JP6942048B2 - 乗り過ごし防止のための報知及び乗り過ごし後の行動の支援方法及びシステム - Google Patents

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Description

本発明は、乗り過ごし防止のための報知方法、また、乗り過ごし後の行動支援方法及びこれらの方法を実行するシステムに関する。
列車に乗車していると本来の乗車区間を超えて、降車予定駅を通過することがある。そこで、乗り過ごし防止を支援するシステムが提案されている。
本技術分野の背景技術として、以下の先行技術がある。例えば、特許文献1(特開2011−183965号公報)には、車両サーバは車両が停車中の駅を発車するタイミングで次の停車駅IDと停車駅までの所要時間とからなる路線情報を車両内に存在する携帯端末に向けて無線配信し、携帯端末は事前に路線経路の目的駅(あれば乗換駅も)と下車準備通知時間を設定されており、携帯端末の専用アプリケーションは、車両サーバから配信され路線情報の停車駅が目的駅でも乗換駅でもないときはその情報を廃棄し、路線情報の停車駅が目的駅又は乗換駅であるときは、路線情報の所要時間に基づいて計時を行い、設定された事前通知時刻で下車駅が近いことを利用者に通知する乗り過ごし防止システムが記載されている。
また、特許文献2(特開2007−150551号公報)には、乗車券機能を有する携帯電話端末と、改札口に設置された読み取り装置を通過する際に携帯電話端末より識別情報及び乗車券情報を取得し列車内に設置された送受信装置に乗車券情報を送信する管理装置と、列車内において携帯電話端末との間で識別情報及び乗車券情報を取得し、携帯電話端末が降車駅に接近すると、携帯電話端末に対して降車駅に接近していることを通知する送受信装置とを備えた乗り過ごし防止システムが記載されている。
特開2011−183965号公報 特開2007−150551号公報
しかし、降車駅の接近を報知してもユーザが起きないことがあり、周辺の第三者の助けによってユーザを確実に起こすことが求められている。また、深夜に乗り過ごして引き返す列車がない場合、タクシーでの帰宅の支援を受けたいニーズがある。
本願において開示される発明の代表的な一例を示せば以下の通りである。すなわち、報知システムが実行する報知方法であって、前記報知システムは、第1のユーザが保持する第1の端末と、第2のユーザが操作可能な第2の端末と、前記第1の端末及び前記第2の端末と通信可能なホスト計算機とを有し、前記方法は、前記第1の端末が、予め設定された降車駅へ接近したと判定すると、第1の報知を開始するためのトリガを生成する第1の報知ステップと、前記第1の端末が、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを、前記第2の端末に通知し前記第2の端末が、前記第2のユーザが前記第2の端末を操作して前記第1のユーザを起こすための操作を受け付けた場合、前記第1の端末に第2の報知を指示し、前記第1の端末が、前記第2の報知の指示を受けた場合、前記第1の報知より強い刺激の第2の報知を開始するためのトリガを生成する第2の報知ステップとを含む。
また、前記第1のユーザが前記第2の報知によっても目覚めず、目的地に正しく到達できなかった場合において、前記第1の端末が、複数種の旅客輸送に関連する交通情報との連携を図り、前記第1のユーザが目的地へ到達する行為を支援する。
本発明の一実施形態によれば、周辺の第三者の助けによってユーザを確実に起こすことができ、乗り過ごし率を低減できる。また、万が一乗り過ごしが発生した場合であっても、乗り過ごし後のユーザ行動を支援する情報を提供することにより、ユーザの不安感を低減し、かつ、目的地到達までのリカバリを迅速にできる。前述した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施例の説明によって明らかにされる。
本発明の実施例の乗り過ごし防止システムの構成を示す図である。 本発明の実施例の携帯端末の構成を示す図である。 本発明の実施例のウェアラブル端末の構成を示す図である。 本発明の実施例のホストシステムの構成を示す図である。 本発明の実施例のユーザ情報データベースの構成例を示す図である。 本発明の実施例のユーザ位置情報データベースの構成例を示す図である。 本発明の実施例の乗り過ごし防止システムによる処理の全体を示すフローチャートである。 本発明の実施例の降車情報設定処理のシーケンス図である。 本発明の実施例のユーザ状態判定処理のシーケンス図である。 本発明の実施例の周辺ユーザ表示処理のシーケンス図である。 本発明の実施例の周辺ユーザ表示画面の例を示す図である。 本発明の実施例のユーザ目覚まし(振動)処理のシーケンス図である。 本発明の実施例のユーザ目覚まし(電気)処理のシーケンス図である。 本発明の実施例の起こすボタン表示画面の例を示す図である。 本発明の実施例の最適降車駅判定処理のシーケンス図である。 本発明の実施例のタクシーマッチング処理のシーケンス図である。
図1は、本発明の実施例の乗り過ごし防止システムの構成を示す図である。
本実施例の乗り過ごし防止システムは、乗り過ごし防止のために降車予定駅付近でユーザに第1の報知(例えば、振動)をし、さらに周辺の第三者の助けを契機に、第1の報知より強い刺激で第2の報知(例えば、電気刺激)をする。また、乗り過ごした場合に他の交通手段の単独利用や共同利用を支援する。
本実施例の乗り過ごし防止システムは、携帯端末101、103、ウェアラブル端末102、104及びホストシステム105を有する。携帯端末101、103とホストシステム105とは、ネットワークを経由して接続されている。ウェアラブル端末102、104と携帯端末101、103とは、それぞれ、近距離無線通信(例えば、bluetooth)で接続されている。
携帯端末101、103は、乗り過ごし防止システムのユーザが保有するスマートフォン、タブレット端末などの携帯端末である。携帯端末101、103は、基地局を介してホストシステム105と接続されている。携帯端末101、103と基地局との間は無線LAN(WiFi)や携帯電話システム(3G、LTEなど)の無線通信で接続される。携帯端末101の構成は、図2を参照して後述する。
ウェアラブル端末102、104は、乗り過ごし防止システムのユーザに目的駅への接近又は到着を報知する装置であり、望ましくはユーザの身体に装着可能な形態(例えば、腕時計形)である。ウェアラブル端末102の構成は、図3を参照して後述する。
ホストシステム105は、一般的なコンピュータで構成され、詳細な構成は図4を参照して後述する。
以後、携帯端末101とウェアラブル端末102とを別個の装置で構成する例を説明するが、携帯端末101とウェアラブル端末102との両方の機能(ホストシステム105との通信機能とユーザへの報知機能)を有する一つの装置で構成してもよい。同様に、携帯端末103とウェアラブル端末104とを一つの装置で構成してもよい。
図2は、本実施例の携帯端末101の構成を示す図である。以下、携帯端末101について説明するが、携帯端末103の構成も同じである。
携帯端末101は、中央演算部210、記憶部211及び通信インターフェース(図示省略)を有する。中央演算部210は、プログラムを実行するCPUと、プログラムやデータを格納するメモリとを有する演算装置である。メモリは、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPUが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。具体的には、メモリは、携帯基本システムプログラム及び乗り過ごし防止処理プログラムを格納する。
携帯基本システム201は、携帯基本システムのプログラムによって処理が実行され、GPS情報取得部202及びインターネット通信部203を有する。GPS情報取得部202は、GPS衛星や準天頂衛星から送信された信号を用いて携帯端末101の位置を測定する。人工衛星からの信号に加え、駅や車両などに設置された無線LANアクセスポイントから送信されるSSIDや、駅や車両などに設置されたビーコンを用いてもよい。インターネット通信部203は、ネットワークを介して他の装置との間でコマンドを送受信する。
乗り過ごし防止処理部204は、乗り過ごし防止処理プログラムによって処理が実行され、降車駅入力部205、デバイス連携部206、相対位置計算部207及びタクシー情報取得部208を有する。降車駅入力部205は、ユーザによる降車駅の入力を受け付ける。デバイス連携部206は、近距離無線(例えば、bluetooth)を介してウェアラブル端末102と通信する。相対位置計算部207は、自己の位置情報と周辺ユーザの位置情報とを用いて、周辺ユーザの相対位置を計算する。タクシー情報取得部208は、タクシーシステム106からタクシーの情報を取得する。
記憶部211は、ユーザデータ209を格納する。ユーザデータ209は、後述するユーザ情報データベース406(図5)と同様の構成であり、ユーザID、ユーザ名、降車駅/最寄り駅及び降車駅/手入力を含む、当該携帯端末101のユーザ一人分のデータを格納する。
中央演算部210は、プログラムを実行することによって各機能ブロックを実現するが、その一部又は全部をハードウェア(例えば、FPGA)で構成してもよい。
中央演算部210が実行するプログラムは、ネットワーク又はリムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)を介して携帯端末101に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性の記憶部211に格納される。このため、携帯端末101は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
図3は、本実施例のウェアラブル端末102の構成を示す図である。以下、ウェアラブル端末102について説明するが、ウェアラブル端末104の構成も同じである。
ウェアラブル端末102は、中央演算部301、表示部302、振動装置303、電気刺激発生装置304及び通信インターフェース(図示省略)を有し、ユーザが身体に装着可能な端末(例えば、腕に装着する腕時計形端末)である。
中央演算部301は、プログラムを実行するCPUと、プログラムやデータを格納するメモリとを有する演算装置である。メモリは、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPUが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。具体的には、メモリは、インターネット通信プログラムを格納する。
インターネット通信部305は、インターネット通信プログラムによって機能し、携帯端末101から送信されたコマンドを解析し、表示部302、振動装置303及び電気刺激発生装置304を駆動する。また、所定の通知を携帯端末101に送信する。
中央演算部301は、プログラムを実行することによって各機能ブロックを実現するが、その一部又は全部をハードウェア(例えば、FPGA)で構成してもよい。
表示部302は、液晶表示パネルやEL(エレクトロルミネッセン)によって構成され、所定の文字や図形によってユーザに必要な情報(降車駅の情報、グループ成立報知など)を提供する。振動装置303は、ユーザに振動による刺激を与えるデバイスであり、例えば、バイブレーションモータやリニア駆動バイブレータによって構成できる。電気刺激発生装置304は、微弱な電圧パルスを発生し、ユーザに電気刺激を与えるデバイスである。
本実施例では、第1の報知として振動による刺激をユーザに与え、振動刺激より強い刺激で第2の報知として電気刺激をユーザに与えるが、第1の報知及び第2の報知は一例であり、第2の報知が、第1の報知より強い刺激を与えるもので、より確実にユーザが報知に気が付くものであれば、他の刺激でもよい。
図4は、本実施例のホストシステム105の構成を示す図である。
ホストシステム105は、中央演算部411、記憶部412及び通信インタフェース(図示省略)を有する計算機である。
中央演算部411は、プログラムを実行するCPUと、プログラムやデータを格納するメモリとを有する演算装置である。メモリは、不揮発性の記憶素子であるROM及び揮発性の記憶素子であるRAMを含む。ROMは、不変のプログラム(例えば、BIOS)などを格納する。RAMは、DRAM(Dynamic Random Access Memory)のような高速かつ揮発性の記憶素子であり、CPUが実行するプログラム及びプログラムの実行時に使用されるデータを一時的に格納する。具体的には、メモリは、ユーザ位置取得プログラム、降車駅判定サービスプログラム、タクシーマッチングプログラム、タクシー情報取得プログラム、及びインターネット通信プログラムを格納する。
ユーザ位置取得部401は、ユーザ位置取得プログラムによって、携帯端末101、103から位置情報を取得する。降車駅判定サービス部402は、降車駅判定サービスプログラムによって、ユーザに適する降車駅を提案する。タクシーマッチングサービス部403は、タクシーマッチングプログラムによって、タクシーの相乗りのためのグループを調整する。タクシー情報取得部404は、タクシー情報取得プログラムによって、タクシーシステム106からタクシーの情報を取得する。
インターネット通信部405は、ネットワークを介して他の装置との間でコマンドを送受信する。
中央演算部411は、プログラムを実行することによって各機能ブロックを実現するが、その一部又は全部をハードウェア(例えば、FPGA)で構成してもよい。
記憶部412は、例えば、磁気記憶装置(HDD)、フラッシュメモリ等からなる半導体記憶装置(SSD)等の大容量かつ不揮発性の記憶装置によって構成されており、CPUが実行する処理に必要なデータ、具体的には、記憶部412は、ユーザ情報データベース406(図5参照)と、ユーザ位置情報データベース407(図6参照)と、時刻表データベース408とを格納する。
ユーザ情報データベース406は、本実施例の乗り過ごし防止システムのユーザの属性(氏名、降車駅、保有ポイントなど)が記録されるデータベースであり、その詳細は図5を参照して後述する。ユーザ位置情報データベース407は、本実施例の乗り過ごし防止システムのユーザの状態(位置情報、乗車状況など)が記録されるデータベースであり、その詳細は図6を参照して後述する。時刻表データベース408は、本実施例の乗り過ごし防止システムによるサービスが提供される路線の時刻表のデータが記録されるデータベースであり、発着予定時刻の他、リアルタイムの運行状況(列車遅延の情報や、現実の推定発着時刻)などを含んでもよい。
また、記憶部412は、CPUが実行するプログラムを格納する。すなわち、プログラムは、記憶部412から読み出されて、メモリにロードされて、CPUによって実行される。
通信インタフェースは、所定のプロトコルに従って、ネットワークを介して他の装置との通信を制御する通信インタフェース装置である。
ホストシステム105は、入力インタフェース及び出力インタフェースを有してもよい。入力インタフェースは、キーボードやマウスなどが接続され、管理者からの入力を受けるインタフェースである。出力インタフェースは、ディスプレイ装置やプリンタなどが接続され、プログラムの実行結果をオペレータが視認可能な形式で出力するインタフェースである。
中央演算部411が実行するプログラムは、リムーバブルメディア(CD−ROM、フラッシュメモリなど)又はネットワークを介してホストシステム105に提供され、非一時的記憶媒体である不揮発性の記憶部412に格納される。このため、ホストシステム105は、リムーバブルメディアからデータを読み込むインタフェースを有するとよい。
図5は、本実施例のユーザ情報データベース406の構成例を示す図である。
ユーザ情報データベース406は、ユーザID501、ユーザ名502、降車駅/最寄り駅503、504、降車駅/手入力505及びポイント506を含む。図示は省略するが、ユーザ情報データベース406は、起こすボタン表示画面(図14参照)に表示するためのアイコン画像やプロフィール(性別、年齢など)を格納してもよい。ユーザ情報データベース406は、携帯端末間で直接通信するためのアドレス情報を格納してもよい。
ユーザID501は、乗り過ごし防止システムのユーザを一意に識別するための識別情報である。ユーザ名502は、乗り過ごし防止システムのユーザの氏名である。降車駅/最寄り駅503、504は、ユーザが設定した降車駅であり、通常は頻繁に列車を降りる駅(自宅の最寄り駅や、通学先又は通勤先の最寄り駅)が設定される。また、降車駅は通常の設定の他、降車駅/手入力505に記録される。なお、降車駅/手入力505は一時的に設定されるデータ項目なので、降車駅/手入力505が記録されている場合には、降車駅/手入力505が優先的に降車駅として選択される。また、列車から降車した際に、降車駅/手入力505はクリアされる。つまり、設定された降車駅のいずれかにユーザが近づくと、ユーザ目覚まし処理(図7の704、705)が実行される。ポイント506は、ユーザが乗り過ごし防止システムの使用によって消費し蓄積するポイントである。
図6は、本実施例のユーザ位置情報データベース407の構成例を示す図である。
ユーザ位置情報データベース407は、ユーザID601、ユーザ名602、位置情報(緯度)603、位置情報(経度)604、前回位置情報(緯度)605、前回位置情報(経度)606、乗車状況607、乗り過ごし状況608、ユーザ状態609、本来降車駅610、乗り過ごし後降車予定駅611、乗り過ごし後降車予定時刻612、降車時刻実績613及び降車駅実績614を含む。
ユーザID601は、乗り過ごし防止システムのユーザを一意に識別するための識別情報であり、ユーザ情報データベース406のユーザID501と同じ値が使用される。ユーザ名502は、乗り過ごし防止システムのユーザの氏名であり、ユーザ情報データベース406のユーザ名502と同じ値が使用される。
位置情報(緯度)603及び位置情報(経度)604は、ユーザの最新の位置情報(緯度及び経度)であり、携帯端末101から送信された位置情報が記録される。前回位置情報(緯度)605及び前回位置情報(経度)606は、ユーザの前回の位置情報(緯度及び経度)であり、携帯端末101から送信された位置情報が記録される。本実施例では、携帯端末101は駅に到着する毎に位置情報を送信するので、位置情報603、604は直近で到着した駅で測定された位置情報、位置情報605、606は一つ前に到着した駅で測定された位置情報となる。
乗車状況607は、ユーザが列車に乗車中か降車済みかを表すデータである。乗り過ごし状況608は、降車予定駅が接近している(すなわち、一つ前の駅を通過した)状態であるのか、ユーザが降車予定駅を過ぎても降車していない乗り過ごし状態であるのかを表すデータである。なお、後述するように、乗り過ごし状態であるとの判定は、いくつかのバリエーションがある。ユーザ状態609は、ユーザが寝ているのか、起きているのかを表すデータである。
本来降車駅610は、ユーザが設定した降車駅である。本来降車駅610は、乗車毎にユーザが設定した駅でもよい。また、降車駅/手入力505が記録されている場合には、降車駅/手入力505が降車駅として優先的に本来降車駅610に設定してもよい。また、自動的に本来降車駅610を選択してもよい。例えば、ユーザの移動方向によって降車駅/最寄り駅503、504の中から本来降車駅610を選択したり、降車駅/最寄り駅503、504を含む所定エリア(降車駅を中心とする半径3〜10kmの範囲)に入ったら、本来降車駅610を設定してもよい。乗り過ごし後降車予定駅611及び乗り過ごし後降車予定時刻612は、乗り過ごしたユーザに提案される降車駅及び当該駅への到着予定時刻であり、時刻表データベース408(又は、外部の時刻表データ提供システム)から取得できる。降車時刻実績613及び降車駅実績614は、ユーザが降車した時刻及び駅である。
図7は、本実施例の乗り過ごし防止システムによる処理の全体を示すフローチャートである。
まず、ユーザは、携帯端末101を操作し、降車駅を設定する(701)。入力された降車駅の情報は、携帯端末101からホストシステム105へ送信され、ユーザ情報データベース406に格納される。降車情報設定処理の詳細は図8を参照して後述する。
次に、携帯端末101は、駅に到着したタイミングでユーザ状態を判定する(702)。判定されたユーザ状態は、ホストシステム105へ送信され、ユーザ位置情報データベース407に格納される。ユーザ状態判定処理の詳細は図9を参照して後述する。
次に、携帯端末101は、駅に到着したタイミングで周辺ユーザの情報をホストシステム105から取得し、周辺ユーザを表示する(703)。周辺ユーザ表示処理の詳細は図10を参照して後述する。
次に、携帯端末101は、降車駅の一つ前の駅に到着したタイミングでウェアラブル端末102を駆動し、ウェアラブル端末102から振動を発生させる(704)。ユーザ目覚まし(振動)処理の詳細は図12を参照して後述する。
次に、携帯端末101は、他の携帯端末103又はホストシステム105からの電気発生トリガを契機にして、ウェアラブル端末102を駆動し、ウェアラブル端末102から電気刺激を発生させる(705)。ユーザ目覚まし(電気)処理の詳細は図13を参照して後述する。
次に、携帯端末101は、ユーザが乗り過ごした後に、ホストシステム105から最適降車駅の情報を取得し、最適降車駅を表示する(706)。最適降車駅判定処理の詳細は図15を参照して後述する。
また、乗り過ごしたユーザの携帯端末101の操作によって、ホストシステム105は、タクシーを配車したり、タクシーの相乗りを支援する(707)。タクシーマッチング処理の詳細は図16を参照して後述する。なお、最適降車駅判定処理706とタクシーマッチング処理707とは、同時に並行して実行してもよい。
図8は、本実施例の降車情報設定処理701のシーケンス図である。
まず、ユーザが携帯端末101に降車駅を入力する(801)。携帯端末101は、入力された降車駅の情報をホストシステム105に送信する(802)。降車駅は、頻繁に列車を降りる2駅(自宅の最寄り駅や、通学先又は通勤先の最寄り駅)の他、一時的に1駅が設定できる。
ホストシステム105は、携帯端末101から降車駅の情報を受信すると(803)、受信した降車駅をユーザ情報データベース406に格納し、降車駅情報を更新する(804)。
図9は、本実施例のユーザ状態判定処理702のシーケンス図である。
まず、携帯端末101のGPS情報取得部202は、自己の位置情報を算出する(901)。位置情報は、準天頂衛星による高精度な測位システムを利用しても、D−GPSによって補正されたGPSシステムの位置情報を用いてもよい。また、ホームに設置された無線LANアクセスポイントから送信されるSSIDや、ホームに設置されたビーコンを用いて位置情報を算出してもよい。
次に、携帯端末101は、算出された位置情報によって、ユーザが駅のホームに到着したかを判定する(902)。ホームへの到着を判定する際、位置情報から計算された移動速度を補助的に用いてもよい。移動速度を用いることによって、当該駅に停車するのか、当該駅を通過するのかを判定でき、通過駅を含めて判定したり、通過駅を除外して判定できる。
携帯端末101は、ホームに到着したと判定された場合、取得した位置情報をホストシステム105に送信する(903)。
ホストシステム105は、携帯端末101から位置情報を受信すると(904)、降車駅に近づいたかを判定する(905)。例えば、降車駅の所定数手前の駅(例えば、3駅内)であるかを判定したり、降車駅まで所定の距離(例えば5km)以内に近づいたかを判定してもよい。
次に、ホストシステム105は、降車駅に近づいたと判定した場合、ユーザ位置情報データベース407の乗車状況607を更新する(906)。ステップ906では、ユーザが列車に乗車中であることが乗車状況607に格納される。
その後、ホストシステム105は、ユーザ状態を判定する(907)。具体的には、車両内のユーザの位置を推定し、前回に推定された位置との差が所定の距離(例えば、1メートル)以上であれば、車両内のユーザの位置が変化しているので、ユーザは立った状態で起きていると判定する。一方、車両内のユーザの位置の差が所定の距離(例えば、1メートル)より小さければ、車両内のユーザの位置が変化しておらず、ユーザは座って寝ていると判定する。なお、座っているユーザは、[めざめ]ボタンの操作によって、起きている状態に遷移できる。また、ユーザが所持している携帯端末101やユーザが装着したウェアラブル端末102が検出した加速度(ユーザの身体の動き)を所定のパターンと比較することによって、ユーザが起きているか寝ているかを判定してもよい。
そして、ホストシステム105は、ユーザ位置情報データベース407のユーザ状態609を更新する(908)。
その後、ホストシステム105は、更新されたユーザ状態を携帯端末101に送信してもよい(909)。
本実施例では、駅への到着を契機にユーザのデータを更新するので、携帯端末101の動作頻度を減少でき、携帯端末101の負荷を軽減して、消費電力の増加を抑制できる。
また、本実施例では、降車駅に近づいてからユーザのデータを更新するので、必要なタイミングにユーザデータが更新され、頻繁にユーザデータが更新されないので、ホストシステム105の負荷を軽減できる。
図10は、本実施例の周辺ユーザ表示処理703のシーケンス図である。
まず、携帯端末101は、GPS情報取得部202が取得した位置情報によって、ユーザが駅のホームに到着したかを判定する(1001)。判定方法は、ステップ902と同じでよい。
次に、携帯端末101は、ホストシステム105に周辺ユーザ情報取得依頼を送信する(1002)。この周辺ユーザ情報取得依頼は、ユーザIDを含み、さらにユーザの位置情報を含んでもよい。
ホストシステム105は、周辺ユーザ情報取得依頼を受信すると(1003)、ユーザ位置情報データベース407を検索して、携帯端末101のユーザの周辺にいるユーザを抽出する。例えば、携帯端末101のユーザの所定の距離(例えば、10m)以内にいるユーザを同じ車両に乗車している周辺ユーザとして抽出する。また、車両を識別可能な信号(例えば、音響信号や、無線LANアクセスポイントのSSID)が車両内に送信されており、この信号により携帯端末101が乗車車両を特定できる機能を有していれば、携帯端末101のユーザと同じ車両に乗車しているユーザを抽出してもよい。また、携帯端末101のユーザの所定の距離(例えば、100m)以内にいるユーザを同じ列車に乗車している周辺ユーザとして抽出してもよく、携帯端末101のユーザと一緒に(同一速度で同一方向に)移動しているユーザを同じ列車に乗車している周辺ユーザとして抽出してもよい。
ホストシステム105は、抽出された周辺ユーザの情報を携帯端末101に送信する(1004)。
携帯端末101は、周辺ユーザの情報を受信すると(1005)、周辺ユーザの相対位置を計算し(1006)、計算された周辺ユーザの位置を表示する(1007)。
図11は、本実施例の周辺ユーザ表示画面の例を示す図である。
周辺ユーザ表示画面は、乗車車両表示エリア及び周辺ユーザ位置表示エリアを含む。
乗車車両表示エリアは、周辺ユーザ位置表示エリアで詳細が表示される車両を示すテキスト表示エリア1101及び編成図表示エリア1102を含む。テキスト表示エリア1101は、周辺ユーザ位置表示エリアで表示されている車両の列車中の位置(号車)を数字で表示する。編成図表示エリア1102は、表示されている車両の列車中の位置(号車)を図示する。なお、乗車車両表示エリアにおいて、乗車車両以外のユーザ数は、同じ列車に乗車しているユーザの情報が周辺ユーザとして取得できる場合に表示される。
周辺ユーザ位置表示エリアは、周辺ユーザ位置表示エリア1103、周辺ユーザ数表示エリア1104及び凡例表示エリア1105を含む。
周辺ユーザ位置表示エリア1103は、周辺ユーザの推定された位置を、自分、起きている周辺ユーザ、寝ている周辺ユーザが区別可能な態様で、車両の簡易図上に表示する。周辺ユーザ数表示エリア1104は、推定された周辺ユーザの数を表示する。凡例表示エリア1105は、ユーザの種類によって異なる表示態様の説明を表示する。なお、周辺ユーザ位置表示エリアで表示される車両は、通常は携帯端末101のユーザが乗車している車両であるが、編成図表示エリア1102で車両を選択すると、任意の車両を表示できてもよい。
図12は、本実施例のユーザ目覚まし(振動)処理704のシーケンス図である。
まず、携帯端末101は、GPS情報取得部202が取得した位置情報によって、ユーザが降車駅に近づいたかを判定する(1201)。例えば、降車駅まで1駅以内であるかを判定したり、降車駅まで所定の距離(例えば1km)以内近づいたかを判定してもよい。ステップ1201の降車駅接近判定方法は、ステップ905と同じでよいが、ステップ905の判定より、降車駅の間近に近づいたかを判定する。
携帯端末101は、降車駅の間近に近づいたと判定されると、ウェアラブル端末102に振動トリガを送信する(1202)。なお、ステップ1202では、携帯端末101は、ユーザが立っていると判定された場合に振動トリガを送信せず、ユーザが寝ている又は座っていると判定された場合に振動トリガを送信してもよい。ユーザが寝ている又は座っていると降車駅への注意が低下していることが考えられ、立っているときまでに無駄な報知をしないことにより、処理負荷を軽減し、消費電力を低減できる。
ウェアラブル端末102は、振動トリガを受信すると(1203)、振動装置303を駆動して、ユーザに振動刺激を与えて、降車駅への接近を報知する(1204)、振動刺激の開始を携帯端末101に通知する(1205)。
携帯端末101は、[めざめ]ボタンを表示する(1206)。この[めざめ]ボタンは、振動刺激の開始の通知を受けるより早いタイミングで(例えば、振動トリガの送信後から)表示してもよい。ユーザが[めざめ]ボタンを操作すると、携帯端末101は、ウェアラブル端末102に振動停止通知を送信する。ウェアラブル端末102は、振動停止通知を受信すると、振動装置303の駆動を停止して、振動刺激の停止を携帯端末101に通知する。
なお、ウェアラブル端末102に[めざめ]ボタンを表示してもよい(1207)。ウェアラブル端末102に表示された[めざめ]ボタンをユーザが操作すると、ウェアラブル端末102は、振動装置303の駆動を停止して、[めざめ]ボタンの操作を携帯端末101に通知する(1208)。
なお、ユーザによる[めざめ]ボタンの操作が検出されない場合、振動刺激を継続してもよいが、振動刺激の開始から所定時間(例えば、1分)が経過したり、降車駅を発車した(図15のステップ1501で、乗り過ごしと判定された)タイミングで振動刺激を停止してもよい。また、電気刺激による報知が開始したタイミングで振動刺激を停止してもよい。
図13は、本実施例のユーザ目覚まし(電気)処理705のシーケンス図である。
ユーザ目覚まし(電気)処理705はユーザ目覚まし(振動)処理704の後に実行されるので、ユーザ目覚まし(電気)処理705が実行開始時には、携帯端末101(又は、ウェアラブル端末102)には、[めざめ]ボタンが表示されている。
まず、携帯端末101は、[めざめ]ボタンが操作されたかを判定する(1301)。携帯端末101は、[めざめ]ボタンの操作が検出されると、ユーザが降車駅で降りる可能性が高いと判定し、振動刺激を停止して、ユーザ目覚まし(電気)処理705を終了する。一方、携帯端末101は、降車駅に到着しても[めざめ]ボタンの操作が検出されなければ、ユーザが乗り過ごしていると判定し、ユーザID及び位置情報とともに、ユーザ状態として「乗り過ごし」をホストシステム105に送信する(1302)。
乗り過ごし状態の判定は、様々な方法が採用できる。例えば、携帯端末101は、列車が降車駅を発車した後にユーザが列車と一緒に移動していれば、ユーザが乗り過ごしていると判定できる。一方、列車が降車駅を発車した後にユーザが駅に残っていれば、ユーザは降車したと判定できる。また、列車乗車中のユーザの移動速度がホームを境に変われば、ユーザが降車したと判定できる。また、ユーザが降車駅を過ぎても路線上を移動していれば、ユーザは列車に乗車中であり、乗り過ごしていると判定できる。これらの方法の一つ又は複数の組み合わせによって、乗り過ごし状態を判定するとよい。
また、ステップ1302で、ユーザが現実に乗り過ごしているかを判定せず、振動刺激を開始してから所定の時間を経過しても[めざめ]ボタンの操作が検出されなければ、ユーザが乗り過ごす可能性が高いと判定し、ユーザ状態を「乗り過ごし」であると判定してもよい。さらに、降車駅の直近(例えば100m)に近づいても[めざめ]ボタンの操作が検出されなければ、ユーザが乗り過ごす可能性が高いと判定し、ユーザ状態を「乗り過ごし」であると判定してもよい。この場合、周辺ユーザが乗り過ごしそうなユーザを起こすための行動を迅速にとれば、当該ユーザは乗り過ごすことなく降車駅で降りることができる。
ホストシステム105は、携帯端末101からユーザ状態「乗り過ごし」を受信すると(1303)、ユーザ位置情報データベース407のユーザ状態609を「乗り過ごし」に更新する(1304)。
その後、ホストシステム105は、ユーザ位置情報データベース407を検索して、携帯端末101のユーザの周辺にいるユーザを抽出する(1305)。例えば、携帯端末101のユーザの10m以内にいるユーザを同じ車両に乗車している周辺ユーザとして抽出する。また、車両を識別可能な情報(例えば、音響信号や、無線LANのSSID)が車両内に送信されており、携帯端末101が乗車車両を特定できる機能を有していれば、携帯端末101のユーザと同じ車両に乗車しているユーザを抽出してもよい。
ホストシステム105は、携帯端末101のユーザが乗り過ごしている旨を周辺ユーザの携帯端末103に通知する(1306)。
なお、携帯端末101と携帯端末103との間で直接に通信が可能であれば、携帯端末101は乗り過ごし通知を携帯端末103に直接送信してもよい(1307)。
携帯端末103は、乗り過ごし通知を受信すると(1308)、[起こす]ボタンを表示する(1309)。起こすボタン表示画面の詳細は、図14を参照して説明する。そして、携帯端末101は、[起こす]ボタン1404が操作されたかを判定する(1310)。その結果、携帯端末103は、[起こす]ボタン1404の操作を検出したら、ホストシステム105に電気発生トリガを通知する(1311)。
ホストシステム105は、携帯端末103から電気発生トリガを受信すると(1312)、受信した電気発生トリガを携帯端末101へ転送する(1313)。
携帯端末101は、ホストシステム105から電気発生トリガを受信すると(1314)、ウェアラブル端末102に電気発生トリガを送信する(1315)。
なお、携帯端末101と携帯端末103との間で直接に通信が可能であれば、携帯端末103は電気発生トリガを携帯端末101に直接送信してもよい(1311)。
ウェアラブル端末102は、携帯端末101から電気発生トリガを受信すると、電気刺激発生装置304を駆動して、ユーザに電気刺激を与える(1316)。
本実施例の乗り過ごし防止システムでは、乗り過ごしている(又は、乗り過ごす可能性が高い)ユーザを、周辺ユーザの助けによって起こすので、電気刺激の契機となったユーザは、起こしたユーザの代わりに座席に座ることができる。
また、起こしたユーザにポイントを加算し、起こされたユーザのポイントを減じることによって、スムーズな助け合いを実現できる。具体的には、ホストシステム105は、携帯端末103から電気発生トリガを受信すると、携帯端末103のユーザのポイントを加算し、携帯端末101のユーザのポイントを減算するとよい。ポイントは、この乗り過ごし防止システム内で使用されたり、駅に併設される施設でポイントによる特典を受けられたりするとよい。
図14は、本実施例の起こすボタン表示画面の例を示す図である。
起こすボタン表示画面は、ユーザ情報表示エリア及び操作エリアを含む。
ユーザ情報表示エリアは、アイコン画像表示エリア1401及びプロフィール表示エリア1403を含む。アイコン画像表示エリア1401は、起こす対象のユーザのアイコンや写真を表示する。アイコン画像表示エリア1401に、当該ユーザの状態1402を表示してもよい。プロフィール表示エリア1403は、対象のユーザのプロフィール(性別、年齢、降車予定駅など)を表示する。ユーザ情報表示エリアの表示内容によって、周辺ユーザは、起こす対象のユーザの見当を付けることができ、起こす操作を行うかを判定できる。
操作エリアは、[起こす]ボタン1404及び[そっとしておく]ボタン1405を含む。周辺ユーザによる[起こす]ボタン1404の操作によって、携帯端末101は、ウェアラブル端末102が電気刺激を発生するように、電気発生トリガを送信する。なお、[起こす]ボタン1404は、誤操作を防止するために、ボタン内の所定位置をスライドする操作によって操作を検出するとよい。図示した[起こす]ボタン1404では、矢印の順で四つの丸印を指で辿る。
周辺ユーザは、対象ユーザを起こさない場合、[そっとしておく]ボタン1405を操作して、ボタン表示画面を閉じる。
図15は、本実施例の最適降車駅判定処理706のシーケンス図である。
まず、携帯端末101は、ユーザが乗り過ごしているかを判定する(1501)。乗り過ごしているかの判定は、ユーザ目覚まし(電気)処理705のステップ1302と同じ方法でよい。
携帯端末101は、ユーザが乗り過ごしていると判定すると、ユーザID及び位置情報をホストシステム105へ送信する(1502)。
ホストシステム105は、携帯端末101から位置情報を受信すると(1503)、タクシーシステム106にタクシー情報取得依頼を送信する(1504)。
タクシーシステム106は、ホストシステム105からタクシー情報取得依頼を受信すると(1505)、ホストシステム105にタクシー情報を送信する(1506)。具体的には、タクシー情報は、ユーザに降車駅として提案する候補の駅(例えば、ユーザの現在位置から3駅先まで)における客待ちタクシーの数、タクシー待ちの人数を含むとよい。また、タクシー情報は、当該駅周辺を走行中の実車タクシー数、空車タクシー数を含んでもよい。
ホストシステム105は、タクシーシステム106からタクシー情報を受信すると、当該ユーザに最適な降車駅を選択し(1507)、選択された降車駅の情報を携帯端末101に送信する(1508)。例えば、早くタクシーに乗車したいユーザには、客待ちタクシーの数からタクシー待ちの人数を減じた値が大きい駅を降車駅として選択するとよい。選択される降車駅は一つでも、順序づけされた複数でもよい。
携帯端末101は、降車駅の情報を受信すると(1509)、降車駅情報を表示する(1510)。
その後、携帯端末101は、駅に到着する毎に、ユーザが降車済みであるかを判定する(1511)。降車済みであるかの判定は、ユーザ目覚まし(電気)処理705のステップ1302の乗り過ごし判定と同じ方法でよい。
本実施例の乗り過ごし防止システムでは、乗り過ごしたユーザにタクシーでの帰宅に適する駅を推薦するので、乗り過ごし防止システムによって推薦される駅で降車し、タクシーに乗車することによって、タクシーの状況が分からない駅でも、早く帰宅できる。
図16は、本実施例のタクシーマッチング処理707のシーケンス図である。
まず、携帯端末101は、ユーザが乗り過ごしているかを判定する(1601)。乗り過ごしているかの判定は、ユーザ目覚まし(電気)処理705のステップ1302と同じ方法でよい。
携帯端末101は、ユーザが乗り過ごしていると判定すると、一人乗りタクシーを配車するか、タクシーの相乗りのマッチングを試みるかを選択するための画面を表示する(1602)。ユーザが一人乗りタクシーの配車を選択すると、携帯端末101は、タクシーシステム106に配車依頼を送信する。この配車依頼は、携帯端末101からタクシーシステム106に直接送信されても、携帯端末101からホストシステム105を経由してタクシーシステム106に送信されてもよい。タクシーシステム106は、ユーザの降車駅へのタクシーの配車を手配する(1603)。タクシーシステム106は、配車の結果(配車の成否、配車予定時刻)を携帯端末101に返信するとよい。
一方、ユーザがタクシーの相乗りのマッチングを選択すると、携帯端末101は、本来の降車駅の情報をホストシステム105に送信する(1604)。
ホストシステム105は、複数のユーザからのマッチングの要求を、本来降車駅610、乗り過ごし後降車予定駅611、乗り過ごし後降車予定時刻612、降車時刻実績613及び降車駅実績614を用いて突合し、マッチングを要求したユーザのグルーピングを試みる(1605)。
そして、ホストシステム105は、本来降車駅610が一致し、かつ、降車駅実績614(降車駅実績614がブランクであれば乗り過ごし後降車予定駅611)が一致し、かつ、降車時刻実績613(降車時刻実績613がブランクであれば乗り過ごし後降車予定時刻612)が所定の時間範囲内であれば、マッチングが成功し、相乗り候補があると判定し(1606)、相乗り候補のユーザの携帯端末101、103に相乗りのグルーピングの提案を送信して、グルーピングの交渉を開始する(1607)。
携帯端末101、103は、相乗りのグルーピングの提案を受信すると、グルーピングの諾否の入力をユーザに求め、ユーザが入力したグルーピングの諾否をホストシステム105に送信する(1608、1609)。ホストシステム105は、少なくとも二つの携帯端末101、103からグルーピングの承諾を受信すると、グルーピングを承諾した携帯端末101、103にグルーピングの成立を通知し、タクシーシステム106にグルーピングの成立を通知する(1607)。
なお、既に成立しているグループとステップ1605の突合条件を満たせば、ステップ1606で、マッチングが成功し、相乗り候補となると判定してもよい。
携帯端末101は、グルーピングの交渉が終了し、ホストシステム105から、グルーピング成立通知を受信すると(1608)、ウェアラブル端末102に報知トリガを送信する(1610)。ウェアラブル端末102は、報知トリガを受信すると、グループ成立を報知する(1611)。例えば、このグループ成立報知は、グループ毎に定められた色や数字をウェアラブル端末102に表示する。この表示を目印にしてユーザが集合できる。
同様に、携帯端末103は、グルーピングの交渉が終了し、ホストシステム105から、グルーピング成立通知を受信すると(1609)、ウェアラブル端末104に報知トリガを送信する(1612)。ウェアラブル端末104は、報知トリガを受信すると、グループ成立を報知する(1613)。例えば、このグループ成立報知は、グループ毎に定められた色や数字をウェアラブル端末104に表示する。この表示を目印にしてユーザが集合できる。
タクシーシステム106は、ホストシステム105から、グルーピング成立通知を受信すると(1614)、ユーザの降車駅へのタクシーの配車を手配する(1615)。そして、タクシーシステム106は、配車の結果(配車の成否、配車予定時刻)を携帯端末101、103に返信するとよい。
本実施例の乗り過ごし防止システムでは、タクシーの相乗りのためのグルーピングをするので、深夜に少ないタクシーでも多くのユーザをスムーズに帰宅させることができる。
本実施例の乗り過ごし防止システムでは、乗り過ごしたユーザの着座位置の特定が困難な普通列車でもユーザを的確に起こすことができる。また、起こしたユーザは、降車したユーザの後に着座でき、乗り過ごしユーザを積極的に起こす動機づけを提供できる。
以上、列車の乗客の乗り過ごしを防止するシステムについて説明したが、列車以外で、始発から終点までに複数箇所で乗降可能な公共交通機関(例えば、バス)にも、本発明は適用できる。
また、代替の交通手段としてタクシーの例について説明したが、タクシー以外の交通手段(例えば、路線バスなど)にも適用して、最適な降車駅を提案できる。
さらに、ユーザが乗り過ごした場合について説明したが、列車が運休した場合に代替の交通手段に乗り換えるための降車駅を提案できる。
以上に説明したように、本実施例の乗り過ごし防止システムでは、 携帯端末101は、予め設定された降車駅へ接近したと判定すると、振動刺激による報知を開始するための振動トリガを生成し、携帯端末101のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定され、かつ、携帯端末103が電気発生トリガを受信すると、電気刺激による報知を開始するための電気発生トリガを生成するので、周辺の第三者の助けによってユーザを確実に起こすことができ、乗り過ごし率を低減できる。また、システムを介して、ユーザ間で助け合え、支え合えるコミュニティを形成できる。
また、携帯端末101は、ユーザが寝ている又は座っていると判定された場合、振動刺激による報知を開始するためのトリガを生成するので、振動刺激による報知を無駄に動作させずに、必要な場合に限って通知することによって、処理負荷を抑制でき、消費電力を抑制できる。
また、携帯端末101は、ユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを携帯端末103に通知し、携帯端末103は、[起こす]ボタンの操作を受け付けると、電気発生トリガを携帯端末101に送信し、携帯端末101は、電気発生トリガを受信すると、電気刺激による報知を開始するための電気発生トリガを生成するので、ホストシステム105を経由しないで、携帯端末間で電気発生トリガを送受信でき、公衆無線通信網のエリア外でも、ユーザを起こす契機を与えることができる。
また、携帯端末101は、ユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを、ホストシステム105へ通知し、ホストシステム105は、ユーザ位置情報データベース407から携帯端末101の周辺の携帯端末103を選択して、ユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを携帯端末103に通知し、携帯端末103は、[起こす]ボタンの操作を受け付けると、電気発生トリガを携帯端末101に送信し、携帯端末101は、ユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されており、かつ、電気発生トリガを受信すると、電気刺激による報知を開始するための電気発生トリガを生成するので、他の装置からの近距離無線通信を受け入れない装置でもサービスを受けることができる。
また、携帯端末101は、降車駅に到着した、振動開始から所定時間(例えば1分)が経過した、又は降車駅まで所定距離に接近した、のいずれかによって、ユーザが降車駅を乗り過ごすと判定する。降車駅に到着した場合に乗り過ごしと判定することによって、自力で降車できないユーザを救済できる。また、振動開始から所定時間が経過した場合に乗り過ごしと判定することによって、降車駅到着前に電気刺激による報知を開始できる。また、降車駅まで所定距離に接近した場合に乗り過ごしと判定することによって、地域によらず均一な対応が可能となる。
また、携帯端末101は、降車駅まで所定数(例えば3駅)手前の駅に到達した後に、携帯端末101の位置情報及びユーザの状態の情報をホストシステム105に送信するので、降車駅に近づいてからユーザデータを更新すればよく、システムの負荷を抑制できる。
また、ホストシステム105は、携帯端末103から電気発生トリガを受信すると、携帯端末103のユーザのポイントを加算し、携帯端末101のユーザのポイントを減算するので、本乗り過ごし防止システムによる助け合いのモチベーションを高められる。
また、ホストシステム105は、乗り過ごし防止システムに接続されたタクシーシステム106から取得したタクシーの状況(客待ちタクシー数、タクシー待ち客数)を考慮して、乗り過ごした後の降車駅を提案するので、乗り過ごし後にスムーズなリカバリができ、ユーザは早く帰宅できる。
また、ホストシステム105は、ユーザの現在位置から所定数(例えば3駅)先の駅までを降車駅の候補に選定し、候補に選定された降車駅における、タクシーの状況と、タクシー待ち客数とに基づいて、降車駅を提案するので、リアルタイムの状況を考慮して降車駅を提案でき、ユーザは早く帰宅できる。
また、ホストシステム105は、ユーザの要求に従って、タクシーを手配するので、簡単な操作でタクシーを手配できる。
また、ホストシステム105計算機は、タクシーの利用希望者を、乗車場所(乗り過ごし後の降車駅)と目的地(列車の本来の降車駅)と利用開始時刻(乗り過ごし後の降車時刻)とを用いてグルーピングするので、安い料金でタクシーを利用できる。
なお、本発明は前述した実施例に限定されるものではなく、添付した特許請求の範囲の趣旨内における様々な変形例及び同等の構成が含まれる。例えば、前述した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに本発明は限定されない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えてもよい。また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えてもよい。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をしてもよい。
また、前述した各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等により、ハードウェアで実現してもよく、プロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し実行することにより、ソフトウェアで実現してもよい。
各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等の記憶装置、又は、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に格納することができる。
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、実装上必要な全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんど全ての構成が相互に接続されていると考えてよい。
101、103 携帯端末
102、104 ウェアラブル端末
105 ホストシステム
106 タクシーシステム

Claims (12)

  1. 報知システムが実行する報知方法であって、
    前記報知システムは、第1のユーザが保持する第1の端末と、第2のユーザが操作可能な第2の端末と、前記第1の端末及び前記第2の端末と通信可能なホスト計算機とを有し、
    前記方法は、
    前記第1の端末が、予め設定された降車駅へ接近したと判定すると、第1の報知を開始するためのトリガを生成する第1の報知ステップと、
    前記第1の端末が、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを、前記第2の端末に通知し、前記第2の端末が、前記第2のユーザが前記第2の端末を操作して前記第1のユーザを起こすための操作を受け付けた場合、前記第1の端末に第2の報知を指示し、前記第1の端末が、前記第2の報知の指示を受けた場合、前記第1の報知より強い刺激の第2の報知を開始するためのトリガを生成する第2の報知ステップとを含むことを特徴とする報知方法。
  2. 報知システムが実行する報知方法であって、
    前記報知システムは、第1のユーザが保持する第1の端末と、第2のユーザが操作可能な第2の端末と、前記第1の端末及び前記第2の端末と通信可能なホスト計算機とを有し、
    前記方法は、
    前記第1の端末が、予め設定された降車駅へ接近したと判定すると、第1の報知を開始するためのトリガを生成する第1の報知ステップと、
    前記第1の端末が、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを、前記ホスト計算機へ通知し、前記ホスト計算機が、前記第1の端末の位置情報から前記第1の端末の周辺の第2の端末を選択して、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを前記選択された第2の端末に通知し、前記第2の端末が、前記第2のユーザが前記第2の端末を操作して前記第1のユーザを起こすための操作を受け付けた場合、前記第1の端末に第2の報知を指示し、前記第1の端末が、前記第2の報知の指示を受けた場合、前記第1の報知より強い刺激の第2の報知を開始するためのトリガを生成する第2の報知ステップとを含むことを特徴とする報知方法。
  3. 請求項1又は2に記載の報知方法であって、
    前記第1の報知ステップでは、前記第1の端末が、前記第1のユーザが寝ている又は座っていると判定された場合、前記第1の報知を開始するためのトリガを生成することを特徴とする報知方法。
  4. 請求項1又は2に記載の報知方法であって、
    前記第2の報知ステップでは、前記第1の端末が、前記降車駅に到着した、前記第1の報知の開始から所定時間が経過した、又は前記降車駅まで所定距離に接近した、のいずれかによって、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定することを特徴とする報知方法。
  5. 請求項1又は2に記載の報知方法であって、
    前記第1の端末は、前記降車駅まで所定数手前の駅に到達した後に、前記第1の端末の位置情報及び前記第1のユーザの状態の情報を前記ホスト計算機に送信することを特徴とする報知方法。
  6. 請求項1又は2に記載の報知方法であって、
    前記ホスト計算機は、ユーザが保有するポイントを記録するデータベースを格納し、
    前記方法は、
    前記ホスト計算機が、前記第2のユーザによる前記第2の端末の操作によって第2の報知を指示した場合、前記第2のユーザのポイントを加算し、前記第1のユーザのポイントを減算することを特徴とする報知方法。
  7. 請求項1又は2に記載の報知方法であって、
    前記ホスト計算機が、前記報知システムに接続された交通管理システムから取得した他の交通手段の状況を考慮して、前記第1のユーザが乗り過ごした後の降車駅を提案することを特徴とする報知方法。
  8. 請求項7に記載の報知方法であって、
    前記ホスト計算機が、前記第1のユーザの現在位置から所定数先の駅までを降車駅の候補に選定し、
    前記ホスト計算機が、前記降車駅の候補に選定された駅における、前記他の交通手段の状況と、当該他の交通手段の利用希望者数とを取得し、
    前記ホスト計算機が、前記取得した運転状況及び利用希望者数に基づいて、降車駅を提案することを特徴とする報知方法。
  9. 請求項7に記載の報知方法であって、
    前記ホスト計算機が、前記第1のユーザの要求に従って、前記他の交通手段を手配することを特徴とする報知方法。
  10. 請求項7に記載の報知方法であって、
    前記ホスト計算機が、他の交通手段の利用希望者を、利用開始場所と目的地と利用開始時刻とを用いてグルーピングすることを特徴とする報知方法。
  11. ユーザに降車駅を報知する報知システムであって、
    第1のユーザが保持する第1の端末と、
    第2のユーザが操作可能な第2の端末と、
    前記第1の端末及び前記第2の端末と通信可能なホスト計算機とを備え、
    前記第1の端末は、
    予め設定された降車駅へ接近したと判定すると、第1の報知を開始するためのトリガを生成し、
    前記第1の端末が、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを、前記第2の端末に通知し、前記第2の端末が、前記第2のユーザが前記第2の端末を操作して前記第1のユーザを起こすための操作を受け付けた場合、前記第1の端末に第2の報知を指示し、前記第1の端末が、前記第2の報知の指示を受けた場合、前記第1の報知より強い刺激の第2の報知を開始するためのトリガを生成することを特徴とする報知システム。
  12. ユーザに降車駅を報知する報知システムであって、
    第1のユーザが保持する第1の端末と、
    第2のユーザが操作可能な第2の端末と、
    前記第1の端末及び前記第2の端末と通信可能なホスト計算機とを備え、
    前記第1の端末は、
    予め設定された降車駅へ接近したと判定すると、第1の報知を開始するためのトリガを生成し、
    前記第1の端末が、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを、前記ホスト計算機へ通知し、前記ホスト計算機が、前記第1の端末の位置情報から前記第1の端末の周辺の第2の端末を選択して、前記第1のユーザが降車駅を乗り過ごすと判定されたことを前記選択された第2の端末に通知し、前記第2の端末が、前記第2のユーザが前記第2の端末を操作して前記第1のユーザを起こすための操作を受け付けた場合、前記第1の端末に第2の報知を指示し、前記第1の端末が、前記第2の報知の指示を受けた場合、前記第1の報知より強い刺激の第2の報知を開始するためのトリガを生成することを特徴とする報知システム。
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