JP2010160000A - インピーダンス測定方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】回路配線板のインピーダンス測定値に、測定系の規制インピーダンスが含まれたり、校正や補正が困難な外部グラウンドを使用したりしていると、特に高周波帯域では、精度の良い測定が出来ない。
【解決手段】複数の電源の間における結合や干渉が抑制されるように設計された回路配線板では、相互インピーダンスがグラウンドインピーダンスと比較して無視できるほど小さい異電源対が存在する。最小の相互インピーダンスと、グラウンドインピーダンスとの和を測定し、これをグラウンドインピーダンスの良い近似値とみなすことで、全ての電源のインピーダンスが求められる。さらに、そこから得られるモデルや、等価回路の精度を向上することが出来る。
【選択図】図3

Description

本発明は、インピーダンス測定方法と、この方法を用いるインピーダンス測定装置とに係り、特に、回路配線板におけるインピーダンス測定方法と、この方法を用いるインピーダンス測定装置とに係る。
デジタル回路における動作速度の向上に伴い、出力スイッチング時間が短縮される結果、回路内における過渡電流が増加する。さらに、回路内における複数のトランジスタでスイッチングのタイミングが合った際には、無視し得ないSSN(Simultaneous Switching Noise:同時スイッチングノイズ)が発生し、回路の動作に悪影響を及ぼす。
このようなSSO(Simultaneous Switching Output:同時スイッチング出力)によるノイズを防ぐためには、デジタル回路の設計段階が重要である。ここで、デジタル回路の精度の良い等価回路を求めることが有効となり、そのためにはデジタル回路の各構成要素におけるインピーダンスを良い精度で測定する必要がある。
図1は、従来の技術による、回路配線板のインピーダンス測定方法を説明するための概念図である。このインピーダンス測定方法では、ネットワークアナライザのRF(Radio Frequency:高周波)プローブを使う。まず、プリント配線板や、半導体パッケージ基板などの回路配線板を、これを支持する支持ボードに設置する。次に、良く校正されたRFプローブの信号端子を、回路配線板の電源端子に接触させる。同様に、RFプローブのグラウンド端子を、回路配線板のグラウンド端子に接触させる。
この状態のRFプローブを介して、ネットワークアナライザで回路配線板のSパラメータを測定する。その後、得られたSパラメータを、公式を用いてYパラメータやZパラメータに変換する。
なお、ここで用いられる公式は、次のとおりである。
Y=(I+S)−1(I−S) …(1)
Z=(I−S)−1(I+S) …(2)
ただし、Y、I、SおよびZは、Yマトリックス、単位マトリックス、SマトリックスおよびZマトリックスをそれぞれ表す。
こうして得られたYパラメータおよびZパラメータを、さらに別の公式を用いて変換し、回路配線板の等価回路における各構成要素のパラメータを求める。
なお、ここで用いられる公式は、例えば次のとおりである。
ii=Re(Zii)|ω→0 …(3)
ii=∂(Im(Zii))/∂ω|ω→0 …(4a)
i≒j=∂(Im(Zij))/∂ω|ω→0 …(4b)
i≒j=Lij/√(L) …(4c)
ii=∂(Σ(Im(Yij)))/∂ω|ω→0 …(5a)
i≒j=−∂(Im(Yij))/∂ω|ω→0 …(5b)
ここで、Ki≒jは、グラウンドインピーダンスにおける近似値の精度を示す結合係数を表す。
このインピーダンス測定方法では、高周波帯域まで精度の良いインピーダンス測定が可能であるが、電源インピーダンスにグラウンドインピーダンスが含まれてしまっている。
図2は、従来の別の技術による、回路配線板のインピーダンス測定方法を説明するための概念図である。これは、インピーダンスアナライザを用いて、電源のインピーダンスと、グラウンドのインピーダンスとを、分離して測定する方法である。まず、プリント配線板や、半導体パッケージ基板などの回路配線板を、これを支持するための支持ボードに設置する。次に、インピーダンスアナライザのカソード端子を支持ボードのグラウンド面に取り付ける。同様に、インピーダンスアナライザのアノード端子を、回路配線板の電源端子またはグラウンド端子に接触させる。
これらの状態で、アノード端子とカソード端子との間におけるそれぞれのインピーダンスを測定する。このとき、回路配線板上のグラウンドの他に、支持ボード上のグラウンドが必要となる。この方法では、回路配線板における電源のインピーダンスと、グラウンドのインピーダンスとを、別々に測定することが可能である。
しかし、アノード端子から、インピーダンスアナライザを介して、カソード端子までの距離が長いため、その間に存在する寄生インピーダンスが、測定値に含まれてしまう。その結果、高周波帯域まで良い精度でインピーダンスを測定することが出来ない。
上記に関連して、特許文献1(US6737875B2)には、電気回路における2つのノード間のインピーダンス測定方法に係る記載が開示されている。特許文献1のインピーダンス測定方法では、3つのプローブを用いる。第1のプローブを、第1のノードに接続して、第1の電流を供給する。同様に、第2のプローブを、第2のノードに接続して、第2の電流を供給する。第1のノードとの間の電流と、第2のノードとの間の電流とが同じになるノードに第3のプローブを接続する。
US6737875B2
上記の従来技術では、測定値に、測定系の寄生インピーダンスが含まれたり、校正や補正が困難な外部グラウンドを使用したりしている。いずれの場合も、回路配線板における電源のインピーダンスおよびグラウンドのインピーダンスを、分離測定していないので、特に高周波帯域では、精度の良い測定が出来ない。
以下に、(発明を実施するための最良の形態)で使用される番号を用いて、課題を解決するための手段を説明する。これらの番号は、(特許請求の範囲)の記載と(発明を実施するための最良の形態)との対応関係を明らかにするために付加されたものである。ただし、それらの番号を、(特許請求の範囲)に記載されている発明の技術的範囲の解釈に用いてはならない。
本発明によるインピーダンス測定方法は、(a)複数の電源ポートと、複数の電源ポートに共通するグラウンドとを具備する回路における所定のパラメータを求めるステップ(S101、S201)と、(b)所定のパラメータに基づいて、回路における複数の相互インピーダンスを求めるステップ(S102、S202)と、(c)複数の相互インピーダンスに基づいて、グラウンドのインピーダンスの近似値を、所定の精度で求めるステップ(S103、S203)と、(d)複数の相互インピーダンスと、グラウンドのインピーダンスの近似値とに基づいて、複数の電源ポートのインピーダンスを計算するステップ(S104、S204)と、(e)グラウンドのインピーダンスと、複数の電源ポートのインピーダンスとに基づいて、回路の等価回路を生成するステップ(S105、S205)とを具備する。
本発明によるインピーダンス測定装置は、パラメータ取得部(82、92)と、マトリクス変換部(83、93)と、最小インピーダンス探索部(84、94)と、インピーダンス計算部(85、95)と、等価回路出力部(86、96)とを具備する。ここで、パラメータ取得部(82、92)は、複数の電源ポートと、複数の電源ポートに共通するグラウンドとを具備する回路における所定のパラメータを取得するものである。マトリクス変換部(83、93)は、所定のパラメータに基づいて、回路における複数の相互インピーダンスを求めるものである。最小インピーダンス探索部(84、94)は、複数の相互インピーダンスに基づいて、グラウンドのインピーダンスの近似値を、所定の精度で求めるものである。インピーダンス計算部(85、95)は、複数の相互インピーダンスと、グラウンドのインピーダンスの近似値とに基づいて、複数の電源ポートのインピーダンスを計算するものである。等価回路出力部(86、96)は、グラウンドのインピーダンスと、複数の電源ポートのインピーダンスとに基づいて、回路の等価回路を生成するものである。
本発明によるインピーダンス測定方法およびインピーダンス測定装置によれば、測定または電磁界解析から得られた電流リターンパス(グラウンド)を含むインピーダンスから、電流リターンパス(グラウンド)のインピーダンスを分離抽出することが可能となる。さらに、そこから得られるモデルや、等価回路の精度を向上することが出来る。
図1は、従来の技術による、回路配線板のインピーダンス測定方法を説明するための概念図である。 図2は、従来の別の技術による、回路配線板のインピーダンス測定方法を説明するための概念図である。 図3は、本発明の第1の実施形態によるインピーダンス測定方法について説明するためのフローチャートである。 図4は、回路配線板の等価回路の一例を説明するための回路図である。 図5は、4つの電源と、これら4つの電源が共有するグラウンドとを具備する回路配線板における、電源インピーダンスの測定例について説明するためのグラフである。 図6は、複数の電源と、これら複数の電源が共有する電流リターンパス(グラウンド)とを含む回路配線板の一例における回路図である。 図7は、本発明による計算装置の構成例について概略的に説明するためのブロック図である。 図8は、本発明の第1の実施形態によるインピーダンス測定装置の構成例を、機能ブロックの集合として説明するためのブロック図である。 図9は、本発明の第2の実施形態によるインピーダンス測定方法について説明するためのフローチャートである。 図10は、本発明の第2の実施形態によるインピーダンス測定装置の構成例を、機能ブロックの集合として説明するためのブロック図である。
添付図面を参照して、本発明によるインピーダンス測定方法およびインピーダンス測定装置を実施するための最良の形態を以下に説明する。
(第1の実施形態)
図3は、本発明の第1の実施形態によるインピーダンス測定方法について説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、ステップS101と、ステップS102と、ステップS103と、ステップS104と、ステップS105とを具備する。
ステップS101と、ステップS102と、ステップS103と、ステップS104と、ステップS105とは、この順番に実行される。
まず、ステップS101において、回路配線板における全ての自己インピーダンスおよび全ての相互インピーダンスを、ネットワークアナライザなどを用いて測定する。このステップS101については特に限定や制限が無く、従来技術による方法を用いても構わないので、詳細な説明を省略する。
次に、ステップS102において、ステップS101で得られたSパラメータにマトリクス変換を施して、Zパラメータを得る。このマトリクス変換は、より具体的には、例えば、前述した(2)式を用いて行っても良い。
Z=(I−S)−1(I+S) …(2)
ここで、Z、I、およびSは、Zマトリックス、単位マトリックスおよびSマトリックスをそれぞれ表す。
次に、ステップS103において、ステップS102で得られたZパラメータに基づいて、目的の周波数帯域内で最小となる相互インピーダンス成分を探索する。
図4は、回路配線板の等価回路の一例を説明するための回路図である。この等価回路は、2つの電源系と、1つのグラウンドとを含み、合計6つの入出力端子61〜64をも具備する。
ここで、第1の電源系は、第1の入出力端子61と、抵抗R11と、インダクタンスL11と、第4の入出力端子64とを具備する。第1の電源系において、第1の入出力端子61と、抵抗R11と、インダクタンスL11と、第4の入出力端子64とは、この順番に直列に接続されている。
同様に、第2の電源系は、第2の入出力端子62と、抵抗R22と、インダクタンスL22と、第5の入出力端子65とを具備する。第2の電源系において、第2の入出力端子62と、抵抗R22と、インダクタンスL22と、第5の入出力端子65とは、この順番に直列に接続されている。
また、グラウンドは、第3の入出力端子63と、抵抗RGNDと、インダクタンスLGNDと、第6の入出力端子66とを具備する。グラウンドにおいて、第3の入出力端子63と、抵抗RGNDと、インダクタンスLGNDと、第6の入出力端子66とは、この順番に直列に接続されている。
さらに、第1の電源系と、第2の電源系とは、容量C12によって接続されている。また、第1の電源系と、グラウンドとは、容量C13によって接続されている。また、第2の電源系と、グラウンドとは、容量C23によって接続されている。なお、第1の電源系と、第2の電源系との間には、インダクタンスL12によってさらに接続されていても良い。
一般化して、2つ以上の電源系と、これらの電源系が共有するグラウンドとを具備する等価回路も、同様の構造を持つと捉えることが可能である。
図5は、4つの電源と、これら4つの電源が共有するグラウンドとを具備する回路配線板における、電源インピーダンスの測定例について説明するためのグラフである。4つの電源の組み合わせであるので、このグラフには6本のカーブが描かれている。
図5のグラフから分かるように、インピーダンスカーブには、インピーダンスの値が「最小」である下限が存在する。
ここで、「最小」の概念は、以下のように定義することが可能である。例えばか、全ての相互インピーダンス成分について、目的の周波数帯域における平均値をそれぞれ求めて、この平均値が最小である相互インピーダンス成分に決定しても良い。
目的の周波数帯域内で最小となる相互インピーダンス成分を探索するための、別の方法について説明する。図5は、全ての相互インピーダンス成分を目的の周波数帯域内で比較した場合のグラフの例である。ここで、全ての相互インピーダンス成分について、それぞれのグラフと、周波数帯域の下限に対応する縦軸と、同じく上限に対応する縦軸と、全てのグラフを下回る横軸とに囲まれた面積を求める。この面積が最小となる相互インピーダンス成分を最小のものと定義しても、上述した平均値を用いる場合と同じ結果が得られる。
次に、ステップS104において、ステップS102で得られたZパラメータと、ステップS103で得られた最小相互インピーダンス成分とに基づいて、グラウンドのインピーダンスと、電源のインピーダンスとをそれぞれ計算する。
ステップS104における動作を説明するために、まずは本発明によるインピーダンス測定方法の原理を詳細に説明する。
図6は、複数の電源と、これら複数の電源が共有する電流リターンパス(グラウンド)とを含む回路配線板の一例における回路図である。複数の電源のそれぞれには、1〜nの番号が付けられている。電源のインピーダンスをZVDD ijと表す。ここで、iおよびjはそれぞれ1〜nの範囲に含まれる整数である。グラウンドのインピーダンスをZGNDと表す。
ループインピーダンスZloop ijを測定するために、ネットワークアナライザのRFプローブを両方とも、電源またはグラウンドの、図6における左側の端子から接触する。このとき、RFプローブが接触する端子に応じて、自己インピーダンスZVDD iiまたは相互インピーダンスZVDD ijが測定される。
自己インピーダンスZVDD iiは、i番目の電源における左側の端子から入って、グラウンドにおける左側の端子に戻って来る経路のインピーダンスである。相互インピーダンスZVDD ijは、i番目の電源における左側の端子から入って、グラウンドを経由して、j番目の電源における左側の端子に戻って来る経路のインピーダンスである。
したがって、ループインピーダンスZloop ijと、自己インピーダンスZVDD iiと、相互インピーダンスZVDD ijと、グラウンドインピーダンスZGNDとの間には、次の関係が成立する。
Figure 2010160000
ここで、(6)式を解くことは、n+1個の変数を有するn個の連立方程式を解くことに等しい。したがって、一般的には、(6)式をこのまま一意に解くことは出来ない。言い換えれば、1つだけでも変数を減らすことが出来れば、(6)式は一意に解くことが出来る。
ここで、本発明では、実在するプリント基板や半導体パッケージのほとんどにおいて、直接的な電気的結合を無視し得る異電源対が存在することに注目する。すなわち、回路配線板に複数の電源が存在する場合は、電源間の結合と干渉を極力小さくして、電源ノイズの伝播を抑制するようにデザインするのが普通である。言い換えれば、良くデザインされた回路配線板であれば、次のような式の条件を満たす電源対が存在する。
GND IJ〜0 …(7)
ここで、IおよびJは、電源対におけるそれぞれの電源の番号を表す。
つまり、直接的な電気結合を無視し得る異電源対I,Jにおいて、
loop IJ=ZVDD IJ+ZGND〜ZGND …(8)
が得られる。つまり、測定されたループインピーダンスから、グラウンドのインピーダンスが求められたので、n+1個だった変数がn個に減り、(6)式から、グラウンドを含まない電源のインピーダンスを全て求めることが出来る。
なお、異電源I,Jにおける相互インピーダンスZVDD IJが0であることは、あくまでも両電源I,Jの間に結合や干渉が無いことを意味し、両電源I,Jが短絡しているわけではない。
また、直接的な電気結合が無視し得ても、異電源I,Jにおける相互インピーダンスZVDD IJは、厳密に0であると限らない。したがって、正確には、グラウンドのインピーダンスにおける近似値を所定の精度で求めた、と表現すべきかも知れない。この所定の精度は、回路配線板の設計に応じて定まるものである。
次に、ステップS105において、ステップS104で得られたグラウンドのインピーダンスと、電源のインピーダンスとに基づいて、回路配線板の等価回路を出力する。
各電源のインピーダンスが求められたら、上記にも説明した公式を用いて、等価回路におけるR成分、L成分、C成分などが算出できる。
ii=Re(Zii)|ω→0 …(3)
ii=∂(Im(Zii))/∂ω|ω→0 …(4a)
i≒j=∂(Im(Zij))/∂ω|ω→0 …(4b)
i≒j=Lij/√(L) …(4c)
ii=∂(Σ(Im(Yij)))/∂ω|ω→0 …(5a)
i≒j=−∂(Im(Yij))/∂ω|ω→0 …(5b)
ここで、Ki≒jは、グラウンドインピーダンスにおける近似値の精度を示す結合係数を表す。
なお、ここで出力される等価回路に係るデータのフォーマットには特に制限や限定は無く、既存のものであっても構わない。ここでは、上述した図4の等価回路を例に挙げて説明する。
図4の等価回路は、もっとも単純なものである。通常は、図3の等価回路に、いわゆる表皮効果や、誘電損失などの効果を表す別の等価回路をさらに追加して用いるが、ここでは省略する。
また、図3の例のように、片側の入出力端子を短絡または解放せずに、回路配線板の両側の入出力端子から測定すること場合でも、本発明によるインピーダンス測定方法および装置は有効である。ただし、この場合は、(6)式のマトリクスの次元が2倍になることに注意すべきである。また、(3)〜(5)式を用いる前に、以下の(9)式による変換を行う必要がある。
Y’ij=Yij+Yij’+Yi’j’+Yi’j …(9a)
Z’ij=Zij−Zij’+Yi’j’−Zi’j …(9b)
ここで、iおよびjはそれぞれ、1〜N/2の範囲に含まれる整数である。また、入出力端子i’は、入出力端子iの反対側に位置する。さらに、Nは、YマトリクスまたはZマトリクスの次元であって、変換後の次元はその半分になる。
特殊な例として、グラウンドの構成が電気的に複数に分離されていて、それぞれのグラウンドのインピーダンスモデルや、等価回路を求める場合について説明する。この場合、分離された複数のグラウンドが同じ電源を共有していれば、これまでの説明と全く同じ方法で、それぞれのグラウンドのインピーダンスや等価回路を求めることが可能である。すなわち、これまでの説明における電源とグラウンドとの役割を逆転すればよい。
ここで、本実施形態によるインピーダンス測定方法を実施するための装置、すなわち本実施形態によるインピーダンス測定装置について説明する。
ステップS101は、ネットワークアナライザなどを用いて実行することが好ましい。ステップS102〜S105は、コンピュータなどの計算装置を用いることが好ましい。したがって、本発明によるインピーダンス測定装置は、ネットワークアナライザと、コンピュータなどの計算装置とを具備することが好ましい。しかし、同じ機能を実現できるなら、本発明によるインピーダンス測定装置の構成を上記のとおりに限定する必要は一切無く、他の構成を用いても全く構わない。
図7は、本発明による計算装置の構成例について概略的に説明するためのブロック図である。この計算装置は、バス40と、入力部41と、演算部42と、記憶部43と、出力部44とを具備している。
バス40は、入力部41と、演算部42と、記憶部43と、出力部44とに接続されている。
バス40は、入力部41と、演算部42と、記憶部43と、出力部44との間で、データを転送するためのものである。入力部41は、特にステップS102において、外部、特にネットワークアナライザから、データを入力するためのものである。演算部42は、ステップS102〜S105における各種演算を行うためのものである。記憶部43は、入力部41が入力したデータや、演算部42が演算した結果を記憶するためのものである。出力部44は、特にステップS105などにおいて、外部にデータを出力するためのものである。
図8は、本実施形態によるインピーダンス測定装置の構成例を、機能ブロックの集合として説明するためのブロック図である。本実施形態によるインピーダンス測定装置は、バス81と、測定部82と、マトリクス変換部83と、最小インピーダンス探索部84と、インピーダンス計算部85と、等価回路出力部86とを具備する。
測定部82と、マトリクス変換部83と、最小インピーダンス探索部84と、インピーダンス計算部85と、等価回路出力部86とは、バス81に接続されている。
測定部82は、ステップS101を行うものであって、例えば、ネットワークアナライザを具備しても良い。マトリクス変換部83は、ステップS102を行う。最小インピーダンス探索部84は、ステップS103を行う。インピーダンス計算部85は、ステップS104を行う。等価回路出力部86は、ステップS105を行う。
バス81は、バス40に対応する。測定部82と、マトリクス変換部83と、最小インピーダンス探索部84と、インピーダンス計算部85と、等価回路出力部86とのそれぞれは、入力部41と、演算部42と、記憶部43と、出力部44との組み合わせとして構成されても良い。
(第2の実施形態)
本発明の第2の実施形態によるインピーダンス測定方法について説明する。第1の実施形態では、回路配線板のインピーダンスをネットワークアナライザなどで実際に測定した。本実施形態では、その代わりに、電磁界シミュレータなどを用いたシミュレーションによって回路配線板のインピーダンスを求める。その他については第1の実施形態と同じである。
図9は、本発明の第2の実施形態によるインピーダンス測定方法について説明するためのフローチャートである。このフローチャートは、ステップS201と、ステップS202と、ステップS203と、ステップS204と、ステップS205とを具備する。
ステップS201と、ステップS202と、ステップS203と、ステップS204と、ステップS205とは、この順番に実行される。
まず、ステップS201において、回路配線板における全ての自己インピーダンスおよび全ての相互インピーダンスを、電磁界シミュレータなどによるシミュレーションによって求める。このステップS201については特に限定や制限が無く、従来技術による方法を用いても構わないので、詳細な説明を省略する。
次に、ステップS202〜S205は、第1の実施形態におけるステップS102〜S105と実質的に同等であるので、詳細な説明を省略する。
ここで、本実施形態によるインピーダンス測定方法を実施するための装置、すなわち本実施形態によるインピーダンス測定装置について説明する。
ステップS201は、電磁界シミュレータなどを用いて実行することが好ましい。ステップS202〜S205は、第1の実施形態におけるステップS102〜S105と実質的に同等であるので、同様にコンピュータなどの計算装置を用いることが好ましい。
本実施形態によるインピーダンス測定装置の構成例は、第1の実施形態で説明した図4のものと同じである。入力部41は、特にステップS202において、外部、特に電磁波シミュレータから、データを入力するためのものである。その他の構成要素については第1の実施形態と同じであるので、詳細な説明を省略する。
図10は、本実施形態によるインピーダンス測定装置の構成例を、機能ブロックの集合として説明するためのブロック図である。本実施形態によるインピーダンス測定装置は、バス91と、測定部92と、マトリクス変換部93と、最小インピーダンス探索部94と、インピーダンス計算部95と、等価回路出力部96とを具備する。
測定部92は、ステップS201を行うものであって、例えば、電磁界シミュレータを具備しても良い。その他、バス91と、マトリクス変換部93と、最小インピーダンス探索部94と、インピーダンス計算部95と、等価回路出力部96とは、バス81と、マトリクス変換部83と、最小インピーダンス探索部84と、インピーダンス計算部85と、等価回路出力部86とにそれぞれ対応するので、詳細な説明を省略する。
以上に説明したように、本発明によれば、測定または電磁界解析から得られた電流リターンパス(グラウンド)を含むインピーダンスから、電流リターンパス(グラウンド)のインピーダンスを分離抽出することが可能となる。さらに、そこから得られるモデルや、等価回路の精度を向上することが出来る。したがって、モデルや等価回路を利用して設計される回路配線板、例えば半導体デバイスやシステムボードなどにおいて、その設計精度が向上し、したがってその品質も向上する。
110 回路配線板
111 ボールグリッド
112 GND
113 VDD
120 支持ボード
130 ネットワークアナライザ
131 ZLoopVDD測定用配線
210 回路配線板
211 ボールグリッド
212 GND
213 VDD
220 支持ボード
230 インピーダンスアナライザ
231 ZGND測定用配線
232 ZVDD測定用配線
40 バス
41 入力部
42 演算部
43 記憶部
44 出力部
51、52、53 電源系
59 グラウンド
61〜64 入出力端子
81 バス
82 測定部
83 マトリクス変換部
84 最小インピーダンス探索部
85 インピーダンス計算部
86 等価回路出力部
91 バス
92 シミュレーション部
93 マトリクス変換部
94 最小インピーダンス探索部
95 インピーダンス計算部
96 等価回路出力部

Claims (12)

  1. (a)複数の電源ポートと、前記複数の電源ポートに共通するグラウンドとを具備する回路における所定のパラメータを求めるステップと、
    (b)前記所定のパラメータに基づいて、前記回路における複数の相互インピーダンスを求めるステップと、
    (c)前記複数の相互インピーダンスに基づいて、前記グラウンドのインピーダンスの近似値を、所定の精度で求めるステップと、
    (d)前記複数の相互インピーダンスと、前記グラウンドのインピーダンスの近似値とに基づいて、前記複数の電源ポートのインピーダンスを計算するステップと、
    (e)前記グラウンドのインピーダンスと、前記複数の電源ポートのインピーダンスとに基づいて、前記回路の等価回路を生成するステップと
    を具備する
    インピーダンス測定方法。
  2. 請求項1に記載のインピーダンス測定方法において、
    (f)前記回路を、前記複数における電源ポート間の結合または干渉を抑制するように設計することによって、前記所定の精度を決定するステップ
    をさらに具備する
    インピーダンス測定方法。
  3. 請求項1または2に記載のインピーダンス測定方法において、
    前記ステップ(a)は、
    (a−1)前記任意のパラメータを、実測するステップ
    を具備する
    インピーダンス測定方法。
  4. 請求項1または2に記載のインピーダンス測定方法において、
    前記ステップ(a)は、
    (a−2)前記任意のパラメータを、シミュレーションで計算するステップ
    を具備する
    インピーダンス測定方法。
  5. 請求項3または4に記載のインピーダンス測定方法において、
    前記任意のパラメータは、Sパラメータを含む
    インピーダンス測定方法。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載のインピーダンス測定方法において、
    前記ステップ(c)は、
    (c−1)前記グラウンドのインピーダンスの近似値として、前記複数の相互インピーダンスにおける最小値を探索するステップ
    を具備する
    インピーダンス測定方法。
  7. 複数の電源ポートと、前記複数の電源ポートに共通するグラウンドとを具備する回路における所定のパラメータを取得するパラメータ取得部と、
    前記所定のパラメータに基づいて、前記回路における複数の相互インピーダンスを求めるマトリクス変換部と、
    前記複数の相互インピーダンスに基づいて、前記グラウンドのインピーダンスの近似値を、所定の精度で求める最小インピーダンス探索部と、
    前記複数の相互インピーダンスと、前記グラウンドのインピーダンスの近似値とに基づいて、前記複数の電源ポートのインピーダンスを計算するインピーダンス計算部と、
    前記グラウンドのインピーダンスと、前記複数の電源ポートのインピーダンスとに基づいて、前記回路の等価回路を生成する等価回路出力部と
    を具備する
    インピーダンス測定装置。
  8. 請求項7に記載のインピーダンス測定装置において、
    前記所定の精度は、前記回路における前記複数の電源ポート間の結合または干渉を抑制するように設計することによって決定する
    インピーダンス測定装置。
  9. 請求項7または8に記載のインピーダンス測定装置において、
    前記パラメータ取得部は、
    前記任意のパラメータを実測する測定部
    を具備する
    インピーダンス測定装置。
  10. 請求項7または8に記載のインピーダンス測定装置において、
    前記パラメータ取得部は、
    前記任意のパラメータをシミュレーションで計算するシミュレーション部
    を具備する
    インピーダンス測定装置。
  11. 請求項7〜10のいずれかに記載のインピーダンス測定装置において、
    前記任意のパラメータは、Sパラメータを含む
    インピーダンス測定装置。
  12. 請求項7〜11のいずれかに記載のインピーダンス測定装置において、
    前記最小インピーダンス探索部は、
    前記グラウンドのインピーダンスの近似値として、前記複数の相互インピーダンスにおける最小値を探索する
    インピーダンス測定装置。
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