JP6954858B2 - 飛行管理システム及び飛行装置 - Google Patents

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本発明は、飛行装置を管理するための飛行管理システム及び飛行装置に関する。
従来、事故や災害が発生した場所に飛行装置を飛ばして事故や災害の状況を収集させるという技術が知られている(例えば、特許文献1)。
特開2009−223407号公報
道路上で事故や災害が発生した場合、車線の規制が必要になることがある。従来の技術を用いることで、道路管理者や警察が事故や災害の状況を把握することができたとしても、事故が発生した現場に道路管理者や警察の車両が到着するまでの間は車線の規制を行うことができず、二次災害が発生する危険性があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、車線規制をより早く開始できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様の飛行管理システムは、第1飛行装置と、第2飛行装置と、前記第1飛行装置及び前記第2飛行装置と通信可能な飛行管理装置と、を備える。前記第1飛行装置は、道路を撮影することにより撮像画像を作成する撮像部と、前記撮像画像を前記飛行管理装置に送信する送信部と、を有する。前記飛行管理装置は、前記撮像画像を受信した後に、前記道路を走行する車両の通行を規制する規制位置を特定する規制位置特定部と、前記規制位置を前記第2飛行装置に通知する通知部と、を有する。前記第2飛行装置は、前記規制位置を前記飛行管理装置から受信する受信部と、前記通知部から通知された前記規制位置を車両が通行することを防ぐための規制動作を実行する規制動作部と、を有する。
前記規制動作部は、前記規制動作として、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための物品を道路に載置する動作を実行してもよい。前記規制動作部は、例えば、前記規制位置に対して、前記道路における車両の進行方向手前側の車両がいない位置に前記物品を載置する。
前記規制動作部は、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための案内を表示してもよい。また、前記規制動作部は、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための音声を出力してもよい。
前記第1飛行装置は、予め定められた範囲の道路を撮影して撮像画像を作成する撮像部を有し、前記飛行管理装置の前記通知部は、前記規制位置特定部が規制位置を特定した撮像画像を作成した前記第1飛行装置の飛行範囲に前記第2飛行装置を移動させるための指示を前記第2飛行装置に送信してもよい。
前記第2飛行装置の規制動作部は、前記第1飛行装置と通信可能な範囲に入った後に、前記第1飛行装置から受信する電波に基づいて前記規制位置を特定してもよい。前記第2飛行装置の規制動作部は、前記第1飛行装置が規制の要因となった事故現場を撮影している間に、前記規制動作を実行してもよい。
前記第2飛行装置は、前記受信部が前記規制位置を示す情報を受信した後に飛行を開始してもよい。
前記規制位置特定部は、前記第1飛行装置から受信した前記撮像画像に基づいて、車両の通行を規制する対象となる車線数を特定し、前記通知部は、前記規制位置特定部が特定した車線数に基づく数の前記第2飛行装置に対して前記規制位置を通知してもよい。
前記通知部は、前記第1飛行装置の位置を、前記第1飛行装置がいる位置の道路を管理する機関に通知してもよい。
本発明の第2の態様の飛行装置は、道路において車両の通行を規制する規制位置を特定する規制位置特定部と、前記道路を撮影することにより撮像画像を作成する撮像部と、前記撮像画像に基づいて、前記規制位置特定部が特定した前記規制位置を車両が通行することを防ぐための規制動作を実行する規制動作部と、を有する。
前記規制動作部は、前記撮像部が作成した前記撮像画像に基づいて、事故車の位置を前記規制位置として特定し、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための物品を道路に載置する動作を実行してもよい。前記規制動作部は、例えば、前記撮像部が作成した前記撮像画像に基づいて、前記道路における車両の進行方向手前側の車両がいない位置に物品を載置する。
本発明によれば、車線規制をより早く開始できるという効果を奏する。
飛行管理システムの概要を説明するための図である。 飛行装置の構成を示す図である。 飛行管理装置の構成を示す図である。 飛行管理システムの処理シーケンスを示す図である。
[飛行管理システムSの概要]
図1は、飛行管理システムSの概要を説明するための図である。飛行管理システムSは、飛行装置に道路の上空を飛行させ、事故又は道路工事等によって車両の通行ができない場所が見つかった場合に、飛行装置に車線の規制を行わせるためのシステムである。
飛行管理システムSは、複数の飛行装置1と、飛行管理装置2とを備える。図1においては、複数の飛行装置1として飛行装置1a(第1飛行装置)及び飛行装置1b(第2飛行装置)を示しているが、飛行管理システムSは、さらに多くの飛行装置1を備えてもよい。飛行装置1は、例えば無人で飛行が可能なドローンである。
飛行装置1aは、定期的に所定の道路の上空を飛行し、道路を撮影して作成した撮像画像を飛行管理装置2に送信する監視用ドローンである。飛行装置1bは、飛行管理装置2から指示を受けて、道路で事故が発生した現場に向けて飛行し、事故が発生した場所で車線を規制するための規制動作を実行する車線規制用ドローンである。
飛行装置1bは、規制動作として、例えば、道路を走行する車両が規制位置を通行することを防ぐための物品B(例えばカラーコーン(登録商標)、表示板)を道路に載置する動作を実行する。飛行装置1bは、規制動作として、車両の運転手が視認できるように情報を表示したり、音声を出力したりしてもよい。
飛行管理装置2は、例えば携帯電話網の基地局3及び無線通信回線Wを介して複数の飛行装置1との間で通信し、複数の飛行装置1の動作を制御するサーバである。飛行管理装置2は、例えば、飛行装置1aが道路を撮影して作成した撮像画像を受信し、受信した撮像画像に基づいて、道路を走行する車両の通行を規制する位置(以下、規制位置という)を特定し、飛行装置1bが規制位置に向かうように制御する。飛行装置1bは、規制位置に到着すると、規制位置を車両が通行することを防ぐための規制動作を実行する。
図1においては、走行車線及び追越車線がある高速道路を例示している。追越車線において車両Aが転倒しているため、車両Aの位置を規制位置として、車両Aの位置の手前で追越車線の走行を規制する必要がある。飛行管理装置2は、飛行装置1aから受信した撮像画像に基づいて車両Aが転倒していることを検出すると、飛行装置1bに車両Aの位置を通知し、飛行装置1bに車両Aの位置まで飛行させる。飛行装置1bは、車両Aの位置に到着すると規制動作を実行する。
飛行管理システムSは、上記のとおり飛行装置1aから送信される撮像画像に基づいて車線規制が必要な場所を特定し、飛行装置1bが特定した場所において車線規制を行うため、迅速に車線規制を行うことができる。
以下、飛行装置1及び飛行管理装置2の構成について詳細に説明する。
[飛行装置1の構成]
図2は、飛行装置1の構成を示す図である。飛行装置1は、撮像部11と、通信部12と、飛行機構13と、物品載置部14と、記憶部15と、制御部16とを有する。制御部16は、画像処理部161と、通信制御部162と、画像解析部163と、飛行制御部164と、規制動作部165とを有する。飛行装置1が監視用ドローンとして機能する場合、飛行装置1は物品載置部14及び規制動作部165を有していなくてもよい。
撮像部11は、道路を撮影することにより撮像画像を作成するカメラである。撮像部11は、飛行装置1が監視用ドローンとして動作する場合、予め定められた範囲の道路を撮影して撮像画像を作成する。予め定められた範囲とは、例えば道路を管理する事業者のコンピュータにおいて設定された監視範囲である。撮像部11は、作成した撮像画像を画像処理部161に入力する。
通信部12は、基地局3を介して飛行管理装置2との間でデータを送受信するための通信インターフェースであり、例えば、基地局3と通信するための無線通信コントローラを有する。通信部12は、撮像部11が作成した撮像画像を飛行管理装置2に送信する送信部として機能する。具体的には、通信部12は、制御部16において画像処理が施された後の撮像画像を飛行管理装置2に送信する。通信部12は、飛行装置1の位置を示す位置情報と関連付けて撮像画像を送信してもよく、位置情報を含む撮像画像を送信してもよい。
また、通信部12は、飛行管理装置2から各種の情報を受信する受信部としても機能する。通信部12は、例えば、監視位置又は規制位置を飛行管理装置2から受信する。
飛行機構13は、プロペラ、プロペラを回転させるモーター及び方向舵等を含む。飛行機構13は、飛行制御部164の制御に基づいてこれらの機構を動作させることで、飛行速度及び飛行方向を変化させることができる。
物品載置部14は、規制動作部165の制御に基づいて、車線を規制するための物品を道路に載置する。物品載置部14は、例えば、物品を道路に落下させたり、物品が道路に接するまで物品を下ろしたりすることにより物品を道路に載置する。物品載置部14は、物品を道路に載置するためのアクチュエータ、及び物品を収容する収容部を有する。
記憶部15は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等を含む記憶媒体である。記憶部15は、制御部16が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部15は、制御部16のワークメモリとして使用され、例えば飛行管理装置2から受信した情報及び撮像部11が作成した撮像画像を一時的に記憶する。
制御部16は、例えばCPU(Central Processing Unit)である。制御部25は、記憶部24に記憶されたプログラムを実行することにより、画像処理部161、通信制御部162、画像解析部163、飛行制御部164及び規制動作部165として機能する。
画像処理部161は、撮像部11から入力された撮像画像に画像処理を施す。画像処理部161は、例えば撮像画像を圧縮し、圧縮した後の撮像画像を通信制御部162及び画像解析部163に入力する。
通信制御部162は、通信部12を介して、画像処理部161から入力された撮像画像を送信する。また、通信制御部162は、飛行管理装置2から制御情報を受信する。制御情報は、飛行装置1が飛行する位置、飛行装置1が規制動作を実行する対象となる規制位置、及び飛行装置1が実行する動作内容を指定するための情報である。通信制御部162は、飛行管理装置2から受信した制御情報を飛行制御部164及び規制動作部165に通知する。
画像解析部163は、画像処理部161から取得した撮像画像を解析することにより、車線の位置、車両の位置及び車両の状態等を特定する。画像解析部163は、特定した車線の位置及び車両の位置等を飛行制御部164及び規制動作部165に通知する。
道路を監視する飛行装置1aの画像解析部163と、車線を規制するための規制動作を実行する飛行装置1bの画像解析部163とは、それぞれ異なる条件に基づいて画像解析をしてもよい。例えば、飛行装置1bは、道路を監視している飛行装置1aが送信する位置通知用電波を受信できるようになった後に撮像画像の解析を開始し、車線の位置及び車両の位置等を特定する。このようにすることで、画像解析部163は、常に撮像画像を解析する場合に比べて消費電力を低減させることができるので、物品を載置するための動作に多くの電力を要する飛行装置1bが飛行可能な時間を長くすることができる。
飛行制御部164は、飛行管理装置2から送信される制御情報に基づいて飛行機構13を動作させることにより、制御情報が示す位置に飛行装置1が飛行できるように飛行方向及び飛行速度を制御する。規制動作を実行する飛行装置1bの飛行制御部164は、例えば、制御情報に基づいて規制位置付近まで飛行し、撮像画像に規制位置が含まれるようになるまで飛行装置1が到達した後に、画像解析部163から入力された車線の位置及び車両の位置等に基づいて、飛行方向及び飛行速度を制御する。
飛行装置1bの飛行制御部164は、規制位置を示す情報を飛行管理装置2から受信した後に飛行を開始する。このようにすることで、飛行装置1bは、規制動作を実行する前に飛行することで電池を消耗してしまわないので、規制動作を実行するための電池容量を十分に確保することが可能になる。
規制動作部165は、飛行管理装置2から送信される制御情報に基づいて物品載置部14を動作させることにより、飛行管理装置2から通知された規制位置を車両が通行することを防ぐための規制動作を実行する。規制動作部165は、例えば、規制動作として、道路を走行する車両が規制位置を通行することを防ぐための物品を道路に載置する動作を実行する。規制動作部165は、例えば物品載置部14に指示することにより、物品載置部14に収容されている物品を道路に載置する。
規制動作部165は、効果的に車線を規制するために、規制位置に対して、道路における車両の進行方向手前側に物品を載置する。規制動作部165は、例えば撮像画像に基づいて事故が発生した位置を特定し、事故が発生した位置を基準として、より多くの車両が存在する側に物品を載置する。規制動作部165は、記憶部15に記憶された地図情報とコンパス(不図示)により検知した方位とに基づいて、規制位置に対して進行方向手前側を特定してもよい。
また、規制動作部165は、車両上に物品を載置してしまうことがないように、道路における車両の進行方向手前側における車両がいない位置に物品を載置する。規制動作部165は、例えば撮像画像に含まれる車両の位置を特定し、車両がない位置の道路上に物品を載置する。
飛行装置1bの規制動作部165は、撮像画像に基づいて、飛行装置1bが規制位置に到達した時点で渋滞が発生しており、既に車両が車線を占有していることを認識した場合、車両が存在していない位置まで移動して規制動作を実行する。規制動作部165は、所定距離飛行しても車両が車線を占有している状態が継続している場合、物品の載置を実行せず、音声メッセージを不図示のスピーカから出力してもよい。
規制動作部165は、道路を走行する車両が規制位置を通行することを防ぐための案内を表示させてもよい。規制動作部165は、飛行装置1よりも先の位置が通行禁止になっていることを車両の運転手に通知する案内を、ディスプレイ又は発光素子に表示させる。このようにすることで、車両の運転手が状況を把握しやすくなるので、より効果的に車線を規制することができる。
また、規制動作部165は、道路を走行する車両が規制位置を通行することを防ぐための音声を出力してもよい。規制動作部165は、例えば記憶部15に記憶された複数の音声メッセージから、飛行装置1よりも先の位置が通行禁止になっていることを車両の運転手に通知するための音声メッセージを選択し、選択した音声メッセージを不図示のスピーカに出力させる。規制動作部165は、飛行管理装置2又は他の装置から受信した、道路の管理者等の声を出力させてもよい。このように規制動作部165が音声を出力することで、車両の運転手が状況を詳細に把握しやすくなるので、より効果的に車線を規制することができる。
規制動作部165は、飛行装置1が車線規制用ドローン(例えば図1における飛行装置1b)として動作する場合、監視用ドローンとして動作する飛行装置1(例えば図1における飛行装置1a)と通信可能な範囲に入った後に、監視用ドローンとして動作している飛行装置1aから受信する電波に基づいて規制位置を特定してもよい。飛行装置1aの通信部12は、例えばBluetooth(登録商標)又はWi−Fi(登録商標)のように、基地局3に対して送信する電波の強度よりも弱い位置通知用電波を送信する。
飛行装置1bの規制動作部165は、飛行装置1aが送信する位置通知用電波を受信すると、位置通知用電波の強度を監視し、位置通知用電波の強度が大きくなる向きに規制位置があることを特定する。規制動作部165は、特定した規制位置の向きに飛行するように規制動作部165に指示して飛行装置1を規制位置に近づけることで、適切な位置で規制動作を実行できる。
規制動作部165は、飛行装置1aが送信する位置通知用電波を受信できるようになった後に、画像解析部163から通知された車線の位置及び車両の位置に基づいて物品を載置する位置を決定し、載置動作を開始してもよい。このようにすることで、規制動作部165は、物品を載置する対象となる位置に到達してから物品を載置する動作を開始するので、電池の消耗を抑えることができる。
規制動作部165は飛行装置1aが規制の要因となった事故現場を撮影している間に、規制動作を実行する。飛行装置1aは、飛行装置1bが規制動作を実行している間に、飛行管理装置2への撮像画像を送信し続け、飛行装置1bは撮像画像を飛行管理装置2に送信しない。このようにすることで、物品を載置する動作を実行する飛行装置1bの電池の消費量を抑制することができるので、飛行装置1bが物品を載置する動作を継続できる時間を長くすることができる。
[飛行管理装置2の構成]
図3は、飛行管理装置2の構成を示す図である。飛行装置1は、通信部21と、表示部22と、操作部23と、記憶部24と、制御部25とを有する。制御部25は、画像取得部251と、表示制御部252と、規制位置特定部253と、通知部254とを有する。
通信部21は、基地局3を介して飛行装置1との間で通信するための通信インターフェースである。通信部21は、例えばインターネットに接続するためのLAN(Local Area Network)コントローラを有する。
表示部22は、各種の情報を表示するディスプレイである。表示部22は、例えば飛行装置1から受信した撮像画像を表示する。
操作部23は、飛行管理装置2を用いて飛行装置1を管理する事業者の担当者からの操作を受け付ける操作用デバイスであり、例えばキーボード、マウス又はタッチパネルである。操作部23は、操作内容に基づく信号を規制位置特定部253に入力する。
記憶部24は、ROM、RAM及びハードディスクを含む記憶媒体である。記憶部24は、制御部25が実行するプログラムを記憶している。また、記憶部24は、制御部25のワークメモリとして使用され、例えば飛行管理装置2から受信した撮像画像を一時的に記憶する。
制御部25は、例えばCPUであり、記憶部24に記憶されたプログラムを実行することにより、画像取得部251、表示制御部252、規制位置特定部253及び通知部254として機能する。
画像取得部251は、通信部21を介して、飛行管理装置2が送信した撮像画像を取得する。画像取得部251は、取得した撮像画像を表示制御部252及び規制位置特定部253に入力する。
表示制御部252は、画像取得部251から入力された撮像画像を表示部22に表示させる。
規制位置特定部253は、撮像画像を受信した後に、道路を走行する車両の通行を規制する規制位置を特定する。規制位置特定部253は、例えば、撮像画像を解析することにより異常な状態になっている車両(例えば図1に示すように横転している車両A)を検出し、検出した車両の位置を規制位置として特定する。規制位置特定部253は、撮像画像に含まれている位置情報、又は撮像画像とともに飛行管理装置2から送信された位置情報に基づいて、規制位置の緯度・経度を特定してもよい。
規制位置特定部253は、操作部23から通知された操作内容に基づいて規制位置を特定してもよい。規制位置特定部253は、例えば、飛行管理装置2を用いて飛行装置1を管理する事業者の担当者が表示部22に表示された撮像画像において指定した位置を規制位置として特定する。規制位置特定部253は、操作部23において入力された緯度・経度が示す位置を規制位置として特定してもよい。
規制位置特定部253は、飛行装置1a又は飛行装置1bから受信した撮像画像に基づいて、車両の通行を規制する対象となる車線数を特定してもよい。規制位置特定部253は、特定した車線数を通知部254に通知する。
通知部254は、規制位置特定部253が特定した規制位置を、車線規制用ドローンとして動作する飛行装置1(図1における飛行装置1b)に通知する。また、通知部254は、規制位置特定部253が規制位置を特定した撮像画像を作成した飛行装置1aの飛行範囲に飛行装置1bを移動させるための指示を飛行装置1bに送信する。通知部254は、例えば飛行装置1aの位置を示す位置情報を飛行装置1bに通知することにより、飛行装置1bを規制位置の付近に移動させる。
通知部254は、規制位置特定部253から通知された、規制する対象となる車線数に基づく台数の飛行装置1bに規制位置を通知し、複数の飛行装置1bを規制位置に向かわせて、複数の飛行装置1bに規制動作を実行させてもよい。規制する対象となる車線数に基づく台数の飛行装置1bは、規制する対象となる車線数と同一の台数の飛行装置1b、又は規制する対象となる車線数以上の台数の飛行装置1bである。このようにすることで、飛行管理システムSは、複数の車線を規制する必要がある場合にも迅速に車線の規制を開始することが可能になる。
通知部254は、飛行装置1aの位置を、飛行装置1aがいる位置の道路を管理する機関に通知してもよい。規制位置特定部253は、例えば規制が必要になったことを示す事故情報とともに、飛行装置1aの位置を上記の機関に通知する。このようにすることで、道路を管理する機関が迅速に事故対応を開始することが可能になる。
[飛行管理システムSの処理シーケンス]
図4は、飛行管理システムSにおける処理シーケンスを示す図である。図4に示すシーケンスは、定期的に道路を監視している第1飛行装置である飛行装置1aが撮像画像を作成する処理(S1)から開始している。飛行装置1aは、作成した撮像画像を飛行管理装置2に送信する。
飛行管理装置2は、受信した撮像画像に基づいて規制位置を特定する(S2)。例えば、上述のように、飛行管理装置2においては、規制位置特定部253が撮像画像を解析して事故が発生した位置を特定することにより規制位置を特定する。規制位置特定部253は、規制位置を特定すると、飛行装置1aに対して、規制位置の周辺(すなわち事故発生現場)の撮影を継続するように飛行装置1aに指示する。飛行装置1aは、事故現場付近の撮影を継続し(S3)、撮像画像を継続的に飛行管理装置2に送信する。
飛行管理装置2は、飛行装置1bに対して、規制動作を実行することを指示する規制動作指示メッセージを送信する。規制動作指示メッセージには、規制位置を示す情報が含まれている。飛行装置1bは、規制動作指示メッセージを受信すると、規制位置に移動し(S4)、規制位置において規制動作を実行する(S5)。
[飛行管理システムSによる効果]
以上説明したように、飛行管理システムSにおいては、飛行装置1aが作成した撮像画像に基づいて特定された規制位置に飛行装置1bが移動し、飛行装置1bが、規制位置を車両が通行しないようにするための規制動作を実行する。このようにすることで、例えば警察車両が事故現場に向かって車線規制を行う場合に比べて早く車線の規制を開始することができるので、二次災害を抑制することが可能になる。
[変形例]
上記の説明においては、飛行装置1bが飛行管理装置2からの指示に基づいて規制動作を実行する場合について説明したが、飛行装置1a又は飛行装置1bが自律的に規制動作を実行してもよい。例えば、飛行装置1a又は飛行装置1bの規制動作部165は、飛行装置1a又は飛行装置1bの撮像部11が作成した撮像画像に基づいて、事故車の位置を規制位置として特定し、道路を走行する車両が規制位置を通行することを防ぐための物体を道路に載置する動作を実行してもよい。
この場合、規制動作部165は、撮像部11が作成した撮像画像に基づいて、道路における車両の進行方向手前側の車両がいない位置に物体を載置する。このように、飛行装置1a又は飛行装置1bが自律的に規制動作を実行することで、飛行管理装置2との間の通信回線の状態が悪い場合であっても、規制動作を迅速に開始することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の分散・統合の具体的な実施の形態は、以上の実施の形態に限られず、その全部又は一部について、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を合わせ持つ。
1 飛行装置
2 飛行管理装置
3 基地局
11 撮像部
12 通信部
13 飛行機構
14 物品載置部
15 記憶部
16 制御部
21 通信部
22 表示部
23 操作部
24 記憶部
25 制御部
161 画像処理部
162 通信制御部
163 画像解析部
164 飛行制御部
165 規制動作部
251 画像取得部
252 表示制御部
253 規制位置特定部
254 通知部

Claims (13)

  1. 第1飛行装置と、第2飛行装置と、前記第1飛行装置及び前記第2飛行装置と通信可能な飛行管理装置と、を備え、
    前記第1飛行装置は、
    道路を撮影することにより撮像画像を作成する撮像部と、
    前記撮像画像を前記飛行管理装置に第1電波で送信し、前記第1電波よりも弱い位置通知用の第2電波を送信する通信部と、
    を有し、
    前記飛行管理装置は、
    前記撮像画像を受信した後に、前記道路を走行する車両の通行を規制する規制位置を特定する規制位置特定部と、
    前記規制位置を示す情報を前記第2飛行装置に通知する通知部と、
    を有し、
    前記第2飛行装置は、
    前記規制位置を示す情報を前記飛行管理装置から受信する受信部と、
    前記規制位置を示す情報が示す前記規制位置に向けて飛行した後に前記第1飛行装置から前記第2電波を受信可能な範囲に入った場合に、前記第2電波の強度が大きくなる向きに前記規制位置があることを特定し、前記規制位置を車両が通行することを防ぐための規制動作を実行する規制動作部と、
    を有する飛行管理システム。
  2. 前記規制動作部は、前記規制動作として、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための物品を道路に載置する動作を実行する、
    請求項1に記載の飛行管理システム。
  3. 前記規制動作部は、前記規制位置に対して、前記道路における車両の進行方向手前側の車両がいない位置に前記物品を載置する、
    請求項2に記載の飛行管理システム。
  4. 前記規制動作部は、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための案内を表示する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  5. 前記規制動作部は、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための音声を出力する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  6. 前記第1飛行装置は、予め定められた範囲の道路を撮影して撮像画像を作成する撮像部を有し、
    前記飛行管理装置の前記通知部は、前記規制位置特定部が規制位置を特定した撮像画像を作成した前記第1飛行装置の飛行範囲に前記第2飛行装置を移動させるための指示を前記第2飛行装置に送信する、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  7. 前記第2飛行装置の規制動作部は、前記第1飛行装置が規制の要因となった事故現場を撮影している間に、前記規制動作を実行する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  8. 前記第2飛行装置は、前記受信部が前記規制位置を示す情報を受信した後に飛行を開始する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  9. 前記規制位置特定部は、前記第1飛行装置から受信した前記撮像画像に基づいて、車両の通行を規制する対象となる車線数を特定し、
    前記通知部は、前記規制位置特定部が特定した車線数に基づく数の前記第2飛行装置に対して前記規制位置を通知する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  10. 前記通知部は、前記第1飛行装置の位置を、前記第1飛行装置がいる位置の道路を管理する機関に通知する、
    請求項1からのいずれか一項に記載の飛行管理システム。
  11. 飛行装置であって、
    道路において車両の通行を規制する規制位置を示す情報を送信する飛行管理装置から前記規制位置を示す情報を受信する受信部と、
    前記規制位置を示す情報が示す前記規制位置に向けて飛行した後に前記飛行装置と異なる前記規制位置にいる他の飛行装置が送信する電波を受信可能な範囲に入った場合に、前記電波の強度が大きくなる向きに前記規制位置があることを特定し、前記規制位置を車両が通行することを防ぐための規制動作を実行する規制動作部と、
    を有する飛行装置。
  12. 前記道路を撮影することにより撮像画像を作成する撮像部をさらに有し、
    前記規制動作部は、前記撮像部が作成した前記撮像画像に基づいて、事故車の位置を前記規制位置として特定し、前記道路を走行する車両が前記規制位置を通行することを防ぐための物品を道路に載置する動作を実行する、
    請求項11に記載の飛行装置。
  13. 前記規制動作部は、前記撮像部が作成した前記撮像画像に基づいて、前記道路における車両の進行方向手前側の車両がいない位置に物品を載置する、
    請求項12に記載の飛行装置。
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