JP6944424B2 - 診療支援装置 - Google Patents

診療支援装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6944424B2
JP6944424B2 JP2018163256A JP2018163256A JP6944424B2 JP 6944424 B2 JP6944424 B2 JP 6944424B2 JP 2018163256 A JP2018163256 A JP 2018163256A JP 2018163256 A JP2018163256 A JP 2018163256A JP 6944424 B2 JP6944424 B2 JP 6944424B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medical
medical care
display screen
search
patient
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018163256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020035340A (ja
Inventor
中津川 晴康
晴康 中津川
毅 平川
毅 平川
浩 平松
浩 平松
忠太 笠原
忠太 笠原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Corp
Original Assignee
Fujifilm Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujifilm Corp filed Critical Fujifilm Corp
Priority to JP2018163256A priority Critical patent/JP6944424B2/ja
Priority to US16/554,156 priority patent/US20200075145A1/en
Publication of JP2020035340A publication Critical patent/JP2020035340A/ja
Priority to JP2021147805A priority patent/JP7290696B2/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6944424B2 publication Critical patent/JP6944424B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H15/00ICT specially adapted for medical reports, e.g. generation or transmission thereof
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H40/00ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices
    • G16H40/20ICT specially adapted for the management or administration of healthcare resources or facilities; ICT specially adapted for the management or operation of medical equipment or devices for the management or administration of healthcare resources or facilities, e.g. managing hospital staff or surgery rooms
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H10/00ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
    • G16H10/40ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for data related to laboratory analysis, e.g. patient specimen analysis
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H10/00ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data
    • G16H10/60ICT specially adapted for the handling or processing of patient-related medical or healthcare data for patient-specific data, e.g. for electronic patient records
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H70/00ICT specially adapted for the handling or processing of medical references
    • G16H70/20ICT specially adapted for the handling or processing of medical references relating to practices or guidelines
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H30/00ICT specially adapted for the handling or processing of medical images
    • G16H30/20ICT specially adapted for the handling or processing of medical images for handling medical images, e.g. DICOM, HL7 or PACS
    • GPHYSICS
    • G16INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR SPECIFIC APPLICATION FIELDS
    • G16HHEALTHCARE INFORMATICS, i.e. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR THE HANDLING OR PROCESSING OF MEDICAL OR HEALTHCARE DATA
    • G16H50/00ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics
    • G16H50/70ICT specially adapted for medical diagnosis, medical simulation or medical data mining; ICT specially adapted for detecting, monitoring or modelling epidemics or pandemics for mining of medical data, e.g. analysing previous cases of other patients

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Medical Informatics (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Primary Health Care (AREA)
  • Data Mining & Analysis (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • Bioethics (AREA)
  • Databases & Information Systems (AREA)
  • Pathology (AREA)
  • Medical Treatment And Welfare Office Work (AREA)
  • Measuring And Recording Apparatus For Diagnosis (AREA)

Description

本発明は、診療支援装置に関する。
医療分野では、医師や検査技師等の医療スタッフが円滑に診察及び検査等を進めるために、診療等の過程及び結果を、医療スタッフ間または診療科間等で共有する統合的な診療支援装置が使用されている。診療支援装置は、例えば、診療等のプロセスを複数の患者について一覧にしたリストを表示する等して、医療スタッフに提供することによって診療を支援する(特許文献1)。また、診療支援装置は、例えば、各患者の診療のプロセスを、各患者について時系列に配列した、いわゆるタイムラインを表示することによって、その患者の診療プロセスをわかりやすく表示することで、診療を支援する場合がある(特許文献2)。
一方、医師は、患者の診察を行った場合、あるいは診療プロセスのチェックを行っている場合等に、病名、症状、入院時の状況等の条件が類似した患者の診療プロセスを探し、この類似患者の診療プロセスに基づいて新たな診療プロセスを決定しなければならない。このような医師の検索作業を助けるため、診療支援装置には、類似患者を検索し、検索結果として類似患者に関する情報を表示する機能を有するものがある(特許文献3)。
特開2016−143205号公報 特開2013−149267号公報 特開2017−49985号公報
しかしながら、上記特許文献3記載の診療支援装置では、クリニカルフロー画面から、類似患者を検索する画面に切り替え、さらに検索結果に基づいて類似患者の情報を閲覧した後、クリニカルフロー画面に戻り、新たな患者の診療プロセスを考えなければならず、医師が診療プロセスを入力するのに非常に手間がかかっていた。
そこで、本発明は、類似患者の診療プロセスを検索する際の手間を省き、診療プロセスの入力を容易に行うことが可能な診療支援装置を提供することを目的とする。
本発明の診療支援装置は、表示画面生成部と、診療プロセス検索部とを備え、表示画面生成部は、診療プロセス検索部による検索結果を表示画面内に表示する。表示画面生成部は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示する表示画面を生成する。診療プロセス検索部は、複数名の患者から選択された1人の選択患者に対応する診療プロセスと選択患者とは異なる患者の診療プロセスとを比較し、選択患者と診療プロセスの類似度が高い類似患者に対応する診療プロセスを検索する。
なお、検索結果を表示画面内に表示するとは、検索結果を表示画面内に表示するように表示画面を更新することを示している。また、検索結果の表示には、患者の識別情報と診療プロセスとを対応付けて表示した情報を表示する画面(ウィンドウ)内において、前述した情報に重畳または並べて表示する態様と、前述した情報を表示するウィンドウとは別のウィンドウとして、前述した情報を表示するウィンドウに重畳または並べて表示する態様とが含まれる。
診療プロセス検索部により検索をする際の検索条件を設定し、診療プロセス検索部に入力する検索条件設定部を備え、表示画面生成部は、検索条件設定部により設定する検索条件を表示画面内に表示することが好ましい。
表示画面生成部は、診療プロセスを構成する診療データを表示画面に表示させ、検索条件設定部は、検索条件として診療データを設定し、診療プロセス検索部は、検索条件として設定された診療データと類似度が高い診療データを含む診療プロセスを検索することが好ましい。
診療プロセス検索部は、機械学習により設定された診療データ同士の類似度を用いて検索を行うことが好ましい。
診療データには、将来行う予定の診療の過程、および過去に行った診療の結果が含まれることが好ましい。
表示画面生成部は、診療データを示す図柄を生成し、表示画面に表示される診療データとして図柄を表示させることが好ましい。
表示画面生成部は、診療プロセスのうち、重要な診療データについては、他の診療データとは異なることが好ましい。
診療プロセス検索部による検索結果を用いて選択患者の診療の過程を予測することが好ましい。
診療プロセス検索部による検索結果を用いて選択患者の診療プロセスの一部または全部を時系列順に表示するタイムラインを作成することが好ましい。
診療プロセス検索部による検索結果を用いて選択患者の退院先を予測することが好ましい。
本発明の診療支援装置は、類似患者の診療プロセスを検索する際の手間を省き、診療プロセスの入力を容易に行うことができる。
診療支援システムの構成を示す説明図である。 診療支援システムが有するクライアント端末を示す説明図である。 クライアント端末の構成を示すブロック図である。 クライアント端末の機能を示すブロック図である。 診療支援装置の構成を示すブロック図である。 診療支援装置の機能を示すブロック図である。 初期画面である。 クリニカルフロー画面である。 クリニカルフロー画面の一部拡大図である。 クリニカルフロー画面の一部拡大図である。 検索結果を重畳表示させたクリニカルフロー画面である。 第2実施形態の診療支援装置の機能を示すブロック図である。 検索条件を重畳表示させたクリニカルフロー画面である。 予測結果を表示させたクリニカルフロー画面である。 タイムラインを重畳表示させたクリニカルフロー画面である。
[第1実施形態]
図1に示すように、診療支援システム10は、病院等の医療施設において診療支援を行うコンピュータシステムであり、クライアント端末11と、診療支援装置12と、サーバ群13と、を備える。これらの診療支援システム10を構成する各要素は、医療施設内に施設されたLAN(Local Area Network)等のネットワーク14を用いて相互に通信可能に接続している。
クライアント端末11は、診療支援装置12からサービスの提供(診療支援装置12の機能の提供)を受けるための端末であり、医師、検査技師、または看護師等の医療スタッフが直接的に操作するコンピュータ(タブレット端末等である場合を含む)等である。クライアント端末11は、内科もしくは外科等の診療科、放射線検査科もしくは臨床検査科等の各種検査科、ナースセンター、または、その他の必要箇所に設置する。また、クライアント端末11は、医療スタッフごとに設けることができ、また、複数の医療スタッフの共用とすることができる。したがって、図2に示すように、診療支援システム10は、複数のクライアント端末11を含む。例えば、グループG1は医師A1及び医師A2が属する「内科」であり、医師A1と医師A2はそれぞれにクライアント端末11を保有する。同様に、例えば、グループG2は医師B1が属する「外科」であり、グループG2には少なくとも1台のクライアント端末11がある。また、例えば、グループG19は技師N1が属する「放射線科」であり、グループG19には少なくとも1台のクライアント端末11がある。
診療支援装置12は、例えばクライアント端末11からの要求に応じて、クライアント端末11に診療データ等を含む表示画面を提供する。診療データとは、診察、検査もしくは手術等において取得もしくは作成した画像、レポート、検査結果、その他診療の過程で、もしくは診療の結果として得られるデータ、またはこれらの所在を示す情報(いわゆるリンク(エイリアス)等)である。診療支援装置12は、表示画面において使用する診療データをサーバ群13から取得する。
診療支援装置12がクライアント端末11に提供する表示画面とは、クライアント端末11が、クライアント端末11の表示部36(図3参照)の画面を形成するために使用するデータをいう。また、診療支援装置12がクライアント端末11に提供する表示画面には、クライアント端末11が画面全体の表示を構成する全画面表示用のデータだけでなく、画面の一部に係る表示を構成するデータを含む。例えば、本実施形態においては、診療支援装置12は、表示部36の画面の一部において一般的なウィンドウ形式で表示可能な表示画面をクライアント端末11に提供する。
診療支援装置12がクライアント端末11に提供する表示画面は、具体的には、初期画面71(図7参照)、及び、クリニカルフロー画面81(図8参照)等である。クリニカルフロー画面81は、複数名の患者について、患者ごとに、患者の識別情報と、診療プロセスの一部または全部と、を対応付けて表示する表示画面である。患者の識別情報とは、例えば、患者の氏名、生年月日、年齢、もしくは性別等、または、患者に付与した固有の番号及び/または記号等のID(Identification Data)である(以下、患者IDという)。診療プロセスとは、既に行った診療及び将来行う予定の診療の過程または結果をいう。したがって、診療プロセスは、既に取得等した診療データのみならず、取得等する予定の診療データを含む場合がある。取得等する予定の診療データは、例えば、特定検査のオーダの有無、その予定日時、または、取得予定の診療データの種別等に関する情報、等である。
診療支援装置12は、例えば、XML(Extensible Markup Language)データ等のマークアップ言語を用いた記述形式で、表示画面をクライアント端末11に提供する。クライアント端末11は、XML形式の表示画面を、ウェブブラウザを用いて表示する。なお、診療支援装置12は、XMLの代わりに、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等の他の形式で表示画面をクライアント端末11に提供できる。
サーバ群13は、診療支援装置12からの要求に応じた診療データを検索し、要求に該当する診療データを診療支援装置12に提供する。サーバ群13は、電子カルテサーバ21、画像サーバ22、レポートサーバ23、等を含む。
電子カルテサーバ21は、電子カルテを格納するカルテデータベース21Aを有する。電子カルテは、1または複数の診療データの集合体である。具体的には、電子カルテは、例えば、診察記録、検体検査の結果、患者のバイタルサイン、検査等のオーダ、治療記録、または、会計データ等の診療データを含む。電子カルテは、クライアント端末11を用いて入力及び閲覧できる。
なお、診察記録とは、問診もしくは触診の内容及び結果、または病名等の記録である。検体とは患者から採取した血液または組織等であり、検体検査とは、血液検査または生化学検査等である。バイタルサインとは、患者の脈拍、血圧、または体温等の患者の状態を示すデータである。検査等のオーダとは、検体検査等の検査、各種モダリティを用いた撮影、レポートの作成、処置もしくは手術、または投薬等の依頼である。治療記録とは、処置、手術、投薬、または、処方箋等の記録である。会計データとは、受診料、薬料、または、入院費等に関するデータである。
画像サーバ22は、いわゆるPACS(Picture Archiving and Communication System)サーバであり、検査画像が格納される画像データベース22Aを有する。検査画像とは、CT(Computed tomography)検査、MRI(Magnetic Resonance Imaging)検査、X線検査、超音波検査、または内視鏡検査等の各種画像検査で得られる画像である。
これらの検査画像は、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)規格に準拠したフォーマットで記録する。検査画像は、クライアント端末11を用いて閲覧できる。
レポートサーバ23は、読影レポートを格納するレポートデータベース23Aを有する。読影レポート(以下、単にレポートという)とは、画像検査で得た検査画像の読影結果をまとめた報告書である。検査画像の読影は読影医が行う。レポートは、クライアント端末11を用いて、作成及び/または閲覧できる。
上記の電子カルテ、検査画像、及び、レポートには、それぞれ、患者IDが付帯する。また、電子カルテには、患者IDの他、診療データ毎に、診療データを入力等した医療スタッフを識別する情報が付帯する。検査画像には、患者IDの他、検査を実施した医療スタッフ(具体的には検査技師)を識別する情報が付帯する。レポートには、作成した医療スタッフ(具体的には読影医)を識別する情報が付帯する。医療スタッフを識別する情報とは、医療スタッフの氏名等、または、各医療スタッフに付与した固有の番号及び/または記号等のIDである(以下、医療スタッフIDという)。
クライアント端末11、診療支援装置12、及び、サーバ群13を構成する各サーバ21〜23は、サーバコンピュータ、パーソナルコンピュータ、またはワークステーションといったコンピュータをベースに、オペレーティングシステムプログラムと、サーバプログラムまたはクライアントプログラム等のアプリケーションプログラムをインストールして構成する。すなわち、クライアント端末11、診療支援装置12、及び、サーバ群13を構成する各サーバ21〜23の基本的な構成は同じであり、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、ストレージ、通信部等、及び、これらを接続する接続回路を備える。通信部は、ネットワーク14と接続するための通信用のインターフェース(LANボード等)である。接続回路は、例えば、システムバス及び/またはデータバス等を提供するマザーボードである。
図3に示すように、クライアント端末11は、CPU31、メモリ32、ストレージ33、通信部34、及び、接続回路35の他に、表示部36及び操作部37を備える。表示部36は、例えば液晶等を用いたディスプレイであり、少なくとも診療支援装置12が提供する表示画面を表示する画面を有する。操作部37は、例えば、マウス等のポインティングデバイス、及び/または、キーボード等の入力デバイスである。表示部36及び操作部37は、いわゆるタッチパネルを構成することができる。
クライアント端末11は、ストレージ33に、オペレーティングシステムプログラム等の他、作動プログラム39を記憶する。作動プログラム39は、クライアント端末11を用いて診療支援装置12の機能の提供を受けるためのアプリケーションプログラムである。本実施形態においては、作動プログラム39は、ウェブブラウザのプログラムである。但し、作動プログラム39は、診療支援装置12の機能の提供を受けるための専用のアプリケーションプログラムとすることができる。なお、作動プログラム39には、診療支援装置12が提供する表示画面の一部または全部を制御するための1または複数のガジェットエンジンを含む場合がある。ガジェットエンジンとは、ウェブブラウザ等に付随して動作することにより、各種機能を発揮するサブプログラムである。
クライアント端末11において作動プログラム39を起動すると、図4に示すように、クライアント端末11のCPU31は、メモリ32と協働してGUI(Graphical User Interface)制御部41及び要求発行部42として機能する。
GUI制御部41は、診療支援装置12が提供する表示画面を表示部36においてウェブブラウザ上に表示する。GUI制御部41は、ポインティングデバイスによるボタンのクリック操作等、操作部37を用いて入力する操作指示に応じて、クライアント端末11を制御する。
要求発行部42は、操作部37の操作指示に応じて、診療支援装置12に対する各種処理の要求(以下、処理要求という)を発行する。要求発行部42が発行する処理要求は、例えば、表示画面の配信要求、表示画面の編集要求、または検索結果の表示要求等である。要求発行部42は、処理要求を、通信部34及びネットワーク14を介して診療支援装置12に送信する。
表示画面の配信要求は、診療支援装置12に、特定の構成を有する表示画面の配信を要求する。例えば、表示画面の配信要求によって、初期画面71、及び、クリニカルフロー画面81等のうちいずれかを指定して配信を受けることができる。
表示画面の編集要求は、診療支援装置12から特定の構成を有する表示画面の配信を受けた後、診療支援装置12にその表示画面に表示する診療データ等の内容について編集を要求する。例えば、クリニカルフロー画面81の配信を受けた場合、表示する患者のリストの指定もしくは変更、診療プロセスの表示対象期間の指定もしくは変更、表示対象とする診療プロセスの指定もしくは変更、または、検索結果の表示等の要求が表示画面の編集要求である。
なお、表示画面の配信要求及び/または編集要求、検索結果の表示要求等は、医療スタッフID、及び、当該クライアント端末11のネットワーク上のアドレス等の情報を含む。医療スタッフIDは、診療支援システム10(あるいは診療支援装置12)へのログイン画面(図示しない)において入力する。
図5に示すように、診療支援装置12は、CPU51、メモリ52、ストレージ53、通信部54、及び、接続回路55を備える。診療支援装置12は、必要に応じてクライアント端末11と同様に表示部及び/または操作部を備えることができ、また、必要に応じて表示部及び/または操作部を取り付けることができるが、本実施形態においては、診療支援装置12は表示部及び操作部を有しない。
診療支援装置12は、ストレージ53に、オペレーティングシステム等の他、作動プログラム59を記憶する。作動プログラム59は、診療支援装置12を構成するコンピュータを、診療支援装置12として機能させるためのアプリケーションプログラムである。作動プログラム59が起動すると、図6に示すように、診療支援装置12のCPU51はメモリ52と協働して、要求受付部61、表示画面生成部62、及び診療プロセス検索部63等として機能する。
要求受付部61は、クライアント端末11から表示画面の配信要求及び編集要求等の各種処理要求を受け付ける。要求受付部61が各種処理要求を受け付けると、要求受付部61は、対応する処理を実行する各部に、要求があった処理の内容に応じて、処理の指示を入力する。例えば、クライアント端末11から表示画面の配信要求があった場合、要求受付部61は、該当する表示画面の生成指示を表示画面生成部62に入力する。同様に、クライアント端末11から表示画面の編集要求があった場合、要求受付部61は、該当する表示画面の編集指示を表示画面生成部62に入力する。なお、診療支援装置12へのログインの要求も要求受付部61が受け付け、ログイン処理部(図示しない)が医療スタッフID及びパスワードの確認等のログイン処理を実行する。
表示画面生成部62は、クリニカルフロー画面81等の各種表示画面を生成または編集する。本実施形態においては、表示制御部66は、新たな表示画面の配信要求があった場合に、その表示画面を表すXMLデータを生成し、かつ、表示画面の編集要求があった場合には、その要求内容に応じて先に作成したXMLデータを編集する。表示画面生成部62は、必要に応じてサーバ群13にアクセスし、表示画面の生成または編集に使用する診療プロセス等に関する情報を取得する。なお、表示画面生成部62は、サーバ群13へのアクセス頻度を低減するために、サーバ群13から取得した診療プロセス等に関する情報の一部または全部を保持しておくことができる。なお、ログイン処理部がログイン処理を正常に完了した場合、表示画面生成部62は、ログイン後最初に表示する初期画面71(図7参照)を生成する。また、初期画面71の作成または編集する際には、表示画面生成部62は、初期画面71の生成または編集に必要な情報を、サーバ群13、クライアント端末11、または、その他の診療支援システム10と連携する装置もしくはシステムから取得する。
診療プロセス検索部63は、要求受付部61から指示があった場合に、類似患者の診療プロセスを検索処理する。具体的には、所定条件を満たす複数名の患者から選択された1人の選択患者に対応する診療プロセスと、この選択患者とは異なる(別の)患者の診療プロセスとを比較し、選択患者と診療プロセスの類似度が高い患者(類似患者)に対応する診療プロセスを検索する。
診療プロセス検索部63は、要求受付部61から検索処理の指示を受け付けた場合、選択患者に対応する診療プロセス等に関する情報(本実施形態では、診療プロセスを構成する診療データ)を取得する。なお、このような情報(診療データ)について、診療プロセス検索部63が診療プロセス等に関する情報を使用する場合は、表示画面生成部62が表示画面の生成、編集、及び/または更新に使用するために、診療支援装置12に保持しているものを使用してもよいし、サーバ群13から直接取得してもよい。
そして、診療プロセス検索部63は、このようにして取得した情報(以下、診療データ)のうち、検索条件として設定された診療データを用いて、選択患者の診療データと類似度の高い診療データを含む類似患者の検索処理を実行する。検索処理では、例えば、検索条件として設定された診療データの項目が病名である場合、選択患者との病名同士が比較される。そして、病名の項目について、選択患者の診療データと過去の診療データの比較を行って類似度の高い診療データを有する診療プロセスを検索する。
診療プロセス検索部63は、類似患者の診療プロセスを検索した検索結果を表示画面生成部62に出力する。表示画面生成部62は、診療プロセス検索部63による検索結果をクリニカルフロー画面81などの表示画面に重畳することにより表示画面を更新する。すなわち、選択患者の診療プロセスと、診療プロセス検索部63による検索処理で絞り込まれた類似患者の診療プロセスとが1つの表示画面内に表示される。なお、以下の説明では、上述した検査結果等の情報を表示画面に「重畳することにより表示画面を更新する」ことを、「重畳表示する」、「重畳して表示する」、または、単に「重畳する」、と称する場合がある。
なお、本実施形態では、検索結果等の情報の表示態様が重畳表示する態様である例で説明を行うが、本発明では、選択患者の診療プロセスと、類似患者の診療プロセスとが1つの表示画面内に表示されればよい。このため、選択患者の診療プロセスを表示するウィンドウ内に選択患者の診療プロセスに重畳または並べて類似患者の診療プロセスを表示する態様としてもよい。また、選択患者の診療プロセスを表示するウィンドウとは別に、類似患者の診療プロセスを表示するウィンドウを立ち上げ、このウィンドウを、選択患者の診療プロセスを表示するウィンドウに重畳または並べて表示する態様としてもよい。
上記のように構成する診療支援システム10は、次のように動作する。まず、医療スタッフがクライアント端末11を用いて診療支援システム10にログインした場合、表示画面生成部62は、医療スタッフ毎にした設定等に基づいて、図7に示す初期画面71を生成し、クライアント端末11に提供する。これにより、クライアント端末11は、初期画面71を表示部36の画面に表示する。
初期画面71は、例えば、スケジュール表示欄72、メール表示欄73、リスト表示欄74の3つの表示欄を有する。スケジュール表示欄72及びメール表示欄73の表示内容は、クライアント端末11の作動プログラム39の一部であるガジェットエンジンが、クライアント端末11その他の装置またはシステムから情報を得て生成する。また、リスト表示欄74は、本実施形態においては、クリニカルフロー画面81の少なくとも一部を表示する。このため、表示画面生成部62は、内容を含まないスケジュール表示欄72及びメール表示欄73と、クリニカルフロー画面81の内容を含むリスト表示欄74と、を含む初期画面71を生成する。クライアント端末11はガジェットエンジンを用いてスケジュール表示欄72及びメール表示欄73の内容を補充した初期画面71を表示部36の画面に表示する。
なお、表示すべき内容の全部がリスト表示欄74内に収まらない場合、リスト表示欄74に、または、リスト表示欄74の近傍に、リスト表示欄74の表示内容を遷移(いわゆるスクロール)するスクロールバー78及びスクロールバー79を表示する。スクロールバー78は、リスト表示欄74の表示内容を左右方向に遷移し、非表示部分を表示する場合に操作するGUIである。スクロールバー79は、リスト表示欄74の表示内容を上下方向に遷移することにより、非表示部分を表示する場合に操作するGUIである。こうしたGUIの表示及び制御はGUI制御部41が行う。
上記の初期画面71において、例えば、ポインティングデバイス(図示しない)等のGUIを用いて所定のメニュー等の操作をした場合に、要求発行部42は表示画面の配信要求を発行する。こうしたGUI等の操作に基づいて要求発行部42が表示画面の配信要求を発行する動作は、表示画面配信要求ステップを構成する。本実施形態においては、リスト表示欄74に一部を表示したクリニカルフロー画面81の全体を表示するために、クリニカルフロー画面81を表示するための操作を実行する。これにより、要求発行部42は、クリニカルフロー画面81の配信要求を発行する。
要求発行部42が表示画面の配信要求を発行した場合、診療支援装置12においては要求受付部61がその表示画面の配信要求を受け、表示画面生成部62がその表示画面の配信要求に係る表示画面を生成する。表示画面生成部62が、表示画面の配信要求に係る表示画面を生成する動作は、表示画面生成ステップを構成する。本実施形態においては、表示画面生成部62は、サーバ群13等から適宜取得等した診療プロセス等に係る情報を用いて、クリニカルフロー画面81を生成する。
上記のように、クライアント端末11が検索結果の表示要求を発行し、要求受付部61が受け付けた場合、診療プロセス検索部63が検索処理を実行する。クライアント端末11が検索結果の表示要求を発行する場合、先ず、クリニカルフロー画面81などの表示画面に表示された複数名の患者から1人の選択患者が選択される。
図8に示すように、本実施形態において生成等するクリニカルフロー画面81は、例えば、患者列C01、3日以内診察結果列C02、7日以内診察結果列C03、患者情報列C04、入院状況列C05、連携情報列C06、及び、入院形態列C07等を有するクリニカルフロー表示欄82を備える。患者列C01は、所定条件を満たす複数名の患者に係るリストを構成する。所定条件とは、例えば、入院患者であること、担当がログインユーザである医療スタッフであること、または、担当がログインユーザである医療スタッフが属するグループ(診療科等)であること、等である。
3日以内診察結果列C02、7日以内診察結果列C03、患者情報列C04、入院状況列C05、連携情報列C06、及び、入院形態列C07は、それぞれ、診療に関する各過程または結果を表示する欄の集合体である。3日以内診察結果列C02、7日以内診察結果列C03、患者情報列C04、入院状況列C05、連携情報列C06、及び、入院形態列C07等(患者列C01以外の列)の各列は、診療プロセスを表示する診療プロセス列を構成する。なお、クリニカルフロー表示欄82は、初期画面71におけるリスト表示欄74と同様に、スクロール操作等により、非表示部分を表示することができる。
クリニカルフロー表示欄82のうち、2行目以降の各行は、各患者の識別情報と、その患者の診療プロセスと、を対応付けた、いわゆるクリニカルフローを構成する。図9及び図10においては、L02行に示す「山羊 太郎」とL03行に示す「山羊 二郎」の2名の患者について、それぞれのクリニカルフローを例示している。また、各患者のクリニカルフローに含む診療プロセスは、各診療プロセスが含む項目ごと(例えば診療データごと)に表示する。
また、各患者のクリニカルフローに含む診療プロセスは、各診療プロセスが含む項目ごと(例えば診療データごと)に表示する。図9に示すように、患者列C01には、患者名、患者識別情報、生年月日、年齢などの他、性別を示す図柄83、高齢者であることを示す図柄84が付されている。また、3日以内診察結果列C02、7日以内診察結果列C03には、3日または7日に以内に何等かの診察結果が出たことを示す図柄が付加されており。「山羊 太郎」の場合、3日以内に退院困難であることを示す図柄85、7日以内に家族面談またはカンファレンスが実施されたことを示す図柄86が付されている。また、患者情報列C04には、診療科名や病名が入力されている。
図10に示すように、入院状況列C05には、入院の日付、日数の他、患者の容態を示す図柄87が付されている。図柄87は、例えば、患者の容態の重篤度を長方形枠内の円の数で示すものである。また、図柄87は、重要な診療データを示すものであるため、他の診療データとは異なる表示態様で表示されている。なお、図8及び図10においては作図の都合上、表示態様の違いをハッチングの有無で表しているが、これに限らず、図柄87について異なる色を使用する等、重要な診療データと他の診療データとを区別できる表示態様であればよい。また、連携情報列C06は、他の施設と連携して診療を行っている場合、その施設名が入力されている。また、入院形態列C07では、入院時の状況を示す図柄、入院前住まいなどの情報が入力されている。「山羊 太郎」の場合、は救急車搬送などによる緊急入院であることを示す図柄88が付されている。
本実施形態では、患者列C01に表示された複数名の患者からいずれか1人が選択患者として選択される。図8に示す例では、複数名の患者から「山羊 太郎」が、ポインティングデバイスによるボタンのクリック操作等で選択されている状態を示している。また、選択患者であることを示すために、患者列C01の中で「山羊 太郎」の表示欄だけが異なる表示態様によって表示されている。なお、図8においては作図の都合上、表示態様の違いをドット模様の有無で表しているが、これに限らず、表示欄について異なる色を使用する、または表示欄を囲む枠の太さを変える等、選択患者と他の患者とを区別できる表示態様であればよい。
図8に示すような選択患者が選択された状態から、ユーザーは検索処理の入力操作を行う。検索処理の入力操作は、例えば、検索ボタン89をクリック操作することにより行われる。検索処理の入力操作が行われた場合、クライアント端末11は、検索結果の表示要求を発行する。検索結果の表示要求には、表示画面で選択されている選択患者の情報を含む。
要求受付部61は、クライアント端末11から検索結果の表示要求を受け付けると、選択患者の情報と、類似患者の診療プロセスを検索処理する指示を診療プロセス検索部63に入力する。図8に示す例では、選択患者として選択されている「山羊 太郎」の情報
と、検索処理する指示が診療プロセス検索部63に入力されることになる。この場合、診療プロセス検索部63は「山羊 太郎」に対応する診療プロセスを構成する診療データを取得する。そして、診療プロセス検索部63は、検索条件として設定された診療データと類似度が高い診療データを含む診療プロセスを検索する検索処理を実行する。なお、この場合、検索対象となるのは、選択患者と同様の所定条件を満たす患者の診療プロセスである。
図8に示す例では、検索条件として予め設定された診療データの項目が病名である。そして、選択患者である「山羊 太郎」の診療データと、過去に蓄積された診療データの比較を行い、病名の項目について、「腎不全」と類似度の高い診療データを有する診療プロセスを検索する。
なお、診療データ同士の類似度は、例えば、機械学習の手法によって設定されおり、過去の症例から、診療プロセスが近い病名同士の類似度が高く、診療プロセスが全く異なる病名同士の類似度が低くなる類似度を設定している。類似度を設定する機械学習の方法としては、人工知能(AI(Artificial Intelligence))等を用いることが好ましい。
診療プロセス検索部63は、上記のように検索処理を行った検索結果を表示画面生成部62に入力する。そして、表示画面生成部62が、診療プロセス検索部63による検索結果を表示画面に重畳する。図8に示す例で検索処理を行った場合、図11に示すように、検索処理を行った検索結果90が、クリニカルフロー画面81に重畳して表示される。検索結果90では、病名の類似度の高い順に「富士 一郎」、「山羊 二郎」、「富士 花子」の診療プロセスが表示される。
上記のように、検索結果90がクリニカルフロー画面81に重畳して表示された場合、選択患者である「山羊 太郎」の診療プロセスと、検索処理で絞り込まれた類似患者である「富士 一郎」、「山羊 二郎」、「富士 花子」の診療プロセスとが1つの表示画面内に表示されているので、診療プロセスを比較しやすく、未入力や修正が必要な項目がある場合、類似患者の診療データを参考にして、診療プロセスの作成を容易に行うことができる。また、診療プロセスを構成する複数の項目を1つの画面で比較することができるので、例えば、病名が同じでも、入院期間に差がある類似患者を検討から外すというような検討を行うことができるが、従来のように表示画面と検索画面が別になっている場合、検索条件に病名を使用して検索処理を実行した後、検索条件を入院期間に変えて再度検索処理を実行しなければならないということが起こり、非常に手間が掛かる。
また、クリニカルフロー画面81を表示したまま、表示要求の入力操作および検索結果の表示を行うことができるため、従来のように検索画面から診療プロセスに関する画面の切り替えや、閲覧したい画面を探すなどの手間を省くことができる、さらにまた、診療データを図柄にしたものや、重要な診療データについては異なる表示態様で表示させているため、医師が診療結果などを容易に認識しやすく、診療プロセスの比較を短時間で容易に行うことができる。
[第2実施形態]
上記第1実施形態においては、予め設定された検索条件を用いて検索処理を行っているが、図12に示すように、診断支援装置は、検索条件を設定する検索条件設定部91を備え、検索条件設定部91により設定する検索条件を表示画面内に表示してユーザーが入力を行うようにしてもよい。この場合、表示画面生成部62が、検索条件設定部91により設定する検索条件を表示画面に重畳する。例えば、図13に示すように、クリニカルフロー画面81に重畳して検索条件92を表示させる。
検索条件92は、上記第1実施形態と同様に選択患者を選択した後、選択患者を選択したときとは異なる入力操作、例えばポインティングデバイスによる右クリック操作等を行った場合にクリニカルフロー画面81に重畳表示される。ユーザーは、クリニカルフロー画面81に表示された検索条件92を編集して、診療プロセス検索部63により検索処理をする際の検索条件を設定することができる。
図13に示す例では、検索条件92の各項目が初期状態で入力済みとなっており、この初期状態では、選択患者である「山羊 太郎」の全ての診療データ、すなわち、患者列C01、3日以内診察結果列C02、7日以内診察結果列C03、患者情報列C04、入院状況列C05、連携情報列C06、及び、入院形態列C07等の情報が入力されている。ユーザーは、クライアント端末11のポインティングデバイスによるクリック操作等でチェックボックス93をオン状態またはオフ状態にしたり、キーボードなどで情報を入力することで検索条件92を編集することができる。そして、ユーザーは、「山羊 太郎」の診療データを全て用いて検索処理を実行したい場合は、初期状態のまま入力操作を終了し、「山羊 太郎」の診療データの一部だけを用いて検索処理を実行したい場合は、チェックボックス93をオフ状態にする等により検索条件92の編集を行う。
以上のように、クライアント端末11で検索条件が入力された後、例えば、検索ボタン89がクリック操作されることにより検索処理の入力操作が完了する。検索処理の入力操作が行われた場合、クライアント端末11は、検索結果の表示要求を発行する。検索条件は、検索結果の表示要求に含まれ、要求発行部42から発行される。なお、検索条件として設定された診療データの項目が複数ある場合、各項目に対して重み付けの値を設定できるようにしてもよい。
重み付けの値を設定可能な項目としては、例えば、所定の検査において、検査値が急激に変化した場合の検査結果を検索条件とし、かつ重み付けの値を設定可能とする。これにより、過去に同様の検査結果が出た類似患者を検索して、将来行う予定の診療プロセスに活用することができる。また、検査値の急激な変化とまでは判断されないものの、今後急激に変化しそうな予兆を検出する機能を備え、このような予兆を検出した場合は、例えば、「検査値XXが急激に変化しそうな予兆がありますので、該当する検索条件YYに重み付けの値を設定して、類似患者の検索を実施することをお奨めします。」という内容を音声や画面への表示で自動的に警告できるようにしてもよい。このような警告により、患者の急変を予測して、事前に対処することができる。なお、この場合、例えば、過去に検査値が急激に変化した症例から、予兆となる条件を機械学習の手法で取得し、この条件に一致する検査結果を検出できるようにする。
要求受付部61は、クライアント端末11から検索結果の表示要求を受け付けると、クライアント端末11から検索結果の表示要求とともに発行された検索条件を検索条件設定部91に入力する。これにより、診療プロセス検索部63により検索をする際の検索条件が設定される。以降は、クライアント端末11から検索結果の表示要求を受け取る毎に検索条件が更新される。診療プロセス検索部63は、検索条件設定部91により設定された検索条件を用いて検索処理を実行する。そして、上記第1実施形態と同様に検索結果を取得し、クリニカルフロー画面81等の表示画面に表示することができる。
上記のように、検索条件92がクリニカルフロー画面81に重畳され、同じ画面内でユーザーが編集することができるため、画面の切り替えや、検索画面を探すなどの手間を省くことができる。また、診療プロセスの各項目に対して重み付けの値を設定し、全体の類似度が同等の診療プロセスが複数ある場合、重み付けの値が高く設定された項目の類似度が高い診療データを含む診療プロセスを検索結果の上位に表示してもよい。
[第3実施形態]
上記各実施形態では、類似患者の診療プロセスを検索処理した後、表示画面に重畳して検索結果を表示しているが、検索処理の後に実行する処理としては、検索結果の表示に限らず、図14に示すように、選択患者の診療プロセスにおいて、将来行う予定の診療の過程を予測し、予測結果94を表示画面に表示してもよい。なお、予測方法としては、上記各実施形態と同様に検索処理を行い、選択患者の診療プロセスとの類似度が高い類似患者の診療プロセスに含まれる診療データを予測結果94として用いる。なお、本実施形態では、検索処理の実行前は、図8に示すクリニカルフロー画面81と同じ状態となっている。図8に示す例では、選択患者である「山羊 太郎」の診療プロセスにおいて連携情報列C06の表示欄が空欄となっている。
そして、上記各実施形態と同様に検索処理を実行すると、検索結果90とともに、空欄となっていた連携情報列C06の表示欄に予測結果94を入力する。図14に示す例では、選択患者である「山羊 太郎」の診療プロセスとの類似度が最も高い「富士 一郎」の診療プロセスは、連携情報列C06の表示欄が空欄となっているため、その次に類似度の高い「山羊 二郎」の診療プロセスに含まれる連携情報列C06の診療データを予測結果94として用いている。
また、図14に示す例では、予測結果94であることが認識できるように、連携情報列C06の表示欄が異なる表示態様によって表示されている。なお、図14においては作図の都合上、表示態様の違いを網掛け模様の有無で表しているが、これに限らず、予測結果の表示欄と他の表示欄とを区別できる表示態様であればよい。
また、診療プロセスの予測結果としては、図14に示す例のように表示欄の空欄を埋めるものだけではなく、図15に示す例のように、タイムライン95を予測結果として表示させてもよい。タイムライン95は、上記各実施形態と同様の検索処理の実行後、表示画面に重畳して表示される。タイムライン95は、選択患者について、その選択患者の診療プロセスの一部または全部を時系列順に表示するものある。図15に示す例では、予測結果としてのタイムライン95が、検索結果90とともに、クリニカルフロー画面81に重畳して表示される。タイムライン95は、図14に示す例の予測結果94と同様に、選択患者の診療プロセスとの類似度が高い類似患者の診療プロセスに含まれる診療データに基づいて作成される。
また、診療プロセスの予測結果としては、図14及び図15に示す例に限らず、選択患者の退院先を予測するものでもよい。退院先の予測方法としては、例えば、選択患者の診療プロセスとの類似度が高い類似患者の診療プロセスに含まれる診療データの中に退院先のデータがある場合、これを予測結果として用いる。
上記各実施形態において、GUI制御部41、要求発行部42、要求受付部61、表示画面生成部62、診療プロセス検索部63、及び、検索条件設定部91等といった各種の処理を実行する処理部(processing unit)のハードウェア的な構造は、次に示すような各種のプロセッサ(processor)である。各種のプロセッサには、ソフトウエア(プログラム)を実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサであるCPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)、FPGA (Field Programmable Gate Array) などの製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)、各種の処理を実行するために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路などが含まれる。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合せ(例えば、複数のFPGAや、CPUとFPGAの組み合わせ、またはCPUとGPUの組み合わせ等)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントやサーバなどのコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウエアの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)などに代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子などの回路素子を組み合わせた形態の電気回路(circuitry)である。
10 診療支援システム
11 クライアント端末
12 診療支援装置
13 サーバ群
14 ネットワーク
21 電子カルテサーバ
21A カルテデータベース
22 画像サーバ
22A 画像データベース
23 レポートサーバ
23A レポートデータベース
32 メモリ
33 ストレージ
34 通信部
35 接続回路
36 表示部
37 操作部
39 作動プログラム
41 GUI制御部
42 要求発行部
52 メモリ
53 ストレージ
54 通信部
55 接続回路
59 作動プログラム
61 要求受付部
62 表示画面生成部
63 診療プロセス検索部
66 表示制御部
71 初期画面
72 スケジュール表示欄
73 メール表示欄
74 リスト表示欄
78 スクロールバー
79 スクロールバー
81 クリニカルフロー画面
81 表示画面
82 クリニカルフロー表示欄
83,84,85,86,87,88 図柄
89 検索ボタン
90 検索結果
91 検索条件設定部
93 チェックボックス
94 予測結果
95 タイムライン

Claims (12)

  1. 数の患者について、前記複数の患者の識別情報を第1軸に配置し、前記複数の患者毎の複数の診断プロセスを第1軸と交差する第2軸に配置した第1表示画面を生成する表示画面生成部と、
    前記複数の患者から選択された1人の選択患者に対応する複数の前記診療プロセスと、前記選択患者とは異なる患者の複数の前記診療プロセスとを比較し、前記選択患者と前記診療プロセスの類似度が高い少なくとも1人の類似患者の識別情報と、前記類似患者の前記診療プロセスを検索する診療プロセス検索部とを備え、
    前記表示画面生成部は、前記類似患者の識別情報を前記第1軸に、前記類似患者の前記診療プロセスを前記第2軸に配置した第2表示画面を前記第1表示画面内に表示する
    診療支援装置。
  2. 前記第2画面を含む前記第1表示画面には、前記選択患者の識別情報および前記選択患者の診療プロセスが表示され、前記選択患者の診療プロセスの入力又は修正の少なくともいずれかを受け付けることができる、
    請求項1記載の診療支援装置。
  3. 前記第2表示画面を含む前記第1表示画面における前記選択患者の複数の診療プロセスの順番と、前記第2表示画面における前記類似患者の複数の診療プロセスの順番は、同一である、
    請求項1または2記載の診療支援装置。
  4. 前記診療プロセス検索部により検索をする際の検索条件を設定し、前記診療プロセス検索部に入力する検索条件設定部を備え、
    前記表示画面生成部は、前記検索条件設定部により設定する前記検索条件を前記表示画面内に表示する請求項1ないし3のいずれか1項記載の診療支援装置。
  5. 前記表示画面生成部は、前記診療プロセスを構成する診療データを前記表示画面に表示させ、
    前記検索条件設定部は、前記検索条件として前記診療データを設定し、
    前記診療プロセス検索部は、前記検索条件として設定された診療データと類似度が高い診療データを含む前記診療プロセスを検索する請求項記載の診療支援装置。
  6. 前記診療プロセス検索部は、機械学習により設定された診療データ同士の類似度を用いて検索を行う請求項記載の診療支援装置。
  7. 前記診療データには、将来行う予定の診療の過程、および過去に行った診療の結果が含まれる請求項または記載の診療支援装置。
  8. 前記表示画面生成部は、前記診療データを示す図柄を生成し、前記表示画面に表示される前記診療データとして前記図柄を表示させる請求項ないしのいずれか1項記載の診療支援装置。
  9. 前記表示画面生成部は、前記診療プロセスのうち、重要な前記診療データについては、他の前記診療データとは異なる表示態様とする請求項ないしのいずれか1項記載の診療支援装置。
  10. 前記診療プロセス検索部による検索結果を用いて前記選択患者の診療の過程を予測する請求項1ないしのいずれか1項記載の診療支援装置。
  11. 前記診療プロセス検索部による検索結果を用いて前記選択患者の前記診療プロセスの一部または全部を時系列順に表示するタイムラインを作成する請求項1ないしのいずれか1項記載の診療支援装置。
  12. 前記診療プロセス検索部による検索結果を用いて前記選択患者の退院先を予測する請求項1ないしのいずれか1項記載の診療支援装置。
JP2018163256A 2018-08-31 2018-08-31 診療支援装置 Active JP6944424B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163256A JP6944424B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 診療支援装置
US16/554,156 US20200075145A1 (en) 2018-08-31 2019-08-28 Medical examination support apparatus
JP2021147805A JP7290696B2 (ja) 2018-08-31 2021-09-10 診療支援装置、診療支援装置の作動方法、診療支援装置の作動プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018163256A JP6944424B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 診療支援装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021147805A Division JP7290696B2 (ja) 2018-08-31 2021-09-10 診療支援装置、診療支援装置の作動方法、診療支援装置の作動プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020035340A JP2020035340A (ja) 2020-03-05
JP6944424B2 true JP6944424B2 (ja) 2021-10-06

Family

ID=69639445

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018163256A Active JP6944424B2 (ja) 2018-08-31 2018-08-31 診療支援装置
JP2021147805A Active JP7290696B2 (ja) 2018-08-31 2021-09-10 診療支援装置、診療支援装置の作動方法、診療支援装置の作動プログラム

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021147805A Active JP7290696B2 (ja) 2018-08-31 2021-09-10 診療支援装置、診療支援装置の作動方法、診療支援装置の作動プログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20200075145A1 (ja)
JP (2) JP6944424B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7308278B2 (ja) * 2019-09-27 2023-07-13 富士フイルム株式会社 診療支援装置、その作動方法及び作動プログラム、並びに診療支援システム

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001118014A (ja) 1999-10-18 2001-04-27 Hitachi Ltd 診療支援システム
JP2003122845A (ja) * 2001-10-09 2003-04-25 Shinkichi Himeno 医療情報の検索システム及びそのシステムを実行するためのプログラム
US20140067420A1 (en) * 2012-08-30 2014-03-06 Fujifilm Corporation Medical support device and system
JP2015203920A (ja) * 2014-04-11 2015-11-16 キヤノン株式会社 類似症例検索システム、類似症例検索方法及びプログラム
JP6293066B2 (ja) * 2015-01-14 2018-03-14 富士フイルム株式会社 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP6295213B2 (ja) * 2015-01-30 2018-03-14 富士フイルム株式会社 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP6540169B2 (ja) 2015-04-03 2019-07-10 日本電気株式会社 分析システム、リハビリテーション支援システム、方法およびプログラム
CN107408284B (zh) * 2015-04-07 2021-11-16 富士胶片株式会社 诊疗辅助装置和其工作方法及记录介质、以及诊疗辅助系统
JP2017215883A (ja) * 2016-06-02 2017-12-07 コニカミノルタ株式会社 患者情報表示装置及び患者情報表示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020035340A (ja) 2020-03-05
US20200075145A1 (en) 2020-03-05
JP7290696B2 (ja) 2023-06-13
JP2021185543A (ja) 2021-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10684742B2 (en) Medical support apparatus, method and system for medical care
JP6280056B2 (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP7049196B2 (ja) 診療支援装置
JP6293066B2 (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP6206674B2 (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP6416570B2 (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP2021184305A (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法、診療支援装置の作動プログラム
JP2016066136A (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
JP7116192B2 (ja) 診療支援装置及び診療支援システム
JP7290696B2 (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法、診療支援装置の作動プログラム
JP2023138684A (ja) 診療支援装置、その作動方法及び作動プログラム、並びに診療支援システム
JP2023115376A (ja) 診療支援装置、その作動方法及び作動プログラム
US20220246300A1 (en) Diagnosis assistance apparatus and diagnosis assistance system
AU2018373209A1 (en) Medical care assistance device, and operation method and operation program therefor
Cândea et al. ArdoCare–a collaborative medical decision support system
JP7181313B2 (ja) 診療支援装置
JP7289923B2 (ja) 診療支援装置
JP2018206446A (ja) 診療支援装置、診療支援装置の作動方法および作動プログラム、並びに診療支援システム
WO2021059624A1 (ja) 診療支援装置
JP2023080303A (ja) カンファレンス支援装置、方法、及びプログラム
CN113035302A (zh) 医用信息处理系统、医用信息处理装置以及医用信息处理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200804

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210506

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210630

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210824

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210910

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6944424

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250