JP2008294272A - 基板組立体とこの基板組立体を備えた画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板ホルダーを容易に回路基板に容易に取付けることができ、基板回路に沿って配設されるクランプ材の取付箇所を減らすことのできる基板組立体とこの基板組立体を備えた画像処理装置を提供する。
【解決手段】基板ホルダー41には、回路基板の端面を支持する第1及び第2縦ホルダー壁43,44と基板ホルダー41とともに基板取付板を挟持する保持板部とを形成している。保持板部は、突出部42aを形成するとともに基板取付板には突出部42aが嵌合する孔33cを形成している。また、基板ホルダー41には回路基板の周囲に配設されているハーネス50を保持するクランプ46,47を形成した。
【選択図】図8

Description

本発明は、電気・電子機器などの回路基板を補強することができる基板ホルダーを使用する基板組立体とこの基板組立体を備えた画像形成装置に関する。
プリンタ装置などの精密な電子機器は、例えば、CPUなどの装置全体の制御部を備えたメイン基板、操作パネル基板、プリンタ駆動部制御用のサブ基板やその他基板を有している。これらの基板は、電子・電気機器内で、電源系統のハーネスや信号系統のハーネス等で接続されている。
通常、回路基板には、基板を支持する基板取付板が設けられている。基板取付板は、回路基板のアースを兼ねることもあり、金属製の板材で形成されている。一方、回路基板にはプリント回路が形成され、このプリント回路には集積回路、トランジスタ、コンデンサーなどの電気・電子部品をプリント回路に半田で取付けられる。それらの部品は、プリント基板に形成された孔に部品の導線(脚部)を貫通させて取付けられ、導線部分が回路基板の裏側から突出するようになる。これらの導線と回路基板を支持する基板取付板とが接触するとショートが生じ、ショートによってプリント回路の焼損による断線や電気・電子部品が破損してしまう。これを防止するため、回路基板と基板取付板との間に隙間を形成している。
図9は、そのような回路基板と基板取付板との間に隙間を形成した基板組立体を示す。
図9に示すように、基板組立体51は、基板取付板52の上面54に回路基板53を配設させている。基板取付板52の上面54には、回路基板53を保持する基板ホルダー55が取付けられている。基板ホルダー55には、基板取付板52の上面54に載置されるようにして、ネジ63によって取付けられる取付板部57が形成されている。この取付板部57から垂直に立ち上がるホルダー部58の一端側には、回路基板53側に折り曲げられた挟持部59が形成されている。挟持部59には、凹部60が形成され、凹部60には回路基板53の端縁部が保持されている。基板取付板52と回路基板53との間には、Xで示す隙間が形成されている。
回路基板53の縁部の基板ホルダー55の近くには、基板用コネクタ61を配設し、基板用コネクタ61には、連結用コネクタ62が着脱可能に配設されている。このように、基板ホルダー55と基板用コネクタ61とを近接して配設したのは、連結用コネクタ62の着脱時に、回路基板53の歪みを防止するためである。すなわち、これらのコネクタ61,62の結合力が比較的大きく、連結用コネクタ62の脱離時には、連結用コネクタ62の引き抜き方向である回路基板53の上方側に、基板用コネクタ61を中心にして回路基板53が歪む。また、連結用コネクタ62の装着時には、連結用コネクタ62の差し込み方向である回路基板53の下方側に、基板用コネクタ61を中心にして回路基板53が歪む。回路基板53が歪むと、歪みによるプリント回路や半田接続部などの破損、接触不良が生じるおそれがある。
また、回路基板53には、電子部品等が取付けられているため、多数の電気ハーネスが引き回されている。このハーネスは、回路基板若しくは装置内部を引き回されている。駆動部の振動などによってハーネスの周りにある被覆材がフレームなどによって摩耗や損傷をしたりして、ハーネスの心材がフレームに接触すると、ショートにより機器に支障を生じるおそれがある。そのため、ハーネスは装置本体内の各部で固定されている。ハーネスの固定手段としては、種々の固定方法がある。例えば、ハーネスの結束部付きクリップは、一端に装置への固定部であるクリップが設けられ他端にハーネスの結束部が設けられ、装置の適当な部位に形成されたクリップ孔にクリップを差し込んで、クリップを固定し、結束部ではハーネスを結束させて固定している。別の固定手段としては、バンドの一端部にワッシャが取付けられているワッシャ付きバンドがあり、ワッシャの孔にビスを差し込んで、装置や機器の適当な場所に形成されたビス孔にワッシャ付きバンドを固定し、折曲げ自在のバンドの部分でハーネスを結束している。
特開2002−280767号 なお、該特許文献1には、基板用シャーシーに対して回路基板の基板ホルダーを簡潔にして容易に取付けできる技術が開示されている。
上述したように、基板ホルダー55と基板用コネクタ61とを近接して設けたのは、連結用コネクタ62の着脱時に、回路基板53の歪みを防止するためである。しかしながら、基板ホルダー55を基板取付板52に組み付けるには、ネジ63によって取付ける必要がある。また、回路基板53に多数配設されている電気ハーネスをクランプするクランプ部材についても、ビスで取付けたりして、ハーネスの引き回し作業に手間がかかっていた。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、基板ホルダーを容易に基板取付板に取付けることができ、さらには、基板回路に沿って配設されるクランプ材の取付個所を減らすことができる基板組立体とこの基板組立体を備えた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の基板組立体は、上記目的を達成するために、回路基板と、該回路基板に対して間隔を空けて配設される基板取付板と、該基板取付板に取付けられ前記回路基板を支持する基板ホルダーとを備えた基板組立体において、前記基板ホルダーには、前記回路基板の端面を支持する基板支持部と該基板支持部とともに前記基板取付板を挟持する保持板部と、前記基板取付板には前記保持板部を係止する係止部を形成するとともに前記保持板部には前記係止部に係止される係合部を形成してなり、前記基板ホルダーを前記回路基板及び前記基板取付板の各々の端面内方へ差し込むようにして、前記係合部を前記係止部に係止させると共に、前記回路基板を前記基板ホルダーによって支持するようにした。
上記基板組立体の前記基板ホルダーには前記回路基板又は該回路基板以外から接続されているハーネスを保持するクランプを形成することができる。
上記基板組立体の前記回路基板には、脱離可能な連結用コネクタが接続される基板用コネクタが配設され、前記基板ホルダーは前記基板用コネクタの近傍に取付けられることができる。
上記基板組立体の前記基板支持部には、前記回路基板の前記基板取付板側の一方の面を支持する第1支持部と、前記回路基板の他方の面を支持し前記第1支持部とともに前記回路基板を挟持する第2支持部とを備え、前記保持板部が前記基板取付板を前記第1支持部及び第2支持部とともに挟持することができる。
上記基板組立体の前記係止部は前記基板取付板に形成された孔であって、前記係合部は前記保持板部の面から面上に突出する傾斜面を有する突部であって、該傾斜面の傾斜を前記基板ホルダーの前記差し込み側を低く形成するようにした。
また、本発明の画像形成装置は、装置本体内の構造部材を制御させる基板組立体を内蔵する画像形成装置であって、該基板組立体が上記組立体に記載された基板組立体から構成されることができる。
本発明の基板組立体の基板ホルダーには、前記基板ホルダーには、前記回路基板の端面を支持する基板支持部と該基板支持部とともに前記基板取付板を挟持する保持板部と、前記基板取付板には前記保持板部を係止する係止部を形成するとともに前記保持板部には前記係止部に係止される係合部を形成してなり、前記基板ホルダーを前記回路基板及び前記基板取付板の各々の端面内方へ差し込むようにして、前記係合部を前記係止部に係止させると共に、前記回路基板を前記基板ホルダーによって支持するようにしたので、容易に基板ホルダーを基板組立体に装着することができる。
また、上記基板組立体の前記基板ホルダーには、前記回路基板又は該回路基板以外から接続されているハーネスを保持するクランプを形成したので、材料費の節約と取付作業の短縮化を図ることができる。
さらに、上記基板組立体の前記回路基板には、脱離可能な連結用コネクタが接続される基板用コネクタが配設され、前記基板ホルダーは前記基板用コネクタの近傍に取付けられるので、連結用コネクタの脱離の際、基板ホルダーが回路基板の歪みを防止することができる。
上記基板組立体の前記係止部は前記基板取付板に形成された孔であって、前記係合部は前記保持板部の面から面上に突出する傾斜面を有する突部であって、該傾斜面の傾斜を前記基板ホルダーの前記差し込み側を低く形成したので、基板ホルダーの組み付け時には、基板ホルダーを装着しやすく、装着後は基板ホルダーが抜けにくくなる。
以下、本発明の実施の形態の基板組立体とこの基板組立体を備えた画像形成装置について、図面を参照しながら説明する
初めに、基板組立体が配設された画像形成装置のシートの流れ方向にそって、画像形成装置の内部構造について簡単に説明する。図1に示すように、画像形成装置1の装置本体2の下部には、給紙カセット3が配置されている。給紙カセット3には、印刷前のシート(図示せず)が積載して収容され、給紙カセット3から1枚ずつ分離されてシートがシート搬送路へ送り出される。給紙カセット3のシート送出側端部には、ピックアップローラ5が配設され、給紙カセット3の前側に隣接する上方位置には給紙ローラ7が配設され、その下側には分離ローラ8が配設される。
給紙ローラ7の下流側には、搬送ローラ11及び上下に配設されるレジストローラ12,13が設けられており、これらの各ローラ11〜13は図示しない駆動手段によって回転駆動される。レジストローラ12,13は、シートの斜め送りを矯正しつつ、後述する画像形成部18で形成されるトナー像と同期をとって、画像形成部18に向けてシートを送り出す。搬送ローラ11とレジストローラ12,13との間には、レジストスイッチ15が配設される。
画像形成部18は、感光体ドラム19と転写ローラ20とを備え、画像形成部18に搬送されたシートに像を転写する。感光体ドラム19は、その表面に形成すべきトナー像を担持し、このために画像形成装置1は感光体ドラム19の周囲に配置される現像部21をさらに備えている。そして、感光体ドラム19では、光学ユニット22によって入力された画像データに基づいて、静電潜像が作られる。現像部21ではその静電潜像を顕在化してトナー像を形成し、トナー像は、前記レジストローラ12,13によって同期をとって送られてきた印刷前のシートに、転写ローラ20によって転写される。
画像形成部18の下流側には、定着ローラ24および加圧ローラ25を備えた定着部23が配設されている。画像形成部18にて未定着トナー像を担持したシートは、定着部23へと送られ、ローラ対24,25により用紙にトナー像が定着される。
定着部23のさらに下流側には、上流側排紙ローラ対26,27及び下流側排紙ローラ対28,29が配設されている。そして、下流側排紙ローラ対28,29のさらに下流側には、シートの排紙口30が配設されている。
図1の画像形成部18が配設される装置本体2の側面には、想像線で示すように、駆動ユニット31が、図示しない側面フレームに配設されている。
図2及び図3は、その駆動ユニット31を示し、図2は駆動ユニット31の平面図であり、図3は斜視図である。駆動ユニット31には、該駆動ユニット31の一側面に位置する金属製の基板組立体32が設けられ、この基板組立体32には上述した感光体ドラム19などの駆動系を駆動させるモータを取り付けた基板取付板33や、駆動系を制御する回路基板34などが配設されている。
基板取付板33は、回路基板34を支持する構造であればよいが、本実施形態では基板取付板33の基板面33aの縁部を基板面から直角方向に折り曲げた側板部33bを有するボックス形状に形成されており、ボックス内には、定着ローラ24及び加圧ローラ25の駆動系や感光体ドラム19の駆動系が配設されている。なお、図3の基板取付板33から図面下側へ突出している部材は、感光体ドラム19のカップリング36と定着ローラの24,25の駆動軸37である。
図2に示すように、基板取付板33には、マウント部材35(取付部の脚部のみ示す)を介して駆動モータ38が取付けられ、更に回路基板34がマウント部材35を介して基板取付板33に固定されている。
基板取付板33と回路基板34との間には、僅かな隙間を形成し回路基板面上には感光体ドラム19を駆動する駆動モータ38が配設されている。また、回路基板34の縁部には、回路基板34に電気を導通させる基板用コネクタ40が接続されている。基板用コネクタ40には、他の基板から引き回されてきた連結用コネクタ49が離脱可能に連結され、連結用コネクタ49には、ハーネス49aが接続されている。また、基板用コネクタ40には、これと近接する位置に基板ホルダー41が取付けられている。基板組立体32には、ハーネスのクランプ部材39が複数個(図面に2個所示す)配設されている。
次に、この基板ホルダー41に詳細について説明する。
図4は、基板組立体32に基板ホルダー41が装着されている状態を示し、図5及び図6は、基板ホルダー41の拡大斜視図である。なお、説明の便宜上、回路基板34については、図4に示す回路基板34の面側を上側とし、基板ホルダー41については、図5に示す矢印a側を基板ホルダー41の前側として説明する。
基板ホルダー41は、材料が合成樹脂で形成され、本実施形態では、回路基板34の端縁部に配設され、底板としての保持板部42、左右両側の第1及び第2縦ホルダー壁43,44及びクランプ46,47が一体成形で形成されている。
図4及び図6に示すように、保持板部42は長方形状の平板であり、基板ホルダー45の下端から前方に延在するように形成されている。保持板部42の上面には、円形状の突部42aを形成している。突部42aは、突部42aの前方側を保持板部42の基準面(上面)42cと同じ高さとし、後方側を上方に傾斜させた形状に形成している。突部42aの高さは、基板取付板33の肉厚とほぼ同じ大きさに形成している(図8参照)。
前後に延びる一方の第1支持部としての第1縦ホルダー壁43は、先(前)端側に基準面42cと平行な回路基板支持面43aを形成し、第1縦ホルダー壁43の下面先端側には、基準面42cと平行な取付板支持面43bを形成している。そして、取付板支持面43bと基準面42cとの高差H1を基板取付板33の肉厚とほぼ同一に形成している。
同様に前後に延びる他方の第2支持部としての第2縦ホルダー壁44は、下面先(前)端側に基準面42cと平行な回路基板支持面44aを形成し、基板支持面43aと基板支持面44aとの高差H2を回路基板34の肉厚とほぼ同一に形成している。また、第2縦ホルダー壁44の後端側に基準面42cと平行な取付板支持面44bを形成し取付板支持面44bと基準面42cとの高さ(図6のH1と同じ)を基板取付板33の肉厚とほぼ同一に形成している。
基板ホルダー41の後壁45には、基板ホルダー41の後方側へ突出する一対のクランプ46,47が設けられている。クランプ46,47は後壁の幅方向へ、一定の間隔を空けて配設され、一方のクランプ46はL字形状であり、下側に下側規制部46aを形成し、後方側に後方規制壁46bを形成し、上側を開放するようにしている。他方のクランプ47は逆L字形状であり、上側に上側規制部47aを形成し、後方側に後方規制壁47bを形成し下側を開放するように形成している。
図7のAを参照にして、基板取付板32の基板ホルダー41の取付位置に対応する部分の側板部33bの上部には、側板部33bを貫通する孔48を形成し、孔48は基板面33aの肉厚部下部から下方に位置するように形成されている。この孔48の形状は問わないが、基板ホルダー41の保持板部42が差し込みできる大きさに形成する必要がある。また、基板面33aには、基板ホルダー41の基板ホルダー42に形成した突部42aに対応する部分に、突部42aの外周形状と同じ大きさの丸孔33cを形成している。
次に、基板ホルダー41の基板組立体32への取付手順を説明する。
図7及び図8を参照にして、基板ホルダー41の先端側を基板取付板33の孔48に向ける。そして、基板ホルダー41の保持板部42を孔48の中に差し込む。この際、回路基板34が一方の第1縦ホルダー壁43の回路基板支持面43aと他方の第2縦ホルダー壁44の回路基板支持面44aとの間に差し込まれる。次いで、基板取付板33の端部が、基板ホルダー41の保持板部42の基準面42cと、一方の第1縦ホルダー壁43の取付板支持面43b及び他方の第2縦ホルダー壁44の取付板支持面44bとの間に狭着される。そして、基板ホルダー41が、基板組立体32に装着された状態では、保持板部42の突部42aが丸孔33cに嵌合し、これが抜け止めになって、基板ホルダー41が基板組立体32に固定される。
このように、基板ホルダー41を基板組立体32に差し込むだけで、ワンタッチで基板ホルダー41を基板組立体32に取付けることができ、作業時間の短縮となる。基板ホルダーを外すときは、ドライバーなどの先端で突部42aを丸孔33c側へ押し込むことによって突部42aと丸孔33cの係合を解除し、基板ホルダー41を引き抜くことができる。突部42aが見える位置にあるので、取り外しも容易である。
図8に示す状態で連結用コネクタ49を基板用コネクタ40から抜くようなときは、回路基板34が上方へ持ち上げられようとする。このとき、回路基板34は、第2縦ホルダー壁44の回路基板支持面44aによって上方への撓みが規制される。基板ホルダー41は、金属製の基板取付板33に固定されているので、回路基板34の上昇を阻止することができる。第2縦ホルダー壁44は回路基板34から受ける上方向への荷重を縦方向に受けるので、大きな荷重を受け止めることができる。
反対に、連結用コネクタ49を基板用コネクタ40に差し込むときは、回路基板34が下方へ下げられようとする。このとき、回路基板34は、第1縦ホルダー壁43の回路基板支持面43aに下方への撓みが規制される。したがって、回路基板34のプリントが断線したり回路基板34が破損したりすることが防止される。第1縦ホルダー壁43は、回路基板34から受ける上方向への荷重を縦方向に受けるので、大きな荷重を受け止めることができる。
図5及び図8を参照にして、基板ホルダー41の後壁45には、クランプ46,47が設けられ、これらの間には、ハーネス50が通されている。クランプ46,47は、一定の間隔を空けて形成され、一方のクランプ46が上側に開口を空けて配設され、他方のクランプ47が下側に開口を空けて配設されているので、ハーネス50を容易にクランプ46及び47間に引き回すことができる。特に、ハーネス50は、回路基板の側部に引き回されることが多いので、クランプ46,47がハーネスをクランプするのに、有効な場所に配設されることになる。クランプ46,47は、回路基板34のハーネス49aをクランプしてもよく、他の回路基板などから引き回せるハーネス50をクランプしてもよい。
このように、本実施形態では、基板ホルダー41にクランプ46,47を形成したことによって、基板ホルダー41とクランプ46,47の各々を取付ける作業を1度で行うことができ、かつネジなどを使用することなく基板ホルダー41を取付けることができ、大幅な作業時間の短縮を図ることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の技術的思想に基づいて、勿論、本発明は種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、画像形成装置に設けられている基板組立体32を例にあげたが、その他、テレビ、ラジオ、ステレオ、DVD、コンピュータ、冷蔵庫など、基板組立体を有する電気・電子基板であれば、本発明は適用が可能である。
また、上記実施形態では、第1及び第2縦ホルダー壁43,44の両者で協働して回路基板34を保持したが、第1及び第2縦ホルダー壁43,44の各々に回路基板34の肉厚と同じスリット状の溝を形成し、回路基板34を各第1縦ホルダー壁43,44が独立して支持するように形成してもよい。
本発明の実施形態の基板組立体を配設している画像形成装置の側面図である。 図1の画像形成装置に配設されている基板組立体の平面図である。 図1の画像形成装置に配設されている基板組立体を側面方向から見た斜視図である。 図1の基板組立体に基板ホルダーが装着されている状態の斜視図である。 図1の基板組立体に装着されている基板ホルダーの斜視図である。 図5の基板ホルダーを他の角度から見た斜視図である。 Aは、基板組立体に基板ホルダーを装着する前の断面図、Bは基板組立体に基板ホルダーを装着した状態の断面図である。 基板組立体に基板ホルダーを装着した状態の図7のAとは異なる部分の断面図である。 従来の基板組立体の斜視図である。
符号の説明
1 画像形成装置
2 装置本体
32 基板組立体
33 基板取付板
33c 丸孔
34 回路基板
40 基板用コネクタ
41 基板ホルダー
42a 突部
43 第1縦ホルダー壁
44 第2縦ホルダー壁
46,47 クランプ
48 孔
49 連結用コネクタ
49a,50 ハーネス

Claims (6)

  1. 回路基板と、該回路基板に対して間隔を空けて配設される基板取付板と、該基板取付板に取付けられ前記回路基板を支持する基板ホルダーとを備えた基板組立体において、
    前記基板ホルダーには、前記回路基板の端面を支持する基板支持部と該基板支持部とともに前記基板取付板を挟持する保持板部と、
    前記基板取付板には前記保持板部を係止する係止部を形成するとともに前記保持板部には前記係止部に係止される係合部を形成してなり、
    前記基板ホルダーを前記回路基板及び前記基板取付板の各々の端面内方へ差し込むようにして、前記係合部を前記係止部に係止させると共に、前記回路基板を前記基板ホルダーによって支持するようにしたことを特徴とする基板組立体。
  2. 前記基板ホルダーには前記回路基板又は該回路基板以外から接続されているハーネスを保持するクランプを形成したことを特徴とする請求項1に記載の基板組立体。
  3. 前記回路基板には、脱離可能な連結用コネクタが接続される基板用コネクタが配設され、前記基板ホルダーは前記基板用コネクタの近傍に取付けられることを特徴とする。請求項1又は2に記載の基板組立体。
  4. 前記基板支持部には、前記回路基板の前記基板取付板側の一方の面を支持する第1支持部と、前記回路基板の他方の面を支持し前記第1支持部とともに前記回路基板を挟持する第2支持部とを備え、前記保持板部が前記基板取付板を前記第1支持部及び第2支持部とともに挟持するようにしたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の基板組立体。
  5. 前記係止部は前記基板取付板に形成された孔であって、前記係合部は前記保持板部の面から面上に突出する傾斜面を有する突部であって、該傾斜面の傾斜を前記基板ホルダーの前記差し込み側を低く形成するようにしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれが1項に記載の基板組立体。
  6. 装置本体内の構造部材を制御させる基板組立体を内蔵する画像形成装置であって、該基板組立体が上記請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載された基板組立体から構成されることを特徴とする画像形成装置。
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