JP6954700B1 - ハンガー - Google Patents

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Abstract

【課題】優れた滑り止め作用を発揮し、掛けられたズボンに痕跡を残すこともない横杆を備え、製造も比較的容易なハンガーを提供する。【解決手段】ハンガー100は、ストック用バー材や搬送用コンベア金具などの所定の支持体に引っ掛け可能なフック部10と、フック部10の下部10bから左右に拡がるように設けられた一対の肩部11,12と、肩部11,12の下部同士を、接合部17,18を介して連接する横杆13と、横杆13上面にその長手方向に沿って所定間隔を置いて配列された複数の六面体形状の突起14と、を備え、突起14が、その六面体形状を形成する一つの平面14aを上方に向けた状態で配列されている。【選択図】図1

Description

本発明は、ズボンや上着などの衣服を掛ける際に使用する衣料用のハンガーに関する。
衣料用のハンガーについては、従来、様々な形状、機能を有するものが提案されているが、本発明に関連するものとして、例えば、特許文献1に記載された「衣服ハンガー」や特許文献2に記載された「衣服用ハンガー」などがある。
特許文献1に記載された「衣服ハンガー」は、フック部と、上着の両肩部を掛ける肩掛け部と、該肩掛け部の下方に横架したズボン類を掛ける掛止桟と、から構成され、肩掛け部の上部表面に沿って高さ0.5mm〜3mmの凸部を10〜100個設けるとともに掛止桟の上部表面に沿って平行に横断面が三角形状の筋状突起を複数本設けたものであり、凸部や筋状突起によって滑り止め効果を発揮するように構成されている。
特許文献2に記載された「衣服用ハンガー」は、ハンガー本体の中央上端部に設けたフックと、ハンガー本体の両端部間に横架されたバーと、を備え、バーは、その両面(前後面)に長手方向に沿わせて凹溝が形成され、表面の全体にポリエステルウレタン系塗料よりなるコーティング材で塗膜層が形成されている。ポリエステルウレタン系コーティング材で塗膜層を形成することにより、バーの表面は摩擦抵抗が大きくなるので、例えばバーに掛けたズボンが滑り落ちるのを防止することができる。
登録実用新案第3014408号公報 登録実用新案第3116690号公報
特許文献1に記載された「衣服ハンガー」において、肩掛け部の上部表面に沿って設けられた複数の凸部の上部表面は肩掛け部の上部表面と相似した滑らかな凸曲面形状をなしているため、十分な滑り止め効果が得られないことがある。また、掛止桟の上部表面に沿って設けられた複数の筋状突起は横断面が三角形状をなしているので前記複数の凸部より滑り止め効果は高いと予測されるが、これらの筋状突起は掛止桟の長さ方向においてズボンが掛けられる領域全体に設けられているので、それぞれの筋状突起に加わるズボンの重量が広範囲に分散し、滑り止めに必要な摩擦抵抗が生じないことがある。
一方、特許文献2に記載された「衣服用ハンガー」において、ハンガー本体の両端部間に横架されたバーは、その表面の全体にポリエステルウレタン系塗料よりなるコーティング材で塗膜層が形成されているので、ハンガー本体やバーを形成する材料のほかにコーティング材などの複数の材料が必要であり、製造工程も複雑である。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、優れた滑り止め作用を発揮し、掛けられたズボンに痕跡を残すこともない横杆を備え、製造も比較的容易なハンガーを提供することにある。
本発明に係るハンガーは、
所定の支持体に引っ掛け可能なフック部と、
前記フック部の下部から左右に拡がるように設けられた一対の肩部と、
前記肩部の下部同士を連接する横杆と、
前記横杆の上面に、前記横杆の長手方向に沿って所定間隔を置いて、前記横杆の前後方向の厚み(前記横杆の正面・背面間の距離)の中央部分を前記横杆の長手方向と平行に通る仮想直線を挟んで千鳥状をなすように配列された複数の面体形状の突起と、を備え、
複数の前記突起が、その面体形状を形成する一つの平面を上方に向け、且つ、前記仮想直線側に位置する、前記突起の起立面の下縁部分はそれぞれ前記仮想直線を含んだ状態で配列されたことを特徴とする。
前記ハンガーにおいては、複数の前記突起を、前記横杆の長手方向に沿って千鳥状をなすように配置している。
前記ハンガーにおいては、前記横杆の左右の端部と前記肩部の下部との接合領域にそれぞれ当該ハンガーの左右の端部側から当該ハンガーの左右方向の中央部に向かって凹んだ形状の切欠き部を設けることができる。
前記ハンガーにおいては、前記切欠き部の内周において前記切欠き部の開口端寄りの部分に前記切欠き部内に向かって突出する係止爪を設けることができる。
前記ハンガーにおいては、前記切欠き部の少なくとも一部が、当該ハンガーの左右方向の中央部に近づくにつれて登り勾配形状若しくは下り勾配形状をなすようにすることができる。
前記ハンガーにおいては、前記切欠き部の内周において、前記係止爪と対向する領域であって、且つ、前記係止爪よりも当該ハンガーの左右方向の中央部に近い領域に前記切欠き部内に向かって膨出する突状部を設けることができる。
前記ハンガーにおいては、前記肩部及び前記横杆に互いに接近する方向の押圧力を加えると前記切欠き部が弾性的に拡大可能であるようにすることができる。
前記ハンガーにおいては、前記フック部の頂上部分に、正面側若しくは背面側に向かって傾いた傾斜部を設けることができる。
本発明により、優れた滑り止め作用を発揮し、掛けられたズボンに痕跡を残すこともない横杆を備え、製造も比較的容易なハンガーを提供することができる。
本発明の実施形態であるハンガーを示す一部省略正面図である。 図1に示すハンガーを構成する横杆の一部を示す斜視図である。 図2中の矢線A方向から見た横杆の一部省略平面図である。 図1に示すハンガーの左端部分を示す一部省略正面図である。 図1に示すハンガーのフック部を示す一部省略左側面図である。 図5中の矢線B方向から見たフック部の一部省略正面図である。 ハンガーの横杆に関するその他の実施形態を示す一部省略斜視図である。 図7中の矢線C方向から見た横杆の一部省略平面図である。 その他の実施形態であるハンガーの左端側の切欠き部付近を示す一部省略正面図である。 その他の実施形態であるハンガーの左端側の切欠き部付近を示す一部省略正面図である。 その他の実施形態であるハンガーの左端側の切欠き部付近を示す一部省略正面図である。 その他の実施形態であるハンガーの左端側の切欠き部付近を示す一部省略正面図である。
以下、図1〜図6に基づいて、本発明の実施形態であるハンガー100について説明する。図1に示すように、ハンガー100は、クリーニング工場、リネンサプライ工場、ユニフォームクリーニング工場などの設備であるトンネル乾燥機や搬送用コンベア金具などの所定の支持体に引っ掛け可能なフック部10と、フック部10の下部10bから左右に拡がるように設けられた一対の肩部11,12と、肩部11,12の下部11b,12b同士を接合部17,18を介して連接する横杆13と、横杆13の上面13aに、その長手方向13Lに沿って所定間隔を置いて配列された複数の六面体形状(直方体形状)の突起14と、を備えている。
図2に示すように、複数の突起14は、その六面体形状を形成する一つの平面14aを上方に向けた状態であって、他の一つの面(平面14aの反対の面)が横杆13の上面13a部分と一体化した状態で配列されている。また、図3に示すように、複数の突起14は、横杆13の上面13aに、その長手方向13Lに沿って千鳥状をなすように配置されている。具体的には、横杆13の上面13aにおいて、横杆13の前後方向の厚み13t(横杆13の正面13f・背面13b間の距離)の中央部分を長手方向13Lと平行に通る仮想直線13mを挟んで複数の突起14が千鳥状に配列されている。
長手方向13Lに隣り合う複数の突起14において仮想直線13m側に位置する起立面14bの下縁部分は、それぞれ仮想直線13mを含んでいるので、複数の突起14のそれぞれにおいて仮想直線13m側に位置する起立面14bは仮想直線13mを含む垂直方向の同一仮想平面上に存在している。
図1に示すように、ハンガー100においては、横杆13の左右の端部13g,13hと、肩部11,12の下部11b,12bとの接合領域にそれぞれ横杆13の左右の端部13g,13h側からハンガー100の左右方向の中央部に位置する仮想中心線100cに向かってU字状(若しくはV字状)に凹んだ形状の切欠き部15,16が設けられている。
また、切欠き部15,16の内周において、切欠き部15,16の開口端15a,16a寄りの部分には、それぞれ切欠き部15,16内に向かって突出する係止爪15b,16bが設けられている。
図1に示すハンガー100の左側部分において、図4に示すように、肩部11及び横杆13に互いに接近する方向の押圧力Pを加えると切欠き部15が弾性的に拡大可能である。具体的には、肩部11及び横杆13に互いに接近する方向の押圧力Pを加えると、接合部17付近が弾性変形し、接合部17を支点として、切欠き部15が矢線Q方向に拡がり、押圧力Pを解除すると、接合部17付近の弾性復元力により切欠き部15は元の状態に戻る。
即ち、肩部11及び横杆13に互いに接近する方向の押圧力Pを加えたり、解除したりすることにより、切欠き部15の開口端15aはクリップ状に開閉し、これによって切欠き部15が拡縮する。なお、図示していないが、図1に示すハンガー100の右側部分の肩部12及び横杆13に互いに接近する方向の押圧力Pを加えたり、解除したりすることにより、前述したハンガー100の左側部分と同様、切欠き部16を弾性的に拡縮させることができる。
また、図1に示すハンガー100においては、図5に示すように、フック部10の頂上部10aに、ハンガー100の正面側に向かって傾いた傾斜部10cが設けられている。
図1に示すハンガー100の使い方は限定されないので、従来の衣料用のハンガーと同様、肩部11,12に上着を掛けたり、横杆13の部分にズボンなどを折り曲げて掛けたりすることができる。ハンガー100の横杆13の上面13aには複数の突起14が配列されているので、ズボン(図示せず)などの衣料を折り曲げて横杆13に掛けたとき、これらの突起14とズボン生地との間に強い摩擦抵抗が生じ、優れた滑り止め作用を発揮する。
複数の突起14は、横杆13の上面13aに、その長手方向13Lに沿って千鳥状をなすように配置されているので、横杆13に掛けられているズボンがハンガー100の正面側や背面側に傾いたときも、優れた滑り止め作用を発揮する。
複数の突起14は、その六面体形状を形成する一つの平面14aを上方に向けた状態で配列されたことにより、突起14には上方に向かって尖った部分が存在しないだけでなく、平面14aの周りの四つの辺及び四つの角がエッジ効果を生むので、優れた滑り止め効果を発揮し、また、掛けられたズボンに痕跡を残さず、且つ、ズボンの生地を傷めることもない。なお、六面体形状の突起14は一例であり、これに限定しないので、その他の多面体形状の突起をその多面体形状を構成する一つの平面を上方に向けた状態で配列した場合も、同様の作用を得ることができる。
図1に示すハンガー100においては、横杆13の左右の端部13g,13hと、肩部11,12の下部11b,12bとの接合領域にそれぞれ横杆13の左右の端部13g,13h側からハンガー100の左右方向の中央部(仮想中心線100c)に向かってU字状(若しくはV字状)に凹んだ形状の切欠き部15,16が設けられているので、これらの切欠き部15,16に衣服の一部(例えば、ズボンのベルト装着部分など)を挟み込んで係止することができる。
前述した図4に示すように、肩部11及び横杆13に互いに接近する方向の押圧力Pを加えたり、解除したりすることにより、切欠き部15の開口端15aはクリップ状に開閉し、これによって切欠き部15が拡縮するので、切欠き部15,16に対する衣服の着脱も容易である。また、切欠き部15,16の内周の開口端15a,16a寄りの部分にはそれぞれ係止爪15b,16bが設けられているので、切欠き部15,16内に挟み込まれたズボンの一部を安定保持することができ、従来、ズボンを広げてハンガーに吊るす際に行われていた洗濯バサミなどで留める作業が不要となり、作業の手間が改善される。
さらに、図1に示すハンガー100は、図3に示す仮想直線13mを含む垂直方向の仮想平面を接合面とする二つの金型を使用して正面側及び背面側を一体成型することが可能であり、この場合、1種類の合成樹脂材料でハンガー100を形成することができるので、製造も比較的容易である。ハンガー100の素材となる合成樹脂材料は限定しないが、耐熱性の高い合成樹脂材料を使用すれば、ハンガー100の耐熱性を向上させることができる。
また、図1に示すハンガー100においては、図5に示すように、フック部10の頂上部10aに、ハンガー100の正面側に向かって傾いた傾斜部10cが設けられているので、図5,図6中に示すように、帯板状の金属材料で形成され、フック部20aが片面側に大きく傾斜した形状を有する搬送用コンベア金具20に着脱する場合、傾斜部10cと搬送用コンベア金具20との不具合な接触を回避することができ、着脱も容易である。
次に、図7,図8に基づいて、ハンガーの横杆に関するその他の実施形態について説明する。図7,図8に示す横杆23においては、横杆23の長手方向23Lに沿って複数の突起24が千鳥状をなすように配列されている。複数の突起24は、その五面体形状を形成する一つの平面24aを上方に向けた状態であって、他の一つの面(平面24aと交差する面)が横杆23に一体化した状態で配列されている。
図8に示すように、複数の突起24は、横杆23の上面23aと正面23f(または背面23b)との境界部分に長手方向23Lに沿って千鳥状をなすように配置されている。具体的には、横杆23の上面23aにおいて、横杆23の前後方向の厚み23t(横杆23の正面23f・背面23b間の距離)の中央部分を長手方向23Lと平行に通る仮想直線23mから正面23f側(または背面23b側)に離れた部分に、上面23aを挟んで複数の突起24が千鳥状に配列されている。
複数の突起24が千鳥状に配置された横杆23は、図2,図3に示す横杆13と同様の作用効果を発揮するが、特に、図7,図8に示すように複数の突起24が千鳥状に配列された横杆23の場合、デリケートな生地で形成されたズボンを掛けた場合でも生地を傷めることがなく、痕跡も残さないという優れた作用効果を発揮する。
次に、図9〜図12に基づいて、ハンガーの切欠き部に関するその他の実施形態について説明する。なお、図9〜図12に示すハンガーの一部を構成する部分において、図1に示すハンガー100と共通する部分については図1中の符号と同符号を付して説明を省略することがある。
図9に示すハンガーにおいては、切欠き部25全体が、開口端25aから当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近づくにつれて登り勾配形状をなしている。また、このハンガーの右端側にも同形状を有する切欠き部(図示せず)が設けられている。
図10に示すハンガーにおいては、左端側に設けられた切欠き部35全体が、開口端35aから当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近づくにつれて下り勾配形状をなしている。また、このハンガーの右端側にも同形状を有する切欠き部(図示せず)が設けられている。
図11に示すハンガーにおいては、切欠き部45の内周において、係止爪15bと対向する領域であって、且つ、係止爪15bよりも当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近い領域に切欠き部45内に向かって膨出する突状部46が設けられている。また、このハンガーの右端側にも同形状を有する切欠き部(図示せず)が設けられている。このように、係止爪15b及び突状部46を設けたことにより、開口端45aから切欠き部45内に挟み込まれるズボンなどの衣服の一部を傷つけることなく、安定保持することができる。
図12に示すハンガーにおいては、切欠き部55の内周において、係止爪15bと対向する領域であって、且つ、係止爪15bよりも当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近い領域に、切欠き部55内に向かって膨出する突状部56が設けられている。また、切欠き部55において突状部56よりも当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近い部分は、前記中央部に近づくにつれて登り勾配形状をなしている。さらに、このハンガーの右端側にも同形状を有する切欠き部(図示せず)が設けられている。このような形状を有する切欠き部55を設けたことにより、開口端55aから切欠き部55内に挟み込まれるズボンなどの衣服の一部を傷つけることなく、安定保持することができる。
ところで、図1に示すハンガー100において、切欠き部15,16に挟み込まれるズボンなどの一部を保持する機能を高めることを目的として、切欠き部15,16の長さ(開口端15a,16aから接合部17,18との境界まで長さ)を増大させようとすると、横杆13の長手方向13Lのサイズを狭める必要が生じる。
即ち、厳密に規格化されてはいないが、一般的なハンガーの左右方向のサイズは約40cm程度であるため、このサイズを維持しながら切欠き部15の長さを増大させようとすると、接合部17,18をそれぞれ仮想中心線100cに近づく方向に拡げなければならず、この結果、横杆13の長手方向13Lのサイズを狭める必要が生じるので、横杆13の機能が低下する。
しかしながら、図12に示すように、切欠き部55において突状部56よりも当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近い部分を、前記中央部に近づくにつれて登り勾配形状にすれば、接合部17をハンガーの中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に向かって拡げたり、横杆13の長手方向13Lのサイズを狭めたりすることなく、切欠き部55の長さを増大させることができるので、横杆13の機能低下を回避することができる。
また、切欠き部55において突状部56よりも当該ハンガーの左右方向の中央部(図1に示す仮想中心線100c参照)に近い部分を、前記中央部に近づくにつれて下り勾配形状にした場合も、前述と同様の効果を得ることができる。
なお、図1〜図12に基づいて説明したハンガー100などは、本発明に係るハンガーを例示したものであり、本発明に係るハンガーは、前述したハンガー100などに限定されない。
本発明に係るハンガーは、ズボンや上着などの衣料を掛けるための器具として、クリーニング業、リネンサプライ業、ユニフォームクリーニング業、衣服流通業あるいは衣服販売業などの各種産業分野並びに一般家庭において広く利用することができる。
10,20a フック部
10a 頂上部
10b 下部
10c 傾斜部
11,12 肩部
11b,12b 下部
13,23 横杆
13a,23a 上面
13b,23b 背面
13f,23f 正面
13g,13h 端部
13m,23m 仮想直線
13t,23t 厚み
13L,23L 長手方向
14,24 突起
14a,24a 平面
14b 起立面
15,16,25,35,45,55 切欠き部
15a,16a,25a,35a,45a,55a 開口端
15b,16b 係止爪
17,18 接合部
20 搬送用コンベア金具
46,56 突状部
100 ハンガー
100c 仮想中心線
P 押圧力
Q 矢線

Claims (7)

  1. 所定の支持体に引っ掛け可能なフック部と、
    前記フック部の下部から左右に拡がるように設けられた一対の肩部と、
    前記肩部の下部同士を連接する横杆と、
    前記横杆の上面に、前記横杆の長手方向に沿って所定間隔を置いて、前記横杆の前後方向の厚み(前記横杆の正面・背面間の距離)の中央部分を前記横杆の長手方向と平行に通る仮想直線を挟んで千鳥状をなすように配列された複数の面体形状の突起と、を備え、
    複数の前記突起が、その面体形状を形成する一つの平面を上方に向け、且つ、前記仮想直線側に位置する、前記突起の起立面の下縁部分はそれぞれ前記仮想直線を含んだ状態で配列されたハンガー。
  2. 前記横杆の左右の端部と前記肩部の下部との接合領域にそれぞれ当該ハンガーの左右の端部側から当該ハンガーの左右方向の中央部に向かって凹んだ形状の切欠き部を設けた請求項1記載のハンガー。
  3. 前記切欠き部の内周において前記切欠き部の開口端寄りの部分に、前記切欠き部内に向かって突出する係止爪を設けた請求項記載のハンガー。
  4. 前記切欠き部の少なくとも一部が、当該ハンガーの左右方向の中央部に近づくにつれて登り勾配形状若しくは下り勾配形状をなす請求項または記載のハンガー。
  5. 前記切欠き部の内周において、前記係止爪が突出する方向と対向する領域であって、且つ、前記係止爪よりも当該ハンガーの左右方向の中央部に近い領域に前記切欠き部内に向かって膨出する突状部を設けた請求項記載のハンガー。
  6. 前記肩部及び前記横杆に互いに接近する方向の押圧力を加えると前記切欠き部が弾性的に拡大可能である請求項の何れかの項に記載のハンガー。
  7. 前記フック部の頂上部分に、正面側若しくは背面側に向かって傾いた傾斜部を設けた請求項1〜の何れかの項に記載のハンガー。
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