JP6953369B2 - 配賦処理システムおよびその方法 - Google Patents

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Description

本発明は、配賦処理の自動化技術に関する。
財務会計においては、配賦処理は欠かすことのできない処理である。この処理に関し、財務会計システムで作成された単式簿記のデータから複式簿記のデータに変換された仕訳伝票データを基に事業部別の財務書類を作成するため、仕分けの伝票を事業ごとの伝票として再度作成し直す処理(事業配賦処理)し、その仕訳伝票を勘定科目ごとの金額として再集計する処理において、勘定科目ごとの按分率を計算し、その按分率を掛け合わせることによって、事業部別の事業配賦を行う技術が特許文献1に記載されている。
特開2011−81466号公報
企業合併を皮切りに事業統合や再編を繰り返し業容が拡大するにつれ、増加する経理業務を短期間に効率良く処理する必要がある。しかし、連結グループ各社はそれぞれ独自の会計システムを使用しており、グループ内に複数の会計システムが存在するという状態である。グループ会社全体の決算業務効率化のために、グループの会計業務を標準化し、会計システムの統一化を図ることが望まれる。
グループ会社間の配賦処理において、一次配賦処理(グループ会社1からグループ会社2への配賦)と二次配賦処理(グループ会社1から配賦された金額をグループ会社2内での配賦)で、類似の作業をグループ会社毎に行っていたため、作業工数が増加し、作業遅延およびミスする確率がべき乗で大きくなることが考えられる。
上記特許文献1に記載の技術においては、勘定科目ごとの按分率を計算し、その按分率を掛け合わせて配賦処理する技術は開示されているものの、会社間やグループ会社間の配賦処理を行う場合、配賦元と配賦先で、配賦処理にかかる情報を一括して登録することについては考慮されていない。
そこで、本発明は、配賦処理に係る情報の登録を一括して行う配賦処理システムおよびその方法を提供することが課題である。
上記課題を解決するため、本発明の一側面は、端末と、端末にネットワークを介して接続されるAPサーバと、APサーバと連携するDBサーバとを備えた会社間の配賦処理システムおいて、DBサーバは、(1)配賦元の会社を特定する配賦元会社コードと、配賦元の原価センタ毎と、配賦元会社コード及び原価センタ毎の配賦率を配賦率コードと対応させて登録している配賦率テーブルと、(2)配賦元会社コードと、会社間の処理か社内の配賦処理かを示す配賦処理パターン、一つの配賦処理を特定する配賦コード、配賦元の勘定科目、配賦元の原価センタ、及び、配賦率コードとを対応させて登録しているセンタテーブルと、(3)配賦元会社コードと、配賦処理パターン、配賦コード、配賦先の会社を特定する配賦先会社コード、配賦先会社の勘定科目、配賦先会社の原価センタとを対応して登録しているレシーバテーブルと、(4)配賦元会社コード、配賦元の原価センタ及び、配賦元の勘定科目に対応する勘定コードと対応して登録され、配賦元の会社が行う配賦コードによって特定される配賦処理の金額を登録している総勘定元帳テーブルとを有する。そして、APサーバは、端末から、配賦処理を行う配賦元の会社コード、配賦処理パターン、及び配賦コードを含む会社間配賦要求を受けると、(a)会社間配賦要求に含まれる、会社コード、配賦処理パターン、及び配賦コードに基づき、DBサーバに登録してあるセンダテーブルを検索して、配賦コード及び配賦率コードを含むセンダデータを作成し、(b)作成されたセンダデータに基づき、DBサーバに登録してあるレシーバテーブルを検索して、配賦コードが示す配賦処理の配賦先毎に配賦率コードを含むレシーバデータを作成し、(c)レシーバデータの配賦コード及び配賦率コード、DBサーバに登録してある配賦率テーブルとに基づき、配賦コードが示す配賦処理の配賦先ごとの配賦率を取得する配賦率登録機能と、センダデータに対応する配賦処理に関する配賦元の配賦金額と、取得した配賦先ごとの配賦率とに基づいて、配賦先毎の配賦金額を計算する会社間配賦機能と、計算された配賦先毎の配賦金額を、配賦元の総勘定元帳テーブルと、配賦先の総勘定元帳テーブルに記憶する仕訳登録機能とを有する。
配賦処理に係る情報の登録を配賦元で一括して行うことができるので、配賦処理に係る作業工数を削減でき、作業遅延や作業ミスを抑制できる。
財務会計システムのシステム構成例を示す図である。 APサーバのハードウェア構成例を示す図である。 DBサーバのハードウェア構成例を示す図である。 DBサーバが管理する配賦率テーブルのデータ構造例を示す図である。 DBサーバが管理するセンダテーブルのデータ構成例を示す図である。 DBサーバが管理するレシーバテーブルのデータ構成例を示す図ある。 DBサーバが管理する未収請求書データテーブルのデータ構造例を示す図である。 DBサーバが管理する総勘定元帳テーブルのデータ構造例を示す図である。 DBサーバが管理する会計伝票テーブルのデータ構造例を示す図である。 APサーバが管理するセンダデータのデータ構成例を示す図である。 APサーバが管理する一時記憶ファイルのレシーバデータのデータ構成例を示す図である。 APサーバが管理する一時記憶ファイルの会社間配賦結果テーブルのデータ構成例を示す図である。 配賦処理で発生した伝票情報格納部である伝票登録用テーブルのデータ構成例を示す図である。 配賦処理時に、APサーバの配賦率登録機能により実行される処理シーケンス図である。 APサーバの会社間配賦機能により実行される、配賦先に対する配賦金額を算出する処理シーケンス図である。 APサーバの仕訳登録機能、未収請求書作成機能により実行される、処理シーケンス図である。
以下に本発明の実施形態について図面を用いて詳細に説明する。
本技術は、会社間で費用の配賦を行う場合、配賦元により、配賦先会社情報および会社間仕訳情報を定義することで、会社間で発生する仕訳の自動登録および配賦先の部門配賦処理まで一括で処理する配賦処理に関する。
会社間の配賦処理を一次配賦処理、会社間配賦後、配賦先会社の部門配賦処理を二次配賦処理とする。本技術は、一次配賦処理と二次配賦処理の段階で登録すべき仕訳が共通している点に着目し、最初の処理段階である一次配賦処理の際に、両者で共通する未収入金、未払費用の仕訳を作成してしまうことで、作業工数を削減し、結果的に、作業遅延を解消すると共に、複数回の処理回数を削減することでミスする確率を低減できるようになる。
図1は、本実施形態に係る財務会計システムのシステム構成例、すなわち、会社間における配賦処理システムを示す。APサーバ103と、DBサーバ101と、ユーザ端末104がネットワーク105を介して接続されている。APサーバ103とDBサーバ101は連携しており、ユーザはユーザ端末104を用いて、ネットワーク105を介してAPサーバ103を操作する。図1に示すシステム形態によれば、APサーバ103と、DBサーバ101とは、独立した筐体に実装されるように例示されているが、例えば、それらは1個の業務処理装置内にあって、それぞれの機能を有するソフトウエアとして実装されていてもよい。
図2は、APサーバ103のハードウェア構成例を示す図である。図2に示すように、記憶部205と、演算処理部201と、メモリ202と、表示部203と、通信制御部204とはバスを介して接続されている。通信制御部204は、ネットワーク105と接続され、他コンピュータとの通信処理を行う。さらに記憶部205には配賦率を登録する配賦率登録機能210、配賦金額計算を行う会社間配賦機能211、仕訳伝票を登録する仕訳伝票登録機能212、未収請求書を作成する未収請求書作成機能213を実現するプログラムが格納されている。記憶部205に格納されたプログラムはメモリ202に読み出され、演算処理部201が実行することにより各機能を実現する。また、一時記憶ファイルに、配賦率データ220、センダデータ221、レシーバデータ222、配賦元金額テーブル223、会社間配賦結果テーブル224、伝票登録用テーブル225を保有する。これらについては、後述する。
図3は、DBサーバ101のハードウェア構成例を示す図である。図3に示すように、演算処理部301と、メモリ302と、表示部303と、通信制御部304と、を備え、各部は、バスを介して接続されている。会社別および部門別の配賦仕訳データを作成するために必要な情報を登録するテーブルが格納されたデータベースを格納する記憶部305を有する。
テーブルには、会社別および部門別の配賦率が登録されている配賦率テーブル311(図4)、配賦元情報が登録されるセンダテーブル312(図5)、配賦先情報が登録されるレシーバテーブル313(図6)、未収請求書作成機能213によって未収請求書を出力するためのデータが登録される未収請求書テーブル314(図7)、配賦元金額データが登録されている総勘定元帳テーブル315(図8)、会計伝票情報が登録される会計伝票テーブル316(図9)を含む。
以下、図4から図13を用いて、各テーブルの構成を簡単に説明し、これらテーブルを用いて行われる配賦処理を図14から図16を用いて説明する。
図4は、DBサーバが管理する配賦率テーブル311のデータ構造例の一例を示す図である。配賦率テーブルには、配賦処理の配賦率と対応して記憶されて配賦率を示す配賦率コード401、配賦元の会社を特定する配賦元会社コード402、配賦元会社コード402に記載された配賦元会社の原価センタ403、配賦元会社コードに402に記載された配賦元会社の配賦率404を含む。
図5は、DBサーバ101が管理するセンダテーブル312のデータ構成例の一例を示す図である。テーブル定義の項目として、配賦元会社を示す配賦元会社コード501、配賦処理が会社間処理か社内処理かを示す配賦処理パターン502、一つの配賦処理を特定する配賦コード503、配賦元の勘定科目を示すセンダ勘定科目504、配賦元の原価センタを集めたセンダ原価センタグループ505、図4の配賦率コード401と同じ配賦率コード506を保持する。
図6は、DBサーバ101が管理するレシーバテーブル313のデータ構成例の一例を示す図ある。テーブル定義の項目として、配賦元会社を示す配賦元会社コード601、配賦処理が会社間処理か社内処理かを示す配賦処理パターン602、一つの配賦処理を特定する配賦コード603、配賦先の勘定科目を示すレシーバ勘定科目604、配賦先の原価センタを集めたレシーバ原価セングループ605、配賦先会社を特定する配賦先会社コード606、未収金の勘定科目を示す未収入金勘定科目607、未払金の勘定科目を示す未払費用勘定科目608、一次配賦先の原価センタとして使用する配賦用一次部門コード609を保持する。尚、配賦処理の配賦先となる配賦先会社が、配賦元となって、配賦先会社の各部門に再配賦(二次配賦処理)する際に用いられる配賦用一次部門コードを含む。この部門コードが登録されている場合には、図14から図16で説明する会社間と同様な配賦処理登録を行うことで、一次配賦処理の配賦先が二次配賦処理の配賦元として配賦登録することになる。
図7は、DBサーバ101が管理する未収請求書データテーブル314のデータ構成例の一例を示す図ある。テーブル定義の項目として、配賦元会社コード701、請求内容703、配賦先会社コード704、未収金額705、伝票番号706等を含む。
図8は、DBサーバ101が管理する総勘定元帳テーブル315のデータ構成例の一例を示す図である。総勘定元帳テーブルには多くのテーブル定義の項目があるが、ここでは説明のために必要となる一部を図示している。テーブル定義の項目として、元帳を管理する会社を特定する会社コード801(配賦元の場合配賦元会社コードとなり、配賦先の場合配賦先会社コードとなるが、ここで、配賦元として以下説明する)、配賦元の会計年度802、配賦元の原価センタ803、配賦元の勘定科目に対応する勘定コード804、配賦元の会社が行う配賦コードによって特定される配賦処理の金額合計805等を含む。
図9は、DBサーバ101が管理する会計伝票テーブルのデータ構成例の一例を示す図である。テーブル定義の項目として、会計伝票を管理する会社を特定する会社コード901、伝票番号903、原価センタ904等を含む。
図10は、APサーバ103が管理する一次記憶ファイルのセンダデータ221のデータ構成例の一例を示す図である。テーブル定義の項目として、配賦元の会社コード1001、会社間処理か社内処理かを示す配賦処理パターン1002、一つの配賦処理を特定する配賦コード1003、配賦元の勘定科目を示すセンダ勘定科目1004、センダ原価センタ1005、配賦率コード1006を含む。
配賦元の会社コード1001、会社間処理か社内処理かを示す配賦処理パターン1002、配賦処理を特定する配賦コード1003は、配賦元のユーザが配賦処理を行う際にユーザ端末104を用いて、APサーバ103に入力する。APサーバ103の配賦率登録機能210を用いて演算処理部201が、これら入力されたデータを基に、DBサーバのセンダテーブルからセンダ勘定科目1004、センダ原価センタ1005、配賦率コード1006を入手し、センダデータを作成する。
図11は、APサーバ103が管理する一次記憶ファイルのレシーバデータ222のデータ構成例の一例を示す図である。テーブル定義の項目として、配賦元の会社コード1101、配賦処理パターン1102、配賦コード1103、配賦先会社コード1104、配賦先の勘定科目であるレシーバ勘定科目1105、配賦先の原価センタであるレシーバ原価センタ1106、配賦率を特定できる配賦率コード1107(図4参照)、未収入金勘定科目1108、未払費用勘定科目1109、配賦用一次部門コード1110を含む。
図10で示したセンダデータの会社コード1001、配賦処理パターン1002、配賦コード1003を基に、DBサーバ101に登録されているレシーバテーブル313を検索し、未収入金金勘定科目607、未払費用勘定科目608、配賦用一次部門コード609等を入手して、レシーバデータ(図11に示した一つのエントリー)を作成する。ここで、配賦率コード1107は、センダデータの配賦率コード1006を用いる。
図12は、APサーバ103が管理する一次記憶ファイルの会社間配賦結果テーブル224のデータ構成例の一例を示す図である。本技術では、APサーバ103にて、この図12で示すテーブルを配賦元が作成し、これを配賦元、配賦先の総勘定元帳に反映させることで、配賦先に対する重複した入力作業を不要とすることができる。つまり、配賦処理を特定する配賦コード1203毎に、配賦元会社を示す配賦元会社コード1201と配賦先会社を示す配賦先会社コード1204が含まれるため、その配賦額1207を、他の項目と共に、配賦元会社と配賦先会社の総勘定元帳に登録することとなる。テーブル定義の項目として、配賦元の会社コード1201、配賦処理パターン1202、配賦コード1203、配賦先会社コード1204、配賦元の勘定科目であるセンダ勘定科目1205、配賦元の原価センタであるセンダ原価センタ1206、一つのエントリ(横列)に対応して記憶されている配賦先会社に対する配賦額1207、配賦元が配賦先から受け取っていない(受け取り関係が逆の場合もある)未収入金の勘定科目1208、配賦先が配賦元に支払っていない(支払い関係が逆の場合もある)未払費用の勘定科目1209、配賦用一次部門コード1210を含む。
図12に示された項目1201〜1210の内、配賦額1207以外は、レシーバデータに格納されているデータに対応する。
図13は、APサーバ103が管理する一次記憶ファイルの伝票登録用テーブル225のデータ構成例の一例を示す図である。テーブル定義の項目として、仮伝票番号1301、会社コード1302、勘定項目1305等がある。
次に、本発明の実施形態に係る会社間配賦機能の処理概要を図14〜図16を参照して、詳細に説明する。図14〜図16は、会社間配賦を行う処理全体のシーケンス図である。
図14は、配賦処理時に、APサーバ103の配賦率登録機能210を演算処理部201が実行する処理シーケンス図、である。
まず、配賦処理を行う配賦元のユーザはユーザ端末104に配賦元の会社コード、配賦処理パターン、配賦コードを入力して会社間配賦処理要求を行う(ステップS1401)。
APサーバ103では、配賦元の会社コード、配賦処理パターン、配賦コードをキーとし、DBサーバ101のセンダテーブル312の検索を行い、取得したレコードに対して原価センタグループから原価センタを得て、センダ勘定科目と配賦率コードと共にセンダデータ221(図10参照)を作成する(ステップS1402)。
次に、APサーバ103は、作成したセンダデータ221のレコードを元に、DBサーバ101のレシーバテーブル313(図6参照)を検索し、対応するレコードを取得することでレシーバデータを作成する。より詳しくは、センダデータの会社コード1001、配賦処理パターン1002、配賦コード1003を基に、DBサーバ101に登録されているレシーバテーブル313を検索し、レシーバ勘定科目604、レシーバ原価センタグループ605、配賦先会社コード606、未収入金金勘定科目607、未払費用勘定科目608、配賦用一次部門コード609等を入手して、レシーバデータ224を作成する(ステップS1403)。即ち、センダデータの会社コード1001、配賦処理パターン1002、配賦コード1003に基づき特定されたレシーバテーブルのエントリーの一つから、レシーバデータ作成に必要な情報を入手する。図11に示したレシーバデータの一つのエントリーには、1101から1110の項目があるが、例えば、会社コード1101は、レシーバテーブル313の会社コード601から、配賦処理パターン1102は、レシーバテーブルの配賦処理パターン502から入手することになる。また、取得したレコードに対してレシーバ原価センタグループ605からレシーバ原価センタ1106を得る。配賦率コード1107は、センダデータの配賦率コード1006を用いる。
ステップS1403で作成したレシーバデータ222に対して、図4に示した配賦率テーブル311を検索する。レシーバデータには、配賦率コード1107が含まれているため、このコードに基づき、図4の配賦率テーブル311を検索することにより、各配賦先の配賦率を求めることができる。配賦率コード401と配賦元会社コード501と原価センタ403が一致するレコードを抽出し、会社コード、配賦処理パターン、配賦コード単位毎の配賦率の合計値を求める。値が取得できない場合は配賦率を0として扱う(ステップS1404)。この処理により、配賦コードが示す配賦処理の配賦先毎に配賦率を求めることができる。尚、センダデータを基にレシーバデータテーブルのエントリーが複数ある場合には、全てのエントリーについて、配賦率の取得を行い、一つの配賦処理の配賦先となるそれぞれの会社や部門の配賦率を取得する。ここまでの処理で、配賦処理を行う際の配賦先の配賦率を一括して求めることができる。
図15は、APサーバ103の会社間配賦機能211を演算処理部201が実行することで、配賦先に対する配賦金額を算出する処理シーケンス図である。
ステップS1402で取得したセンダデータ221に対して、総勘定元帳テーブル315を検索し、配賦元金額を取得する。図10に示したセンダデータ221には、会社コード1001、配賦処理パターン1002、配賦コード1003、勘定科目1004、原価センタ1005等が含まれ、これらの情報からDBサーバ101が管理する図8に示した総勘定元帳テーブル315を検索し、金額合計805を取得する。つまり、一つの配賦処理の金額を取得する(ステップS1501)。会社コード、原価センタ、勘定科目コードごとに配賦元金額の集計を行う。尚、配賦元の総勘定元帳テーブル315には、会社コード、配賦処理パターン、配賦コード、勘定科目、原価センタ等に対応して、金額が登録されているものとする。
次に、それぞれの配賦先に対する配賦金額を求める。取得された配賦元金額に対して、レシーバデータ222の配賦率コードから特定される配賦率に基づき、配賦金額を計算する(ステップS1502)。前述したように、DBサーバ101が管理する図4の配賦率テーブルの配賦率コードから配賦先の会社に対する配賦率404を得ることができる。配賦金額に配賦率を掛け合わせることで、それぞれの配賦先に対する配賦金額を求める配賦計算処理を行う。求めた配賦先ごとの配賦額を、図12の会社間配賦結果テーブルのエントリーに登録する。
図16は、ステップS1502で取得した会社間配賦結果テーブル224のデータに対して、会計伝票を登録する(ステップS1601)。このステップは、APサーバ103の仕訳登録機能212を演算処理部201が実行することにより実現する。尚、図12で示した会社間配賦結果テーブルには、配賦元会社を特定する会社コード1201、配賦処理パターン1202、配賦コード1203、勘定科目コード1205、原価センタ1206等の項目が配賦先会社ごとに登録されているため、これらをキーとして総勘定元帳テーブル315に登録されているエントリーから対応するエントリーを検索できるものとする。配賦元の総勘定元帳テーブル同様、この処理は、配賦先の総勘定元帳テーブルに対しても行わる。これにより、配賦先の総勘定元帳テーブルにも配賦額1207を格納することができる。具体的には、図8に示した総勘定元帳テーブル(配賦処理を行う配賦元の総勘定元帳テーブル315)に、配賦処理毎に各配賦先に対する配賦金額を格納する。配賦処理の配賦先となった場合、配賦先の総勘定元帳テーブルにも、配賦先に対する配賦金額を登録する。
さらには配賦先を一次配賦処理とし、配賦先からさらに配賦処理を行う二次配賦処理を行う場合、二次配賦処理を行う配賦元がステップS1401からステップS1601を実行し、会社間配賦結果テーブルに格納された配賦額を、二次配賦処理の配賦元と配賦先の総勘定元帳テーブルの該当するエントリーに対して格納する。
APサーバ103の未収請求書作成機能213は、演算処理部201に実行され、会社間仕訳伝票登録処理時に、未収請求書データ作成対象の伝票番号を退避しておき、図7に示すような未収請求書テーブル314を作成する(ステップS1602)。このように、レシーバデータに、未収金勘定科目及び未払費用勘定科目が含まれる場合、未収請求書データをDBサーバの未収請求書テーブルに登録する。このタイミングで未収入請求書を作成することで、配賦処理の配賦元は、配賦先に対し未収入の請求を効率よく行うことができる。
図14〜図16は、会社間配賦である一次配賦処理について記載しているが、会社間配賦後、配賦先会社の部門配賦処理である二次配賦処理についても、配賦先会社コードに加え、配賦元部門コードと各部門の配賦率を同様に登録することで、一次配賦処理の際に二次配賦処理の登録を行うことができる。
103:APサーバ、101:DBサーバ、104:ユーザ端末、105:ネットワーク、201:演算処理部、202:メモリ、205:記憶部、210:配賦率登録機能、211:会社間配賦機能、212:仕訳登録機能、213:未収請求書作成機能、220:配賦率データ、221:センダデータ、222:レシーバデータ、223:配賦元金額テーブル、224:会社間配賦結果テーブル、225:伝票登録用テーブル、301:演算処理部、302:メモリ、305:記憶部、311:配賦率テーブル、312:センダテーブル、313:レシーバテーブル、314:未収請求書データテーブル、315:総勘定元帳テーブル、316:会計伝票テーブル

Claims (10)

  1. 端末と、前記端末にネットワークを介して接続されるAPサーバと、前記APサーバと連携するDBサーバとを備えた会社間の配賦処理システムおいて、
    前記DBサーバは、
    配賦元の会社を特定する配賦元会社コードと、配賦元の原価センタと、前記配賦元会社コード及び前記原価センタ毎の配賦率を配賦率コードと対応させて登録している配賦率テーブルと、
    前記配賦元会社コードと、会社間の処理か社内の配賦処理かを示す配賦処理パターン、一つの配賦処理を特定する配賦コード、前記配賦元の勘定科目、前記配賦元の原価センタ、及び、前記配賦率コードとを対応させて登録しているセンダテーブルと、
    前記配賦元会社コードと、前記配賦処理パターン、前記配賦コード、配賦先会社を特定する配賦先会社コード、前記配賦先会社の勘定科目、前記配賦先会社の原価センタとを対応して登録しているレシーバテーブルと、
    前記配賦元会社コード、前記配賦元の原価センタ及び、前記配賦元の勘定科目に対応する勘定コードと対応して登録され、前記配賦元の会社が行う前記配賦コードによって特定される配賦処理の金額を登録している総勘定元帳テーブルとを有しており、
    前記APサーバは、
    前記端末から、配賦処理を行う配賦元の会社コード、配賦処理パターン、及び配賦コードを含む会社間配賦要求を受けると、前記会社間配賦要求に含まれる、前記会社コード、前記配賦処理パターン、及び前記配賦コードに基づき、前記DBサーバに登録してある前記センダテーブルを検索して、前記配賦コード及び前記配賦率コードを含むセンダデータを作成し、前記作成されたセンダデータに基づき、前記DBサーバに登録してある前記レシーバテーブルを検索して、前記配賦コードが示す配賦処理の配賦先毎に前記配賦率コードを含むレシーバデータを作成し、前記レシーバデータの前記配賦率コードと、前記DBサーバに登録してある前記配賦率テーブルと、に基づき、前記配賦コードが示す配賦処理の配賦先ごとの配賦率を取得する配賦率登録機能と、
    前記センダデータに対応する配賦処理に関する配賦元の配賦金額と、前記取得した配賦先ごとの配賦率とに基づいて、前記配賦先毎の配賦金額を計算する会社間配賦機能と、
    前記計算された配賦先毎の配賦金額を、前記配賦元の総勘定元帳テーブルと、配賦先の総勘定元帳テーブルに記憶する仕訳登録機能とを有する
    ことを特徴とする配賦処理システム。
  2. 前記レシーバテーブルには、前記配賦先会社ごとに、未収入金であることを示す未収金勘定科目及び未払いであることを示す未払費用勘定科目がさらに登録されており、
    前記APサーバによる前記レシーバデータの作成時に、前記レシーバテーブルに基づいて前記未収金勘定科目及び前記未払費用勘定科目も含めて作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の配賦処理システム。
  3. 前記レシーバテーブルには、配賦処理の配賦先となる前記配賦先会社が、配賦元となって、前記配賦先会社の各部門に再配賦する際に用いられる配賦用一次部門コードを含む
    ことを特徴とする請求項2記載の配賦処理システム。
  4. 前記APサーバは、前記レシーバデータに、前記未収金勘定科目及び前記未払費用勘定科目が含まれる場合、未収請求書データを前記DBサーバの未収請求書テーブルに登録する未収請求書作成機能を有する
    ことを特徴とする請求項2記載の配賦処理システム。
  5. 前記APサーバは、前記計算された前記配賦先毎の配賦金額を、前記配賦元会社コード、前記配賦処理パターン、前記配賦コード、前記配賦先会社コード、前記配賦元の勘定科目、前記配賦元の原価センタと対応させて登録する会社間配賦結果テーブルを作成する
    ことを特徴とする請求項1記載の配賦処理システム。
  6. 端末と、前記端末にネットワークを介して接続されるAPサーバと、前記APサーバと連携するDBサーバとを備えた会社間の配賦処理システムにおける配賦処理方法おいて、
    前記DBサーバは、
    配賦元の会社を特定する配賦元会社コードと、配賦元の原価センタと、前記配賦元会社コード及び前記原価センタ毎の配賦率を配賦率コードと対応させて登録している配賦率テーブルと、
    前記配賦元会社コードと、会社間の処理か社内の配賦処理かを示す配賦処理パターン、一つの配賦処理を特定する配賦コード、前記配賦元の勘定科目、前記配賦元の原価センタ、及び、前記配賦率コードとを対応させて登録しているセンダテーブルと、
    前記配賦元会社コードと、前記配賦処理パターン、前記配賦コード、配賦先の会社を特定する配賦先会社コード、前記配賦先会社の勘定科目、前記配賦先会社の原価センタとを対応して登録しているレシーバテーブルと、
    前記配賦元会社コード、前記配賦元の原価センタ及び、前記配賦元の勘定科目に対応する勘定コードと対応して登録され、前記配賦元の会社が行う前記配賦コードによって特定される配賦処理の金額を登録している総勘定元帳テーブルとを有しており、
    前記APサーバは、
    前記端末から、配賦処理を行う配賦元の会社コード、配賦処理パターン、及び配賦コードを含む会社間配賦要求を受けると、
    前記会社間配賦要求に含まれる、前記会社コード、前記配賦処理パターン、及び前記配賦コードに基づき、前記DBサーバに登録してある前記センダテーブルを検索して、前記配賦コード及び前記配賦率コードを含むセンダデータを作成し、
    前記作成されたセンダデータに基づき、前記DBサーバに登録してある前記レシーバテーブルを検索して、前記配賦コードが示す配賦処理の配賦先毎に前記配賦率コードを含むレシーバデータを作成し、
    前記レシーバデータの前記配賦コード及び前記配賦率コード、前記DBサーバに登録してある前記配賦率テーブルとに基づき、前記配賦コードが示す配賦処理の配賦先ごとの配賦率を取得し、
    前記センダデータに対応する配賦処理に関する配賦元の配賦金額と、前記取得した配賦先ごとの配賦率とに基づいて、前記配賦先毎の配賦金額を計算し、
    前記計算された配賦先毎の配賦金額を、前記配賦元の総勘定元帳テーブルと、配賦先の総勘定元帳テーブルに記憶する
    ことを特徴とする配賦処理方法。
  7. 前記レシーバテーブルには、前記配賦先会社ごとに、未収入金であることを示す未収金勘定科目及び未払いであることを示す未払費用勘定科目がさらに登録されており、
    前記APサーバによる前記レシーバデータ作成時に、前記レシーバテーブルに基づいて前記未収金勘定科目及び前記未払費用勘定科目も含めて作成する
    ことを特徴とする請求項6記載の配賦処理方法。
  8. 前記レシーバテーブルには、配賦処理の配賦先となる前記配賦先会社が、配賦元となって、前記配賦先会社の各部門に再配賦する際に用いられる配賦用一次部門コードを含む
    ことを特徴とする請求項7記載の配賦処理方法。
  9. 前記APサーバは、前記レシーバデータに、前記未収金勘定科目及び前記未払費用勘定科目が含まれる場合、未収請求書データを前記DBサーバの未収請求書テーブルに登録する
    ことを特徴とする請求項7記載の配賦処理方法。
  10. 前記APサーバは、前記計算された前記配賦先毎の配賦金額を、前記配賦元会社コード、前記配賦処理パターン、前記配賦コード、前記配賦先会社コード、前記配賦元の勘定科目、前記配賦元原価センタと対応させて登録する会社間配賦結果テーブルを作成する
    ことを特徴とする請求項6記載の配賦処理方法。
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