JP6946918B2 - ラジエータファン - Google Patents

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Description

本開示は、ラジエータファンに関する。
特許文献1には、羽根15の角度θを大きくしたいときには、ハンドル装置17の把手部17Dを矢示C方向に回動し、逆に、羽根15の角度θを小さくしたいときには、ハンドル装置17の把手部17Dを矢示D方向に回動することが開示されている(例えば、段落[0023]、図3)。
特開平6−306890号公報
しかしながら、特許文献1では、手動でラジエータファンの羽根の角度を変えるようになっており、ラジエータファンの回転中に羽根の角度を変えることはできない。そのため、ラジエータは、ラジエータファンの回転数によっては、適切に冷却性能を発揮できない場合がある。
例えば、ラジエータファンが低速回転するときに、ラジエータに十分な風が送り込まれるよう羽根の角度が設定されたとする。この場合、ラジエータファンが高速回転になると、羽根の空気抵抗が大きくなり、ラジエータに十分な風が送り込まれない場合がある。このため、ラジエータは、適切に冷却性能を発揮できなくなる場合がある。
一方、ラジエータファンが高速回転するときに、羽根の空気抵抗が小さくなるよう羽根の角度が設定されたとする。この場合、ラジエータファンが低速回転になると、空気の送り込む量が小さくなり、ラジエータに十分な風が送り込まれない場合がある。このため、ラジエータは、適切に冷却性能を発揮できなくなる場合がある。
そこで本開示は、ラジエータの冷却性能を適切に発揮できるラジエータファンを提供することを目的とする。
本発明の態様のラジエータファンは、ラジエータを冷却するラジエータファンであって、エンジンの回転によって回転する回転部材と、空気を受ける面の角度が変更されるように前記回転部材の周面に設けられる羽根部材と、前記回転部材内に設けられ、前記回転部材の回転による遠心力によって、前記回転部材の周面に向って移動する移動部材と、前記移動部材と前記羽根部材とに連結され、前記移動部材の動きを前記羽根部材に伝達し、前記面の角度を変更する連結部材と、を有し、前記回転部材の回転数の上昇によって前記連結部材が第1の方向に回転した場合、前記羽根部材は、前記面の法線と、前記回転部材の回転軸方向とがなす角度が大きくなるように回転し、前記回転部材の回転数の低下によって前記連結部材が前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転した場合、前記羽根部材は、前記角度が小さくなるように回転する
本開示によれば、ラジエータの冷却性能を適切に発揮させることができる。
実施の形態に係るラジエータファンを適用した車両の一部を示した図である。 ラジエータファンをエンジン側から見た図である。 ラジエータファンを+y軸方向から見た図である。 羽根部材と連結部材との連結例を説明する図である。 移動部材および連結部材を説明する図である。 移動部材および連結部材の動きを説明する図である。 羽根部材の動きを説明する図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
図1は、実施の形態に係るラジエータファンを適用した車両の一部を示した図である。図1に示すように、車両は、キャブ1と、エンジン2と、ラジエータファン3と、ラジエータ4と、を有している。以下では、図1に示すように3軸の座標軸を設定する。
図1に示す車両は、例えば、キャブオーバトラックである。車両は、キャブ1の下方に、エンジン2を有している。
ラジエータファン3は、エンジン2の前方(x軸方向)に設けられている。ラジエータファン3は、エンジン2のクランクシャフトの回転を伝達するファンベルト(図示せず)によって回転する。ラジエータファン3の回転数(回転速度)は、エンジン2の回転数に比例する。
ラジエータファン3は、複数の羽根を有している。以下で詳述するが、ラジエータファン3の複数の羽根は、エンジン2の回転数に応じて、羽根の角度が変わるようになっている。
ラジエータ4は、ラジエータファン3の前方(x軸方向)に設けられている。ラジエータ4は、例えば、ホース(図示せず)を経由して、エンジン2内にあるウォータジャケットと接続されている。冷却水は、ラジエータ4およびウォータジャケットを循環し、ラジエータ4で冷却される。
走行風は、矢印A1に示すように、ラジエータファン3の回転によって、ラジエータ4を通過するように取り込まれる。これにより、ラジエータ4の冷却水は冷却され、冷却された冷却水は、エンジン2を冷却する。
なお、上記では、車両は、キャブオーバトラックとしたが、これに限られない。ラジエータファン3は、例えば、キャブオーババンやセミキャブオーバトラック等、他のタイプの車両にも適用できる。
図2は、ラジエータファン3をエンジン2側から見た図(−x軸方向から見た図)である。図2に示すように、ラジエータファン3は、回転部材11と、羽根部材12a〜12hと、移動部材13a,13b(第1ウェイト、第2ウェイト)と、連結部材14a,14b,15と、を有している。
回転部材11は、円筒状の形状を有し、内側に移動部材13a,13bを収容している。図2では、移動部材13a,13bを図示しているが、実際は、回転部材11に蓋部材(図3の蓋部材21を参照)が取り付けられて、見えないようになっている。
回転部材11に取付けられる蓋部材には、軸(図1の軸A2または図3の軸22を参照)が固定されており、軸には、ファンベルトがプーリを介して掛けられている。回転部材11は、エンジン2の回転によって、例えば、図中時計回りに回転する。
羽根部材12a〜12hは、回転部材11の周面に、回転可能に設けられている。
図3は、ラジエータファン3を+y軸方向から見た図である。図3には、図2に示した羽根部材12g,12fが示してある。図3では、図2に示したその他の羽根部材12a〜12e,12hの図示を省略している。また、図3には、図2に示した連結部材14a,15が示してある。
図3に示す矢印A21は、空気(大気)の流れを示している。空気は、ラジエータファン3の回転によって、−x軸方向に流れる。図3に示すように、ラジエータファン3は、蓋部材21と、軸22,23と、を有している。
蓋部材21は、円筒状の回転部材11の底部を形成し、回転部材11に固定されている。
軸22は、円柱状の形状を有し、一端が回転部材11に固定されている。軸22の他端は、回転可能にエンジン2に固定されている。軸22には、ファンベルト(図示せず)がプーリ(図示せず)を介して掛けられ、エンジン2の回転数に応じた回転数で、一方向に回転する。例えば、軸22は、−x軸方向から見て、時計回りに回転する。回転部材11は、軸22が回転することにより、回転する。
軸23は、円柱状の形状を有し、一端が回転部材11の周面に連結され、他端が羽根部材12fに連結されている。軸23は、羽根部材12fを、回転部材11に対し、回転可能に固定している。すなわち、羽根部材12fは、軸23によって、回転部材11に対し、回転可能に回転部材11に固定されている。
例えば、図3の一点鎖線で示す中心軸A22aは、軸23の中心軸を示している。羽根部材12fは、軸23の中心軸A22aを回転軸として、図3に示す両矢印A22bの方向に、回転可能に回転部材11に固定されている。
羽根部材12gも、羽根部材12fと同様に、軸によって(図2の軸A11を参照)、回転可能に回転部材11に固定されている。
例えば、図3に示す中心軸A23aは、羽根部材12gを回転部材11に固定する軸(図2の軸A11を参照)の中心軸を示している。羽根部材12gは、中心軸A23aを回転軸として、図3に示す両矢印A23bの方向に、回転可能に回転部材11に固定されている。
羽根部材12f,12gには、連結部材15が貫通している。以下で詳述するが、連結部材15は、回転部材11に対して、図3に示す矢印A24a,A24bの方向に動く。羽根部材12f,12gは、連結部材15の矢印A24a,A24b方向の動きに連動して、両矢印A22b,A23bに示す方向に回転する。
図4は、羽根部材12gと連結部材15との連結例を説明する図である。図4には、羽根部材12gと連結部材15との連結部分(連結部材15が羽根部材12gを貫通している部分)の断面が示してある。図4において、図3と同じものには同じ符号が付してある。
図4に示すように、羽根部材12gには、球状の穴12gaが形成されている。連結部材15は、球状の突起部15aが形成されている。連結部材15の球状の突起部15aは、羽根部材の球状の穴12gaに嵌めあわされている。これにより、羽根部材12gは、連結部材15の矢印A24a,A24b方向の動きに連動して回転する。
図3の説明に戻る。連結部材15の矢印A24a,A24b方向の動きに応じて、羽根部材12f,12gは、空気を受ける面の角度が変更される。例えば、図3に示す面S1は、羽根部材12gの空気を受ける面を示している。羽根部材12gは、上記したように、連結部材15の矢印A24a,A24b方向の動きに連動して、両矢印A23bの方向に回転するので、面S1の角度は、連結部材15の矢印A24a,A24b方向の動きに連動して変更される。
図3に示していないその他の羽根部材12a〜12e,12hも、羽根部材12f,12gと同様に、軸によって、回転可能に、回転部材11の周面に固定されている。そして、羽根部材12a〜12e,12hには、連結部材15が貫通し、連結部材15の矢印A24a,A24b方向の動きに連動して回転する。
図2の説明に戻る。移動部材13a,13bは、円筒状の回転部材11内に設けられている。移動部材13a,13bは、回転部材11の回転による遠心力によって、回転部材11の周面に向かって移動する。
連結部材14aは、棒状の形状を有し、一端が移動部材13aに連結され、他端が連結部材15に連結されている。連結部材14bは、棒状の形状を有し、一端が移動部材13bに連結され、他端が連結部材15に連結されている。
連結部材15は、リング形状を有し、羽根部材12a〜12hを貫通している。移動部材13a,13bが、回転部材11の回転による遠心力によって、回転部材11の周面に向かって移動すると、その動きが、連結部材14a,14bによって連結部材15に伝達され、連結部材15は、回転部材11に対し、回転する。
図5は、移動部材13a,13bおよび連結部材14a,14b,15を説明する図である。図5には、図2に示した回転部材11と、移動部材13a,13bと、連結部材14a,14b,15と、が示してある。図5では、図2に示した羽根部材12a〜12hの図示を省略している。
図5に示すように、ラジエータファン3は、軸31a,31bと、弾性部材32と、を有している。
軸31aは、例えば、ボルトである。軸31aの一端は、移動部材13aを貫通し、回転部材11の底部(図3に示した蓋部材21に対向する底部)に固定されている。軸31aは、移動部材13aを、回転部材11に対し、回転可能に固定している。
軸31bは、例えば、ボルトである。軸31bの一端は、移動部材13bを貫通し、回転部材11の底部(図3に示した蓋部材21に対向する底部)に固定されている。軸31bは、移動部材13bを、回転部材11に対し、回転可能に固定している。
弾性部材32は、一端が移動部材13aに固定され、他端が移動部材13bに固定されている。弾性部材32は、例えば、コイルばねであり、縮む方向に力が働いている。
移動部材13a,13bは、半円形状を有している。移動部材13a,13bは、回転部材11の回転軸(中心軸)に対し、対向するように、回転部材11内に設けられている。移動部材13a,13bは、弾性部材32の縮む方向の力によって、互いが引き付けられている。
図6は、移動部材13a,13bおよび連結部材14a,14b,15の動きを説明する図である。図6において、図5と同じものには同じ符号が付してある。
回転部材11がエンジン2の回転によって回転すると、移動部材13a,13bには、遠心力が働く。移動部材13a,13bに働く遠心力が、弾性部材32の縮む力より大きくなると、移動部材13a,13bは、回転部材11の周面に向かって移動する。
例えば、移動部材13bは、軸31bを回転軸として、図中時計回りに角度θ回転し、回転部材11の周面に向かって移動する。移動部材13aも、移動部材13bと同様に、軸31aを中心軸として、図中時計回りに角度θ回転し、回転部材11の周面に向かって移動する。
角度θは、移動部材13a,13bに働く遠心力に応じて大きくなる。従って、移動部材13a,13bは、回転部材11の回転数が大きくなる程、回転部材11の周面に近づく。一方、移動部材13a,13bは、回転部材11の回転数が小さくなる程、回転部材11の周面から離れ、回転部材11の回転軸に近づく。
連結部材15は、連結部材14a,14bを介して、移動部材13a,13bに連結されている。連結部材15は、移動部材13a,13bが、回転部材11の回転数の上昇に応じて周面方向に移動すると、その動きが、連結部材14a,14bによって伝達され、図6に示す矢印A31a方向に動く(回転)する。一方、連結部材15は、移動部材13a,13bが、回転部材11の回転数の低下に応じて回転部材11の回転軸方向に移動すると、その動きが、連結部材14a,14bによって伝達され、図6に示す矢印A31b方向に回転する。
図7は、羽根部材12gの動きを説明する図である。図7には、図3に示した羽根部材12gと、連結部材15と、が示してある。また、図7には、図3で示した空気の流れを示す矢印A21が示してある。
図7には、回転部材11が回転していないときの羽根部材12g(実線で示す羽根部材12g)と、回転部材11が回転しているとき羽根部材12g(点線で示す羽根部材12g)とが示している。矢印A41aは、回転部材11が回転していないときの羽根部材12gの面の法線を示し、矢印A41bは、回転部材11が回転しているときの羽根部材12gの面の法線を示している。
上記で説明したように、連結部材15は、回転部材11の回転数に応じて、回転部材11に対して回転する。例えば、連結部材15は、回転部材11の回転数が上昇すると、図7の矢印A42aの方向に回転する。一方、連結部材15は、回転部材11の回転数が低下すると、図7の矢印A42bの方向に回転する。
羽根部材12gは、連結部材15と連結されており、連結部材15の回転に伴って、回転する。例えば、回転部材11の回転数の上昇によって、連結部材15が矢印A42aの方向に回転すると、羽根部材12gは、実線の状態から、点線の状態へ回転する。一方、回転部材11の回転数の低下によって、連結部材15が矢印A42bの方向に回転すると、羽根部材12gは、点線の状態から、実線の状態へ回転する。
言い換えれば、回転部材11の回転軸方向(+x軸方向)に対する、羽根部材12gの面の法線角度は、回転部材11の回転数に応じて大きくなる。
例えば、矢印A41aに示す法線は、回転部材11の回転数が大きくなるにつれ、図中反時計回りに回転し、回転部材11の回転軸方向となす角度が大きくなる。一方、回転部材11の回転数が小さくなるにつれ、例えば、矢印A41bに示す法線は、図中時計回りに回転し、回転部材11の回転軸方向となす角度は小さくなる。
これにより、回転部材11が高速回転しても、羽根部材12gに対する空気抵抗は小さくなる。例えば、羽根部材12gは、回転部材11の回転数が大きくなるにつれ、点線で示す状態に回転するため、空気は、−x軸方向へと通過しやすくなる。つまり、高速回転による空気の流れの低下が抑制され、ラジエータファン3は、ラジエータ4の冷却性能の低下を抑制できる。
一方、回転部材11が低速回転しても、羽根部材12gは、実線で示す状態に回転するため、多くの空気が−x軸方向へと送り込まれる。つまり、多くの空気が、ラジエータ4を通過し、ラジエータファン3は、ラジエータ4の冷却性能の低下を抑制できる。
なお、図7では、羽根部材12gについて説明したが、羽根部材12a〜12f,12hも同様に動作する。
以上説明したように、ラジエータファン3は、エンジン2の回転によって回転する回転部材11と、空気を受ける面の角度が変更されるように、回転部材11の周面に設けられる羽根部材12a〜12hとを有する。また、ラジエータファン3は、回転部材11内に設けられ、回転部材11の回転による遠心力によって、回転部材11の周面に向って移動する移動部材13a,13bと、移動部材13a,13bと羽根部材12a〜12hとに連結され、移動部材13a,13bの動きを羽根部材12a〜12hに伝達し、羽根部材12a〜12hの面の角度を変更する連結部材14a,14b,15と、を有する。
これにより、ラジエータファン3の羽根部材12a〜12hの面の角度は、エンジン2の回転数に応じて変わるので、ラジエータファン3は、エンジン2の回転数に依存せずに、ラジエータ4の冷却性能を適切に発揮させることができる。例えば、ラジエータファン3は、エンジン2の回転数が低回転数から高回転数に変化し、または、高回転数から低回転数に変化しても、ラジエータ4の冷却性能を適切に発揮させることができる。
なお、上記では、羽根部材12a〜12hは、回転部材11の回転に応じて、全てが回転するとしたが、これに限られない。例えば、羽根部材12a,12c,12e,12gは、回転部材11の周面に固定され、羽根部材12b,12d,12f,12hが回転してもよい。
また、羽根部材12a〜12hは、エンジン2の回転数に応じて、徐々に回転してもよいし、段階的に回転してもよい。例えば、羽根部材12a〜12hは、回転部材11が所定の回転数になるまで回転せず、回転部材11が所定の回転数になると、可動範囲の最大まで回転してもよい。
1 キャブ
2 エンジン
3 ラジエータファン
4 ラジエータ
11 回転部材
12a〜12h 羽根部材
13a,13b 移動部材
14a,14b,15 連結部材
21 蓋部材
22,23,31a,31b 軸
32 弾性部材

Claims (3)

  1. ラジエータを冷却するラジエータファンであって、
    エンジンの回転によって回転する回転部材と、
    空気を受ける面の角度が変更されるように前記回転部材の周面に設けられる羽根部材と、
    前記回転部材内に設けられ、前記回転部材の回転による遠心力によって、前記回転部材の周面に向って移動する移動部材と、
    前記移動部材と前記羽根部材とに連結され、前記移動部材の動きを前記羽根部材に伝達し、前記面の角度を変更する連結部材と、
    を有し、
    前記回転部材の回転数の上昇によって前記連結部材が第1の方向に回転した場合、前記羽根部材は、前記面の法線と、前記回転部材の回転軸方向とがなす角度が大きくなるように回転し、
    前記回転部材の回転数の低下によって前記連結部材が前記第1の方向とは逆の第2の方向に回転した場合、前記羽根部材は、前記角度が小さくなるように回転する、
    ラジエータファン。
  2. 前記羽根部材は、前記回転部材が所定の回転数になるまで回転せず、前記回転部材が前記所定の回転数になった場合に、可動範囲の最大まで回転する、
    請求項1に記載のラジエータファン。
  3. 前記移動部材は、前記回転部材の回転軸に対し、対向するように設けられる第1のウェイトと、第2のウェイトと、を有し、
    前記第1のウェイトと、前記第2のウェイトとを前記回転軸の方向に引き付ける弾性部材、をさらに有する、
    請求項1または2に記載のラジエータファン。
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