JP6954395B2 - 成分抽出装置 - Google Patents
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Description
試料中の成分を超臨界流体に溶出させることにより該試料から成分を抽出する成分抽出装置において、
a)複数の試料容器保持部を有する容器ラックと、
b)前記容器ラックが載置される載置部と、
c)前記載置部の載置面のうち、前記複数の試料容器保持部に対応する部位にそれぞれ固定された加熱ブロックと、
d)前記複数の加熱ブロックのそれぞれの温度を検出する温度センサと、
e)前記複数の温度センサの検出結果に基づき前記複数の加熱ブロックをそれぞれ制御する加熱制御手段と
を備えることを特徴とする。
成分抽出装置10が備える加熱ブロック171、ニードル移動機構16、及び流路切換バルブ19、25等は、コンピュータから成る制御部39により制御される。
容器ラック12は、矩形板状の保持部材121と、該保持部材121の一端に設けられた把持部材122とから構成されている。保持部材121には4個の穴が形成されており、各穴に金属製の円筒状部材124が嵌め込まれている。円筒状部材124が本発明の試料容器保持部及び熱伝導部材に相当する。円筒状部材124の底部は容器ラック12の下面に露出しており、その中央には細孔(図示せず)が形成されている。試料容器11が円筒状部材124に挿入されたとき、該試料容器11の流入口は前記細孔と対向するようになっている。また、円筒状部材124に挿入された試料容器11の上端部にはねじ込み式のキャップ125が装着されるようになっている。これにより、円筒状部材124に挿入された試料容器11が該円筒状部材124から抜け出ることが阻止される。キャップ125には、試料容器11の流出口に対応して開口125aが形成されている。容器ラック12に収容された試料容器11の流出口には、該開口125aを通して流出ニードル15が挿入される。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されず、本発明の範囲内で適宜の変更が可能である。
11…試料容器
12…容器ラック
121…保持部
122…把持部
124…円筒状部材(試料容器保持部)
125…キャップ
13…流入ニードル
14…プレヒータ
141…収容部
142…プレヒートコイル
143…導管
15…流出ニードル
16…ニードル移動機構
17…ラック載置台
171…加熱ブロック
175…ヒータ
176…温度センサ
19、25…流路切換バルブ
39…制御部
Claims (7)
- 試料中の成分を超臨界流体に溶出させることにより該試料から成分を抽出する成分抽出装置において、
試料容器が挿入される複数の試料容器保持部を有する容器ラックと、
前記容器ラックが載置される載置部を有するラック載置台と、
前記載置部の載置面のうち、前記複数の試料容器保持部に対応する部位にそれぞれ固定された加熱ブロックと、
超臨界流体が前記試料容器に流入するタイミングに合わせて、超臨界流体が流入する前記試料容器に対応する加熱ブロックの加熱を開始するように、前記加熱ブロックを制御する加熱制御手段と、
前記載置部に取り付けられたプレヒータとを備え、
該プレヒータの周りに、超臨界流体を前記試料容器に供給するための流路が巻回されていることを特徴とする、成分抽出装置。 - 前記試料容器保持部が、前記容器ラックに固定された熱伝導部材を備えており、
前記容器ラックを前記載置部に載置したときに前記熱伝導部材と前記加熱ブロックが熱的に接触することを特徴とする請求項1に記載の成分抽出装置。 - 試料中の成分を超臨界流体に溶出させることにより該試料から成分を抽出する成分抽出装置において、
試料容器が挿入される複数の試料容器保持部を有する容器ラックと、
前記容器ラックが載置される載置部を有するラック載置台と、
前記載置部の載置面のうち、前記複数の試料容器保持部に対応する部位にそれぞれ固定された加熱ブロックと、
超臨界流体が前記試料容器に流入するタイミングに合わせて、超臨界流体が流入する前記試料容器に対応する加熱ブロックの加熱を開始するように、前記加熱ブロックを制御する加熱制御手段と、を備え、
前記試料容器保持部の底部は前記容器ラックの下面に露出し、その中央には細孔が形成され、前記試料容器が挿入されたとき前記試料容器の流入口は前記細孔と対向するように構成され、
前記加熱ブロックはリング状に形成されることで中央には孔が空いており、当該孔に、超臨界流体を流入するための流入ニードルの一端部が配置され、前記載置部に前記容器ラックが載置されたとき、前記試料容器保持部の底部が前記加熱ブロックの上面に当接するとともに、前記流入ニードルの一端が前記試料容器保持部に保持された前記試料容器の流入口に挿入されるよう構成されている、成分抽出装置。 - 試料中の成分を超臨界流体に溶出させることにより該試料から成分を抽出する成分抽出装置において、
試料容器が挿入される複数の試料容器保持部を有する容器ラックと、
前記容器ラックが載置される載置部を有するラック載置台と、
前記載置部の載置面のうち、前記複数の試料容器保持部に対応する部位にそれぞれ固定された加熱ブロックと、
超臨界流体が前記試料容器に流入するタイミングに合わせて、超臨界流体が流入する前記試料容器に対応する加熱ブロックの加熱を開始するように、前記加熱ブロックを制御する加熱制御手段と、を備え、
前記試料容器保持部に挿入された前記試料容器の上端部に、ねじ込み式のキャップが装着され、前記試料容器が前記試料容器保持部から抜け出ることが阻止されるよう構成されており、
前記キャップには前記試料容器の流出口に対応して開口が形成され、前記容器ラックに収容された前記試料容器の流出口に、前記開口を通して、超臨界流体を流出するための流出ニードルが挿入されるように構成されている、成分抽出装置。 - 前記ラック載置台は、平面視形状が前記容器ラックよりも大きい矩形状の板部材と、前記板部材の四辺部のうちの3つに取り付けられた側壁とを含み、前記側壁が設けられていない部分が前記ラック載置台への前記容器ラックの挿入口となっている、請求項1から4のいずれかに記載の成分抽出装置。
- 試料中の成分を超臨界流体に溶出させることにより該試料から成分を抽出する成分抽出装置において、
試料容器が挿入される複数の試料容器保持部を有する容器ラックと、
前記容器ラックが載置される載置部を有するラック載置台と、
前記載置部の載置面のうち、前記複数の試料容器保持部に対応する部位にそれぞれ固定された加熱ブロックと、
超臨界流体が前記試料容器に流入するタイミングに合わせて、超臨界流体が流入する前記試料容器に対応する加熱ブロックの加熱を開始するように、前記加熱ブロックを制御する加熱制御手段とを備え、
前記ラック載置台は、平面視形状が前記容器ラックよりも大きい矩形状の板部材と、前記板部材の四辺部のうちの3つに取り付けられた側壁とを含み、前記側壁が設けられていない部分が前記ラック載置台への前記容器ラックの挿入口となっており、
前記ラック載置台の前記挿入口の両側の側壁は、その間隔が前記挿入口側よりも前記載置部側の方が狭く設定されており、前記ラック載置台の前記挿入口に前記容器ラックを置き、挿入すると、前記容器ラックが前記挿入口の両側の前記側壁に倣い、前記載置部に向かって移動するように構成されている、成分抽出装置。 - 試料中の成分を超臨界流体に溶出させることにより該試料から成分を抽出する成分抽出装置において、
複数の試料容器保持部を有する容器ラックと、
前記容器ラックが載置される載置部と、
前記載置部の載置面のうち、前記複数の試料容器保持部に対応する部位にそれぞれ固定された加熱ブロックと、
前記複数の加熱ブロックのそれぞれの温度を検出する温度センサと、
前記複数の温度センサの検出結果に基づき前記複数の加熱ブロックをそれぞれ制御する加熱制御手段と、
前記載置部に取り付けられたプレヒータとを備え、
前記プレヒータの周りに、超臨界流体を前記試料容器に供給するための流路が巻回されている、成分抽出装置。
Priority Applications (1)
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JP2020037362A JP6954395B2 (ja) | 2016-02-15 | 2020-03-05 | 成分抽出装置 |
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JP2016026274A JP2017146127A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | 成分抽出装置 |
JP2020037362A JP6954395B2 (ja) | 2016-02-15 | 2020-03-05 | 成分抽出装置 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2016026274A Division JP2017146127A (ja) | 2016-02-15 | 2016-02-15 | 成分抽出装置 |
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Family Applications (1)
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JP2020037362A Active JP6954395B2 (ja) | 2016-02-15 | 2020-03-05 | 成分抽出装置 |
Country Status (1)
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2020
- 2020-03-05 JP JP2020037362A patent/JP6954395B2/ja active Active
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