JP6943001B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、装置外面にユーザインタフェース部を備えた電子機器に関する。
電子機器には、装置外面に各種情報を表示する表示部や、各種操作を行う為の操作部に代表されるユーザインタフェース部を備えるものがある。また、この様なユーザインタフェース部が、装置外観を構成する筐体に対して取付固定される場合がある。特許文献1には、その様な電子機器の一例が開示されている。
実開平05−069988号公報
特許文献1に記載の電子機器のように、装置外観を構成する筐体にユーザインタフェース部を取り付けるとともに、装置本体側に制御基板を取り付け、そして両者をケーブルで接続する構成では、装置本体に対する筐体の取り付け位置ずれや、組立後の落下による衝撃等に起因する、装置本体に対する筐体の位置ずれによって、ユーザインタフェース部と制御基板とを接続するケーブルの取り回し状態も変化する。
この場合、制御基板に対するユーザインタフェース部の位置ずれ方向にケーブルが柔軟に変形できれば特段の問題は生じない。しかしながら、ケーブルが特にフレキシブルフラットケーブルのように特定方向(この場合はフラット面及びケーブル長さ方向と交差する方向:以下「変形困難方向」と称する)に変形し難いケーブルの場合に、制御基板に対してユーザインタフェース部が前記変形困難方向に位置ずれすると、ケーブルとユーザインタフェース部との接続部位、或いはケーブルと制御基板との接続部位に好ましくない力が掛かり、場合によってはケーブルがユーザインタフェース部或いは制御基板から抜けてしまう虞もある。
そこで本発明は上記問題に鑑み成されたものであり、その目的は、ユーザインタフェース部と基板とを接続する可撓性部材が特定方向に変形困難な性質を有していても、接続状態を適切に維持することのできる電子機器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の第1の態様に係る電子機器は、装置外面に設けられるユーザインタフェース部と、前記ユーザインタフェース部より装置内側に位置し、前記ユーザインタフェース部と電気的に接続される回路基板と、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを接続するフラット状の可撓性部材と、を備え、前記可撓性部材は、前記ユーザインタフェース部から延出して装置内側に向かって湾曲することにより形成される第1湾曲部と、前記第1湾曲部とは湾曲方向が異なるとともに前記回路基板に向かって湾曲する第2湾曲部と、を形成して前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを接続することを特徴とする。
本態様によれば、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを接続するフラット状の可撓性部材は、前記ユーザインタフェース部から延出して装置内側に向かって湾曲することにより形成される第1湾曲部と、前記第1湾曲部とは湾曲方向が異なるとともに前記回路基板に向かって湾曲する第2湾曲部と、を形成して前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを接続するので、前記ユーザインタフェース部が、前記回路基板に対して前記可撓性部材が変形し難い方向(変形困難方向)に位置ずれした場合でも、前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部の湾曲の度合いが変形困難方向で非均一となることで結果的に前記可撓性部材が全体的に変形困難方向で変形することができる(詳しくは後述する)。その結果、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板との接続状態を適切に維持できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記ユーザインタフェース部とともに装置外面を構成する、前記ユーザインタフェース部が固定される筐体と、前記筐体により覆われる、前記回路基板が固定される本体部と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記ユーザインタフェース部が筐体に固定され、前記回路基板が本体部に固定される為、前記本体部に対する前記筐体の取り付け位置ずれや、組立後の落下による衝撃等に起因して、前記本体部に対する筐体の位置ずれが生じる場合があり、即ち、前記可撓性部材に前記変形困難方向への変形の力が加わる場合がある。しかしながら上述の第1の態様により、前記可撓性部材が全体的に変形困難方向で変形することができるので、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板との接続状態を適切に維持できる。
本発明の第3の態様は、第2の態様において、前記本体部には、前記筐体に固定される前の前記ユーザインタフェース部を仮置きする仮置き部が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記筐体に固定される前の前記ユーザインタフェース部を仮置きする仮置き部が設けられているので、前記ユーザインタフェース部を組み付ける際の作業性が向上する。特に、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを前記可撓性部材で接続した後、前記回路基板を前記本体部に固定する場合には、組み付け前の前記ユーザインタフェース部を安定して保持(仮置き)することができる。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記ユーザインタフェース部の周囲には、前記筐体に対して固定される突出部が設けられ、前記筐体には、前記ユーザインタフェース部を露呈させる開口と、前記開口の内側に形成された、前記突出部が固定される固定部と、が設けられ、前記本体部に前記ユーザインタフェース部が仮置きされるとともに前記筐体が取り付けられた状態において、前記突出部と前記固定部とがずれた位置関係となり、前記ユーザインタフェース部が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となることを特徴とする。
本態様によれば、前記本体部に前記ユーザインタフェース部が仮置きされるとともに前記筐体が取り付けられた状態において、前記突出部と前記固定部とがずれた位置関係となり、前記ユーザインタフェース部が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となるので、前記ユーザインタフェース部を前記筐体に対し作業性容易に固定することができる。
本発明の第5の態様は、第1から第4の態様のいずれかにおいて、前記ユーザインタフェース部は、情報を表示する表示部であることを特徴とする。
本態様によれば、前記ユーザインタフェース部は、情報を表示する表示部である構成において、上述した第1から第4の態様のいずれかと同様な作用効果が得られる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、媒体を読み取る読み取り手段を備えることを特徴とする。
本態様によれば、媒体を読み取る読み取り手段を備える構成において、上述した第1から第5の態様のいずれかと同様な作用効果が得られる。
本発明の第7の態様は、第1から第6の態様のいずれかにおいて、媒体に記録を行う記録手段を備えることを特徴とする。
本態様によれば、媒体に記録を行う記録手段を備える構成において、上述した第1から第6の態様のいずれかと同様な作用効果が得られる。
本発明の第8の態様に係る電子機器の製造方法は、装置外面に設けられるユーザインタフェース部と、前記ユーザインタフェース部と電気的に接続される回路基板と、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを接続するフラット状の可撓性部材と、前記ユーザインタフェース部とともに装置外面を構成する、前記ユーザインタフェース部が固定される筐体と、前記筐体により覆われる、前記回路基板が固定される本体部と、を有する電子機器の製造方法であって、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを前記可撓性部材で接続する工程と、前記回路基板の前記本体部への固定、及び前記本体部に設けられた仮置き部への前記ユーザインタフェース部の仮置きを含む工程と、前記筐体を前記本体部に取り付けて、前記筐体に形成された開口から前記ユーザインタフェース部を露呈させるとともに、前記ユーザインタフェース部の周囲に形成された、前記筐体に対して固定される突出部に対し、前記開口の内側に形成された、前記突出部が固定される固定部をずらした状態とする工程と、前記ユーザインタフェース部を仮置き位置から固定位置に変位させることにより、前記可撓性部材に、前記ユーザインタフェース部から延出して装置内側に向かって湾曲することにより形成される第1湾曲部と、前記第1湾曲部とは湾曲方向が異なるとともに前記回路基板に向かって湾曲する第2湾曲部と、を形成する工程と、前記ユーザインタフェース部の前記突出部を前記固定部に対して固定する工程とを含むことを特徴とする。
本態様によれば、前記ユーザインタフェース部が、前記回路基板に対して前記可撓性部材が変形し難い方向(変形困難方向)に位置ずれした場合でも、前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部の湾曲の度合いが変形困難方向で非均一となることで結果的に前記可撓性部材が全体的に変形困難方向で変形することができる(詳しくは後述する)。その結果、前記ユーザインタフェース部と前記回路基板との接続状態を適切に維持できる。
加えて、前記本体部に前記ユーザインタフェース部が仮置きされるとともに前記筐体が取り付けられた状態において、前記突出部と前記固定部とがずれた位置関係となり、前記ユーザインタフェース部が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となるので、前記ユーザインタフェース部を前記筐体に対し作業性容易に固定することができる。
本発明に係る電子機器の一例である画像読取装置の外観斜視図。 本発明に係る画像読取装置の原稿搬送路を示す側面図。 ユーザインタフェース部と回路基板とが接続された状態を示す斜視図。 ユーザインタフェース部及び回路基板の分解斜視図。 タッチパネルの斜視図。 ユーザインタフェース部と回路基板とが接続された状態のユーザインタフェース部及び回路基板の断面図。 湾曲部を備えていない可撓性部材において、回路基板に対してユーザインタフェース部が変形困難方向に位置ずれを起こした場合の可撓性部材の状態の変化を示す説明図。 湾曲部を備える可撓性部材において、回路基板に対してユーザインタフェース部が変形困難方向に位置ずれを起こした場合の可撓性部材の状態の変化を示す説明図。 湾曲部を備える可撓性部材において、回路基板に対してユーザインタフェース部が変形困難方向に位置ずれを起こした場合の可撓性部材の状態の変化を示す説明図。 画像読取装置の本体部を示す斜視図。 画像読取装置の本体部に回路基板を取りつけ、ユーザインタフェース部を仮置きした状態を示す斜視図。 本体部に筐体を取り付けた状態を示す斜視図。 回路基板に対して、ユーザインタフェース部を仮置き位置に位置させた状態及びユーザインタフェース部を固定位置に位置させた状態を示す側断面図。 本体部においてユーザインタフェース部を固定位置に位置させた状態を示す斜視図。 本体部においてユーザインタフェース部の周囲を覆うカバーパネルを取りつけた状態を示す斜視図。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施例において同一の構成については、同一の符号を付し、最初の実施例においてのみ説明し、以後の実施例においてはその構成の説明を省略する。
図1は本発明に係る電子機器の一例である画像読取装置の外観斜視図であり、図2は本発明に係る画像読取装置の原稿搬送路を示す側面図であり、図3はユーザインタフェース部と回路基板とが接続された状態を示す斜視図であり、図4はユーザインタフェース部及び回路基板の分解斜視図である。
図5はタッチパネルの斜視図であり、図6はユーザインタフェース部と回路基板とが接続された状態のユーザインタフェース部及び回路基板の断面図であり、図7は湾曲部を備えていない可撓性部材において、回路基板に対してユーザインタフェース部が変形困難方向に位置ずれを起こした場合の可撓性部材の状態の変化を示す説明図である。
図8は湾曲部を備える可撓性部材において、回路基板に対してユーザインタフェース部が変形困難方向に位置ずれを起こした場合の可撓性部材の状態の変化を示す説明図であり、図9は湾曲部を備える可撓性部材において、回路基板に対してユーザインタフェース部が変形困難方向に位置ずれを起こした場合の可撓性部材の状態の変化を示す説明図であり、図10は画像読取装置の本体部を示す斜視図であり、図11は画像読取装置の本体部に回路基板を取りつけ、ユーザインタフェース部を仮置きした状態を示す斜視図である。
図12は本体部に筐体を取り付けた状態を示す斜視図であり、図13は回路基板に対して、ユーザインタフェース部を仮置き位置に位置させた状態及びユーザインタフェース部を固定位置に位置させた状態を示す側断面図であり、図14は本体部においてユーザインタフェース部を固定位置に位置させた状態を示す斜視図であり、図15は本体部においてユーザインタフェース部の周囲を覆うカバーパネルを取りつけた状態を示す斜視図である。
また、各図において示すX−Y−Z座標系はX方向が装置幅方向であるとともに用紙幅方向、Y方向が画像読取装置における用紙搬送方向、Z方向がY方向と直交する方向であり、概ね搬送される用紙の面と直交する方向を示している。尚、各図において+Y方向側を装置前面側とし、−Y方向側を装置背面側とする。
■■■実施例■■■■
<<<画像読取装置の概要>>>
図1において、「電子機器」の一例としての画像読取装置10について説明する。画像読取装置10は、本体部12(図10)と、本体部12を覆い、画像読取装置10の外面を構成する筐体14とを備えている。画像読取装置10において筐体14の前面側には、ユーザインタフェース部16が設けられている。ユーザインタフェース部16については後述する。画像読取装置10の前面側において、ユーザインタフェース部16の下方には、排出口18が設けられている。
本体部12の装置背面側端部には、原稿支持部20が設けられている。原稿支持部20は、原稿を傾斜した姿勢で支持することができるように構成されている。原稿支持部20には、複数枚の原稿をセットすることができる。
次いで図2において、画像読取装置10における原稿搬送路22について説明する。図2において、符号Pが付された二点鎖線は、画像読取装置10内において原稿搬送路22に沿って搬送される原稿の案内経路を示している。
本体部12において原稿搬送路22の経路上には、原稿の搬送方向上流側から下流側に向かって、給送ローラー24、分離ローラー26、搬送ローラー対28、「読み取り手段」としての画像読取部30及び排出ローラー対32が設けられている。本実施例において給送ローラー24は、本体部12内に設けられた不図示の駆動源により回転駆動させられる。
分離ローラー26は、給送ローラー24と対向する位置に設けられている。分離ローラー26は、不図示の付勢手段によって給送ローラー24に対して付勢された状態に設けられている。分離ローラー26は、給送ローラー24と分離ローラー26との間に複数枚の原稿が入り込むと、給送されるべき最下位の原稿のみを搬送方向下流側に送るべく複数枚の原稿を分離するように構成されている。原稿支持部20に傾斜した姿勢で支持された原稿は、給送ローラー24と分離ローラー26とにニップされて、搬送方向下流側に配置された搬送ローラー対28に搬送される。次いで、搬送ローラー対28は、給送ローラー24から送られてきた原稿を画像読取部30に向けて送り出す。
画像読取部30は、原稿搬送路22に沿って搬送される原稿の下面、すなわち第1面と対向するように本体部12内に設けられた第1読み取りユニット34Aと、原稿搬送路22に沿って搬送される原稿の上面、すなわち第2面と対向するように本体部12内に設けられた第2読み取りユニット34Bとを備えている。本実施例において、第1読み取りユニット34A及び第2読み取りユニット34Bは読み取りユニットとして構成され、一例として密着型イメージセンサーモジュール(CISM)として構成されている。
搬送ローラー対28により画像読取部30に送られた原稿は、画像読取部30において原稿Pの第1面及び第2面の少なくとも一方の面の画像を読み取られた後、画像読取部30の搬送方向下流側に位置する排出ローラー対32にニップされて排出口18から排出される。
<<<ユーザインタフェース部及び回路基板について>>>
次いで、図3ないし図6においてユーザインタフェース部16及び回路基板36について説明する。ユーザインタフェース部16は、一例として画像読取装置10の情報を表示する表示部として形成されている。本実施例においてユーザインタフェース部16は、基体部38と、タッチパネル40と、LCD(液晶ディスプレー)パネル42とを備えている。本実施例では、位置入力装置としてのタッチパネル40と、表示装置としてのLCDパネル42とを組み合わせてタッチパネル部44を構成している。尚、本実施例におけるタッチパネル40は、抵抗膜方式、静電容量方式、表面弾性波方式等の公知のタッチパネルとして構成されている。
基体部38は、一例として+Z方向に開口する箱状に形成されている。基体部38の底面には開口38a(図6)が設けられている。基体部38の周囲には、基体部38から突出する複数の突出部38bが設けられている。各突出部38bには貫通孔38cが設けられ、後述する締結部材46(図11)を挿入可能に構成されている。
開口38aにはLCDパネル42が表示面を+Z方向側に向けて取り付けられている。さらに、基体部38の上部には、LCDパネル42を覆うようにタッチパネル40が取り付けられている。
回路基板36は、複数の電子部品が取り付けられた電子回路として構成されている。本実施例において回路基板36の外周部には複数の貫通孔36aが形成されている。さらに、回路基板36には、一例として、図4に示すように上面側にタッチパネル用コネクター36b及びLCDパネル用コネクター36cが設けられ、下面側に画像読取部用コネクター36d、36eが設けられている。
図5において、タッチパネル40の−X方向側端部からタッチパネル40における入力情報を伝達するためのフラット状の可撓性部材48が延出されている。本実施例において可撓性部材48は、一例として公知のFPC(フレキシブルプリント回路基板)として構成されている。可撓性部材48の−X方向側の端部は端子部48aとして構成され、端子部48aには、図示しないが複数の端子が設けられている。可撓性部材48の端子部48aを、回路基板36のタッチパネル用コネクター36bに差し込むことにより、タッチパネル40と回路基板36とが電気的に接続される。
同様に、図6に示すようにLCDパネル42の−X方向側端部からもフラット状の可撓性部材50が延出されている。本実施例において可撓性部材48は、一例として公知のFPC(フレキシブルプリント回路基板)として構成されている。可撓性部材50の−X方向側の端部は端子部50aとして構成され、端子部50aには、図示しないが複数の端子が設けられている。可撓性部材50の端子部50aを、回路基板36のLCDパネル用コネクター36cに差し込むことにより、LCDパネル42と回路基板36とが電気的に接続される。
図6および図13の上の図において、可撓性部材48は、ユーザインタフェース部16から回路基板36側(−X方向側)に延出し、装置内側(−Z方向側)に向かって湾曲して第1湾曲部48bを形成し、その後、第1湾曲部48bの湾曲方向と異なる方向である回路基板36側(−X方向側)に向かって湾曲して第2湾曲部48cを形成してタッチパネル用コネクター36bに差し込まれている。
同様に、可撓性部材50は、ユーザインタフェース部16から回路基板36側(−X方向側)に延出し、装置内側(−Z方向側)に向かって湾曲して第1湾曲部50bを形成し、その後、第1湾曲部50bの湾曲方向と異なる方向である回路基板36側(−X方向側)に向かって湾曲して第2湾曲部50cを形成して、LCDパネル用コネクター36cに差し込まれている。
ここで、第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cは、後述するユーザインタフェース部16の固定位置における湾曲度合い(図13の下の図の状態)が完成状態であり、即ち本発明において第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cとは、装置が完全に組み立てられた状態における湾曲部(湾曲状態)を指す。
但し本実施例では、ユーザインタフェース部16の仮置き位置における状態(図6及び図13の上の図の状態)においても、後に完成状態において第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cとなる湾曲が形成されている。以下では説明の便宜上、仮置き状態での湾曲部(完成状態での湾曲度合いとは異なる湾曲部)も含めて第1湾曲部48b、第1湾曲部50b、第2湾曲部48c、第2湾曲部50cと称することとする。
ここで、可撓性部材48、50に設けられた湾曲部の作用効果を説明するために、可撓性部材48を例として可撓性部材48において第1湾曲部48b及び第2湾曲部48cを備えない構成における課題を図7を参照して説明する。図7の上の図において、タッチパネル40から回路基板36側(−X方向側)に延出した可撓性部材48は、湾曲せずにX軸方向に沿ってまっすぐに延びてタッチパネル用コネクター36bに差し込まれている。
ここで、FPCやFFC等のフラット状の可撓性部材は、フラット面や可撓性部材の長さ方向においては、柔軟に変形するが、フラット面及び可撓性部材の長さ方向(図7の上の図においてX軸方向)と交差する方向である可撓性部材の幅方向(図7の上の図においてY軸方向)では、柔軟な変形が困難であり、無理に変形させようとすると、FPCやFFC等のケーブル内部の配線の一部が断線を起こす場合がある。
図7の下の図のように、回路基板36に対してタッチパネル40(ユーザインタフェース部16)が可撓性部材の変形困難方向であるY軸方向(図7の下の図では−Y方向)に位置ずれを起こした場合、可撓性部材48はタッチパネル40の変位方向への変形が困難であることから、可撓性部材48に好ましくない力が作用する。その結果、可撓性部材48には、好ましくない力により変形困難方向において無理な変形が生じる場合や、可撓性部材48の端子部48aがタッチパネル用コネクター36bから抜け出る場合がある。尚、図7の下の図において符号40−1が付された二点鎖線部は位置ずれ前のタッチパネル40の位置を示している。
次いで、可撓性部材48、50に設けられた湾曲部の作用効果について可撓性部材48を例として図8及び図9を参照して説明する。尚、図8及び図9の各上の図は、タッチパネル40が回路基板36に対して位置ずれを起こす前の状態を示したものであり、図8及び図9の各下の図は、タッチパネル40が回路基板36に対して位置ずれを起こした後の状態を示したものである。
図8の上の図及び図9の上の図において、タッチパネル40から回路基板36側(−X方向側)に延出した可撓性部材48は、タッチパネル40から回路基板36までの経路において第1湾曲部48b及び第2湾曲部48cを形成して回路基板36に接続されている。
ここで、図8の下の図及び図9の下の図において、回路基板36に対してタッチパネル40(ユーザインタフェース部16)が可撓性部材の変形困難方向であるY軸方向(図8及び図9の各下の図では−Y方向)に位置ずれを起こした場合、第1湾曲部48bの+Y方向側端部が−X方向側にせり出すとともに−Y方向側端部が+X方向側に後退する。一方、第2湾曲部48cでは、+Y方向側端部が−X方向側に後退するとともに−Y方向側端部が+X方向側にせり出す。尚、回路基板36に対してタッチパネル40が上記説明と反対の方向である+Y方向に位置ずれを起こした場合は、第1湾曲部48b及び第2湾曲部48cの変形状態は上記説明と逆の変形状態となる。
したがって、第1湾曲部48bにおいて+Y方向側では湾曲度合いが大きくなり、−Y方向側では湾曲度合いが小さくなる。対照的に第2湾曲部48cでは+Y方向側では湾曲度合いが小さくなり、−Y方向側では、湾曲度合いが大きくなる。つまり、第1湾曲部48b及び第2湾曲部48cにおいて、変形困難方向であるY軸方向の湾曲度合いが非均一となることで、Y軸方向におけるタッチパネル40(ユーザインタフェース部16)と回路基板36との位置ずれを許容することができる。
これにより、可撓性部材48をY軸方向に無理に変形させないことから、ケーブル内の配線の断線や端子部48aがタッチパネル用コネクター36bから抜け出ることを抑制、あるいは防止できる。尚、説明では、可撓性部材48を例としたが、可撓性部材50においても第1湾曲部50b及び第2湾曲部50cが形成されており、可撓性部材48の第1湾曲部48b及び第2湾曲部48cと同様にY軸方向におけるタッチパネル40(ユーザインタフェース部16)と回路基板36との位置ずれを許容することができる。
<<<画像読取装置の組立方法について>>>
次いで、図10ないし図15を参照して、画像読取装置10の組立方法について説明する。第1の工程として、図3に示すように、ユーザインタフェース部16を構成するタッチパネル40及びLCDパネル42をそれぞれ可撓性部材48、50により回路基板36と電気的に接続する。
ここで、図10において、本体部12の+Z方向側端部には、回路基板固定部52が設けられている。回路基板固定部52は、複数の取付部52aと、仮置き部52bとを備えている。取付部52aは、回路基板固定部52において回路基板36の外周部に設けられた複数の貫通孔36aに対応するように設けられている。取付部52aは、締結部材46(図11)と係合可能に構成されている。仮置き部52bは、ユーザインタフェース部16をY軸方向に沿った姿勢(傾斜した姿勢)で支持するように構成されている。
回路基板固定部52の+Y軸方向側端部には、本体部12内部の画像読取部30から延出された第1ケーブル54及び第2ケーブル56の端部がそれぞれ配置されている。本実施例において、第1ケーブル54及び第2ケーブル56は一例としてFFC(フレキシブルフラットケーブル)として構成したが、FPC等で構成してもよい。
次いで、第2の工程として、図11に示すように、本体部12の回路基板固定部52に取付部52aと貫通孔36aとの位置が合うように回路基板36を配置する。貫通孔36aに締結部材46を挿入し、締結部材46を取付部52aに対して締め付ける。これにより、回路基板36が回路基板固定部52に対して固定される。尚、締結部材46は、一例としてねじとして構成されているが、ボルト等であってもよい。
回路基板固定部52に固定された回路基板36の画像読取部用コネクター36dに第1ケーブル54を差込むとともに画像読取部用コネクター36eに第2ケーブル56を差込み、画像読取部30と回路基板36とを電気的に接続する。仮置き部52bには、ユーザインタフェース部16をY軸方向に沿った姿勢で仮置きする。尚、X軸方向において仮置き部52bにユーザインタフェース部16を仮置きした位置を仮置き位置とする。
第3の工程として、図12に示すように、筐体14を本体部12の+Z方向側端部を覆うように本体部12に取り付ける。ここで、筐体14には、筐体14を本体部12に装着した際、仮置きされたユーザインタフェース部16を装置外側に露呈させる開口14aが設けられている。開口14aの内側には、複数の固定部14bが設けられている。筐体14が本体部12に対して装着されると、開口14a内に位置するユーザインタフェース部16は開口14aを通して露呈する。一方、回路基板36は筐体14により覆われる。
ここで、ユーザインタフェース部16は、回路基板固定部52の仮置き部52bに仮置きされた状態であるので、基体部38の突出部38bの位置が、固定部14bに対して−X方向側にずれた位置にある。
次いで、図13及び図14において第4の工程として、ユーザインタフェース部16を仮置き位置から+X方向側にずらす。図13に示すようにユーザインタフェース部16を仮置き位置から+X方向側にずらすと、可撓性部材48の第1湾曲部48b及び第2湾曲部48cにおける湾曲度合いは緩やかになるが、ユーザインタフェース部16と回路基板36とのY軸方向における位置ずれを許容できる程度に湾曲度合いは維持されている。可撓性部材50の第1湾曲部50b及び第2湾曲部50cについても同様である。
図14に示すようにユーザインタフェース部16を仮置き位置から+X方向側にずらすと、X軸方向において基体部38の突出部38bと固定部14bとが重なる。この位置をユーザインタフェース部16の固定位置とする。ここで第5の工程として、締結部材58を突出部38bの貫通孔38cに通して固定部14bに締め付けることで、ユーザインタフェース部16が筐体14に固定される。尚、締結部材58は、一例としてねじとして構成されているが、ボルト等であってもよい。
次いで、図15において、第6の工程として筐体14の開口14aに対してカバーパネル60を取り付ける。カバーパネル60は開口14aを覆うサイズに構成されている。カバーパネル60は、筐体14の前面側から+Y軸方向から−Y軸方向(図15の矢印方向)に沿ってスライドさせて筐体14に取り付ける。これにより、ユーザインタフェース部16のタッチパネル40のみが露呈し、基体部38はカバーパネル60により覆われる。さらに、カバーパネル60を筐体14に取りつけることで、装置前面側における段差や隙間を減らすことができ、装置の美観を向上させることができる。
<<<実施例の変更例>>>
(1)本実施例においてユーザインタフェース部16は、タッチパネル40を備えるタッチパネル部44として構成したが、位置入力装置としてのタッチパネル40の代わりに、操作を入力するボタン、或いは操作を入力するボタン等を備える操作パネルであっても良いし、或いは、前記ボタン等に更に表示手段としてのLCDパネル42を備えたパネルをユーザインタフェース部16として構成してもよい。
(2)本実施例において、フラット状の可撓性部材48、50は、一例としてFPC(フレキシブルプリント回路基板)として構成したが、FFC(フレキシブルフラットケーブル)ケーブルとして構成してもよい。
(3)本実施例では、電子機器を一例として画像読取装置10として構成したが、この構成に代えて、例えば、電子機器を、媒体に記録を行う記録手段としての記録ヘッドを備えた記録装置(プリンター)として構成してもよい。
上記説明をまとめると、画像読取装置10は、装置外面に設けられるユーザインタフェース部16と、ユーザインタフェース部16より装置内側に位置し、ユーザインタフェース部16と電気的に接続される回路基板36と、ユーザインタフェース部16と回路基板36とを接続するフラット状の可撓性部材48、50と、を備え、可撓性部材48、50は、ユーザインタフェース部16から延出して装置内側に向かって湾曲することにより形成される第1湾曲部48b、50bと、第1湾曲部48b、50bとは湾曲方向が異なるとともに回路基板36に向かって湾曲する第2湾曲部48c、50cと、を形成してユーザインタフェース部16と回路基板36とを接続する。
上記構成によれば、ユーザインタフェース部16と回路基板36とを接続するフラット状の可撓性部材48、50は、ユーザインタフェース部16から延出して装置内側に向かって湾曲することにより形成される第1湾曲部48b、50bと、第1湾曲部48b、50bとは湾曲方向が異なるとともに回路基板36に向かって湾曲する第2湾曲部48c、50cと、を形成してユーザインタフェース部16と回路基板36とを接続するので、ユーザインタフェース部16が、回路基板36に対して可撓性部材48、50が変形し難い方向(変形困難方向)であるY軸方向に位置ずれした場合でも、第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cの湾曲の度合いが変形困難方向であるY軸方向において非均一となることで結果的に可撓性部材48、50が全体的に変形困難方向で変形することができる。その結果、第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cが、変形困難方向であるY軸方向におけるユーザインタフェース部16と回路基板36との位置ずれを許容するので、ユーザインタフェース部16と回路基板36との接続状態を適切に維持できる。
画像読取装置10は、ユーザインタフェース部16とともに装置外面を構成する、ユーザインタフェース部16が固定される筐体14と、筐体14により覆われる、回路基板36が固定される本体部12と、を有する。
上記構成によれば、ユーザインタフェース部16が筐体14に固定され、回路基板36が本体部12に固定される為、本体部12に対する筐体14の取り付け位置ずれや、組立後の落下による衝撃等に起因して、本体部12に対する筐体14の位置ずれが生じる場合があり、即ち、可撓性部材48、50に変形困難方向への変形の力が加わる場合がある。しかしながら、可撓性部材48、50が全体的に変形困難方向で変形することができ、第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cが、変形困難方向であるY軸方向におけるユーザインタフェース部16と回路基板36との位置ずれを許容するので、ユーザインタフェース部16と回路基板36との接続状態を適切に維持できる。
本体部12には、筐体14に固定される前のユーザインタフェース部16を仮置きする仮置き部52bが設けられている。この構成によれば、ユーザインタフェース部16を組み付ける際の作業性が向上する。特に、ユーザインタフェース部16と回路基板36とを可撓性部材48、50で接続した後、回路基板36を本体部12に固定する場合には、組み付け前のユーザインタフェース部16を安定して保持(仮置き)することができる。
ユーザインタフェース部16の周囲には、筐体14に対して固定される突出部38bが設けられ、筐体14には、ユーザインタフェース部16を露呈させる開口14aと、開口14aの内側に形成された、突出部38bが固定される固定部14bと、が設けられ、本体部12にユーザインタフェース部16が仮置きされるとともに筐体14が取り付けられた状態において、突出部38bと固定部14bとがずれた位置関係となり、ユーザインタフェース部16が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となる。
上記構成によれば、本体部12にユーザインタフェース部16が仮置きされるとともに筐体14が取り付けられた状態において、突出部38bと固定部14bとがずれた位置関係となり、ユーザインタフェース部16が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となるので、ユーザインタフェース部16を筐体14に対し作業性容易に固定することができる。
ユーザインタフェース部16は、情報を表示する表示部である。画像読取装置10は、媒体を読み取る読み取り手段である画像読取部30を備える。或いは、電子機器は、媒体に記録を行う記録手段である記録ヘッドを備える記録装置(プリンター)である。
電子機器の一例である画像読取装置10の製造方法は、装置外面に設けられるユーザインタフェース部16と、ユーザインタフェース部16と電気的に接続される回路基板36と、ユーザインタフェース部16と回路基板36とを接続するフラット状の可撓性部材48、50と、ユーザインタフェース部16とともに装置外面を構成する、ユーザインタフェース部16が固定される筐体14と、筐体14により覆われる、回路基板36が固定される本体部12と、を有する画像読取装置10の製造方法であって、ユーザインタフェース部16と回路基板36とを可撓性部材48、50で接続する工程と、回路基板36の本体部12への固定、及び本体部12に設けられた仮置き部52bへのユーザインタフェース部16の仮置きを含む工程と、筐体14を本体部12に取り付けて、筐体14に形成された開口14aからユーザインタフェース部16を露呈させるとともに、ユーザインタフェース部16の周囲に形成された、筐体14に対して固定される突出部38bに対し、開口14aの内側に形成された、突出部38bが固定される固定部14bをずらした状態とする工程と、ユーザインタフェース部16を仮置き位置から固定位置に変位させることにより、可撓性部材48、50に、ユーザインタフェース部16から延出して装置内側に向かって湾曲することにより形成される第1湾曲部48b、50bと、第1湾曲部48b、50bとは湾曲方向が異なるとともに回路基板36に向かって湾曲する第2湾曲部48c、50cと、を形成する工程と、ユーザインタフェース部16の突出部38bを固定部14bに対して固定する工程とを含む。
上記構成によれば、ユーザインタフェース部16が、回路基板36に対して可撓性部材48、50が変形し難い方向(変形困難方向)であるY軸方向に位置ずれした場合でも、第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cの湾曲の度合いが変形困難方向であるY軸方向で非均一となることで結果的に可撓性部材48、50が全体的に変形困難方向で変形することができる。その結果、第1湾曲部48b、50b及び第2湾曲部48c、50cが、変形困難方向であるY軸方向におけるユーザインタフェース部16と回路基板36との位置ずれを許容するので、ユーザインタフェース部16と回路基板36との接続状態を適切に維持できる。加えて、本体部12にユーザインタフェース部16が仮置きされるとともに筐体14が取り付けられた状態において、突出部38bと固定部14bとがずれた位置関係となり、ユーザインタフェース部16が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となるので、ユーザインタフェース部16を筐体14に対し作業性容易に固定することができる。
尚、本発明は上記実施例に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
10…画像読取装置、12…本体部、14…筐体、14a、38a…開口、14b…固定部、16…ユーザインタフェース部、18…排出口、20…原稿支持部、22…原稿搬送路、24…給送ローラー、26…分離ローラー、28…搬送ローラー対、30…画像読取部、32…排出ローラー対、34A…第1読み取りユニット、34B…第2読み取りユニット、36…回路基板、36a、38c…貫通孔、36b…タッチパネル用コネクター、36c…LCDパネル用コネクター、36d、36e…画像読取部用コネクター、38…基体部、38b…突出部、40、40−1…タッチパネル、42…LCDパネル、44…タッチパネル部、46、58…締結部材、48、50…可撓性部材、48a、50a…端子部、48b、50b…第1湾曲部、48c、50c…第2湾曲部、52…回路基板固定部、52a…取付部、52b…仮置き部、54…第1ケーブル、56…第2ケーブル、60…カバーパネル、P…原稿

Claims (7)

  1. 装置外面に設けられるユーザインタフェース部と、前記ユーザインタフェース部より装
    置内側に位置し、前記ユーザインタフェース部と電気的に接続される回路基板と、
    前記ユーザインタフェース部と前記回路基板とを接続するフラット状の可撓性部材と、
    を備え、
    前記可撓性部材は、前記ユーザインタフェース部から延出して装置内側に向かって湾曲
    することにより形成される第1湾曲部と、前記第1湾曲部とは湾曲方向が異なるとともに
    前記回路基板に向かって湾曲する第2湾曲部と、を形成して前記ユーザインタフェース部
    と前記回路基板とを接続しており、
    前記ユーザインタフェース部が、前記回路基板に対して変形困難方向に位置ずれした場
    合、前記第1湾曲部及び前記第2湾曲部の湾曲の度合いが前記変形困難方向で非均一とな

    ことを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器において、前記ユーザインタフェース部とともに装置外面を
    構成する、前記ユーザインタフェース部が固定される筐体と、
    前記筐体により覆われる、前記回路基板が固定される本体部と、を有する、
    ことを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器において、前記本体部には、前記筐体に固定される前の前記
    ユーザインタフェース部を仮置きする仮置き部が設けられている、
    ことを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器において、前記ユーザインタフェース部の周囲には、前記筐
    体に対して固定される突出部が設けられ、
    前記筐体には、前記ユーザインタフェース部を露呈させる開口と、
    前記開口の内側に形成された、前記突出部が固定される固定部と、が設けられ、
    前記本体部に前記ユーザインタフェース部が仮置きされるとともに前記筐体が取り付け
    られた状態において、前記突出部と前記固定部とがずれた位置関係となり、前記ユーザイ
    ンタフェース部が仮置き位置から固定位置に変位可能な状態となる、
    ことを特徴とする電子機器。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電子機器において、前記ユーザインタフ
    ェース部は、情報を表示する表示部である、
    ことを特徴とする電子機器。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の電子機器において、媒体を読み取る読み
    取り手段を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の電子機器において、媒体に記録を行う記
    録手段を備える、
    ことを特徴とする電子機器。
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