JP6955109B2 - 首振り装置及びタワーファン - Google Patents

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Description

本願は家電機器の技術分野に関し、具体的には首振り装置及びタワーファンに関する。
本願は、2018年1月29日に出願され、出願番号が201810083380.8で、発明の名称が「首振り装置及びタワーファン」である中国特許出願の優先権を主張し、ここでは、その内容を全て参照により本願に組み込むものとする。
タワーファンは、柱状デザインの新規なファンであり、独特な柱状デザインで、据え置きに必要な面積が小さく、消費者にますます好まれる。しかし、タワーファンは、胴体が長く、基部の占用する面積が小さい柱状デザインであるため、安定性が高くない。
首振り装置は、タワーファンの重要な部分として、タワーファンのハウジング内に取り付けられ、タワーファンが作動する際に、揺動することによりウィンドホイールを回動するように駆動して風の風向スイング吹き(掃風)を実現するが、首振り装置がタワーファンの底部に設置されているため、ウィンドホイールを揺動するように駆動力をタワーファンの最上部に伝える必要があり、タワーファンが首を振っている際に、首振り装置の不安定な揺動によりタワーファン本体が揺れやすくなり、タワーファンの安定性が低くなる。従来技術において、首振り装置は、主に、固定設置された固定ベースと、ベースに回動可能に設置された回動ベースと、回動ベースに伝動接続されたモーターホルダと、を含み、ここで、回動ベースには、固定ベースに合わせて回動ベースを固定ベースに対して揺動するように駆動する首振りアセンブリが設置され、モーターホルダには、ウィンドホイールに接続されてウィンドホイールを揺動するように駆動するモーターが設置されている。
上述の首振り装置は、首振り機能を実現することができるが、首振り機能を実現するための必要な部品が多く、一般的に部品同士に一定の誤差があるため、この誤差の累積による首振り装置全体の誤差が大きくなり、首振り装置の安定性が低くなって、タワーファン全体の安定性に影響を与える。
本願は、従来技術におけるタワーファンの安定性が低いという問題を解決又は少なくとも緩和するための首振り装置及びタワーファンを提供することを主な目的とする。
上述の目的を達成するために、本願は、
支持ベースアセンブリと、
前記支持ベースアセンブリに回動可能に設置され、モーターブラケット及び首振りアセンブリを含む回動ベースアセンブリと、を含み、
前記モーターブラケットには、タワーファンにおけるウィンドホイールの回動を駆動するメインモーターを取り付けるためのモーター取付構造と、前記首振りアセンブリを取り付けるための首振り取付構造とが成形され、前記首振りアセンブリは、それぞれ前記モーターブラケット及び前記支持ベースアセンブリに合わせて、前記回動ベースアセンブリを前記支持ベースアセンブリに対して揺動するように駆動する、首振り装置を提供する。
好ましくは、前記モーター取付構造は、前記メインモーターの形状フィットし、かつ前記メインモーターを配置するためのモーター取付溝と、前記メインモーターを前記モーター取付溝に固定するためのモーター固定構造と、を含む。
好ましくは、前記首振りアセンブリは、前記首振りアセンブリを運動するように駆動するための補助モーターを含み、前記首振り取付構造には、前記補助モーターの形状にフィットし、かつ前記補助モーターを取り付けるための収容溝が成形されている。
好ましくは、前記首振りアセンブリは、四節リンクアセンブリと、底板及び前記底板に接続された底板軸を含む底板アセンブリと、をさらに含み、前記四節リンクアセンブリは、前記補助モーターの駆動軸に接続されたクランクと、一端が前記クランクに接続され、他端がロッカープレートに接続されたリンクと、前記底板軸に外嵌されたロッカープレートと、を含み、前記首振り取付構造は、前記底板を取り付けるための取付台をさらに含む。
好ましくは、前記首振り装置は、前記支持ベースアセンブリと前記回動ベースアセンブリとの間に設置された回動合わせアセンブリをさらに含み、前記回動合わせアセンブリは、前記支持ベースアセンブリと前記回動ベースアセンブリとの間に設置され、転動体ホルダ及び前記転動体ホルダに転動可能に設置された複数の転動体を含む転動体アセンブリと、前記支持ベースアセンブリの前記転動体アセンブリに向う側に固定設置され、前記転動体が転動して合わせる第1の環状レースウェイを有する第1のガスケットと、前記回動ベースアセンブリの前記転動体アセンブリに向う側に固定設置され、前記転動体が転動して合わせる第2の環状レースウェイを有する第2のガスケットと、を含む。
好ましくは、前記転動体ホルダと前記支持ベースアセンブリとは、嵌合構造により固定される。
好ましくは、前記第1のガスケットの2つの側面はそれぞれ前記転動体ホルダ及び前記支持ベースアセンブリに嵌合され、前期嵌合構造は、前記支持ベースアセンブリと前記第1のガスケットとの間に設置された第1の嵌合構造と、前記第1のガスケットと前記転動体ホルダとの間に設置された第2の嵌合構造と、を含む。
好ましくは、前記支持ベースアセンブリは、前記第1のガスケットを嵌め込むための取付キャビティを有し、前記第1の嵌合構造は、前記取付キャビティのキャビティ壁に設置された軸方向切り欠きと、前記第1のガスケットの縁部に設置され、かつ上述軸方向切り欠きに嵌め込むための径方向突出ブロックと、を含む。
好ましくは、前記第2の嵌合構造は、前記転動体ホルダの縁部に設置された軸方向突出ブロックと、前記第1のガスケットの縁部に設置され、かつ前記軸方向突出ブロックを嵌め込むための径方向切り欠きと、を含む。
本願は、上述のような首振り装置を含むタワーファンをさらに提供する。
本願の技術的解決手段は、以下のような利点を有する。
本願による首振り装置及びタワーファンにおいて、首振り装置は、回動ベースアセンブリの首振りアセンブリにより首振り機能を実現するとともに、モーター取付構造及び首振り取付構造が回動ベースアセンブリのモーターブラケットに成形されているため、モーターブラケットだけで、タワーファンにおけるメインモーター及び首振りアセンブリの取付を同時に実現することができ、首振りアセンブリを取り付けるための回動ベースを個別に設置する必要がなく、このようにして、タワーファンの首振り機能に影響を与えないとともに、タワーファンの内部構造がよりコンパクトになり、首振り機能を実現するための必要な部品が減少され、さらに首振り装置全体の誤差が低減されて、タワーファン全体の安定性を向上させる。
本願の具体的な実施形態又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、具体的な実施形態又は従来技術の記述に必要とされる図面につて簡単に説明するが、以下説明される図面は本願のいくつかの実施形態に過ぎず、当業者にとって、創造的な労力を必要としない場合、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができることが当然である。
本願の実施例によるタワーファンの構造概略図である。 図1に示されるタワーファンにおける首振り装置の構造概略図である。 図1に示されるタワーファンにおける首振り装置の断面構造概略図である。 図1に示されるタワーファンにおける首振り装置の分解構造概略図である。 図2に示される首振り装置における回動ベースアセンブリの構造概略図である。 図2に示される首振り装置におけるモーターブラケットの構造概略図である。 図5に示される回動ベースアセンブリにおける底板の構造概略図である。 図2に示される首振り装置における支持ベースアセンブリと回動合わせアセンブリとが合わせる構造概略図である。 図2に示される首振り装置における支持ベースアセンブリと回動合わせアセンブリとが合わせる分解構造概略図である。 図2に示される首振り装置における支持ベースアセンブリの構造概略図である。
以下、図面を参照して本願の技術的解決手段を明瞭に、完全に説明するが、説明された実施例は本願の一部の実施例であり、全ての実施例ではないことが明らかである。本願の実施例に基づいて、当業者が創造的な労力を必要としなくて得られる全ての他の実施例は、いずれも本願の保護範囲に属する。
本願の説明において、用語「中心」、「上」、「下」、「左」、「右」、「鉛直」、「水平」、「内」、「外」などで表す方位又は位置関係は、図示に基づく方位又は位置関係であり、本願を説明し、かつ説明を簡潔にするためのものにすぎず、示される装置又は素子が特定の方位に制限され、特定の方位で構成し操作されることを指示又は暗示するものではないため、本願を限定するものとして理解すべきではない。また、用語「第1」、「第2」、「第3」は説明を目的としたものであり、相対的な重要性を指示又は暗示するものとして理解すべきではない。
(実施例1)
図1に示すように、本実施例の首振り装置100は、タワーファンの一部として、タワーファンのベース300上に取り付けられるとともに、タワーファンのハウジング200の内部に位置し、かつハウジング200に固定接続されている。
図2〜図6に示すように、本実施例の首振り装置100は、支持ベースアセンブリ及び回動ベースアセンブリを含む。回動ベースアセンブリは、支持ベースアセンブリに回動可能に設置され、モーターブラケット10及び首振りアセンブリ40を含み、ここで、モーターブラケット10には、タワーファンにおけるウィンドホイールの回動を駆動するメインモーター400を取り付けるためのモーター取付構造11と、首振りアセンブリ40を取り付けるための首振り取付構造13とが成形され、首振りアセンブリ40は、それぞれモーターブラケット10及び支持ベースアセンブリに合わせて、回動ベースアセンブリを支持ベースアセンブリに対して揺動するように駆動する。このように、本実施例の首振り装置100において、首振り装置100は回動ベースアセンブリの首振りアセンブリ40により首振り機能を実現するとともに、モーター取付構造11及び首振り取付構造13が回動ベースアセンブリのモーターブラケット10に成形されているため、モーターブラケット10だけで、タワーファンにおけるメインモーター400及び首振りアセンブリ40の取付を同時に実現することができ、首振りアセンブリ40を取り付けるための回動ベースを個別に設置する必要がなく、このようにして、タワーファンの首振り機能に影響を与えないとともに、タワーファンの内部構造がよりコンパクトになり、首振り機能を実現するための必要な部品が減少され、さらに、首振り装置100全体の誤差が低減され、タワーファン全体の安定性を向上させる。
モーターブラケット10について、モーターブラケット10のモーター取付構造11は、メインモーター400の形状にフィットし、かつメインモーター400を配置するためのモーター取付溝111を含む。具体的には、メインモーター400は、モーターブラケット10の上端に取り付けられ、ウィンドホイールを駆動し、対応されるモーター取付溝111はモーターブラケット10の上端に成形されている。モーター取付構造11は、メインモーター400をモーター取付溝111に固定するためのモーター固定構造をさらに含み、モーター固定構造は、具体的にはネジ柱であり、ネジはメインモーター400のネジ孔とモーターブラケット10のネジ柱を通過して、メインモーター400をモーターブラケット10に固定する。勿論、モーター固定構造は係止バックル構造であってもよく、メインモーター400を係止バックルによりモーターブラケット10に固定する。
図5及び図6に示すように、本実施例の首振りアセンブリ40は、首振りアセンブリ40を運動するように駆動するための補助モーター41を含み、モーターブラケット10の首振り取付構造13は、補助モーター41の形状にフィットし、かつ補助モーター41を取り付けるための収容溝131を含み、首振りアセンブリ40はモーターブラケット10の下端に取り付けられ、収容溝131はモーターブラケット10の底部に成形されている。
さらに、図5〜図7を参照すると、本実施例の首振りアセンブリ40は、四節リンク46アセンブリと、底板42及び底板42に接続された底板軸421を含む底板アセンブリと、をさらに含み、四節リンク46アセンブリは、補助モーター41の駆動軸に接続されたクランク45と、一端がクランク45に接続され、他端がロッカープレート47に接続されたリンク46と、を含み、ロッカープレート47は、固定ベースに合わせる底板軸421に外嵌され、上述の四節リンク46アセンブリと底板アセンブリとの合わせにより、首振りアセンブリ40の回動機能が実現され、補助モーター41が作動する際に、タワーファンのモーターブラケット10を固定ベースに対して回動するように駆動し、タワーファンのモーターブラケット10は可動ハウジング200に固定されているため、さらに、可動ハウジング200の固定ベースに対する回動を実現し、本実施例における対応される首振り取付構造13は、底板42を取り付けるための取付台132をさらに含み、取付台132は、首振りアセンブリ40の底板42に合わせることによって、首振りアセンブリ40の取付を実現する。
モーターブラケット10のハウジング200への取付方法について、具体的には、ブラケット本体に、モーターブラケット10に設置されたラグを含むブラケット取付構造が成形され、ラグは、ネジ式締結具により可動ハウジング200に固定接続され、具体的には、ネジ式締結具により固定接続され、これにより、モーターブラケット10の可動ハウジング200への取付を実現する。
さらに、図4及び図8〜図10を参照すると、首振り装置100は、支持ベースアセンブリと回動ベースアセンブリとの間に設置された回動合わせアセンブリをさらに含み、回動合わせアセンブリは、支持ベースアセンブリと回動ベースアセンブリとの間に設置され、転動体ホルダ51及び転動体ホルダ51に転動可能に設置された複数の転動体53を含む転動体アセンブリ50と、支持ベースアセンブリの転動体アセンブリ50に向う側に固定設置され、転動体53が転動して合わせる第1の環状レースウェイ61を有する第1のガスケット60と、回動ベースアセンブリの転動体アセンブリ50に向う側に固定設置され、転動体53が転動して合わせる第2の環状レースウェイ71を有する第2のガスケット70と、を含む。
転動体アセンブリ50は、支持ベースアセンブリに固定設置され、支持ベースアセンブリと回動ベースアセンブリとは、転動体アセンブリ50により回動可能に接続され、転動体アセンブリ50の両側にはそれぞれ第1のガスケット60及び第2のガスケット70が設置され、第1のガスケット60と第2のガスケット70のいずれにも転動体53に合わせる環状レースウェイが設けられ、ガスケットは、転動体53に合わせる部品の耐摩耗性を向上させるために、耐摩耗性材料で製造されてもよく、一方、別個に設置されたガスケットは、加工しやすく、かつ環状レースウェイの成形精度に有利であり、第1のガスケット60と第2のガスケット70の環状レースウェイの一致性を高め、第2のガスケット70は、回動ベースアセンブリに固定設置され、支持ベースアセンブリ及び回動ベースアセンブリを取り付ける際に、第2のガスケット70の環状レースウェイと第1のガスケット60の環状レースウェイに設置された転動体53とを合わせることにより、回動ベースアセンブリの回動中心がずれないように保証し、回動ベースアセンブリの回動中心をその転動体アセンブリ50との合わせの重心と重ねることにより、回動ベースと転動体53との合わせの重心がずれることによる揺れを回避し、タワーファン全体の安定性をさらに向上させる。
回動合わせアセンブリの取付方法について、具体的には、回動合わせアセンブリにおける転動体ホルダ51は支持ベースアセンブリに嵌合構造により固定される。第1のガスケット60の2つの側面はそれぞれ転動体ホルダ51及び支持ベースアセンブリに嵌合され、嵌合構造は、支持ベースアセンブリと第1のガスケット60との間に設置された第1の嵌合構造と、第1のガスケット60と転動体ホルダ51との間に設置された第2の嵌合構造と、を含む。支持ベースアセンブリは、第1のガスケット60を嵌め込むための取付キャビティを有し、第1の嵌合構造は、取付キャビティのキャビティ壁に設置された軸方向切り欠きと、第1のガスケット60の縁部に設置され、かつ軸方向切り欠きに嵌め込むための径方向突出ブロックと、を含む。第2の嵌合構造は、転動体ホルダ51の縁部に設置された軸方向突出ブロックと、第1のガスケット60の縁部に設置され、かつ軸方向突出ブロックを嵌め込むための径方向切り欠きと、を含み、上述の構造を採用して、回動合わせアセンブリの取付を確実に実現し、タワーファンの取付の信頼性を保証することができる。
さらに図9を参照すると、具体的には、支持体30アセンブリは、位置制限溝33を有する支持体30を含み、第1のガスケット60は、位置制限リブ63を有し、支持体30に合わせて取り付けられ、転動体ホルダ51は、ボールが取り付けられ、特徴として係止バックル及び縦リブを有し、転動体ホルダ51が取り付けられた後に、係止バックルが第1のガスケット60の貫通孔65を通過して支持体30の係止溝31に係止され、縦リブは第1のガスケット60の縦方向溝に嵌め込む。第2のガスケット70は、転動体ホルダ51を押し付け、ボールに対して相対的に回動することができる。
好ましくは、実施例の首振り装置100は、支持体30アセンブリの底部に設置されたプラスチックスリーブ91をさらに含み、プラスチックスリーブ91は、底板軸421を通過して支持体30の内部に取り付けられ、ワッシャはその後ろに配置され、スプリットワッシャーが底板軸421の円周溝に係止されることで、プラスチックスリーブ91が支持体30の内部に制限され、ワイヤースリーブは底板軸421の円周溝に係止され、内部のワイヤーが底板軸421の鋭利な縁に当たらないように保護する。支持体30は、内部にプラスチックスリーブ91があるため、底板軸421と合わせる際の隙間は非常に小さく、さらにタワーファン全体の安定性を向上させる。そして、揺れに影響を与えることなく、支持体30の中心孔と底板軸421との合わせの隙間が適度大きくなってもいいため、この部品の加工精度に対する制御要求が低くなる。
(実施例2)
本実施例は、上述のような首振り装置100を含むタワーファンを提供し、本実施例のタワーファンは首振り装置100の利点を同様に備え、ここでは詳述しない。
明らかに、上述の実施例は実施形態を限定するためのものではなく、明確に説明するために例示されたものに過ぎない。当業者にとって、上述の説明に基づいてさらにその他の形式の変化又は変更を行うことができる。ここでは全ての実施形態を網羅することができない。これから導出された明らかな変形または変更は本願の保護範囲内に含まれるべきである。
上述の図面における符号は以下のようである。
100 首振り装置
200 ハウジング
300 ベース
400 メインモーター
10 モーターブラケット
11 モーター取付構造
111 モーター取付溝
13 首振り取付構造
131 収容溝
132 取付台
30 支持体
31 係止溝
33 位置制限溝
40 首振りアセンブリ
41 補助モーター
42 底板
421 底板軸
45 クランク
46 リンク
47 ロッカープレート
50 転動体アセンブリ
51 転動体ホルダ
53 転動体
60 第1のガスケット
61 第1の環状レースウェイ
63 位置制限リブ
65 貫通孔
70 第2のガスケット
71 第2の環状レースウェイ
91 プラスチックスリーブ

Claims (8)

  1. 支持ベースアセンブリと、
    前記支持ベースアセンブリに回動可能に設置され、モーターブラケット(10)及び首振りアセンブリ(40)を含む回動ベースアセンブリと、を含み、
    前記モーターブラケット(10)には、タワーファンにおけるウィンドホイールの回動を駆動するメインモーター(400)を取り付けるためのモーター取付構造(11)と、前記首振りアセンブリ(40)を取り付けるための首振り取付構造(13)とが成形され、前記首振りアセンブリ(40)は、それぞれ前記モーターブラケット(10)及び前記支持ベースアセンブリに合わせて、前記回動ベースアセンブリを前記支持ベースアセンブリに対して揺動するように駆動し、
    前記首振りアセンブリ(40)は、前記首振りアセンブリ(40)を運動するように駆動するための補助モーター(41)を含み、前記首振り取付構造(13)には、前記補助モーター(41)の形状にフィットし、かつ前記補助モーター(41)を取り付けるための収容溝(131)が成形されており、
    前記首振りアセンブリ(40)は、四節リンク(46)アセンブリと、底板(42)及び前記底板(42)に接続された底板軸(421)を含む底板アセンブリとをさらに含み、前記四節リンク(46)アセンブリは、前記補助モーター(41)の駆動軸に接続されたクランク(45)と、一端が前記クランク(45)に接続され、他端がロッカープレート(47)に接続されたリンク(46)と、前記底板軸(421)に外嵌されたロッカープレート(47)と、を含み、前記首振り取付構造(13)は、前記底板(42)を取り付けるための取付台(132)をさらに含むことを特徴とする首振り装置。
  2. 前記モーター取付構造(11)は、前記メインモーター(400)の形状にフィットし、かつ前記メインモーター(400)を配置するためのモーター取付溝(111)と、前記メインモーター(400)を前記モーター取付溝(111)に固定するためのモーター固定構造と、を含むことを特徴とする請求項1に記載の首振り装置。
  3. 前記首振り装置(100)は、前記支持ベースアセンブリと前記回動ベースアセンブリとの間に設置された回動合わせアセンブリをさらに含み、前記回動合わせアセンブリは、前記支持ベースアセンブリと前記回動ベースアセンブリとの間に設置され、転動体ホルダ(51)及び前記転動体ホルダ(51)に転動可能に設置された複数の転動体(53)を含む転動体アセンブリ(50)と、前記支持ベースアセンブリの前記転動体アセンブリ(50)に向う側に固定設置され、前記転動体(53)が転動して合わせる第1の環状レースウェイ(61)を有する第1のガスケット(60)と、前記回動ベースアセンブリの前記転動体アセンブリ(50)に向う側に固定設置され、前記転動体(53)が転動して合わせる第2の環状レースウェイ(71)を有する第2のガスケット(70)と、を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の首振り装置。
  4. 前記転動体ホルダ(51)と前記支持ベースアセンブリとは、嵌合構造により固定されることを特徴とする請求項に記載の首振り装置。
  5. 前記第1のガスケット(60)の2つの側面はそれぞれ前記転動体ホルダ(51)及び前記支持ベースアセンブリに嵌合され、前記嵌合構造は、前記支持ベースアセンブリと前記第1のガスケット(60)との間に設置された第1の嵌合構造と、前記第1のガスケット(60)と前記転動体ホルダ(51)との間に設置された第2の嵌合構造と、を含むことを特徴とする請求項に記載の首振り装置。
  6. 前記支持ベースアセンブリは、前記第1のガスケット(60)を嵌め込むための取付キャビティを有し、前記第1の嵌合構造は、前記取付キャビティのキャビティ壁に設置された軸方向切り欠きと、前記第1のガスケット(60)の縁部に設置され、かつ前記軸方向切り欠きに嵌め込むための径方向突出ブロックと、を含むことを特徴とする請求項に記載の首振り装置。
  7. 前記第2の嵌合構造は、前記転動体ホルダ(51)の縁部に設置された軸方向突出ブロックと、前記第1のガスケット(60)の縁部に設置され、かつ前記軸方向突出ブロックを嵌め込むための径方向切り欠きと、を含むことを特徴とする請求項に記載の首振り装置。
  8. 請求項1〜のいずれか1項に記載の首振り装置を含むことを特徴とするタワーファン。
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