JP6946476B2 - ロータ飛行体 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の特徴部分に記載されているロータ飛行体に関する。
ロータ飛行体は長年知られている。一般的に、ロータ飛行体は、車両に揚力を加える動力付きロータを有し、様々なロータ推進システムが提案されている。近年、無人ドローンに、ロータごとに1つのモータを使用するシステムが用いられている。このモータは、通常、電気式であり、ロータの回転速度を良好に制御し、その結果、制御が容易なロータ飛行体が提供される。
本発明は、第1ロータと、パワーユニットと、当該パワーユニットから前記第1ロータへのトランスミッションとを備えたロータ飛行体に関する。前記トランスミッションは、少なくとも1つのベルト、回転軸群、少なくとも1つの出力軸を含む。当該出力軸は前記パワーユニットに接続され、少なくとも1つのロータ軸が前記第1ロータに接続されている。前記ベルトは、長さ及び幅を有するエンドレスベルトであり、前記ベルトは前記出力軸に付与されている。前記出力軸は回転軸と同心であり、前記ベルトが動力を前記ロータ軸に伝達する。前記ロータ軸は回転軸と同心である。前記回転軸群の連続した回転軸は、互いに対して、これらの軸間の角度が80度〜100度、好ましくは基本的に90度であるように延在している。前記トランスミッションにて使用されるベルトは、前記回転軸群の連続するそれぞれ2つの回転軸間の前記ベルトの遷移部において、80度〜100度の、好ましくは、基本的に90度の最大ねじれを有する。
ロータ飛行体を上述のように構成することにより、メンテナンスが簡略化される。また、トランスミッションの摩耗も低減される。さらに、ロータ飛行体の安全性も向上し得る。なぜなら、トランスミッションに冗長性を追加するためにロータ飛行体が簡略化されるからである。この構成を用いれば、ベルトが急速に摩耗することはないであろう。具体的には、ベルトは一方向においてねじれを有するだけでなく、左右の両方向においてねじれを有する。また、この設計により、ロータ飛行体のためにモータを1つのみ有することが可能になる。
ロータ飛行体のトランスミッションのさらなる態様によれば、前記ベルトは、前記回転軸群における全ての回転軸の周囲を走行する。
これにより、出力軸からロータ軸へのトランスミッションのために単一のベルトを使用すればよくなるため、構造が簡略化され、それにより安全性が向上する。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ベルトが第1の側面及び第2の側面を有し、前記ベルトは、それぞれの回転軸に向かって常に同一の側面を回転させるように設置される。
このようにベルトを配置することにより、ベルトの内側を、摩擦などに対して耐久性を有するように改善できる。なお、ベルトの外側はこのような構成である必要はない。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記回転軸群における前記回転軸のいずれもが、互いに対して平行ではない。
パワーユニットをロータの回転軸に直接関連付ける必要がない場合には、ロータ飛行体の設計及びメンテナンスが簡略化される。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ベルトは、前記内側に歯を備えたタイミングベルトであり、好ましくは、伝動プーリを含む。当該伝動プーリはそれぞれの回転軸を中心に回転可能であり、且つ、前記歯を収容するための溝を備えている。
この構成は、ベルトを容易に滑らなくさせるため、特に有利である。そしてこれにより、振動などを低減する非常に安全なトランスミッションが提供される。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ベルトと前記ロータのそれぞれの回転軸との接続が、少なくとも1つの一方向ベアリング、例えばスプラグクラッチを含み、これにより、前記ベルトは前記ロータに一方向にのみ動力供給できる。
この構成によれば、ロータ飛行体の安全性が著しく向上される。なぜなら、出力が低下した場合にロータを一時的にロータ軸よりも速く回転させることができるためである。また、パワーユニットが動作しなくなったときに、自動回転の可能性も提供する。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記出力軸が2つの伝動プーリを含み、さらに、2つの伝動プーリが前記ロータ軸に備えられ、前記ベルトが、前記出力軸から前記第1伝動プーリの周囲を通って延在して前記出力軸の周囲に戻り、そして前記第2伝動プーリに戻り、その後前記出力軸に戻り、これにより、前記第1伝動プーリと前記第2伝動プーリとは、互いに反対の方向に回転し、前記第1伝動プーリのみが前記回転軸の回転に動力供給し、好ましくは、前記ロータ軸の前記伝動プーリの第1が、一方向ベアリングアタッチメント、例えばスプラグクラッチを有し、前記第2伝動プーリが、前記ロータ軸への二方向回転ベアリングアタッチメントを有する。
トランスミッションをこのように配置することにより、この二重ループ構成を使用しない場合よりもベルトの摩耗がはるかに少なくなるという、特別な利点を有する。従って、単一のループはさほど有利ではない。具体的には、ベルトは、一方向においてだけでなく左右の両方においてもねじれを有する。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記パワーユニットが、燃焼エンジン又は電気モータを含む。
燃焼エンジンは、飛行体にとって安全な、十分に実証された概念である。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ロータ飛行体が、第2ロータと、当該第2ロータに動力供給する第2トランスミッションとを備え、当該第2トランスミッションは、前記第1トランスミッションと同様に構成され、前記出力軸に付与された第2ベルトを含み、好ましくは、前記第2ロータは、前記第1ロータの前記ロータ軸とは反対方向に回転するように配置されたロータ軸に取り付けられている。前記反対方向の回転は、第2ベルトの経路を、前記第1ロータの前記ベルトの経路に対して基本的に鏡像配置であるように適応させることにより実現され、これにより、前記第2ロータ軸の前記反対方向の回転を、前記出力軸においては同一方向を有するにも関わらず提供する。
2つのロータに同一のトランスミッションを設ける構成は、最初に説明したトランスミッションと同一の、そしてまた第2トランスミッションとも同一の利点をもたらす。別の利点は、単一の出力軸が使用されることである。出力軸の回転は一方向である。これにより、出力軸の構成が簡略化される。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記トランスミッションの前記回転軸群が、3つの連続した回転軸を含む。
3つの連続した回転軸を用いることにより、パワーユニットをロータ飛行体の低い位置に配置できるため、良好なバランスのロータ飛行体を簡単に実現できる。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ロータの少なくとも1つ、好ましくは全てがコレクティブピッチ及び/又はサイクリックピッチを有し、好ましくは、サイクリックピッチが、ロータ(複数可)のブレードを制御するためのスワッシュプレートを含むロータ軸を含むことにより配置されている。好ましくは、前記スワッシュプレートの前記制御が、動力手段の群により実現され、少なくとも3つの動力手段が前記スワッシュプレートに接続されている。
ロータ飛行体の制御は、特にクアドロコプターの場合、コレクティブピッチのみにより実現できる。これにより、各ロータの推力を正確に制御できる。各ロータへの入力回転動力を一定に保つことができ、従って各ロータが基本的に同一の回転入力動力を受け取ることができるという特別な利点を有する。サイクリックピッチを追加して、高度な操縦(具体的には、2つの主要なロータの変型例と共に使用する)を実現できる。スワッシュプレートの配置により、ロータ飛行体の操縦性が大幅に向上する。なぜなら、この配置によりサイクリックピッチが直進的に実現されるからである。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ロータ飛行体は少なくとも3つのロータを備え、各ロータが独自のトランスミッションを有する。
全てのトランスミッションに同時に対処する必要がないため、各ロータのメンテナンスが容易になる。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、同一のパワーユニットが、前記飛行体の全てのロータに動力供給する。
これにより、パワーユニットのメンテナンスを簡略化するシンプルな構造が提供される。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ロータ飛行体が、さらなるパワーユニットを備え、当該パワーユニットが、前記第1パワーユニットと同一の駆動軸に動力を伝達することにより前記第1パワーユニットと並行して動作し、これにより、前記ロータ飛行体に動力供給するための単一のパワーユニットとして前記第1パワーユニットに冗長的に代わり得る。
これにより、飛行体内に冗長的なパワーユニットを必要とするような(例えば、居住地域の上空を飛行するための)複雑な航空規制を満たすことが可能となる。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ロータ飛行体はドローンである。
上記の全ての態様で説明した詳細は、操縦士無しで動作するプロフェッショナル用のドローン(無人航空機)において最適に使用される。操縦士用の制御部及び座席に占有されるスペースが必要でないならば、確実なトランスミッションが最良に使用されよう。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記ロータ飛行体は、含まれている各ロータに対する冗長的なトランスミッションを、第2のベルトを含む、前記出力軸から前記ロータ軸に延在する完全な第2のトランスミッションを用いることにより有する。
上記ロータ飛行体のさらなる態様によれば、前記出力軸が2つの伝動プーリを含み、第1ロータ軸が第1伝動プーリを含み、且つ、第2ロータ軸が第2伝動プーリを含み、前記ベルトが、前記出力軸から前記第1伝動プーリの周囲を通って延在し、そして前記出力軸の周囲に戻り、そして前記第2伝動プーリに戻り、その後前記出力軸に戻り、これにより、前記第1伝動プーリと前記第2伝動プーリとが互いに反対の方向に回転し、それぞれの伝動プーリが、各々、同心で且つ反対方向に回転する専用のロータ軸に動力供給し、好ましくは、それぞれの伝動プーリのための前記ロータ軸へのアタッチメントとしての、及び/又は、前記出力軸への前記伝動プーリにおける2つの一方向ベアリングが含まれる。
この構成の利点は、1つの動力源と1つの単一のバンドのみを使用して同軸ロータ飛行体を作製できることである。
本発明によるロータ飛行体を開示している。 2つのロータを備えた、図1のロータ飛行体を示している。 3つのロータを備えた、図1のロータ飛行体を示している。 4つのロータを備えた、図1のロータ飛行体を示している。 本発明のロータ飛行体のパワーユニットと、1つのロータ用のトランスミッションとを開示している。 本発明の例示的なパワーユニットを開示している。 本開示の一態様によるロータ飛行体の同軸の変型例を開示している。 図3の開示と共に使用されるべきトランスミッションを備えた第2のロータを開示している。 図3の開示と共に使用されるべきトランスミッション及び二重パワーユニットを備えた第2のロータを開示している。 図3の開示と共に使用されるべきトランスミッション、二重パワーユニット、及び第3トランスミッションを備えた第2のロータを開示している。 図1〜図6、図6a、図6b、及び図8〜図10の開示と共に使用可能な、スワッシュプレートを含むロータを開示している。 本発明によるロータ飛行体の完全な図を開示している。 本発明によるロータ飛行体のトランスミッションの別の変型例を開示している。 冗長的トランスミッションを有するトランスミッションを開示している。図3、図6a、図6b及び図9含む全ての態様に、この改変が適用可能である。
本開示は、図1〜図2、図2a、及び図2bのいずれかに開示されているようなロータ飛行体に関する。ロータ飛行体は一般的にロータを有する。これは「ヘリコプター」と称され得る。一般的な開示は、操縦士無しで動作するようになっているもの、すなわち、ドローン、例えばトリコプター、クアドロコプター、又はマルチコプターである。また、ロータを提供する2つのリフトを備えたツインロータドローンもこの概念の範囲内である。ロータは、パワーユニットからのベルト伝動を介して動力供給される。ベルトは回転軸間にねじれを有し、このねじれは、80度〜100度、好ましくは、基本的に90度である。ロータ飛行体は、全般的に、互いに逆に回転する2つのロータを有する。ロータ飛行体を制御するために、ロータ軸上にスワッシュプレート(斜板)を配置できる。スワッシュプレートはロータのブレードを、ロータ飛行体が制御され得るように制御し、それぞれのロータへの動力入力は異なっていない。パワーユニットは、回転力を供給するのに適した任意のパワーユニットであってよい。しかし、制御する方法は傾斜のみではない。マルチロータ、すなわち、3つ以上の主要ロータを有することにより、ロータ飛行体を、各ロータの推力を個別に変更するだけで制御できる。これは、例えば、ブレードの角度を、例えば個々のロータのコレクティブピッチにより変更することで実現できる。また、飛行体の制御のためのコレクティブピッチとサイクリックピッチとを組み合わせることも考えられ得る。3つ以上のロータが存在する場合、同一方向に回転する2つのロータが常に存在する。
ロータ飛行体のトランスミッションは出力軸を有する。この軸はベルトに動力供給し、ベルトはロータ軸までループ状に延在している。出力軸間にて、ベルトがロータ軸に達する前に、さらなる軸が存在してもよい。ベルトの経路が伝動プーリにより制御されることが好ましい。伝動プーリが、少なくともパワーユニットの出力軸上の伝動プーリとロータ軸上の伝動プーリとにおいて同一寸法を有することが好ましい。
本開示の全体を通じて、用語「回転軸」の定義、回転軸という表現は、「それ自体が回転する軸」を意味しているのではない。「回転軸」は、要素又は軸がそれを中心に回転する軸の方向のみを示すのであり、これらの方向は、同一方向であっても異なる方向であってもよいが、いずれの場合も同一回転軸上にある。
図1及び図2は、本開示によるロータ飛行体1を説明している。ロータ飛行体1は、2つのロータ2,2’を有する。ロータは、任意の個数のブレードを有し得る。ロータ2,2’は、それぞれのロータ軸10,10’に配置されている(図3及び図6を参照)。ロータ2,2’がロータ軸10,10’の周囲に、一方向ベアリング、例えばスプラグクラッチを用いて接続されており、この接続は、ロータへの動力により提供される慣性よりも大きい慣性をロータが有する場合でも、ロータがロータ軸10,10’よりも速く回転できるようになされることが好ましい。このような慣性は、例えば、ロータ2,2’への動力が減じるときに生じ得る。ロータ軸10及び10’は、回転軸Y−Y及びY−Y’を中心に回転する。しかし、記載される態様のいずれに関しても、例えば図4に見られるように、1つの一方向ベアリングのみを伝動プーリ3b又は3cの位置にて出力軸5に使用することが可能である。さらに、パワーユニットがガスタービンを含む場合、一方向ベアリングを任意選択的に省いてもよい。第1のロータの第1のベルト4の経路及び第2のベルト4’の経路は、本質的に互いに鏡像的であり、従って、逆方向に回転するロータ2,2’を実現する。2つのロータが存在する場合、ロータ飛行体を制御するために、コレクティブピッチとサイクリックピッチとの両方を有することが好ましい。
図2a及び図2bは、図1のロータ飛行体1を開示しているが、図2aは3つのロータ2,2’,2”を備え、図2bは4つのロータ2,2’,2”,2’’’を備えている。さらなるロータが追加されても、基本的な技術は同一である。各ロータが、好ましくは、それらの固有のトランスミッション50,51,52などを有する。3つ以上のロータの場合、コレクティブピッチが、各ロータの推力を個別に制御する手段として好ましい。これは、完全なロータ飛行体の制御を可能にする。従って、3つ以上のロータにサイクリックピッチを追加することは必須ではない。
図3は、トランスミッション50の一部、すなわち、パワーユニット3から1つのロータ2に回転動力が供給される様子を開示している。本開示のロータ飛行体は、トランスミッション及びロータがさらに追加された状態で達成される。パワーユニット3は、回転出力を出力軸5に提供する。出力軸5はパワーユニット3から延在しているが、出力軸5が、図3に示されているように片側だけにではなく、パワーユニット3の両側に延在し得ることが理解されよう。これらの軸5は回転軸X−Xを中心に回転し、互いに同心である。軸5上で伝動プーリ9が、軸への固定アタッチメント内に配置されている。伝動プーリ9にベルト4が関連付けられている。伝動プーリ9を、軸5への直接アタッチメントに替えてもよい。直接アタッチメントは、例えば伝動プーリ9と同一の外径を有する、軸5を中心とした外周突出部であり得る。ベルト4は、伝動プーリ9の周囲から、伝動プーリのペア6a,6b(共通の軸6を中心に回転可能)まで延在している。しかし、ベルト4は、ベルトの経路に沿って最初に伝動プーリ6aの周りを走行し、次いで、ロータ軸10に動力を伝達した後、伝動プーリ6b上に戻る。従って、伝動プーリ6aと6bとは、共通の回転軸Z−Zを中心に互いに逆方向に回転している。この構成は、好ましくは、軸6を固定軸とし、それぞれの伝動プーリ6a及び6bが軸6に対して別個の軸受7a,7bを有することにより可能にされる。ベルト4の内側4a又は4dとして示されている単一のセクションが、軸5から軸6へのねじれを有し、この角度は、基本的には90度であるが、軸6に対して80度〜100度のいずれの角度であってもよい。ベルト4は、この軸6からロータ軸10へと、軸5から軸6までのねじれと同一のねじれを有して(もちろん異なる面においてであるが)続いている。ロータ軸10は、軸Y−Yを中心に回転する。ベルト4の同一側は常に、それぞれの軸5,軸6,軸10に向かって回転する。ベルトの内側も同様であるが、ベルト4の連続している各軸5,軸6,軸10の間の単一セクションの単一の移動のために、図3に、4a,4b,4c,4dとして示してある。最後のロータ軸10には伝動プーリ8が存在している。伝動プーリ8は、第1のロータ2に関連付けられた軸に取り付けられている。この伝動プーリ8は、上述のように、一方向ベアリング、例えばスプラグクラッチを用いて取り付けられ得る。しかし、先に述べたように、この一方向ベアリングを出力軸5に取り付けることも可能である。しかしまた、パワーユニットがガスタービンを含む場合、一方向ベアリングを任意選択的に省いてもよい。伝動プーリ9,8,6a,6bは、好ましくは、同一の直径を有するべきである。
ベルト4は、本発明の目的に適した任意のベルト、例えば、タイミングベルト、平ベルト、丸ベルト、Vベルト、多溝ベルト、リブ付きベルトなどであってよい。しかし、タイミングベルトを伝動プーリ9,6a,6b,8(対応する溝パターンをベルト4の歯として有する)と共に有することが好ましい。これは、ロータ軸10の回転速度の正確な制御を提供し、さらには、ロータ軸10に十分な動力を伝達する能力も提供する。これは、本開示の以下の全ての態様についても有効である。
図3、図6、図6a、図6b、図10に見られるパワーユニット3は、好ましくは燃焼エンジンであり、ガソリン又はディーゼルで動作するモータであり得るが、ガスタービン、又は、電気モータ、例えばブラシレス電気モータであってもよい。一般的に、ガスタービンは、トランスミッションにおけるワンウェイクラッチが不要であるという利点を有する。パワーユニットからのパワー出力部は、エンジン又はモータ3aから直接延在する軸であり得るが、好ましくは、伝動ギヤ3a,3b,3c,3dが使用される。伝動ギヤの例が図4に見られる。駆動ベルト3dが、小さい方の伝動プーリ3bの周りに取り付けられ、そしてベルト3dは、大きい方のベルト伝動プーリ3cに巻き付けられている。こうして、伝動ギヤは、パワーユニット3aのrpm(パワーユニット3から出力軸5へのパワー出力のための)を好適に低減させる。
図1及び図2が、2つのロータ2及びロータ2’を備えたロータ飛行体1を開示しており、ロータ2’は第1ロータ2とは反対の方向に回転する。この回転は、図6に示されている第2トランスミッション51におけるベルト4’の逆向きの移動により実現される。図6において、他の図と重複しているが同等の詳細部品は全て「’」付きで示されている。しかし、パワーユニット3は、好ましくは、図3に示されているものと同一である。また、出力軸5も図3のものと同一である。しかし、出力軸5が、第2トランスミッション51のベルト4’を取り付けるためにパワーユニット3の左側に突出し得ることを理解されたい。
図6aは、基本的には図3のトランスミッション及び可能なロータ飛行体を示しており、さらに、第2パワーユニット3’を有することが可能であることも示している。図6aに配置されているように、第2パワーユニット3’はパワーユニット3と共に出力軸5に動力供給する。ロータ飛行体1に飛行動力を単独で供給可能な2つのパワーユニット3,3’を用いることにより、ロータ飛行体の冗長的なパワーシステムを有することが可能である。
図6bは、図2aに見られるようなさらなるロータ2”に動力供給するための第3トランスミッション52の追加を示している。トランスミッション52は、前述のトランスミッション50及び51と同一のままである。また、図6bは、オプショナルの第2パワーユニット3’も示している。これは、基本的には図3に示した態様であり、追加のロータ及びトランスミッションが設けられている。
図6、図6a、図6bの全てに、1つ又は2つのパワーユニット3,3’を貫通する出力軸5が、パワーユニット3/3’の両側にトランスミッションを取り付けるために配置され得る。
図7に、スワッシュプレート11が開示されている。スワッシュプレート11は、本願のロータ2,2’,2”,2’’’のいずれとも共に、スワッシュプレートを介したいわゆるサイクリックピッチ制御のため使用され得る。スワッシュプレート11は、動力手段14,15,17により制御される。動力手段は一般的に、少なくとも3つである。動力手段14,15,17は、伝動バー12,13,18を介してスワッシュプレート11に係合してスワッシュプレート11を制御する。動力手段14,15,17は、サーボであることが好ましい。
図2の2つのロータの飛行体に関しては、スワッシュプレート11は必須である。しかし、図2a,図2bのように3つ以上のロータを有するロータ飛行体1’,1”,1’’’の場合、スワッシュプレート11を省き得る。しかし、ロータ2,2’,2”のコレクティブピッチは、ロータ飛行体を制御するために依然として必要である。コレクティブピッチをスワッシュプレートと共に、任意の構成(ロータの個数など)で使用してもよい。
図8は、本開示のロータ飛行体1の完全なトランスミッションを開示している。ここにパワーユニットが図4のように取り付けられることになり、同一の伝動プーリ3に図8の伝動プーリ3dが対応する。しかし、パワーユニットを任意の適切な方法で取り付け得ることを理解されたい。また、第1ベルト4及び第2ベルト4’もパワーユニットの両側からそれぞれのパワー出力を受け取り得る。図8の開示は、基本的に、図3を図6と組み合わせた開示であるが、パワーユニットは示されていない。また、図8は、それぞれのロータ軸10,10’におけるスワッシュプレート11,11’も開示している。
図9は、トランスミッション500を開示している。トランスミッション自体は、例えば図8(また、図3、図6、図6a、図6b、図10も)のものと同一であり、すなわち、バンドは、図9のトランスミッションにおいても、回転軸間にて80度〜100度の、好ましくは90度のねじれを有する。しかし、出力軸55に関しては異なり、図8の出力軸は図3の軸6に対応している。ベルト4m及びベルト4nは、両方共、専用のロータ2,2’に動力供給する。ベルトを二重ループで走行させることにより、ベルトのねじれは80度〜100度よりも大きくなることは決してなく、好ましくは、基本的に、90度を決して超えない。ロータ軸100へのカップリングが、2つの伝動プーリ80a,80bによりつくられる。第1伝動プーリ80aは、一方向ベアリング、例えばスプラグクラッチを有する。従って、ベルト4mは、ロータ軸10に動力を、伝動プーリ80aを介して供給する。他方の伝動プーリ80bは、ベアリングを用いてロータ軸100に取り付けられている。しかし、第2伝動プーリ80bのベアリングは両方向の回転を提供するため、伝動プーリ80は、実際には軸100と共に回転しない。その代わりに、伝動プーリ80は、第1伝動プーリ80aと同一の回転速度で逆回転している。同一の構成が、出力軸55の伝動プーリ60a,60bに提供される。伝動プーリ60aは軸55と共に回転し(一方向ベアリングを用いても、用いなくてもよい)、伝動プーリ60bは、伝動プーリ60aと同一の速度で、しかし負の速度で逆回転する。この構成が十分に機能できるように、伝動プーリ80a,80b及び伝動プーリ60a,60bは、同一の直径を有するべきである。
図9に示されている態様は、図2bのクワドロコプター1”構造(図9と同様の構造で、主要出力軸55に接続された4本のベルトが存在する)に含まれることが好ましい。従って、クワドロコプター1”は、この構成により動力供給される。そして、クワドロコプターの制御は、各ロータのそれぞれのロータブレードのコレクティブピッチにより行われる。先に記載した態様と同様に、パワーユニットは同一であり得、ロータの一方向ベアリングは同一であり得、パワーユニットからのいずれのギヤも同一であり得る。すなわち、図3、図6の軸5が、出力軸55に対応し得る。
本明細書における開示の全体において、二重冗長性(double redundancy)を採用し得ることを理解されたい。具体的には、二重パワー出力を有する二重のパワーユニットと、各ロータへの二重のトランスミッションとを設けることが可能である。これは、パワーユニットを二重にできる(例えば、図6a,6bに示されているように、軸5に第2のパワーユニット3aを、ギヤ3a,3b,3c,3dの有無にかかわらず設けることによる)ことだけを意味するのではない。軸5からロータへの伝動もまた、さらなるベルトをさらなる伝動プーリと共に設けることにより二重にできる。しかし、各ベルトの主な構成は同一のままである。これは、軸5上に二重伝動プーリ9を設け、軸6上に二重伝動プーリを設け、ロータ軸10上に二重伝動プーリを設けることにより行われる。また、これは、図9の開示に関しても適用され得る。すなわち、ロータ軸10上に4つの伝動プーリ80a,80bが存在し、軸50上に4つの伝動プーリ60a,60b及び2つのベルト4が存在する。この構成は二重にされており、各単一のトランスミッションは、図3、図6、図6a、図6b、図9に上述したトランスミッションと同一の構成となる。例えば、図10を参照されたい。図10においては、さらなるベルト4a及び伝動プーリ9a,6aa,6ab,8aが開示されている。これにより、第1トランスミッションが故障した場合でも安全性が提供される。また、これは、図9のトランスミッション500及びその他のすべてのトランスミッションにも適用され得る。図10において、第2の中間回転軸Za−ZaがZ−Zとは別の軸として記載されているが、これらの軸は、もちろん同一回転軸であり得る。また、トランスミッションが冗長的であっても、記載されている追加のパワーユニット3’は任意選択的であり、1つのパワーユニット3のみが存在してもよい。ベルトは、横方向において2つのセクションを有するベルトであり得ることを理解されたい。従って、ベルトは実際には2つのベルトであるが、2つのベルトは片側で接合されている。1つのベルトが損傷した場合、2つのベルトの間の接合部は、残りの完全に機能するベルトに影響を与えない。
好ましい解決方法は、幅広のベルトを各位置にて使用し、伝動プーリの間にリッジを有する二重伝動プーリを使用し、そして、前記幅広のベルトを2本の細いベルトに分割するか、又は幅広のベルトをほぼ分割することである。これにより、2つのベルトの一方が他方のベルトを危険にさらすことなく分割可能な2ベルトシステムが得られる。この解決方法は、ロータ飛行体の上述の態様のいずれにも適用できる。
スワッシュプレート11を用いた方法に関し、予備的な動力手段14,15,及び17を追加することも可能である。すなわち、各動力手段は、第1の動力手段が機能を失うか完全に故障した場合に第1の動力手段のスワッシュプレートのセクションのみを制御可能なツイン(予備)を有する。
図5は、本開示の同軸変型例1’’’を開示している。同軸の2つの軸10aa及び10bbが、各々、専用のロータ2aa及び2bbに動力供給する(ロータブレードは、図面を見やすくするために図5に追加されていない)。2つのロータ2aa,2bbは、専用のベルト4を用いて逆方向に回転可能である。このモデルに関しても、出力軸55上に伝動プーリ9aa,9bbが存在する。図5のロータ飛行体1’’’において、好ましくは出力軸55とパワーユニットとの間に取り付けられた一方向ベアリングが存在する。しかし、上述の態様と同様に、パワーユニットがガスタービンである場合、一方向ベアリングを任意選択的に省くことができる。同軸ロータ飛行体で使用されるスワッシュプレートシステムを適用することが好ましい。さらに、両方のロータに動力供給する単一のベルト4のみが存在することも理解されよう。このようにして、伝動プーリ8aa,8bbは逆回転している。図5のロータ飛行体は、基本的には、図9に開示されているロータ飛行体のほぼ半分であるが、同軸構造が追加されている。
図8の態様と図9の態様とを組み合わせたトリコプター図2aを作製することも考えられ得る。図8のトランスミッションの半分を、1つのロータのために使用する。この場合、図9の軸55に、軸5上の2つのロータ2’,2が配置され、図9のその他の全ての構成要素が含まれる。これにより、ただ1つの動力源による動力供給が可能なトリコプター配置が提供される。
本開示は、有人のロータ飛行体に適用可能であることは意図されていないが、任意のタイプのロータ飛行体、ヘリコプター、トリコプター、クアドロコプターにも有用である。
マルチロータ構造においては、ロータが、同一方向に回転するペア、及び、それに対応する逆回転するペアとして関連付けられることが好ましい。パワーユニットを1つのみ使用し、その結果、全てのロータが同一のrpm(毎分回転数)で回転する場合、各ロータは、ロータ飛行体を制御するために、ブレード又はスワッシュプレートの、又はこれらの両方の可変回転角度を有する必要がある。
1 ロータ飛行体
2 ロータ
3 パワーユニット
4 ベルト
5 出力軸
9 伝動プーリ
10 ロータ軸
50 トランスミッション
60 伝動プーリ
X−X 回転軸

Claims (24)

  1. 第1ロータ(2)と、第1パワーユニット(3)と、当該第1パワーユニット(3)から前記第1ロータ(2)へのトランスミッション(500)とを備えたロータ飛行体(1)であって、前記トランスミッション(500)が、少なくとも1つのベルト(4)と、各軸の回転中心軸を画成している回転軸群(Y−Y,X−X,Z−Z)と、前記第1パワーユニット(3)に接続された少なくとも1つの出力軸(55)と、前記第1ロータ(2)に接続された少なくとも1つの第1ロータ軸(100)と、を含み、前記ベルト(4)が、長さ及び幅を有するエンドレスベルトであり、前記ベルト(4)が前記出力軸(55)及び前記第1ロータ軸(100)の両方に付与されており、前記出力軸(55)が、前記回転軸群の一部である回転軸(X−X)と同心であり、且つ、動力を、前記出力軸(55)から前記第1ロータ軸(100)に伝達し、前記第1ロータ軸(100)が、前記回転軸群の一部である回転軸(Y−Y)と同心である前記ロータ飛行体(1)において、
    前記少なくとも1つの出力軸(55)と前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)とが、これらの軸の間の角度が互いに80度〜100度の範囲であるように互いに関連し、前記トランスミッション(500)にて使用されている前記ベルト(4)が、80度〜100度のねじれを、前記ベルト(4)の、前記少なくとも1つの出力軸(55)と前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)との間の遷移部において有し、前記出力軸(55)が、2つの伝動プーリ(9aa,9bb,60a,60b)を含み、さらに、前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)への2つの伝動プーリ(8aa,8bb,80a,80b)が含まれ、前記ベルト(4)が、前記出力軸(55)から第1伝動プーリ(8aa,80a)の周囲を通って延在し、そして、前記出力軸(55)の周囲に戻り、そして第2伝動プーリ(8bb,80b)に戻り、その後、前記出力軸(55)に戻り、これにより、前記第1伝動プーリ(8aa,80a)と前記第2伝動プーリ(8bb,80b)とが互いに反対の方向に回転し、前記第1伝動プーリ(8aa,80a)のみが前記第1ロータ軸(100)の回転に動力供給することを特徴とする、ロータ飛行体(1)。
  2. 前記少なくとも1つの出力軸(55)と前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)とが、これらの軸の間の角度が互いに90度であるように互いに関連し、前記ベルト(4)が、90度のねじれを、前記ベルト(4)の前記遷移部において有する、請求項1に記載のロータ飛行体(1)。
  3. 前記第1ロータ軸(100)の前記第1伝動プーリ(8aa,80a)が、一方向ベアリングアタッチメントを有し、前記第2伝動プーリ(8bb,80b)が、前記第1ロータ軸(100)への二方向回転ベアリングアタッチメントを有する、請求項1又は2に記載のロータ飛行体(1)。
  4. 前記トランスミッション(500)において、前記ベルト(4)が前記少なくとも1つの出力軸(55)及び前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)の周囲を走行する、請求項1から3のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  5. 前記ベルト(4)が、第1の側及び第2の側(4a,4b,4c,4d)を有し、前記ベルト(4)が、前記ベルト(4)の常に同じ側(4a,4b,4c,4d)を前記少なくとも1つの出力軸(55)及び前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)に向けて回転するように設置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  6. 前記少なくとも1つの出力軸(55)及び前記少なくとも1つの第1ロータ軸(100)のいずれもが互いに平行ではない、請求項1〜のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  7. 前記ベルト(4)が、内側(4a,4b,4c,4d)に歯を備えたタイミングベルトである、請求項1〜のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  8. 前記伝動プーリ(9aa,9bb,60a,60b,8aa,8bb,80a,80b)が、前記歯を収容するための溝を備えている、請求項7に記載のロータ飛行体(1)。
  9. 前記ベルト(4)と前記第1ロータ軸(100)との接続が、少なくとも1つの一方向ベアリングを含み、これにより、前記ベルト(4)が前記第1ロータ(2)に、一方向においてのみ動力供給できる、請求項1〜のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  10. 前記一方向ベアリングアタッチメントまたは前記少なくとも1つの一方向ベアリングは、スプラグクラッチである、請求項3又は9に記載のロータ飛行体(1)。
  11. 前記第1パワーユニット(3)が、燃焼エンジン(3a)又は電気モータ(3a)を含む、請求項1〜10のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  12. 前記ロータ飛行体(1)が、第2ロータ(2’)と、当該第2ロータ(2’)に動力供給する第2トランスミッション(510)とを備え、当該第2トランスミッション(510)が前記トランスミッション(500)と同様に構成され、前記出力軸(55)に取り付けられた第2ベルト(4’)を含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  13. 前記第2ロータ(2’)が、前記第1ロータ(2)の前記第1ロータ軸(100)とは反対方向に回転するように配置された第2ロータ軸(100’)に取り付けられ、前記反対方向の回転が、第2ベルト(4’)の経路を、前記第1ロータ(2)の前記ベルト(4)の経路に対して基本的に鏡像配置であるように適応させることにより実現され、これにより、前記第2ロータ軸(100’)の前記反対方向の回転を、前記出力軸(55)においては同一回転方向を有するにも関わらず提供する、請求項12に記載のロータ飛行体(1)。
  14. 前記トランスミッション(50)の前記回転軸群が、3つの隣接する回転軸(X−X,Y−Y,Z−Z)を含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  15. 前記ロータ(2,2’,2”,2’’’)の、少なくとも1つが、コレクティブピッチ及び/又はサイクリックピッチを有している、請求項1〜14のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  16. 前記ロータ(2,2’,2”,2’’’)の全てが、コレクティブピッチ及び/又はサイクリックピッチを有している、請求項15に記載のロータ飛行体(1)。
  17. 前記サイクリックピッチが、前記ロータ(複数可)のブレードを制御するためのスワッシュプレート(11)を含む第1ロータ軸(100)を含むことにより構成され、前記スワッシュプレート(11)の前記制御が、動力手段の群(14,15,17)により実現され、少なくとも3つの動力手段が前記スワッシュプレート(11)に接続されている、請求項15又は16に記載のロータ飛行体(1)。
  18. 少なくとも3つのロータ(2,2’,2”)を備え、各ロータが独自のトランスミッション(500,510)を有する、請求項1〜17のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  19. 同一の第1パワーユニット(3)が、前記ロータ飛行体(1)の全てのロータ(2)に動力供給する、請求項1〜18のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  20. 前記ロータ飛行体(1)がさらなるパワーユニット(3’)を備え、当該パワーユニット(3’)が、前記第1パワーユニット(3)と同一の駆動軸に動力を伝達することにより前記第1パワーユニット(3)と並行して動作し、これにより、前記ロータ飛行体(1)に動力供給するための単一のパワーユニットとして前記第1パワーユニット(3)に冗長的に代わり得る、請求項19に記載のロータ飛行体(1)。
  21. 前記ロータ飛行体(1)がドローンである、請求項1〜20のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  22. 前記ロータ飛行体(1)が、含まれている各ロータ(2)に対する冗長的なトランスミッション(500)を、第2のベルト(4)を含む、前記出力軸(55)から前記第1ロータ軸(100)に延在する完全な第2のトランスミッションを用いることにより有する、請求項1〜21のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  23. 前記出力軸(55)が前記2つの伝動プーリ(9aa,9bb)を含み、前記第1ロータ軸(100)が前記第1伝動プーリ(8aa)を含み、且つ、第2ロータ軸(10bb)が前記第2伝動プーリ(8bb)を含み、前記ベルト(4)が、前記出力軸(55)から前記第1伝動プーリ(8aa)の周囲を通って延在し、そして前記出力軸(55)の周囲に戻り、そして前記第2伝動プーリ(8bb)に戻り、その後、前記出力軸(55)に戻り、これにより、前記第1伝動プーリ(8aa)と前記第2伝動プーリ(8bb)とが互いに反対の方向に回転し、それぞれの伝動プーリ(8aa,8bb)が、各々、同心で且つ反対方向に回転する専用のロータ軸(100,10bb)に動力供給する、請求項1〜1114〜22のいずれか一項に記載のロータ飛行体(1)。
  24. 記それぞれの伝動プーリ(8aa,8bb)のための前記ロータ軸(100,10bb)へのアタッチメントとしての、及び/又は、前記出力軸(55)への前記伝動プーリ(9aa,9bb)における2つの一方向ベアリングが含まれている、請求項23に記載のロータ飛行体(1)。
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