JP6953704B2 - 情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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本発明は、情報処理システム、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
上記技術分野において、特許文献1には、販売店において棚札に保存された商品データを読み取らせて受信し、その商品の受注処理を行なう技術が開示されている。
特開2016−031618号公報
しかしながら、上記文献に記載の技術では、来店者が、棚札の商品データを読み取るだけで、精算を行なわずに退店してしまうことを抑止することができなかった。現地で現物および価格を確認しただけで購入を先送りし、他社のネットスーパで購入してしまうおそれがあった。
本発明の目的は、上述の課題を解決する技術を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明に係るシステムは、
来店したユーザによって購入予定として指定された商品の識別情報を受信する受信手段と、
前記受信手段によって受信された前記商品の識別情報を蓄積する蓄積手段と、
前記蓄積手段によって蓄積された前記商品の識別情報に基づいて、前記商品の精算処理を行なう精算手段と、
前記蓄積手段に蓄積された前記商品の識別情報であって、前記精算手段による精算処理が適正に行なわれていない識別情報が存在する状態で、
ユーザが所持している携帯端末の位置に基づいて、前記ユーザが店舗を退出したこと、または退出しそうであることを検知した場合、又は前記ユーザが店舗内において、所定時間、前記蓄積手段に新たな商品の識別情報を加えなかった場合に、
前記ユーザに対して精算処理が適正に行なわれていない識別情報の商品を精算すればインセンティブを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する報知手段と、
を備えた情報処理システムである。
上記目的を達成するため、本発明に係る方法は、
受信部が、来店したユーザによって購入予定として指定された商品の識別情報を受信する受信ステップと、
精算部が、前記商品の識別情報に基づいて、前記商品の精算処理を行なう精算ステップと、
蓄積手段に蓄積された前記商品の識別情報であって、前記精算処理が適正に行なわれていない前記識別情報が存在する状態で、
ユーザが所持している携帯端末の位置に基づいて、前記ユーザが店舗を退出したこと、または退出しそうであることを検知した場合、又は、前記ユーザが店舗内において、所定時間、前記蓄積手段に新たな商品の識別情報を加えなかった場合に、
報知部が、前記ユーザに対して、精算処理が適正に行なわれていない識別情報の商品を精算すればインセンティブを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する報知ステップと、
を備えた情報処理方法である。
上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
来店したユーザによって購入予定として指定された商品の識別情報を受信する受信ステップと、
前記商品の識別情報に基づいて、前記商品の精算処理を行なう精算ステップと、
蓄積手段に蓄積された前記商品の識別情報であって、前記精算処理が適正に行なわれていない前記識別情報が存在する状態で、
ユーザが所持している携帯端末の位置に基づいて、前記ユーザが店舗を退出したこと、または退出しそうであることを検知した場合、又は、前記ユーザが店舗内において、所定時間、前記蓄積手段に新たな商品の識別情報を加えなかった場合に、前記ユーザに対して、精算処理が適正に行なわれていない識別情報の商品を精算すればインセンティブを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する報知ステップと、
をコンピュータに実行させる情報処理プログラムである。
本発明の技術を導入した店舗では、来店中のユーザに対して精算を促すことで売り上げを確保できる。
本発明の第1実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの処理の流れを説明するフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの画面表示例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムで用いられるテーブル例を示す図である。 本発明の第2実施形態に係る情報処理システムの画面表示例を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムの構成を示す図である。 本発明の第4実施形態に係る情報処理システムの利用状況を示す図である。
以下に、図面を参照して、本発明の実施の形態について例示的に詳しく説明する。ただし、以下の実施の形態に記載されている構成要素はあくまで例示であり、本発明の技術範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
[第1実施形態]
本発明の第1実施形態としての情報処理装置100について、図1を用いて説明する。情報処理装置100は、商品情報受信部101と、精算処理部102と、報知部103とを含む。
商品情報受信部101は、店舗内において来店したユーザ110によって購入予定として指定された商品120の識別情報を受信する。
精算処理部102は、商品情報受信部101で受信された商品識別情報に基づいて、商品の精算処理を行なう。
報知部103は、商品情報受信部101が商品情報を受信した商品であって、かつ、精算処理部102による精算処理が行なわれていない商品が存在する状態で、所定の条件を満たす場合に、精算を促すメッセージをユーザ110に報知する。
本実施形態によれば、ユーザはメッセージに促されて精算を行なう可能性が高くなり、このような情報処理装置を導入した店舗では、ユーザが来店中に精算する可能性が高くなり、売り上げを確保することができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態に係る購入支援システム200について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る購入支援システムの利用シーンを説明するための図である。購入支援システム200は、購入支援サーバ201およびスマートフォン202を含む。
図2に示すように、購入支援サーバ201は、購入支援サイト210を用意しており、スマートフォン202からのアクセスを受け付ける。
購入支援サイト210には、ログインモジュール211、買い物かごモジュール212、精算依頼受付モジュール213、配達依頼受付モジュール214、アラート判定モジュール215、未精算品報知モジュール216およびユーザ情報217が含まれる。これらのモジュールは、ソフトウェアモジュールであり、購入支援サーバ201の記憶部に記憶されて、CPUによって実行されることにより、それぞれの機能を実現する。
ユーザ210は、スマートフォン202を用いて購入支援サーバ201にアクセスしつつ、購入予定の商品203そのもの、または商品の棚札204から、商品識別情報を取得する。
まず、ユーザがログインモジュール211を介して購入支援サイト210にログインすると、買い物かごモジュール212が実行される。
買い物かごモジュール212は、来店したユーザ210が店内を回って、購入予定として指定した商品の識別情報を受信し、ユーザ情報217に用意された仮想買い物かごに蓄積する。同じ商品については、商品数の入力を受け付けることができる。
精算依頼受付モジュール213は、仮想買い物かごに蓄積された商品に関する精算依頼を受付け、カード会社などへの情報提供といった精算処理を行なう。
さらに、配達依頼受付モジュール214は、配達先および配達日時の指定を受け付けて、商品の情報と共に店舗に知らせる。
アラート判定モジュール215は、未精算品が買い物かごに残っている状態で、ユーザが店外に退出したか否か、または退出しそうであるか否か、あるいは所定時間が経過したか否かを判定する。ユーザが店外に退出したか否か、退出しそうか否かについては、ユーザが所持しているスマートフォン202の位置情報に基づいて判断する。具体的にはGPS(Global Positioning System)などの位置検出技術を用いて、ユーザが、出入り口から店の外に出たのか、または、出ようとしているのかを判定する。GPS以外にも、BLE(Bluethooth Low Energy)などの規格を利用したビーコン、Wifiなど、店舗に設けられた電波発信器との距離によってユーザの位置を検出してもよい。
未精算品報知モジュール216は、アラート判定モジュール215で、未精算品が買い物かごに残っている状態で、ユーザが店外に退出した場合、退出しそうな場合、あるいは所定時間が経過した場合に、精算を促すメッセージをユーザに報知する。このとき、「精算が行なわれた場合には、ユーザに対してインセンティブを与える」旨のメッセージを同時に報知する。
またさらに、未精算品報知モジュール216は、精算処理が適正に行なわれていない商品が仮想買い物かごに蓄積された状態で、ユーザが店舗内において、所定時間、仮想買い物かごに新たな商品を加えなかった場合に、精算を促すメッセージをユーザに報知する。
精算依頼受付モジュール213は、ユーザが店内にて精算を完了した場合には、ユーザ情報217として、インセンティブ情報を登録する。
このようにして、未精算品が買い物かごに残ったまま、精算を忘れて店舗を退出したり、長時間が経過したユーザに対して、精算を促すことができる。ユーザは、未精算品報知モジュール216による報知を受けて精算を行なうことでインセンティブ(クーポンやポイントなど)を手にすることができる。
店舗は、購入支援サーバ201での精算処理が終了して配達依頼を受け取ると、ユーザ210が指定した商品を、ユーザ210が指定した数だけ、ユーザ210が指定した場所に送り届ける。
図3は、購入支援システム200の機能構成を説明するためのブロック図である。
棚札に設けられたNFCユニット204は、物販店において陳列される複数の商品のそれぞれに対応して、その陳列場所の近辺、多くの場合は商品を陳列するための陳列棚に商品名および売価と共に取り付けられる。
棚札管理装置301は、店舗の事務室などに設置され、複数のNFCユニット204のそれぞれと無線通信でき、NFCユニット204を管理する。具体的には棚札管理装置301は、NFCユニット204を識別する識別コードと、商品コードとの関連付けを管理する商品情報テーブル310を記憶する。商品情報テーブル310は、識別コードに商品情報を関連付けたデータレコードの集合である。商品情報は、それに関連付けられた棚札コードで識別されるNFCユニット321に対応する商品に関する情報である。商品情報としてどのような情報を記述するかは任意であるが、商品を買物客が識別するのに必要な情報を少なくとも含める。
スマートフォン202は、店舗に来店したユーザが、店舗内の商品を購入するために用いられ、NFCユニット321、カメラ322、GPSユニット323、タッチパネル324、無線通信部325、通話部326、ブラウザ327等を備えている。
NFCユニット321は、外部にあるNFCユニット204との間で通信を行ない、識別コードを受信して、商品情報を取得する。カメラ322は、例えば商品に付けられたバーコードを読み取り、商品情報を取得する。さらにGPSユニット323は、GPS衛星を利用した位置検出を行なう。
タッチパネル324は、商品名や価格、買い物かごの中身などを表示すると共に、配達日時などの入力を受け付ける。またタッチパネル324は、精算を促すメッセージなどを表示することができる。
無線通信部325は、インターネット380を介して、購入支援サーバ201と通信を行ない、各種商品情報の送受信を行なう。通話部326は、音声データを受信して、音声による通信を行なう。ブラウザ327は、購入支援サーバ201から提供されたコンテンツに基づいて表示レイアウトを生成しタッチパネル324に表示する。
購入支援サーバ201は、購入支援サイト210と通信制御部311を備えており、インターネット380を介して棚札管理装置301やスマートフォン202との間でデータのやりとりを行なう。
図4Aは、購入支援サーバ201での処理の流れを説明するフローチャートである。まず、ステップS401において、買い物かごモジュール212は、商品情報の読み取りがあるか否かを判定し、読み取りがあれば、ステップS403に進み、商品情報を買い物かごに登録する。買い物かごに登録された商品群は、例えば図5の画面501のように表示され、ブラウザ327を用いて確認することができる。精算が済んだ商品は、買い物かごから消去される。
ステップS405では、アラート判定モジュール215が、ユーザが店舗を退出したかあるいは退出しそうかを、ユーザが所有するスマートフォン202の位置情報を用いて判定する。退出ずみ、または退出しそうであると判断すると、ステップS409に進み、アラート判定モジュール215が、買い物かごに未精算品が残っているか否か判定する。未精算品が残っていなければ、全ての商品を精算済みということなので、処理を終了する。
一方、ステップS401において、商品情報の読み取りがないと判定すると、ステップS407に進み、アラート判定モジュール215が最後に商品情報を読み取ってからの経過時間が一定時間を超えているか否か判定する。一定時間を超えていれば、ステップS409に進み、アラート判定モジュール215が、買い物かご中の未精算品の有無を確認する。
ステップS409において未精算品があると判定すると、ステップS411に進み、未精算品報知モジュール216が精算を促すメッセージを報知し、インセンティブ情報としてクーポンを、スマートフォン202を介してユーザに提示する。例えば、「あと○分以内に決済を完了すると、次回の買い物が△%引きになるクーポンを差し上げます」といったメッセージを報知する。提示したインセンティブ情報は、ユーザ情報217に仮登録される。
つぎにステップS413に進むと、メッセージを報知してから一定時間が経過したか判定する。メッセージを報知して一定時間が経過していれば、ステップS415に進み、仮登録したインセンティブ情報としてのクーポンをユーザ情報217から削除する。
メッセージを報知してから一定時間が経過する前にはステップS417に進み、ユーザからスマートフォン202を介して精算、配達依頼があったか否か判定する。
精算依頼受付モジュール213と配達依頼受付モジュール214、それらの依頼があったと判定するとステップS419に進み、精算・配達処理を行なう。具体的には、例えば図5の画面502のような表示をスマートフォン202のタッチパネル324に表示して注文の確定を待ち、注文の確定に伴って精算処理を行なう。精算処理が完了すると、ステップS421に進み、買い物かごモジュールは、買い物かごを空にし、精算依頼受付モジュール213は、クーポンの情報をユーザ情報217に本登録する。ここでは、精算依頼と同時に配達依頼を受け付けることとしているが、本願発明はこれに限定されるものではなく、配達日時の設定を先送りできる構成でもよい。配達日時が不明との理由による決済の先送りを解消できる。配達日時の決定には期限を設ければ、無駄な先送りを防ぐことができる。商品の受け取りは、必ずしも配達に限られず、時間指定した上で特定の店舗で受け取ってもよい(例えば、昼間購入して、夕方帰宅途中の店舗やロッカーで受け取りなど)。
このフローでは、未精算を報知した後、一定時間以内の精算依頼について説明したが、ユーザからの精算依頼の受付けは、図4AのステップS417の処理とは別に、随時行なうことができる。
図4Bは、精算依頼があった場合の処理の流れを声明するフローチャートである。ステップS431で精算依頼(図5の画面501の「レジに進む」ボタン511選択)をユーザから受け付けると、精算画面502に進み、使用できるクーポン521、522をユーザに提示し、ステップS433においてクーポンを使用するか否か判定する。
クーポンを使用する場合には、ステップS435に進み、注文を確定するボタン523の選択に対して、割引処理を行なった後、ステップS437に進んで精算処理を行なう。使用するクーポンがない場合、またはクーポンを使用しない場合にはステップS433からステップS437に進んで割引を行なわずに精算処理を行なう。
図6は、アラート判定モジュール215がアラート判定を行なう基準となるテーブル600を示す図である。
ユーザID「AAA」のユーザは未精算の商品はなく、全ての商品が精算済みであり、さらに店内にいるため、アラートは不要である。
ユーザID「BBB」のユーザは未精算の商品があるが、店内にいるため、アラートは不要である。
ユーザID「CCC」のユーザは未精算の商品があるが、店内にいるため、アラートは不要である。
ユーザID「DDD」「EEE」のユーザは未精算の商品があり、店内にいない(店舗退出後または退出中)ため、アラートが必要である。
図7は、退店中または退店後のユーザ210に対する精算促進の報知の様子を示す図である。アラート判定モジュール215は、買い物かごに商品が残った状態で、ビーコン発信器701からの信号を受けたスマートフォン202に対して、精算促進メッセージ721を報知する。ここでは、例として、「お会計がお済みでない商品が買い物かごにございます。今お会計をしていただければクーポンを差し上げます。」というメッセージを表示させる。スマートフォン202のユーザに対してメッセージを報知する方法としては、ブラウザに表示する方法の他、電子メール、SNS(Social Network Service)などの技術を利用する方法が考えられる。その他、スマートフォン202の通話部326を利用して、音声で報知してもよい。
以上、本実施形態によれば、ユーザが来店中に精算する可能性が高くなり、売り上げを確保することができる。なお、本実施形態では、NFCユニット321で商品情報を取得する例について述べたが、本願発明は、これに限定されるものではなく、バーコード読み取り技術、商品画像の認識技術などを用いてもよい。
また、未精算品報知モジュール216による報知後の精算と、報知前の精算とで、クーポン発行の有無、あるいは発行するクーポンの種類を変えてもよい。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態に係るについて、図8を用いて説明する。図8は、本実施形態に係る情報処理システムの構成を説明するためのブロック図である。本実施形態に係る情報処理システム800は、上記第2実施形態と比べると、購入支援アプリケーション821がインストールされたスマートフォン802を用いてサービスを提供する点で異なる。その他の構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
図8に示すとおり、購入支援アプリケーション821は、買い物かごモジュール812、精算依頼モジュール813、配達依頼モジュール814、アラート判定モジュール815、未精算品報知モジュール816を備えている。これらのモジュールは、それぞれ図2に示した買い物かごモジュール212、精算依頼受付モジュール213、配達依頼受付モジュール214、アラート判定モジュール215、未精算品報知モジュール216に対応し、同じ機能を発揮する。
つまり、買い物かごモジュール812は、来店したユーザ210が店内を回って、購入予定として指定した商品の識別情報を受信し、仮想買い物かごに蓄積する。同じ商品については、商品数の入力を受け付けることができる。
精算依頼モジュール813は、仮想買い物かごに蓄積された商品に関する精算依頼を受付け、精算処理部821へ精算の依頼を行なう。
配達依頼モジュール814は、配達先および配達日時の指定を受け付けて、商品の情報と共に配達処理部822に送信する。
アラート判定モジュール815は、未精算品が買い物かごに残っている状態で、ユーザが店外に退出したか否か、または退出しそうであるか否か、あるいは所定時間が経過したか否かを判定する。アラート判定モジュール815は、ユーザが店外に退出したか否か、退出しそうか否かの判定を、例えばGPSユニット323が検出した位置情報を用いて行なう。
未精算品報知モジュール816は、アラート判定モジュール815で、未精算品が買い物かごに残っている状態で、ユーザが店外に退出した場合、退出しそうな場合、あるいは所定時間が経過した場合に、精算を促すメッセージをユーザに報知する。また、未精算品報知モジュール816は、「精算が行なわれた場合には、ユーザに対してインセンティブを与える」旨のメッセージもユーザに報知する。
またさらに、未精算品報知モジュール816は、精算処理が適正に行なわれていない商品が仮想買い物かごに蓄積された状態で、ユーザが店舗内において、所定時間、仮想買い物かごに新たな商品を加えなかった場合に、精算を促すメッセージをユーザに報知する。
購入支援サーバ801は、通信制御部311のほかに精算処理部821、配達処理部822およびクーポン発行部823を備えている。精算処理部821は、購入支援アプリケーション821の精算依頼モジュールからの依頼に基づいて、買い物かごに含まれる商品の精算処理を行なう。配達処理部822は、配達依頼モジュール814からの依頼に基づいて、精算の完了した商品を指定の配達先に配達する手配を行なう。クーポン発行部823は、未精算品報知モジュール816による報知後の精算に対して、所定のクーポンを発行する。
以上、本実施形態によれば、第2実施形態と同様に、ユーザが来店中に精算する可能性が高くなり、売り上げを確保することができる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態に係る情報処理システム900について、図9および図10を用いて説明する。本実施形態では、ユーザが、買いたい商品を現実の買い物かごに入れて、持ち運ぶ点で第2実施形態と異なる。その他のシステム構成および動作は、第2実施形態と同様であるため、同じ構成および動作については同じ符号を付してその詳しい説明を省略する。
来店したユーザ910は、購入しようとする商品の識別情報をスマートフォン911で受信し、購入支援サーバ201の買い物かごモジュール212に送った後、現実の買い物かご912にその商品を入れる。
次に、図10に示すようにユーザ910が、買い物かご912を会員カードなどのユーザ識別情報と共に所定の場所に置く。その後、ユーザ910はスマートフォン911を用いて精算手続を行ない、精算が完了したものから、店員1001が配送の手配を行なう。
このように、ユーザ910自身が現実の買い物かご912に集め入れた商品そのものを配送することにより、生鮮食品の大きさや鮮度、各種食品の賞味期限などを、ユーザ910が確かめた上で、購入することができる。
ユーザは、配送される商品に対する不安、レジ待ちの行列に並ぶ負担、および重い荷物を持ち帰る負担を解消することができる。
店舗側は、未精算の棚に買い物かごが置き去りにされることがないように、ユーザ910に対して、所定のタイミングで精算を呼びかける。その仕組みは、第2、第3実施形態と同様であり、ユーザ910が未精算のまま店内から退出したことまたは退出しようとしていることを検知して、メッセージを送信してもよい。
なお、本実施形態では、ユーザ910がスマートフォン911で商品の識別情報を収集したが、店員が、ユーザ910から受け取った買い物かご912の中の商品の識別情報を収集して、ユーザ情報217に用意された仮想買い物かごに蓄積させてもよい。
[他の実施形態]
以上、実施形態を参照して本願発明を説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。本願発明の構成や詳細には、本願発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。また、それぞれの実施形態に含まれる別々の特徴を如何様に組み合わせたシステムまたは装置も、本発明の範疇に含まれる。
また、本発明は、複数の機器から構成されるシステムに適用されてもよいし、単体の装置に適用されてもよい。さらに、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給される場合にも適用可能である。したがって、本発明の機能をコンピュータで実現するために、コンピュータにインストールされるプログラム、あるいはそのプログラムを格納した媒体、そのプログラムをダウンロードさせるWWW(World Wide Web)サーバも、本発明の範疇に含まれる。特に、少なくとも、上述した実施形態に含まれる処理ステップをコンピュータに実行させるプログラムを格納した非一時的コンピュータ可読媒体(non-transitory computer readable medium)は本発明の範疇に含まれる。

Claims (6)

  1. 来店したユーザによって購入予定として指定された商品の識別情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段によって受信された前記商品の識別情報を蓄積する蓄積手段と、
    前記蓄積手段によって蓄積された前記商品の識別情報に基づいて、前記商品の精算処理を行なう精算手段と、
    前記蓄積手段に蓄積された前記商品の識別情報であって、前記精算手段による精算処理が適正に行なわれていない識別情報が存在する状態で、
    ユーザが所持している携帯端末の位置に基づいて、前記ユーザが店舗を退出したこと、または退出しそうであることを検知した場合、又は前記ユーザが店舗内において、所定時間、前記蓄積手段に新たな商品の識別情報を加えなかった場合に、
    前記ユーザに対して精算処理が適正に行なわれていない識別情報の商品を精算すればインセンティブを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する報知手段と、
    を備えた情報処理システム。
  2. 前記精算手段は、前記報知手段によるメッセージ報知後に精算処理が行なわれた場合に、前記ユーザに関連付けてインセンティブ情報を登録させる請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記報知手段は、前記ユーザに対して、精算すれば割引クーポン又はポイントを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記精算手段は、前記報知手段による報知後の精算と、報知前の精算とで、クーポン発行の有無、あるいは発行するクーポンの種類を変える請求項2に記載の情報処理システム。
  5. 受信部が、来店したユーザによって購入予定として指定された商品の識別情報を受信する受信ステップと、
    精算部が、前記商品の識別情報に基づいて、前記商品の精算処理を行なう精算ステップと、
    蓄積手段に蓄積された前記商品の識別情報であって、前記精算処理が適正に行なわれていない前記識別情報が存在する状態で、
    ユーザが所持している携帯端末の位置に基づいて、前記ユーザが店舗を退出したこと、または退出しそうであることを検知した場合、又は、前記ユーザが店舗内において、所定時間、前記蓄積手段に新たな商品の識別情報を加えなかった場合に、
    報知部が、前記ユーザに対して、精算処理が適正に行なわれていない識別情報の商品を精算すればインセンティブを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する報知ステップと、
    を備えた情報処理方法。
  6. 来店したユーザによって購入予定として指定された商品の識別情報を受信する受信ステップと、
    前記商品の識別情報に基づいて、前記商品の精算処理を行なう精算ステップと、
    蓄積手段に蓄積された前記商品の識別情報であって、前記精算処理が適正に行なわれていない前記識別情報が存在する状態で、
    ユーザが所持している携帯端末の位置に基づいて、前記ユーザが店舗を退出したこと、または退出しそうであることを検知した場合、又は、前記ユーザが店舗内において、所定時間、前記蓄積手段に新たな商品の識別情報を加えなかった場合に、前記ユーザに対して、精算処理が適正に行なわれていない識別情報の商品を精算すればインセンティブを与える旨のメッセージを前記携帯端末に出力する報知ステップと、
    をコンピュータに実行させる情報処理プログラム。
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