JP6952585B2 - トラクタ - Google Patents

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本発明は、トラクタに係り、詳しくはボンネット後部の隅に、上方に向けて排気管(テールパイプ)を立設したトラクタに関する。
一般に、大型のトラクタにあっては、エンジンから排出される排気ガスを機体外方に導く排気管(テールパイプ)がボンネット後部の隅からキャビンフレームに沿って上方に延びるように配置されている(特許文献1、特許文献2)。
特許第6177005号公報 特開2016−74267号公報
上記上方に延びる排気管は、保護カバーで覆われており、作業者が排気管に直接触れることを防止されている。
しかし、保護カバー自体も比較的高温になる場合があり、保護カバーにも人体が触れないことが好ましい。
そこで、本発明は、排気管に身体が触れ続けないようにガードを設け、もって上述した課題を解決したトラクタを提供することを目的とするものである。
本発明は、エンジンを覆うボンネット(5)の後方にキャビン(6)が配置され、前記ボンネットの左右一方の側方後部に、前記エンジンからの排気ガスを排出する排気管(15)が前記ボンネットの左右一方の前フレーム(7)に沿って上下方向に設けられたトラクタにおいて、
バックミラー(21)と、
前記左右一方の前フレーム(7)に固定され、前記バックミラー(21)を支持するバックミラー取付け部材(20)と、
車幅灯(19)と、
前記左右一方の前フレーム(7)に固定され、前記バックミラー取付け部材(20)の下方に配置され、前記車幅灯(19)を支持する車幅灯取付け部材(17)と、
上端及び下端がそれぞれ前記バックミラー取付け部材(20)及び前記車幅灯取付け部材(17)に固定され、前記キャビン(6)の開口部に位置するオペレータに対して、前記排気管(15)への身体の接触が妨げられるように、かつ前記開口部の乗り降りの持ち手となるよう設けられた排気管ガード(25)と、
上端及び下端がそれぞれ前記車幅灯取付け部材(17)及び前記左右一方の前フレーム(7)に固定される持ち手(22)と、を備え、
前記排気管ガード(25)及び前記持ち手(22)の全ては、前記上下方向において前記キャビン(6)の上端と下端の間に配置され、
前記排気管ガード(25)は、前記バックミラー取付け部材(20)に固定される上部(25a)と、前記上部(25a)から湾曲して設けられる湾曲部(25b)と、前記湾曲部(25b)の下端から前記上下方向に延び、前記車幅灯取付け部材(17)に固定される垂直部(25c)と、を有し、
前記持ち手(22)は、前記車幅灯取付け部材(17)に固定され、前記上下方向にかつ前記垂直部(25c)と同一軸線となるように延びる上端部(22a)と、前記上端部(22a)の下端から左右方向における機体外方に膨らむように屈曲した膨出部(22b)と、を有する、
ことを特徴とするトラクタにある。
前記排気管ガード(25)は、前記ボンネット内の運転席(4)に座った状態のオペレータからみて前記左右一方の前フレーム(7)に重なるように配置されてなる。
また、前記左右一方の前フレーム(7)は、プレート状に突出すると共に前記上下方向における略中央部分で屈曲するリブ(7a)を有し、
前記車幅灯取付け部材(17)は、前記リブ(7a)の屈曲部(C)に固定されている。
なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照するためのものであるが、これにより特許請求の範囲の記載に何等影響を及ぼすものではない。
キヤビンの開口部に位置するオペレータに対して、排気管への身体の接触が妨げられるように排気管ガードを設けたので、オペレータは、キャビンへの乗り降り、又は作業部の確認等で、ステップに立って乗り出しても、排気管に身体が触れることを防止できる。また、上記排気管ガードは、キャビンの乗り降り等の持ち手として兼用できるので、独立してそれぞれ持ち手及び排気管ガードを設ける必要がない。
排気管ガードは、バックミラー取付け部材と車幅灯取付け部材との間に設けられるので、両取付け部材は、排気管ガードで連結されて強度を向上することができる。
車幅灯取付け部材の下方に持ち手を設け、排気管ガードの垂直部と持ち手の上端部とを、車幅灯取付け部を挟んで同一軸線上で連続するので、持ち手としての機能を向上することができる。
排気管ガードは、運転席のオペレータからみて前フレームと重なる位置に配置されるので、オペレータの視界を妨げることはない。
本発明を適用したトラクタを示す側面図。 本実施の形態によるトラクタの左側部分を示す正面図。 その側面図。 その斜め左前方からみた斜視図。 その斜め右前方からみた斜視図。 その斜め左後方からみた斜視図。 (A)、(B)、(C)、(D)は、排気管ガードを示すそれぞれみる角度の異なる図。
以下、図面に沿って本発明の実施の形態について説明する。本実施の形態に係るトラクタ1は、図1に示すように、左右一対のクローラ装置2に支持された機体3を有しており、機体3には、前部にエンジンを覆うボンネット5が配置され、その後方に運転席4を囲うキャビン6が配置されている。キャビン6は、図2〜図6に示すように、左右にそれぞれ前フレーム7、後フレーム9及びその中間にドアフレーム10が立設されて、その上端に天板11(図1参照)が取付けている。キャビン6の左右は、開口部8となっており、
ドアフレーム10にはドア12が揺動自在に取付けられ、上記開口部8を開閉し、かつ各フレームにガラスが取付けられている。
ボンネット5の左後部でかつキャビン6の左隅前部にはエンジンから排ガス処理装置(DPF、マフラー等)を通って排出される排気ガスを外方に導く排気管15が突出している。該排気管15は、ボンネット5の左後部隅から左方向に延び(15a)、左前フレーム7に沿って上方に延び(15b)、その上端にて吐出口15cが斜め前方向に向くように屈曲している。上記排気管15の横部15a及び縦部15bの下部は保護カバー16で覆われており、直接触れることが防止されている。即ち、排気管15は、その上端部分を除いて保護カバー16で覆われており、キャビン左前フレーム7に取付けられている。
前フレーム7は、上下中間部分で屈曲(C)していると共に、ガラス取付け部の外にキャビン外方にプレート状に突出して強度補強用のリブ7aが一体に溶接されており、該リブ7aの上記屈曲部Cには外方に突出するように車幅灯取付け部材17が固定されている。該取付け部材17には車幅灯及びフラッシャランプ19が取付けられている。また、上記前フレーム7のリブ7aの上方部分にはバックミラー取付け部材20が固定されており、該取付け部材20には棒状のミラーステー18を介してバックミラー21が取付けられている。
上記車幅灯取付け部材17と前フレーム7のリブ7aの下部との間に、乗員のキャビン6への乗り降りのために持ち手22が設けられている。該持ち手22は、上端部22aが上下方向に垂直に延び、中間部分に外方に膨らむように屈曲し、該膨出部22bの下端部で機体方向に屈曲して水平に延びており、上端に溶接された取付け部22dがボルトにより上記車幅灯取付け部材17の下面に固定されると共に、水平部22c先端に溶接された取付け部22eがボルトにより前フレーム7のリブ7aに固定されている。
また、上記バックミラー取付け部材20と上記車幅灯取付け部材17との間に、棒状の排気管ガード(保護部材)25が設けられている。該排気管ガード25は、図7に詳示するように、上端部が水平(25a)に延び、3次元的に滑らかに湾曲し(25b)、その下方に垂直(25c)に延びており、水平部(25a)先端に溶接された取付け部25dがボルトによりバックミラー取付け部材20の前側面に固定されると共に、垂直部25c先(下)端に溶接された取付け部材25eがボルトにより車幅灯取付け部材17の上面に固定されている。
上記排気管ガード25は、その垂直部25cが排気管15の機体外方において該排気管と平行に延びており、身体が直接排気管15及びその保護カバー16に接触しないようにガードしている。また、排気管ガード25の垂直部25cは、持ち手22の上端部22aと同じ軸線となるように延びており、乗員の持ち手を兼用している。該排気管ガード25は、乗員(オペレータ)がキャビン6内の運転席に座った状態にあって、左前フレーム7と一部重なって乗員の視界に入る部分が少なくなるように配置されている。
前記排気管15の垂直部15b及びそれを覆う保護カバー16は、図2に示すように、正面から視て左前フレーム7と重なるように、かつ図3に示すように、側面から視て左前フレーム7に近接して配置されており、運転席4にいるオペレータから視える部分が少ない。また、図5に示すように、前フレーム7,7に取付けられるフロントガラス30は、前フレーム7の屈曲部Cで分割されて、正面ガラス30aとボンネット5の左右部分の下面ガラス30b,30bとなっている。該フロントガラス30は、分割線部分30d及び前フレーム7,7及びボンネット5との間に取付け部分を含むマスキング範囲(正面ガラス30mm+下面ガラス30mm)となっている。前記排気管15の水平部15a及びその保護カバー16は、上記フロントガラス30の分割線部分30dと正面視において重なるように配置されており、上記垂直部15bと相俟って、運転席のオペレータから排気管15及び保護カバー16の視える範囲が最小限となり、視界の邪魔にならない、また、上記排気管15の水平部15aは、ワイパー31の下部に配置されるので、更に該水平部15aがオペレータの視界の邪魔になることはなく、また冬期において、エンジン始動後比較的素速く上記排気管15が温められ、ワイパー31の氷による張付きをすぐに溶かすことができる。
オペレータは、クローラ装置2のクローラフレーム32に設けられたステップ33に足をかけて、持ち手22を掴みながら運転席横のステップ35に昇る。この際、オペレータは、持ち手22の膨出部22b、上端部22a、排気管ガード25の垂直部25cに掴み換えつつ上方に移動する。ステップ35上に移動したオペレータは、排気管ガード25の適宜な部分又はミラーステー18を掴みつつキャビン6内へ乗り込む。クローラトラクタ1にあっては、ステップ35に乗った状態でオペレータがミラーステー18を掴める位置にあるが、バックミラー取付け部材20が、排気管ガード25で中間の車幅灯取付け部材17を一体に連結されて補強されており、バックミラー取付け部材20の固定強度を変更せずに(溶接の変更等)、該バックミラー取付け部材20の強度を確保し得る。
オペレータは、上記キャビンへの昇降の際、又は作業中にステップ33に乗り出して作業箇所を確認する等により、身体の一部が排気管15及び保護カバー16に接触又は接触し続けることがあり得るが、このような状況を避けるため、排気管ガード25が排気管15(及び保護カバー)に身体が接触しないように設けられている。
1 トラクタ
5 ボンネット
6 キャビン
7 前フレーム
8 開口部
15 排気管
16 保護カバー
17 車幅灯取付け部材
20 バックミラー取付け部材
22 持ち手
25 排気管ガード
25c 垂直部

Claims (3)

  1. エンジンを覆うボンネットの後方にキャビンが配置され、前記ボンネットの左右一方の側方後部に、前記エンジンからの排気ガスを排出する排気管が前記ボンネットの左右一方の前フレームに沿って上下方向に設けられたトラクタにおいて、
    バックミラーと、
    前記左右一方の前フレームに固定され、前記バックミラーを支持するバックミラー取付け部材と、
    車幅灯と、
    前記左右一方の前フレームに固定され、前記バックミラー取付け部材の下方に配置され、前記車幅灯を支持する車幅灯取付け部材と、
    上端及び下端がそれぞれ前記バックミラー取付け部材及び前記車幅灯取付け部材に固定され、前記キャビンの開口部に位置するオペレータに対して、前記排気管への身体の接触が妨げられるように、かつ前記開口部の乗り降りの持ち手となるように設けられた排気管ガードと、
    上端及び下端がそれぞれ前記車幅灯取付け部材及び前記左右一方の前フレームに固定される持ち手と、を備え、
    前記排気管ガード及び前記持ち手の全ては、前記上下方向において前記キャビンの上端と下端の間に配置され、
    前記排気管ガードは、前記バックミラー取付け部材に固定される上部と、前記上部から湾曲して設けられる湾曲部と、前記湾曲部の下端から前記上下方向に延び、前記車幅灯取付け部材に固定される垂直部と、を有し、
    前記持ち手は、前記車幅灯取付け部材に固定され、前記上下方向にかつ前記垂直部と同一軸線となるように延びる上端部と、前記上端部の下端から左右方向における機体外方に膨らむように屈曲した膨出部と、を有する、
    ことを特徴とするトラクタ。
  2. 前記排気管ガードは、前記ボンネット内の運転席に座った状態のオペレータからみて前記左右一方の前フレームに重なるように配置されてなる、
    請求項1記載のトラクタ。
  3. 前記左右一方の前フレームは、プレート状に突出すると共に前記上下方向における略中央部分で屈曲するリブを有し、
    前記車幅灯取付け部材は、前記リブの屈曲部に固定されている、
    請求項1又は2に記載のトラクタ。
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