JP6947906B2 - ビタミンb12を生産するためのルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法及び組成物 - Google Patents

ビタミンb12を生産するためのルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法及び組成物 Download PDF

Info

Publication number
JP6947906B2
JP6947906B2 JP2020501352A JP2020501352A JP6947906B2 JP 6947906 B2 JP6947906 B2 JP 6947906B2 JP 2020501352 A JP2020501352 A JP 2020501352A JP 2020501352 A JP2020501352 A JP 2020501352A JP 6947906 B2 JP6947906 B2 JP 6947906B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cobalt
source
release
pectin
slow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020501352A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020527042A (ja
Inventor
スターク,ピーター,エー.
Original Assignee
ジンプロ コーポレーション
ジンプロ コーポレーション
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ジンプロ コーポレーション, ジンプロ コーポレーション filed Critical ジンプロ コーポレーション
Publication of JP2020527042A publication Critical patent/JP2020527042A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6947906B2 publication Critical patent/JP6947906B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/20Inorganic substances, e.g. oligoelements
    • A23K20/30Oligoelements
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K40/00Shaping or working-up of animal feeding-stuffs
    • A23K40/30Shaping or working-up of animal feeding-stuffs by encapsulating; by coating
    • A23K40/35Making capsules specially adapted for ruminants
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K50/00Feeding-stuffs specially adapted for particular animals
    • A23K50/10Feeding-stuffs specially adapted for particular animals for ruminants

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Zoology (AREA)
  • Food Science & Technology (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Medicinal Preparation (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Description

本発明は、家畜化された反芻動物の新しいコバルト供給源であるコバルト混合物に関する。反芻動物のルーメンでの高速コバルト放出と低速コバルト放出との組み合わせであるコバルト塩の混合物を利用することで、泌乳期の動物の健康と乳生産に必要であるビタミンB12を細菌が生産するための一定の期間にわたって、反芻動物のルーメン細菌にコバルトが利用できる。
ビタミンB12は、有機分子のみでなく必須微量元素のコバルトも含むという点で、ビタミンの中でも独特である。ビタミンB12は、植物や動物のいずれによっても産生されず、わずかな種の微生物によって合成され得る。ヒトの腸管内の細菌は、食事中の無機コバルト塩から通常の日々の必要量に対して十分なビタミンB12を産生することができる。ビタミンB12は、反芻動物のルーメン内及び他の草食性種の盲腸内の細菌の豊富な集団によっても大量に産生される。
ビタミンB12は、生命に必須な多くの生化学プロセスに関与している。それは、アルキル、カルボキシル、ヒドロキシル又はアミノ基と交換に、1つの炭素原子から隣接する炭素原子への水素原子のシフトを触媒するいくつかの酵素の補酵素として作用する。ビタミンB12欠乏は、重篤な疾患である悪性貧血の発症を招く。悪性貧血は、その名が示すように、状態に起因する低濃度のヘモグロビンを含むが、その影響には、異常な感覚、運動、及びヒトにおいては思考を引き起こす可能性のある中枢神経系の重篤な障害もまた含まれる。
ビタミンB12は、乳牛の泌乳能力に有益な効果があることが知られており、例えば、泌乳初期にビタミンB12の供給が不足すると、乳牛の泌乳能力を制限することを示す、Journal of Dairy Science, 2005 February;88(2):671-6, Girardらを参照されたい。コバルトはビタミンB12生産の重要な成分として動物の栄養に必要であるため、反芻動物は効果的な動物の栄養及び効率的な泌乳能力のためにコバルトの十分な食事供給を必要とする。反芻動物では、ルーメン物質の可溶性部分(固体及び液体)は、固体よりも速く代謝回転する。これは、コバルトの高い可溶性供給源が、不溶性の形態よりも短時間、ルーメンに残ることを意味する。本発明は、反芻動物の細菌がビタミンB12を産生する能力に関する。B12産生を増加させる必要性は、B12を注入すると能力が向上することからわかる。以前に引用したJournal Dairy Scienceの論文を参照されたい。
Journal of Dairy Science, 2005 February;88(2):671-6
ルーメン内のビタミンB12の生産を促進するためのコバルトの特殊な供給源である方法及び組成物。それは、コバルトの高速放出供給源(fast release source)と組み合わされたコバルトの低速放出供給源(slow release source)の利点を有する。コバルトの可溶性供給源である高速コバルトイオン放出供給源は、固体コバルト供給源が代謝回転するよりも高速にルーメン内で代謝回転する。したがって、より低速な放出、例えばコバルトリガンドのより長いポリマー鎖は、より長期間にわたって消化され、コバルトのより低速な放出をもたらす。このように、コバルト混合物の一部分は可溶性であり、他の部分は実質的に不溶性であり、不溶性部分はルーメンに長く残る。細菌は、例えばコバルトの多糖類を消費すると、B12生産のためのコバルトを放出する。或いは、ポリアクリル酸のようなルーメン非分解性ポリマーは、コバルトを低速に放出する。驚くべきことに、単糖のようなコバルト供給源の可溶性塩などのより高速な放出と組み合わせた、ルーメン細菌へのコバルトのこのような制御又は低速放出は、全可溶性コバルト供給源(all soluble cobalt source)又は全不溶性供給源(all insoluble source)よりも高いB12産生を有することが、データによって示される。
動物飼料の唯一の違いがコバルト供給源である場合の乳生産を比較するグラフを示す図である。 実施例1、2及び4の調製のために本発明を使用した後のヒツジの血清B12状態の調査を示す図である。 実施例4及び8の調製物の処理前及び処理後の血清B12レベルを示す図である。 実施例13、2、及び15の製剤の処理前及び処理後の血清B12レベルを示す図である。 実施例7、9、及び10の製剤の処理前及び処理後の血清B12を示す図である。
本発明は、反芻動物に給餌すると、一部のコバルトイオン(急速放出)がルーメン細菌によりビタミンB12の生産に直ちに使用され、残部がルーメンの微生物によってより低速に代謝されるので追加のコバルトイオンを低速に放出する、急速放出コバルト供給源と低速放出コバルト供給源の混合物を含む。驚くべきことに、この急速放出及び低速放出コバルト供給源の組み合わせが、いずれかの供給源単独よりも、効率的かつ効果的なビタミンB12の生産をもたらすことが研究により実証された。いかなる理論に縛られることも望まないが、これは細菌がそれをビタミンB12に代謝できるよりも速く、急速放出がルーメンを通過するために起こると考えられており、したがって、その多くは「浪費」される。対照的に、ルーメンの微生物がより不溶性ポリマーのより大きな分子を徐々に代謝して、コバルトを放出し、コバルトの低速放出供給源が生じてビタミンB12が生産される。全てが低速放出の場合、利用できるコバルトが制限されることでB12が少なくなり、時間が「浪費」される。
コバルトの急速放出供給源には、その開示が参照により本明細書に組み込まれる譲受人の先の1987年7月7日の米国特許第4,678,854号に示されるように、コバルトの可溶性無機供給源及び有機供給源、例えば塩化コバルト、硫酸コバルト、酢酸コバルト並びに他の高速放出(可溶性)コバルトモノマー糖錯体、例えばグルコヘプトン酸コバルト又はグルコン酸コバルトなどが含まれる。
低速放出コバルト供給源には、不溶性及び部分的可溶性コバルトポリマーリガンド、例えばコバルトとのアルギン酸、ペクチン、ポリアクリル及びカルボキシメチルセルロース錯体、並びにペンダントカルボン酸基を持つ他のコバルト含有ポリマー錯体が含まれ、これらの全ては大部分が不溶性である。
急速放出コバルト供給源により、ルーメン内の液体からコバルトが細菌に直ちに利用可能になるが、その多くは非常に素早く通過するため、全てを使用することができない。低速放出コバルト供給源はルーメンに残り、微生物がポリマーを代謝するか、又は塩が低速にコバルトを放出する場合にのみ通過し、その結果、ビタミンB12を生産するためのコバルト供給源が徐々に利用可能となるか、又は不溶性形態からコバルトが徐々に放出される。
ポリマーを可溶性コバルトに結合させ、その一部を不溶性にすることが重要である。このことにより、可溶性画分が直ちに細菌により利用され始められ得る状況が生じる。ルーメン内で液体が代謝回転すると、全可溶性分(無機又は低分子量リガンド)内の細菌が利用できるコバルトがルーメンから除かれる。この時までに、細菌は、ポリマーに結合したコバルトからポリマーを分解し、このコバルト画分をルーメン液に放出する。本質的に、この「不溶性」画分はコバルトの制御放出供給源である。驚くべきことに、ビタミンB12の産生を最適化するためには、両方のタイプのコバルトが存在することが最善である。ポリマー結合不溶性部分は、任意の酸含有ポリマーに由来し得る。主な例はペクチン及びアルギン酸である。
以下に記載される実施例は、他の例が同様に記載され得るように、それらが限定的でないことの理解と共に、本発明の実施形態の例示として提供される。しかしながら、それらは本発明及び本発明の使用により生成されたデータの代表であると信じる。
[実施例1]
コバルトペクチン-2eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(59.92g、1.49mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(30.01g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。この時点で12M HCl酸でpHを8.8に調整し、固体CoCl26H2O(80.42g、0.338mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
図1は、動物飼料の唯一の違いがコバルト供給源である場合の乳生産を比較する。CoPro供給源はグルコヘプトン酸コバルトである。これは、コバルトへの可溶性モノマー糖リガンドである。75%の塩化コバルト及び25%のコバルトペクチンである新しいコバルト供給源の例を使用した場合、乳生産の増加が認められた。
Figure 0006947906
この乳生産の増加は統計的に有意であった。
[実施例2]
コバルトペクチン-1eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(60.02g、1.50mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(30.05g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(40.44g、0.170mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例3]
コバルトペクチン-0.66eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(60.09g、1.50mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(30.03g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(26.50g、0.112mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例4]
コバルトペクチン-0.5eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(59.96g、1.49mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(29.99g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(20.11g、0.085mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例5]
コバルトアルギン酸(Cobalt Alginic)-2eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(60.01g、1.50mol)を加える。このアルカリ性溶液に、アルギン酸(29.90g、0.168molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗黄褐色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(80.41g、0.338mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例6]
コバルトアルギン酸-1eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(59.95g、1.49mol)を加える。このアルカリ性溶液に、アルギン酸(30.01g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗黄褐色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(40.15g、0.168mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例7]
コバルトアルギン酸-0.66eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(59.99g、1.50mol)を加える。このアルカリ性溶液に、アルギン酸(29.98g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗黄褐色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(26.53g、0.112mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例8]
コバルトアルギン酸-0.5eq.コバルト、10eq. NaOH、20℃で12時間
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(60.02g、1.50mol)を加える。このアルカリ性溶液に、アルギン酸(30.06g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗黄褐色の懸濁液となり、これを20℃で12時間撹拌する。12M HCl酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(20.08g、0.085mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例9]
コバルトポリアクリル酸-2eq.コバルト、1eq. NaOH
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(2.04g、0.051mol)を加える。このアルカリ性溶液に、50%ポリアクリル酸(7.57g、0.051molのカルボン酸サブユニット)を一度に加える。透明な溶液を10分間撹拌し、その時点でCoCl26H2O(24.28g、0.102mol)を一度に加える。ピンク色の懸濁液を室温でさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例10]
コバルトポリアクリル酸-1eq.コバルト、1eq. NaOH
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(2.10g、0.051mol)を加える。このアルカリ性溶液に、50%ポリアクリル酸(7.54g、0.051molのカルボン酸サブユニット)を一度に加える。透明な溶液を10分間撹拌し、その時点でCoCl26H2O(12.14g、0.051mol)を一度に加える。ピンク色の懸濁液を室温でさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例11]
コバルトポリアクリル酸-0.66eq.コバルト、1eq. NaOH
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(2.04g、0.051mol)を加える。このアルカリ性溶液に、50%ポリアクリル酸(7.60g、0.051molのカルボン酸サブユニット)を一度に加える。透明な溶液を10分間撹拌し、その時点でCoCl26H2O(8.00g、0.034mol)を一度に加える。ピンク色の懸濁液を室温でさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例12]
コバルトポリアクリル酸-0.5eq.コバルト、1eq. NaOH
750mLのdI水に水酸化ナトリウム(2.01g、0.051mol)を加える。このアルカリ性溶液に、50%ポリアクリル酸(7.57g、0.051molのカルボン酸サブユニット)を一度に加える。透明な溶液を10分間撹拌し、その時点でCoCl26H2O(6.08g、0.102mol)を一度に加える。ピンク色の懸濁液を室温でさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例13]
コバルトペクチン1eq.コバルト(有機50%/無機50%)- 70℃で2.5時間-1eq.塩基-HCl無し
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(6.74g、0.168mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(30.01g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2.5時間撹拌する。この時点で固体CoCl26H2O(40.21g、0.169mol)を一度に反応物に加えると12.31のpHが5.868に下がる。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベル及び分子量を分析する。
[実施例14]
コバルトペクチン-1eq.コバルト、1eq. NaOH、70℃で2時間、HClクエンチ
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(6.79g、0.169mol)を加える。このアルカリ性溶液にペクチン(40.49g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2時間撹拌する。12M HCl(10.5mL、126mmol)酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(40.08g、0.170mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例15]
コバルトペクチン-0.66eq.コバルト、1eq. NaOH、70℃で2時間、HClクエンチ無し
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(6.70g、0.168mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(40.45g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2時間撹拌する。この時点で固体のCoCl26H2O(26.40g、0.112mol)を一度に反応物に加えると12.45のpHが5.938に下がる。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベル及び分子量を分析する。
[実施例16]
コバルトペクチン-0.5eq.コバルト、1eq. NaOH、70℃で2時間、HClクエンチ無し
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(6.81g、0.169mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(40.53g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2時間撹拌する。この時点で固体のCoCl26H2O(20.07g、0.085mol)を一度に反応物に加えると12.40のpHが5.871に下がる。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベル及び分子量を分析する。
[実施例17]
コバルトペクチン-1eq.コバルト、2eq. NaOH、70℃で2時間、HClクエンチ
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(13.51g、0.338mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(40.46g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2時間撹拌する。12M HCl(21.5mL、258mmol)酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(39.91g、0.169mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例18]
コバルトペクチン-1eq.コバルト、4eq. NaOH、70℃で2時間、HClクエンチ
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(27.01g、0.68mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(40.54g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2時間撹拌する。12M HCl(43mL、516mmol)酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(39.91g、0.169mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例19]
コバルトペクチン-1.5eq.コバルト、1eq. NaOH、70℃で2時間、HClクエンチ
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(6.74g、0.168mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(40.48g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを70℃で2時間撹拌する。12M HCl(10.8mL、130mmol)酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(60.03g、0.26mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例20]
コバルトペクチン-1eq.コバルト、1eq. NaOH、20℃で2時間、HClクエンチ
370mLのdI水に水酸化ナトリウム(6.81g、0.169mol)を加える。このアルカリ性溶液に、ペクチン(40.5g、0.169molのカルボン酸サブユニット)をゆっくりと加えて、溶液の表面に細かく分散させる。細かい分散液はすぐに暗橙色の懸濁液となり、これを20℃で2時間撹拌する。12M HCl(10.5mL、126mmol)酸でpHを8.8に調整し、この時点で固体CoCl26H2O(40.08g、0.170mol)を一度に反応物に加える。得られたピンク色の懸濁液をさらに1時間撹拌した後、88℃で12時間乾燥させる。最終の青色粉末を均質化し、コバルトレベルを分析する。
[実施例21]
ヒツジにより所与のコバルト供給源を与えた後の処理前と後のデータを図2に示す。図2において、3つのコバルト供給源を調べた。CSK16254は75%CoCl2及び25%コバルトペクチン(実施例1)であり、CSK16255は50%CoCl2及び50%コバルトペクチン(実施例2)であり、CSK16256は100%コバルトペクチン(実施例4)であった。この研究は、可溶性及びモノマーリガンドとポリマー結合コバルト供給源との組み合わせを有することが、コバルトポリマー結合形態のみよりも有利であることを実証する。
[実施例22]
図3及び示されるデータは、ヒツジにおけるB12レベルの変化を反映している。処理前はコバルト処理を加える前であり、後はコバルト処理後である。CSK17049は実施例4からの25%グルコヘプトン酸コバルト及び75%コバルトペクチンであり、CSK17050は実施例4からの25%塩化コバルト及び75%コバルトペクチンであり、CSK17051は実施例8からの25%塩化コバルト及び75%コバルトアルギン酸(cobalt alginic acid)である。本データは、これらの組み合わせはすべて、ヒツジにおいてビタミンB12の強い増加をもたらすことを実証する。
[実施例23]
図4及び示されているデータは、ヒツジにおけるコバルト処理前後のB12レベルの平均変化を反映している。処理前はコバルト処理を加える前であり、後はコバルト処理後である。CSK17057は実施例13からの50%塩化コバルト及び50%コバルトペクチンであり、CSK17058は実施例2からの50%塩化コバルト及び50%コバルトペクチンであり、CSK17059は実施例15からの25%塩化コバルト及び75%コバルトペクチンである。本データは、これらの組み合わせはすべて、ヒツジにおいてビタミンB12の強い増加をもたらすことを実証する。
[実施例24]
図5及び示されているデータは、ヒツジにおけるコバルト処理前後のB12レベルの平均変化を反映している。処理前はコバルト処理を加える前であり、後は処理後である。CSK17139は、実施例9からの75%塩化コバルト及び25%コバルトポリアクリル酸である。CSK17140は、実施例10からの50%塩化コバルト及び50%コバルトポリアクリル酸である。CSK17141は、実施例7からの25%塩化コバルト及び75%コバルトアルギン酸である。本データは、これらの組み合わせはすべて、ヒツジにおいてビタミンB12の強い増加をもたらすことを実証する。
先に説明したように、実施例1〜24は単なる例示である。それらは、添付の特許請求の範囲に対するサポートを付与するために提供される。出願人は、適切な範囲について均等論に拠ることを意図している。本発明を実施して特に泌乳中に反芻動物におけるビタミンB12産生を促進することが可能である限り、反芻動物に給餌する際に急速放出と低速放出を組み合わせて提供する他のコバルト供給源が企図されることが理解される。
本発明の実施形態として例えば以下を挙げることができる。
[実施形態1]
ビタミンB 12 に変換するために、ルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法であって、
コバルトの高速放出供給源及びコバルトの低速放出供給源の混合コバルト供給源を反芻動物に給餌するステップであって、前記コバルトの高速放出供給源が、総コバルト供給源の約25重量%〜約75重量%であり、総コバルト供給源の残部が低速放出コバルト供給源である、ステップ
を含む、方法。
[実施形態2]
混合コバルト供給源が、約50重量%の高速放出コバルト供給源及び約50重量%の低速放出コバルト供給源である、実施形態1に記載の方法。
[実施形態3]
高速放出コバルト供給源が、コバルトイオンの可溶性無機供給源若しくは可溶性有機供給源、及び可溶性コバルトモノマー糖錯体を含む群から選択される、実施形態1に記載の方法。
[実施形態4]
コバルトの低速放出コバルト供給源が、ペンダントカルボン酸基を有するポリマー錯体を含む、実施形態1に記載の方法。
[実施形態5]
ペンダントカルボン酸基を有するポリマー錯体が、アルギン酸、コバルトアルギネート、ペクチン、ポリアクリル酸、及びカルボキシメチルセルロースを含む、実施形態4に記載の方法。
[実施形態6]
低速放出コバルト供給源がコバルトペクチンである、実施形態5に記載の方法。
[実施形態7]
コバルト供給源が、コバルトアルギン酸又はコバルトアルギネートから選択される、実施形態5に記載の方法。
[実施形態8]
ルーメン細菌によるビタミンB 12 への変換のために、反芻動物に給餌してコバルトのルーメン放出速度を制御するための混合コバルト供給源組成物であって、コバルトの高速放出供給源及びコバルトの低速放出供給源を含み、前記コバルトの高速放出供給源が、総コバルト供給源の約25重量%〜約75重量%であり、総コバルト供給源の残部が低速放出コバルト供給源である、組成物。
[実施形態9]
混合コバルト供給源が約50重量%の高速放出コバルト供給源及び約50重量%の低速放出コバルト供給源である、実施形態8に記載の組成物。
[実施形態10]
高速放出コバルト供給源が、コバルトイオンの可溶性無機供給源若しくは可溶性有機供給源、及び可溶性コバルトモノマー糖錯体を含む群から選択される、実施形態8に記載の組成物。
[実施形態11]
コバルトの低速放出コバルト供給源が、ペンダントカルボン酸基を有するポリマー錯体を含む、実施形態8に記載の組成物。
[実施形態12]
ペンダントカルボン酸基とのポリマー錯体が、アルギン酸、ペクチン、ポリアクリル酸、及びカルボキシメチルセルロースを含む、実施形態11に記載の組成物。
[実施形態13]
低速放出コバルト供給源がコバルトペクチンである、実施形態12に記載の組成物。
[実施形態14]
コバルト供給源がコバルトアルギン酸である、実施形態12に記載の組成物。

Claims (8)

  1. ビタミンB12に変換するために、ルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法であって、
    コバルトの高速放出供給源及びコバルトの低速放出供給源の混合コバルト供給源を反芻動物に給餌するステップであって、前記コバルトの高速放出供給源が、総コバルト供給源の約25重量%〜約75重量%であり、総コバルト供給源の残部が低速放出コバルト供給源である、ステップ
    を含み、
    前記コバルトの高速放出供給源が、塩化コバルト、硫酸コバルト、酢酸コバルト、グルコヘプトン酸コバルト、及びグルコン酸コバルトからなる群から選択され、
    前記コバルトの低速放出供給源が、アルギン酸、アルギネート、ペクチン、ポリアクリル酸、及びカルボキシメチルセルロースからなる群から選択されるペンダントカルボン酸基を持つコバルト含有ポリマー錯体である、方法。
  2. 混合コバルト供給源が、50重量%の高速放出コバルト供給源及び50重量%の低速放出コバルト供給源である、請求項1に記載の方法。
  3. 低速放出コバルト供給源がコバルトペクチンである、請求項1又は2に記載の方法。
  4. ペンダントカルボン酸基を持つコバルト含有ポリマー錯体が、コバルトアルギン酸及びコバルトアルギネートから選択される、請求項1又は2に記載の方法。
  5. ルーメン細菌によるビタミンB12への変換のために、反芻動物に給餌してコバルトのルーメン放出速度を制御するための混合コバルト供給源組成物であって、コバルトの高速放出供給源及びコバルトの低速放出供給源を含み、前記コバルトの高速放出供給源が、総コバルト供給源の約25重量%〜約75重量%であり、総コバルト供給源の残部が低速放出コバルト供給源であり、
    前記コバルトの高速放出供給源が、塩化コバルト、硫酸コバルト、酢酸コバルト、グルコヘプトン酸コバルト、及びグルコン酸コバルトからなる群から選択され、
    前記コバルトの低速放出供給源が、アルギン酸、アルギネート、ペクチン、ポリアクリル酸、及びカルボキシメチルセルロースからなる群から選択されるペンダントカルボン酸基を持つコバルト含有ポリマー錯体である、組成物。
  6. 混合コバルト供給源が50重量%の高速放出コバルト供給源及び50重量%の低速放出コバルト供給源である、請求項5に記載の組成物。
  7. 低速放出コバルト供給源がコバルトペクチンである、請求項5又は6に記載の組成物。
  8. ペンダントカルボン酸基を持つコバルト含有ポリマー錯体が、コバルトアルギン酸及びコバルトアルギネートから選択される、請求項5又は6に記載の組成物。
JP2020501352A 2017-07-12 2018-06-28 ビタミンb12を生産するためのルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法及び組成物 Active JP6947906B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/647,944 2017-07-12
US15/647,944 US10524489B2 (en) 2017-07-12 2017-07-12 Method and composition to control rumen release of cobalt to rumen bacteria for making vitamin B12
PCT/US2018/039950 WO2019013984A1 (en) 2017-07-12 2018-06-28 METHOD AND COMPOSITION FOR CONTROLLING COBALT RELEASE IN RUMEN FOR RUMEN BACTERIA FOR THE PRODUCTION OF VITAMIN B12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020527042A JP2020527042A (ja) 2020-09-03
JP6947906B2 true JP6947906B2 (ja) 2021-10-13

Family

ID=62976268

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020501352A Active JP6947906B2 (ja) 2017-07-12 2018-06-28 ビタミンb12を生産するためのルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法及び組成物

Country Status (17)

Country Link
US (1) US10524489B2 (ja)
EP (1) EP3634148A1 (ja)
JP (1) JP6947906B2 (ja)
KR (1) KR102407616B1 (ja)
CN (1) CN110996680B (ja)
AR (1) AR112042A1 (ja)
AU (1) AU2018301766B2 (ja)
CA (1) CA3069430C (ja)
CL (1) CL2020000055A1 (ja)
IL (1) IL271947B2 (ja)
MX (1) MX2020000426A (ja)
MY (1) MY187889A (ja)
NZ (1) NZ760658A (ja)
PH (1) PH12020550014A1 (ja)
RU (1) RU2739949C1 (ja)
WO (1) WO2019013984A1 (ja)
ZA (1) ZA202000839B (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NO98024A (ja) 1956-11-05
US4678854A (en) 1986-11-25 1987-07-07 Zinpro Corporation Cobalt complexes and their use as nutritional supplements
WO1991011915A1 (en) 1990-02-08 1991-08-22 Hinman Dan D Feed pellet for increasing ruminal microbial activity
ES2224101T3 (es) * 1993-10-05 2005-03-01 Sumitomo Chemical Company, Limited Composicion plaguicida o reguladora del crecimiento de plantas, de liberacion sostenible.
TW200640492A (en) * 2005-02-21 2006-12-01 Lg Life Sciences Ltd Sustained release composition of protein drug
CN100506067C (zh) * 2006-03-29 2009-07-01 浙江大学 控缓释型钴的补钴饲料添加剂及其制备与使用方法
CN100569094C (zh) * 2006-08-28 2009-12-16 浙江大学 一种补钴饲料添加剂及制备与使用方法
SI2152250T1 (sl) * 2007-05-07 2020-06-30 Evonik Operations Gmbh Trdne dozirne oblike, ki vsebujejo enterično oplaščenje s pospešenim sproščanjem zdravila
US8882552B2 (en) * 2007-12-29 2014-11-11 Kal Karel Lambert Biophysical geoengineering compositions and methods
JP6227142B2 (ja) * 2013-07-30 2017-11-08 ベネミルク オーワイBenemilk Oy 反芻動物のための固形食餌組成物及びそれを用いた製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
ZA202000839B (en) 2021-07-28
NZ760658A (en) 2023-03-31
CL2020000055A1 (es) 2020-06-12
EP3634148A1 (en) 2020-04-15
KR102407616B1 (ko) 2022-06-10
MX2020000426A (es) 2021-01-08
JP2020527042A (ja) 2020-09-03
IL271947A (en) 2020-02-27
IL271947B2 (en) 2024-01-01
RU2739949C1 (ru) 2020-12-30
KR20200027993A (ko) 2020-03-13
WO2019013984A1 (en) 2019-01-17
AU2018301766B2 (en) 2020-09-10
CN110996680A (zh) 2020-04-10
CA3069430C (en) 2022-03-15
AU2018301766A1 (en) 2020-01-30
MY187889A (en) 2021-10-26
AR112042A1 (es) 2019-09-11
IL271947B1 (en) 2023-09-01
CN110996680B (zh) 2023-07-21
BR112020000780A2 (pt) 2020-07-14
US20190014797A1 (en) 2019-01-17
CA3069430A1 (en) 2019-01-17
US10524489B2 (en) 2020-01-07
PH12020550014A1 (en) 2020-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA2488696C (en) Metal complexes of alpha amino dicarboxylic acids
Rajasekaran et al. Hydrothermally treated chitosan hydrogel loaded with copper and zinc particles as a potential micronutrient-based antimicrobial feed additive
JPH09172979A (ja) 新規リン酸アミノ酸複合塩及び制酸剤を含有する反すう動物用飼料添加組成物
JP6947906B2 (ja) ビタミンb12を生産するためのルーメン細菌へのコバルトのルーメン放出を制御する方法及び組成物
CN102228470B (zh) 载铜壳聚糖抗菌剂的制备方法和用途
CN1947699A (zh) 一种水溶性氟苯尼考的生产方法
US6071888A (en) Composition for treating cancer
US8647635B2 (en) Compositions comprising red microalgae polysaccharides and metals
CN109498632B (zh) 一种复方磺胺间甲氧嘧啶微囊制剂及其制备方法
CN1149059A (zh) 海澡多糖钙络合物及制备方法和用途
BR112020000780B1 (pt) Composição de fonte de cobalto mista e uso de uma composição de fonte de cobalto mista
US3231466A (en) Composition and method for treating animals and poultry
US20200229466A1 (en) Calcium lactate and compositions based on calcium lactate
CN104431364B (zh) 天然有机酸根褐藻氨酸螯合物在饲料中的应用
RU2636621C1 (ru) Препарат-пребиотик для овец
CN106578527A (zh) 一种防治母猪便秘的混合型饲料添加剂
JP2023149652A (ja) ナトリウム吸着性固形状物の製造方法及び該固形状物を含む排塩用食品組成物
CN1310954C (zh) 海藻酸铬的制备方法
CN1102981A (zh) 畜用铁硒注射剂
CN111214600A (zh) 一种含山药的降糖配方
DE202011109556U1 (de) Eisenhaltige Vitaminzusammensetzung
JP2020111541A (ja) 微量元素製剤の製造方法
UA119263C2 (uk) Колаген-протекторний амінокислото-вітамінно-мінеральний премікс для м'ясоїдних тварин
UA120523C2 (uk) Спосіб профілактики порушень гомеостазу оксипроліну і креатиніну у домашніх котів
JPS60258111A (ja) 生理活性物質を含有する粒子の製造法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200219

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7426

Effective date: 20200825

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200825

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210317

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210831

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210916

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6947906

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250