に接続される2つの前記受動素子と、2つの前記受動素子間とGNDとの間に接続される前記被測定物とからなるT型等価回路であり、2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、前記算出ステップは、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、ことを特徴とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るインピーダンス測定方法は、被測定物のインピーダンスを測定するインピーダンス測定方法であって、未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路を、2つの端子を有する電気特性測定装置に接続し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する測定ステップと、前記測定ステップにて測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出ステップと、を備え、前記被測定回路は、2つの前記端子間に接続される前記被測定物と、各前記端子とGNDとの間に接続される2つの前記受動素子とからなるπ型等価回路であり、2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、前記算出ステップは、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、ことを特徴とする。
本発明に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、微少なインピーダンスを簡易な構成で精度良く測定することができる。
図1は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置の概略構成を示す構成図である。 図2は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置における被測定回路の共振周波数特性の一例を示す図である。 図3は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置における被測定回路の位相特性の一例を示す図である。 図4は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置における被測定回路の共振特性の鋭さを示す模式図である。 図5は、実施形態1に係る被測定回路に対応する等価回路の概略構成を示す図である。 図6は、実施形態2に係るインピーダンス測定装置の概略構成を示す構成図である。 図7は、実施形態2に係る被測定回路に対応する等価回路の概略構成を示す図である。
以下に、本発明に係るインピーダンス測定装置および測定方法の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施形態によりこの発明が限定されるものではない。また、下記の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれる。また、下記の実施形態における構成要素は、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置の概略構成を示す構成図である。図2は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置における被測定回路の共振周波数特性の一例を示す図である。図3は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置における被測定回路の位相特性の一例を示す図である。図4は、実施形態1に係るインピーダンス測定装置における被測定回路の共振特性の鋭さを示す模式図である。図5は、実施形態1に係る被測定回路に対応する等価回路の概略構成を示す図である。
図1に示すインピーダンス測定装置1Aは、測定対象となる被測定物または被測定回路のインピーダンスを測定するものである。インピーダンス測定装置1Aは、2つのポート(端子)を有する2端子用ネットワークアナライザ100と、パーソナルコンピュータ(PC)200と、被測定回路10Aとを備える。
2端子用ネットワークアナライザ100は、電気特性測定装置であり、2つのポートに被測定回路10Aを接続して入射信号を入力し、入射信号に対する反射信号および伝送信号に基づいて、被測定回路10AのSパラメータを測定する。2端子用ネットワークアナライザ100は、第1ポート101と、第2ポート103とを備える。第1ポート101は、信号線11を介して被測定回路10Aの一方の端子15に接続される。第2ポート103は、信号線13を介して被測定回路10Aの他方の端子17に接続される。
パーソナルコンピュータ200は、算出装置であり、2端子用ネットワークアナライザ100に接続されている。パーソナルコンピュータ200は、CPUやメモリ、入出力装置を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを読み出して各種処理や制御を実行する中央処理装置(Central Processing Unit:CPU)である。メモリは、例えば、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disc Drive)などで構成される。入出力装置は、外部から情報をCPUに入力する機能や、CPUからの情報を表示したり、出力する機能を有する。
被測定回路10Aは、既知のインピーダンスをそれぞれ有するZ1,Z2と、未知のインピーダンスを有するZ3とで構成され、かつ電気的に共振するように接続される。実施形態1におけるZ1,Z2はいずれも受動素子であり、例えば既知のインダクタンスを有するインダクタである。本実施形態の受動素子は、例えばレジスタ(R)、キャパシタ(C)、インダクタ(L)が含まれる。実施形態1におけるZ3は被測定物であり、未知のインピーダンスを有する素子を含む。実施形態1における被測定回路10Aは、Z1と、Z2と、Z3とからなるT型等価回路を構成する。すなわち、被測定回路10Aが2端子用ネットワークアナライザ100に接続された状態で、Z1,Z2が、第1ポート101と第2ポート103間に直列に接続され、かつ、Z3が、Z1とZ2との間の信号線12とGNDとの間に接続される。実施形態1では、Z3は、既知のレジスタンスを有するレジスタRと、未知のインダクタンスを有するインダクタLと、既知のキャパシタンスを有するキャパシタCとで構成される。実施形態1では、インダクタLが未知のインダクタンスを有する素子である。Z3は、レジスタR,インダクタL,キャパシタCが直列に接続されている。
次に、実施形態1に係るインピーダンス測定方法の手順について説明する。まず、測定者は、未知のインダクタンスを有するLに対して、既知のレジスタンスを有するRおよび既知のキャパシタンスを有するCを直列に接続してZ3を作成する。次に、測定者は、Z3と、既知のインピーダンスを有するZ1およびZ2とでT型等価回路を作成し、図1に示す被測定回路10Aを作成し、2端子用ネットワークアナライザ100に接続する。
次に、測定者は、2端子用ネットワークアナライザ100およびパーソナルコンピュータ200を起動して、被測定回路10Aの振幅および位相を測定する。この被測定回路10Aの振幅から得られる周波数特性の一例を図2に示す。被測定回路10Aの周波数特性は、被測定回路10Aが電気的に共振するように構成されていることから、共振周波数f(=1/(2π√(LC))で表される。被測定回路10Aが電気的に共振しない場合、例えば、被測定回路10Aに対するテスト前とテスト後のインピーダンスの差を測定しようとしても周波数特性がピークを有していないことから、その差を判別することが難しい。そこで、被測定回路10Aのインピーダンスの差を明確にするために、被測定物を含む被測定回路10Aを電気的に共振するように構成する。
また、被測定回路10Aの周波数特性のピークが急峻でなかった場合、ピークの波形がより急峻になるように、被測定回路10Aを構成するZ1,Z2の各インダクタンスや、Cのキャパシタンスを変更する。これは、図2および図3に示すように、被測定物Aを含む被測定回路10Aと被測定物Bを含む被測定回路10Aの違いで共振周波数fが異なる(f,f)ことから、例えばテスト前とテスト後で被測定回路10Aのインピーダンスに微少な違いしかなかった場合、ピークが急峻でないと、その違いを判別することが難しいためである。そこで、被測定回路10Aは、被測定回路10Aが有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が10以上になるような既知のインピーダンスを有する受動素子の選定を行う。Q値は、例えば、図4に示す、縦軸にSパラメータS21[dB]、横軸に周波数[MHz]を有する周波数特性グラフにおいて、Q=f/BW(f:共振周波数、BW:バンド幅)となるように設定してもよい。
次に、2端子用ネットワークアナライザ100は、被測定回路10Aが有する共振周波数特性のQ値が10以上の状態において、被測定回路10AのSパラメータを測定して、パーソナルコンピュータ200に出力する。Sパラメータは、被測定回路10Aの伝送および反射特性であり、図1に示すように、S11,S12,S21,S22で構成される。S11は、第1ポート101に入射した入射信号の一部が第1ポート101から反射される信号である。S12は、第2ポート103に入射した信号が第1ポート101へ伝送される信号である。S21は、第1ポート101に入射した信号が第2ポート103へ伝送される信号である。S22は、第2ポート103に入射した信号の一部が第2ポート103から反射される信号である。S11,S12,S21,S22は、いずれも実数と虚数の複素数表現で示される。
パーソナルコンピュータ200は、2端子用ネットワークアナライザ100から入力されたSパラメータに基づいて、被測定回路10Aのインピーダンスを算出する。すなわち、パーソナルコンピュータ200は、SパラメータをZパラメータに変換し、Zパラメータで構成されるT型等価回路から未知のインピーダンスを有する素子を含むZ3のインピーダンスを算出する。まず、パーソナルコンピュータ200は、SパラメータS11,S12,S21,S22を下式(1)〜(4)によりZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換する。
Figure 0006957168
Figure 0006957168
Figure 0006957168
Figure 0006957168
次に、パーソナルコンピュータ200は、ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22を用いて、図5に示すT型等価回路への変換を行う。ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22を含む回路は、下式(5)により、Z1〜Z3を有するT型等価回路に変換される。
Figure 0006957168
被測定回路10Aを構成するZ1〜Z3は、式(5)から、Z1=Z11−Z12,Z2=Z22−Z12,Z3=Z12と表すことができる。したがって、既知のインピーダンスを有するZ1およびZ2から、Z3のインピーダンスを容易に求めることができる。
パーソナルコンピュータ200は、Z3のインピーダンス、レジスタRの既知のレジスタンス、およびキャパシタCの既知のキャパシタンスに基づいて、インダクタLのインダクタンスを算出する。パーソナルコンピュータ200は、算出したインダクタンスを表示する。すなわち、パーソナルコンピュータ200は、未知の被測定物のインピーダンスを表示する。
以上のように、実施形態1に係るインピーダンス測定装置1Aは、未知のインダクタンスを有するLおよび既知のインピーダンスを有するZ1,Z2,R,Cで構成され、かつ電気的に共振するように接続される被測定回路10Aと、被測定回路10Aに接続して被測定回路10AのSパラメータを測定する2端子用ネットワークアナライザ100と、測定されたSパラメータおよびZ1,Z2に基づいて、被測定回路10Aを構成するZ3のインピーダンスを算出し、Z3のインピーダンスおよびR,Cの既知のインピーダンスに基づいてLのインダクタンスを算出するパーソナルコンピュータ200とを備える。
実施形態1に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、高価な4端子用ネットワークアナライザなどを利用することなく、2端子用ネットワークアナライザ100でのインピーダンスの測定が可能となるので、簡易な構成でのインピーダンスの測定が可能となる。また、被測定物が電気的に共振しない場合でも、被測定物を含む被測定回路10Aを共振するように構成するので、共振周波数特性のピークにより、被測定物のインピーダンスの微少な違いを判別することができるので、微少なインピーダンスを精度良く測定することができる。
また、実施形態1に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、電気的に共振するT型等価回路を用いて被測定回路10Aの未知のインピーダンスを測定するので、インピーダンス測定時の分解能を高く維持することができると共に、測定したインピーダンスのバラツキを抑えることが可能となる。
また、実施形態1に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、被測定物が、インダクタおよびキャパシタを含むので、被測定物を含む被測定回路10Aを容易に電気的に共振するように構成することができる。
また、本実施形態に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、被測定回路10Aが、被測定回路10Aが有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値を所定値以上にすることが可能な受動素子を含むので、被測定物のインピーダンスの微少な違いを精度良く判別することが可能となる。
[実施形態2]
図6は、実施形態2に係るインピーダンス測定装置の概略構成を示す構成図である。図7は、実施形態2に係る被測定回路に対応する等価回路の概略構成を示す図である。
実施形態2に係るインピーダンス測定装置1Bは、図6に示すように、被測定回路10Bがπ型等価回路を構成する点で、実施形態1に係るインピーダンス測定装置1Aと異なる。なお、実施形態2は、上記実施形態1と基本的構成および基本的動作が共通しているものついては、同一符号を付して、それらの説明を省略あるいは簡略化する(以下、同様)。
図6に示す被測定回路10Bは、Z1と、Z2と、Z3とからなるπ型等価回路を構成する。すなわち、被測定回路10Bが2端子用ネットワークアナライザ100に接続された状態で、Z3が、第1ポート101と第2ポート103間に直列に接続され、かつ、Z1が第1ポート101とGNDとの間、Z2が第2ポート103とGNDとの間に接続される。
実施形態2に係るインピーダンス測定方法の手順は、パーソナルコンピュータ200が、ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22を用いて、図7に示すπ型等価回路への変換を行う点で、上記実施形態1に係るインピーダンス測定方法と異なる。ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22を含む回路は、下式(6)により、Z1〜Z3を有するπ型等価回路に変換される。
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実施形態2に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、上記実施形態1と同様の効果を得ることができる。
また、実施形態2に係るインピーダンス測定装置および測定方法によれば、電気的に共振するπ型等価回路を用いて被測定回路10Bの未知のインピーダンスを測定するので、インピーダンス測定時の分解能を高く維持することができると共に、測定したインピーダンスのバラツキを抑えることが可能となる。
なお、上記実施形態1,2では、被測定回路10A,10Bが共振するように、未知のインダクタンスを有するインダクタL(被測定物)に合わせて、被測定回路10A,10Bを、既知のインダクタンスを有するZ1,Z2と既知のキャパシタンスを有するCとを組み合わせて構成しているが、これに限定されるものではない。すなわち、被測定回路10A,10Bが共振するように、未知のキャパシタンスを有するキャパシタC(被測定物)に合わせて、被測定回路10A,10Bを、既知のキャパシタンスを有するZ1,Z2と既知のインダクタンスを有するLとを組み合わせて構成してもよい。
また、上記実施形態1,2では、Z3が、既知のレジスタンスを有するレジスタRと、未知のインダクタンスを有するインダクタLと、既知のキャパシタンスを有するキャパシタCとで構成されるものとして説明したが、これに限定されるものではなく、既知のレジスタンスを有するレジスタRと、既知のインダクタンスを有するインダクタLと、未知のキャパシタンスを有するキャパシタCとで構成されるものであってもよいし、3つの受動素子のうち、レジスタRのみが未知のものであってもよい。
また、上記実施形態1,2において、既知のインピーダンスを有するZ1とZ2は、同値のインピーダンスを有することが好ましい。すなわち、既知のインダクタンスを有するZ1とZ2は、同地のインダクタンスを有することが好ましく、既知のキャパシタンスを有するZ1とZ2は、同値のキャパシタンスを有することが好ましい。
また、上記実施形態1,2において、Z3に含まれる素子が未知のインダクタンスを有する場合、既知のインダクタンスを有するZ1,Z2を用いてT型またはπ型等価回路を構成してもよいし、Z3に含まれる素子が未知のキャパシタンスを有する場合には、既知のキャパシタンスを有するZ1,Z2を用いてT型またはπ型等価回路を構成してもよい。さらに、Z3に含まれる素子が未知のレジスタンスを有する場合、既知のレジスタンスを有するZ1,Z2を用いてT型またはπ型等価回路を構成してもよい。
また、上記実施形態1,2では、Z3を構成するR,L,Cのうち、RについてはLCの内部抵抗を考慮して省略してもよい。すなわち、Z3をLCのみで構成してもよい。
また、上記実施形態1,2では、インピーダンス測定装置1A,1Bは、2端子用ネットワークアナライザ100と、パーソナルコンピュータ200とを有する構成について説明したが、これに限定されるものではなく、2端子用ネットワークアナライザ100とパーソナルコンピュータ200とが一体的に構成されたものであってもよい。
1A,1B インピーダンス測定装置
10A,10B 被測定回路
11,13 信号線
15,17 端子
100 2端子用ネットワークアナライザ
101 第1ポート
103 第2ポート
200 パーソナルコンピュータ

Claims (4)

  1. 未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路と、
    被測定回路に接続する2つの端子を有し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する電気特性測定装置と、
    前記電気特性測定装置により測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出装置と、
    を備え、
    前記被測定回路は、2つの前記端子間に直列に接続される2つの前記受動素子と、2つの前記受動素子間とGNDとの間に接続される前記被測定物とからなるT型等価回路であり、
    2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、
    2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、
    前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、
    既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、
    前記算出装置は、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、
    ことを特徴とするインピーダンス測定装置。
    Figure 0006957168
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  2. 未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路と、
    前記被測定回路に接続する2つの端子を有し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する電気特性測定装置と、
    前記電気特性測定装置により測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出装置と、
    を備え、
    前記被測定回路は、2つの前記端子間に接続される前記被測定物と、各前記端子とGNDとの間に接続される2つの前記受動素子とからなるπ型等価回路であり、
    2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、
    2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、
    前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、
    既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、
    前記算出装置は、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、
    ことを特徴とするインピーダンス測定装置。
    Figure 0006957168
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  3. 被測定物のインピーダンスを測定するインピーダンス測定方法であって、
    未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路を、2つの端子を有する電気特性測定装置に接続し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにて測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出ステップと、
    を備え、
    前記被測定回路は、2つの前記端子間に直列に接続される2つの前記受動素子と、2つの前記受動素子間とGNDとの間に接続される前記被測定物とからなるT型等価回路であり、
    2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、
    2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、
    前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、
    既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、
    前記算出ステップは、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、
    ことを特徴とするインピーダンス測定方法。
    Figure 0006957168
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  4. 被測定物のインピーダンスを測定するインピーダンス測定方法であって、
    未知のインピーダンスZ3を有する被測定物と、既知のインピーダンスZ1,Z2を有する2つの受動素子とで構成される被測定回路を、2つの端子を有する電気特性測定装置に接続し、2つの前記端子に接続された前記被測定回路のSパラメータS11,S12,S21,S22を測定する測定ステップと、
    前記測定ステップにて測定された前記SパラメータS11,S12,S21,S22に基づいて前記被測定回路のインピーダンスを算出し、前記被測定回路のインピーダンスおよび前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2に基づいて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出する算出ステップと、
    を備え、
    前記被測定回路は、2つの前記端子間に接続される前記被測定物と、各前記端子とGNDとの間に接続される2つの前記受動素子とからなるπ型等価回路であり、
    2つの前記受動素子のうち、一方は既知のインダクタンスを有するインダクタ、他方は既知のキャパシタンスを有するキャパシタであり、
    2つの前記受動素子は、前記被測定回路が有する共振周波数特性の鋭さを表すQ値が、Q=f(共振周波数)/BW(バンド幅)で規定された場合において、10以上となるように設定され、
    前記被測定物は、既知のレジスタンスを有するレジスタ、および、既知のインピーダンスを有する素子、および、未知のインピーダンスを有する素子が直列に接続されており、
    既知のインピーダンスを有する前記素子、および、未知のインピーダンスを有する前記素子のうち、一方はインダクタ、他方はキャパシタであり、
    前記算出ステップは、次式(1)〜(4)を用いて前記SパラメータS11,S12,S21,S22をZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22に変換し、前記ZパラメータZ11,Z12,Z21,Z22及び2つの前記受動素子の既知のインピーダンスZ1,Z2から次式(5)を用いて前記被測定物のインピーダンスZ3を算出し、前記被測定物のインピーダンスZ3および前記レジスタの既知のレジスタンスおよび前記既知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスに基づいて、前記未知のインピーダンスを有する素子の当該インピーダンスを算出する、
    ことを特徴とするインピーダンス測定方法。
    Figure 0006957168
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