JP6956862B2 - 空気調和機 - Google Patents

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Description

本発明は、空気調和機の室外機への通電を制御する空気調和機に関する。
従来、圧縮機、室外熱交換器、膨張部及び室内熱交換器が配管により順次接続された冷凍サイクルを有する空気調和機が知られている。特許文献1には、待機電力の削減を目的として、リモコンによって室内機の運転が停止されると、室外機に供給される電力をカットして、圧縮機又はファンモータ等の電動機への給電を遮断する空気調和機が開示されている。一方、特許文献2には、圧縮機を駆動する電動機の最低保証温度を下回るほどの極低外気温の環境下において電動機の誤作動及び破損等を抑制することを目的として、圧縮機が駆動しない程度に電動機の巻線に拘束通電を行うかヒータで加熱する空気調和機が開示されている。
特開2014−156963号公報 特開2000−292014号公報
しかしながら、特許文献1に開示された空気調和機は、低外気温の環境下において圧縮機が停止中に冷媒が寝込んでいる場合、搭載されている電動機に給電することができない。また、室外機に電力が供給されないため、外気温を検出することもできず、低外気時のように給電が必要な状況か否かを判断することができない。更に、特許文献2に開示された空気調和機は、長時間使用しない場合にも電動機に通電するため、空気調和機が停止しているときの待機電力が増加してしまう。このため、待機電力を削減することと、拘束通電を行うこととを両立することが求められた場合に、対応することができない。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、待機電力を削減することと、拘束通電を行うこととを両立する空気調和機を提供するものである。
本発明に係る空気調和機は、モータで駆動する圧縮機と、室内の温度検出対象の温度を検出する赤外線センサと、室外の温度を検出する外気温度センサと、室内に設けられ、赤外線センサに接続され、人の在室情報を検出する室内制御装置と、室外に設けられ、外気温度センサ及び圧縮機に接続された室外制御装置と、を備え、室内制御装置は、赤外線センサによって検出された温度情報から、人の在室情報を導き出し、人が在室している場合、室外制御装置に電源を供給し、人が不在の場合、室外制御装置への電源の供給を遮断するものであり、電源が供給された室外制御装置は、外気温度センサによって検出された外気温度情報を取得し、室外の温度が予め設定された外気温度閾値未満の場合、圧縮機に拘束通電を行う
本発明によれば、切替手段が、対象温度情報に基づいて、待機電力低減手段と拘束通電手段とのいずれを実施するかを切り替える。これにより、対象温度情報に応じて、待機電力低減手段及び拘束通電手段のうち最適な手段を選択することができる。従って、待機電力を削減することと、拘束通電を行うこととを両立することができる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。 本発明の実施の形態1に係る待機電力低減手段33の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る拘束通電手段23の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る切替手段34の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る切替手段34の待機電力低減手段33が実施されているときの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態1に係る切替手段34の拘束通電手段23が実施されているときの動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係る切替手段34の待機電力低減手段33が実施されているときの動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
以下、本発明に係る空気調和機の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機1を示す回路図である。図1に示すように、空気調和機1は、室内空間の空気を調整する装置であり、室外機11と、室内機12とを備えている。室外機11には、圧縮機3、流路切替装置4、室外熱交換器5、膨張部6、外気温度センサ9及び室外制御装置21が設けられている。室内機12には、室内熱交換器7、赤外線センサ8、計時部10、室外起動リレー14及び室内制御装置31が設けられている。
また、室内機12には、リモコン13が接続されている。リモコン13は、空気調和装置のユーザが操作するものであり、例えばワイヤレスリモコンで、運転開始又は運転停止の指示が行われたり、入力された室内の設定温度等が設定されたりする。なお、本実施の形態1では、室外制御装置21及び室内制御装置31によって、制御部20が構成されているが、制御部20は、室外機11のみに設けられてもよいし、室内機12のみに設けられてもよいし、別ユニットとしてもよい。
圧縮機3、流路切替装置4、室外熱交換器5、膨張部6及び室内熱交換器7が配管により接続されて冷媒回路2が構成されている。圧縮機3は、低温且つ低圧の状態の冷媒を吸入し、吸入した冷媒を圧縮して高温且つ高圧の状態の冷媒にして吐出するものである。圧縮機3は、モータ3aによって駆動されている。流路切替装置4は、冷媒回路2において冷媒が流れる方向を切り替えるものであり、例えば四方弁である。室外熱交換器5は、例えば室外空気と冷媒との間で熱交換するものであり、冷房運転時には凝縮器として作用し、暖房運転時には蒸発器として作用する。
膨張部6は、冷媒を減圧して膨張する減圧弁又は膨張弁であり、例えば開度が調整される電子式膨張弁である。室内熱交換器7は、室内空気と冷媒との間で熱交換するものであり、冷房運転時には蒸発器として作用し、暖房運転時には凝縮器として作用する。
外気温度センサ9は、室外の温度を検出する。赤外線センサ8は、室内の温度検出対象の温度を検出する。赤外線センサ8は、室内機12の下面において、水平面に対し下方、例えば俯角約24.5°の角度で取り付けられており、ステッピングモータ等によって左右方向に回転駆動して検出した熱画像データを取り込む。赤外線センサ8として、例えば縦方向に複数個の受光素子が配列されたものが使用されることによって、室内の検出対象エリア内の熱画像データを取得する。
計時部10は、時間を計測する。室外起動リレー14は、例えば3点スイッチからなり、電源線と信号線との接続をオン又はオフする。室外制御装置21は、室外機11に設けられた各装置の動作を制御するものであり、室内制御装置31と接続されている。室内制御装置31は、室内機12に設けられた各装置の動作を制御するものであり、リモコン13及び室外制御装置21と接続されている。
室外制御装置21は、外気温検出手段22と拘束通電手段23とを有している。外気温検出手段22は、外気温度センサ9が取得した外気温度情報を取り込み、拘束通電手段23に送信する。拘束通電手段23は、外気温度センサ9によって検出された外気温度情報に基づいて、圧縮機3を駆動するモータ3aに通電する。具体的には、拘束通電手段23は、空気調和機1の運転が停止してから、所定の時間が経過した後、外気温度が予め設定された外気温度閾値未満の場合、圧縮機3が運転しない程度にモータ3aの巻線に通電し、加熱する。これにより、外気温度が低くても、圧縮機3をスムーズに起動させることができる。
室内制御装置31は、待機電力低減手段33と、赤外線検出手段32と、切替手段34とを有している。待機電力低減手段33は、リモコン13によって運転停止が指示された場合に、室外機11への電源15の供給を遮断する。具体的には、待機電力低減手段33は、空気調和機1の運転が停止してから、所定の時間が経過した場合、室外起動リレー14をオフすることによって、室外機11に供給される電力を遮断し、圧縮機3を有する室外機11の待機電力を低減する。
赤外線検出手段32は、赤外線センサ8が取得した熱画像データから、任意の温度範囲及び時間経過による温度遷移を導き出し、その結果に基づいて人体を検出する。これにより、室内に人が在室しているか不在であるかを検出する。室内の壁又は床の熱画像データを取得する場合、赤外線検出手段32は、赤外線センサ8をステッピングモータ等により左右方向に回転駆動して、例えばステッピングモータの可動角度1.6°毎に各位置で赤外線センサ8を0.1秒〜0.2秒停止させる。
赤外線検出手段32は、赤外線センサ8を停止させた後、0.1秒〜0.2秒よりも短い時間だけ待機し、赤外線センサ8の例えば8個の受光素子の検出結果である熱画像データを取り込む。赤外線検出手段32は、赤外線センサ8の検出結果を取り込んだ後、再びステッピングモータを可動角度1.6°で駆動した後停止させる。そして、赤外線検出手段32は、0.1秒〜0.2秒よりも短い時間だけ待機し、赤外線センサ8の例えば8個の受光素子の検出結果である熱画像データを取り込む。赤外線検出手段32は、上記の動作を繰り返し行って、左右方向に94箇所の赤外線センサ8の検出結果を取得し、検出結果に基づいて検出エリア内の熱画像データを演算する。これにより、熱画像データ内に人体の温度分布をした発熱体を発見した場合、人が在室していると判断することができる。
切替手段34は、赤外線センサ8によって検出された対象温度情報に基づいて、待機電力低減手段33と拘束通電手段23とのいずれを実施するかを切り替える。空気調和機1の運転停止直後は、待機電力低減手段33及び拘束通電手段23は実施されていない。人が不在の場合、空気調和機1を再び運転開始する可能性が低く、タイマー等により運転開始された場合も、設定温度に達するまでに必要な時間に余裕がある。人の不在を検出した場合、切替手段34が待機電力低減手段33を選択して実施することにより、圧縮機3の起動性よりも、待機電力を低減することを重視して、省エネルギ性を優先することができる。
また、待機電力低減手段33が実施されるまでの作動タイミングであるm分が、拘束通電手段23が実施されるまでの作動タイミングであるn分よりも短い場合、拘束通電手段23が実施されるよりも前に室外機11への電力の供給が遮断される。このため、室外機11に設けられた外気温度センサ9が停止して、外気温度を検出することができない。これにより、低外気温の環境下で拘束通電手段23を実施することができず、圧縮機3の起動が遅延する。そこで、人の在室を検出した場合、切替手段34が拘束通電手段23を実施することにより、待機電力を低減することよりも、圧縮機3の起動性を重視して、快適性を優先することができる。
切替手段34は、待機電力低減手段33が実施されているときに、赤外線センサ8によって人の在室を検出した場合、待機電力低減手段33を解除する。これにより、待機電力低減中に在室となった場合にも、圧縮機3をスムーズに起動させることができるため、快適性を損なわない。
また、切替手段34は、拘束通電手段23が実施されているときに、赤外線センサ8によって人の不在を検出した場合、拘束通電手段23を解除する。これにより、圧縮機3の起動性よりも、待機電力を低減することを重視して余計な通電を抑制し、省エネルギ性を優先することができる。
更に、切替手段34は、計時部10によって計測された時間が時間閾値を超えた場合、待機電力低減手段33と拘束通電手段23とのいずれを実施するかを切り替える。具体的には、切替手段34は、待機電力低減手段33が実施されているとき、人の在室を検出して時間が時間閾値を超えた場合、待機電力低減手段33を解除する。また、切替手段34は、拘束通電手段23が実施されているとき、人の不在を検出して時間が時間閾値を超えた場合、拘束通電手段23を解除して待機電力低減手段33を実施する。なお、切替手段34は、時間によらず人体を検出した後、直ちに待機電力低減手段33と拘束通電手段23とのいずれを実施するかを切り替えてもよい。更に、切替手段34は、待機電力低減手段33を解除する際は、人体を検出した直後に実施し、拘束通電手段23を解除する際は、人体を検出した後に時間が時間閾値を超えた場合に実施するように構成されてもよい。これにより、人の快適性をより優先した設定とすることができる。
(運転モード、冷房運転)
次に、空気調和装置の運転モードについて説明する。先ず、冷房運転について説明する。冷房運転時の冷媒の流れを、図1の実線矢印で示す。冷房運転において、圧縮機3に吸入された冷媒は、圧縮機3によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機3から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置4を通過して、凝縮器として作用する室外熱交換器5に流入し、室外熱交換器5において、室外空気と熱交換されて凝縮して液化する。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部6に流入し、膨張部6において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室内熱交換器7に流入し、室内熱交換器7において、室内空気と熱交換されて蒸発してガス化する。このとき、室内空気が冷やされ、室内において冷房が実施される。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置4を通過して、圧縮機3に吸入される。
(運転モード、暖房運転)
次に、暖房運転について説明する。暖房運転時の冷媒の流れを、図1の破線矢印で示す。暖房運転において、圧縮機3に吸入された冷媒は、圧縮機3によって圧縮されて高温且つ高圧のガス状態で吐出する。圧縮機3から吐出された高温且つ高圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置4を通過して、凝縮器として作用する室内熱交換器7に流入し、室内熱交換器7において、室内空気と熱交換されて凝縮して液化する。このとき、室内空気が暖められ、室内において暖房が実施される。凝縮された液状態の冷媒は、膨張部6に流入し、膨張部6において膨張及び減圧されて低温且つ低圧の気液二相状態の冷媒となる。そして、気液二相状態の冷媒は、蒸発器として作用する室外熱交換器5に流入し、室外熱交換器5において、室外空気と熱交換されて蒸発してガス化する。蒸発した低温且つ低圧のガス状態の冷媒は、流路切替装置4を通過して、圧縮機3に吸入される。
図2は、本発明の実施の形態1に係る待機電力低減手段33の動作を示すフローチャートである。次に、待機電力低減手段33の動作について説明する。図2に示すように、運転停止時において、停止から時間閾値であるm分経過後(ステップS1)に、待機電力低減手段33は、室外起動リレー14をオフすることによって、電源線と信号線との間に供給される交流の電力を遮断する(ステップS2)。これにより、圧縮機3を有する室外機11の待機電力を低減する。
図3は、本発明の実施の形態1に係る拘束通電手段23の動作を示すフローチャートである。次に、拘束通電手段23の動作について説明する。図3に示すように、運転停止時において、停止から時間閾値であるn分経過後(ステップS11)に、制御部20は、外気温度センサ9によって検出された外気温度が外気温度閾値Tamb未満であるかを判定する(ステップS12)。外気温度が外気温度閾値Tamb未満である場合(ステップS12のYES)、拘束通電手段23は、圧縮機3が運転しない程度にモータ3aの巻線に拘束通電を行う。これにより、圧縮機3を加熱して、冷媒の寝込み現象を回避して、圧縮機3のスムーズな起動性を確保する。
図4は、本発明の実施の形態1に係る切替手段34の動作を示すフローチャートである。次に、運転停止時の切替手段34の動作について説明する。図4に示すように、運転停止直後は、待機電力低減手段33及び拘束通電手段23は実施されていない(ステップS21)。ここで、制御部20は、赤外線センサ8によって検出された対象温度情報に基づいて、人体の存在の有無を判定する(ステップS22)。
人体が存在しない場合(ステップS22のNO)、運転停止からm分が経過すると(ステップS23)、切替手段34は、待機電力低減手段33を実施する(ステップS24)。人が不在の場合、空気調和機1を再び運転開始する可能性が低く、タイマー等により運転開始された場合も、設定温度に達するまでの時間に余裕がある。人の不在を検出した場合、切替手段34が待機電力低減手段33を選択して実施することにより、圧縮機3の起動性よりも、待機電力を低減することを重視して、省エネルギ性を優先することができる。
一方、人体が存在する場合(ステップS22のYES)、運転停止からn分が経過すると(ステップS25)、制御部20は、外気温度センサ9によって検出された外気温度が外気温度閾値Tamb未満であるかを判定する(ステップS26)。外気温度が外気温度閾値Tamb未満である場合(ステップS26のYES)、切替手段34は、拘束通電手段23を実施する(ステップS27)。これにより、待機電力を低減することよりも、圧縮機3の起動性を重視して、快適性を優先することができる。
図5は、本発明の実施の形態1に係る切替手段34の待機電力低減手段33が実施されているときの動作を示すフローチャートである。次に、待機電力低減手段33が実施されているときの制御について説明する。図5に示すように、拘束通電手段23が実施されておらず、待機電力低減手段33が実施されている場合(ステップS31)、制御部20は、人体が存在するかを判定する(ステップS32)。人体が存在する場合、人体が存在することを検出してからn分が経過すると(ステップS33)、切替手段34は待機電力低減手段33を解除する(ステップS34)。そして、制御部20は、外気温度センサ9によって検出された外気温度が外気温度閾値Tamb未満であるかを判定する(ステップS35)。外気温度が外気温度閾値Tamb未満である場合(ステップS35のYES)、切替手段34は、拘束通電手段23を実施する(ステップS36)。これにより、人体を検出した場合、待機電力を低減することよりも、圧縮機3の起動性を重視して、ユーザの快適性を優先することができる。
図6は、本発明の実施の形態1に係る切替手段34の拘束通電手段23が実施されているときの動作を示すフローチャートである。次に、拘束通電手段23が実施されているときの制御について説明する。図6に示すように、待機電力低減手段33が実施されておらず、拘束通電手段23が実施されている場合(ステップS41)、制御部20は、人体が存在するかを判定する(ステップS42)。人体が存在しない場合、不在を検出してからm分が経過すると(ステップS43)、切替手段34は拘束通電手段23を解除して待機電力低減手段33を実施する(ステップS44)。これにより、人体が存在しない場合、空気調和機1が早期に実施される蓋然性が低いため、圧縮機3を有する室外機11の待機電力を低減する。
本実施の形態1によれば、切替手段34が、対象温度情報に基づいて、待機電力低減手段33と拘束通電手段23とのいずれを実施するかを切り替える。これにより、対象温度情報に応じて、待機電力低減手段33及び拘束通電手段23のうち最適な手段を選択することができる。従って、待機電力を削減することと、拘束通電を行うこととを両立することができる。従って、人体の存在の有無に応じて待機電力を低減しつつ、あらゆる温度帯において、空気調和機1が本来備えている冷暖房能力を発揮することができる。これにより、低外気環境下での動作と省エネルギ性の改善との双方に優れた空気調和機1を実現することができる。
実施の形態2.
図7は、本発明の実施の形態2に係る切替手段34の待機電力低減手段33が実施されているときの動作を示すフローチャートである。本実施の形態2は、人体の検出ではなく、タイマー開始時刻に基づいて、切替手段34が待機電力低減手段33と拘束通電手段23とのいずれを実施するかを切り替える点で、実施の形態1と相違する。本実施の形態2では、実施の形態1と同一の部分は同一の符号を付して説明を省略し、実施の形態1との相違点を中心に説明する。
切替手段34は、待機電力低減手段33が実施されているときに、タイマー開始時刻に基づいて、待機電力低減手段33を解除する。タイマーによって空気調和機1の運転が開始されるタイミングが予め設定されている場合、運転開始の所定時間前に、待機電力低減手段33を解除して拘束通電手段23を実施することによって、外気温によらず空気調和機1をスムーズに起動させることができる。
図7は、本発明の実施の形態2に係る切替手段34の待機電力低減手段33が実施されているときの動作を示すフローチャートである。図7に示すように、拘束通電手段23が実施されておらず、待機電力低減手段33が実施されている場合(ステップS51)、制御部20は、タイマー開始時刻の所定時間前になったかを判定する(ステップS52)。タイマー開始時刻の所定時間前になった場合(ステップS52のYES)、切替手段34は待機電力低減手段33を解除する(ステップS53)。
そして、制御部20は、外気温度センサ9によって検出された外気温度が外気温度閾値Tamb未満であるかを判定する(ステップS54)。外気温度が外気温度閾値Tamb未満である場合(ステップS54のYES)、切替手段34は、拘束通電手段23を実施する(ステップS55)。これにより、運転開始前に、待機電力を低減することよりも、圧縮機3の起動性を重視することによって、外気温によらずに、運転開始時に空気調和機1がスムーズに立ち上がる。
1 空気調和機、2 冷媒回路、3 圧縮機、3a モータ、4 流路切替装置、5 室外熱交換器、6 膨張部、7 室内熱交換器、8 赤外線センサ、9 外気温度センサ、10 計時部、11 室外機、12 室内機、13 リモコン、14 室外起動リレー、15 電源、20 制御部、21 室外制御装置、22 外気温検出手段、23 拘束通電手段、31 室内制御装置、32 赤外線検出手段、33 待機電力低減手段、34 切替手段。

Claims (3)

  1. モータで駆動する圧縮機と、
    室内の温度検出対象の温度を検出する赤外線センサと、
    室外の温度を検出する外気温度センサと、
    室内に設けられ、前記赤外線センサに接続され、人の在室情報を検出する室内制御装置と、
    室外に設けられ、前記外気温度センサ及び前記圧縮機に接続された室外制御装置と、を備え、
    前記室内制御装置は、
    前記赤外線センサによって検出された温度情報から、人の在室情報を導き出し、
    人が在室している場合、前記室外制御装置に電源を供給し、人が不在の場合、前記室外制御装置への電源の供給を遮断するものであり、
    電源が供給された前記室外制御装置は、
    前記外気温度センサによって検出された外気温度情報を取得し、
    室外の温度が予め設定された外気温度閾値未満の場合、前記圧縮機に拘束通電を行う
    空気調和機。
  2. 時間を計測する計時部を更に備え、
    前記室内制御装置は、
    前記計時部によって計測された人が不在である時間が時間閾値を超えた場合、前記室外制御装置への電源の供給を遮断する
    請求項記載の空気調和機。
  3. モータで駆動する圧縮機と、
    室外の温度を検出する外気温度センサと、
    室内に設けられた室内制御装置と、
    室外に設けられ、前記外気温度センサ及び前記圧縮機に接続された室外制御装置と、を備え、
    前記室内制御装置は、
    予め設定されたタイマー開始時刻に基づいて、前記室外制御装置に電源を供給するものであり、
    電源が供給された前記室外制御装置は、
    前記外気温度センサによって検出された外気温度情報を取得し、
    室外の温度が予め設定された外気温度閾値未満の場合、前記圧縮機に拘束通電を行う
    空気調和機。
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